JPH05208318A - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JPH05208318A
JPH05208318A JP1502592A JP1502592A JPH05208318A JP H05208318 A JPH05208318 A JP H05208318A JP 1502592 A JP1502592 A JP 1502592A JP 1502592 A JP1502592 A JP 1502592A JP H05208318 A JPH05208318 A JP H05208318A
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JP
Japan
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time
discharge
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current
electric discharge
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JP1502592A
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Yasuhiro Kawai
泰弘 河合
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電電流立ち上がり特性を可変制御する放電
加工装置において、どのような立ち上がり方にもかかわ
らず、放電加工面の面粗さが均一になるような放電加工
装置を得る。 【構成】 放電電流の規定ピーク値までに要する時間を
カウントする回路7と、その時間と規定ピーク値に対応
した放電延長時間を載せたタイムテーブル8による。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放電電流値の立ち上
がり特性を可変制御する放電加工装置において、放電加
工時に放電パルスエネルギーを一定に保つことができる
放電加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の代表的な放電加工用装置を
示す回路図で、図中、1は直流電源回路を示す。この直
流電源回路1からの直流電圧が、パルス制御回路2でオ
ン、オフ制御されるスイッチング素子3でパルス電圧に
なされ、抵抗4を介して電極5及び被加工物6間に印加
され、発生する間欠放電により加工が行われる。
【0003】ここで並列してあるスイッチング素子3と
抵抗4を電流立ち上がり時に順次電流を流すことによ
り、図6(b)に示すように階段状に増大させることが
できる。すなわち、放電電流の立ち上がり速度を遅く
し、電極5の消耗が緩和されるもので、このような方法
は特公昭56−41367号公報などですでに開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述方法は、図
6(b)及び(c)及び(d)のように、放電電流値の
立ち上がり方によって毎回の放電パルスエネルギーが異
なってくる。このため放電加工面が均一になりにくいと
いう問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような門題点を解決する
ためになされたもので、電極消耗の少ない放電加工装置
において、面粗さが均一になる放電加工装置を得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放電加工
装置においては、放電電流の規定ピーク値までに要する
時間をカウントする回路と、カウントした時間と規定ピ
ーク値に対応したタイムテーブルからなるものである。
【0007】または、放電電流の規定ピーク値までに要
する時間をカウントする回路と放電電流の規定ピーク値
までの電流量を保持する積分回路により、カウントした
時間と積分値に対応したタイムテーブルからなるもので
ある。
【0008】または、放電電流の規定ピーク値までに要
する時間をカウントする回路と放電電流の規定ピーク値
までの電流量を保持する積分装置、規定の放電時間後の
電流量を保持する積分装置からなるものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された放電加工装置は、規定
された放電電流持続時間後、放電電流の規定ピーク値迄
に要する時間と規定ピーク値から、または、積分装置の
積分値から、予め設定した時間、または、積分装置の積
分値分だけ、さらに加工パルスの印加を延長するように
制御する。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、放電電流の規定ピーク値までに要
する時間をカウントする回路8、その時間と規定ピーク
値に対応した放電延長時間をのせたタイムテーブル9で
ある。
【0011】次に動作に付いて説明する。放電開始後、
放電電流の規定ピーク値までに要する時間をカウントす
る回路8によって検出された時間、図4(a)のBを規
定ピーク値別のタイムテーブルに渡すことにより放電延
長時間図4(a)のAが出力される。この時間に応じて
パルス制御回路は、放電時間を延長する。これによりど
のような電流の立ち上がり方をしても、立ち上がりにか
かった時間と規定ピーク値別のタイムテーブルによって
毎回の放電エネルギーを一定にすることができる。
【0012】実施例2.または、図2において、図1に
放電電流の規定ピーク値までの電流値を保持する積分装
置10を追加することにより、より正確に規定ピーク値
までの放電エネルギーが算出することができる。
【0013】このように、放電電流の規定ピーク値まで
の電流値を保持する積分装置10によって算出された積
分量、図4(b)のCを規定ピーク値別のタイムテーブ
ルに渡すことにより放電延長時間、図4(b)のBが出
力される。これは、実施例1に比べてより正確に毎回の
放電エネルギーを一定にすることができる。
【0014】実施例3.図3において、放電電流の規定
ピーク値までに要する時間をカウントする回路8、放電
電流の規定ピーク値までの電流値を保持する積分装置1
0、予め設定された放電時間後の電流量を保持する積分
装置11、これらの積分値を比較する論理回路12であ
る。
【0015】放電電流の規定ピーク値までの電流値を保
持する積分装置10によって得られた積分量、図4
(b)のCが論理回路に渡され、予め設定された放電時
間後の電流値を保持する積分装置11によって得られる
積分量、図4(b)のDと比較される。この2つの積分
値の値が等しくなったとき、論理回路はパルス制御回路
にオフ指令を出す。これによりさらに正確に毎回の放電
エネルギーを一定にすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、放電
電流値の立ち上がり特性を可変制御する放電加工装置に
おいて、毎回の放電エネルギーを一定にするようにした
ので、放電加工面粗さを均一にすることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図4】この発明の動作説明のための波形図である。
【図5】従来の放電加工装置を示す構成図である。
【図6】従来の放電加工装置の波形図である。
【符号の説明】
5 電極 6 被加工物 7 放電時間検出回路 8 タイムテーブル 9 放電電流の規定ピーク値までの電流量を保持する積
分装置 10 放電電流の規定時間後の電流値を保持する積分装
置 11 論理回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電電流通電中に放電電流値の立ち上が
    り特性を可変制御する放電加工装置において、放電電流
    の規定ピーク値までに要する時間をカウントする倫理回
    路を有し、カウントした時間と規定ピーク値に対応した
    タイムテーブルをもち、タイムテーブルに応じて、放電
    時間を持続することを特徴とする放電加工装置。
JP4015025A 1992-01-30 1992-01-30 放電加工装置 Expired - Lifetime JP2720680B2 (ja)

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JPH05208318A true JPH05208318A (ja) 1993-08-20
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