JPH052076U - 妨害電波測定装置 - Google Patents

妨害電波測定装置

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JPH052076U
JPH052076U JP4761591U JP4761591U JPH052076U JP H052076 U JPH052076 U JP H052076U JP 4761591 U JP4761591 U JP 4761591U JP 4761591 U JP4761591 U JP 4761591U JP H052076 U JPH052076 U JP H052076U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 験体が発生する妨害電波の分布を分解能よく
測定することができる妨害波測定装置を得る。 【構成】 ターンテーブルの回転により験体の向を変
え、験体から漏れる妨害波の分布を測定する妨害波測定
装置において、ターンテーブルと、アンテナ昇降装置を
その全動作範囲内を全範囲にわたって動作させ、動作開
始毎にスタート位置をずらし、このスタート位置のずれ
によってこれら装置の最小移動ピッチ内を補間し、分解
能の高い測定結果を得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は各種の電子機器、電気機等が妨害電波を放射しているか否かを測定 する妨害電波測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に従来から用いられている妨害電波測定装置を示す。図中TTはターンテ ーブル、ATはアンテナを示す。これらターンテーブルTTとアンテナATは外 来電波を遮断し、更に内部で発生した電波を壁等で反射させない構造の室(電波 暗室)に設置される。
【0003】 ターンテーブルTTの上には験体PCが搭載される。ターンテーブルTTは所 定の角度ピッチ(例えば10°ピッチ)で回転し、験体PCの向を変更させる。 験体PCの向が所定ピッチ変更される毎に、その停止位置でアンテナATにより 妨害電波の有無が測定部2で測定され、妨害電波有りのときはそのレベルと周波 数が測定部2に記憶される。アンテナATはアンテナ昇降装置APによって1〜 4mの間で上下に移動される。つまり、ターンテーブルTTが所定ピッチずつ回 転して1回転する毎にアンテナATが移動される。従ってアンテナATの位置が 順次移動され、新しい高さ位置に設定される毎にターンテーブルTTが1回転さ れる。
【0004】 ターンテーブルTTとアンテナ昇降装置APは駆動制御部1によって回転位置 と昇降位置が制御される。尚ターンテーブルTT及びアンテナ昇降装置APは位 置検出手段を具備し、その位置検出手段で検出した位置信号を駆動制御部1に取 込み、ターンテーブルTTとアンテナ昇降装置の現在位置が表示される構造とな っている。
【0005】 表示部4では例えば妨害電波の周波数分布等を表示する。また、作図部5では 妨害電波の分布を作図して表示する機能を具備している。制御部3は駆動制御部 1、測定部2、表示部4、作図部5の全てを統括して制御する機能を持つ。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように妨害電波測定装置ではアンテナ昇降装置APがアンテナATの 高さを変える毎にターンテーブルTTを所定ピッチずつ回動させ、験体の姿勢を 1回転させ、ターンテーブルTTが1回転する毎にアンテナATの位置を変える ことが繰返されて、妨害電波の分布が測定される。
【0007】 然るに、従来のターンテーブルTTの移動可能な最小移動ピッチは10°ピッ チ、アンテナ昇降装置APは10cmピッチである。従ってこれ以上分解能よく妨 害電波の放射分布を測定することができない欠点がある。この最小移動ピッチを 小さくするにはトルクの大きいモータを用いたり、精度の高い部品を必要とする ためコストが大幅に高くなってしまう不都合が生じる。
【0008】 この考案の目的は簡単な構成によって分解能よく妨害電波の分布を測定するこ とができる妨害電波測定装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案ではターンテーブル及びアンテナを昇降させるアンテナ昇降装置に測 定対象ピッチを設定するピッチ設定手段と、このピッチ設定手段によって設定さ れた測定対象ピッチとターンテーブルTT及びアンテナ昇降装置APの移動可能 な最小ピッチとから、設定された測定対象ピッチを実現するに必要なターンテー ブルの動作回数と、アンテナの昇降回数を算出する動作回数算出手段と、ターン テーブルの動作回数及びアンテナの昇降回数を計数し、これら動作回数の更新毎 にスタート位置を変更させる手段とを設けて構成したものである。
【0010】 この考案の構成によれば測定対象ピッチとしてターンテーブル及びアンテナ昇 降装置のそれぞれの移動可能な最小ピッチより小さいピッチを設定することがで きる。つまり、この考案ではターンテーブルを複数回転及びアンテナを複数回昇 降させる。この複数回転及び複数回昇降させるとき、各動作回数の初期状態でス タート位置を変更させる。スタート位置の変更により装置の最小ピッチの移動量 で移動しても前回の停止位置から初期状態でスタート位置をずらした量だけずれ た位置に停止する。
【0011】 従ってターンテーブル及びアンテナを複数回転乃至複数回昇降させることによ り最小移動ピッチ内を複数回数分の1の分解能で測定することができる。
【0012】
【実施例】
図1にこの考案の一実施例を示す。図1において図2と対応する部分には同一 符号を付して示す。この考案ではターンテーブルTT及びアンテナ昇降装置AP の駆動制御部1に目的とするピッチを設定するピッチ設定手段11と、このピッ チ設定手段11によって設定されたピッチとターンテーブルTT及びアンテナ昇 降装置APの最小移動ピッチとからターンテーブルTTの回転回数及びアンテナ 昇降装置APの昇降回数を算出する動作回数算出手段12と、ターンテーブルT Tの回転回数及びアンテナ昇降装置の昇降回数が更新される毎にターンテーブル TT及びアンテナ昇降装置APのスタート位置を変更させるスタート位置変更手 段13とを設ける。
【0013】 ピッチ設定手段11は例えばキイーボードと、キイーボードから入力される数 値データを記憶するレジスタのような記憶器とによって構成することができる。 また動作回数算出手段12は例えばマイクロコンピュータによって構成するこ とができる。例えばターンテーブルTTの最小移動ピッチが10°の場合、キイ ーボードから5°と入力すると、回数算出手段12は10/5=2回転を算出す る。つまり10°間隔で1回転し、2回転目はスタート位置を5°ずらして1回 転させる。このようにすると合計して5°の分解能が得られる。
【0014】 またアンテナ昇降装置APは最小移動ピッチが10cmの場合、ピッチ設定手段 11に2cmを入力すると、動作回数算出手段12は10/2=5回を算出する。 例えば下から上に移動して1回、上から下に移動して2回、これを5回繰返すこ とを意味する。 このようにして動作回数算出手段12はターンテーブルTTとアンテナ昇降装 置APの動作回数を算出する。
【0015】 スタート位置を変更させるスタート位置変更手段13はターンテーブルTT及 びアンテナ昇降装置APが新しい動作回数に入る状態でスタート位置をずらす動 作を行なう。スタート位置をずらす量はピッチ設定手段11で入力した測定対象 とするピッチ量に対応する。例えばターンテーブルTTの測定対象ピッチを5° とした場合、2回転目に入る状態でスタート位置を5°ずらす操作を行なう。タ ーンテーブルTTの最小移動ピッチは10°であるから例えば1回転して停止し た位置から10°逆回転させ、その逆回転させた位置から15°進めると、結果 として5°進み方向にずらしたことになる。
【0016】 またアンテナ昇降装置APでは測定対象ピッチを2cmと設定した場合、下端か ら10cmピッチで上端まで移動し、下降に入る前に、例えばその上端位置から1 2cm下降させ、その下降位置から最小移動ピッチである10cm上昇させると、結 果的に2cm下方にずらすことができる。 このようにしてターンテーブルTTにあっては新しい動作回転数に入る前に測 定対象ピッチ量ずつスタート位置をずらし、またアンテナ昇降装置では上昇から 下降に移る状態及び下降から上昇に移る状態で測定対象ピッチ分だけスタート位 置をずらす。
【0017】 これらの制御は動作回数算出手段12を構成するマイクロコンピュータによっ て実行させることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば最小移動ピッチが粗いターンテーブル とアンテナ昇降装置を使って、分解能が高い妨害波の分布特性を測定することが できる。 また最小移動ピッチが粗いターンテーブルとアンテナ昇降装置をそのまま利用 したからコストの上昇は殆んどなく、安価に高性能な妨害波測定装置を構成する ことができ、その効果は実用に供して頗る大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す系統図。
【図2】従来の技術を説明するための系統図。
【符号の説明】
TT ターンテーブル AP アンテナ昇降装置 AT アンテナ PC 験体 1 駆動制御部 11 ピッチ設定手段 12 動作回数算出手段 13 スタート位置変更手段

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 験体を搭載し、所定の角度毎に停止して
    験体の向を変更させるターンテーブルと、このターンテ
    ーブルから離れて設けられ昇降装置によって所定のピッ
    チで高さを変更しながら上記験体から放出される妨害電
    波を受信するアンテナとを具備して構成された妨害電波
    測定装置において、上記ターンテーブル及びアンテナ昇
    降装置を駆動する駆動装置に、測定対象となるピッチを
    設定するピッチ設定手段と、このピッチ設定手段によっ
    て設定された測定対象ピッチと移動可能な最小移動ピッ
    チとから、上記測定対象ピッチを実現するに必要なター
    ンテーブルの動作回転数と、上記アンテナの昇降回数を
    算出する動作回数算出手段と、ターンテーブルの動作回
    転数及びアンテナ昇降装置の昇降回数を計数し、これら
    動作回数の更新毎にスタート位置を変更させるスタート
    位置変更手段とを設けて成る妨害電波測定装置。
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