JPH05207599A - バイノーラルプロセッサ - Google Patents

バイノーラルプロセッサ

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Publication number
JPH05207599A
JPH05207599A JP4013205A JP1320592A JPH05207599A JP H05207599 A JPH05207599 A JP H05207599A JP 4013205 A JP4013205 A JP 4013205A JP 1320592 A JP1320592 A JP 1320592A JP H05207599 A JPH05207599 A JP H05207599A
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JP
Japan
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audio signal
data
channel
stored
signal data
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Application number
JP4013205A
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English (en)
Inventor
Susumu Yamamoto
進 山本
Kazuyoshi Sano
一義 佐野
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP4013205A priority Critical patent/JPH05207599A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構成にして低コスト化を図る。 【構成】 1サンプリング期間毎の前半の1/2期間で
一方のチャンネルのオーディオ信号データにバイノーラ
ル処理を施すべくディジタルフィルタが構成され、後半
の1/2期間で他方のチャンネルのオーディオ信号デー
タに対してバイノーラル処理を施すべくディジタルフィ
ルタが構成される。 【効果】 1サンプリング期間毎の前後半各々でディジ
タルフィルタを構成するRAM及び乗算回路の兼用を可
能にしたので、ディジタルフィルタの数を半分に減すこ
とができる。また、入力ディジタルオーディオ信号のチ
ャンネル分離回路や出力時の多重化回路が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ヘッドホンでオーディオ再生音
を聴取する際に音像を前方に定位させるバイノーラルプ
ロセッサに関する。
【0002】
【背景技術】ヘッドホンにてオーディオ再生音を聴取す
る場合には通常、音像が頭内に集まって定位してしまい
臨場感が得られない。そこで、ダミーヘッドを原音場内
に設置して人間の左右の耳で聴取した場合と同様なレベ
ル差と時間差が生ずるように個別のマイクロホンで集音
することによりいわゆるバイノーラル録音を行ない、ダ
ミーヘッドを用いたバイノーラル録音による信号をヘッ
ドホンで聴取する方法がある。この方法では音像が前方
に定位して原音場で音楽を聴取する場合とほぼ同程度の
臨場感が得られる。しかしながら、この方法の場合、オ
ーディオ信号がディスクやテープ等の記録媒体にバイノ
ーラル録音されることが前提であり、通常の録音が既に
された記録媒体に対しては有効ではなかった。
【0003】バイノーラル録音されていない記録媒体の
演奏によって得られたオーディオ信号に対してバイノー
ラル録音されたようにバイノーラル処理する装置として
バイノーラルプロセッサが知られている。このバイノー
ラルプロセッサは、FIR型フィルタ、IIR型フィル
タ等のディジタルフィルタから構成され、音像を前方に
定位させるための方向情報がディジタルフィルタの係数
として予め備えられる。方向情報はインパルス応答(伝
達特性)により与えられ、インパルス応答に対するオー
ディオ信号のたたみ込み(convolution)がディジタルフ
ィルタにおいて行なわれる。このインパルス応答は、図
1に示すようにダミーヘッド(又は人間の頭)1に対し
て音像を定位させたい位置に音源2を置いて単位インパ
ルスを発生させ、それをダミーヘッド1の耳に挿入され
た左右のマイクロホン3,4によって集音することによ
り左右各々測定され、それぞれ後述のH2 ,H1 とされ
る。
【0004】モノラル用のバイノーラルプロセッサは図
2に示すように構成される。すなわち、音源からのオー
ディオ信号はバイノーラルプロセッサ11のディジタル
フィルタ12,13に供給される。右用のディジタルフ
ィルタ12のインパルス応答はH1 、左用のディジタル
フィルタ13のインパルス応答はH2 とされる。ディジ
タルフィルタ12,13の各出力信号はアンプ14,1
5を介してヘッドホン16に供給される。
【0005】ステレオ用のバイノーラルプロセッサを構
成するに当っては、ヘッドホンでの聴取が左右のスピー
カで聴取しているような効果を得るために、通常、聴取
者からの左右のスピーカの関係が左右対称であるとし
て、図3に示すように左のスピーカ21と聴取者22の
左耳との間のインパルス応答をH1 、右のスピーカ23
と聴取者22の左耳との間のインパルス応答をH2 、右
のスピーカ23と聴取者22の右耳との間のインパルス
応答をH1 、左のスピーカ21と聴取者22の右耳との
間のインパルス応答をH2 とすることができる。よっ
て、図4に示すようにステレオ用のバイノーラルプロセ
ッサ25は、ディジタルフィルタ26ないし29及び加
算器30,31から構成される。ディジタルフィルタ2
6,27には左チャンネルのオーディオ信号が供給さ
れ、ディジタルフィルタ28,29には右チャンネルの
オーディオ信号が供給される。ディジタルフィルタ2
6,29のインパルス応答はH1 、ディジタルフィルタ
27,28のインパルス応答はH2とされる。加算器3
0はディジタルフィルタ26,28の各出力信号を加算
してアンプ32に供給する。加算器31はディジタルフ
ィルタ27,29の各出力信号を加算してアンプ33に
供給する。アンプ32,33の各出力信号がヘッドホン
34の左右チャンネル信号となる。
【0006】図5はステレオ用のバイノーラルプロセッ
サの一例を具体的に示している。このバイノーラルプロ
セッサにおいては、左(L)右(R)チャンネルのディ
ジタルオーディオ信号がL/R分離回路41に供給され
る。このディジタルオーディオ信号はサンプリング周波
数44.1KHzの16ビットからなるシリアルデータ
で、L0 ,R0,L1,R1,……の如く左チャンネル、
右チャンネルの順になっている。L/R分離回路41は
ディジタルオーディオ信号の左チャンネル成分と右チャ
ンネル成分とを分離して出力する。L/R分離回路41
の左チャンネル成分はRAM42,44に供給され、右
チャンネル成分はRAM43,45に供給される。RA
M42〜45は16ビットを1ワードとして128ワー
ド分の記憶位置420〜42127,430〜43127,44
0〜44127,450〜45127を各々有し、44.1KH
zの周波数で各記憶位置のオーディオ信号データが並列
にシフトするシフトレジスタとして各々形成されてい
る。また、RAM42〜45の各記憶位置に保持されて
いるオーディオ信号データが各々出力され、それが乗算
回路46〜49に各々供給される。乗算回路46〜49
は128個数の係数乗算器460〜46127,470〜4
127,480〜48127,490〜49127を各々有し、
各々1秒間に44.1×103回乗算動作する。各係数
乗算器は50ビットの乗算結果を出力する。係数乗算器
460〜46127及び490〜49127の係数h1(0)〜h1
(127)はインパルス応答H1 に対応し、係数乗算器470
〜47127及び480〜48127の係数h2(0)〜h2(127)
はインパルス応答H2 に対応する。なお、図4における
ディジタルフィルタ26がRAM42及び乗算回路46
に相当し、ディジタルフィルタ27がRAM44及び乗
算回路48に相当し、ディジタルフィルタ28がRAM
43及び乗算回路47に相当し、ディジタルフィルタ2
9がRAM45及び乗算回路49に相当する。
【0007】係数乗算器460〜46127,470〜47
127の各出力信号は上記乗算毎に加算器50によって加
算され、係数乗算器480〜48127,490〜49127
各出力信号は上記乗算毎に加算器51によって加算され
る。加算器50,51においてはデータが16ビットに
され、その出力信号は時分割多重回路52において時分
割多重され当初のサンプリング周波数でシリアル出力さ
れる。
【0008】しかしながら、かかる従来のバイノーラル
プロセッサにおいては、RAM及び乗算回路からなるデ
ィジタルフィルタが4組必要となり、コスト的に高価な
ものとなっていた。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、比較的簡単な構成にし
て低コスト化を図ったバイノーラルプロセッサを提供す
ることである。
【0010】
【発明の構成】本願第1の発明のバイノーラルプロセッ
サは、少なくとも2チャンネルのディジタルオーディオ
信号がサンプリング順でかつ1サンプリング期間内に一
方のチャンネルのオーディオ信号データ、そして他方の
チャンネルのオーディオ信号データの順に供給され、そ
れらオーディオ信号に対してバイノーラル処理を施すバ
イノーラルプロセッサであって、供給されるオーディオ
信号データを少なくとも連続する2チャンネル分だけ更
新しつつ記憶する記憶手段と、1サンプリング期間毎の
前半の1/2期間内において記憶手段に記憶された一方
のチャンネルのオーディオ信号データに対して第1イン
パルス応答を示す少なくとも1つの第1係数を乗算しか
つ記憶手段に記憶された他方のチャンネルのオーディオ
信号データに対して第1インパルス応答とは異なる第2
インパルス応答を示す少なくとも1つの第2係数を乗算
し前記1サンプリング期間毎の後半の1/2期間内にお
いて記憶手段に記憶された一方のチャンネルのオーディ
オ信号に対して第2係数を乗算しかつ記憶手段に記憶さ
れた他方のチャンネルのオーディオ信号に対して第1係
数を乗算する乗算手段と、前半の1/2期間内において
乗算手段の各乗算結果を加算して一方のチャンネルのバ
イノーラル処理を施したオーディオ信号データとして出
力し後半の1/2期間内において乗算手段の各乗算結果
を加算して他方のチャンネルのバイノーラル処理を施し
たオーディオ信号データとして出力する加算手段とを有
することを特徴としている。
【0011】本願第2の発明のバイノーラルプロセッサ
は、少なくとも2チャンネルのディジタルオーディオ信
号がサンプリング順でかつ1サンプリング期間内に一方
のチャンネルのオーディオ信号データ、そして他方のチ
ャンネルのオーディオ信号データの順に供給され、それ
らオーディオ信号に対してバイノーラル処理を施すバイ
ノーラルプロセッサであって、供給されるオーディオ信
号データに対して第1インパルス応答を示す少なくとも
1つの第1係数及び第1インパルス応答とは異なる第2
インパルス応答を示す少なくとも1つの第2係数を各々
乗算して第1及び第2乗算結果を各々得る乗算手段と、
第1及び第2記憶位置を有し1サンプリング期間の1/
2期間毎に第1及び第2乗算結果と第1及び第2記憶位
置に記憶された各データ値とを個別に加算してその各加
算結果を第1及び第2記憶位置に各々記憶させる加算記
憶手段と、加算記憶手段による第1及び第2記憶位置へ
の記憶後、第2記憶位置に記憶されたデータをバイノー
ラル処理を施したオーディオ信号データとして出力し第
1記憶位置に記憶されたデータを第2記憶位置に転送し
て記憶させるシフト手段とを有することを特徴としてい
る。
【0012】
【発明の作用】本願第1の発明のバイノーラルプロセッ
サにおいては、供給されるオーディオ信号データが少な
くとも連続する2チャンネル分ずつ記録手段に更新しつ
つ記憶され、1サンプリング期間毎の前半の1/2期間
内において記録手段に記憶された一方のチャンネルのオ
ーディオ信号データに対して第1インパルス応答を示す
少なくとも1つの第1係数が乗算されかつ記憶手段に記
憶された他方のチャンネルのオーディオ信号データに対
して第1インパルス応答とは異なる第2インパルス応答
を示す少なくとも1つの第2係数が乗算され、その各乗
算結果が加算されて一方のチャンネルのバイノーラル処
理を施したオーディオ信号データとして出力される。1
サンプリング期間毎の後半の1/2期間内において記憶
手段に記憶された一方のチャンネルのオーディオ信号に
対して第2係数が乗算されかつ記憶手段に記憶された他
方のチャンネルのオーディオ信号に対して第1係数が乗
算され、その各乗算結果が加算されて他方のチャンネル
のバイノーラル処理を施したオーディオ信号データとし
て出力される。
【0013】本願第2の発明のバイノーラルプロセッサ
においては、供給されるオーディオ信号データに対して
第1インパルス応答を示す少なくとも1つの第1係数及
び第1インパルス応答とは異なる第2インパルス応答を
示す少なくとも1つの第2係数が各々乗算され第1及び
第2乗算結果が各々得られ、第1及び第2記憶位置を有
し1サンプリング期間の1/2期間毎に第1及び第2乗
算結果と第1及び第2記憶位置に記憶された各データ値
とが個別に加算されてその各加算結果が第1及び第2記
憶位置に各々記憶され、その後、第2記憶位置に記憶さ
れたデータがバイノーラル処理を施したオーディオ信号
データとして出力され、第1記憶位置に記憶されたデー
タが第2記憶位置に転送されて記憶される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図6に示した本願第1の発明によるバイ
ノーラルプロセッサにおいては、左(L)右(R)チャ
ンネルのディジタルオーディオ信号が供給される入力端
子INにはRAM61が接続されている。RAM61は
16ビットを1ワードとして256ワード分の記憶位置
610〜61255を有し、記憶位置610に入力したオー
ディオ信号データが記憶位置61255に向って44.1
KHz×2の周波数で並列に1記憶位置ずつシフトする
シフトレジスタとして形成されている。また、RAM6
1の各記憶位置に保持されたオーディオ信号データは各
々読み出し出力されるようにされている。そのRAM6
1の出力には乗算回路62が接続されている。乗算回路
62はRAM61の記憶位置610〜61255の各出力に
接続された256個数の係数乗算器620〜62255を有
し、1秒間に44.1×2×103回乗算動作する。偶
数番の係数乗算器620,622,〜62254の係数h1
(0),h1(1)〜h1(127)はインパルス応答H1 に対応
し、奇数番の係数乗算器621,623,〜62255の係
数h2(0),h2(1)〜h2(127)はインパルス応答H2 に対
応する。各係数乗算器620〜62255は50ビットの乗
算結果を出力する。各係数乗算器620〜62255の各出
力は加算器63に供給される。加算器63の出力信号が
本バイノーラルプロセッサの出力信号として出力端子O
UTに供給される。なお、RAM61の記憶位置数及び
乗算回路62の係数乗算器数はインパルス応答を展開す
る次数に対応すれば良く、係数乗算器のビット数は演算
精度上から定めれば良い。
【0015】RAM61及び乗算回路62の動作タイミ
ングはタイミング制御回路64によって制御される。タ
イミング制御回路64はディジタルオーディオ信号中に
含まれる同期信号に同期してタイミング信号を発生す
る。図7は入力端子INに供給されるディジタルオーデ
ィオ信号の構成を示しており、1サンプリング期間に相
当する1フレームは2つのサブフレームを有し、一方の
サブフレームに左チャンネル(チャンネル1)のディジ
タルオーディオ信号が形成され、他方のサブフレームに
右チャンネル(チャンネル2)のディジタルオーディオ
信号が形成される。フレームが192個で1ブロックを
形成する。各サブフレームの先頭部分には伝送の際の同
期をとるために8ビットからなる同期プリアンブル部が
設けられている。その同期プリアンブル部の種類には
B、M及びWがある。Bはブロックの先頭及びフレーム
0のチャンネル1であることを意味し、Mはフレーム0
以外のチャンネル1であることを意味し、Wはチャンネ
ル1以外、すなわちチャンネル2であることを意味す
る。よって、タイミング制御回路64は同期プリアンブ
ル部を検出し、その検出内容からオーディオ信号データ
の先頭及び左右チャンネルのいずれであるかを判断して
タイミング信号を発生するのである。
【0016】次に、図6に示したバイノーラルプロセッ
サの動作を説明する。ここで、ディジタルオーディオ信
号がL0,R0,L1,R1,L2,R2……のサンプリング
の順番で入力端子INに供給されるとする。L0,L1
2……は左チャンネルのオーディオ信号データであ
り、R0,R1,R2……は右チャンネルのオーディオ信
号データである。また、1対の左右チャンネルのオーデ
ィオ信号データが1サンプリング期間(例えば,[1/
(44.1×103)]秒)毎に供給される。
【0017】先ず、オーディオ信号データL0がRAM
61の記憶位置610に保持され、次に、オーディオ信
号データL0が記憶位置611に転送されて保持されると
共にオーディオ信号データR0がRAM61の記憶位置
610に保持される。これが1サンプリング期間内にお
けるRAM61の動作であり、以後入力されるオーディ
オ信号データL1,R1,L2,R2……に対しても繰り返
されることになる。RAM61の各記憶位置に保持され
たオーディオ信号データはタイミング信号に応じて全て
読み出されて乗算回路62の対応する係数乗算器におい
て係数と乗算される。
【0018】左チャンネルのオーディオ信号データがR
AM61の偶数番の記憶位置610,612,〜61254
に保持されているとき、すなわち、右チャンネルのオー
ディオ信号データがRAM61の奇数番の記憶位置61
1,613,〜61255に保持されているときが左チャン
ネルの出力データを発生するときである。例えば、図8
(a) に示すように記憶位置610,611,〜61254
61255にオーディオ信号データL127,R127,……
0,R0が保持されていると、係数乗算器620,621
〜62254,62255ではL127×h1(0),R127×h2
(0),……L0×h1(127),R0×h2(127)の乗算が行な
われる。この乗算結果は加算器63に供給されて加算さ
れるので、
【0019】
【数1】 L127×h1(0)+R127×h2(0)+……+L0×h1(127)+R0×h2(127) …………(1) が算出される。この加算結果が左チャンネルの出力デー
タである。また、右チャンネルのオーディオ信号データ
がRAM61の偶数番の記憶位置610,612,〜61
254に保持されているとき、すなわち、左チャンネルの
オーディオ信号データがRAM61の奇数番の記憶位置
611,613,〜61255に保持されているときが右チ
ャンネルの出力データを発生するときである。図8(a)
に示した1/2サンプリング期間状態の次の1/2サン
プリング期間状態においては、図8(b) に示すように記
憶位置610,611,〜61254,61255にオーディオ
信号データR128,L127……R1,L0が保持される。係
数乗算器62 0,621〜62254,62255ではR128×
h1(0),L127×h2(0),……R1×h1(127),L0×h2
(127)の乗算が行なわれる。この乗算結果は加算器63
に供給されて加算されるので、
【0020】
【数2】 R128×h1(0)+L127×h2(0)+……+R1×h1(127)+L0×h2(127) …………(2) が算出される。この加算結果が右チャンネルの出力デー
タである。図9は本願第1の発明の他の実施例を示して
いる。ここでは次数n=127 の例とする。図9に示した
バイノーラルプロセッサにおいては、入力端子IN及び
出力端子OUTに接続したデータバス71が設けられて
いる。データバス71にはデータRAM72、乗算器7
3及び加算器74が接続されている。乗算器73には更
に係数RAM75が接続されている。データRAM72
には記憶位置が2nだけあり、その記憶位置にはデータ
0,D1……D2n-1が記憶される。係数RAM75には
2nだけの係数C0,C1……C2n-1が予め書き込まれて
いる。この係数は、C0=h1(0),C1=h2(0),C2
h1(1),……,C2n-2=h1(127),C2 n-1=h2(127)の
如く設定されている。係数RAM75からは1/2サン
プリング期間毎に1つの係数が読み出され乗算器73に
供給される。加算器74は乗算器73の乗算結果を累算
して出力する。
【0021】データRAM72、乗算器73、加算器7
4及び係数RAM75の動作はシーケンスコントローラ
76によって制御される。シーケンスコントローラ76
は予め定められたプログラムに従ってデータRAM7
2、乗算器73、加算器74及び係数RAM75に動作
指令を発生する。かかる構成における動作について図1
0に示したフロー図に従って説明する。シーケンスコン
トローラ76は1/2サンプリング期間毎に先ず、入力
オーディオ信号データに従ってデータRAM72のデー
タを更新させる(ステップS1)。すなわち、上記した
ようにサンプリングされたオーディオ信号データが左チ
ャンネルのオーディオ信号データLx(xは0,1,2
……)、次いで右チャンネルのオーディオ信号データR
xの順に供給されるので、入力されたオーディオ信号デ
ータは先ずD0となり、その後、1/2サンプリング期
間毎に入力順にD2n- 1に向って順にシフトすることとな
る。よって、それまでのオーディオ信号データD
i-1(i=1,2,……2n−1)はデータDiとされ、
新たな入力オーディオ信号データがD0とされてRAM
72に記憶される。
【0022】次に、加算器74による累算結果Sが0と
され、変数jが0とされ(ステップS2)、データRA
M72からデータDjが読み出されて乗算器73に供給
され(ステップS3)、係数RAM75からCjが読み
出されて乗算器73に供給される(ステップS4)。シ
ーケンスコントローラ76は乗算器73にDj×Cjの乗
算を行なわせ、その乗算結果Mを加算器74に出力させ
る(ステップS5)。加算器74において乗算結果Mに
累算結果Sを加算させてそれを新たな累算結果Sとさせ
る(ステップS6)。ステップS6の実行後、シーケン
スコントローラ76は変数jに1を加算させ(ステップ
S7)、新たな変数jが2nに達したか否かを判別する
(ステップS8)。j<2nならば、ステップS3に移
行して上記のステップS3〜S8の動作を繰り返す。j
=2nならば、加算器74の累算結果Sを出力端子OU
Tに供給させる(ステップS9)。その後、新たな1/
2サンプリング期間の開始でステップS1に戻り、上記
の動作を繰り返す。ただし、この一巡の演算は、1/2
サンプリング期間内に終了するものとする。これにより
上記の式(1) 及び(2) と同様な結果が得られる。
【0023】図11は本願第2の発明の実施例を示して
いる。図11に示したバイノーラルプロセッサにおいて
は、入力端子INには乗算回路81が接続されている。
乗算回路81は入力端子INに接続された256個数の
係数乗算器810〜81255を有し、図6に示した乗算回
路62と同様の構成である。乗算回路81の係数乗算器
810〜81255には加算機能を備えたシフトレジスタ8
2が接続されている。シフトレジスタ82は50ビット
を1データとして256データ分の記憶位置820〜8
255を有している。その各記憶位置820〜82255
入力されたデータは加算された後、加算された各記憶位
置のオーディオ信号データが記憶位置82 0に向って4
4.1KHz×2の周波数で並列に1記憶位置ずつシフ
トし、記憶位置820のオーディオ信号データが出力端
子OUTから出力されるようになっている。
【0024】乗算回路81及びシフトレジスタ82の動
作タイミングはタイミング制御回路83によって制御さ
れる。タイミング制御回路83はディジタルオーディオ
信号中に含まれる同期信号に同期してタイミング信号を
発生する。次に、図11の構成の動作を説明する。ディ
ジタルオーディオ信号は図6の場合と同様にL0,R0
1,R1,L2,R2……のサンプリングの順番で入力端
子INに供給されるとする。また、シフトレジスタ82
の記憶位置820〜82255はオーディオ信号データL0
の入力前に初期状態となり全て0となっている。
【0025】先ず、オーディオ信号データL0が係数乗
算器810〜81255に各々供給され、係数乗算器810
〜81255において対応する係数h2(0),h1(0),h2
(1)〜h2(127),h1(127)と乗算される。すなわち、図
12に示すように係数乗算器810からはL0×h1(0)が
記憶位置820に、係数乗算器811からはL0×h1(0)
が記憶位置821に、………係数乗算器81254からはL
0×h2(127)が記憶位置82254に、そして係数乗算器8
255からはL0×h1(127)が記憶位置82255に対して
各々出力される。シフトレジスタ82は各記憶位置82
0〜82255において係数乗算器810〜81255各々から
供給される値と0とを各々加算する。その加算後、各記
憶位置のデータを記憶位置820に向って1記憶位置だ
け各々移動させる。よって、記憶位置82255のデータ
値は0となり、記憶位置820のオーディオ信号データ
0×h2(0)が出力端子OUTから出力される。
【0026】次に、オーディオ信号データR0が係数乗
算器810〜81255に各々供給されると、係数乗算器8
0からはR0×h2(0)が記憶位置820に、係数乗算器
811からはR0×h1(0)が記憶位置821に、………係
数乗算器81254からはR0×h2(127)が記憶位置82
254に、そして係数乗算器81255からはR0×h1(127)
が記憶位置82255に対して各々出力される。シフトレ
ジスタ82は各記憶位置820〜82255において係数乗
算器810〜81255各々から供給される値と既に記憶し
ている値とを各々加算する。加算の結果、記憶位置82
255では0+R0×h1(127)、記憶位置82254ではL0×
h1(127)+R0×h2(127)、……記憶位置821ではL0
×h2(1)+R0×h1(0)、記憶位置820ではL0×h1
(0)+R0×h2(0)が得られる。その加算後、各記憶位置
のデータは記憶位置820に向って1記憶位置だけ各々
移動される。よって、記憶位置82255のデータ値は0
となり、記憶位置820のオーディオ信号データL0×h
1(0)+R0×h2(0)が左チャンネルのバイノーラル処理
されたオーディオ信号として出力端子OUTから出力さ
れる。
【0027】次いで、オーディオ信号データL1が係数
乗算器810〜81255に各々供給されると、上記の動作
を繰り返して出力端子OUTからL0×h2(1)+R0×h
1(0)+L1×h2(0)が右チャンネルのバイノーラル処理
されたオーディオ信号として出力される。更に、新たな
入力オーディオ信号データR1,L2,R2……について
も同様の動作を繰り返して出力端子OUTから計算結果
のデータが出力される。
【0028】換言すると、次のようになる。先ず、シフ
トレジスタ82のいずれかの記憶位置に着目して、今、
記憶位置82255が0とする。このとき係数乗算器81
255にL0が入力される。これにより記憶位置82255
0×h1(127) となる。次のR0入力のとき記憶位置82
255の内容は記憶位置82254に転送されており、これに
0が係数乗算器81254に入った結果が加算される。よ
って、記憶位置82254の内容はL0×h1(127) +R0×h
2(127) である。これを繰り返すことにより出力端子O
UTから出力される処理結果は式(1) 及び(2) に示した
如くなる。ただし、右チャンネルの処理結果は正確には
式(2) ではなく次の式 (2)´のようになる。
【0029】
【数3】 R127×h1(0) +L128×h2(0) +……+R0×h1(127) +L1×h2(127) ……… (2)´ 以上の実施例においては、演算処理の結果は上記の式
(1) 及び(2) 又は (2)´となる。ここで、左チャンネル
の式(1) についてはサンプリングのデータとその時点の
データに掛けるべき係数は従来通りとなり問題はない。
一方、右チャンネルについては式(2) の場合、H1 側の
係数にかけるべき右チャンネルのデータが1サンプリン
グ期間だけ新しい(遅れた時点の)データとなってい
る。また、式(2)´の場合には、H2 側の係数にかける
べき左チャンネルのデータが1サンプリング期間だけ新
しい(遅れた時点の)データとなっている。このことは
厳密にいえば、正確な処理ではない。よって、このよう
な僅かな時間差がデータにあるので、誤差が大きく生じ
て主に定位に支障をきたすのは高音域においてである。
ところが、高音域においては聴感上定位感は低いので実
用上の問題はない。一方、低音域においては、このよう
な僅かな時間差のデータを用いても、データにそれほど
差がないので誤差は小さくて済む。従って、実用上は十
分である。
【0030】しかしながら、実際に、このような誤差が
問題となる場合は次のようにする。例えば、図6に示し
た実施例においてはRAM61に左右チャンネルのオ―
ディオ信号デ―タをペアとして書き込んでいき、図13
に示すように実線の乗算と破線の乗算を行なった後、ペ
アで、すなわち2記憶位置分のシフトを行なうようにし
ても良い。又はLクロック(1サンプリング期間毎の前
半の1/2期間)で2回転送し、Rクロック(1サンプ
リング期間毎の後半の1/2期間)のときは反転する。
これにより、右チャンネルの処理結果は従来の処理の結
果と同様に次の式(3) となる。
【0031】
【数4】 R127×h1(0)+L127×h2(0)+……+R0×h1(127)+L0×h2(127) …………(3) また、図11に示した実施例に対しては、図14に示す
ように記憶位置840〜84127(シストレジスタ82の
半分)でその各記憶位置が2入力のシフトレジスタ84
を設け、乗算回路81の各係数乗算器からの左右チャン
ネルのオ―ディオ信号デ―タに係数を乗算した結果をペ
アで対応するシフトレジスタ84の記憶位置に供給し、
そこで先ずペアの各乗算結果と既に保持されたデ―タと
の累算を行なった後、その累算結果をシフトすることに
より可能である。
【0032】なお、上記した各実施例においては本発明
を各回路よりいわゆるハ―ド的に構成したが、DSP
(ディジタル信号プロセッサ)を用いてプログラムに従
った動作により上記の構成をいわゆるソフト的に実現さ
せることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、本願第1の発明のバイノー
ラルプロセッサにおいては、供給されるオーディオ信号
データが少なくとも連続する2チャンネル分だけ記録手
段に更新しつつ記憶され、1サンプリング期間毎の前半
の1/2期間内において記録手段に記憶された一方のチ
ャンネルのオーディオ信号データに対して第1インパル
ス応答を示す少なくとも1つの第1係数が乗算されかつ
記憶手段に記憶された他方のチャンネルのオーディオ信
号データに対して第1インパルス応答とは異なる第2イ
ンパルス応答を示す少なくとも1つの第2係数が乗算さ
れ、その各乗算結果が加算されて一方のチャンネルのバ
イノーラル処理を施したオーディオ信号データとして出
力される。また、1サンプリング期間毎の後半の1/2
期間内において記憶手段に記憶された一方のチャンネル
のオーディオ信号に対して第2係数が乗算されかつ記憶
手段に記憶された他方のチャンネルのオーディオ信号に
対して第1係数が乗算され、その各乗算結果が加算され
て他方のチャンネルのバイノーラル処理を施したオーデ
ィオ信号データとして出力される。
【0034】本願第2の発明のバイノーラルプロセッサ
においては、供給されるオーディオ信号データに対して
第1インパルス応答を示す少なくとも1つの第1係数及
び第1インパルス応答とは異なる第2インパルス応答を
示す少なくとも1つの第2係数が各々乗算され第1及び
第2乗算結果が各々得られ、第1及び第2記憶位置を有
し1サンプリング期間の1/2期間毎に第1及び第2乗
算結果と第1及び第2記憶位置に記憶された各データ値
とが個別に加算されてその各加算結果が第1及び第2記
憶位置に各々記憶され、その後、第2記憶位置に記憶さ
れたデータがバイノーラル処理を施したオーディオ信号
データとして出力され、第1記憶位置に記憶されたデー
タが第2記憶位置に転送されて記憶される。
【0035】すなわち、本願第1及び第2の発明によれ
ば、1サンプリング期間毎の前半の1/2期間で一方の
チャンネルのオーディオ信号データにバイノーラル処理
を施すべくディジタルフィルタを構成し、後半の1/2
期間で他方のチャンネルのオーディオ信号データに対し
てバイノーラル処理を施すべくディジタルフィルタを構
成することにより、前後半各々でディジタルフィルタを
構成するRAM及び乗算回路の兼用を可能にしたので、
ディジタルフィルタの数を半分に減すことができる。ま
た、入力ディジタルオーディオ信号のチャンネル分離回
路や出力時の多重化回路が不要となる。よって、従来よ
り比較的簡単な構成にすることができると共に低コスト
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モノラル再生の場合のインパルス応答を示す図
である。
【図2】従来のモノラル用のバイノーラルプロセッサの
構成を示す概略図である。
【図3】ステレオ再生の場合のインパルス応答を示す図
である。
【図4】従来のステレオ用のバイノーラルプロセッサの
構成を示す概略図である。
【図5】従来のステレオ用のバイノーラルプロセッサの
具体的構成を示すブロック図である。
【図6】本願第1の発明の実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】ディジタルオーディオ信号の構成を示す図であ
る。
【図8】図6のバイノーラルプロセッサの動作を示す図
である。
【図9】本願第1の発明の他の実施例を示すブロック図
である。
【図10】図9のバイノーラルプロセッサの動作を示す
フロー図である。
【図11】本願第2の発明の実施例を示すブロック図で
ある。
【図12】図11のバイノーラルプロセッサの動作を示
す図である。
【図13】図6のバイノーラルプロセッサの改良例を示
す図である。
【図14】図11のバイノーラルプロセッサの改良例を
示す図である。
【主要部分の符号の説明】
2 音源 11,25 バイノーラルプロセッサ 12,13,26〜29 ディジタルフィルタ 42〜45,61,72,75 RAM 46〜49,62,81 乗算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2チャンネルのディジタルオ
    ーディオ信号がサンプリング順でかつ1サンプリング期
    間内に一方のチャンネルのオーディオ信号データ、そし
    て他方のチャンネルのオーディオ信号データの順に供給
    され、それらオーディオ信号に対してバイノーラル処理
    を施すバイノーラルプロセッサであって、供給されるオ
    ーディオ信号データを少なくとも連続する2チャンネル
    分だけ更新しつつ記憶する記憶手段と、前記1サンプリ
    ング期間毎の前半の1/2期間内において前記記憶手段
    に記憶された一方のチャンネルのオーディオ信号データ
    に対して第1インパルス応答を示す少なくとも1つの第
    1係数を乗算しかつ前記記憶手段に記憶された他方のチ
    ャンネルのオーディオ信号データに対して前記第1イン
    パルス応答とは異なる第2インパルス応答を示す少なく
    とも1つの第2係数を乗算し前記1サンプリング期間毎
    の後半の1/2期間内において前記記憶手段に記憶され
    た一方のチャンネルのオーディオ信号に対して前記第2
    係数を乗算しかつ前記記憶手段に記憶された他方のチャ
    ンネルのオーディオ信号に対して前記第1係数を乗算す
    る乗算手段と、前記前半の1/2期間内において前記乗
    算手段の各乗算結果を加算して前記一方のチャンネルの
    バイノーラル処理を施したオーディオ信号データとして
    出力し前記後半の1/2期間内において前記乗算手段の
    各乗算結果を加算して前記他方のチャンネルのバイノー
    ラル処理を施したオーディオ信号データとして出力する
    加算手段とを有することを特徴とするバイノーラルプロ
    セッサ。
  2. 【請求項2】 少なくとも2チャンネルのディジタルオ
    ーディオ信号がサンプリング順でかつ1サンプリング期
    間内に一方のチャンネルのオーディオ信号データ、そし
    て他方のチャンネルのオーディオ信号データの順に供給
    され、それらオーディオ信号に対してバイノーラル処理
    を施すバイノーラルプロセッサであって、供給されるオ
    ーディオ信号データに対して第1インパルス応答を示す
    少なくとも1つの第1係数及び前記第1インパルス応答
    とは異なる第2インパルス応答を示す少なくとも1つの
    第2係数を各々乗算して第1及び第2乗算結果を各々得
    る乗算手段と、第1及び第2記憶位置を有し前記1サン
    プリング期間の1/2期間毎に前記第1及び第2乗算結
    果と前記第1及び第2記憶位置に記憶された各データ値
    とを個別に加算してその各加算結果を前記第1及び第2
    記憶位置に各々記憶させる加算記憶手段と、前記加算記
    憶手段による前記第1及び第2記憶位置への記憶後、前
    記第2記憶位置に記憶されたデータをバイノーラル処理
    を施したオーディオ信号データとして出力し前記第1記
    憶位置に記憶されたデータを前記第2記憶位置に転送し
    て記憶させるシフト手段とを有することを特徴とするバ
    イノーラルプロセッサ。
JP4013205A 1992-01-28 1992-01-28 バイノーラルプロセッサ Pending JPH05207599A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001292500A (ja) * 2000-04-10 2001-10-19 Dimagic:Kk アナログ・デジタル音響信号の合成及び再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001292500A (ja) * 2000-04-10 2001-10-19 Dimagic:Kk アナログ・デジタル音響信号の合成及び再生装置

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