JPH05208150A - 液体霧化装置 - Google Patents
液体霧化装置Info
- Publication number
- JPH05208150A JPH05208150A JP5448392A JP5448392A JPH05208150A JP H05208150 A JPH05208150 A JP H05208150A JP 5448392 A JP5448392 A JP 5448392A JP 5448392 A JP5448392 A JP 5448392A JP H05208150 A JPH05208150 A JP H05208150A
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- JP
- Japan
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- liquid
- ultrasonic
- atomized
- atomizing
- electrode groups
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B17/00—Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
- B05B17/04—Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
- B05B17/06—Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
- B05B17/0607—Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
- B05B17/0623—Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers coupled with a vibrating horn
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、液体霧化装置に係り、効率の高い
霧化をし且つ噴霧範囲の広い均一噴霧を可能とする超音
波振動霧化装置を提供する。 【構成】 液体を霧化する超音波振動板１に少なくとも
２つの電極群２、Ａ，Ｂを設け、該電極群の一方とＡ他
方Ｂに互に位相差を持った高周波交流電圧Ｅ１，Ｅ２を
加えて超音波進行波を発生させる高周波電源３を設け、
且つ前記振動板に霧化しようとする液体を滴下する装置
４を設ける。
霧化をし且つ噴霧範囲の広い均一噴霧を可能とする超音
波振動霧化装置を提供する。 【構成】 液体を霧化する超音波振動板１に少なくとも
２つの電極群２、Ａ，Ｂを設け、該電極群の一方とＡ他
方Ｂに互に位相差を持った高周波交流電圧Ｅ１，Ｅ２を
加えて超音波進行波を発生させる高周波電源３を設け、
且つ前記振動板に霧化しようとする液体を滴下する装置
４を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液体霧化装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、殺虫剤の霧化等にコンプレッサで
加圧した空気とかボンベ加圧ガス等のガス圧を利用して
噴霧するものが多かったが、霧化効率が悪く、加圧ガス
圧調整が容易でなかった。又一方、超音波振動方式によ
って霧化することも提案されているが、この方式の構成
は霧化しようとする水中に振動子を浸漬した構造である
から霧化効率が悪く、霧化蒸気の噴出方向性が悪いた
め、ノズルで絞ると噴出効率が悪くなる等欠点が多かっ
た。
加圧した空気とかボンベ加圧ガス等のガス圧を利用して
噴霧するものが多かったが、霧化効率が悪く、加圧ガス
圧調整が容易でなかった。又一方、超音波振動方式によ
って霧化することも提案されているが、この方式の構成
は霧化しようとする水中に振動子を浸漬した構造である
から霧化効率が悪く、霧化蒸気の噴出方向性が悪いた
め、ノズルで絞ると噴出効率が悪くなる等欠点が多かっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の欠点を
除去し、効率の高い霧化をし、且つ噴霧範囲の広い均一
噴霧を可能とする超音波振動霧化装置を提供するもので
ある。
除去し、効率の高い霧化をし、且つ噴霧範囲の広い均一
噴霧を可能とする超音波振動霧化装置を提供するもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】液体を霧化する超音波振
動板に少なくとも２つの電極群を設け、該電極群の一方
と他方に互に位相差をもった高周波交流電圧を加えて超
音波進行波を発生させる高周波電源を設け、且つ前記板
に霧化しようとする液体を滴下する装置を設けて成るこ
とを特徴とする。
動板に少なくとも２つの電極群を設け、該電極群の一方
と他方に互に位相差をもった高周波交流電圧を加えて超
音波進行波を発生させる高周波電源を設け、且つ前記板
に霧化しようとする液体を滴下する装置を設けて成るこ
とを特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明は前記のように、液体を霧化する振動板
に超音波進行波を発生し、この振動板に霧化しようとす
る液体を滴下して霧化するようにしたので、効率の高い
霧化ができると同時に、霧化微粒子の噴出が進行波に乗
って回転しながら行われ、極めて広範囲に噴霧を可能と
する。
に超音波進行波を発生し、この振動板に霧化しようとす
る液体を滴下して霧化するようにしたので、効率の高い
霧化ができると同時に、霧化微粒子の噴出が進行波に乗
って回転しながら行われ、極めて広範囲に噴霧を可能と
する。
【０００６】
【実施例】以下、図面の一実施例により本発明を説明す
る。図１の（ａ）図は側面図、（ｂ）図は上面図で、振
動板は圧電素子円板１と電極群２により構成され、電極
部Ａと電極部Ｂとに各々位相の異なる高周波の交流電圧
Ｅ１，Ｅ２印加する電源３を設ける。４は霧化しようと
する液体を滴下する滴下装置で、ポンプ５から供給され
る液を滴下供給する。
る。図１の（ａ）図は側面図、（ｂ）図は上面図で、振
動板は圧電素子円板１と電極群２により構成され、電極
部Ａと電極部Ｂとに各々位相の異なる高周波の交流電圧
Ｅ１，Ｅ２印加する電源３を設ける。４は霧化しようと
する液体を滴下する滴下装置で、ポンプ５から供給され
る液を滴下供給する。
【０００７】圧電セラミック板１は厚さ方向に分極さ
れ、電界方向が分極方向と同じ時には厚み方向に伸び、
逆方向のときには縮むから、図のように正と負の電界が
交互に並んで印加できるように電極を配置し、交流電界
を印加すると交流周波数の速度で上下に振動すると共に
電極配置に応じた定在波が発生する。そこで、円板１の
全周をＡ電極群とＢ電極群とに分け、これによって励振
される定在波が位置的に９０゜ずれるように電極を配置
し、各々に９０゜の位相差の交流電圧Ｅ１とＥ２を加え
ると、定在波が重なった進行波が発生し、円板の円周方
向に進む振動を発生する。交流電圧Ｅ１とＥ２は共振周
波数を選び、超音波の高周波電界を印加する。図示の圧
電素子円板１には１２個の電極を設け、６個づつ２組の
電極部Ａ，Ｂを位置的に９０°の位相差をもち、各々に
時間的に９０゜の位相差のある高周波電圧Ｅ１，Ｅ２印
加すると、二つの定在波が重なって時間と共に移動する
４つの山をもった進行波が発生する。１００ＫＨｚ〜５
ＭＨｚ程度の高周波励振し、進行波の回転速度は５００
〜１０００ＲＰＭ、振幅は１〜１０μｍとなる。
れ、電界方向が分極方向と同じ時には厚み方向に伸び、
逆方向のときには縮むから、図のように正と負の電界が
交互に並んで印加できるように電極を配置し、交流電界
を印加すると交流周波数の速度で上下に振動すると共に
電極配置に応じた定在波が発生する。そこで、円板１の
全周をＡ電極群とＢ電極群とに分け、これによって励振
される定在波が位置的に９０゜ずれるように電極を配置
し、各々に９０゜の位相差の交流電圧Ｅ１とＥ２を加え
ると、定在波が重なった進行波が発生し、円板の円周方
向に進む振動を発生する。交流電圧Ｅ１とＥ２は共振周
波数を選び、超音波の高周波電界を印加する。図示の圧
電素子円板１には１２個の電極を設け、６個づつ２組の
電極部Ａ，Ｂを位置的に９０°の位相差をもち、各々に
時間的に９０゜の位相差のある高周波電圧Ｅ１，Ｅ２印
加すると、二つの定在波が重なって時間と共に移動する
４つの山をもった進行波が発生する。１００ＫＨｚ〜５
ＭＨｚ程度の高周波励振し、進行波の回転速度は５００
〜１０００ＲＰＭ、振幅は１〜１０μｍとなる。
【０００８】そこで、この上下方向に撓み振動する振動
板に滴下装置４から液体を滴下すると、液滴は円板１の
上下方向と円周回転方向に衝撃され、跳飛されて霧化さ
れる。従って、これは単なる一方向の振動霧化ではなく
回転力が与えられるから、飛翔距離が増大して霧化効率
が高まると共に、回転遠心力により広い範囲に噴霧させ
ることができる。
板に滴下装置４から液体を滴下すると、液滴は円板１の
上下方向と円周回転方向に衝撃され、跳飛されて霧化さ
れる。従って、これは単なる一方向の振動霧化ではなく
回転力が与えられるから、飛翔距離が増大して霧化効率
が高まると共に、回転遠心力により広い範囲に噴霧させ
ることができる。
【０００９】図２はハンド式の霧化装置で、６が前記し
た振動円板で、超音波進行波を発生する。７は振動板６
の中心節円に固定した軸方向の振動を加える超音波振動
子、８は超音波振動エネルギーを付与するパワー電源、
９は液体滴下装置で、モーター１０の回転によって滴下
スリットを制御する。１１は装置を把持操作するための
ハンドルである。
た振動円板で、超音波進行波を発生する。７は振動板６
の中心節円に固定した軸方向の振動を加える超音波振動
子、８は超音波振動エネルギーを付与するパワー電源、
９は液体滴下装置で、モーター１０の回転によって滴下
スリットを制御する。１１は装置を把持操作するための
ハンドルである。
【００１０】振動円板６は上向きに傾斜して設けられ、
傾斜面に対して上方滴下装置９から液の滴下供給を行
う。振動円板６が超音波進行波を発生する原理は図１で
説明した通りであるが、この装置においては更に振動円
盤６自体を他の超音波振動子７で振動するようにしてお
り、円板６に滴下される液対霧化は更に効率を高め大量
の霧化を可能とする。
傾斜面に対して上方滴下装置９から液の滴下供給を行
う。振動円板６が超音波進行波を発生する原理は図１で
説明した通りであるが、この装置においては更に振動円
盤６自体を他の超音波振動子７で振動するようにしてお
り、円板６に滴下される液対霧化は更に効率を高め大量
の霧化を可能とする。
【００１１】図３は更に他の実施例で、進行波を発生す
る超音波霧化装置１２の前方に静電霧化のための荷電々
極１３を設け、これと被塗装体１５との間に高圧静電界
１４を形成する。装置１２によって超音波霧化された微
粒子が荷電々極１３によって帯電し、静電界中を飛翔し
て被塗装体１５に吸着塗装する。静電界を飛翔中に、着
化液体は静電霧化され更に微細化し、帯電状態で反対極
の被塗装体１５に静電吸音させることができる。従っ
て、これを塗料の塗装に利用することによって微細霧化
塗装を行うことができ、仕上り肌の均一な良好な塗装を
行うことができる。
る超音波霧化装置１２の前方に静電霧化のための荷電々
極１３を設け、これと被塗装体１５との間に高圧静電界
１４を形成する。装置１２によって超音波霧化された微
粒子が荷電々極１３によって帯電し、静電界中を飛翔し
て被塗装体１５に吸着塗装する。静電界を飛翔中に、着
化液体は静電霧化され更に微細化し、帯電状態で反対極
の被塗装体１５に静電吸音させることができる。従っ
て、これを塗料の塗装に利用することによって微細霧化
塗装を行うことができ、仕上り肌の均一な良好な塗装を
行うことができる。
【００１２】以上は一実施例によって本発明を説明した
が、図１に示したＡ，Ｂ群の電極は圧電円板の全面に設
ける必要はなく、一部に設けることができる。又、圧電
円板は電極付円板を２枚重ねて設けることができる。
が、図１に示したＡ，Ｂ群の電極は圧電円板の全面に設
ける必要はなく、一部に設けることができる。又、圧電
円板は電極付円板を２枚重ねて設けることができる。
【００１３】又、液体の滴下装置も振動板の１箇所に限
らず移動して滴下することができる。
らず移動して滴下することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明は、液体を霧化する
振動板に超音波進行波を発生し、該振動板に霧化しよう
とする液体を滴下して霧化するようにしたので、液滴に
振動板の上下方向の振動と平面回転方向の進行波による
回転力とが作用して霧化粒子の飛翔距離が増大し霧化効
率が高まると共に、回転遠心力により広い範囲に噴霧さ
せることができる。
振動板に超音波進行波を発生し、該振動板に霧化しよう
とする液体を滴下して霧化するようにしたので、液滴に
振動板の上下方向の振動と平面回転方向の進行波による
回転力とが作用して霧化粒子の飛翔距離が増大し霧化効
率が高まると共に、回転遠心力により広い範囲に噴霧さ
せることができる。
【図１】本発明の一実施例構成図である。
【図２】本発明の他の実施例構成図である。
【図３】本発明の他の実施例構成図である。
１ 圧電素子円板 ２ 電極 ３ 電源 ４ 滴下装置 ５ ポンプ
Claims (3)
- 【請求項１】 液体を霧化する超音波振動板に少なくと
も２つの電極群を設け、該電極群の一方と他方に互に位
相差を持った高周波交流電圧を加えて超音波進行波を発
生させる高周波電源を設け、且つ前記振動板に霧化しよ
うとする液体を滴下する装置を設けて成ることを特徴と
する液体霧化装置。 - 【請求項２】 前記超音波進行波を発生させる振動板に
超音波振動子を固定し、該振動子の超音波振動を前記振
動板に同時に作用させることを特徴とする請求項１に記
載の液体霧化装置。 - 【請求項３】 前記超音波振動により霧化された液に高
圧静電界を作用させ、再霧化飛翔させる高圧電源を設け
たことを特徴とする請求項１に記載の液体霧化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5448392A JPH05208150A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 液体霧化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5448392A JPH05208150A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 液体霧化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05208150A true JPH05208150A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=12971909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5448392A Pending JPH05208150A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 液体霧化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05208150A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003039759A1 (fr) * | 2001-11-05 | 2003-05-15 | Riken | Dispositif d'immobilisation |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP5448392A patent/JPH05208150A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003039759A1 (fr) * | 2001-11-05 | 2003-05-15 | Riken | Dispositif d'immobilisation |
| AU2002344455B2 (en) * | 2001-11-05 | 2007-03-01 | Fuence Co., Ltd. | Immobilizing device |
| US7516714B2 (en) | 2001-11-05 | 2009-04-14 | Riken | Immobilizing device |
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