JPH05207306A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JPH05207306A JPH05207306A JP4014088A JP1408892A JPH05207306A JP H05207306 A JPH05207306 A JP H05207306A JP 4014088 A JP4014088 A JP 4014088A JP 1408892 A JP1408892 A JP 1408892A JP H05207306 A JPH05207306 A JP H05207306A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ccd
- color
- reading
- image
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- Pending
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- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カラー画像読み取り用のＣＣＤを用いて白黒画
像の読み取りを行う場合に画像の読み取りの無駄が生じ
ないようにする。 【構成】カラー画像読取モードのときには青色光検出用
ＣＣＤ、緑色光検出用ＣＣＤ、赤色光検出用ＣＣＤの出
力をそれぞれの色に対応する画像データとして用い、白
黒画像読取モードのときには青色光検出用ＣＣＤ、緑色
光検出用ＣＣＤ、赤色光検出用ＣＣＤの出力を全て加算
した値を画像データとして用いる。
像の読み取りを行う場合に画像の読み取りの無駄が生じ
ないようにする。 【構成】カラー画像読取モードのときには青色光検出用
ＣＣＤ、緑色光検出用ＣＣＤ、赤色光検出用ＣＣＤの出
力をそれぞれの色に対応する画像データとして用い、白
黒画像読取モードのときには青色光検出用ＣＣＤ、緑色
光検出用ＣＣＤ、赤色光検出用ＣＣＤの出力を全て加算
した値を画像データとして用いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、青色光検出用ＣＣ
Ｄ、緑色光検出用ＣＣＤ、赤色光検出用ＣＣＤの３種類
のＣＣＤを備え、カラー画像の読み取りまたは白黒画像
の読み取りを行う画像読取装置に関する。
Ｄ、緑色光検出用ＣＣＤ、赤色光検出用ＣＣＤの３種類
のＣＣＤを備え、カラー画像の読み取りまたは白黒画像
の読み取りを行う画像読取装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６はＣＣＤラインセンサの構成を表し
ている。ＣＣＤラインセンサ４はＢ（青色検出）用ＣＣ
Ｄ１、Ｇ（緑色検出）用ＣＣＤ２、Ｒ（赤色検出）用Ｃ
ＣＤ３、の３種類のＣＣＤにより１画素の画像を読み取
る。実際にはＣＣＤにそれぞれＢ，Ｇ，Ｒの各色のフィ
ルタを形成したものである。Ｂ，Ｇ，Ｒの各ＣＣＤ１，
２，３は図示するようにセンサ部が走査方向に対して４
５度傾いて設けられており、画像情報の欠落がないよう
にされている。画素の幅は、例えば４００ DPIのとき約
63.5μｍで、厳密にはＢとＧ、ＧとＲで約20μｍずれて
いるが、このずれは実用上問題はない。
ている。ＣＣＤラインセンサ４はＢ（青色検出）用ＣＣ
Ｄ１、Ｇ（緑色検出）用ＣＣＤ２、Ｒ（赤色検出）用Ｃ
ＣＤ３、の３種類のＣＣＤにより１画素の画像を読み取
る。実際にはＣＣＤにそれぞれＢ，Ｇ，Ｒの各色のフィ
ルタを形成したものである。Ｂ，Ｇ，Ｒの各ＣＣＤ１，
２，３は図示するようにセンサ部が走査方向に対して４
５度傾いて設けられており、画像情報の欠落がないよう
にされている。画素の幅は、例えば４００ DPIのとき約
63.5μｍで、厳密にはＢとＧ、ＧとＲで約20μｍずれて
いるが、このずれは実用上問題はない。
【０００３】図４はＣＣＤラインセンサの制御部のブロ
ック図である。ＣＣＤラインセンサ４は例えば原稿反射
光を受けて電荷を蓄積させる。そして所定のタイミング
にシフトゲート５がオープンすることによって、各ＣＣ
Ｄ１ａ，２ａ，３ａ，１ｂ・・・に蓄積された電荷量が
シフトレジスタ６に読み込まれる。そして、転送クロッ
クに応じてシフトレジスタ６の電荷量が画像データとし
て出力される。
ック図である。ＣＣＤラインセンサ４は例えば原稿反射
光を受けて電荷を蓄積させる。そして所定のタイミング
にシフトゲート５がオープンすることによって、各ＣＣ
Ｄ１ａ，２ａ，３ａ，１ｂ・・・に蓄積された電荷量が
シフトレジスタ６に読み込まれる。そして、転送クロッ
クに応じてシフトレジスタ６の電荷量が画像データとし
て出力される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な３種類のＣＣＤを備える画像読取装置では、画像デー
タの読み取りを行ったときには常に３種類のＣＣＤが画
像の読み取りを行うことになるが、白黒画像読取モード
のときにはそのうちの１種類のデータしか使われず、他
の２種類の画像データはそのまま捨てられていた。例え
ば図５（Ａ）に示したように、カラー画像読取モードの
ときには１画素ごとに読み取られたＢ，Ｇ，Ｒの画像デ
ータはそれぞれＢの画像データ、Ｇの画像データ、Ｒの
画像データとして利用されるが、白黒画像読取モードの
ときには１画素ごとに読み取られたＢ，Ｇ，Ｒの画像デ
ータのうち一つだけ、例えばＧの画像データのみが利用
されて他のＢの画像データ，Ｒの画像データは捨てられ
ており、効率が悪い問題があった。
な３種類のＣＣＤを備える画像読取装置では、画像デー
タの読み取りを行ったときには常に３種類のＣＣＤが画
像の読み取りを行うことになるが、白黒画像読取モード
のときにはそのうちの１種類のデータしか使われず、他
の２種類の画像データはそのまま捨てられていた。例え
ば図５（Ａ）に示したように、カラー画像読取モードの
ときには１画素ごとに読み取られたＢ，Ｇ，Ｒの画像デ
ータはそれぞれＢの画像データ、Ｇの画像データ、Ｒの
画像データとして利用されるが、白黒画像読取モードの
ときには１画素ごとに読み取られたＢ，Ｇ，Ｒの画像デ
ータのうち一つだけ、例えばＧの画像データのみが利用
されて他のＢの画像データ，Ｒの画像データは捨てられ
ており、効率が悪い問題があった。
【０００５】この発明の目的は、カラー画像読み取り用
のＣＣＤを用いて白黒画像の読み取りを行う場合に画像
の読み取りの無駄が生じないようにする画像読取装置を
提供することにある。
のＣＣＤを用いて白黒画像の読み取りを行う場合に画像
の読み取りの無駄が生じないようにする画像読取装置を
提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、青色光検出
用ＣＣＤ、緑色光検出用ＣＣＤ、および、赤色光検出用
ＣＣＤを備えるとともに、カラー画像読取モードまたは
白黒画像読取モードを選択する手段と、カラー画像読取
モードのとき、前記３種類のＣＣＤの出力をそれぞれ青
色画像データ、緑色画像データ、赤色画像データとし、
白黒画像読取モードのとき、前記３種類のＣＣＤの出力
を積算して白黒画像データとする手段を設けたことを特
徴とする。
用ＣＣＤ、緑色光検出用ＣＣＤ、および、赤色光検出用
ＣＣＤを備えるとともに、カラー画像読取モードまたは
白黒画像読取モードを選択する手段と、カラー画像読取
モードのとき、前記３種類のＣＣＤの出力をそれぞれ青
色画像データ、緑色画像データ、赤色画像データとし、
白黒画像読取モードのとき、前記３種類のＣＣＤの出力
を積算して白黒画像データとする手段を設けたことを特
徴とする。
【０００７】
【作用】ＣＣＤの出力は電荷の蓄積量である。電荷の蓄
積量はＣＣＤの受光時間が長いほど多くなる。電荷の蓄
積量が少ないと十分なＳ／Ｎ比を得ることができず、画
像の読み取り品質が低下する。ここで、白黒画像読取モ
ードでの従来の処理方法では、１つのＣＣＤの出力（電
荷蓄積量）のみを画像データとして用いていたため、十
分な電荷の蓄積量を得るためにはある程度の時間が必要
となる。しかしこの発明では、３つのＣＣＤの出力（電
荷蓄積量）を積算して画像データとして用いるため従来
の方法に比して短時間で十分な電荷の蓄積量を得ること
ができるようになる。
積量はＣＣＤの受光時間が長いほど多くなる。電荷の蓄
積量が少ないと十分なＳ／Ｎ比を得ることができず、画
像の読み取り品質が低下する。ここで、白黒画像読取モ
ードでの従来の処理方法では、１つのＣＣＤの出力（電
荷蓄積量）のみを画像データとして用いていたため、十
分な電荷の蓄積量を得るためにはある程度の時間が必要
となる。しかしこの発明では、３つのＣＣＤの出力（電
荷蓄積量）を積算して画像データとして用いるため従来
の方法に比して短時間で十分な電荷の蓄積量を得ること
ができるようになる。
【０００８】
【実施例】図１（Ａ）はこの発明におけるカラー画像読
み取り時の処理を示した図であり、図１（Ｂ）は白黒画
像読み取り時の処理を示した図である。
み取り時の処理を示した図であり、図１（Ｂ）は白黒画
像読み取り時の処理を示した図である。
【０００９】カラー画像の読み取り時には図１（Ａ）に
示したように、Ｂ，Ｇ，Ｒの各ＣＣＤ１，２，３に蓄積
された電荷は各々Ｂの画像データ、Ｇの画像データ、Ｒ
の画像データとして利用される。また、白黒画像の読み
取り時には図１（Ｂ）に示したように、Ｂ，Ｇ，Ｒ各Ｃ
ＣＤ１，２，３に蓄積された電荷が加算され、その加算
値が白黒画像データとして利用される。
示したように、Ｂ，Ｇ，Ｒの各ＣＣＤ１，２，３に蓄積
された電荷は各々Ｂの画像データ、Ｇの画像データ、Ｒ
の画像データとして利用される。また、白黒画像の読み
取り時には図１（Ｂ）に示したように、Ｂ，Ｇ，Ｒ各Ｃ
ＣＤ１，２，３に蓄積された電荷が加算され、その加算
値が白黒画像データとして利用される。
【００１０】ここでＣＣＤは波長ごとに感度が違ってい
て、一般にＲ光に対する感度が高く、Ｇ光、Ｂ光の順に
次第に感度が下がってゆく。したがって、Ｂ，Ｇ，Ｒの
光量が同じであってもＣＣＤ１，２，３から出力される
電荷蓄積量が変わるから、画像データとして用いるとき
にはこれを補正しなければならない。そこで、ＣＣＤ出
力を増幅する増幅回路の増幅率を色によって変えること
により感度を補正を行っている。図３はＣＣＤ出力の増
幅回路の構成例を示している。ＣＣＤの出力（電流値）
は抵抗Ｒ１およびトランジスタＴｒによって増幅され、
コンデンサＣ１によって電圧値に変換されて負帰還がか
けられたオペアンプＯＰで増幅される。
て、一般にＲ光に対する感度が高く、Ｇ光、Ｂ光の順に
次第に感度が下がってゆく。したがって、Ｂ，Ｇ，Ｒの
光量が同じであってもＣＣＤ１，２，３から出力される
電荷蓄積量が変わるから、画像データとして用いるとき
にはこれを補正しなければならない。そこで、ＣＣＤ出
力を増幅する増幅回路の増幅率を色によって変えること
により感度を補正を行っている。図３はＣＣＤ出力の増
幅回路の構成例を示している。ＣＣＤの出力（電流値）
は抵抗Ｒ１およびトランジスタＴｒによって増幅され、
コンデンサＣ１によって電圧値に変換されて負帰還がか
けられたオペアンプＯＰで増幅される。
【００１１】この増幅率は可変抵抗Ｒ２で決定される。
可変抵抗Ｒ２の抵抗値は接続されたＣＣＤが検出する色
ごとに設定され、それによって色ごとの増幅率が各々設
定される。このようにしてＣＣＤの出力の増幅率を色ご
とに変えて設定することにより、ＣＣＤの色に対する感
度を補正することができる。なお、抵抗Ｒ３はオフセッ
ト防止用である。
可変抵抗Ｒ２の抵抗値は接続されたＣＣＤが検出する色
ごとに設定され、それによって色ごとの増幅率が各々設
定される。このようにしてＣＣＤの出力の増幅率を色ご
とに変えて設定することにより、ＣＣＤの色に対する感
度を補正することができる。なお、抵抗Ｒ３はオフセッ
ト防止用である。
【００１２】図３に示した増幅回路により、ＣＣＤの出
力は増幅および感度補正されてＡ／Ｄ回路へと入力され
る。そしてＡ／Ｄ変換され、そのデジタル値が画像デー
タとして格納され画像処理に用いられる。ここで、カラ
ー画像読み取り時には図１（Ａ）に示したようにＢ，
Ｇ，Ｒの各ＣＣＤの出力をそのまま画像データとして用
いるが、白黒画像読み取り時には図１（Ｂ）に示したよ
うにＢ，Ｇ，ＲのＣＣＤの出力は加算されて画像データ
として用いる。すなわち、図２に示したように読み取っ
たＢ，Ｇ，Ｒの画像データは図３に示した増幅回路によ
って増幅されるとともに感度が補正され、その補正デー
タが加算される。そして白黒画像データとしてメモリに
格納され画像データとして用いられるようになる。
力は増幅および感度補正されてＡ／Ｄ回路へと入力され
る。そしてＡ／Ｄ変換され、そのデジタル値が画像デー
タとして格納され画像処理に用いられる。ここで、カラ
ー画像読み取り時には図１（Ａ）に示したようにＢ，
Ｇ，Ｒの各ＣＣＤの出力をそのまま画像データとして用
いるが、白黒画像読み取り時には図１（Ｂ）に示したよ
うにＢ，Ｇ，ＲのＣＣＤの出力は加算されて画像データ
として用いる。すなわち、図２に示したように読み取っ
たＢ，Ｇ，Ｒの画像データは図３に示した増幅回路によ
って増幅されるとともに感度が補正され、その補正デー
タが加算される。そして白黒画像データとしてメモリに
格納され画像データとして用いられるようになる。
【００１３】
【発明の効果】この発明によれば白黒画像読み取り時で
も３種類のＣＣＤからの出力が全て用いられるから、読
み取りの無駄がない。また、Ｂ，Ｇ，Ｒの３つの出力が
加算されるからＢ，Ｇ，Ｒの一つ一つの出力が小さくて
も良くなり、Ｂ，Ｇ，Ｒ一つ一つのＣＣＤの電荷蓄積量
が小さくても良いことになり、短時間の検出で十分にな
る。
も３種類のＣＣＤからの出力が全て用いられるから、読
み取りの無駄がない。また、Ｂ，Ｇ，Ｒの３つの出力が
加算されるからＢ，Ｇ，Ｒの一つ一つの出力が小さくて
も良くなり、Ｂ，Ｇ，Ｒ一つ一つのＣＣＤの電荷蓄積量
が小さくても良いことになり、短時間の検出で十分にな
る。
【図１】（Ａ）はカラー画像読み取り時の出力を示した
図、（Ｂ）は白黒画像読み取り時の出力を示した図
図、（Ｂ）は白黒画像読み取り時の出力を示した図
【図２】白黒画像読み取り時のＣＣＤ出力の加算の概念
を示した図
を示した図
【図３】ＣＣＤ出力の増幅回路を示した図
【図４】ＣＣＣラインセンサのブロック図
【図５】従来の画像読み取り時の出力を示した図であ
り、（Ａ）はカラー画像読み取り時、（Ｂ）は白黒画像
読み取り時を示している
り、（Ａ）はカラー画像読み取り時、（Ｂ）は白黒画像
読み取り時を示している
【図６】ＣＣＤラインセンサの構成を示した図
Claims (1)
- 【請求項１】青色光検出用ＣＣＤ、緑色光検出用ＣＣ
Ｄ、および、赤色光検出用ＣＣＤを備えるとともに、 カラー画像読取モードまたは白黒画像読取モードを選択
する手段と、 カラー画像読取モードのとき、前記３種類のＣＣＤの出
力をそれぞれ青色画像データ、緑色画像データ、赤色画
像データとし、 白黒画像読取モードのとき、前記３種類のＣＣＤの出力
を積算して白黒画像データとする手段を設けたことを特
徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4014088A JPH05207306A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4014088A JPH05207306A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05207306A true JPH05207306A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11851358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4014088A Pending JPH05207306A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05207306A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7190486B2 (en) * | 2002-01-25 | 2007-03-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus and image processing method |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4014088A patent/JPH05207306A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7190486B2 (en) * | 2002-01-25 | 2007-03-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus and image processing method |
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