JPH0521063Y2 - - Google Patents

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JPH0521063Y2
JPH0521063Y2 JP1987090377U JP9037787U JPH0521063Y2 JP H0521063 Y2 JPH0521063 Y2 JP H0521063Y2 JP 1987090377 U JP1987090377 U JP 1987090377U JP 9037787 U JP9037787 U JP 9037787U JP H0521063 Y2 JPH0521063 Y2 JP H0521063Y2
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JP
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light
strobe
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recess
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JP1987090377U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ストロボ用デイフユーザに係り、特
に、ストロボ用デイフユーザの配光特性の改善に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来のストロボ用デイフユーザは、第5図A,
Bで示され、Aはその一部平面図、Bはその断面
図である。デイフユーザ10の発光管側の内面に
截頭四角錐状の凹部12を連続的に形成してスト
ロボ用デイフユーザ10の拡散面を形成する。こ
のように凹部12を複数形成するのは、発光管か
らの直射光と発光管後部に配置した反射面からの
反射光とをそのまま被写体に照射すると、指向性
が強く、所望の配光特性が得られないからであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第5図で示す従来のデイフユーザ10の拡散面
によれば、同図Cに示す円形状の光分布になり、
撮影レンズの直角θを充分にカバーでき、画角内
では比較的フラツトな光分布が得られるが、光分
布が画角外A(斜線部分)にも大きく拡がり、そ
の分無駄な光が存在する。
特に多焦点コンパクトカメラではストロボは広
角側で、必要な画角をカバーできれば、可能な限
り画角内に光束を集中する方が、ガイドナンバー
が大きくなり、望遠側での焦点深度を深くする意
味でも、好ましい。
本考案の目的は、拡散させた光束の分布の撮影
レンズ画角外への拡がりを少なくし、画角内に光
束を集中させ、良好な配光特性が得られるストロ
ボ用デイフユーザを提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、デイフ
ユーザの発光管側の内面に複数の凹部を形成して
拡散面を形成したストロボ用デイフユーザに於い
て、前記凹部を截頭四角錐に形成すると共に截頭
四角錐の凹部の深さがデイフユーザの中央部から
離れるに従つて浅くなるように形成したことを特
徴としている。
〔作用〕
本考案では、デイフユーザの内面に複数の截頭
四角錐の凹部を形成し、この截頭四角錐の凹部の
深さをデイフユーザの中央部から離れるに従つて
浅く形成したので、画角外の光分布を少なくな
り、良好な配光特性が得られる。
〔実施例〕
以下添付図面に従つて本考案の一実施例を説明
する。
実施例の説明に先立ち、第2図乃至第4図によ
り、拡散面の凹部の四角錐の高さを種々変えた場
合の光の屈折状態を考察する。これらの図におい
て、第2図は凹部が四角錐の場合、第3図は凹部
が截頭四角錐でその深さが深い場合、第4図は凹
部が截頭四角錐でその深さが浅い場合を示してい
る。第2図乃至第4図のAは垂直に入射する光線
の光路を示し、第2図乃至第4図のBは斜めに入
射する光線の光路を示し、第2図乃至第4図のC
は夫々の凹部形状の光束分布を示している。
第2図の四角錐の場合は、Aに示すように垂直
入射の光線は外側に一定方向に屈折し、Eに示す
ように斜め入射の光線は図上、上下の斜面により
それぞれ一定の方向に屈折されるので、中央部に
行く光線が相対的に少なくなり、第2図Cに示す
ように、光分布はいわゆるハート形になる。
第3図の背の高い截頭四角錐の頂部では、Aに
示すように垂直入射の光線は斜面では一定方向に
屈折するが、中央の平面部では直進する。更に、
Bに示すように斜めに入射した光線は平面部で光
路がわずかにずれるだけで、ほぼ直進するから、
第3図Cに示すような円形の光分布が得られる、
しかしながら、凹部の浅い截頭四角錐の各面に一
定角度で入射した光は、それぞれ一定の方向にそ
ろつて屈折されるので、全体として拡散の度合が
強く、第5図Cで示したように画角外への無駄な
光が多くなる。従つて、効率的な照明とはいえな
い。
第4図の凹部の浅い截頭四角錐に形成した場合
は、垂直入射の光線は、中央部では直進し、中央
部では直進し、その度合いが多くなる。斜めに入
射した光は第3図の場合と同様に一定方向に屈折
される。従つて、光分布は中央部に集中し、第4
図Cのようになる。
これらのことを総合的に考慮すると、デイフユ
ーザの周辺部で第4図の凹部の浅い截頭四角錐を
用いると、光の側方の拡がりが少なく、中央部に
光線が集まり、理想に近い光分布が得られる。
本実施例は、このような考え方を採用したもの
である。すなわち、ストロボ用デイフユーザ10
の発光管側内面に、第1図A,Bに示すように凹
部の深い截頭四角錐を中央部に配置し、中央部か
ら離れるに従つて凹部の浅い截頭四角錐が配置さ
れている。
このようにすると、第1図Cに示すように撮影
レンズの画角θをよりフラツトにカバーしなが
ら、画角外の無駄な光線が少ない配光特性が得ら
れる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、デイフユーザの凹部形状の截
頭四角錐の深さを変えることにより拡散させた光
束の分布の撮影レンズ画角外への拡がりが少なく
し、画角内に光束を集中させ、しかもフラツトな
配光特性が得られるストロボ用デイフユーザを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるストロボ用デイフユーザ
の一実施例を示す説明図、第2図乃至第4図は凹
部の形状と拡散及び配光特性との関係を示す図、
第5図は従来のストロボ用デイフユーザの一例を
示す説明図である。 10……ストロボ用デイフユーザ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デイフユーザの発光管側の内面に複数の截頭四
    角錐状の凹部を形成して拡散面を形成したストロ
    ボ用デイフユーザに於いて、 前記発光管からの光分布がカメラの撮影レンズ
    の画角内をカバーすると共に撮影レンズの画角外
    への光拡散を防止するように、前記デイフユーザ
    の周辺部の截頭四角錐状の凹部の深さがデイフユ
    ーザの中央部の凹部の深さより徐々に低くなるよ
    うに形成したことを特徴とするカメラのストロボ
    用デイフユーザ。
JP1987090377U 1987-06-12 1987-06-12 Expired - Lifetime JPH0521063Y2 (ja)

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JP1987090377U JPH0521063Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

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JP1987090377U JPH0521063Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

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JPS63200825U JPS63200825U (ja) 1988-12-23
JPH0521063Y2 true JPH0521063Y2 (ja) 1993-05-31

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JP4501652B2 (ja) * 2004-11-26 2010-07-14 パナソニック電工株式会社 足元灯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242404Y2 (ja) * 1980-11-12 1987-10-30
JPS60145401U (ja) * 1984-03-07 1985-09-27 秦野 庸子 乱反射鏡

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