JPH0520702A - 光学系駆動装置 - Google Patents

光学系駆動装置

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JPH0520702A
JPH0520702A JP3168051A JP16805191A JPH0520702A JP H0520702 A JPH0520702 A JP H0520702A JP 3168051 A JP3168051 A JP 3168051A JP 16805191 A JP16805191 A JP 16805191A JP H0520702 A JPH0520702 A JP H0520702A
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JP
Japan
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holder
light emitting
optical
optical system
recording medium
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JP3168051A
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English (en)
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Hiroshi Ezawa
寛 江澤
Tetsuo Ikegame
哲夫 池亀
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ホルダに設けられるコイル及び受発
光素子等の光学系の構成を簡単、且つ、コンパクトにす
ることによって、小型で、且つ、軽量な光学系駆動装置
を提供する。 【構成】レーザー光を出射させると共に記録媒体から反
射された反射レーザー光の光学的特性を検出可能な受発
光素子52と、対物レンズ50を移動可能に支持するホ
ルダ48と、対物レンズ50を記録媒体に対して垂直方
向に移動させる少なくとも一対のフォーカスコイル64
と、対物レンズ50を記録媒体に対して半径方向に移動
させるトラッキングコイル66と、を備えている。ま
た、受発光素子52から対物レンズ50までの光路は、
少なくとも一対のフォーカスコイル64の間を横断する
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的にデータの記録
・再生を行う光学式記録再生装置に設けられる光学系駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば、
特開平1−273238号公報(以下、引例1と称す
る)に開示されたような装置が知られている。
【0003】図11及び図12に示すように、引例1の
装置は、ホルダ2と、このホルダ2に設けられた受発光
素子4、及び、この受発光素子4から出射されたレーザ
ー光を対物レンズ6に照射させる一対のミラー8、9
と、を備えている。また、ホルダ2の外周面には、フォ
ーカスコイル10が巻き付けられている。このフォーカ
スコイル10の外周面には、夫々、対向してトラッキン
グコイル12、14、16、18が装着されている。こ
れらトラッキングコイルの外側には、対向して一対の磁
石20、22が設けられている。具体的には、一対のト
ラッキングコイル12、14と対面して1枚の磁石20
が設けられている。また、これらトラッキングコイル1
2、14と対向して配置された一対のトラッキングコイ
ル16、18に対面して1枚の磁石22が設けられてい
る。このような磁石20、22は、トラッキングコイル
を囲むように配置されたベース24に装着されている。
このベース24には、一対の弾性支持部材26、28が
設けられている。これら弾性支持部材26、28によっ
て、前述したホルダ2が支持されている。このような弾
性支持部材26、28は、ホルダ2を図11のZ方向あ
るいはXY方向に移動させる機能を有している。
【0004】このような構成を有する引例1の装置にお
いて、受発光素子4から出射されたレーザー光は、対物
レンズ6を介して記録媒体30に集光される。この記録
媒体30から反射された反射レーザー光は、再び、対物
レンズ6で集光され、一対のミラー8、9を介して受発
光素子4に照射される。この受発光素子4は、照射され
た反射レーザー光の光学的特性に対応した検出信号を、
フォーカスコイル10あるいはトラッキングコイル12
〜18に出力する。この結果、ホルダ2は、Z方向ある
いはXY方向に移動される。この移動に伴って、対物レ
ンズ6が移動され、フォーカス及びトラッキングサーボ
が行われる。また、図13には、引例1の装置の変形例
が示されている。なお、上述した構成と同一の構成に
は、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0005】図13に示すように、ホルダ2は、1つの
弾性支持部材33によって、記録媒体30(図12参
照)に対して垂直方向あるいは半径方向に移動可能に支
持されている。このホルダ2には、前述した弾性支持部
材33に対して左右対称位置に、夫々、フォーカスコイ
ル36、38が設けられている。また、上述した引例1
と同様に、これらフォーカスコイル36、38には、夫
々、トラッキングコイル12〜18が装着されている。
また、これらトラッキングコイル12〜18に対面して
磁石20、22が配置されている。なお、ホルダ2に
は、弾性支持部材33と反対側の部分に、受発光素子4
及び対物レンズ6が設けられている。このような変形例
の動作は、上述した引例1の場合と同様であるため、そ
の説明は省略する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、引例1の装置
では、ホルダの外周面にフォーカスコイルが巻き付けら
れているため、フォーカスコイルが大型化すると共に、
可動部の質量(即ち、ホルダ全体の質量)が増加して、
フォーカスコイルの抵抗が大きくなってしまうという問
題が生じる。
【0007】また、引例1の装置では、フォーカスコイ
ルが巻き付けられているホルダの周囲に、受発光素子を
配置させることが困難である。このため、受発光素子
は、ホルダの上面に配置されると共に、この受発光素子
から出射されたレーザー光を対物レンズに導光させるた
めに、ホルダには、一対のミラーが配置されている。こ
の結果、ホルダ全体の質量が増加し、可動部の可動性が
低下してしまうという問題が生じる。
【0008】一方、変形例の装置では、受発光素子及び
対物レンズ等の光学系が、ホルダの支持位置に対して、
片側に偏って配置されている。このため、ホルダのバラ
ンスがとりにくくなると共に、カウンターバランサ(即
ち、重り)の重量をある程度大きくする必要がある。更
に、上述したように、ホルダの片側に光学系が集中して
いるため、構成上ホルダが大型化してしまう。この結
果、可動部の質量が増加するという問題が生じる。この
ようにホルダが大型化することで、光学系駆動装置も大
型化してしまう。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされ、その目的は、ホルダに設けられるコイル及び
受発光素子等の光学系の構成を簡単、且つ、コンパクト
にすることによって、小型で、且つ、軽量な光学系駆動
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、光学系駆動装置の可動体に設けら
れており、レーザー光を出射させる発光素子と、
【0011】この発光素子から出射されたレーザー光を
記録媒体に集光させる光学素子と、前記記録媒体から反
射された反射レーザー光を受光して光学的特性を検出可
能な受光素子と、前記光学素子を前記記録媒体に対して
第1の方向に移動させる少なくとも一対のフォーカスコ
イルと、前記光学素子を前記記録媒体に対して第2の方
向に移動させるトラッキングコイルと、前記光学素子を
前記第1の方向及び第2の方向に移動可能に支持する支
持手段と、を備え、
【0012】前記発光素子から前記光学素子までの光
路、及び、前記発光素子から前記受光素子までの光路の
少なくとも一方の光路が、少なくとも一対のフォーカス
コイルの間を横断するように構成されていることを特徴
とする
【0013】
【作用】発光素子から出射されたレーザー光は、光学素
子を介して記録媒体に集光される。この記録媒体から反
射された反射レーザー光は、受光素子で受光され、ここ
で光学的特性が検出される。検出信号は、フォーカスコ
イル又はトラッキングコイルに出力される。この出力信
号に対応して、光学素子は、記録媒体に対して第1又は
第2の方向に移動される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例に係る光学系駆
動装置について、図1及び図2を参照して説明する。図
1及び図2に示すように、ベース40は、球面受42を
介して本体44に取り付けられている。このベース40
には、基板46がねじ止めされている。
【0015】この基板46に隣接して可動部を構成する
ホルダ48が配置されている。このホルダ48の上部の
基板46側には、対物レンズ50が、例えば接着材料
で、固定されている。この対物レンズ50の下方には、
後述する受発光素子52から出射されたレーザー光を対
物レンズ50方向に反射させる反射ミラー54が、例え
ば接着材料で、ホルダ48に固定されている。この反射
ミラー54に対して受発光素子52側には、反射ミラー
54に照射される光量を調節可能な開口制限部(即ち、
絞り)56が併設されている。対物レンズ50の中心
と、反射ミラー54を介して開口制限部56の中心とを
結ぶ光軸線上に、前述した受発光素子52が、例えば接
着材料で、ホルダ48に固定されている。この受発光素
子52は、レーザダイオード、フォトダイオード及びホ
ログラム素子(いずれも図示しない)を備えている。こ
のような受発光素子52から出射されるレーザー光は、
このような光軸線に沿って対物レンズ50まで導光され
る。また、光軸線を中心に左右対称位置には、夫々、磁
石58が配置されている。これら磁石58は、夫々、ベ
ース40からホルダ48を貫通し、互いに対向するよう
に立ち上げられた第1及び第2の立上部60、62のう
ち、第1の立上部60に、例えば接着剤料で、固定され
ている。これら磁石58に対面し、且つ、第2の立上部
62を囲むように、フォーカスコイル64が、例えば接
着剤料で、ホルダ48に固定されている。これらフォー
カスコイル64の磁石側の面には、夫々、磁石58に対
面するように、トラッキングコイル66が、例えば接着
材料で、固定されている。なお、このようなフォーカス
及びトラッキングコイル64、66は、夫々、フレキシ
ブル基板73を介してCPU(図示しない)に電気的に
接続されている。
【0016】このような構成を有するホルダ48は、弾
性材料からなる4本のワイヤ68、70、72、74
(図中には、ワイヤ74は、このワイヤ74の上方に配
置されているワイヤ72によって隠されているため、表
記していない。)でベース40上に揺動自在に設けられ
ている。具体的には、4本のワイヤは、例えば、一対の
ワイヤ68、70をベース40から垂直方向に並列さ
せ、基板46の片側にこれらワイヤの一端を半田付け
し、他端をホルダ48の重心部の両側に半田付けして配
置されている。他方の一対のワイヤ72、74も同様に
配置されているので、説明は省略する。次に、本実施例
の光学系駆動装置の作用について説明する
【0017】受発光素子52から出射されたレーザー光
は、開口制限部56を介して反射ミラー54に照射され
る。この反射ミラー54で反射されたレーザー光は、対
物レンズ50を介して記録媒体76に集光される。この
記録媒体76に集光されたレーザー光は、記録トラック
(図示しない)に記録されたデータに対応した光学的特
性を有して反射される。このような光学的特性を有する
反射レーザー光は、再び、対物レンズ50で集光され、
反射ミラー54及び開口制限部56を介して受発光素子
52に照射される。この受発光素子52に受光された反
射レーザー光は、例えば、ホログラム素子を介してフォ
トダイオードに導光される。フォトダイオードでは、フ
ォーカスエラー信号及び記録信号の検出が行われる。フ
ォーカスエラー信号が検出された場合、フレキシブル基
板73を介してフォーカスコイル64に制御信号が出力
される。また、トラッキングエラー信号が検出された場
合、フレキシブル基板73を介してトラッキングコイル
66に制御信号が出力される。これら制御信号を受けた
フォーカス及びトラッキングコイル64、66には、磁
石58との間で磁気作用が働き、ホルダ48を微動させ
る。この微動に伴って、対物レンズ50が、例えば、記
録媒体76に対して垂直方向あるいは半径方向に移動さ
れる。この結果、対物レンズ50のフォーカスサーボあ
るいはトラッキングサーボが行われる。
【0018】本実施例の光学系駆動装置には、受発光素
子52、反射ミラー54及び対物レンズ50がホルダ4
8の中心線上に配置され、且つ、この中心線に対して左
右対称位置に夫々フォーカス及びトラッキングコイル6
4、66が配置されている。そして、上述した4本のワ
イヤ68〜74の他端が、ホルダ48の重心に一致した
部分に半田付けされている。この結果、特別なバランサ
を必要とすること無く、常時、ホルダ48は、釣合状態
に維持される。従って、可動部の軽量化が達成できる。
【0019】また、開口制限部56を受発光素子52と
反射ミラー54との間に配置させたことによって、記録
媒体76に垂直する方向における可動部の寸法を小さく
させることができる。この結果、装置のコンパクト化が
達成できる。
【0020】次に、本発明の第2の実施例に係る光学系
駆動装置について、図3ないし図5を参照して説明す
る。なお、本実施例の説明に際し、第1の実施例と同一
の構成には、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0021】図3ないし図5に示すように、本実施例の
光学系駆動装置の特徴は、記録媒体76に対して垂直方
向に並列させた一対のフォーカスコイル64a、64b
と、これらフォーカスコイル64a、64bの隅部側壁
に延在させた一対のトラッキングコイル66(特に、図
5参照)と、を備えていることである。
【0022】具体的には、一対のフォーカスコイル64
a、64bは、夫々、第1の実施例で説明した一対の磁
石58の両方の磁界を受けるように、対物レンズ50の
中心と、反射ミラー54を介して開口制限部56の中心
と、を結ぶ光軸線を横断して配置されている。また、一
対のフォーカスコイル64a、64bとの間には、これ
らフォーカスコイル相互を所定間隔だけ離間させた間隙
部78(図5参照)が設けられている。このため、受発
光素子52から出射されたレーザー光、及び、記録媒体
76から反射された反射レーザー光は、夫々、間隙部7
8を通過することになる。また、このようにフォーカス
コイル64a、64bがホルダ48に設置されたとき、
上述した一対のトラッキングコイル66は、夫々、一対
の磁石58にその一部が対面して配置される。このよう
な構成を有する本実施例の光学系駆動装置の作用は、第
1の実施例と同様であるため、説明は省略する。
【0023】本実施例の光学系駆動装置は、記録媒体7
6に対して垂直方向にフォーカスコイル64a、64b
を併設させ、且つ、これらフォーカスコイル間の間隙部
78にレーザー光を通過させるように構成されている。
この結果、フォーカスコイル64a、64bの長手方向
の寸法(即ち、前記光軸線に直交する方向の寸法)を小
さくすることができる。このように寸法を小さくして
も、レーザー光は、間隙部78を通過するので、その影
響を受けることはない。フォーカスコイル64a、64
bの寸法を小さくさせることに伴って、ホルダ48の寸
法も小さくさせることができる。従って、可動部の軽量
化及びコンパクト化が達成される。
【0024】次に、本発明の第3の実施例に係る光学系
駆動装置について、図6及び図7を参照して説明する。
なお、本実施例の説明に際し、第1の実施例と同一の構
成には、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0025】図6及び図7に示すように、本実施例の光
学系駆動装置の特徴は、第1の実施例で説明した一対の
フォーカスコイル64の磁石58側の面に、1つのトラ
ッキングコイル66が配置されていることである。
【0026】具体的には、トラッキングコイル66は、
その中央部に、レーザー光が通過可能な開口80を備え
ている。このようなトラッキングコイル66は、対物レ
ンズ50の中心と、受発光素子52とを結ぶ光軸線を横
断して配置されている。より詳しくは、トラッキングコ
イル66の両側部は、一対のフォーカスコイル64と対
向した磁石58側の面に掛け渡されており、この部分
が、例えば接着剤料で、フォーカスコイル64に固定さ
れている。この固定された部分が、一対の磁石58に対
面されている。また、本実施例の場合、第1の実施例で
説明した一対の磁石58は、その磁極が互いに逆になる
ように構成されている。この結果、トラッキングコイル
66のうち、一対の磁石58に対面した部分は、磁石5
8からの磁気作用によって、同方向へ移動しようとする
力が与えられる。なお、他の構成は、第1の実施例と同
一であるので説明は省略する。
【0027】本実施例の光学系駆動装置は、1つのトラ
ッキングコイル66の両側で、同一方向の駆動力を得る
ため効率がよく、また、トラッキングコイル66が1つ
で済むため可動部の軽量化が達成できる。
【0028】次に、本発明の第4の実施例に係る光学系
駆動装置について、図8及び図9を参照して説明する。
なお、本実施例の説明に際し、第1の実施例と同一の構
成には、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0029】図8及び図9に示すように、本実施例の光
学系駆動装置の特徴は、ベース40からホルダ48を貫
通し、受発光素子52から対物レンズ50の中心を結ぶ
光軸線を横断し、且つ、互いに対向して立ち上げられた
第1及び第2の立上部82、84と、レーザー光が通過
可能な開口58aを備えた磁石58と、を備えたことに
ある。
【0030】具体的には、第1及び第2の立上部82、
84は、夫々、受発光素子52から出射されたレーザー
光が通過可能な開口82a、84aを備えている。ま
た、第1の立上部82には、レーザー光が通過可能な開
口58aを備えた磁石58が固定されている。この磁石
58の開口58aの大きさは、第1の立上部82に設け
られた開口82aに整合するように形成されている。従
って、磁石58が第1の立上部82に固定されたとき、
磁石58の開口58aと第1の立上部82の開口82a
とは、互いに整合し、レーザー光が通過可能となる。こ
のような磁石58に対面して一対のフォーカスコイル8
6、88が設けられている。また、これらフォーカスコ
イル86、88の両側であって第2の立上部84側の面
には、夫々、トラッキングコイル90が設けられてい
る。より詳しくは、一対のフォーカスコイル86、88
は、記録媒体に対して垂直方向であって、レーザー光の
光路の上下に配置されている。そして、一対のトラッキ
ングコイル90は、一対のフォーカスコイル86、88
の両側であって、レーザー光の光路の左右に配置されて
いる。つまり、これらフォーカス及びトラッキングコイ
ル86、88、90は、レーザー光の光路を囲むように
ホルダ48に固定されている。この結果、受発光素子5
2から出射されたレーザー光は、第1の立上部82の開
口82a、磁石58の開口58a,及び、第2の立上部
84の開口84aを通過し、反射ミラー54を介して対
物レンズ50に照射させることができる。その他の構成
及び作用は、第1の実施例と同様であるので、その説明
は省略する。本実施例の光学系駆動装置は、磁気回路を
構成する磁石58が1つで済むため、可動部の部品点数
が減少できると共に軽量化及びコンパクト化が達成でき
る。
【0031】次に、本発明の第5の実施例に係る光学系
駆動装置について、図10を参照して説明する。なお、
本実施例の説明に際し、第1の実施例と同一の構成に
は、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0032】図10に示すように、本実施例の光学系駆
動装置は、受発光素子52から対物レンズ50の中心を
通る光軸線を挟んで両側に対向して配置され、且つ、図
示しない記録媒体に対して直交する方向に立ち上げられ
た一対の第1の立上部60が設けられている。これら第
1の立上部60の対向側の面には、夫々、磁石58が固
定されている。これら磁石58で挟まれた領域には、ホ
ルダ48が配置されている。このホルダ48の前記一対
の磁石58側には、夫々、第1の立上部60と対向する
ように、ホルダ48を貫通した第2の立上部62が設け
られている。また、これら第2の立上部62を囲むよう
に、夫々、フォーカスコイル64が、例えば接着剤料
で、ホルダ48に固定されている。これらフォーカスコ
イル64の磁石58側の面には、夫々、一対のトラッキ
ングコイル66が、例えば接着剤料で、固定されてい
る。このようなホルダ48は、その両側(即ち、光軸線
に直交する側)が一対の弾性支持部材92で支持されて
いる。この弾性支持部材92は、図11の弾性支持部材
28と同様であるが、トラッキング用のヒンジ部92a
の向きが90度変化している点が異なる。このため、ホ
ルダ48は、図示しない記録媒体に対して垂直方向及び
光軸線に直交する方向に移動可能となる。なお、他の構
成及び作用は、第1の実施例と同様であるため、その説
明は省略する。
【0033】本実施例の光学系駆動装置は、一対の磁石
58を夫々ホルダ48の外部に配置させて構成されてい
る。この結果、ホルダ48の構成が簡略化されるあた
め、可動部の軽量化及びコンパクト化が達成できる。な
お、本発明は、上述した各実施例の構成に限定されるこ
とはなく、例えば、コイルの配置、形状あるいは支持手
段等を種々変更することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の光学系駆動装置は、発光素子か
ら光学素子までの光路、及び、発光素子から光学素子ま
での光路の少なくとも一方の光路が、少なくとも一対の
フォーカスコイルの間を横断するように構成することに
よって、可動体の軽量化及びコンパクト化が達成でき
る。この結果、光学系駆動装置全体の軽量化及びコンパ
クト化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る光学系駆動装置の
全体を概略的に示す平面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】本発明の第2の実施例に係る光学系駆動装置の
ホルダの構成を概略的に示す平面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】図3の光学系駆動装置に設けられたフォーカス
及びトラッキングコイルを拡大して示す斜視図。
【図6】本発明の第3の実施例に係る光学系駆動装置の
ホルダの構成を概略的に示す平面図。
【図7】図6のV−V線に沿う断面図。
【図8】本発明の第4の実施例に係る光学系駆動装置の
ホルダの構成を概略的に示す平面図。
【図9】図8のVI−VI線に沿う断面図。
【図10】本発明の第5の実施例に係る光学系駆動装置
のホルダの構成を概略的に示す平面図。
【図11】従来の光学系駆動装置の全体を概略的に示す
斜視図を。
【図12】図11の装置の断面図。
【図13】図11の装置の変形例を示す斜視図。
【符号の説明】
48…ホルダ、50…対物レンズ、52…受発光素子、
64…フォーカスコイル、66…トラッキングコイル、
76…記録媒体。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】この基板46に隣接して可動部を構成する
ホルダ48が配置されている。このホルダ48の上部の
基板46側には、対物レンズ50が、例えば接着材料
で、固定されている。この対物レンズ50の下方には、
後述する受発光素子52から出射されたレーザー光を対
物レンズ50方向に反射させる反射ミラー54が、例え
ば接着材料で、ホルダ48に固定されている。この反射
ミラー54に対して受発光素子52側には、反射ミラー
54に昭射される光量を調節可能な開口制限部(即ち、
絞り)56が併設されている。対物レンズ50の中心
と、反射ミラー54を介して開口制限部56の中心とを
結ぶ光軸線上に、前述した受発光素子52が、例えば接
着材料で、ホルダ48に固定されている。この受発光素
子52は、レーザダイオード、フォトダイオード及びホ
ログラム素子(いずれも図示しない)を備えている。こ
のような受発光素子52から出射されるレーザー光は、
このような光軸線に沿って対物レンズ50まで導光され
る。また、光軸線を中心に左右対称位置には、夫々、磁
石58が配置されている。これら磁石58は、夫々、ベ
ース40からホルダ48を貫通し、互いに対向するよう
に立ち上げられた第1及び第2の立上部60、62のう
ち、第1の立上部60に、例えば接着剤料で、固定され
ている。これら磁石58に対面し、且つ、第2の立上部
62を囲むように、フォーカスコイル64が、例えば接
着剤料で、ホルダ48に固定されている。これらフォー
カスコイル64の磁石側の面には、夫々、磁石58に対
面するように、トラッキングコイル66が、例えば接着
材料で、固定されている。なお、このようなフォーカス
及びトラッキングコイル64、66は、夫々、フレキシ
ブル基板73を介してアクチュエータ駆動回路(図示し
ない)に電気的に接続されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 光学系駆動装置の可動体に設けられてお
    り、 レーザー光を出射させる発光素子と、 この発光素子から出射されたレーザー光を記録媒体に集
    光させる光学素子と、 前記記録媒体から反射された反射レーザー光を受光して
    光学的特性を検出可能な受光素子と、 前記光学素子を前記記録媒体に対して第1の方向に移動
    させる少なくとも一対のフォーカスコイルと、 前記光学素子を前記記録媒体に対して第2の方向に移動
    させるトラッキングコイルと、 前記光学素子を前記第1の方向及び第2の方向に移動可
    能に支持する支持手段と、を備え、 前記発光素子から前記光学素子までの光路、及び、前記
    発光素子から前記受光素子までの光路の少なくとも一方
    の光路が、少なくとも一対のフォーカスコイルの間を横
    断するように構成されていることを特徴とする光学系駆
    動装置。
JP3168051A 1991-07-09 1991-07-09 光学系駆動装置 Withdrawn JPH0520702A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8696551B2 (en) 2007-02-26 2014-04-15 Machida Endoscope Co., Ltd. Flexible endoscope suitable for MRI
US8986317B2 (en) 2008-03-10 2015-03-24 Fortimedix Surgical B.V. Instrument and method for making the same
USRE49359E1 (en) 2008-04-18 2023-01-10 Fortimedix Assets Ii B.V. Instrument for endoscopic applications or the like

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8696551B2 (en) 2007-02-26 2014-04-15 Machida Endoscope Co., Ltd. Flexible endoscope suitable for MRI
US8986317B2 (en) 2008-03-10 2015-03-24 Fortimedix Surgical B.V. Instrument and method for making the same
US10328241B2 (en) 2008-03-10 2019-06-25 Fortimedix Surgical B.V. Instrument and method for making the same
USRE49359E1 (en) 2008-04-18 2023-01-10 Fortimedix Assets Ii B.V. Instrument for endoscopic applications or the like

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