JPH05210667A - 構造化文書のレイアウト方法 - Google Patents

構造化文書のレイアウト方法

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JPH05210667A
JPH05210667A JP4191151A JP19115192A JPH05210667A JP H05210667 A JPH05210667 A JP H05210667A JP 4191151 A JP4191151 A JP 4191151A JP 19115192 A JP19115192 A JP 19115192A JP H05210667 A JPH05210667 A JP H05210667A
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JP4191151A
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Sylvia Allouche
スイルビア・アルシユ
Francois Lopez
フランソワーズ・ロペ
Rachid Charquaoui
ラシツド・シヤルカウイ
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Original Assignee
Bull SA
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    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/12Use of codes for handling textual entities
    • G06F40/14Tree-structured documents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造化文書のレイアウト方法を提供する。 【構成】 文章と図形とを含む文書のレイアウト方法は
フォーマットモジュールによって使用される。複数の再
帰的レイアウトプロセスに従って特定レイアウト構造を
順次作成するために、該モジュールはまず、包括的論理
構造、特定論理構造及び包括的レイアウト構造の読取り
を実行する。本発明方法は構造化文書のフォーマット化
及び処理に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォーマットモジュー
ルによって使用される文章と図形とを含む構造化文書の
レイアウト方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
紙上印字または画面表示によって文書の再生を行なう電
子交換手段の開発目的は概して、文書のプレゼンテーシ
ョンを使用装置の特性に動的に適応させることによって
種々の使用可能装置で文書を再生できるようにすること
であった。従って、文書のプレゼンテーションは使用装
置に依存していた。
【0003】欧州特許出願公開第0339461号は、
このような目的を達成する方法を記載している。特に使
用可能な再生装置の種類が少なかった過去の時期にはこ
れが最も重要な目的であったが、最新型再生装置の普及
(汎用化)に伴ってこのような開発目的の重要性は減少
し消滅する傾向を示している。更に、この汎用化の時代
に上記のごとき開発目的を選択した場合、別の重要な目
的、即ち再生装置から独立した文書のプレゼンテーショ
ンを得るという別の要求を満たすことができないという
欠点が生じてきた。このために、交換標準を作成し、そ
の使用によって上記のごとき要求に応えると共に個人間
の通信を支援することが必要になっている。実際、かか
る標準を用いたとき、ユーザは、文書交換の際に厳密に
同じ文書を分析することになる。即ち、受信された文書
はオリジナル文書の正確で忠実な複製であり、これはハ
ードウェア、即ちユーザの使用可能な再生装置には左右
されない。従って、ユーザは効率的に対話でき、例えば
通話中に、ページjの行iのn番目のワードを間違いな
く参照し得る。このワードは全部のユーザに等しい。し
かしながらこの種の交換を可能にするためには、使用再
生装置が任意の像を、場合によっては異なる定義(de
finition)で再生できるようになっていなけれ
ばならない。今日では、グラフィックディスプレイを有
するPCとレーザプリンタとの普及によってこのような
要求に応えることも可能である。
【0004】ファクシミリは、ポイントツーポイントで
記述された像に変換された文書を交換することによって
このような要求を満たし個人間の通信を促進する現行の
もう1つの手段である。しかしながらこの手段も種々の
欠点を有している。まず、交換される量が膨大である。
次いで、再生の性能及び品質が凡庸である。最後に、受
信された文書の処理ができない。
【0005】適正な交換標準は以上の欠点を解消し得
る。例えば、ODA(事務文書体系Office Do
cument Architecture)の国際標準
は、文書の送信側と受信側との間で種々の交換形態を選
択し得る文書表現を規定している。例えば、受信側(例
えばプリントサービス)で文書を処理できるというオプ
ションを残したくない場合には文書を完全フォーマット
化形態で交換し得る。また、文書の処理が望ましい場合
には文書を処理可能なフォーマット化形態で交換し得
る。上記の2つの場合には、忠実な再生が保証される。
ODA標準は更に、完全処理可能形態で文書を交換する
ことも可能にしている。この第3の場合には、受信側
は、受信文書を再生するために該文書をフォーマット化
しなければならない。フォーマット化の結果は使用され
る受信器に依存する。その理由は、フォーマット化プロ
セスが統一的に標準化されていないため、特に、ワード
のハイフン化アルゴリズムが言語または習慣に依存する
ため、または、多数の位置合せアルゴリズムが存在する
ため、などである。しかしながらこの第3の場合には、
文書のプレゼンテーションの均一性はもはや保証されな
い。
【0006】特に本発明の構想をより十分に理解するた
めに、ODA標準及びその定義を以下に説明する。OD
A標準の目的は、Organisation Inte
rnationale pour la Standa
rdisation(ISO)編の文献ISO 861
3に定義されている。その主な目的は、第一に、オリジ
ナルプレゼンテーションに等しい文書のプレゼンテーシ
ョンができるようにすることによって、及び/または、
更に、該文書の編集及び再フォーマット化の処理を容易
にすることによって、文書を容易に交換し得るモデルを
提案することである。
【0007】このような目的のために、文書の構造モデ
ル及び記述表現を指定した一連のルールに基づく文書体
系が定義されている。
【0008】構造モデルは、特定文書の内容について、
互いに相補的な2つの異なる視点を供給する。論理視点
と呼ばれる第1の視点は、内容を、章、補遺、文節、参
照符号、標題、図面、のような構造要素に関連付ける。
レイアウトに関する第2の視点は、内容を、ページ及び
ページ内部の規定ゾーンのようなプレゼンテーション媒
体に関する構造要素に関連付ける。特定文書のこれらの
構造要素を、“オブジェクト”、即ち論理オブジェクト
またはレイアウトオブジェクトと呼ぶ。
【0009】従って、特定の論理構造は、1文書の内容
を論理オブジェクトの1階層に関連付け、文書を処理可
能な形態で表現できるようにし、特定のレイアウト構造
は、1文書の内容をレイアウトオブジェクトの1階層に
関連付け、文書をフォーマット化形態で表現できるよう
にする。
【0010】更に、文書の構造モデルは、文書の内容
を、本文中で以後内容部分と呼ぶ構造要素に分割し得
る。各内容部分の情報は内容の特定の型に所属し、該情
報の構造は、一方で、内容要素と制御機能と属性との集
合の定義から成り、他方で、内容要素に対する制御機能
及び属性の適用ルールから成る内容体系によって定義さ
れている。
【0011】更に、文書の包括的構造は、1文書中の所
定数のオブジェクトに共通で該オブジェクトに関係した
特性の表現を確保する。該構造はまた、1群の文書に共
通の特性の表現を確保する。
【0012】多くの文書においては、例えば、同じ特性
を有する文節または同じ見出し及び同じ末尾を有するペ
ージ、などに関する従属オブジェクト列(下位階層)を
含む部分を表現する論理オブジェクトのような共通特性
を有するオブジェクト集合が存在し得る。このような共
通特性群を有する文書の構造要素をオブジェクトクラス
と呼ぶ。
【0013】包括的論理構造は、1文書の論理オブジェ
クトクラス全部及び対応する包括的内容部分から構成さ
れ、包括的レイアウト構造は、1文書のレイアウトオブ
ジェクトクラス全部及び対応する包括的内容部分から構
成されている。
【0014】文書の記述表現は、文書体系の記述要素の
導入を可能にする。従って、交換されるべき文書は、
(文書プロフィル、プレゼンテーションスタイル、レイ
アウトスタイル、などのような)構成要素の集合として
表現され、各々は1群の属性によって特性付けされ、各
属性は、構造要素の特性または別の構成要素との関係を
指定する名称及び値を有している。
【0015】本発明は、上記のODA標準を使用する文
書体系に基づき、公知のフォーマット化ツールの種々の
欠点が解消され、個人間の通信に極めて有利に使用され
る構造化文書のレイアウト方法を提案する。
【0016】更に、文献ISO 8613に記載された
ODA標準に固有の公知の手法と同様に、明細書の冒頭
に記載の種類のレイアウト方法では、まず、包括的論理
構造、特定論理構造及び包括的レイアウト構造の読取り
を実行し、この読取りの進行に伴って特定レイアウト構
造を作成する。
【0017】文献ISO 8613はまた、このために
フォーマットモジュールによって使用されるレイアウト
方法を記載している。この方法は、一方では、包括的レ
イアウト構造と特殊論理構造、包括的論理構造、及び任
意にレイアウトスタイルに由来する情報とに従って特殊
レイアウト構造を作成する文書のレイアウトプロセスを
含み、他方では、文書のレイアウト方法と組み合わせ
て、文書のレイアウト方法を適用する際に、プレゼンテ
ーションスタイルに含まれた情報を利用し所定の使用可
能ゾーンに文書の種々の内容部分をレイアウトする機能
を果たす内容のレイアウトプロセスを含む。
【0018】従って、処理及び/またはフォーマット化
されるべき文書に関するデータ流に含まれた種々の情報
ビットは、特定レイアウト構造の作成を可能にするた
め、従って、文書交換の際にオリジナル文書の正確で忠
実な再生(印字または表示)を可能にするために使用さ
れる。
【0019】文書レイアウトプロセスを適用する際に、
レイアウトオブジェクトが作成され、作成された該レイ
アウトオブジェクトの内部に、文書の内容をフォーマッ
ト化するための使用可能ゾーンが決定される。従ってこ
の方法では、これらの内容がそのために決定された使用
可能ゾーンに割当てられる。更に、内容レイアウトプロ
セスは、プレゼンテーション属性に含まれている情報を
使用する。この情報は、所定の使用可能ゾーンにレイア
ウトされるべき内容部分に適用される。これらのプレゼ
ンテーション属性は、包括的論理構造、特定論理構造、
従って包括的レイアウト構造に準拠するプレゼンテーシ
ョンスタイルから優先的に得られる。包括的及び特定論
理構造から得られたプレゼンテーションスタイルの優先
性は、作成された特定レイアウト構造におけるレイアウ
トプロセスによってはっきりと示されている。
【0020】要約すると、最初に、レイアウトオブジェ
クトを指定するレイアウト指示またはフォーマットされ
るべき内容を有する基本(非複合)論理オブジェクトが
検出されるまで特定論理構造を読取る。次に、所望のレ
イアウトオブジェクトが検出されるようにレイアウト構
造を分析する。
【0021】しかしながら、フォーマットモジュールに
よる包括的及び特定のレイアウト構造の管理に関する問
題がある。1つの解決方法では、フォーマットモジュー
ルが、1つのレイアウトオブジェクトを必要とする度毎
に、このレイアウトオブジェクトの作成の可否(従属オ
ブジェクトジェネレータの内容との一致)及び作成場所
を認識するために包括的レイアウト構造を分析する。次
に、フォーマットモジュールが、所望のレイアウトオブ
ジェクト及び該オブジェクト以前に必要な中間レイアウ
トオブジェクトを作成するために特定レイアウト構造に
アクセスする。この解決方法は実施が容易ではなく、必
然的にオブジェクトに対するチェック及びアクセスの回
数が多い。
【0022】この難点を克服しレイアウト方法を顕著に
最適化するために、本発明の方法は有利で有効な解決を
用いることを提案している。
【0023】
【課題を解決するための手段】この解決によれば、本発
明のレイアウト方法の顕著な特徴は、複数の再帰的レイ
アウトプロセスを使用することである。即ち、特定レイ
アウト構造を作成し、特定レイアウト構造の階層中の最
高位のオブジェクト、物理根と呼ばれるオブジェクトを
まず作成し、次いで、所望の全構造を作成するために包
括的レイアウト構造に基づいて、“従属オブジェクトジ
ェネレータ”が所望の項または反復項を含む度毎に、1
つのレイアウトオブジェクトが作成され、任意項、任意
の反復項または選択項を含むときには暫定オブジェクト
が作成されるように物理根の“従属オブジェクトジェネ
レータ”属性を評価し、次に、特定論理構造の階層中の
最高位のオブジェクト、論理根と呼ばれるオブジェクト
に基づいて、論理根の従属オブジェクト全部に対して、
作成及び配置の制約条件を設定しながら、該論理根が再
度検出されるまで1従属オブジェクトずつ戻りながら処
理を繰返す。
【0024】その結果として、フォーマットモジュール
がレイアウトオブジェクトを必要とする場合、暫定オブ
ジェクトが検出されないときは、特定レイアウト構造だ
けが分析される。この場合、あいまい性を克服するため
に、包括的レイアウト構造を使用し、得られた集合を必
要な回数だけ特定レイアウト構造に挿入する。
【0025】暫定オブジェクトは、“従属オブジェクト
ジェネレータ”と呼ばれるジェネレータ属性の評価を含
み、この評価は、任意のファクタ、任意の反復ファクタ
または選択ファクタを含み得る。暫定オブジェクトは、
レイアウト構造中で該暫定オブジェクトが検出される位
置で、予想レイアウトオブジェクトを含むレイアウト指
示が出現すると直ちに予想レイアウトオブジェクトが有
効に作成されることを示している。
【0026】最後に、フォーマットモジュールは構造を
処理する際に2種類の制約条件、即ち、新しいレイアウ
トオブジェクトまたはレイアウトオブジェクトクラスの
作成に関する制約条件と、連結の必要性の配置に関する
制約条件とを設定する。
【0027】本発明によれば、上記のごとき体系的で厳
密な情報処理によって上記のごとき種々の利点を達成す
ることが可能である。
【0028】
【実施例】図1は、本発明の構造化文書をフォーマット
化するモジュールの稼動環境の概略ブロック図である。
フォーマットモジュールFORは、ODA国際標準に従
って情報(文章及び図形)の交換を行なう最適のツール
TKに内包されている。このツールは、複数のモジュー
ルから成る。
【0029】双方向データ流DSは符号化−復号モジュ
ールEDによって受信または送信される。外部ハードウ
ェアから出発しモジュールEDによって受信されODA
標準によって交換フォーマットODIFで伝送された情
報流は、ツール内部のモジュールMEMに記憶されるべ
く適当なフォーマットODASM(Internati
onal Computers Limitedの開発
商品)に符号化される。逆に、ツールTKのモジュール
MEMにフォーマットODASMで記憶されていた情報
は、交換フォーマットODIFでモジュールEDから送
出される。符号化−復号プロセスは、3つのレベルが定
義された文書プロフィルに関する種々の構成要素によっ
て設定された目的を満たすように設計されている。これ
らのレベルは夫々、EWOS、CEN/CENELEC
では:Q111、Q112、Q113、CCITTでは
PM11、PM26、PM36などと呼ばれているが、
ISOではかなり異なった定義で:FOD11、FOD
26、FOD36となっている。
【0030】従って、プロフィルQ111、Q112ま
たはQ113に従ってフォーマットODASMをフォー
マットODIFに符号化−復号するモジュールは、処理
可能形態、フォーマット化形態またはフォーマット化−
処理可能形態の文書ODAをクラスAのデータ流に従っ
て交換フォーマットODIFに変換し得る。モジュール
MEMに記憶された文書プロフィルQ111、Q112
及びQ113のすべての属性、即ち、包括的及び特定の
論理及びレイアウトの構造、プレゼンテーション及びレ
イアウトのスタイル、内容部分及びプロフィル、が変換
される。逆に、符号化−復号モジュールは、フォーマッ
トODIFのクラスAのデータ流を、Q111、Q11
2まはたQ113に従ってフォーマットODASMの文
書に変換しモジュールMEMに記憶し得る。
【0031】データ流DSがモジュールEDによって内
部フォーマットODASMに変換されると、種々のモジ
ュールとツールTK内の処理用モジュールMEMとの間
の対話は、アプリケーションプログラミングインタフェ
ースPIによって確保される。インタフェースPIは、
文書の構造及びオブジェクトの選択、循環及び操作と関
連機能を介したチェックを支援する。該インタフェース
の機能は、構成要素ODAとそれらの属性とを表現し得
るデータ構造集合とこれらのデータ構造を記憶し且つア
クセス可能にする機能集合とを適当な言語(例えばC言
語)によって定義することである。ツールTKの各モジ
ュールは、ツールの別のモジュールによって既に処理さ
れた文書ODAをモジュールMEMから読取り及び/ま
たは得られた文書をモジュールMEMに記憶するために
インタフェースPIを使用する。
【0032】このようにして、フォーマット化−処理可
能形態に記憶された文書は任意に、フォーマット化形態
または処理可能形態に縮約できるように再処理され得
る。このために、ツールTKはクラス及び構造のフィル
タリングモジュールSCFを含み、該フィルタリングモ
ジュールは、インタフェースPIを介してモジュールM
EMから読取った内部フォーマットODASMの文書を
処理し、インタフェースPIを介してモジュールMEM
に記憶できるように同じくフォーマットODASMの文
書を作成する。
【0033】フォーマット化−処理可能形態からフォー
マット化形態の文書を得るために、フィルタリングモジ
ュールSCFは、包括的及び特定の論理構造と受信文書
のレイアウトスタイルとを除去する。このように文書が
フォーマット化形態で作成されたときには、これらの文
書は画面表示または印字されることだけができ、モジュ
ールEDで変換されてからフォーマットODIFのデー
タ流として再送出され得る。
【0034】同様に、フォーマット化−処理可能形態か
ら処理可能形態の文書を得るためには、フィルタリング
モジュールSCFが特定レイアウト構造を除去し、レイ
アウトチェック機能に関する全部の情報を内容部分から
削除する。このように処理された文書を次に、所望のワ
ード処理フォーマットに変換し得る。
【0035】文書ODAの構造及び属性を検査し得る診
断を実行するために種々の機能が提供されている。この
ために、診断モジュールDIは、文書ODAの特定探索
を可能にする複数の構成素子を含む。ソース文書ODA
は以下の3つの形態、即ちフォーマット化形態、フォー
マット化−処理可能形態または処理可能形態のいずれか
であり得る。これらの構成素子のうちで、第1構成素子
の主な特性は、内部フォーマットODASMに文書OD
Aのオブジェクトの木構造を含むファイルを生成するこ
とである。このファイルは一度生成されると、ユーザイ
ンタフェースUIを介して画面CRTに表示され紙PR
に印字され得る。同様に、第2構成素子は、内部フォー
マットODASMのソース文書ODAの構造全部を含む
ファイルを生成し得る。このファイルもまた、画面CR
Tに表示され紙PRに印字され得る。ファイルに含まれ
た構造は、包括的及び特定の論理構造、包括的及び特定
のレイアウト構造、内容部分、プレゼンテーション及び
レイアウトのスタイル、並びに文書プロフィルに対応す
る。
【0036】ツールTKは更に、複数のアプリケーショ
ンモジュールAP1、AP2、AP3...を含む。
【0037】第1アプリケーションモジュールAP1
は、ツールTKのユーザが文書ODAに対する種々の処
理、例えば、ODAからODIFへの変換及び復帰、フ
ォーマット化、文書の検索(ページ、文節、章、などに
アクセスできるようにするための論理構造及びレイアウ
ト構造への直接アクセスによる文書の表示または印字の
チェック)、文書のスクローリング、文書の表示部分の
縮小または拡大などの処理を実行できるようにする。最
終の10アクセスの記録が保管される。
【0038】第2アプリケーションモジュールAP2
は、テレテックスTEXまたはファクシミリFAXのよ
うなサービスを使用して文書を交換できるようにする。
ワード処理及び図形編集によって生成した文書またはデ
ィジタル符号化されたページから構成された文書がユー
ザによって選択され、外部ハードウェアによって種々の
受信器R1、R2、...、Rnに伝送される。同様
に、テレテックスTEXまたはファクシミリFAXのサ
ービスを介して受信された文書は、表示(CRT)もし
くは印字(PR)されるかまたはフォーマットODAS
Mで記憶(MEM)される。フォーマットODASM
は、ツールTKの全部のアプリケーションに共通であ
り、ツールTKのアプリケーションODAの任意の1つ
に従って処理され得る。
【0039】このために、モジュールAP2はファクシ
ミリ用コンバータFCとテレテックス用コンバータTC
とを含む。コンバータFC及びTCは内部文書をフォー
マットODASMから外部ハードウェアに伝送するため
の適当なフォーマット、例えばファクシミリサービスで
はT.4フォーマット、テレテックスサービスではT.
61フォーマットに変換し、これらのサービスを介して
受信した文書に対しては逆の変換を確保する。
【0040】別のアプリケーションモジュールAP3
は、符号化テキストを処理するためのコンバータWPC
を含む。テキストとグラフィックスとを含む文書の符号
化はその転送を容易にする。このアプリケーションで
は、文書は符号化された状態で、外部ワード処理装置W
PからツールTKに送信される。従ってコンバータWP
Cの機能は、符号化ワード処理フォーマットを内部フォ
ーマットODASMに翻訳すること及びその逆の翻訳を
行なうことである。
【0041】最後に、上記のごとくツールTKは、文章
と図形とを含む構造化文書のフォーマットモジュールF
ORを含む。このモジュールは、ODA標準に従って本
発明のレイアウト方法を使用する。モジュールFORの
入力で読取られるかまたは出力に生じた文書は勿論、内
部フォーマットODASMの形態である。
【0042】ISO 8613の提案によれば、このレ
イアウト方法では、まず、包括的論理構造、特定論理構
造及び包括的レイアウト構造の読取りが実行され、この
読取りの進行に伴って特定レイアウト構造が作成され
る。
【0043】同様に、フォーマット化モジュールによっ
て使用されるレイアウト方法は、一方では、包括的レイ
アウト構造と特定論理構造、包括的論理構造及び任意に
レイアウトスタイルに由来する情報とに従って特定レイ
アウト構造を作成する文書のレイアウト処理を含み、他
方では、文書のレイアウト処理に組み合わせて、文書の
レイアウト処理を適用するときに決定された使用可能ゾ
ーンに文書の種々の内容部分をレイアウトする機能を果
たす内容のレイアウト処理を含む。
【0044】好ましくは、本発明のレイアウト方法の特
徴は、複数の再帰的レイアウトプロセスを使用するこ
と、即ち、特定レイアウト構造を作成するために、ま
ず、特定レイアウト構造の階層の最上位レベルのオブジ
ェクト、物理根と呼ばれるオブジェクトを作成し、次い
で、所望の全部の構造を作成するために、“従属オブジ
ェクトジェネレータ”が所望の項または反復項を含む度
毎にレイアウトオブジェクトが作成され、任意の項、任
意の反復項または選択項を含むときは暫定オブジェクト
が作成されるように、包括的レイアウト構造に準拠して
物理根の「従属オブジェクトジェネレータ」属性を評価
し、次に、特定論理構造の階層の最上位レベルのオブジ
ェクト、論理根と呼ばれるオブジェクトに基づいて、論
理根の従属オブジェクト全部に対し、作成及び配置の制
約条件を設定しながら、スクロールアップすることによ
って前記論理根に再度達するまで再帰的処理を実行する
ことである。
【0045】従って、物理根をまず作成し、次いで“従
属オブジェクトジェネレータ”属性を評価する。この手
順は、初期レイアウト構造を作成するための必要条件で
あって任意条件でない。次に、作成及び配置の制約条件
を設定しながら論理オブジェクトを読取る。各オブジェ
クトは、機能“Give object ext”及び
“Give object kernel”(後述す
る)に分割される再帰的機能“Give objec
t”を介して探索される。これによって、特定された指
示に対応するオブジェクトを検出し得る。オブジェクト
が検出されないときはオブジェクトを作成する。この処
理を最終オブジェクトまで続行する。次に、内容のレイ
アウトプロセスが呼出される。このように処理された内
容を配置するために残りの編集可能ゾーンが十分な大き
さであることを確認する。十分な大きさである場合は、
残りの編集可能ゾーンを、次の内容配置処理に決定す
る。編集可能ゾーンが十分な大きさでない場合には、禁
止指示が全くないならば、内容を該ゾーンの後に配置す
る。この移動を禁止する指示があるときは、この指示に
応じるために所謂後戻り処理が必要である。これは、1
つまたは複数のオブジェクトの再フォーマット化を意味
する。
【0046】また、反復項が与える問題は、本発明の方
法によって以下のごとく解決できる。本文の文脈で「反
復的」なる用語は、包含されるオブジェクトが少なくと
も1回作成されることを意味する。従って、“従属オブ
ジェクトジェネレータ”に反復項が含まれる度毎に、異
なる2つのオブジェクトが作成されて挿入される。1つ
のオブジェクトは、強制オブジェクトまたは対応するオ
ブジェクト列であり、もう1つのオブジェクトは、任意
の反復項を含む暫定オブジェクトである。このため、フ
ォーマットモジュールは、反復的と特定されたオブジェ
クトを少なくとも1回作成でき、再度作成する必要が生
じたときには、任意の反復的暫定オブジェクトを必要な
回数だけ使用すればよい。
【0047】同様に「任意の反復的」なる表現は、該当
するオブジェクトが、0回、1回または複数回作成され
得ることを意味する。任意の反復的な暫定オブジェクト
(例えばレイアウト指示によって必要とされる暫定オブ
ジェクト)が使用される度毎に、対応するオブジェクト
が作成されて挿入され、次いで、等価の別の任意の反復
的な暫定オブジェクトが作成され、この結果としてフォ
ーマットモジュールはこの処理を必要な回数だけ反復し
得る。
【0048】使用される術語及び本発明の適用分野は以
下の考察からより十分に理解されよう。
【0049】既に存在する特定レイアウト構造中で所望
のレイアウトオブジェクトが検出されるかまたは作成さ
れていたとき、これを現在レイアウトオブジェクトと呼
び、このオブジェクトが所属する情報流を現在情報流と
呼ぶ。概して、論理構造は、別のレイアウトオブジェク
トの探索が必要になるまでに処理される。従って探索
は、現在レイアウトオブジェクトに先立って該当情報流
の内部で実行される。
【0050】本発明によれば、構造の分析は再帰原理に
基づく。フォーマットモジュールをサブモジュールに分
割する。これらのサブモジュールのうちで、いくつかの
サブモジュールは、文書レイアウト方法を使用するよう
に特別に設計されており、例えば、論理サブモジュール
と呼ばれる第1再帰サブモジュールはレイアウト構造へ
のアクセスが得られるまで論理オブジェクトの読取りを
実行し得る。同様に、レイアウトサブモジュールと呼ば
れる2つの再帰的サブモジュールはレイアウトオブジェ
クトを所望のレイアウトオブジェクトが検出されるまで
分析し得る。従って、第1のレイアウトサブモジュール
は、所与のレイアウトオブジェクト集合からレイアウト
オブジェクトを探索する。このサブモジュールは再帰的
であり第2のレイアウトサブモジュールによって呼出さ
れる。第2のレイアウトサブモジュールは、論理サブモ
ジュールによって呼出され、現在情報流に含まれている
現在レイアウトオブジェクトを探索し、レイアウトオブ
ジェクト集合の内部で探索するために第1のレイアウト
サブモジュールを呼出す。探索に成功しないとき、上位
階層の現在レイアウトオブジェクトを探索し、以後同様
にする。
【0051】再帰的機能“Makelayout”(後
述)は論理サブモジュールによって使用され、論理サブ
モジュールによって呼出される再帰的機能“Give
object ext”は第2レイアウトサブモジュー
ルによって使用され、第2レイアウトサブモジュールに
よって呼出される再帰的機能“Give object
kernel”は第1レイアウトサブモジュールによ
って使用される。このように種々の再帰的サブモジュー
ルが互いにネストされている。
【0052】レイアウトカテゴリの処理は、種々のレイ
アウト情報流の検査を含む。これは、レイアウト方法の
適用中に、複数の現在レイアウト位置が考察されること
を意味する。各位置は1つのレイアウト情報流に対応す
る。論理オブジェクトをフォーマット化するために、対
応するレイアウトオブジェクトを考察中の情報流の現在
位置からレイアウト構造に挿入しなければならない。
【0053】メカニズムは、各レイアウト情報流毎の現
在レイアウト位置と、先行ブロックと、対応するレイア
ウトカテゴリとを記憶した構造テーブルに基づく。レイ
アウト指示によって要求されるかまたはブロックを作成
しなければならないときに、レイアウトオブジェクトを
レイアウト構造中で探索するために、種々の現在レイア
ウト位置を考察する必要がある。これらの2つの場合
に、“所望のレイアウトオブジェクトを探索する出発点
を何処にすればよいのか?”という問題が生じる。この
位置は関与するイアウトカテゴリに従って固定されてい
る。考察すべき現在レイアウトオブジェクトが識別され
ると、別のレイアウトカテゴリを考察する必要が生じる
までレイアウトプロセスを適用するだけでよい。実際、
レイアウトプロセス全体を通じて、現在レイアウト位置
及び(構造テーブルに記憶された)レイアウト情報流の
内部の現在レイアウト位置が識別される。
【0054】レイアウトカテゴリを考察する必要がある
ときは、新しい現在レイアウト位置を適当なレイアウト
情報流中の現在レイアウト位置に従って計算する必要が
ある。構造テーブル中にレイアウトカテゴリが存在して
いないときは、テーブル中にこのレイアウトカテゴリ用
の新しいエントリを作成し、その対応する現在位置を現
在レイアウトオブジェクトの識別子の値に設定する。該
当レイアウト情報流のために記憶された現在位置は、現
在レイアウト位置になる。レイアウト情報流は構造テー
ブル内の夫々の場所に対応する番号によって識別され
る。各レイアウト情報流の現在位置は、更新の必要が生
じると更新される。更新の必要は、新しい論理オブジェ
クトが分析されるとき及びブロックが作成されるときの
2つの場合に生じる。
【0055】論理オブジェクトが分析される度毎に、
(もしあれば)レイアウトスタイル及び(もしあれば)
そのクラスのレイアウトスタイルが読取られる。ODA
標準に従って、関与するすべてのレイアウトカテゴリが
結合される(論理オブジェクトが基本オブジェクトのと
きは1つだけのカテゴリが関与する)。ほとんどの場
合、最も前に進んだレイアウト情報流が識別され、関与
する他の全部のレイアウト情報流は最も前に進んだレイ
アウト情報流に同期される。即ち、これらの情報流の現
在レイアウト位置は最も前に進んだ位置に固定される。
【0056】ブロックが作成されるとき、現在レイアウ
ト情報流の現在レイアウト位置は同様にブロックに固定
される。
【0057】レイアウトオブジェクトの探索は、予め特
定レイアウト構造中で(現在情報流中の)現在オブジェ
クトを出発点として行なわれる。従って可能な場合には
この探索中に、レイアウトオブジェクトが検査されクロ
ーズされる。従って、本発明方法を1パスで実行し得
る。レイアウトオブジェクトはクローズされたときは凍
結され、後戻りの場合を除いては(後戻り処理に関して
は後述する)、いかなる付加または取出も不可能であ
る。クローズ手続き中にその最終寸法が固定される。
【0058】レイアウトオブジェクトの探索中に、この
オブジェクトが必要な特性を充たしていないのでレイア
ウト情報流として使用できない場合には、レイアウトオ
ブジェクトがクローズされる(現在レイアウト情報流ま
たは先行レイアウト情報流の現在レイアウトオブジェク
トに対応する)。これは以下の場合に対応する: −ブロックが終了した場合。これは、ブロックが満杯の
とき、及び、新しい論理オブジェクトをフォーマット化
するために同じレイアウト情報流の別のブロックを作成
しなければならない場合、 −レイアウトオブジェクトが満杯または終了した場合。
これは、可変位置を有する新しいフレームをページの内
部に位置決めする必要が生じたとき、同じオーダの同じ
マスターコピーの先行フレームが存在し、マスターコピ
ーのフレームがクローズしているとき、及び、レイアウ
トオブジェクトが満杯で内容更に付加するスペースがな
いときに対応する。
【0059】−レイアウトオブジェクトが、完全にフォ
ーマット化された論理オブジェクトに適用される“レイ
アウトオブジェクトクラス”型のレイアウト指示に対応
するクラスを有する場合。
【0060】−現在レイアウト情報流の位置が前方に移
動するときにレイアウト情報流を同期化する場合。
【0061】−レイアウト方法の終わりにオープンして
いたレイアウトオブジェクトをクローズする必要が生じ
た場合。
【0062】レイアウト構造の後戻り処理が必要が場合
だけ、1つまたは複数のレイアウトオブジェクトを削除
し得る。レイアウト処理の適用中には、既にフォーマッ
ト化された文書のいくつかの部分に戻る必要も生じ得
る。例えばいくつかのレイアウト指示が守られていない
ことが後で判明した場合などがある。このような問題は
出現する前に検出する手段が全くない。
【0063】従って、レイアウトオブジェクトが作成さ
れて正確に充填されても、プロセスの以後の段階でこの
オブジェクトの後戻り及びこのオブジェクトの変更が有
り得る。3つの場合が考えられる。第1の場合は、この
レイアウトオブジェクト中にフォーマット化されるべき
内容部分がまだ残っている場合である。例えば、 −論理オブジェクトが分割不適性の指示を含み、レイア
ウトオブジェクトが論理オブジェクトの内容全部を収容
できるほど大きくない。
【0064】−論理オブジェクトの内容が図形(この結
果として内容が分割不可能)であり、レイアウトオブジ
ェクトが内容を完全に収容できるほど大きくない。
【0065】−論理オブジェクトが“レイアウトオブジ
ェクトクラス”型のレイアウト指示を含み、レイアウト
オブジェクトが論理オブジェクトの内容全部を収容でき
るほど大きくない。
【0066】−論理オブジェクトが“オーファン部分サ
イズ(taille d’unepartie orp
heline)”(例えばページの下部の文節の分割)
を設定するプレゼンテーション属性を含み、レイアウト
オブジェクトがこの属性によって設定される行数を収容
できるほど大きくない。
【0067】−論理オブジェクトが“オーファン部分サ
イズ”及び“ウィドー部分サイズ(taille d’
une partie veuve)”(オブジェクト
の一部、例えばページの上部に存在する文節)を設定す
るプレゼンテーション属性を含み、2ページにフォーマ
ット化されているが第1ページの“オーファン部分サイ
ズ”と第2ページの“ウィドー部分サイズ”の双方に適
応できない。その結果として、オブジェクト全部を第2
ページに移す必要がある。
【0068】第2の場合は、レイアウトオブジェクト中
に、現在論理オブジェクトによってレイアウトされるべ
き内容がもはや存在せず、次の論理オブジェクトの処理
に先行レイアウトオブジェクトを要する場合である。例
えば、 −“同一レイアウトオブジェクト”型のレイアウト配置
が論理オブジェクトに適用され、この配置は先行論理オ
ブジェクトのレイアウトを変更しないと得ることができ
ない。
【0069】−ページ下部の脚注をレイアウトする十分
なスペースが脚注用のフレームに存在しない。
【0070】−文書が完全にレイアウトされているが特
定レイアウト構造が誤っているので別の論理オブジェク
トが存在しない。
【0071】最後に、第3の場合は、現在レイアウトオ
ブジェクトがクローズできる状態であるが以下の理由か
ら変更を要する場合である。
【0072】−オブジェクトは、複数のコラムを釣り合
わせるフレームに関係し、従属オブジェクト(コラム)
は同じ垂直方向寸法を有する必要があり、そうでない場
合には内容の一部を移す必要がある。
【0073】−オブジェクトは多数コラムのフレーム及
び同じ系列の脚注用フレームに関係し、例えば脚注用の
十分なスペースを空けるためにコラムの垂直方向寸法を
変更する必要がある。
【0074】更に、いくつかのオブジェクトはそのクロ
ーズプロセス中に内容が空き(オブジェクト不使用)の
とき、またはオブジェクト不適当が判明したので後戻り
処理するときに、削除することができる。
【0075】後戻りプロセスでは、不適合な指示にルー
プすることを防止する特定の予防用メカニズムが使用さ
れる。後戻りプロセスが開始されると、このプロセスに
関与するレイアウト指示及び論理オブジェクトはレジス
タ(スタック)に記憶される。かかるプロセスに関与す
る論理オブジェクトを処理したとき(たとえ成功しなく
ても)スタックは減分される。
【0076】後戻りプロセスを開始する前に、スタック
の頂部を試験する。プロセスを開始させるレイアウト指
示及び論理オブジェクトが既に含まれているときは、レ
イアウト指示を無視して警告を発生する。
【0077】後戻りプロセスの基本理論は以下の特徴を
有する: −第1段階で、移動させるべきレイアウトオブジェクト
と対応する論理オブジェクト、またはその逆をレイアウ
トサブモジュールを介して探索し、レイアウト構造と論
理構造との唯一の連係である内容部分を使用して対応さ
せる。
【0078】−第2段階で、プロセスによってアドレス
される全部の論理オブジェクトに共通で再フォーマット
化すべき上位階層のオブジェクトを探索し、前記オブジ
ェクトを標識し、以後同様にして各階層レベルを処理し
てプロセスに関与する最初のオブジェクトを標識する。
【0079】−第3段階で、レイアウトオブジェクトと
該当する内容部分とを移動させる。
【0080】−第4段階で、(再帰的機能“Makel
ayout”を使用して)論理サブモジュールに誤りメ
ッセージを送出するレイアウトサブモジュール間を対話
させる。論理サブモジュールは、各論理オブジェクトを
処理し、該当する論理オブジェクトが標識されているか
否かを検査し、標識されているときは該論理オブジェク
トを、再フォーマット化すべきすべての従属オブジェク
トと共に(標識されているもの全部を)再フォーマット
化し、標識されていないときは誤りメッセージで応答す
る。
【0081】後戻りプロセスは一般にレイアウト指示に
含まれている。しかしながら特殊な場合も存在する。1
つの論理オブジェクトが2ページにまたがってレイアウ
トされ“ウィドー”型プレゼンテーション属性値が、第
1ページの第1ブロックの内容全部を第2ページに移す
ことを要求する場合である。この場合は、文書のレイア
ウトプロセスを適用する論理サブモジュールに情報を送
る内容のレイアウトプロセスによって走査される。この
場合、後戻りプロセスは論理サブモジュールによって制
御されレイアウトサブモジュールによって制御されな
い。
【0082】本発明の方法において、非強制レイアウト
オブジェクトを指示なしに作成し得る。例えば、“従属
オブジェクトジェネレータ”属性に由来し、任意項、任
意の反復項または選択項の式を含むオブジェクトの作成
は、レイアウト指示による要求がなくても必要になった
り不要になったりする。例えばレイアウトプロセスを適
用する際に、オブジェクトにレイアウト制約または指示
が適用されなくても1つの論理オブジェクトの内容のレ
イアウトのために1ブロックが必要であるが、レイアウ
ト構造の次のオブジェクトは任意項、任意の反復項また
は選択項である。プロセスは情況に応じて異なる。
【0083】選択項の場合には、レイアウト指示が存在
しないとき、省略による選択は、第1要素に対する任意
選択から成る。
【0084】任意の反復項の場合には、レイアウト指示
が存在しないときは、内容の一部分を挿入することによ
って任意の反復オブジェクトが作成され得る。内容の一
部分をレイアウトするためにスペースが要求される度毎
に、このオブジェクトが作成(反復)される。
【0085】任意項の場合には2つの解釈が可能であ
る。任意項を、レイアウト指示によって要求されたとき
にのみ作成を要するオブジェクトと解釈することも可能
である。または、任意項を、フォーマットモジュールが
内容の一部分をレイアウトするためにスペースを要求す
るときに作成されるべきオブジェクトであると解釈して
もよい。
【0086】第1の解釈では、レイアウト指示が要求し
たときにのみ任意オブジェクトを作成し得る。第2の解
釈では、内容の一部分のためのスペースが要求されたと
きにオブジェクトが作成され得る。これらの2つの解釈
は両立できない。このあいまい性を除去するために、以
下に従って決定する: −任意オブジェクトがシーケンスの最初にあるときには
レイアウト指示だけによって任意オブジェクトを作成す
る、 −その他の場合には内容の一部分によって任意オブジェ
クトを作成する。
【0087】次に、文書のレイアウトプロセス及び内容
のレイアウトプロセスに適用される種々の機能に関して
説明する。
【0088】前記方法を使用したODAフォーマットモ
ジュールの機能を要約するために、前提として方法の必
須段階を以下にまとめる。
【0089】第1段階、所謂初期化及びチェック段階で
は、フォーマットモジュールFORが処理すべき文書O
DAをオープンする。第2段階では、特定レイアウト根
を作成し、一方では現在論理オブジェクトを論理根とし
て固定し、他方では現在レイアウトオブジェクトをレイ
アウト根として固定する。第3段階では、再帰的機能
“Makelayout”によって実行される現在論理
オブジェクトのフォーマット化する。次いで、第4段階
では、モジュールFORが非使用の(可用)レイアウト
オブジェクトを削除し、オープン状態のレイアウトオブ
ジェクトが適当である(例えば釣合わせるべき多数カラ
ムのフレームの内容が実際に釣合っている)ことを検査
し、実寸法を与えてクローズし、適当でないときには、
不適当な論理オブジェクトを再フォーマット化するため
に後戻りプロセスを開始し、次いで処理されフォーマッ
ト化された文書をクローズする。
【0090】文書のレイアウトプロセスは主として、再
帰的機能“Makelayout”(論理サブモジュー
ルによって使用される)、“Give object
ext”及び“Give object kerne
l”(レイアウトサブモジュールによって使用される)
を用いる。
【0091】図2は、再帰的機能“Makelayou
t”によって行なわれる種々の段階を示すフローチャー
トである。この機能“Makelayout”によっ
て、現在論理オブジェクトをフォーマット化するための
レイアウトオブジェクトまたはレイアウトオブジェクト
集合を作成し得る。この機能は、論理オブジェクトを読
取り、レイアウト指示または(非複合の)基本論理オブ
ジェクトが存在するときは必要に応じて別のレイアウト
機能を呼出し、次いで従属論理オブジェクトを読取るた
めに自発的に呼出され、このようにしてレイアウト構造
を構築することである。この機能は、文書のレイアウト
プロセスの主な手続きを構成し、論理根に基づいたの特
定論理構造の再帰的分析を基礎とする。
【0092】従って、第1段階M1は、現在論理オブジ
ェクト特にオブジェクトのタイプの読取(RCLO)に
対応する。実際、適用される処理は、読み取られる論理
オブジェクトのタイプ、即ち論理根であるか、複合オブ
ジェクトであるかまたは基本オブジェクトであるか、な
どに左右される。
【0093】第2段階M2では、質問:“現行論理オブ
ジェクトは論理根であるか?”(ROOT)が提出され
る。応答が肯定のとき、第3段階M3で初期レイアウト
構造(BRS)が作成される。これは、包括的レイアウ
ト構造に従って前記初期レイアウト構造にできるだけ多
くのレイアウトオブジェクトが作成されることを意味す
る。
【0094】必要な全部のオブジェクト、即ち任意項、
任意の反復項または選択項を含まないオブジェクトが作
成されるが、任意項、任意の反復項または選択項が出現
する度毎に、暫定レイアウトオブジェクトが作成されレ
イアウト構造に挿入される。これはレイアウト指示また
は内容部分が要求したときに、この位置に予想レイアウ
トオブジェクト(またはオブジェクト集合)が作成され
ることを示す。次に第4段階M4で、質問:“従属オブ
ジェクトが存在するか?”(SUB)が提出される。応
答が否定のときは、機能“Makelayout”に戻
る(R)。応答が肯定のときは段階M5に移る。段階M
5では、次の従属オブジェクト(NSUB)が現在論理
オブジェクトになり、次いで段階M6に移る。段階M6
は、機能“Makelayout”に戻ること(ML
O)に対応し、自発的に呼出される。以後同様である。
逆に、段階M2で応答が否定のとき、現在論理オブジェ
クトは複合オブジェクトまたは基本オブジェクトであ
り、次の段階M7で該当論理オブジェクトに適用される
指示が識別され拘束指示及び作成指示に分離される(C
OD/CRD)。次の段階M8で、質問:“論理オブジ
ェクトは基本オブジェクトであるか?”(BLO)が提
出される。応答が否定のときは複合オブジェクトであ
り、段階M9で別の質問:“作成指示が存在するか?”
(CRDE)が提出される。種々の指示に合致するレイ
アウトオブジェクトは、現在レイアウト位置から前方に
探索される。従って、M9の質問に対する応答が肯定の
とき、次の段階M10で現在レイアウト情報流を探索し
該情報流中で現在レイアウトオブジェクトを決定する
(SCL)。次いで、段階M11で再帰的機能“Giv
e object ext”(図3に基づいて説明)を
呼出し(GOE)、現在オブジェクトから適当なレイア
ウトオブジェクトの探索及び構築を行なう。次の段階M
12では、質問:“制約指示が存在するか?”(COD
E)が提出される。応答が肯定のとき、次の段階M13
で、該当する全部の情報流が同期化される(SYN)。
次の段階は再び、従属オブジェクトの決定に関する段階
M4である。段階M9で応答が否定のとき、即ち、該当
する複合オブジェクトの作成指示が存在しない場合、段
階M12にジャンプして、制約指示の有無を判断し、存
在するときには段階M13、M14に移行する。段階M
12の応答が否定のとき、段階M14にジャンプする。
【0095】更に、段階M8の応答が肯定のとき、論理
オブジェクトは基本オブジェクトであり、次の段階M1
4は段階M10と等価である。これは、現在レイアウト
情報流を探索しこの情報流中で現在レイアウトオブジェ
クトを決定する(SCL)ことを意味する。次の段階M
15は、質問:“作成指示が存在するか?”(CRD
E)を提出する。応答が肯定のときは、次の段階M16
は段階M11と等しいので、現在オブジェクトから適当
なレイアウトオブジェクトを探索及び構築できるように
再帰的機能“Give obj ext”が呼出される
(GOE)。段階M17でも質問:“上位階層オブジェ
クトが必要であるか?”(SON)が提出される。肯定
のとき、段階M18に移り、この段階で、上位階層のオ
ブジェクトの探索が行なわれ(SFE)、次いで段階M
19でブロックが作成され、位置決めされ、編集可能な
可用ゾーンが計算される(GBL)。次いで、段階M2
0で、内容をレイアウトするために機能“Fillbl
ock”(図6に基づいて説明)を介して内容のレイア
ウトプロセスを呼出す(CLP)。
【0096】他方、段階M15の作成指示の存在に関す
る質問に対する応答が否定のとき、段階M17にジャン
プし、上位階層のオブジェクトの探索の必要性に関する
質問が提出され、段階M18、M19、M2
0、...、に移行する。段階M17で提出された質問
に対する応答が否定のとき、段階M19にジャンプし、
次いでM20、...、に移行する。
【0097】段階M20で内容のレイアウトプロセスを
適用して内容のレイアウトを行なった後で、文書レイア
ウトプロセス、特に機能“Makelayout”に戻
る。ここでレイアウト状態が報告される。段階M21は
関連オブジェクトのサイズを更新する(UPS)。段階
M22で、質問:“段階M20の終わりに報告されたレ
イアウト状態は正しいか?”(RSOK)が提出され
る。応答が肯定のとき、これは、レイアウトを実行する
ために十分なスペースがあることを意味する。ここで機
能“Makelayout”に戻る(R)。応答が否定
のとき、即ち十分なスペースがないとき、段階M23で
後戻りプロセスを開始し得る。この処理では、現在論理
オブジェクトが後戻り中に決定されるオブジェクトにな
り、次いで段階M6の機能“Makelayout”
(MLO)に戻る。
【0098】要するに、種々の指示に合致するレイアウ
トオブジェクトを現在レイアウト位置から出発して前方
に探索することに注目する必要がある。所望のオブジェ
クトが現在オブジェクトよりも上位階層を有する場合、
情報流中のレイアウトオブジェクトがクローズする。こ
れは、該オブジェクトに該オブジェクトの最終寸法が割
当てられ、後戻りプロセスの場合を除いては付加または
削除が全く行なわれないことを意味する。従って、現在
レイアウトオブジェクトは、上位階層のオブジェクトで
あり、以後同様にして所望のオブジェクトが検出される
まで上位階層のオブジェクトを順次探索する。
【0099】探索によって、現在オブジェクトの集合
を、適当なオブジェクトまたは暫定オブジェクトが検出
されるまで検査し得る。この場合、暫定オブジェクトと
レイアウト指示との互換性を試験する。整合性があると
きは、新しいオブジェクト集合を構築する。現在オブジ
ェクト集合中にオブジェクトが全く検出されないとき
は、オブジェクトをクローズする。現在レイアウトオブ
ジェクトは上位階層のオブジェクトであり、その探索に
よって新しいオブジェクト集合を検査する。以後も同様
である。
【0100】利用可能な位置及び最大寸法が新しいレイ
アウトオブジェクトに割当てられ、編集可能な可用ゾー
ンを再計算する。現在オブジェクトが複合論理オブジェ
クトのとき、現在論理オブジェクトが直後のオブジェク
トとなり、このオブジェクトがフォーマット化される。
現在オブジェクトが基本オブジェクトのときは、ブロッ
クが作成され、その位置及び最大寸法が決定され、編集
可能な可用ゾーンが再計算される。ここで、内容のレイ
アウトを実行するために、内容のレイアウトプロセスが
呼出される。内容のレイアウトプロセスによって報告さ
れたレイアウト状態を分析する。報告された結果が正し
いときは、ブロックの寸法を更新し、編集可能な可用ゾ
ーンを再計算する。現在論理オブジェクトは直後のオブ
ジェクトになり、フォーマット化される。逆に、十分な
スペースがないときは、後戻りプロセスが実行される。
即ち、同じ論理オブジェクトから、または先行の論理オ
ブジェクトから、与えられた制約に基づいて再フォーマ
ット化が行なわれる。現在論理オブジェクトは、後戻り
プロセス中の選択オブジェクトとなり、また、フォーマ
ット化される。また、誤りが出現すると、誤りメッセー
ジが送出される。このプロセスは、処理すべき論理オブ
ジェクトがなくなるまで継続される。
【0101】図3は、再帰的機能“Give obje
ct ext”によって実行される種々の段階のフロー
チャートである。この機能は、機能“Makelayo
ut”によって呼出されるが、また、自発的に呼出され
ることもできる。この機能の目的は、レイアウト構造中
の現在レイアウトオブジェクトから(可能な場合に)い
くつかのレイアウトオブジェクト、即ち特定された指示
に適合するレイアウトオブジェクトを作成することであ
る。このために、再帰的機能“Give object
kernel”(図4に基づいて説明)を呼出す。こ
れは、現在レイアウトオブジェクト集合特にその従属オ
ブジェクトの探索を行なう。レイアウト指示との矛盾が
あるときまたは互換性がないときは、機能“Give
object ext”はこの指示を無視するかまたは
後戻りプロセスを開始する。適当なレイアウトオブジェ
クトが全く検出されないときは、この機能が自発的に呼
出され、上位階層の現在レイアウトオブジェクトに対し
て同じプロセスを再開し、且つ個々のレイアウトオブジ
ェクト集合に対して現在位置から前方に同じプロセスを
継続する。
【0102】従って、第1段階E1はフラグ(タグ)及
び変数を初期化する(IFV)。実際、レイアウトオブ
ジェクトの状態(新オブジェクト、完了オブジェクト、
満杯オブジェクト、後戻り、など)に関する情報を与え
るために種々のフラグがレイアウトオブジェクトに結合
されている。これらのフラグは、オブジェクトの作成中
に初期化される。同様にして、例えば構造テーブルに収
容されている変数のような変数も初期化される。特定さ
れた指示に結合した最初のオブジェクトが特定レイアウ
ト構造のオブジェクトから探索される。段階E2では、
現在レイアウトオブジェクトの従属オブジェクトから適
当なレイアウトオブジェクトを探索するために再帰的機
能“Give object kernel”(GO
K)が呼出される。段階E3では、再帰的機能“Giv
e object ext”が復帰し、構造テーブルを
検査する。構造テーブルの各インデックスは、1つのレ
イアウト指示に対応する。第1インデックスは、段階E
3の検査結果(TRG)である探索の総合結果を与え
る。検査結果が正しいとき、これは、所望の全部の指示
が充足されており、機能“Give object e
xt”に戻る(R)ことを意味する。検査結果が正しく
ないときは、次の段階E4で質問:“総合結果が警告を
含むか?”(RGW)が提出される。応答が肯定のと
き、これは、必要な指示が部分的には充足されているが
完全には充足されていないことを意味する。従って、段
階E5で、充足が検出された指示を抽出し得る(RF
D)。段階E6で質問:“現在レイアウトオブジェクト
よりも上位の階層のレイアウトオブジェクトを要求する
指示が存在するか?”(SLO)が提出される。応答が
肯定のとき、段階E7は現在レイアウトオブジェクトよ
りも上位の階層の探索に対応する(SFE)。次いで段
階E8は、新しい質問:“現在レイアウトオブジェクト
よりも下位の階層のレイアウトオブジェクトを要求する
指示が存在するか?”(RMLO)を提出する。応答が
肯定のとき、段階E9に移行し、この段階で再帰的機能
“Give object kernel”(GOK)
が再度呼出され、現在レイアウトオブジェクトの従属オ
ブジェクトから適当なレイアウトオブジェクトを探索す
る。次いで再帰的機能“Give object ex
t”に戻り、段階E10に移行する。段階E10で充足
された指示を抽出し(RFD)、最後に段階E8に戻
る。現在レイアウトオブジェクトよりも下位の階層のレ
イアウトオブジェクトを要求する指示がなくなるまでこ
の手順が繰り返される。このタイプの指示がなくなる
と、段階E8で提出された質問に対する応答が否定にな
り、ここで機能“Give object ext”に
戻る(R)。また、段階E6で、現在レイアウトオブジ
ェクトよりも上位の階層のレイアウトオブジェクトを要
求する指示が検出されないときは、段階E8にジャンプ
し、次いで段階E9、E10、E8を繰返すか、または
機能“Give object ext”に戻る
(R)。
【0103】他方、段階E3の検査結果が正しくない場
合で、総合結果に段階E3の検査結果が正しくないとい
う警告が含まれるか否かを尋ねる段階E4の質問に対す
る応答が否定のとき、段階E11に移行する。この段階
E11では、質問:“総合結果中に充足された要求指示
が全く検出されなかったか?”(RGNF)が提出され
る。この検査で、種々のレイアウト指示の間の妨害また
は矛盾を処理し得る。この質問に対する応答が否定のと
き、これは、充足された指示は検出されなかったが誤り
があるのでオブジェクトを直ちにフォーマット化できな
いことを意味する。例えば、オブジェクトが分割できな
いことを意味する場合もあり、同一ページに該オブジェ
クトを収容する十分なスペースがないことを意味する場
合もある。この場合、総合結果は、誤り(RGE)があ
ることを示し、段階E12で後戻りプロセスが開始され
る。次いで、機能“Give object ext”
に戻る(R)。逆に、段階E11の質問(RGNF)に
対する応答が肯定のとき、これは、充足された指示は検
出されなかったが行なわれた分析と矛盾するかまたは適
合しない指示が存在することを意味し、その結果として
分析されたオブジェクト集合中のどのオブジェクトも適
当でないことを示す。この前提のもとに、次の段階E1
3で質問:“行なわれた分析と不適合の指示が存在する
か?”(AID)が提出される。応答が肯定のとき、段
階E14に移行して、この指示が削除され、警告メッセ
ージ(RD/WM)が送出される。次の段階E15で
は、構造検査(CS)によって、完了したオブジェクト
を検査してクローズする。また、段階E13の質問(A
ID)に対する応答が否定のとき、即ち行なわれた分析
と不適合の指示が存在しないときにもこの構造検査が行
なわれる。検査(CS)の後、次の段階E16で質問:
“構造検査の結果は正しいか?”(CSOK)が提出さ
れる。応答が否定のとき、総合結果が誤りを示すので、
まず段階E12にジャンプし、後戻りプロセスを開始
し、次いで機能“Give object ext”に
戻る(R)。段階E16の質問(CSOK)に対する応
答が肯定のとき、段階E17に移行し、ここで上位階層
のオブジェクトを現在レイアウトオブジェクト(SU
P)となるように選択し、次いで段階E18で機能“G
ive object ext”(GOE)に戻る。こ
の機能は、1つ上位の階層のレイアウトオブジェクトの
プロセスを再開するために自発的に呼出され、以後、上
位階層に関して順次同様に処理する。
【0104】図4は、再帰的機能“Give obje
ct kernel”によって実行される種々の段階を
示すフローチャートである。この機能は、所与のレイア
ウトオブジェクトが指示を充足しているか否かを検査し
構造テーブルと現在レイアウトオブジェクトを更新する
ために呼出される。レイアウトオブジェクトが暫定オブ
ジェクトである場合、この機能は、対応するレイアウト
オブジェクト集合を構築し得る。注目すべきは、この機
能は、現在レイアウトオブジェクト集合中に特定された
指示を有する最初のオブジェクトを探索し得ることであ
る。同時にこの機能は、寸法を計算し、現在レイアウト
オブジェクト集合を位置決めし、包括的内容をフォーマ
ット化する。この機能は以下の演算ルールを使用する: −1つのオブジェクトが完了すると、レイアウト指示が
検出されなかったことを叙述するメッセージに戻る。
【0105】−暫定オブジェクトの場合には、現在レイ
アウトオブジェクトを分析し、暫定オブジェクトが評価
されたことがない場合にはこれを評価し、所望のオブジ
ェクトである場合にはレイアウト指示を探索し、該レイ
アウト指示が検出されると、検出されたことを叙述する
メッセージを送る。
【0106】−所望のオブジェクトが検出されるまでま
たは従属オブジェクトが存在しなくなるまで従属オブジ
ェクトを処理するために自発的に呼出される。
【0107】即ち、第1段階K1では、現在レイアウト
オブジェクトになるオブジェクトを保管する(SCL
O)。第2段階K2で質問:“現在レイアウトオブジェ
クトは完了したかまたは満杯になっているか?”(CL
OF)が提出される。応答が肯定のとき、段階K3に移
行して、現在レイアウトオブジェクトが保管され、メッ
セージはレイアウト指示が検出されなかったことを叙述
する総合結果(RGNF)を送る。次いで、機能“Gi
ve object kernel”に戻る(R)。現
在レイアウトオブジェクトが完了もしていないし満杯に
もなっていない場合には、段階K2の質問に対する応答
は否定であるから、次の段階K4で、第2の質問:“現
在レイアウトオブジェクトは暫定オブジェクトであるか
?”(TEMPO)が提出される。応答が肯定のときは
段階K5に移行し、現在レイアウトオブジェクト集合が
次第に構築されてレイアウト指示を充足させる(BU
I)。次いで、段階K6で新しい質問:“レイアウトオ
ブジェクト集合が作成されたか?”(SUBC)が提出
される。応答が否定のときは、段階K3に戻り、レイア
ウト指示が検出されなかったことを叙述するメッセージ
が送られる。応答が肯定のときは、段階K7に移行し、
次の質問:“探索は新しいオブジェクトに関するもので
あるか?”(NEO)が提出される。また、段階K4で
提出された質問に対する応答が否定のとき、即ち、現在
レイアウトオブジェクトが暫定オブジェクトでない場合
には、段階K7にジャンプして、現在レイアウトオブジ
ェクトが新しいオブジェクトであるか否かを検査する。
当該オブジェクトが新しいオブジェクトでないときは、
段階K3に戻る。逆に、探索が新しいオブジェクトに関
するものであるときには、該レイアウトオブジェクトの
位置と寸法とを初期化し、段階K8で親サイズを更新す
る(IMC)。次に、段階K9で新しい質問:“指示の
探索に関して何らかの問題があるか?”(APB)が提
出される。問題がないときは、次の段階K10に移行
し、別の質問:“論理ソース属性は現在処理中の文書の
外部の文書のオブジェクトクラスの記述を適用したかま
たは参照したか?”(LSR)が提出される。実際、
“論理ソース”属性は、1つのレイアウトオブジェクト
クラスに対して、該クラスの各レイアウトオブジェクト
に関連する内容、例えば1ページの上部または下部のフ
レームに関連する内容が1つの論理オブジェクトクラス
によって供給される必要があるときに特定される。従っ
てこの属性は、該当する論理オブジェクトクラスの記述
を識別し得る。また、処理中の所与の文書のオブジェク
トクラスの記述は、処理中の文書の外部の包括的文書の
オブジェクトクラスの記述への参照を含み得る。このよ
うに参照された包括的文書中のオブジェクトクラスの記
述を構成する属性は、この参照された文書中のオブジェ
クトクラスの記述を参照する属性を有する処理中の文書
のオブジェクトクラスの記述に対応する属性の値を供給
し得る。段階K10の質問(LSR)に対する応答が肯
定のとき、段階K11に移行して、機能“Fill g
ene”(FC)(図5に基づいて説明)を呼出し、包
括的内容のフォーマット化に使用する。次いで、現在レ
イアウトオブジェクトの保管段階K3に戻り、レイアウ
ト指示が検出されなかったことを叙述するメッセージを
送る。
【0108】逆に段階K10の質問(LSR)に対する
応答が否定のとき、段階K12に移行し、充足された指
示を検査し構造テーブルを更新する(CFD/UR)。
次いで段階K13で、総合結果を検査するために質問:
“総合結果中に充足された要求指示が全く検出されなか
ったか?”(RGNF)が提出される。応答が否定のと
き、機能“Give object kernel”に
戻る(R)。応答が肯定のとき、段階K14で新しい質
問:“下位階層のオブジェクトを要求するか?”(MO
E)が提出される。下位階層のオブジェクトが要求され
ないときは、段階K3に戻り、充足されたレイアウト指
示が検出されなかったことを叙述するメッセージを送
る。段階K14の質問に対する応答が肯定のとき、段階
K15に移行し、探索中のレイアウトオブジェクトが現
在レイアウトオブジェクトよりも上位階層にある場合に
は、充足された指示が検出されなかったことを明示する
メッセージを送出し、レイアウトオブジェクトの従属オ
ブジェクトの各々に対しては、従属オブジェクトが機能
“Give object kernel”(ISR/
GOK)によって処理される現在レイアウトオブジェク
トになるようにする。
【0109】段階K9の質問(APB)に対する応答が
肯定のとき、即ち、指示の探索に関する質問が提出され
たとき(編集可能ゾーン不十分、後戻り、...)、誤
りメッセージ(ERR)が段階K16に送出され、段階
17の再帰的機能“Giveobject ext”
(GOE)に戻る。
【0110】図5は、機能“Fill gene”が実
行する種々の段階を示すフローチャートである。この機
能は包括的内容をフォーマット化するために使用され
る。このために、一方で、“論理ソース”属性が適用さ
れる場合には(例えばページの上部または下部のフレー
ムを決める場合)、対応する特殊論理オブジェクト集合
を作成し、次いでフォーマット化用に機能“Makel
ayout”を呼出し、完了するとこの機能を抹消す
る。他方で、処理中の文書の外部の包括的文書のオブジ
ェクトクラスの記述を参照する場合には(例えば包括的
ブロックの参照の場合)、対応するブロックの位置及び
寸法を固定し、機能“Fillblock”を呼出して
内容のレイアウトプロセスを適用する。
【0111】第1段階FG1は質問:“論理ソース属性
は現在レイアウトオブジェクトに特定されているか?”
(LSS)が提出される。応答が肯定のとき、段階FG
2に移行し、対応する特定論理オブジェクト集合が作成
され(CSLS)、次いで段階FG3に移行し、現在論
理オブジェクト及び現在レイアウトオブジェクトが保管
される(SLLO)。次に、段階FG4で論理オブジェ
クトをフォーマット化するための再帰的機能“Make
layout”(MLO)が呼出される。段階FG4が
終わると、機能“Fill Gene”に戻る。次の段
階FG5で、完了したレイアウトオブジェクトに真正寸
法を割り当てることによってレイアウトオブジェクトを
検査しクローズする(CS)。段階FG6で、保管され
ていた論理オブジェクト及びレイアウトオブジェクトを
再度、現在の論理オブジェクト及びレイアウトオブジェ
クトとして考察する(SLC)。最後に段階FG7で、
予め作成され現在は完了した論理オブジェクト集合を削
除し(DLO)、次いで機能“Fill Gene”に
戻る(R)。
【0112】段階FG1の質問(LSS)に対する応答
が否定のとき、これは、処理中の文書の外部の包括的文
書のオブジェクトクラスの記述に対する参照が存在する
ことを意味する。従って次の段階FG8で、現在レイア
ウトオブジェクトに対応するブロックの位置及び寸法を
初期化(IBM)する。次の段階FG9で、機能“Fi
llblock”(図6に基づいて説明)を用いて該当
ブロックをフォーマット化するために内容のレイアウト
プロセス(CLP)が適用される。該ブロックのサイズ
は、機能“Fill Gene”に戻る(R)ときに更
新される。
【0113】内容のレイアウトプロセスは、3つの主要
段階、即ち、フォーマット化すべき内容を探索する第1
段階、属性(プレゼンテーションスタイル)を評価する
第2段階、内容をフォーマット化する第3段階で適用さ
れる。
【0114】内容のレイアウトプロセスは、特に、機能
“Fillblock”を使用する。この機能はこの方
法で使用される主要手続きである。機能“Fillbl
ock”の特徴については図6に基づいて説明するが、
特にこの段階では、内容のレイアウトプロセスと文書の
レイアウトプロセスとのインタフェースとして機能す
る。機能“Fillblock”は、最大寸法の編集可
能な可用ゾーンの内部の1つのブロックに、(特定論理
構造から始まるかまたは属性に基づいて一時的に作成さ
れた)論理オブジェクトに関連する1つ(または複数
の)内容部分の全部または一部をフォーマット化または
再フォーマット化する。機能“Fillblock”
は、受容した最初のパラメータが特定論理オブジェクト
に関するかまたは一時的に作成された暫定論理オブジェ
クトに関するかを検査し、フラグ(またはタグ)を用い
て、レイアウト指示、後戻りプロセスによる再フォーマ
ット化、内容全部または一部の移動のための特別コンテ
キストを常に認識する。フラグは、文書のレイアウトプ
ロセスがコンテキストを分析した後で位置決めされる。
多くの場合コンテキストは、先の呼出しに対する機能
“Filblock”の応答に依存し、または、レイア
ウト指示との整合性に依存する。
【0115】複数の従属オブジェクトに関連した論理オ
ブジェクトの処理はほぼ以下のごとく行なわれる。連結
するように準備されている場合を除けば、1つのブロッ
クは、フォーマット化される1つの内容部分だけを指定
している。論理オブジェクトが1つ以上の従属内容部分
を有するとき、このような分割は先行するフォーマット
化の結果である。これらの処理可能な従属部分の内容
は、できるだけ多くの同じ内容部分をフォーマット化す
るであろう。必要な場合、処理すべき内容を探索するプ
ロセスの段階で“書込むべき内容部分”が作成され、こ
こに適用される属性が評価され、フォーマット化された
内容部分が生成される。“書込むべき内容部分”はブロ
ックに対応する。処理されるべき論理オブジェクトの最
初の従属オブジェクトがオープンされ、現在“読取られ
るべき内容部分”になる。現在“読取られるべき内容部
分”は“書込むべき内容部分”にフォーマット化され
る。“読取られるべき内容部分”のフォーマット化が終
わると、“読取られるべき内容部分”は論理オブジェク
トの従属オブジェクトのリストから除去され抹消され
る。同様に、リストの先頭にある次の従属オブジェクト
が現在“読取られるべき内容部分”になる。全部の従属
オブジェクトが処理されるまでまたはレイアウトオブジ
ェクト内の致命的誤りまたはハペース不足によるフォー
マット化の中断が生じるまで処理が繰り返される。処理
を終了するために、“書込むべき内容部分”を論理オブ
ジェクトの従属オブジェクトのリストに付加する。逆
に、(例えばス不足によって)フォーマット化が中断さ
れたときは、“読取られるべき内容部分”が従属オブジ
ェクトのリストの先頭に残って抹消されない。同様に、
“書込むべき内容部分”が該リストに付加され、リスト
の末尾になる。リストは“読取られるべき内容部分”の
フォーマット化された内容部分を含む。
【0116】内容のレイアウトプロセスは、フォーマッ
ト化を継続するために必要なレイアウトオブジェクトを
作成することはできない。また、“オーファンサイズ”
属性が充足されているか否かを分析し、適性値を文書の
レイアウトプロセスに戻す。
【0117】従って、機能“Fillblock”は、
再帰的機能“Makelayout”(図2参照)及び
機能“Fill Gene”(図5参照)によって呼出
される。第1段階F1では、受信した最初のパラメータ
が強制論理オブジェクトに対応するかまたはページの上
部または下部に関する包括的構造から作成された暫定論
理オブジェクトに対応するかを検査する(VPA)。こ
の検査は、3つの整数値、即ちくてい論理オブジェクト
用の第1の値と、暫定論理オブジェクト用の第2の値
と、包括的レイアウト内容を識別する第3の値とを有す
る情報パラメータを用いて行なう。第2段階F2で質
問:“分析された内容は包括的レイアウトオブジェクト
に由来するものであるか?”(CGLO)が提出され
る。情報パラメータが第3の値に固定されているなら
ば、応答は肯定であり、内容は既にフォーマット化され
ているので、第3の段階F3でブロックの水平方向及び
垂直方向の寸法と位置とを決定し(PGB)、次いで機
能“Fillblock”から出る(E)。段階F2の
質問に対する応答が否定のとき、段階F4で選択的な3
つの質問:“現在処理中の論理オブジェクトは先に処理
された論理オブジェクトであるか?”、“連結が必要で
あることを指示するフラグが存在するか?”、または、
“フォーマット化すべき内容が中断されてはならないこ
とを指示するフラグが存在するか?”(FG/FCT/
FCE)のいずれかが提出される。これはまた、質問:
“回収可能な属性が存在するかまたはすべて再計算しな
ければならないか?”と表すこともできる。これらの3
つの質問がいずれも肯定の応答を生じないとき、段階F
5で、分析されたオブジェクトに関連した現在コンテキ
ストが、メモリの現在コンテキストから完全に抹消され
る(CCW)。逆に、これらの3つの質問の1つに対し
て肯定の応答があるときは、別の段階F6で、現在コン
テキストの一部だけが、メモリの現在コンテキストから
削除される(CCP)。段階F5または段階F6の次の
段階は段階F7であり、この段階の目的は、フォーマッ
ト化すべきオブジェクトに属するデータ(処理すべき従
属オブジェクトの数、コンテキストに基づく最初の処理
すべき従属オブジェクトのインデックス、など)を探索
し、現在コンテキストの情報(フィールド)の一部をメ
モリに記憶する(IC)ことである。次いで段階F8で
質問:“フォーマット化すべき内容は図形であるか?”
(GC)が提出される。応答が肯定のとき、段階F9で
図形内容に関連した属性(行数、水平方向及び垂直方向
の寸法)を調整し得る特別処理が予約される(AG
A)。ある種の図形は内容を分割することができないの
で、この場合には“フォーマット化された書込むべき内
容部分”を作成し、内容及び“読取られるべき内容部
分”の属性に関する全情報を“書込むべき内容部分”に
複写することが必要である。段階F9が終わると機能
“Fillblock”から出る(E)。段階F8で提
出された質問に対する応答が否定のとき、即ち、フォー
マット化すべき内容が図形でない場合、次の段階F10
は、図7、図8及び図9に基づいて詳細に説明するフォ
ーマット化オブジェクトに属する各内容部分の処理(P
CP)を行なう。処理(PCP)が実行された後、次の
段階F11で、特に、論理オブジェクト、処理されるブ
ロック、フラグ、情報パラメータに属する情報を伝送す
るために更新及び凍結させ、オープンオブジェクトをク
ローズする(EC)ことによって機能“Fillblo
ck”の処理を終了させ、文書のレイアウトプロセスの
適用に戻るために機能“Fillblock”から出る
(E)。
【0118】図7は、機能“Fillblock”によ
って使用される段階F10(図6)の処理ループ(PC
P)を示すフローチャートである。
【0119】第1段階PL1で質問:“フォーマット化
すべき内容部分が存在するか?”(CPF)が提出され
る。応答が否定のとき、ループの出口(EOW)に直行
する。応答が肯定のとき、段階PL2に移行し、この段
階でフォーマット化(または再フォーマット化)すべき
内容が探索され、これに適用される属性が評価され、フ
ォーマット化された内容部分が生成される(ICO)。
段階F7(図6)の手続き(IC)の際に考察されなか
った現在コンテキストの情報(フィールド)が更新さ
れ、コンテキストフラグが必要に応じて更新される。次
いで、次の段階PL3で別の質問:“コンテキストフラ
グは再フォーマット化が不要であることを表す値を有し
ているか?”(FDR)が提出される。この質問に対す
る応答が肯定のとき、段階PL4で次の質問:“フォー
マット化すべき別の内容部分が存在するか(OCPF)
が提出される。この質問に対する応答が肯定のとき、段
階PL5でフォーマット化を継続し(オブジェクトは部
分的にフォーマット化されている)、コンテキストフラ
グを、論理オブジェクトの内容体系クラスと呼ばれる内
容要素集合に対応する値に設定するか(これは論理オブ
ジェクトがフォーマット化された処理可能な内容部分の
混合物を含み、また、フォーマット化が機能“Fill
block”の新しい呼出しによって行なわれることを
意味する)、または次の内容部分の処理に対応する値に
し(CFF)、次に段階PL1、PL2、...に戻
る。段階PL4の質問(OCPF)に対する応答が否定
のとき、処理すべき内容部分がもはや存在しないことを
意味し、段階PL6に移行する。段階PL6では、ブロ
ック属性が調整される(AAB)、即ち、プレゼンテー
ション属性がブロックに関連して作成され、この新しい
プレゼンテーションスタイル中の標準省略値の種々の属
性が特定される。段階PL6の終了後にループの出口
(EOW)に達する。
【0120】他方で、段階PL3で提出された質問(F
DR)に対する応答が否定のとき、次の段階PL7で新
しい質問:“コンテキストフラグは再フォーマット化が
不要であること及び2つのブロック間に可動行が存在し
ないことを表す値ではない値を示すか?”(OFDR)
が提出される。この場合、フラグは、以下の場合に対応
する異なる5つの値(b〜f)を有し得る: b:状態が正常であり、1つのオブジェクトに関連する
内容全部を連結なしに1ブロックにフォーマット化しな
ければならない、 c:連結が予定されている、 d:フォーマット化を継続すべきであり(部分的にフォ
ーマット化された内容を有するオブジェクト)、フラグ
は、内容部分の全部はフォーマット化されていないこ
と、及び“オーファンサイズ”属性が充足されているこ
とを示す値であり、内容のレイアウトプロセスは、新し
いページの新しいブロックに内容のフォーマット化を継
続しなければならない、 e:機能“Fillblock”が、先の呼出し後に内
容が分割されなかったこと文書のレイアウトプロセスに
伝達したときにこの値が使用される。連続する2つの内
容部分に対して、既にフォーマット化されていた第1部
分を繰返し、まだフォーマット化されていない第2部分
(例:分割不可能なオブジェクト、または“オーファン
サイズ”属性が維持されていないオブジェクト)をつな
ぐ、 f:次の内容部分のフォーマット化を実行しなければな
らない(例:関連する複数の内容部分を有する論理オブ
ジェクト)。
【0121】段階PL7の質問(OFDR)に対する応
答が肯定のとき、特殊処理(PA)にジャンプするよう
に構成されている。2つのブロック間に可動行を有して
いない内容部分を処理するこの処理(PA)に関しては
図8、即ち段階PL8に基づいて後述する。次の段階P
L9は2つの結果(NCP/EOW)を与える。第1の
結果は、既に部分的にフォーマット化されたオブジェク
トに対するフォーマット化を継続するときに使用され、
コンテキストフラグを次の内容部分の処理に対応する値
に設定して(NCP)、段階PL1、PL2、...に
戻る。第2の結果は処理すべき内容部分がもはや存在し
ないときに使用され、ループの出口(EOW)に達す
る。
【0122】逆に、段階PL7の質問(OFDR)に対
する応答が否定のき、段階PL10で新しい質問:“コ
ンテキストフラグは予め既にフォーマット化された論理
オブジェクトの内容の終端に存在する可動行を指示して
いるか?”(MLEC)が提出される。この場合、フラ
グは、以下の場合に対応する2つの異なる値g及びhを
有し得る: g:既に先行ブロックにフォーマット化された論理オブ
ジェクトの内容の終わりだけを、この先行ブロックから
“ウィドーサイズ”属性を充足させる別のブロックに移
動させるために使用される値。例えば機能“Fillb
lock”を呼出した後で、新ページの第1ブロックの
フォーマット化された行数がページ替え後に“ウィドー
サイズ”を下回ることを示す応答が返されたときに使用
される値。 h:gの論理オブジェクトに連結が適用されるときに行
を移動させるために使用される値。
【0123】コンテキストの違いが小さいときは値g及
びhは判別できない。
【0124】段階PL10の質問(MLEC)に対する
応答が肯定のとき、段階PL11に移行し上位階層の論
理オブジェクトが探索される(SFL)。実際、ブロッ
クは、連結が含まれているときには上位階層の種々の論
理オブジェクトを有し得る内容部分を含んでいる。上位
階層の論理オブジェクト全部が、生成される新しいフォ
ーマット化“書込むべき内容部分”によって更新される
必要がある。段階PL12は、可動行の処理方法の呼出
し手続き(MLPC)、特に図8及び図9に基づいて説
明する内容に適用されるプロセスに対応する。段階PL
13はブロックの属性の調整(AAB)に関する(段階
PL6と同じ手続き)。段階PL14ではコンテキスト
フラグが、先行ブロックで許容された行数が使用された
こと、及び“読取られるべき内容部分”の残りの内容を
別のブロックにフォーマット化する必要があることを示
す値iに設定され(FMC)、次いでPL1、PL
2、...に戻る。
【0125】段階PL10の質問(MLEC)に対する
応答が否定のとき、これは、2つのブロック間に移動さ
せるべき可動行が存在し、残りのケースの処理が必要で
あることを意味する。このように応答が否定のとき、段
階PL15に移行し、コンテキストのフラグの値を考察
して処理すべき残りのケースをカウントし得る。この最
後の場合、コンテキストのフラグは、以下のケースに対
応する別の4つの値を有し得る: i:処理された内容部分が、第1ブロックに許容された
行数を使用して第2ブロックに移動させるべき最初の内
容部分である、 j:処理中の内容部分が第1ブロックに所属し、第1ブ
ロックは、第2ブロックに移動させるべき別の従属内容
部分を更に有しており、該従属内容部分の各々を処理
し、上位階層の論理オブジェクトを更新する必要があ
る、 k、l:行の移動以前には第2ブロックが空でなく、そ
れ自体の従属内容部分を処理する必要があり、内容をブ
ロック内の現在内容の終端に連結する必要があり、値k
は、処理された内容部分が第2ブロックで再フォーマッ
ト化される最初の部分であり、最初の従属内容部分を処
理する必要があることを意味し、値lは、処理された内
容部分は第2ブロックに所属するが該ブロックで再フォ
ーマット化される最初の部分でなく、次の内容部分を処
理する必要があることを意味する。
【0126】次に段階PL16は特殊処理用ジャンプに
対応する。2つのブロック間に可動行を有する内容部分
のこの処理(PB)は、図9に基づいて説明する。段階
PL7は、段階PL1、PL2、...に戻るために
j、k、l(RF)で定義されたようなコンテキストフ
ラグの値をカウントまたは送出するか、あるいは、処理
すべき内容部分がもはや存在しないときにループの出口
(EOW)に達する。
【0127】図8は、可動行のない内容部分の処理用に
設けられた図7のループからのジャンプを示すフローチ
ャートである。段階PA1は、“Fillblock”
処理ループ(FLBA)の開始段階PL1、PL2、P
L3(否定応答)に対応し、段階PA2は、質問(OF
DR)に対して肯定応答が与えられた段階PL7に対応
する。段階PA3で内容(PC)に読取り方法が適用さ
れる。従って、内容が1つの内容部分に含まれていると
き、この内容部分は読取りにシフトを導入することによ
って読取られなければならない。このシフトは、現在コ
ンテキストの情報(フィールド)の一部である。このシ
フトの初期値は、コンテキストのフラグの値に依存す
る。シフトが更新された後、(致命的)誤り、ブロック
の終端または内容の終端に関する情報が受容されるまで
方法(PC)が新しいシフトに基づいて内容部分の読取
りまたは再読取りを行なう。同様に、内容が“内容ジェ
ネレータ”属性に存在し、いくつかの文字が既にフォー
マット化されているときに、方法は直前の読取りのシフ
トの値に基づいて読取りを継続しなければならない。現
在行のためのスペースがもはや存在しないとき、直前の
行に戻るために後戻りプロセスを開始する必要がある。
この行の内容に関する情報は保管され、現在コンテキス
トが更新される。従って、次の段階PA4で質問:“内
容部分の1行または複数行を受容する十分なスペースが
ブロックに存在するか?”(EPB)が提出される。ス
ペースが十分でないときは、段階PA5で処理ループの
出口(EOW)に到達し、編集可能な可用ゾーンに1行
のスペースさえもないことを伝える報告が送られる(C
RNP)。十分なスペースがあるときは、別の質問:
“ブロックはフォーマット化された内容部分の全部の受
容に適しているか?”(CPIB)が提出される。ブロ
ックが完全に適しているときは、段階PA7で別の質
問:“フォーマット化すべき別の内容部分が存在するか
?”(OCPF)が提出される。応答が肯定のとき、段
階PA8に移行し、この段階でコンテキストのフラグが
値fに設定され、次の内容部分のフォーマット化を実行
し(部分的にフォーマット化されたオブジェクト)(N
CP)、ループの開始段階PA1、PA2、...に戻
る。段階PA7の質問(OCPF)に対する応答が否定
のとき、次の段階PA9はブロックの属性の調整フェー
ズである(AAB)。次いで、次の段階PA10で質
問:“コンテキストのフラグは値dであるか?”(FF
C)が提出される。応答が肯定のとき、直前に呼出され
た機能“Fillblock”によって、内容が分割さ
れ“オーファンサイズ”属性が充足されたという信号が
文書のレイアウトプロセスに与えられたことをコンテキ
ストのフラグが示し、その結果として、内容のレイアウ
トプロセスは“ウィドーサイズ”属性に基づいて内容の
フォーマット化を検査しなければならない。このような
肯定の応答が得られると段階PA11に移行し、この段
階では、“ウィドーサイズ”属性の分析に関する復帰手
続き(RSW)が生じ、次いで処理ループの出口(EO
W)に達する。逆に、段階PA10の質問(FFC)に
対する応答が否定のとき、処理ループの出口(EOW)
に直結する。
【0128】更に、段階PA6で提出される質問(CP
IB)に対する応答が否定のとき、段階PA12で最後
の質問:“情報パラメータは論理オブジェクトが暫定オ
ブジェクトであることを示しているか?”(FG)が提
出される。応答が肯定のときは段階PA13に移行し
て、ページの上部及び下部の包括的内容に関する致命的
誤り(または警告)が報告される。この誤りは以下のご
とく解釈されるべきである。ページの上部または下部の
包括的内容全体が編集可能な可用ゾーンに収容されるこ
とはできない。上部を分割して一部を1つのページに残
し、別の部分を別のページに配置することはできない。
フレーム寸法の評価に誤りが生じた。そのまま継続する
とレイアウトが不正確である。致命的誤りの報告の後に
処理ループの出口(EOW)に達する。逆に、段階PA
12の質問(FG)に対する応答が否定のとき、次の段
階PA14は、ブロックの属性の調整フェーズ(AA
B)であり、次に段階PA15に移行し、この段階で
“オーファンサイズ”属性の分析(RSO)に関する復
帰手順が生じ、その後で処理ループの(EOW)出口に
達する。
【0129】図9は、可動行を有する内容部分を処理す
るために設けられた図7のループからジャンプを示すフ
ローチャートである。このジャンプでは、いくつかの行
を第1ブロックから第2ブロックに移動させる必要があ
る。移動させるべきこれらの行は、複数の内容部分に所
属してもよく(“同一レイアウトオブジェクト”型のレ
イアウト指示の場合または“ウィドーサイズ”型のプレ
ゼンテーション属性を満足させるため)。内容のレイア
ウトプロセスは、再フォーマット化すべき内容部分の状
態に基づく種々の処理を実行する。機能“Fillbl
ock”は、前記と同様に、フラグを利用してこれらの
種々のコンテキストを識別し得る。
【0130】i:処理される内容部分は、第1ブロック
の許容された行数を使用した後で第2ブロックに移動さ
せるべき最初の内容部分である。
【0131】j:処理中の内容部分が第1ブロックに所
属すると仮定したときは、第1ブロックが第2ブロック
に移動させるべき別の従属内容部分をまだ有しているこ
とが予想されるので、これらの従属内容部分の各々を処
理する必要があり、また、上位階層の論理オブジェクト
も更新しなければならない。
【0132】k、l:行の移動以前に第2ブロックが空
きでなかったとき、該ブロック自体の従属内容部分を処
理し、内容をブロックの現在内容の終端に連結しなけれ
ばならない。値kは、処理される内容部分が第2ブロッ
クで再フォーマット化されるべき最初の部分であり、最
初の従属内容部分を処理しなければならないことを意味
しており、値lは、処理される内容部分が第2ブロック
に所属するが該第2ブロックで処理されるべき最初の内
容部分ではなく、その直後の内容部分を処理しなければ
ならないことを意味する。
【0133】段階PB1は、“Fillblock”処
理ループ(FLBB)の開始段階PL1、PL2、PL
3(否定応答)、PL7(否定応答)、PL10(否定
応答)に対応し、段階PB2は、コンテキストのフラグ
(FCP)の値i、j、k、lを参照しながら処理すべ
き残りのケースをカウントする段階PL15に対応す
る。次の段階PB3は、質問:“コンテキストフラグは
値iとは異なっているか、上位階層の論理オブジェクト
は直前の内容部分の論理オブジェクトとは異なっている
か?”(FMC−LFD)が提出される。応答が肯定の
とき、コンテキストのフラグは、第1ブロックで許容さ
れた行数が使用されたことを示さず、逆に値j、kまた
はlのいずれか1つを示す。これは、“読取られるべき
内容部分”の内容の残りを第2ブロックにフォーマット
化する必要があること、上位階層の論理オブジェクトが
直前の内容部分の論理オブジェクトとは異なっているこ
とを意味する。この肯定の応答のとき、段階PB4に移
行し、この段階で上位階層の論理オブジェクトが探索さ
れ(SFL)、更に更新される。次に段階PB5で、図
8の段階PA3に基づいて説明した内容に適用される読
取り方法を呼出すために、可動行の処理手続き(MLP
C)が呼出される。更に、段階PB3の質問(FMC−
LFD)に対する応答が否定のときは、段階PB5(M
LPC)に直行し、この場合には上位階層のオブジェク
トの探索は勿論不要である。次の段階PB6で質問:
“処理すべき別の内容部分が存在するか?”(OCP
T)が提出される。処理すべき別の内容部分が存在する
ときは、次の段階PB7に移行し、別の質問:“コンテ
キストのフラグは値kまたは値lを示しているか?”
(NLML)が提出される。応答が肯定のとき、段階P
B8で、コンテキストのフラグが値lに設定される(F
NL)(直後の従属内容部分を処理し、第2ブロックの
現在内容の終端に連結しなければならない)。次いで、
処理ループの開始段階PB1、PB2、...に戻る。
逆に応答が否定のとき、段階PB9で、コンテキストの
フラグが値jに設定される(FNM)(従属内容部分を
処理し、上位階層の論理オブジェクトを更新しなければ
ならない)。次いで処理ループの開始段階PB1、PB
2、...に戻る。逆に、処理すべき内容部分がもはや
存在しないとき、段階PB6に移行し、この段階の質問
(OCPT)に対する応答が否定のとき、段階PB10
で質問:“直後のブロックに再フォーマット化されるべ
き内容部分が存在しているか?”(CPR)が提出され
る。再フォーマット化されるべき内容部分がもはや存在
してないとき、段階PB11に移行し、ブロックの属性
の調整(AAB)を行なった後で処理ループの出口(E
OW)に達する。逆に、再フォーマット化されるべき内
容部分が残存しているときは、段階PB12に移行し、
コンテキストのフラグが値kに設定される(FML)
(最初の内容部分を再フォーマット化して第2ブロック
の現在内容の終端に連結しなければならない)、次いで
処理ループの開始段階PB1、PB2、...に戻る。
【0134】このように、内容のレイアウトプロセスを
文書のレイアウトプロセスに結合する関係は、主とし
て、コンテキスト、編集可能ゾーン、レイアウトオブジ
ェクト、論理オブジェクト、及びいくつかの制約(分割
適性、連結、など)に基づく。内容のレイアウトプロセ
スは、フォーマット化された内容部分と更新された寸法
とコンテキストの報告とを送る。
【0135】導入部に記載したような利点に加えて、本
発明のレイアウト方法を使用するフォーマット化モジュ
ールの利点は、多数の機能を実行し得ることである。い
くつかの機能について以下に簡単に説明する。
【0136】レイアウト方法を適用するきに、論理オブ
ジェクトは、いくつかのデータ流が存在する特定レイア
ウト構造を作成するような論理順序でレイアウトされ
る。このため、多数コラム(不ぞろいの同期コラム、同
期コラムは特に表の作成に使用される)、ページの脚注
も許容される。等しい幅を有していない不ぞろいのコラ
ムを釣合わせることも可能である。
【0137】使用される種々の属性は、ページ、節、脚
注、図、表、などの自動的ナンバリングを可能にする。
【0138】論理記述がレイアウトされたときに、フォ
ーマット化モジュールの動作中に付加的パラメータを割
り当てることによってフォーマット化を停止させること
も可能である。このパラメータは、この論理記述オブジ
ェクトの識別子である。
【0139】所与の論理記述の処理可能文書を別の文書
に再フォーマット化することも可能であり且つ有利であ
る。例えば、処理可能な文書を受信したときに、速やか
に閲覧したい該文書の一部を速やかに表示できるように
フォーマット化し得る。その後でフォーマット化を再開
し得る。
【0140】また、ワードの位置調整及びハイフン化を
設定することも可能である。従って、位置調整アルゴリ
ズムを別のアルゴリズムに代え、多くの場合には使用さ
れる言語に従ってワードのハイフン化を変更し得る。
【0141】更に、フォーマット化モジュールは、多く
の種類の文字フォント及びフォントサイズを許容し得
る。
【0142】最後に、フォーマット化モジュールは、縦
書き、左から右または右から左の横書きのような任意の
書式のフォーマット化が可能であるという利点を与え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレイアウト方法を使用するフォーマッ
トモジュールの使用環境を示す概略ブロック図である。
【図2】再帰的機能“Makelayout”が実行す
る種々の段階を示すフローチャートである。
【図3】再帰的機能“Give object ex
t”が実行する種々の段階を示すフローチャートであ
る。
【図4】再帰的機能“Give object ker
nel”が実行する種々の段階を示すフローチャートで
ある。
【図5】機能“Fill Gene”が実行する種々の
段階を示すフローチャートである。
【図6】機能“Fillblock”が実行する種々の
段階を示すフローチャートである。
【図7】機能“Fillblock”によって使用され
る処理ループを示すフローチャートである。
【図8】可動行のない内容部分の処理のために備えられ
た図7のループのジャンプのフローチャートである。
【図9】可動行のある内容部分の処理のために備えられ
た図7のループのジャンプのフローチャートである。
【符号の説明】 DS データ流 TK ツール ED 符号化−復号モジュール SCF フィルタリングモジュール FOR フォーマットモジュール AP1、AP2、AP3 アプリケーション DI 診断モジュール PI インタフェース MEM メモリ UI ユーザインタフェース FC、TC、WPC コンバータ FAX ファクシミリ TEX テレテックス WP ワードプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラシツド・シヤルカウイ フランス国、93160・ノワズイ−ル−グラ ン、アレ・ドウ・ラ・コリンヌ、7、アパ ルトマン・673、ラ・ビユツト・ベルト

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包括的論理構造、特定論理構造、及び包
    括的レイアウト構造の読取りを、該読取りに伴って特定
    レイアウト構造を作成するために実行し、このために一
    方では、包括的レイアウト構造、及び特定論理構造と包
    括的論理構造と任意にレイアウトスタイルとに由来する
    情報に従って特定レイアウト構造を作成する文書のレイ
    アウトプロセスを含んでおり、他方では、文書のレイア
    ウトプロセスに組み合わせて、文書のレイアウトプロセ
    スを適用する際に所定の使用可能ゾーンに文書の種々の
    内容部分をレイアウトする機能を果たすべくプレゼンテ
    ーションスタイルに含まれている情報を使用する内容の
    レイアウトプロセスを含む、フォーマットモジュールに
    よって使用される文章及び図形を含む構造化文書のレイ
    アウト方法であって、複数の再帰的レイアウトプロセス
    を使用し、特定レイアウト構造を作成するために、まず
    特定レイアウト構造の階層内に物理根と呼ばれる最高レ
    ベルのオブジェクトを作成し、次いで包括的レイアウト
    構造に従って、所要の構造全体を作成するために、“従
    属オブジェクトジェネレータ”が所望の項または反復項
    を含む度毎にレイアウトオブジェクトが作成され、任意
    の項、任意の反復項または選択項を含む場合には暫定オ
    ブジェクトが作成されるように、物理根の“従属オブジ
    ェクトジェネレータ”属性を評価し、次いで特定論理構
    造の階層内の最高レベルの論理根と呼ばれるオブジェク
    トに基づいて、作成及び配置の制約条件を設定しなが
    ら、論理根のすべての従属オブジェクトを、前記論理根
    が再度検出されるまで1従属オブジェクトずつ戻りなが
    ら再帰的に処理することを特徴とする構造化文書のレイ
    アウト方法。
  2. 【請求項2】 第一に、“従属オブジェクトジェネレー
    タ”属性が反復項を含む度毎に、異なる2つのオブジェ
    クト、即ち強制オブジェクトまたは対応するオブジェク
    ト列と任意の反復項を含む暫定オブジェクトとが作成及
    び挿入され、第二に、任意の反復的暫定オブジェクトが
    使用される度毎に、対応するオブジェクトが作成及び挿
    入され、この間に、他の等価の任意の反復的暫定オブジ
    ェクトが作成されることを特徴とする請求項1に記載の
    レイアウト方法。
  3. 【請求項3】 構造分析用再帰的レイアウトプロセス
    が、フォーマットモジュールのサブモジュールによって
    使用され、第1の再帰的サブモジュールは、レイアウト
    構造へのアクセスが得られるまで論理オブジェクトの読
    取りを実行する論理サブモジュールと呼ばれており、レ
    イアウトサブモジュールと呼ばれる2つの再帰的サブモ
    ジュールは、必要なオブジェクトが検出されるまでレイ
    アウトオブジェクトを分析し得るサブモジュールであ
    り、第1のレイアウトサブモジュールは、第2のレイア
    ウトサブモジュールによって呼出された所与のレイアウ
    トオブジェクト集合からレイアウトオブジェクトを探索
    し、第2のレイアウトサブモジュールは、現在情報流に
    含まれる現在レイアウトオブジェクトにアドレスし、第
    2のレイアウトサブモジュール自体は、論理サブモジュ
    ールによって呼出されるか、または、分析によって上位
    階層の現在レイアウトオブジェクトの検出に成功しなか
    ったときに自発的に呼出され、分析が成功するまで前記
    プロセスを繰返すことを特徴とする請求項2に記載のレ
    イアウト方法。
  4. 【請求項4】 既にフォーマット化された文書部分を変
    更または削除するために、所謂“後戻りプロセス”を使
    用し、第1段階では、移動させるべきレイアウトオブジ
    ェクト及び対応する論理オブジェクト、またはその逆を
    レイアウトサブモジュールによって探索し、この対応は
    内容部分を使用して確認され、第2段階では、階層的に
    上位であり且つ考察中の全部の論理オブジェクトに共通
    のリフォーマットすべきオブジェクトを探索し、該オブ
    ジェクトを標識し、以後同様にして各階層レベル毎に所
    望の最初のオブジェクトを標識し、第3段階では、レイ
    アウトオブジェクト及び該当内容部分を移動させ、第4
    段階では、論理サブモジュールに誤りメッセージを送出
    するレイアウトサブモジュール間を対話させ、これによ
    り各論理オブジェクトを処理し、該当論理オブジェクト
    がフラグを有するか否かを検査し、フラグを有するとき
    は標識された全部の従属オブジェクトと同様に再フォー
    マット化し、フラグを有していないときは誤りメッセー
    ジを返送することを特徴とする請求項3に記載のレイア
    ウト方法。
  5. 【請求項5】 論理サブモジュールによって使用される
    再帰的機能“Makelayout”が、現在論理オブ
    ジェクトをフォーマット化するための1つのレイアウト
    オブジェクトまたはレイアウトオブジェクト集合を作成
    でき、主として、論理根と複合オブジェクトまたは基本
    オブジェクトとを識別することによって論理オブジェク
    トを読取り、オブジェクトが基本オブジェクトであると
    きまたはレイアウト指示があるときにはレイアウトサブ
    モジュールによって使用されるレイアウト機能を呼出
    し、さらに従属論理オブジェクトを読取るために自発的
    に呼出されることを特徴とする請求項4に記載のレイア
    ウト方法。
  6. 【請求項6】 再帰的機能“Malelayout”に
    よって呼出されるかまたは自発的に呼出される第2のレ
    イアウトサブモジュールによって使用される再帰的機能
    “Give object ext”が、レイアウト構
    造中の現在レイアウトオブジェクトから始めて、特定さ
    れた指示に合致するレイアウトオブジェクトを探索また
    は作成する機能を有しており、前記機能“Give o
    bject ext”は、まず、第1レイアウトサブモ
    ジュールによって使用される再帰的機能“Give o
    bject kernel”を呼出して従属オブジェク
    トから現在レイアウトオブジェクト集合を探索し、レイ
    アウト指示とのコンフリクトまたは不適合がある場合に
    はこのレイアウト指示を無視するかまたは後戻りプロセ
    スの開始を決定し、次に、適当なレイアウトオブジェク
    トが検出されないときは、上位階層の現在レイアウトオ
    ブジェクトに対して同じ処理を再開するために自発的に
    呼出され、このようにして現在位置から前に向かって各
    レイアウトオブジェクト集合を順次処理することを特徴
    とする請求項5に記載のレイアウト方法。
  7. 【請求項7】 第1レイアウトサブモジュールによって
    使用される再帰的機能“Give object ke
    rnel”が、包括的内容をフォーマット化することに
    よって、現在レイアウトオブジェクト集合中で特定され
    た指示を有する第1オブジェクトを探索し、以下の処理
    ルール:オブジェクトが完了すると、レイアウト指示が
    検出されなかったことを表明するメッセージを返送す
    る、 現在レイアウトオブジェクトを分析し、該レイアウトオ
    ブジェクトが未評価の暫定オブジェクトであるときは該
    オブジェクトを評価し、これが所望オブジェクトである
    ときはレイアウト指示を探索し、該レイアウト指示を検
    出したときに、該レイアウト指示を検出したことを表明
    するメッセージを送出する、 所望のオブジェクトが検出されるまでまたは従属オブジ
    ェクトがなくなるまで、従属オブジェクト処理のために
    自発的に呼出される、が使用されることを特徴とする請
    求項6に記載のレイアウト方法。
  8. 【請求項8】 機能“Fill Gene”が包括的内
    容のフォーマット化のために呼出され、一方で“論理ソ
    ース属性”が適用される場合には、対応する特定論理オ
    ブジェクト集合を作成し、次いでフォーマット化のため
    の機能“Makelayout”を呼出し、終了後に削
    除し、他方で処理中の文書の外部の包括的文書のオブジ
    ェクトクラスの記述を参照する場合には、対応するブロ
    ックの位置及び寸法を固定し、内容のレイアウト方法を
    適用することを特徴とする請求項7に記載のレイアウト
    方法。
  9. 【請求項9】 最大寸法の編集可能な可用ゾーンの内部
    の1つのブロック内に、論理オブジェクト及び従属オブ
    ジェクト(特定論理構造から得られるかまたは属性から
    一時的に作成される)に関連する内容部分の全部または
    一部をフォーマット化または再フォーマット化するため
    に機能“Fillblock”が呼出され、機能“Fi
    llblock”は、受容した第1パラメータが特定論
    理オブジェクトまたは一時的に作成された論理オブジェ
    クトのいずれに関係するかを検査し、フラグを利用し
    て、レイアウト指示と後戻り手続きによる再フォーマッ
    ト化指示と内容の全部または一部の移転指示とに関する
    コンテキストを常に認識し、フラグは文書のレイアウト
    方法によるコンテキストの分析後に配置されることを特
    徴とする請求項8に記載のレイアウト方法。
JP4191151A 1991-07-17 1992-07-17 構造化文書のレイアウト方法 Pending JPH05210667A (ja)

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