JPH05210652A - 運行管理システムのシミュレーション方法 - Google Patents

運行管理システムのシミュレーション方法

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JPH05210652A
JPH05210652A JP4224092A JP4224092A JPH05210652A JP H05210652 A JPH05210652 A JP H05210652A JP 4224092 A JP4224092 A JP 4224092A JP 4224092 A JP4224092 A JP 4224092A JP H05210652 A JPH05210652 A JP H05210652A
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JP
Japan
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program
operation management
vehicle
simulation
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP4224092A
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English (en)
Inventor
Makoto Uehira
眞 植平
Hideaki Minami
秀明 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP4224092A priority Critical patent/JPH05210652A/ja
Publication of JPH05210652A publication Critical patent/JPH05210652A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実システム用に設計されたプログラムのアル
ゴリズムを移植せずにシミュレーションを実行してシミ
ュレーションの作業効率及び精度を高める。 【構成】 無人搬送システムのレイアウト等のシステム
データを搬送車走行シミュレーションプログラム4a及び
実システム用に設計された運行管理プログラム3aに供給
し、搬送要求発生プログラム4bに発生条件を設定し、運
行管理プログラム3aを実行して搬送車走行シミュレーシ
ョンプログラム4aによる走行シミュレーションに基づい
て運行管理をシミュレートする。また、運行管理装置3
の接続を実システム側の装置に切り換えて実システムを
運行管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無人搬送車等の運行管
理システムにおける運行管理のシミュレーション方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】無人搬送車の運行管理システムのシミュ
レーションは、従来、汎用シミュレータによって行われ
ている。汎用シミュレータは、実システムの構造及び発
生する現象をモデル化したシステムモデルにおける搬送
車の運行を管理する運行管理プログラム,搬送車の加速
度,走行速度等の走行特性を定義する搬送車プログラ
ム,搬送車の走行要求発生条件,走行始点・目標点等を
定義する要求発生プログラムから構成される。
【0003】シミュレーションにあたっては、実システ
ム用に設計された運行管理プログラムを汎用シミュレー
タに移植するために、運行管理のアルゴリズムを汎用シ
ミュレータ仕様のシミュレーション言語によって記述す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のシ
ミュレーション方法では、複雑な運行管理のアルゴリズ
ムを汎用シミュレータへ移植する作業に長時間を要する
ためにシミュレーションの作業効率が低いのみならず、
複雑なアルゴリズムを汎用シミュレータへ完全に移植す
ることは不可能に近いのでシミュレーション精度が低い
という問題がある。
【0005】さらに、シミュレーション結果に基づいて
運行管理プログラムをデバッグする都度、運行管理プロ
グラムを汎用シミュレータに移植し直さなければなら
ず、シミュレーション作業が煩雑である。
【0006】また、運行管理の履歴データが記録されて
いれば、運行管理の状況,トラブルの原因等の解析が容
易になるのでデバッグを支援できるが、従来の汎用シミ
ュレータには運行管理の履歴データを記録しておく機能
がなかった。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、実システム用に設計された運
行管理プログラムをシミュレーション用に移植すること
なくそのままシミュレーションに用いることにより、シ
ミュレーションの作業効率及び精度が高い運行管理シス
テムのシミュレーション方法の提供を目的とする。
【0008】また、運行管理の履歴データを記録してお
くことにより管理状況の解析を容易にして運行管理プロ
グラムのデバッグを支援する運行管理システムのシミュ
レーション方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る運行管
理システムのシミュレーション方法は、車両に走行要求
を発生する条件,各車両の走行特性及び管理対象システ
ムの構造を定義しておき、前記走行要求の発生に応じ
て、車両の走行特性及び管理対象システムの構造の定義
に基づき、その走行により予想される車両の管理対象シ
ステムにおける状態データを得ることによって、管理対
象の実システム用に設計されたプログラムによる車両の
運行管理をシミュレートする運行管理システムのシミュ
レーション方法において、前記状態データを車両の運行
状況のデータとして用いて前記プログラムを実行し、前
記プログラムによる車両の運行管理をシミュレートする
ことを特徴とする。
【0010】また、第2の発明に係る運行管理システム
のシミュレーション方法は、請求項1記載の前記プログ
ラムによる運行管理の履歴データを記録することを特徴
とする。
【0011】
【作用】第1の発明に係る運行管理システムのシミュレ
ーション方法は、車両に走行要求を発生し、予め定義し
てある車両の走行特性及び管理対象システムの構造に基
づき、その走行により予想される車両の管理対象システ
ムにおける状態データを、車両の現在の運行状況のデー
タとして用いて、管理対象の実システム用に設計された
プログラムを実行して、このプログラムによる車両の運
行管理をシミュレートする。
【0012】また、第2の発明に係る運行管理システム
のシミュレーション方法は、運行管理の履歴データを記
録しておき、この履歴データによる運行状況の解析及び
プログラムのデバッグを支援する。
【0013】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。図1は本発明に係る運行管理システムのシ
ミュレーション方法(以下、本発明方法という)を実行
する運行管理システムの構成を示すブロック図であっ
て、実線はシミュレーション時、点線は実システム稼働
時の接続関係を示すものである。
【0014】対話型設計装置1は、管理対象である無人
搬送システムのレイアウトデータ,搬送車の走行特性デ
ータ及び走行要求の発生タイミング,走行の始点・目標
点等の運行方法データを対話入力可能とする対話型設計
プログラム1aを備えており、対話入力により生成された
システムデータはシステムデータファイル2に記録され
て後述する運行管理装置3及び搬送車シミュレータ4に
供給される。
【0015】運行管理装置3は、搬送車と通信を行う通
信部と、搬送要求を出力する上位装置と通信を行う通信
部とを有し、実システム用に設計された運行管理プログ
ラム3a及びシミュレーション時・実システム稼働時にお
ける運行管理の時系列的な履歴データを記録する履歴記
録プログラム3bを備えており、履歴データは履歴データ
ファイル5に記録される。
【0016】搬送車6ミュレータ4は、システムデータ
ファイル2からシステムデータを読み込んで走行シミュ
レーションを行う搬送車シミュレーションプログラム4
a,外部から設定される搬送要求発生条件に従って搬送
要求を発生する搬送要求発生プログラム4b、及びこれら
とは同時に実行されず、シミュレーション時又は実シス
テム稼働時に履歴データファイル5に記録された履歴デ
ータを解析する履歴データ解析プログラム4cを備えてお
り、運行管理装置3の通信部及び上位装置として運行管
理装置3との通信機能を有する。
【0017】なお、運行管理プログラム3a, 搬送車走行
シミュレーションプログラム4a, 搬送要求発生プログラ
ム4b, 解析プログラム4cはそれぞれ独立的に設けられて
いるので、データの受渡し手続きさえ守られていればプ
ログラムを容易に変更できる。
【0018】次に、本発明方法の手順について図2に示
すフローチャートに基づいて説明する。対話型設計プロ
グラム1aによって無人搬送システムのレイアウトデー
タ,搬送車の走行速度,加速度等の走行特性データ及び
走行ルートの始点・目標点等の運行方法データを客先の
要求仕様に応じて対話入力してシステムデータを設計す
る(S1)。
【0019】シミュレーション又は実システム稼働のい
ずれかを選択し(S2)、シミュレーションの場合は運行
管理装置3を搬送車シミュレータ4と接続する(S3)。
【0020】運行管理装置3と搬送車シミュレータ4と
がシステムデータファイル2からシステムデータを読み
込み(S4)、外部から設定される搬送要求発生条件に従
って搬送要求を発生して運行管理装置3に送信し(S
5)、運行管理装置3はシステムデータを用い、運行管
理プログラム3aに従って走行シミュレーションを開始す
る(S6)。
【0021】搬送車シミュレータ4は走行シミュレーシ
ョンによる運行状況のデータを運行管理装置3に送信し
(S7)、運行管理プログラム3aは運行状況のデータに応
じて運行管理をシミュレートし(S8)、履歴記録プログ
ラム3bは運行管理の履歴データを履歴データファイル5
に記録する(S9)。
【0022】シミュレーション終了後、搬送車シミュレ
ータ4の履歴データ解析プログラム4cを起動して履歴デ
ータファイル5から履歴データを読み出し、運行管理シ
ステムを解析し(S10 )、設定したシステムの評価及び
運行管理プログラム3aのデバッグを支援する。
【0023】一方、実システム稼働時には運行管理装置
3を実システムの搬送車及び搬送要求発生装置に接続し
(S11 )、オペレータから与えられる搬送指示に従って
搬送要求発生装置が搬送要求を発生して運行管理装置3
に送信し(S12 )、運行管理装置3は運行管理プログラ
ム3aに従って搬送車を稼働する(S13 )。搬送車は自己
のステータスを運行管理装置3に逐次送信し(S14 )、
運行管理装置3は送信される搬送車のステータスから運
行状況を判断して運行状況に応じて搬送車の運行を管理
する(S15 )。履歴記録プログラム3bは、シミュレーシ
ョンの場合と同様に、運行管理の履歴データを履歴デー
タファイル5に記録する(S9)。
【0024】無人搬送システムの非稼働時に運行管理装
置3を搬送車シミュレータ4に接続し、履歴データ解析
プログラム4cを起動して履歴データファイル5から履歴
データを読み出して運行管理システムを解析する(S10
)。
【0025】以上のように、本発明方法では実システム
用に設計した運行管理プログラムをそのままシミュレー
ションに用いているので、実際の搬送車がなくても運行
管理装置の操作教育が行えるという効果が得られる。
【0026】また、実システムでの履歴データから稼働
状況の分析ができ、トラブルの原因解析や稼働率がわか
るという効果が得られる。
【0027】なお、対話型設計プログラム1aはシミュレ
ーションと同時には起動されないので運行管理装置3又
は搬送車シミュレータ4に装備する構成であってもよ
い。
【0028】また、履歴データ解析プログラム4cを搬送
車シミュレータ4と異なるハードウェア上で動作する構
成としてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明方法は、実システム
用に設計された運行管理プログラムをそのままシミュレ
ーションに使用するので、シミュレーションの作業効率
及び精度が高いという優れた効果を奏する。
【0030】また、本発明方法は運行管理の履歴データ
を記録しておくので、運行管理状況を容易に解析できて
運行管理プログラムのデバッグを支援するという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実行する運行管理システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明方法の手順を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 対話的設計装置 1a 対話型設計プログラム 2 システムデータファイル 3 運行管理装置 3a 運行管理プログラム 3b 履歴記録プログラム 4 搬送車シミュレータ 4a 搬送車走行シミュレーションプログラム 4b 搬送要求発生プログラム 4c 履歴データ解析プログラム 5 履歴データファイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に走行要求を発生する条件,各車両
    の走行特性及び管理対象システムの構造を定義してお
    き、前記走行要求の発生に応じて、車両の走行特性及び
    管理対象システムの構造の定義に基づき、その走行によ
    り予想される車両の管理対象システムにおける状態デー
    タを得ることによって、管理対象の実システム用に設計
    されたプログラムによる車両の運行管理をシミュレート
    する運行管理システムのシミュレーション方法におい
    て、前記状態データを車両の運行状況のデータとして用
    いて前記プログラムを実行し、前記プログラムによる車
    両の運行管理をシミュレートすることを特徴とする運行
    管理システムのシミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 前記プログラムによる運行管理の履歴デ
    ータを記録する請求項1記載の運行管理システムのシミ
    ュレーション方法。
JP4224092A 1992-01-30 1992-01-30 運行管理システムのシミュレーション方法 Pending JPH05210652A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021205730A1 (ja) * 2020-04-09 2021-10-14 株式会社片岡製作所 無人搬送車の走行制御システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021205730A1 (ja) * 2020-04-09 2021-10-14 株式会社片岡製作所 無人搬送車の走行制御システム
JP2021168012A (ja) * 2020-04-09 2021-10-21 株式会社片岡製作所 無人搬送車の走行制御システム

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