JPH04495Y2 - - Google Patents

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JPH04495Y2
JPH04495Y2 JP16803886U JP16803886U JPH04495Y2 JP H04495 Y2 JPH04495 Y2 JP H04495Y2 JP 16803886 U JP16803886 U JP 16803886U JP 16803886 U JP16803886 U JP 16803886U JP H04495 Y2 JPH04495 Y2 JP H04495Y2
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contact
wire
movable
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fixed contact
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JP16803886U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の利用分野〉 本考案は、ワイヤ接触式のスイツチ機構に関す
る。
〈従来技術〉 ワイヤ接触式スイツチ機構とは、導電体のピン
と、導電体のワイヤと、このピンに対するワイヤ
の接触・離反を制御する部材(通常は絶縁体のレ
バー)とから構成されていて、ワイヤがピンに接
触したり、あるいは離れることによつて電気回路
のオン・オフを制御するものである。
しかるに、従来のワイヤ接触式スイツチ機構で
は、ピンあるいはワイヤの外周に埃等の塵芥が付
着したような場合には接触不良が発生するという
欠点があつた。
こうした欠点を避けるために、本願出願人は既
に実開昭59−170924号公報に示す接点自己洗浄型
のワイヤ接触式スイツチ機構を提供している。
しかしながら、第4図に示したようにこうした
技術にはスイツチ・オフ(離反)時にあつて、駆
動部材に植立されているピン(円柱状)3′に接
触しているワイヤ4′は、その高さ方向の接触位
置は、バネのもつ習性により決められるため、斜
面状に形成された固定接点5′との接触位置が不
安定となる。
このワイヤの高さ位置における不安定さは、閉
成動作において駆動部材が被接触体にワイヤ接触
すべく近づいていつた場合に、ワイヤが接触体の
斜面のどこの部位に接触するかにより、スタート
時点から接触体へ接触するまでのタイミングが不
整となり、また当然に開放動作にも同じことが言
え、離反タイミングにtのバラツキが生じるとい
う不都合を生じた。
この現象は、例えば全体の作動が極短時間に制
御されるカメラ用シヤツタにおけるスイツチ手段
として用いられる場合に大きな問題となるもので
あつた。
〈本考案の目的〉 本考案の目的は、上述した従来の技術の有して
いた不都合な点を解消し、オン/オフのタイミン
グの不整を排除する接点自己洗浄型のワイヤ接触
式スイツチ機構を提供するものである。
〈本考案の構成〉 上述した本考案の目的は、電気回路に接続され
ている導電体の被接触体(固定接点)と、電気回
路に接続されている導電体の弾性を有するワイヤ
(可動接点)と、ワイヤの被接触体に対する接
触・離反を制御する抑止部材とから構成され、抑
止部材に形成された斜面部により、該ワイヤを弾
性偏倚・復元させて被接触部で滑動させる様にし
たことにより達成される。
〈考案の実施例〉 以下、考案の好適なる一実施例について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は、本考案の実施例を示した平面図であ
る。
第2図は、本考案の実施例を示した側面図であ
る。
第3図は、本考案の実施例の動作を示すための
側面から示した説明図である。
第4図は、従来例の動作を説明するために側面
から示した説明図である。
1は基板で、全体を図示してはいないが、後述
する各要素を搭載している。
2は可動レバーで、軸2aに回転可能に支持さ
れていて、バネ2bにより左旋習性を与えられて
おり、図示しない係止部材により回動を抑止され
ている。
3は抑止ピンで、前記可動レバー2上の一端部
に植立されている。
4は可動接点で、導電性及び弾性体の材料によ
りワイヤ状に形成され、軸4aの周囲につる巻き
されてそのほどけ作動により左旋方向に旋性を有
するように保持される為に、一端がストツパ4b
により係止されるとともに、他の一端は前記抑止
ピン3の小径部3aに当接しており、且つ上方へ
弾性の復元習性を有していて、図示しない電気回
路へと接続されている。
5は固定接点で、基板1上に植立されていて、
同じく図示しない電気回路に接続されている。
本考案の実施例は上述のように構成されてお
り、その作動について以下に述べる。
第1図の実線で示した状態から、可動レバー2
の抑止が解除されると、該作動レバー2はバネ2
bの復帰力により軸2aを中心にして左旋を開始
する。
可動レバー2が左旋を開始すると、可動接点4
は抑止ピン3による抑止が解除されるので、可動
接点4は自ら有する旋性により右旋する。
可動レバー2が左旋を続けると、やがて可動接
点4は固定接点5へと接触し、スイツチが閉成さ
れ、電気回路内に通電される。
可動レバー2はさらに左旋し、抑止ピン3が可
動接点4から離脱すると、可動接点4は復元習性
により固定接点5上を上方へ滑動しながら、一点
鎖線で示した位置へと向う。
これにより、スイツチの閉成動作が終了する。
次に開放動作に移る。
可動レバー2がバネ2bの復元力に逆らつて右
旋させられたとすると、やがて、抑止ピン3の大
径部が可動接点4に接触し、該可動接点4は可動
レバー2の右旋が続くと、抑止ピン3の斜面に沿
つて下方へ弾性遍倚され、再び固定接点5上を下
方へと滑動する。
可動接点4は、さらに可動レバー2の右旋が進
行すると、固定接点5から離脱され元の位置(実
線状態)へと復帰し、開放動作が終了する。
〈考案の効果〉 本考案は上述のように動作するので、第4図に
示した従来例に比して、スイツチが閉成するタイ
ミングが実線で示した位置と一点鎖線で示した位
置とのタイムラグが「t」分だけズレてしまうと
いうことが無くなる。
つまり、本考案においては上下方向の動きを、
抑止部材(抑止ピン3)に設けられた小径部で抑
止しているので、固定接点5との接触位置が一定
となるので、スタートから接触するまでの時間が
一定となるという効果が得られる。
また同時に、可動接点4と固定接点5との接
触・離脱の際に滑動することにより自己洗浄作用
は何等損なわれることはない。
尚、バネ2bは高速に動作させることの無い場
合には外すことも可能であり,軸に巻かれるねじ
コイル型でなく一端を固定されたものでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した平面図で、
第2図は本考案の同じく一実施例を示した側面図
で、第3図は同じく本考案の動作タイミングを示
した説明図で、第4図は従来例の動作タイミング
を示した説明図である。 1……基板、2……可動レバー、2a……軸、
2b……バネ、3……抑止ピン、4……可動接
点、4a……軸、4b……ストツパ、5……固定
接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基板に固定されており、かつ前記基板の垂直方
    向に一定の長さの接点部を形成した固定接点と、 前記基板に対し平行に移動可能であつて、かつ
    前記基板に対し垂直方向の斜面部を形成した抑止
    部材と、 前記抑止部材の平行移動に伴い前記固定接点と
    接離可能であり、かつ前記固定接点に接触する方
    向に弾性を有し、前記接離の際、前記固定接点と
    の接触を保ちつつその自由端が前記斜面部との係
    合により前記基板の垂直方向に変位するワイヤ可
    動接点と からなることを特徴としたワイヤ接触式スイツチ
    機構。
JP16803886U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH04495Y2 (ja)

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JP16803886U JPH04495Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JP16803886U JPH04495Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JPS6373816U JPS6373816U (ja) 1988-05-17
JPH04495Y2 true JPH04495Y2 (ja) 1992-01-09

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ID=31100541

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JP16803886U Expired JPH04495Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3569356B2 (ja) * 1995-07-07 2004-09-22 ペンタックス株式会社 簡易型内視鏡装置

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JPS6373816U (ja) 1988-05-17

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