JPH0520800U - 自動回転式砂時計 - Google Patents

自動回転式砂時計

Info

Publication number
JPH0520800U
JPH0520800U JP1666591U JP1666591U JPH0520800U JP H0520800 U JPH0520800 U JP H0520800U JP 1666591 U JP1666591 U JP 1666591U JP 1666591 U JP1666591 U JP 1666591U JP H0520800 U JPH0520800 U JP H0520800U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hourglass
sand
rotating
plate
switch mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1666591U
Other languages
English (en)
Inventor
輝行 辻村
Original Assignee
輝行 辻村
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 輝行 辻村 filed Critical 輝行 辻村
Priority to JP1666591U priority Critical patent/JPH0520800U/ja
Publication of JPH0520800U publication Critical patent/JPH0520800U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 砂時計に動的要素を加えておもちゃとしての
機能を向上させる。 【構成】 砂時計1は計時動作中、垂直軸Yに対して傾
斜しており、導電性のバネ7と電極8とをオフしてい
る。この状態で上部砂溜1a内の砂が下部砂溜1b内に
落下する。下部砂溜1b内の砂の量が多くなると、砂時
計1に動く反時計方向の回転力が大きくなり、砂が全部
下部砂溜1bの落下した時に、砂時計1は、砂が下部砂
溜1b内に増大することによって生じる重心の移動と、
バネ部材7の反発力とにより垂直状態となり、バネ部材
7と電極8に接触して、モータが回転し、回転板3が半
回転して砂時計1の上下を逆転し、バネ部材7と電極8
とを離れ、モータを停止する。この動作を繰り返すこと
により、砂時計1を所定時間毎に反転させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、自動回転式砂時計、より詳細には、砂時計の上部砂溜内の砂が全て 下部の砂溜内に落下した時に該砂時計を自動的に半回転させてその上下を逆にし 、これを自動的に連続して繰り返すようにしたおもちゃの砂時計に関する。
【0002】
【従来技術】
砂時計は、周知のように、従来より種々提案されているが、従来の砂時計は、 砂時計そのものに関する改良であり、いずれも静止的であり、該砂時計を手に持 って上下を逆にして使用するものであり、砂時計が自動的に上下逆転する動的な ものはなく、おもちゃとしての要素に乏しいものであった。
【0003】
【目的】
本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特に、従来、静止的で あった砂時計に動的要素を持たせておもちゃとしての機能を向上させることを目 的としてなされたものである。
【0004】
【構成】
本考案は、上記目的を達成するために、(1)上下対称の砂時計と、該砂時計 を垂直軸に対して所定角度回動可能に支承する支持板と、該支持板を固定する回 転板と、前記砂時計によってオン、オフされるスイッチ機構とを有し、該スイッ チ機構は、前記砂時計の上部砂溜内の砂が下部砂溜内に全部落下して該砂時計が 垂直になった時に前記スイッチ機構をオンして前記回転板を半回転させるととも に、該回転板が半回転した時に前記砂時計を垂直軸から所定角度偏位させて前記 スイッチ機構をオフして前記回転板の回転を停止することを特徴としたものであ り、更には、(2)前記(1)において、前記回転板は、前記砂時計の上下端に 傾斜して係合する枢動制御板を有し、該回転板が半回転した時に上部の枢動制御 板が前記砂時計の上部と係合して該砂時計を所定角度偏位させ、該砂時計の偏位 によって前記スイッチ機構をオフさせることを特徴としたものであり、更には、 (3)前記(1)又は(2)において、前記回転板は、前記砂時計によって偏位 される導電線のバネ部材を有し、該砂時計が垂直軸から所定角度偏位して傾斜し た時に該バネ部材を偏位させて電気接点から離して前記スイッチ機構をオフさせ ることを特徴としたものである。以下、本考案の一実施例に基いて説明する。
【0005】 図1乃至図3は、本考案による自動回転式砂時計の一実施例を説明するための 構成図で、図1は、砂時計が作動中の状態(スイッチオフ状態)を示す図(より 詳細には、砂時計の作動初期の状態を示す図)、図2は、砂時計の上部砂溜内の 砂が全て下部の砂溜内に落下し終った時の状態(スイッチオン状態)を示す図( より詳細には、砂時計の作動終期の状態を示す図)、図3は全体構造を側面から 見た時の構成図で、図中、1は上下の砂溜1a,1bを有する砂時計、2は該砂 時計1をPを中心に回動可能に支承する支持板、3は回転板で、該回転板3は前 記支持板2を固定している。4a,4bはそれぞれ砂時計1の上下砂溜の先端部 と傾斜して係合する枢動制御板で、それぞれ支持部材5a,5bによって、Pa ,Pb点を中心に枢動可能に支持されている。6a,6bは該枢動制御板4a, 4bに対するストッパピンで、該枢動制御板が下側になった時に、つまり、図1 又は図2において、4bに示す状態になった時に、該枢動制御板4bがそれ以上 回転しないようにするためのものである。これらの枢動制御板4a,4bは、上 方になった時(図1においては4aの枢動板)、その自重によってPa点を中心 に回動して、図示のように、砂時計1の上部砂溜1aの上部に対して傾斜して係 合し、それによって、該砂時計1を図1に示すように、その垂直軸Yに対して所 定角度(θ)偏位させる。7は導電性のバネ部材、8は該バネ部材7と接触する 電極端子で、これらはスイッチ機構を構成し、通常は、図2に示すように、該バ ネ部材7と電極端子8とが接触するように構成されている。
【0006】 而して、後述するようにして、回転板3が半回転されて図1に示す状態になる と、上部の枢動制御板4aがその自重によりPa点を中心に回動して砂時計1の 上部に図示のように傾斜して係合する。そのため、砂時計1は図示のように垂直 軸Yからある角度(θ)偏位し、バネ部材7を押し、該バネ部材7と電極端子8 との接触を離し、つまり、スイッチ機構をオフにして回転板3を回転するモータ を停止させる。すなわち、砂時計1は、枢動制御板4aが傾斜して係合すること によって生じる時計方向の回転力とバネ部材7によって生じる反時計方向の回転 力とが釣り合った位置つまり垂直軸Yから所定角度(θ)偏位した位置に止り、 この状態で、上部の砂溜1aから下部の砂溜1bへ砂Sの落下が起こる。上部砂 溜1a内の砂は、当該砂時計によって定まる所定時間経過すると、下部の砂溜1 bに全て落下するが、その際、砂時計1には、下部砂溜に砂が溜まるにつれて、 P点を中心とする反時計方向の回転力が増大し、全ての砂が下部の砂溜に落下し た時に、該砂時計1はP点を中心に反時計方向に回転して、図2に示す状態とな り、バネ部材7と電極端子8より成るスイッチ機構をオンし、モータを回して回 転板3を半回転したところで、前述のようにして、スイッチ機構がオフし、モー タが停止し、今度は、上下の砂溜が入れ替った状態で砂時計1が動作し、以降、 この動作を順次繰り返す。
【0007】 図3は、本考案による自動回転式砂時計を側方から見た時の構成図で、図中、 図1及び図2と同様の作用をする部分には、図1及び図2と同一の参照番号を付 し、その詳細な説明は省略する。図3において、10は前記回転板3を回動自在 に取り付けるための筐体で、前記回転板3は軸11に一体的に取り付けられ、該 軸11が該筐体10に回転自在に取り付けられている。この筐体10内には、電 源電池12、モータ13、ギヤボックス14、前記モータによって回転される回 転軸15、該回転軸15の回転を前記回転軸11に伝達されるゴムベルト16等 を有し、前述のごとくして、スイッチ機構がオンした時に、モータ13が回転し 、その回転がギヤボックス14を介して回転軸15に伝達され、更に、ゴムベル ト16を介して回転軸11に伝達され、該回転軸11が半回転した時に、前述の ようにして、スイッチ機構がオフし、モータ13の回転が停止する。なお、17 ,18は回転軸11上に巻回されたスリップリングで、スリップリング17は前 記リード線10に、スリップリング18はリード線9に接続されている。また、 19,20は戸車で、該戸車19はスリップリング17と係合し、戸車20はス リップリング18と係合している。つまり、戸車19,20はそれぞれスリップ リング17,18に対してブラッシの役目をし、スリップリング17及び戸車1 9はリード線10を回転軸11の回転に係りなくリード線21に接続し、スリッ プリング18及び戸車20はリード線9を回転軸11の回転に係りなくリード線 22に伝達して前述のごとく動作する電気回路を構成している。
【0008】
【効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によると、従来、手に持って上下を逆 転させていた砂時計を、該砂時計の経時変化に伴なう重心の移動を効果的に利用 して、該砂時計の上下を自動的に逆転させるようにしたもので、従来、静止的で あった砂時計を動的にし、おもちゃとしての機能をより高めるとともに、付加価 値を高めて商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による自動回転式砂時計の計時動作直
前の状態を示す図である。
【図2】 本考案による自動回転式砂時計の計時動作直
後の状態を示す図である。
【図3】 本考案による自動回転式砂時計の側面構成図
である。
【符号の説明】
1…砂時計、2…砂時計支持板、3…回転板、4a,4
b…枢動制御板、5a,5b…枢動制御板支持部材、6
a,6bストッパピン、7…導電性バネ部材、8…電極
端子、9,10…リード線、10…筐体、11…回転
軸、12…電源電池、13…モータ、14…ギアボック
ス、15…回転軸、16…ゴムベルト、17,18…ス
リップリング、19,20…ブラシ(戸車)、21,2
2…リード線。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下対称の砂時計と、該砂時計を垂直軸
    に対して所定角度回動可能に支承する支持板と、該支持
    板を固定する回転板と、前記砂時計によってオン、オフ
    されるスイッチ機構とを有し、該スイッチ機構は、前記
    砂時計の上部砂溜内の砂が下部砂溜内に全部落下して該
    砂時計が垂直になった時に前記スイッチ機構をオンして
    前記回転板を半回転させるとともに、該回転板が半回転
    した時に前記砂時計を垂直軸から所定角度偏位させて前
    記スイッチ機構をオフして前記回転板の回転を停止する
    ことを特徴とする自動回転式砂時計。
  2. 【請求項2】 前記回転板は、前記砂時計の上下端に傾
    斜して係合する枢動制御板を有し、該回転板が半回転し
    た時に上部の枢動制御板が前記砂時計の上部と係合して
    該砂時計を所定角度偏位させ、該砂時計の偏位によって
    前記スイッチ機構をオフさせることを特徴とする請求項
    1に記載の自動回転式砂時計。
  3. 【請求項3】 前記回転板は、前記砂時計によって偏位
    される導電線のバネ部材を有し、該砂時計が垂直軸から
    所定角度偏位して傾斜した時に該バネ部材を偏位させて
    電気接点から離して前記スイッチ機構をオフさせること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の自動回転式砂時
    計。
JP1666591U 1991-02-26 1991-02-26 自動回転式砂時計 Pending JPH0520800U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1666591U JPH0520800U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 自動回転式砂時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1666591U JPH0520800U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 自動回転式砂時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520800U true JPH0520800U (ja) 1993-03-19

Family

ID=11922623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1666591U Pending JPH0520800U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 自動回転式砂時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0520800U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090157A (ja) * 2009-02-05 2009-04-30 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
CN113558366A (zh) * 2021-07-10 2021-10-29 胡正章 一种沙漠地带用营养水杯

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090157A (ja) * 2009-02-05 2009-04-30 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP4710052B2 (ja) * 2009-02-05 2011-06-29 タイヨーエレック株式会社 遊技機
CN113558366A (zh) * 2021-07-10 2021-10-29 胡正章 一种沙漠地带用营养水杯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4287428A (en) Automatic spring powered battery charging device
US2498683A (en) Magnetically operated switch
JPH0520800U (ja) 自動回転式砂時計
WO2006009562A1 (en) Electric toy top device with support and its associated method of operation
US2677742A (en) Rheostat and contact arm therefor
EP0388246A2 (en) Movable toy with vibrating element
JPS6116577Y2 (ja)
JPH0327416B2 (ja)
CN2523006Y (zh) 换向开关
JPS643209Y2 (ja)
JP2519813Y2 (ja) パワーウィンド用スイッチ
JPS5936807Y2 (ja) ロ−タリ−式スイツチ
JPS60174052A (ja) ガバナ−スイッチの接点清浄装置
US3591737A (en) Switch mechanism for electric spring wound clock
JPS6114700Y2 (ja)
JPS6237916Y2 (ja)
JPH04495Y2 (ja)
JPS643154Y2 (ja)
JPH0310397Y2 (ja)
JP2563800B2 (ja) タイマ−
JPS5852989Y2 (ja) レバ−スイツチ
US1076026A (en) Lamp-socket.
US3157761A (en) Speed responsive switch having a pivotally mounted operating member with an integral contact
US2567600A (en) Illuminated whirling toy
US1590215A (en) Circuit-controlling device