JPH1125076A - 文書管理装置および文書管理プログラム記憶媒体 - Google Patents

文書管理装置および文書管理プログラム記憶媒体

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JPH1125076A
JPH1125076A JP9173913A JP17391397A JPH1125076A JP H1125076 A JPH1125076 A JP H1125076A JP 9173913 A JP9173913 A JP 9173913A JP 17391397 A JP17391397 A JP 17391397A JP H1125076 A JPH1125076 A JP H1125076A
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JP9173913A
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Kazumi Saito
一実 斉藤
Toshimitsu Suzuki
利光 鈴木
Sadao Yashiro
禎夫 屋代
Takahide Muramoto
貴英 村本
Masatomo Goto
正智 後藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/60Protecting data
    • G06F21/62Protecting access to data via a platform, e.g. using keys or access control rules
    • G06F21/6218Protecting access to data via a platform, e.g. using keys or access control rules to a system of files or objects, e.g. local or distributed file system or database
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F2221/21Indexing scheme relating to G06F21/00 and subgroups addressing additional information or applications relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F2221/2141Access rights, e.g. capability lists, access control lists, access tables, access matrices

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は文書の閲覧や編集を管理する文書管理
装置およびそのための文書管理プログラムが格納されて
なる文書管理プログラム記憶媒体に関し、1つの文書を
複数の人がアクセスする場合にそれら複数の人に適切に
アクセス権を与える。 【解決手段】構造化された文書を採用し、その構造化文
書の各構造化部分毎に、その構造に対応させてアクセス
権を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書の閲覧や編集
を管理する文書管理装置、および文書の閲覧や編集を管
理するための文書管理プログラムが格納される文書管理
プログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術の発展に伴い、
文書の執筆にあたり、キーボードを操作して電子化され
た文書を入力し、その執筆中(入力中)の文書を電子化
された状態で保存しておき必要に応じて読み出してきて
執筆(入力)や校正を続行することが行なわれている。
また完成した文書に関しても電子化されたままの状態で
保管することが広く行なわれている。
【0003】このような背景下で、例えば一冊の本を複
数の人が共同で執筆するなど1つの文書を複数の人が分
担して作成する場合にも、上記のような電子化文書の状
態で共同執筆することが考えられている。その場合、あ
る人が作成中もしくは完成した文書部分を、他の人が勝
手に手を加えて編集し直してしまうことがないように保
護する必要がある。あるいは、その文書の、ある部分
を、例えば未完成であること等の理由で他の執筆者に閲
覧させたくない場合もあり得る。
【0004】従来、1つのファイルを単位として電子化
された文書へのアクセスを制限することが行なわれてい
る。この場合、ある執筆者あるいは編集者にその電子化
文書の一部分のみの執筆あるいは編集を許す状況におい
てもその文書全体に対するアクセス権を与える必要が生
じてしまい、その執筆者あるいは編集者に許された文書
部分以外の文書部分が何ら改変されていないというセキ
ュリティが保証されないシステムとなってしまう。
【0005】これに対し、各執筆者あるいは各編集者が
分担する文書部分毎に全く独立に別々のファイルを作成
することが考えられる。この場合、文書全体を構築する
のに手間がかかり間違いも発生しやすいという問題があ
る。また、文書を記憶しておく記憶装置内に領域単位の
アクセス権を設定し、これにより、1つの文書であって
も、各文書部分毎にアクセスの可否を決定するという考
え方が提案されている(特開平1−243172号公報
参照)。
【0006】しかしながら、この考え方によると、記憶
装置内の領域単位にアクセス権を設定するものであるか
ら、文書の執筆中ないし編集中にその文書部分の長さが
増減すると、その文書部分および他の文書部分の、記憶
装置内での記憶領域がずれてしまい、それまでアクセス
できていた部分のうちの一部がアクセス不能となるな
ど、実用的ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、1つの文書を複数の人がアクセスする場合にそれ
ら複数の人に適切にアクセス権を与えることができる文
書管理装置、およびそれら複数の人に適切にアクセス権
を与える機能を有する文書管理プログラムが格納された
文書管理プログラム記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の文書管理装置は、構造化された文書を格納する記憶
部と、上記文書をアクセスする権利を取得するためのア
クセス者IDが入力され、その文書を表示するとともに
その文書の編集操作が行われる表示編集部と、表示編集
部が上記文書をアクセスする権利を、その文書の各構造
化部分毎に、かつ、アクセス者ID毎に設定するアクセ
ス権設定手段と、上記文書の、表示編集部から入力され
たアクセス者IDに応じた、アクセスを許容する旨設定
された構造化部分のみ、表示編集部からのアクセスを許
可するアクセス許可手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】ここで、本発明は、「構造化された文
書」、例えば、章や節や段落等に分けられる文書を取り
扱うものであり、上記の「文書の構造化部分」とは、そ
の文書を、章や節や段落等に分けたときの各部分をい
い、その文書部分の文章の長さや内容に増減があっても
同じ構造化部分として扱われる単位をいう。本発明の文
書管理装置は、構造化された文書を取り扱い、その文書
の各構造化部分毎にアクセス権を設定するものであるた
め、ファイルを複数に分けることなく、また文書の各部
分の文章の長さに増減が生じてもアクセス権が文書の各
部分に適切に設定される。
【0010】また、本発明の文書管理装置は、上記のよ
うな、文書の各構造化部分毎のアクセス権を、アクセス
者ID毎に設定するものであるため、その文書をアクセ
スする各アクセス者それぞれに対し、その文書の、その
アクセス者に必要な部分のみアクセスが許容され、文書
のセキュリティを保ったまま、複数のアクセス者による
共同編集等が可能となる。
【0011】尚、本発明において、文書は構造化されて
いる必要はあるが、その構造の如何を問うものではな
く、その構造化によって文書が各構造化部分に区別され
るものであればよい。ここで、上記本発明の文書管理装
置において、上記アクセス許可手段は、上記文書の各構
造化部分毎のアクセスの許否の設定に拘らず、表示編集
部への文書の送信を許容し、表示編集部から入力された
アクセス者IDに対応した、文書の各構造化部分毎のア
クセスの許否の設定に応じて、アクセスが許容された構
造化部分のみ、記憶部に格納された文書の、表示編集部
で編集された後の文書への書替えを許可するものであっ
てもよい。
【0012】この場合、アクセス者は自分が編集できな
い文書部分であっても、前後のつながりの確認等のため
参照することができる。あるいは、上記本発明の文書管
理装置において、上記アクセス許可手段は、表示編集部
から入力されたアクセス者IDに対応した、各構造化部
分毎のアクセスの許否の設定に応じて、アクセスが許容
された構造化部分のみ、表示編集部への文書の送信を許
可するものであってもよい。
【0013】この場合、自分に許可された部分以外は、
文書を変更することができないだけでなく、その文章を
参照することもできず、セキュリティの度合いが一層高
まる。上記本発明の文書管理装置において、上記アクセ
ス権設定手段は、アクセス者ID毎に対応付けるととも
に、記憶部に格納された上記文書の各構造化部分に直接
に対応付けてアクセスの許否を設定するものであっても
よく、あるいは、本発明の文書管理装置が、文書の構成
を、その文書の表示編集部への送信に先立って変更する
文書構成変更手段を備え、上記アクセス権設定手段が、
文書の構成がその文書構成変更手段により変更された後
の構成変更後文書に、表示編集部から入力されたアクセ
ス者IDに応じた、アクセスが許可された構造化部分の
みが含まれるように、文書構成変更手段による、上記文
書の各構造化部分毎の、かつ、アクセス者ID毎の、文
書の構成の変更態様を設定するものであってもよく、あ
るいは、本発明の文書管理装置が、文書の表示形式を、
表示編集部における表示に先立って調整する表示形式調
整手段を備え、上記アクセス権設定手段が、文書の表示
形式が表示形式調整手段により調整された後の表示用文
書に、表示編集部から入力されたアクセス者IDに応じ
た、アクセスが許可された構造化部分のみが含まれるよ
うに、表示形式調整手段による、文書の各構造化部分毎
の、かつ、アクセス者ID毎の、文書の表示形式を設定
するものであってもよい。
【0014】さらに、上記本発明の文書管理装置は、そ
の装置の構成部分全てが一体的に配置されていてもよい
が、そうである必要はなく、記憶部と表示編集部が、通
信回線を介して互いに接続されたものであってもよい。
また、上記目的を達成する本発明の文書管理プログラム
記憶媒体に格納された文書管理プログラムは、構造化さ
れた文書をアクセスする権利を、文書の各構造化部分毎
に、かつ、アクセス者ID毎に設定するアクセス権設定
手段と、その文書の、入力されたアクセス者IDに応じ
た、アクセスを許容された構造化部分のみアクセスを許
可するアクセス許可手段とを有する文書管理プログラム
が格納されてなることを特徴とする。
【0015】ここで、上記アクセス許可手段は、文書の
各構造化部分毎のアクセスの許否の設定に拘らずその文
書の読出しもしくは送信を許容し、入力されたアクセス
者IDに対応した、その文書の各構造化部分毎のアクセ
スの許否の設定に応じて、アクセスが許容された構造化
部分のみ、上記文書の、編集後の文書への書替えを許可
するものであってもよく、あるいは、上記アクセス許可
手段は、入力されたアクセス者IDに対応した、その文
書の各構造化部分毎のアクセスの許否の設定に応じて、
アクセスが許容された構造化部分のみ、その文書の読出
しもしくは送信を許可するものであってもよい。
【0016】また、上記本発明の文書管理プログラム記
憶媒体に格納された文書管理プログラムにおいて、この
文書管理プログラムが、文書の構成を変更する文書構成
変更手段を有するとともに、この文書管理プログラムを
構成するアクセス権設定手段が、文書の構成が文書構成
変更手段により変更された後の構成変更後文書に、入力
されたアクセス者IDに応じた、アクセスが許可された
構造化部分のみが含まれるように、文書構成変更手段に
よる、文書の各構造化部分毎の、かつ、アクセス者ID
毎の、文書の構成の変更態様を設定するものであっても
よく、あるいは、この文書管理プログラムが、文書の表
示形式を調整する表示形式調整手段を有するとともに、
この文書管理プログラムを構成するアクセス権設定手段
が、文書の表示形式が表示形式調整手段により調整され
た後の表示用文書に、入力されたアクセス者IDに応じ
た、アクセスが許可された構造化部分のみが含まれるよ
うに、表示形式調整手段による、文書の各構造化部分毎
の、かつ、アクセス者ID毎の、文書の表示形式を設定
するものであってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の文書管理装置の一実施形態
を内包するコンピュータシステムの外観構成図である。
このコンピュータシステム100には、CPUや磁気デ
ィスク等が内蔵された本体部101、表示画面102a
上に画像を表示する画像表示部102、このコンピュー
タシステム100に各種のデータを入力するための操作
子であるキーボード103、および表示画面102a上
の任意の位置を指定することにより、このコンピュータ
システム100に対し各種の指示を行なうマウス104
が備えられている。
【0018】本体部101には、可搬型記憶媒体の一種
である光磁気ディスク(MO)105が装填、取出し自
在に装填され、MO105に格納されたプログラムやデ
ータを本体部101にアップロードしたり、本体部10
2内部のプログラムやデータをその装填されたMO10
5にダウンロードするための、MOドライブ装置も内蔵
されている。
【0019】図2は、図1に示すコンピュータシステム
100の本体部101に内蔵された磁気ディスクに格納
されたプログラムやデータのメモリマップを示す模式図
である。磁気ディスク101aには、アクセス権設定手
段201、アクセス許可手段202、文書構成変更手段
203、表示形式調整手段204が格納されており、さ
らに、その磁気ディスク101aには、構造化された複
数の文書401,402,…,40nやその他のデータ
410が格納されている。
【0020】ここで、本実施形態においては、アクセス
権設定手段201、アクセス許可手段202、文書構成
変更手段203、および表示形式調整手段204を合わ
せたプログラムを文書管理プログラム200と称し、こ
の文書管理プログラム200が本発明にいう文書管理プ
ログラムに相当し、この文書管理プログラム200が格
納された状態にある磁気ディスク101aが本発明にい
う文書管理プログラム記憶媒体の一実施形態に相当す
る。
【0021】また、この文書管理プログラム200が、
図1に示すMO105に格納されているときは、この文
書管理プログラム200が格納され態にあるMO105
も、本発明にいう文書管理プログラム記憶媒体の一実施
形態に相当する。ここで、アクセス設定手段201は、
構造化された文書をアクセスする権利を、文書の各構造
化部分毎に、かつ、アクセス者ID毎に設定する手段で
ある。また、アクセス許可手段202は、その構造化さ
れた文書の、入力されたアクセス者IDに応じた、アク
セスが許可された構造化部分のみアクセスを許可する手
段である。
【0022】ここで、アクセス許可手段201は、文書
の各構造化部分毎のアクセスの許否の設定に拘らず、そ
の文書の読出しもしくは送信を許容し、入力されたアク
セス者IDに対応した、その文書の各構造化部分毎のア
クセスの許否の設定に応じて、アクセスが許容された構
造化部分のみ、この文書の、編集後の文書への書替えを
許可するものであってもよく、あるいは、アクセス許可
手段201は、入力されたアクセス者IDに対応した、
その文書の各構造化部分毎のアクセスの許否の設定に応
じて、アクセスが許容された構造化部分のみ、その文書
の読出しもしくは送信を許可するものであってもよい。
【0023】また、文書構成変更手段203は、文書の
構成を変更する手段である。本発明においてこの文書構
成変更手段203は必ずしも必要ではないが、この文書
構成変更手段203を有するときは、アクセス権設定手
段201は、文書の構成が文書構成変更手段203によ
り変更された後の構成変更後文書に、入力されたアクセ
ス者IDに応じた、アクセスが許可された構造化部分の
みが含まれるように、文書構成変更手段203による、
文書の各構造化部分毎の、かつ、アクセス者ID毎の、
文書の構成の変更態様を設定するものであってもよい。
【0024】さらに、表示形式調整手段204は、文書
の表示形式を調整する手段である。この表示形式調整手
段204も、上述の文書構成変更手段203と同様、本
発明においては必ずしも必要なものではないが、この表
示形式調整手段204を有するときは、アクセス権設定
手段201は、文書の表示形式が表示形式調整手段20
4により調整された後の表示用文書に、入力されたアク
セス者IDに応じた、アクセスが許可された構造化部分
のみが含まれるように、表示形式調整手段204によ
る、文書の各構造化部分毎の、かつ、アクセス者ID毎
の、文書の表示形式を設定するものであってもよい。
【0025】また、図1に示すコンピュータシステム1
00と、本発明の文書管理装置との対応関係は以下のと
おりである。上述したように、コンピュータシステム1
00の本体部101には、磁気ディスク101a(図2
参照)が内蔵されており、その磁気ディスク101aに
は、構造化された多数の文書401,402,…,40
nが格納されている。したがってこの磁気ディスク10
1aが、本発明にいう記憶部の一例に相当する。
【0026】また、図1に示すコンピュータシステム1
00には、操作子としてキーボード103およびマウス
104が備えられており、これらの操作子を操作するこ
とによってアクセス者IDが設定され、画像表示部10
2の表示画面102aには文書が表示され、キーボード
103やマウス104の操作により文書の編集操作が行
なわれる。したがって、図1に示すコンピュータシステ
ム100のキーボード103やマウス104、画像表示
部102、およびアクセス者IDを受け付けたり、文書
を表示したり、文字の編集操作を受け付けるプログラム
(図2では、「その他の手段」の一部に相当する)や、
そのプログラムを実行する本体部101のCPU等の複
合体が、本発明にいう表示編集部の一例に相当する。ま
た、本体部101に内蔵された磁気ディスク101に格
納された文書管理プログラム200とその文書管理プロ
グラム200を実行するCPU等が、本発明の文書管理
装置をいう、アクセス権設定手段、アクセス許可手段、
文書構成変更手段、および表示形式調整手段に相当す
る。このように、ここでは、アクセス権設定手段、アク
セス許可手段、文書構成変更手段、および表示形成調整
手段は、プログラム自体を言う場合もあり、プログラム
とそのプログラムを実行するCPU等のハードウェアと
の組合せを言う場合もある。
【0027】図3は、記憶部に記憶された構造化文書を
読み出して画像表示部に表示するまでの過程を示した模
式図である。前述したように、本発明においては、文書
構成変更手段および表示形式調整手段は必ずしも備える
必要はないが、これらを備えた場合、記憶部に記憶され
た文書は、以下に説明する過程を経由した後に表示され
る。
【0028】記憶部から表示の対象となる構造化文書が
読み出されると、その構造化文書は、文書構成変更手段
により、その文書構成の変更を受ける。文書構成の変更
とは、例えば、記憶部に記憶されていた構造化文書が、
「章」、「節」、「小節」、「段落」等の構造を有して
いる場合において、段落分けをやめたり、「小節」に記
載された内容は詳細すぎるので「小節」の欄を、そこに
記載されている文章ごと省くなど、あらかじめ指定され
た形式に文書を構成し直すことをいう。
【0029】文書構成の変更を受けた後の文書(これを
「構成変更後文書」と称する)は、今度は表示形式調整
手段による表示形式の調整を受ける。表示形式の調整と
は、例えば、表示画面102a上に文書表示用の枠を描
いたり、見出し文をある決まった大きな文字で表示した
り、表示画面102a上での表示文字のレイアウトを定
めたりするものである。
【0030】このようにして、表示形式の調整を受ける
ことにより生成された表示用文書が表示編集部において
表示され、その表示された文書が編集(文章の変更、校
正など)の対象となる。ここで、構造化文書の、各構造
化部分毎にアクセス権を設定するにあたっては、その構
造化文書の各構造化部分に直接対応付けてアクセスの許
否を設定してもよい。この場合、例えば、アクセス権が
存在する構造化部分のみ記憶部からの読み出しを許可し
たり、あるいは記憶部からの読出しはその構造化文書全
体について許容するものの、アクセス権が存在する構造
化部分のみ記憶部への書き戻しを許したりするというア
クセス上の制限がなされる。
【0031】また、構造化文書の各構造化部分毎にアク
セス権を設定するにあたっては、文書構成の変更の段階
におけるアクセス権を設定するようにしてもよい。すな
わち、記憶部からは要求のあった文書全体が読み出され
るものの、文書構成の変更の段階で、アクセス権が存在
しない構造化部分については、構成変更後の文書には含
まれないように省く処理を行なう。こうすることによ
り、表示編集部では、構成変更後の文書にはそのアクセ
ス権のない構造化部分が含まれていないためアクセス権
が存在しな構造化部分については表示されず、したがっ
てそのアクセス権が存在しない構造化部分の文章が変更
されることもない。
【0032】さらに、構造化文書の各構造化部分毎にア
クセス権を設定するにあたっては、文書の表示形式を調
整する段階におけるアクセス権を設定してもよい。すな
わち、記憶部からは要求のあった文書全体が読み出さ
れ、文書構成変更手段においても、仮に、その構成変更
後の文書にアクセス権の存在しない構造化部分が含まれ
るようにその文書構成を変更したとし、その文書の表示
形式を調整する段階において、アクセス権の存在しない
構造化部分については、例えば文字の大きさをゼロに設
定するなど、表示されないように表示形式を調整する。
こうすることにより、アクセス権が存在しない構造化部
分については表示形式上表示されず、したがってそのア
クセス権が存在しない構造化部分の文章が変更されるこ
ともない。
【0033】以上で、本発明の実施形態の概要について
の説明を終了し、以下、具体的な実施形態について説明
する。尚、以下に説明する具体的実施形態については、
第1実施形態、第2実施形態のように実施形態どうしを
区別する。図4は、本発明の文書管理装置および文書管
理プログラムの第1実施形態の模式構成図である。
【0034】ここでは、構造化文書の一例として、図4
に示すSGML文書が採用されている。SGMLは電子
化された文書の構造を定める規格の1つである。ここで
はSGML自体についての説明は省略する。このSGM
L文書は、構造化文書401のブロック内に示すよう
に、木構造を有している。この構造化文書401は、図
1,図2を参照して説明したように、コンピュータシス
テム100の本体部101に内蔵された。磁気ディスク
102aに格納されている。アクセス権設定手段402
には、アクセス権を管理するアクセス権管理者により、
図1に示すキーボード103から、アクセス権種別情報
が入力される。このアクセス権種別情報には、アクセス
権を設定しようとする構造化文書401を特定する情
報、アクセス者(アクセス者ID)を特定する情報、お
よびそのアクセス者に対し、構造化文書401のどの文
書要素(構造化部分)のアクセスを許容し、どの文書要
素のアクセスを禁止するかをあらわす情報が含まれてい
る。アクセス権種別情報が入力されたアクセス権設定手
段402は、その入力されたアクセス権種別情報に従っ
て、指定された構造化文書401について、かつ指定さ
れたアクセス者について、構造化文書401の各文書要
素(構造化部分)に対して直接にアクセス権の有無を設
定する。ここでは、構造化文書401として木構造を有
するSGMLが採用されており、ある文書要素に対する
アクセス権有/無の設定は、特に指定されない限り、そ
の文書要素の下階総にあたる文書要素に対しても有効で
ある。
【0035】アクセス権設定手段402には、1つの構
造化文書401に関して、複数のアクセス者(複数のア
クセスID)に関するアクセス権種別情報が入力され、
アクセス権設定手段402は、複数のアクセス者それぞ
れについて、各文書要素(各構造化部分)毎にアクセス
権の有無を設定する。表示編集部404には、構造化文
書401が複写された複写文書405が表示されるが、
この複写文書の表示にあたっては、アクセス者(ここで
はアクセス者Aと称する)により、例えばキーボード1
03あるいはマウス104が操作されて、本発明にいう
アクセス許可手段の一例である参照/編集許可手段40
3に対し、構造化文書401を表示編集部404に送信
するよう要求がなされる。すると、この図4に示す参照
/編集許可手段403は、要求のあった構造化文書を、
各文書要素毎のアクセス権の有無とは無関係に読み出し
てきて表示編集部404に送り、表示編集部404で
は、その送られてきた文書(複写文書405)が表示さ
れる。その後アクセス者Aは、その複写文書405に手
を加えて、その複写文書を部分的に変更する。ここで
は、図12に示す複写文書405中、「文書要素2」と
「文書要素8」の文書が変更されたものとする。このよ
うな文書内容の変更を行なった後、アクセス者Aは、キ
ーボード103から、自分に割り当られたアクセス者I
Dを入力するとともに、複写文書405の、変更された
文書要素(ここでは「文書要素2」と「文書要素8」)
を構造化文書401に書き戻すこと、すなわち構造化文
書401中の「文書要素2」と「文書要素8」を、変更
した後の文章に書き替えることが要求される。すると、
参照/編集許可手段403は、構造化文書401の、入
力されたアクセス者IDに関するアクセス権を参照し、
ここに示す例では、アクセス者Aは文書要素2に対する
アクセス権を持っておらず、参照/編集許可手段403
は、文書要素2に関しては、アクセス者Aによる、構造
化文書401への書き戻しを拒否する。したがって構造
化文書401の文書要素2は変更されない。一方、文書
要素8に関しては、構造化文書401の文書要素8に対
応してアクセス者Aに対するアクセス権の有/無は積極
的には設定されておらず、その文書要素8の上階層の文
書要素である文書要素5にアクセス者Aに対するアクセ
ス権「有」がを設定されているため、この文書要素5の
アクセス権「有」が文書要素8にも反映され、参照/編
集許可手段403は、アクセス者Aからの指示に応じ
て、複写文書405の文書要素8を、構造化文書401
の文書要素8に上書きする。
【0036】この図4に示す第1実施形態の場合、上記
のように、構造化文書401の各文書要素に対して直接
に各アクセス者ID毎のアクセス権の有無が設定される
が、その構造化文書401を読み出して表示するにあた
ってはそのアクセス権の有無は考慮されずにその構造化
文書401の全体を読み出してその複写文書405を表
示することができる。ただし、その複写文書405に手
を加えて書き直した後、その書き直された複写文書40
5を構造化文書401に書き戻すときに、そのアクセス
者に対する各文書要素毎のアクセス権の有無が調べら
れ、アクセス権を持っている文書要素のみ書き戻しが行
なわれる。
【0037】図5は、本発明の文書管理装置および文書
管理プログラムの第2実施形態の模式構成図である。こ
の図5に示す第2実施形態は、図4に示す第1実施形態
との相違点として、複数(ここではm個)の構成変更手
続1,2,…,m、構成変更手続選択手段411および
構成変更手段412を有する。構成変更手続1,2,
…,mは、構造化文書401とともに、コンピュータシ
ステム100(図1参照)の本体部101に内蔵された
磁気ディスク101a(図2参照)に格納されている
(図2では「そのデータ」に含まれている)。構成変更
手続1,2,…,mは、構成変更手続選択手段411に
よりいずれか1つが択一的に選択され、構成変更手続選
択手段411はその選択した構成変更手続(ここでは構
成変更手続1を選択したものとする)に従って、構成変
更手段412における文書の構成の変更のやり方を制御
する。
【0038】各構成変更手続1,2,…,mには、図5
には構成変更手続1について示すように1つもしくは複
数(ここでは8つ)の構成変更手続項目が存在し、各構
成変更手続項目1,2,…は構造化文書401の各文書
要素1,2,…にそれぞれ対応している。具体的には、
構成変更手段412において文書の構成を変更するにあ
たり、構成変更手続1が選択されたものとすると、構成
変更手段412によって構造化文書401が読み出さ
れ、その構造化文書401の文書要素1は、構成変更手
続1の中の構成変更手続項目1に示される情報に応じて
文書の構成が変更される。図5中の一点鎖線がその対応
関係をあらわしている。ここではその構成の変更のやり
方についての説明は省略するが、図5に示す構造化文書
401には、文書要素が文書要素1〜文書要素10の1
0個存在し、一方構成変更手続1には構成変更手続項目
1〜構成変更手続項目8の8つの構成変更手続項目しか
存在せず、文書要素9および文書要素10に対応する構
成変更手続項目が欠落している。これは構成変更手段1
2において文書の構成を変更するにあたり、図5の構成
変更手段412のブロック内部に示すように、構造化文
書401を構成する2つの文書要素9,10は、構成変
更後の文書には、含まれないことを意味している。
【0039】アクセス権設定手段402には、アクセス
権種別情報が入力される。アクセス権の有無は、本実施
形態では、構造化文書401を構成する各文書要素には
直接には設定されず、新たなアクセス者IDに関するア
クセス権を設定する際はその新たなアクセス者IDに対
応して構成変更手続の枠が1つ生成され、その構成変更
手続の枠内に、そのアクセス者IDに関してアクセス権
「有」が設定される文書要素に対応する構成変更手続項
目が書き込まれる。
【0040】次に、実際のアクセスにあたって、アクセ
ス者IDが入力される。このアクセス者IDは構成変更
手続選択手段411に入力され、この構成変更手続選択
手段411は、その入力されたアクセス者IDに対応す
る構成変更手続を選択する。一方、構造化文書401は
構成変更手段412によって読み出され、構成変更手段
412では、その構造化文書401の構成を、構成変更
手続選択手段411で選択された構成変更手続に従って
変更する。このとき、前述したように、構成変更手続選
択手段411で選択された構成変更手続中に構成変更手
続項目が存在しない文書要素、すなわちアクセス権のな
い文書要素は、構成変更後の文書からは除かれている。
【0041】このようにして構成変更手段412で作成
された構成変更後文書は、表示編集部404に送られて
表示され、また、文章の変更を受ける。その文章変更後
の文書は、構成変更手段412によって構造化文書40
1に書き戻される。ここでは、表示編集部404におい
て表示され文書の変更を受ける可能性のある文書要素は
そのアクセス者がアクセス権を持っている文書要素のみ
であり、したがって文章変更後の文書を構造化文書40
1に書き戻してもアクセス権のない文書要素は一切影響
は受けず、もとのままの文章にとどまることになる。
【0042】図6は、本発明の文書管理装置および文章
管理プログラムの第3実施形態の模式構成図である。こ
の図6に示す第3実施形態には、図4に示す第1実施形
態との相違点として、複数(ここではm個)の表示編集
形式指定1,2,…,m、および表示編集形式指定選択
手段421が備えられている。表示編集形式指定1,
2,…,mは、構造化文書401とともに、コンピュー
タシステム100(図1参照)の本体部101に内蔵さ
れた磁気ディスク101a(図2参照)に格納されてい
る。
【0043】表示編集形式指定選択手段421は、表示
編集形式指定1,2,…,mの中のいずれか1つを択一
的に選択し、その選択した表示編集形式指定(ここでは
表示編集形式指定1を選択したものとする)に従って、
表示編集部404に備えられた、文書の表示形式を整え
る表示形式調整手段404aにより、文章の表示形式が
決められる。
【0044】各表示編集形式指定1,2,…,mには、
図6には表示編集形式指定1について示すように、1つ
もしくは複数(ここでは8つ)の表示編集形式指定項目
が存在し、各表示編集形式指定項目1,2,…は、構造
化文書401の各文書要素1,2,…にそれぞれ対応し
ている。具体的には、表示編集形式指定選択手段421
によって表示編集形式指定1が選択されたとき、構造化
文書401が読み出されて表示編集部404に入力され
ると、その表示編集部404に備えられた表示形式調整
手段404aにより、その構造化文書401の文書要素
1は、表示編集形式指定1の中の表示編集形式指定項目
1に示される情報に応じてその表示形式が定められる。
ここでは、例えば、その文書要素1に対応して、文書を
表示するための大きな枠が表示される。また、構造化文
書402の文書要素2は、表示編集部404に備えられ
た表示形式調整手段404aにより、表示編集形式指定
1の中の表示編集形式指定項目2に示される情報に応じ
てその表示形式が定められ、例えば、その文書要素2に
関する文字が最も大きな文字で表示される。図6中の一
点鎖線は、表示編集形式指定項目2に関し、その対応関
係をあらわしている。
【0045】図6に示す構造化文書401には、文書要
素が、文書要素1〜文書要素10の10個存在し、一
方、表示編集形式指定1には、表示編集形式指定項目1
〜表示編集形式指定項目8の8つの表示編集形式指定項
目しか存在せず、文書要素9および文書要素10に対応
する表示編集形式指定項目が欠落している。これは、表
示編集部404において文書の表示編集形式を定めるに
あたり、構造化文書401を構成する2つの文書要素
9,10は、表示編集部404に表示される表示用文書
には含まれないこととなり、表示編集部404には表示
されず、したがって、それら2つの文書要素9,10に
関してはその文章が変更されることもない。
【0046】アクセス権設定手段402にはアクセス権
種別情報が入力される。新たなアクセス者IDに関する
アクセス権を設定する際は、その新たなアクセス者ID
に対応して表示編集形式指定の枠が1つ生成され、その
表示編集形式指定の枠内に、そのアクセス者IDに関し
てアクセス権「有」が設定される文書要素に対応する表
示編集形式指定項目が書き込まれる。
【0047】次に、実際のアクセスにあたって、アクセ
ス者IDが入力される。このアクセス者IDは、表示編
集形式指定選択手段421に入力され、この表示編集形
式指定選択手段421は、その入力されたアクセス者I
Dに対応する表示編集形式指定を選択する。一方、構造
化文書401は磁気ディスク101a(図2参照)から
読み出されて表示編集部404に入力され、表示編集部
404では、その表示編集部4040に備えられた表示
形式調整手段404aにより、その構造化文書401の
表示形式を、表示編集形式指定選択手段421で選択さ
れた表示編集形式指定に従って決定する。
【0048】このとき、前述したように、表示編集形式
指定選択手段421で選択された表示編集形式指定の中
に、表示編集形式指定項目が存在しない文書要素、すな
わちアクセス権のない文書要素は、表示用の文書からは
除かれており、アクセス権のない文書要素に関しては表
示されず、したがってその表示されない文書要素につい
て変更が加えられることもない。 表示編集部404で
文章の変更を受けた後の文書は、構造化文書401に書
き戻される。表示編集部404において表示され、文章
の変更を受ける可能性のある文書要素は、そのアクセス
者がアクセス権を得ている文書要素のみであり、したが
って文章変更後の文書を構造化文書401に書き戻して
も、アクセス権のない文書要素は一切影響を受けること
はない。
【0049】次に、本発明をサーバ・クライアントシス
テムに適用した場合の実施形態について説明する。図7
は、サーバ・クライアントシステムの概念図である。図
7には、サーバ500と2台のクライアント510,5
20が通信回線530を介して接続されている様子が示
されている。サーバ500および2台のクライアント5
10,520はいずれもがコンピュータシステムで構成
されており、サーバ500は、CPU、磁気ディスク、
MO505が装脱自在に装填され装填されたMO505
をアクセスするMOドライブ装置等が内蔵された本体部
501、表示画面502aを有する画像表示部502、
およびキーボード503から構成され、2台のクライア
ント510,520は、本体部511,521、表示画
面512a,522aを有する画像表示部512,52
2、キーボード513,523、およびマウス514,
524から構成されている。
【0050】ここで、サーバ500は、構造化文書を保
管しておく、本発明にいう記憶部としての役割りや、ア
クセス権を設定する役割りを担っており、各クライアン
ト510,520は、サーバ500に依頼し文書を送信
させて表示し、その表示された文書に手を加えてサーバ
500に戻すという、本発明にいう表示編集部の役割り
を担っている。
【0051】以下、サーバ・クライアントシステムを採
用した場合における各実施形態について説明する。以下
に説明する各実施形態において、前述した第1〜第3実
施形態と同様な部分については、図示を省略し、もしく
は簡略化し、説明についても、前述した第1〜第3実施
形態との相違点を中心とした説明にとどめる。図8は、
サーバ・クライアントシステムを採用した場合の、前述
した第1実施形態に対応する実施形態を示すブロック模
式図である。
【0052】サーバ500には、構造化文書401が格
納されており、またサーバ500にはアクセス権設定手
段402および参照/編集許可手段403が備えられて
いる。一方、クライアント510自体が表示編集部40
4を構成している。図4に示す第1実施形態との相違点
は、参照/編集許可手段403で読み出された構造化文
書401はネットワーク530を経由して表示編集部4
04に送信され、表示編集部404で修正された文書は
ネットワーク530を経由してサーバ500に戻される
点である。また、アクセス権種別情報は、サーバ500
側でアクセス権管理者により入力され、アクセス者ID
は、クライアント510側でアクセス者により入力され
ネットワーク30を経由してサーバ500に伝えられ
る。他の点は、図4を参照して説明した第1実施形態と
同様であり、説明は省略する。尚、図4に示す第1実施
形態では、構造化文書401の各文書要素に設定したア
クセス権の有/無に拘らず構造化文書401を読み出し
て表示編集部404に送る旨説明したが、各文書要素に
設定したアクセス権に応じて、アクセス権が存在する文
書要素のみ表示編集部404に送信するようにしてもよ
い。
【0053】図9は、サーバ・クライアントシステムを
採用した場合の、前述した第2実施形態に対応する実施
形態を示すブロック構成図である。サーバ500には、
構造化文書401が格納されており、またサーバ500
には、アクセス権設定手段402、構成変更手続選択手
段411および構成変更手段412が備えられている。
またクライアント510自体が表示編集部404を構成
している。
【0054】サーバ500とクライアント510(表示
編集部404)との間はLAN等のネットワーク530
で接続されており、構成変更手段412で構成が変更さ
れた後の文書がネットワーク530を経由してクライア
ント510(表示編集部404)に送信され、表示編集
部404で修正された後の文書は、やはりネットワーク
530を経由してサーバ500に送信される。
【0055】アクセス権種別情報は、サーバ500の側
でアクセス権管理者により入力される。またアクセス者
IDは、文書のアクセスに際しクライアント510の側
で入力されネットワーク530を経由してサーバ500
に伝えられる。他の点は、図5を参照して説明した第2
実施形態と同様であり、説明は省略する。
【0056】図10は、図9に示す実施形態の変形例を
示すブロック構成図である。図9に示す実施形態では、
図5に示す第2実施形態の説明において述べたように、
各アクセス者IDに各構成変更手続が1体1に対応して
いるが、図10に示す変形例においては、構成変更手続
自体はアクセス者IDによらず1つのみ備えられてい
る。ただし、この図10に示す変形例における構成変更
手続は、構造化文書401の各文書要素1,2,…,n
にそれぞれ対応する各構成変更手段1,2,…,nそれ
ぞれについて、各アクセス者ID毎に、その構成変更手
続項目を有効とするか無効とするかをあらわすフラグを
設定するよう構成されており、アクセス権設定手段40
2では、入力されたアクセス権種別情報に応じて、それ
らのフラグを設定する。
【0057】こうしておいて、アクセス者IDが入力さ
れると、構成変更手続選択手段411では、構成変更手
続を構成する各構成変更手続項目の、その入力されたア
クセス者IDに対応するフラグを参照し、アクセス権
「有」が設定されている構成変更手続項目のみを選択
し、構成変更手段412では、それら選択された構成変
更手続項目の集合からなる構成変更手続に従って文書の
構成が変更される。
【0058】図11は、サーバ・クライアントシステム
を採用した場合の、前述した第3実施形態に対応する実
施形態を示すブロック構成図である。サーバ500に
は、構造化文書401が格納されており、またサーバ5
00には、アクセス権設定手段402、表示編集形式指
定選択手段421が備えられている。またクライアント
510自体が表示編集部404を構成しており、その表
示編集部には、表示形式調整手段404aが備えられて
いる。サーバ500とクライアント510(表示編集部
404)との間はLAN等のネットワーク530で接続
されている。構造化文書401は、ネットワーク530
を経由してクライアント510(表示編集部4040)
に送信される。また、表示編集形式指定選択手段421
により、アクセスIDに応じて選択された表示編集形式
指定も、ネットワーク530を経由してクライアント5
10(表示編集部404)に送信される。表示編集部4
04では表示形式調整手段404aにより、送信されて
きた表示編集形式指定に基づいて、送信されてきた構造
化文書401の表示形式が整えられて表示される。この
表示用文書には、そのアクセス者IDによって特定され
るアクセス者がアクセスすることのできる文書要素のみ
含まれていることは、第3実施形態の説明において述べ
たとおりである。表示編集部404で手が加えられた後
の文書は、やはりネットワーク530を経由してサーバ
500に送信される。
【0059】また、アクセス権種別情報は、サーバ50
0の側のアクセス権管理者によって入力される。アクセ
ス者IDは、文書のアクセスに際し、クライアント51
0の側で入力力されネットワーク530を経由してサー
バ500に伝えられる。この図11に示す実施形態の、
上述した点以外の点は、図6を参照して説明した第3実
施形態と同様であり、説明は省略する。
【0060】図12は、図11に示す実施形態の変形例
を示すブロックである。図11に示す実施形態では、図
6に示す第3実施形態の説明において述べたように、各
アクセス者IDに各表示形式指定が1対1に対応してい
るが、図12に示す変形例においては、表示編集形式指
定は、アクセス者IDによらず1つのみ備えられてい
る。ただし、この図12に示す変形例における表示編集
形式指定では、構造化文書401の各文書要素1,2,
…,nにそれぞれ対応する各表示編集形式指定項目1,
2,…,nそれぞれに、各アクセス者ID毎に、その表
示編集形式指定項目を有効とするか無効とするかをあら
わすフラグを設定するよう構成されており、アクセス権
設定手段402では、入力されたアクセス権種別情報に
応じてそれらのフラグを設定する。
【0061】こうしておいて、表示編集形式指定選択手
段421では、入力されたアクセス者IDに応じて、表
示編集形式指定を構成する各表示編集形式指定項目の、
その入力されたアクセス者IDに対応するフラグを参照
し、アクセス権「有」が設定されている表示編集形式指
定項目のみを選択し、それら選択した表示編集形式指定
項目の集合からなる表示編集形式指定が、構造化文書4
01とともに、ネットワーク310を経由してクライア
ント510(表示編集部404)に送信される。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの文書を複数の人がアクセスする場合に、それら複
数の人に適切にアクセス権を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書管理装置の一実施形態を内包する
コンピュータシステムの外観構成図である。
【図2】図1に示すコンピュータシステムの本体部に内
蔵された磁気ディスクに格納されたプログラムやデータ
のメモリマップを示す模式図である。
【図3】記憶部に記憶された構造化文書を読み出して画
像表示部に表示するまでの過程を示した模式図である。
【図4】本発明の文書管理装置および文書管理プログラ
ムの第1実施形態の模式構成図である。
【図5】本発明の文書管理装置および文書管理プログラ
ムの第2実施形態の模式構成図である。
【図6】本発明の文書管理装置および文章管理プログラ
ムの第3実施形態の模式構成図である。
【図7】サーバ・クライアントシステムの概念図であ
る。
【図8】サーバ・クライアントシステムを採用した場合
の、前述した第1実施形態に対応する実施形態を示すブ
ロック模式図である。
【図9】サーバ・クライアントシステムを採用した場合
の、前述した第2実施形態に対応する実施形態を示すブ
ロック構成図である。
【図10】図9に示す実施形態の変形例を示すブロック
構成図である。
【図11】サーバ・クライアントシステムを採用した場
合の、前述した第3実施形態に対応する実施形態を示す
ブロック構成図である。
【図12】図11に示す実施形態の変形例を示すブロッ
クである。
【符号の説明】
100 コンピュータシステム 101 本体部 102 画像表示部 102a 表示画面 103 キーボード 104 マウス 105 MO 200 文書管理プログラム 201 アクセス権設定手段 202 アクセス許可手段 203 文書構成変更手段 204 表示形式調整手段 401,402,…,40n 構造化文書 402 アクセス権設定手段 403 参照/編集許可手段 404 表示編集部 404a 表示形式調整手段 405 複写文書 411 構成変更手続選択手段 412 構成変更手段 421 表示編集形式指定選択手段 500 サーバ 501 本体部 502 画像表示部 502a 表示画面 503 キーボード 505 MO 510,520 クライアント 511,521 本体部 512a,522a 表示画面 513,523 キーボード 514,524 マウス 530 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 屋代 禎夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 村本 貴英 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 後藤 正智 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造化された文書を格納する記憶部と、 前記文書をアクセスする権利を取得するためのアクセス
    者IDが入力され、該文書を表示するとともに該文書の
    編集操作が行われる表示編集部と、 前記表示編集部が前記文書をアクセスする権利を、該文
    書の各構造化部分毎に、かつ、アクセス者ID毎に設定
    するアクセス権設定手段と、 前記文書の、前記表示編集部から入力されたアクセス者
    IDに応じた、アクセスを許容する旨設定された構造化
    部分のみ、該表示編集部からのアクセスを許可するアク
    セス許可手段とを備えたことを特徴とする文書管理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アクセス許可手段が、前記文書の各
    構造化部分毎のアクセスの許否の設定に拘らず前記表示
    編集部への該文書の送信を許容し、該表示編集部から入
    力されたアクセス者IDに対応した、該文書の各構造化
    部分毎のアクセスの許否の設定に応じて、アクセスが許
    容された構造化部分のみ、前記記憶部に格納された前記
    文書の、該表示編集部で編集された後の文書への書替え
    を許可するものであることを特徴とする請求項1記載の
    文書管理装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセス許可手段が、前記表示編集
    部から入力されたアクセス者IDに対応した、前記文書
    の各構造化部分毎のアクセスの許否の設定に応じて、ア
    クセスが許容された構造化部分のみ、前記表示編集部へ
    の該文書の送信を許可するものであることを特徴とする
    請求項1記載の文書管理装置。
  4. 【請求項4】 前記アクセス権設定手段が、アクセス者
    IDに対応付けるとともに、前記記憶部に格納された前
    記文書の各構造化部分に直接に対応付けて、アクセスの
    許否を設定するものであることを特徴とする請求項1記
    載の文書管理装置。
  5. 【請求項5】 前記文書の構成を、該文書の前記表示編
    集部への送信に先立って変更する文書構成変更手段を備
    え、 前記アクセス権設定手段が、前記文書の構成が前記文書
    構成変更手段により変更された後の構成変更後文書に、
    前記表示編集部から入力されたアクセス者IDに応じ
    た、アクセスが許可された構造化部分のみが含まれるよ
    うに、該文書構成変更手段による、前記文書の各構造化
    部分毎の、かつ、アクセス者ID毎の、前記文書の構成
    の変更態様を設定するものであることを特徴とする請求
    項1記載の文書管理装置。
  6. 【請求項6】 前記文書の表示形式を、該文書の前記表
    示編集部における表示に先立って調整する表示形式調整
    手段を備え、 前記アクセス権設定手段が、前記文書の表示形式が前記
    表示形式調整手段により調整された後の表示用文書に、
    前記表示編集部から入力されたアクセス者IDに応じ
    た、アクセスが許可された構造化部分のみが含まれるよ
    うに、該表示形式調整手段による、前記文書の各構造化
    部分毎の、かつ、アクセス者ID毎の、前記文書の表示
    形式を設定するものであることを特徴とする請求項1記
    載の文書管理装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶部と前記表示編集部が、通信回
    線を介して互いに接続されたものであることを特徴とす
    る請求項1記載の文書管理装置。
  8. 【請求項8】 構造化された文書をアクセスする権利
    を、該文書の各構造化部分毎に、かつ、アクセス者ID
    毎に設定するアクセス権設定手段と、前記文書の、入力
    されたアクセス者IDに応じた、アクセスを許容された
    構造化部分のみアクセスを許可するアクセス許可手段と
    を有する文書管理プログラムが格納されてなることを特
    徴とする文書管理プログラム記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記アクセス許可手段が、前記文書の各
    構造化部分毎のアクセスの許否の設定に拘らず該文書の
    読出しもしくは送信を許容し、入力されたアクセス者I
    Dに対応した、該文書の各構造化部分毎のアクセスの許
    否の設定に応じて、アクセスが許容された構造化部分の
    み、前記文書の、編集後の文書への書替えを許可するも
    のであることを特徴とする請求項8記載の文書管理プロ
    グラム記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記アクセス許可手段が、入力された
    アクセス者IDに対応した、前記文書の各構造化部分毎
    のアクセスの許否の設定に応じて、アクセスが許容され
    た構造化部分のみ、該文書の読出しもしくは送信を許可
    するものであることを特徴とする請求項8記載の文書管
    理プログラム記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記文書管理プログラムが、前記文書
    の構成を変更する文書構成変更手段を有するとともに、
    該文書管理プログラムを構成する前記アクセス権設定手
    段が、前記文書の構成が前記文書構成変更手段により変
    更された後の構成変更後文書に、入力されたアクセス者
    IDに応じた、アクセスが許可された構造化部分のみが
    含まれるように、該文書構成変更手段による、前記文書
    の各構造化部分毎の、かつ、アクセス者ID毎の、前記
    文書の構成の変更態様を設定するものであることを特徴
    とする請求項8記載の文書管理プログラム記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記文書管理プログラムが、前記文書
    の表示形式を調整する表示形式調整手段を有するととも
    に、該文書管理プログラムを構成する前記アクセス権設
    定手段が、前記文書の表示形式が前記表示形式調整手段
    により調整された後の表示用文書に、入力されたアクセ
    ス者IDに応じた、アクセスが許可された構造化部分の
    みが含まれるように、該表示形式調整手段による、前記
    文書の各構造化部分毎の、かつ、アクセス者ID毎の、
    前記文書の表示形式を設定するものであることを特徴と
    する請求項8記載の文書管理プログラム記憶媒体。
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