JPH05208233A - 縦型パンチングマシン - Google Patents
縦型パンチングマシンInfo
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- JPH05208233A JPH05208233A JP1646792A JP1646792A JPH05208233A JP H05208233 A JPH05208233 A JP H05208233A JP 1646792 A JP1646792 A JP 1646792A JP 1646792 A JP1646792 A JP 1646792A JP H05208233 A JPH05208233 A JP H05208233A
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- JP
- Japan
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- work
- head
- punch
- die
- belt
- Prior art date
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- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦型パンチングマシンにおいて、製品に傷を
付けることなく、人手を要さず自動的に製品を集積する
ことにより、製品品質の向上と工数の低減を図る。 【構成】 ワークWを垂直に把持させた状態で前後方向
へ移送せしめる板材移送装置12と、前記ワークWの両
側に対向して設けられパンチP,ダイDをそれぞれ装着
して上下方向へ移動自在なパンチ,ダイヘッド17,1
9とを備えてなる縦型パンチングマシン1にして、少な
くとも前記ヘッドの一方であるダイヘッド19にエアブ
ロー装置41を設けると共にヘッドの他方であるパンチ
ヘッド17にワークシュータ43を設け、前記パンチヘ
ッド17が上下方向へ移動した際に追従すべくパンチヘ
ッド17に伸縮自在なベルトコンベア装置45を設けて
なることを特徴とする。
付けることなく、人手を要さず自動的に製品を集積する
ことにより、製品品質の向上と工数の低減を図る。 【構成】 ワークWを垂直に把持させた状態で前後方向
へ移送せしめる板材移送装置12と、前記ワークWの両
側に対向して設けられパンチP,ダイDをそれぞれ装着
して上下方向へ移動自在なパンチ,ダイヘッド17,1
9とを備えてなる縦型パンチングマシン1にして、少な
くとも前記ヘッドの一方であるダイヘッド19にエアブ
ロー装置41を設けると共にヘッドの他方であるパンチ
ヘッド17にワークシュータ43を設け、前記パンチヘ
ッド17が上下方向へ移動した際に追従すべくパンチヘ
ッド17に伸縮自在なベルトコンベア装置45を設けて
なることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば縦型パンチン
グマシンで加工されたワークから切り離された製品を搬
送し回収できるようにした縦型パンチングマシンに関す
る。
グマシンで加工されたワークから切り離された製品を搬
送し回収できるようにした縦型パンチングマシンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、ワークの面に傷を付けずにパンチ
ング加工させるために、ワークを垂直に保持した状態で
前後方向へ移動せしめると共に、ワークの両側に相対向
したパンチ,ダイヘッドを上下方向へ移動せしめてワー
クにパンチング加工を行なう縦型のパンチングマシンが
考えられている。
ング加工させるために、ワークを垂直に保持した状態で
前後方向へ移動せしめると共に、ワークの両側に相対向
したパンチ,ダイヘッドを上下方向へ移動せしめてワー
クにパンチング加工を行なう縦型のパンチングマシンが
考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した縦
型パンチングマシンでは、例えば多数個取り加工したワ
ークより製品を取出すために、ミクロジョイン部を切離
す際、製品に傷を付けるという問題があった。また、ミ
クロジョイン部を切離しするには多くの人手と時間を要
するという問題もあった。
型パンチングマシンでは、例えば多数個取り加工したワ
ークより製品を取出すために、ミクロジョイン部を切離
す際、製品に傷を付けるという問題があった。また、ミ
クロジョイン部を切離しするには多くの人手と時間を要
するという問題もあった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ため、製品に傷を付けることなく、人手を要さず自動的
に製品を集積することにより、製品品質の向上と工数の
低減を図った縦型パンチングマシンを提供することにあ
る。
ため、製品に傷を付けることなく、人手を要さず自動的
に製品を集積することにより、製品品質の向上と工数の
低減を図った縦型パンチングマシンを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、ワークを垂直に把持させた状態で前後
方向へ移送せしめる板材移送装置と、前記ワークの両側
に対向して設けられパンチ,ダイをそれぞれ装着して上
下方向へ移動自在なパンチ,ダイヘッドとを備えてなる
縦型パンチングマシンにして、少なくとも前記ヘッドの
一方にエアブロー装置を設けると共にヘッドの他方にワ
ークシュータを設け、前記ヘッドの他方が上下方向へ移
動した際に追従すべくヘッドの他方に伸縮自在なベルト
コンベア装置を設けて縦型パンチングマシンを構成し
た。
に、この発明は、ワークを垂直に把持させた状態で前後
方向へ移送せしめる板材移送装置と、前記ワークの両側
に対向して設けられパンチ,ダイをそれぞれ装着して上
下方向へ移動自在なパンチ,ダイヘッドとを備えてなる
縦型パンチングマシンにして、少なくとも前記ヘッドの
一方にエアブロー装置を設けると共にヘッドの他方にワ
ークシュータを設け、前記ヘッドの他方が上下方向へ移
動した際に追従すべくヘッドの他方に伸縮自在なベルト
コンベア装置を設けて縦型パンチングマシンを構成し
た。
【0006】前記縦型パンチングマシンにおいて、前記
ベルトコンベア装置が上下方向へ伸縮した際に発生する
ベルトの撓みを防止すべくベルトに常に一定の張力を付
与せしめるベルトテンション装置を設けてなることが望
ましいものである。
ベルトコンベア装置が上下方向へ伸縮した際に発生する
ベルトの撓みを防止すべくベルトに常に一定の張力を付
与せしめるベルトテンション装置を設けてなることが望
ましいものである。
【0007】
【作用】この発明の縦型パンチングマシンを採用するこ
とにより、垂直に把持された状態で板材移送装置にて送
られたワークは、ワークの両側に相対向して設けられた
パンチ,ダイヘッドに備えられたパンチ,ダイにより、
多数個取り加工が施される。その後、ミクロジョシント
部の切離し加工が行なわれ、分離された製品は、例えば
パンチヘッドに回動自在に設けられたワークシュータを
ワーク側に開いてから、例えばダイヘッドに一体的に設
けられたエアブロー装置を作動させ、噴出エアにより製
品を吹き飛ばす。
とにより、垂直に把持された状態で板材移送装置にて送
られたワークは、ワークの両側に相対向して設けられた
パンチ,ダイヘッドに備えられたパンチ,ダイにより、
多数個取り加工が施される。その後、ミクロジョシント
部の切離し加工が行なわれ、分離された製品は、例えば
パンチヘッドに回動自在に設けられたワークシュータを
ワーク側に開いてから、例えばダイヘッドに一体的に設
けられたエアブロー装置を作動させ、噴出エアにより製
品を吹き飛ばす。
【0008】製品はワークシュータ上をすべりベルトコ
ンベア装置のベルト上に乗り、ベルトの移行と共に製品
は機外へ搬出される。なお、ベルトコンベア装置のベル
トは、例えばパンチヘッドの上下移動に追従されるべ
く、上下方向へ伸縮される。
ンベア装置のベルト上に乗り、ベルトの移行と共に製品
は機外へ搬出される。なお、ベルトコンベア装置のベル
トは、例えばパンチヘッドの上下移動に追従されるべ
く、上下方向へ伸縮される。
【0009】而して、ミクロジョイン部を切離された製
品は、ワークシュータ、ベルトコンベア装置により搬出
させるので傷を付けることなく搬出される。
品は、ワークシュータ、ベルトコンベア装置により搬出
させるので傷を付けることなく搬出される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0011】理解を容易にするために、先ず縦型パンチ
ングマシンの全体的構成について説明する。
ングマシンの全体的構成について説明する。
【0012】図4を参照するに、縦型パンチングマシン
1は、矩形形状のベース3を備えており、X軸方向(図
4において左右方向)における中央部よりやゝ右側には
門型フレーム5が立設されている。この門型フレーム5
は、下部フレーム5Dと、この下部フレーム5Dの左右
側に立設されたサイドフレーム5R,5Lと、このサイ
ドフレーム5R,5Lの上部に設けられた上部フレーム
5Uとで構成されている。
1は、矩形形状のベース3を備えており、X軸方向(図
4において左右方向)における中央部よりやゝ右側には
門型フレーム5が立設されている。この門型フレーム5
は、下部フレーム5Dと、この下部フレーム5Dの左右
側に立設されたサイドフレーム5R,5Lと、このサイ
ドフレーム5R,5Lの上部に設けられた上部フレーム
5Uとで構成されている。
【0013】前記門型フレーム5における上、下部フレ
ーム5U,5Dの前側におけるベース3上にはC型形状
の前フレーム7Fが設けられていると共に、上、下部フ
レーム5U,5Dの後側におけるベース3上にはC型形
状の後フレーム7Bが設けられている。この前、後フレ
ーム7F,7Bの右側面(図4において前面)には複数
の平行なガイドレール9がX軸方向へ延伸して設けられ
ている。
ーム5U,5Dの前側におけるベース3上にはC型形状
の前フレーム7Fが設けられていると共に、上、下部フ
レーム5U,5Dの後側におけるベース3上にはC型形
状の後フレーム7Bが設けられている。この前、後フレ
ーム7F,7Bの右側面(図4において前面)には複数
の平行なガイドレール9がX軸方向へ延伸して設けられ
ている。
【0014】このガイドレール9には、複数の平行なロ
ッド11で接近離反自在に設けられた板材移送装置12
の一部材である左キャレッジ13Lと右キャレッジ13
RとがX軸方向へ移動自在に設けられている。この左、
右キャレッジ13L,13Rは例えば駆動モータ、ボー
ルねじなどによってX軸方向に沿って門型フレーム5に
おけるサイドフレーム5Lと5Rとに形成されたギャッ
プ5G間を移動されるものであると共に、接近離反され
るようになっているものである。また、左、右キャレッ
ジ13L,13Rの上、下には複数のワーククランプ1
5が設けられており、このワーククランプ15でワーク
Wが垂直方向に保持されるものである。
ッド11で接近離反自在に設けられた板材移送装置12
の一部材である左キャレッジ13Lと右キャレッジ13
RとがX軸方向へ移動自在に設けられている。この左、
右キャレッジ13L,13Rは例えば駆動モータ、ボー
ルねじなどによってX軸方向に沿って門型フレーム5に
おけるサイドフレーム5Lと5Rとに形成されたギャッ
プ5G間を移動されるものであると共に、接近離反され
るようになっているものである。また、左、右キャレッ
ジ13L,13Rの上、下には複数のワーククランプ1
5が設けられており、このワーククランプ15でワーク
Wが垂直方向に保持されるものである。
【0015】前記門型フレーム5におけるサイドフレー
ム5R,5Lにはそれぞれパンチヘッド17、ダイヘッ
ド19が上部フレーム5Uに取付けられた上下駆動モー
タ21,23によってY軸方向(図4において上下方
向)へ移動されるようになっている。
ム5R,5Lにはそれぞれパンチヘッド17、ダイヘッ
ド19が上部フレーム5Uに取付けられた上下駆動モー
タ21,23によってY軸方向(図4において上下方
向)へ移動されるようになっている。
【0016】前記後フレーム7Bの図4において前側に
はパンチP、ダイDを複数ストックしてあるツールマガ
ジン25が設けられていると共に、ツールマガジン25
の左側すなわち門型フレーム5におけるサイドフレーム
5R側にはパンチP、ダイDを自動交換するためのチェ
ンジャ27が設けられている。また、前記右キャレッジ
13R上には金型反転装置29が設けられていて、パン
チP、ダイDを交換可能なように反転可能になってい
る。しかも、前記ツールマガジン25内には、駆動モー
タ31によってそれぞれ平行して駆動される図示省略の
2個のチェーンと、このチェーンに設けられた多数のフ
ックと、このフックに取付けられたパンチP、ダイDが
備えられている。
はパンチP、ダイDを複数ストックしてあるツールマガ
ジン25が設けられていると共に、ツールマガジン25
の左側すなわち門型フレーム5におけるサイドフレーム
5R側にはパンチP、ダイDを自動交換するためのチェ
ンジャ27が設けられている。また、前記右キャレッジ
13R上には金型反転装置29が設けられていて、パン
チP、ダイDを交換可能なように反転可能になってい
る。しかも、前記ツールマガジン25内には、駆動モー
タ31によってそれぞれ平行して駆動される図示省略の
2個のチェーンと、このチェーンに設けられた多数のフ
ックと、このフックに取付けられたパンチP、ダイDが
備えられている。
【0017】上記構成により、ツールマガジン25に収
容されたパンチP、ダイDから交換すべきパンチP、ダ
イDをチェンジャ27で受け取り、前記金型反転装置2
9へ供給すると共に、また、金型反転装置29からチェ
ンジャ27を介してツールマガジン25へ入れ換えされ
ることになる。この金型反転装置29とパンチヘッド1
7、ダイヘッド19との間でパンチP、ダイDの交換が
行なわれることになる。
容されたパンチP、ダイDから交換すべきパンチP、ダ
イDをチェンジャ27で受け取り、前記金型反転装置2
9へ供給すると共に、また、金型反転装置29からチェ
ンジャ27を介してツールマガジン25へ入れ換えされ
ることになる。この金型反転装置29とパンチヘッド1
7、ダイヘッド19との間でパンチP、ダイDの交換が
行なわれることになる。
【0018】更に、前記門型フレーム5のサイドフレー
ム5R内にはワーク搬出装置33が装着されていて、ワ
ークWより例えば多数個取りされた製品をワークWより
分離し機外へ搬出される。
ム5R内にはワーク搬出装置33が装着されていて、ワ
ークWより例えば多数個取りされた製品をワークWより
分離し機外へ搬出される。
【0019】この実施例の主要部であるワーク搬出装置
33について、更に詳細に説明する。
33について、更に詳細に説明する。
【0020】図1を参照するに、門型フレーム5におけ
る上部フレーム5Uには取付フレーム35によって前記
上下駆動モータ21,23が取付けられている。この上
下駆動モータ21,23には出力軸を介してY軸方向へ
延伸したボールねじ37が連動連結されている。このボ
ールねじ37は門型フレーム5における上部,下部フレ
ーム5U,5Dに取付けられた図示省略の軸受間に回転
自在に支承されている。しかも、ボールねじ37にはナ
ット部材39が螺合されており、この各ナット部材39
は前記パンチヘッド17とダイヘッド19に一体化され
ている。
る上部フレーム5Uには取付フレーム35によって前記
上下駆動モータ21,23が取付けられている。この上
下駆動モータ21,23には出力軸を介してY軸方向へ
延伸したボールねじ37が連動連結されている。このボ
ールねじ37は門型フレーム5における上部,下部フレ
ーム5U,5Dに取付けられた図示省略の軸受間に回転
自在に支承されている。しかも、ボールねじ37にはナ
ット部材39が螺合されており、この各ナット部材39
は前記パンチヘッド17とダイヘッド19に一体化され
ている。
【0021】また、前記パンチヘッド17とダイヘッド
19は、前記門型フレーム5における上部フレーム5U
と下部フレーム5Dとの間にY軸方向へ延伸したガイド
レール(図示省略)に、複数のガイド部材(図示省略)
を介して装着されている。
19は、前記門型フレーム5における上部フレーム5U
と下部フレーム5Dとの間にY軸方向へ延伸したガイド
レール(図示省略)に、複数のガイド部材(図示省略)
を介して装着されている。
【0022】上記構成により、上下駆動モータ21,2
3を駆動せしめると、出力軸を介してボールねじ37が
回転される。このボールねじ37の回転によりナット部
材39を介してパンチヘッド17とダイヘッド19がY
軸方向へ移動されることとなる。
3を駆動せしめると、出力軸を介してボールねじ37が
回転される。このボールねじ37の回転によりナット部
材39を介してパンチヘッド17とダイヘッド19がY
軸方向へ移動されることとなる。
【0023】そして、ワークWはワーククランプ15に
て支持され所定の位置へ位置決めされているので、パン
チヘッド17、ダイヘッド19内に内蔵された流体シリ
ンダ(図示省略)の作動により、パンチヘッド17、ダ
イヘッド19に装着されたパンチP、ダイDはZ軸方向
(図1において左右方向)へ往復移動されてワークWに
パンチング加工が施される。
て支持され所定の位置へ位置決めされているので、パン
チヘッド17、ダイヘッド19内に内蔵された流体シリ
ンダ(図示省略)の作動により、パンチヘッド17、ダ
イヘッド19に装着されたパンチP、ダイDはZ軸方向
(図1において左右方向)へ往復移動されてワークWに
パンチング加工が施される。
【0024】ワーク搬出装置33は、エアブロー装置4
1とワークシュータ43とベルトコンベア装置45とで
構成されている。
1とワークシュータ43とベルトコンベア装置45とで
構成されている。
【0025】エアブロー装置41は、複数本の噴出管4
7をワークWの面に向けたヘッダ49が、ダイヘッド1
9に垂設されている。
7をワークWの面に向けたヘッダ49が、ダイヘッド1
9に垂設されている。
【0026】ワークシュータ43は、パンチヘッド17
の下面に垂設されたブラケット51に、一端を支点軸5
3に回動自在に係合したシュータ本体55が設けられて
いる。このシュータ本体55を回動させる流体シリンダ
57の基部は、前記パンチヘッド17の下面に垂設され
たブラケット59に軸61を介して揺動自在に支承さ
れ、流体シリンダ57のピストンロッド63の先端は前
記シュータ本体55に設けられた軸65に連結されてい
る。
の下面に垂設されたブラケット51に、一端を支点軸5
3に回動自在に係合したシュータ本体55が設けられて
いる。このシュータ本体55を回動させる流体シリンダ
57の基部は、前記パンチヘッド17の下面に垂設され
たブラケット59に軸61を介して揺動自在に支承さ
れ、流体シリンダ57のピストンロッド63の先端は前
記シュータ本体55に設けられた軸65に連結されてい
る。
【0027】上記構成により、常時すなわちワークWに
打抜き加工時あるいはワークWの移行時は、流体シリン
ダ57のピストンロッド63を引込めた状態としてシュ
ータ本体55をワークWより離隔せしめておく。そし
て、製品Ws を搬出する際には、流体シリンダ57のピ
ストンロッド63を突出せしめシュータ本体55を、支
点軸53を支点として回動させて、シュータ本体55の
先端をワークWの面に当接させて製品Ws の案内とす
る。
打抜き加工時あるいはワークWの移行時は、流体シリン
ダ57のピストンロッド63を引込めた状態としてシュ
ータ本体55をワークWより離隔せしめておく。そし
て、製品Ws を搬出する際には、流体シリンダ57のピ
ストンロッド63を突出せしめシュータ本体55を、支
点軸53を支点として回動させて、シュータ本体55の
先端をワークWの面に当接させて製品Ws の案内とす
る。
【0028】ベルトコンベア装置45は、前記パンチヘ
ッド17の下面より垂下したブラケット51の下端に回
転ローラ67が回転自在に支承されている。一方、下部
フレーム5D上には図示を省略したが適宜軸受等により
回転自在に支承された駆動ローラ69と、下部フレーム
5D上に設けたブラケット71に揺動自在に基部を支承
された流体シリンダ73のピストンロッド75に係合し
た移動ローラ77が設けられている。この移動ローラ7
7と駆動ローラ69と回転ローラ67とは例えば三角形
状に配置され、各ローラ77,69,69にベルト79
が掛回されている。
ッド17の下面より垂下したブラケット51の下端に回
転ローラ67が回転自在に支承されている。一方、下部
フレーム5D上には図示を省略したが適宜軸受等により
回転自在に支承された駆動ローラ69と、下部フレーム
5D上に設けたブラケット71に揺動自在に基部を支承
された流体シリンダ73のピストンロッド75に係合し
た移動ローラ77が設けられている。この移動ローラ7
7と駆動ローラ69と回転ローラ67とは例えば三角形
状に配置され、各ローラ77,69,69にベルト79
が掛回されている。
【0029】ベルト79の表面には複数の製品係止爪8
1が適宜ピッチで配設されている。また、前記駆動ロー
ラ69には、図示を省略したが下部フレーム5D上に設
けた軸受等により支承され、駆動モータ83の出力軸8
5に連結されている。なお、符号87はベルト案内ロー
ラであり、下部フレーム5Dあるいはサイドフレーム5
R,5Lに適宜軸受等により回転自在に支承されてい
て、この案内ローラ87によりベルト79に水平部89
が形成されている。また、下部フレーム5Dの図1にお
いて右側には製品Ws を回収する回収ボックス91が配
置されている。
1が適宜ピッチで配設されている。また、前記駆動ロー
ラ69には、図示を省略したが下部フレーム5D上に設
けた軸受等により支承され、駆動モータ83の出力軸8
5に連結されている。なお、符号87はベルト案内ロー
ラであり、下部フレーム5Dあるいはサイドフレーム5
R,5Lに適宜軸受等により回転自在に支承されてい
て、この案内ローラ87によりベルト79に水平部89
が形成されている。また、下部フレーム5Dの図1にお
いて右側には製品Ws を回収する回収ボックス91が配
置されている。
【0030】上記構成により、流体シリンダ73を作動
させ、パンチヘッド17の上下動により回転ローラ67
が上下に移動して発生したベルト79の余り分を吸収す
ると共にベルト79にテンションを付加する。そして、
駆動モータ83を駆動せしめると、ベルト79は走行
し、シュータ本体55に案内されてすべり落ちてきた製
品Ws をベルト79に設けた製品係止爪81で受けて、
順次回収ボックス91内へ製品Ws を収納する。
させ、パンチヘッド17の上下動により回転ローラ67
が上下に移動して発生したベルト79の余り分を吸収す
ると共にベルト79にテンションを付加する。そして、
駆動モータ83を駆動せしめると、ベルト79は走行
し、シュータ本体55に案内されてすべり落ちてきた製
品Ws をベルト79に設けた製品係止爪81で受けて、
順次回収ボックス91内へ製品Ws を収納する。
【0031】上述したごとき構成により、その作用とし
ては、図2および図3を併せて参照するに、パンチPと
ダイDとで協働してワークWに多数個取り加工が施され
た後、図2に示されているように、ミクロジョイント部
WM をパンチPM にて切離し加工を行なう。なお、ミク
ロジョイント部WM の切離し加工が行なわれている時
は、パンチPの構成部材の一部材である板押えPs とダ
イDの板押えDs とによりワークWは挾持された状態と
なる。
ては、図2および図3を併せて参照するに、パンチPと
ダイDとで協働してワークWに多数個取り加工が施され
た後、図2に示されているように、ミクロジョイント部
WM をパンチPM にて切離し加工を行なう。なお、ミク
ロジョイント部WM の切離し加工が行なわれている時
は、パンチPの構成部材の一部材である板押えPs とダ
イDの板押えDs とによりワークWは挾持された状態と
なる。
【0032】次に、図3に示されているように、パンチ
ヘッド17側の板押えPs が引っ込みワークWより離隔
すると同時に、図外の圧縮空気源より送られた圧縮空気
がエアブロー装置41のヘッダ49に複数設けた噴出管
47より噴射される。なお、ワークシュータ43のシュ
ータ本体55は、エアブロー装置41にて圧縮空気が噴
射される前に、流体シリンダ57を作動して、図3の図
中に2点鎖線で示されている待機位置より実線で示され
ている位置へ回動させる。すなわち、シュータ本体55
の先端はワークWの面に接する。なお、ダイヘッド19
側の板押えDsはそのままの位置を保っている。
ヘッド17側の板押えPs が引っ込みワークWより離隔
すると同時に、図外の圧縮空気源より送られた圧縮空気
がエアブロー装置41のヘッダ49に複数設けた噴出管
47より噴射される。なお、ワークシュータ43のシュ
ータ本体55は、エアブロー装置41にて圧縮空気が噴
射される前に、流体シリンダ57を作動して、図3の図
中に2点鎖線で示されている待機位置より実線で示され
ている位置へ回動させる。すなわち、シュータ本体55
の先端はワークWの面に接する。なお、ダイヘッド19
側の板押えDsはそのままの位置を保っている。
【0033】切離された製品Ws は、圧縮空気の噴射に
よりワークWより切離され、シュータ本体55上を滑り
ベルトコンベア装置45のベルト79に設けた製品係止
爪81で受け、ベルト79の走行により順次回収ボック
ス91内へ収納される。
よりワークWより切離され、シュータ本体55上を滑り
ベルトコンベア装置45のベルト79に設けた製品係止
爪81で受け、ベルト79の走行により順次回収ボック
ス91内へ収納される。
【0034】一方、切離された製品Ws がシュータ本体
55へ落ちた所で、ダイヘッド19のダイDの板押えD
s は引き込みワークWより離隔させて、次のワークWの
ミクロジョイント部WM を切離すためワークWを移行さ
せる。
55へ落ちた所で、ダイヘッド19のダイDの板押えD
s は引き込みワークWより離隔させて、次のワークWの
ミクロジョイント部WM を切離すためワークWを移行さ
せる。
【0035】製品Ws は上述した動作を繰返して順次機
外へ搬出され、回収ボックス91内へ収納される。
外へ搬出され、回収ボックス91内へ収納される。
【0036】而して、人手を要さず自動的に製品Ws を
集積することができるので、工数は低減し、製品Ws に
傷を付けることがないので製品品質の向上を図ることが
できる。
集積することができるので、工数は低減し、製品Ws に
傷を付けることがないので製品品質の向上を図ることが
できる。
【0037】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例で
は、ワーク搬出装置33を片側にのみ設けた構成で説明
したが、両側に設けて製品をどちらかでも搬出できるよ
うにすることも可能である。
されることなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば、本実施例で
は、ワーク搬出装置33を片側にのみ設けた構成で説明
したが、両側に設けて製品をどちらかでも搬出できるよ
うにすることも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、従来のごとき人手により
多数個取り加工をしたワークのミクロジョイント部を切
離し製品を取出すのと異なり、自動的に切離された製品
をベルトコンベア装置にて搬出集積される。
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、従来のごとき人手により
多数個取り加工をしたワークのミクロジョイント部を切
離し製品を取出すのと異なり、自動的に切離された製品
をベルトコンベア装置にて搬出集積される。
【0039】而して、製品に傷を付けることなく製品の
品質向上を図ることができると共に、工数の低減を図る
ことができる。
品質向上を図ることができると共に、工数の低減を図る
ことができる。
【図1】この発明の主要部を示し、縦型パンチングマシ
ンにおけるワーク搬出装置の断面図である。
ンにおけるワーク搬出装置の断面図である。
【図2】ワーク搬出装置の作用説明図である。
【図3】ワーク搬出装置の作用説明図である。
【図4】この発明を実施する一実施例の縦型パンチング
マシンの全体的構成を示す斜視説明図である。
マシンの全体的構成を示す斜視説明図である。
1 縦型パンチングマシン 12 板材移送装置 17 パンチヘッド(金型ヘッド) 19 ダイヘッド(金型ヘッド) 33 ワーク搬出装置 41 エアブロー装置 43 ワークシュータ 45 ベルトコンベア装置 67 回転ローラ 69 駆動ローラ 77 移動ローラ 79 ベルト
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21D 45/04 F 8509−4E
Claims (2)
- 【請求項1】 ワークを垂直に把持させた状態で前後方
向へ移送せしめる板材移送装置と、前記ワークの両側に
対向して設けられパンチ,ダイをそれぞれ装着して上下
方向へ移動自在なパンチ,ダイヘッドとを備えてなる縦
型パンチングマシンにして、少なくとも前記ヘッドの一
方にエアブロー装置を設けると共にヘッドの他方にワー
クシュータを設け、前記ヘッドの他方が上下方向へ移動
した際に追従すべくヘッドの他方に伸縮自在なベルトコ
ンベア装置を設けてなることを特徴とする縦型パンチン
グマシン。 - 【請求項2】 前記ベルトコンベア装置が上下方向へ伸
縮した際に発生するベルトの撓みを防止すべくベルトに
常に一定の張力を付与せしめるベルトテンション装置を
設けてなることを特徴とする請求項1記載の縦型パンチ
ングマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1646792A JPH05208233A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 縦型パンチングマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1646792A JPH05208233A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 縦型パンチングマシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208233A true JPH05208233A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11917066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1646792A Pending JPH05208233A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 縦型パンチングマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05208233A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09314372A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レーザ加工機 |
CN108115038A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-06-05 | 何淳浩 | 管子冲孔机的锁止装置 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1646792A patent/JPH05208233A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09314372A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レーザ加工機 |
CN108115038A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-06-05 | 何淳浩 | 管子冲孔机的锁止装置 |
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