JPH0520660U - 昇降式二段ベツドの安全機構 - Google Patents
昇降式二段ベツドの安全機構Info
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- JPH0520660U JPH0520660U JP077066U JP7706691U JPH0520660U JP H0520660 U JPH0520660 U JP H0520660U JP 077066 U JP077066 U JP 077066U JP 7706691 U JP7706691 U JP 7706691U JP H0520660 U JPH0520660 U JP H0520660U
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- JP
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- bed
- sensor
- guide rail
- safety mechanism
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C17/00—Sofas; Couches; Beds
- A47C17/84—Suspended beds, e.g. suspended from ceiling
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Nursing (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二台のベッドを有する昇降ベッドにおいて、
下段のベッドの利用者が上段のベッドの下面との間に挾
まれるときの力が大きく危険性が大きいことに対して、
下段ベッドの移動を検知する安全機構を提供する。 【構成】 電動駆動装置M、Nは2台のベッド架台1
0、20の昇降用に個別に装備してあり、案内レール6
の上方部分内には、磁性体の移動に反応するセンサー4
0を設置すると共に、下段のベッド架台20が案内レー
ル6に係合するアーム部材13の先端には、上記センサ
ー40を反応させる磁性部材51を起動部材50として
装着してあり、下段のベッド架台20が前記センサー4
0の位置を通過するときの出力によって、上段のベッド
架台10の駆動装置Mが作動するように構成してある。
下段のベッドの利用者が上段のベッドの下面との間に挾
まれるときの力が大きく危険性が大きいことに対して、
下段ベッドの移動を検知する安全機構を提供する。 【構成】 電動駆動装置M、Nは2台のベッド架台1
0、20の昇降用に個別に装備してあり、案内レール6
の上方部分内には、磁性体の移動に反応するセンサー4
0を設置すると共に、下段のベッド架台20が案内レー
ル6に係合するアーム部材13の先端には、上記センサ
ー40を反応させる磁性部材51を起動部材50として
装着してあり、下段のベッド架台20が前記センサー4
0の位置を通過するときの出力によって、上段のベッド
架台10の駆動装置Mが作動するように構成してある。
Description
【0001】
本考案は比較的小さい室内に据付られ、構造体に設けた案内レールに沿って昇 降移動可能なベッド架台を2台装備した可動式ベッドに係り、とくに、電動駆動 装置の駆動による索体の巻取り、巻戻し作動で昇降させて、使用時と不使用時の 間で移動が可能であり、不使用時には床面積を有効に利用できるように室内上部 に収納可能であるベッド架台を上下2台装備した昇降式二段ベッドの安全装置に 関するものである。
【0002】
今日、生活様式の多様化に伴いベッドが備えつけられる部屋が多くなっている 。ことに、都会地では、生活費の中に占める住居費がますます高騰し続けており 、一方、マンションの提供とその居住者が増えていて、最近ではワンルーム・マ ンションでのベッドの需要が急増している。しかし、このような小規模の室内で ベッドを固定式にすると、その占有する床面積を有効に活用できないこととなり 、部屋面積の狭いところでは事実上ベッドを備え付けることができない。
【0003】 そこで、従来、ベッドの一端を固定し、他端からこれを起立させて壁面に収納 できるようにしたものもあるが、このものは、使用時、収納時に労力を要し、使 用時に家具を移動させたり、起立させたあとの空間に復帰させたりする面倒があ り、また、収納時にマットや布団がずれ落ちないように縛り付けたり、別個に収 納する不便があった。 また、ベッドを水平のまま昇降させて天井の空間部に収納させる形式の昇降ベ ッドも提案されているが、その初期のものは手動式から発していて、主婦などの 日常作業には負担が大きく、電動式のものが出現しても、その駆動装置が労力を 省くに止まっていて、機構そのものの域を出るものではなく、大型の家具の移動 に対して安全装置が伴わなかったり、また、家具として洗練されるには至らない ものが多かった。 そのため、本出願人はさきに昇降ベッドの利用傾向を調査し、家族構成の増加 や生活様式の変化等にも対応できるように、ベッド架台を上下2台装備した電動 式の昇降ベッドを提案(実願昭63−167059号、同−167060号、考 案の名称「電動式昇降ベッド」等)し、各種の安全装置を装備して実用化を進展 させてきた。
【0004】
しかし、前記のような昇降ベッドにおいて、ベッド架台の昇降に伴う制御や利 用者の安全の面では、単独の昇降ベッドの開発以来、逐次に知識、体験が積まれ 、安全装置も万全を期するようになっているが、とくに、二台のベッド架台の配 置に関する安全装置として、新しく課題となってきた事項は、ベッド架台とその 使用者が複数になって、駆動装置が強力になると共に、二段のベッド架台の作動 に制御、管理が必要とされることであり、基本的には、下方のものから順に重ね て天井に格納されることと、そのときに、下段のベッドの利用者が上段のベッド の下面との間に挾まれる危険性が大きいことである。すなわち、一台のベッド架 台の昇降では、駆動装置に付勢用のスプリングを加えることによって、ベッド架 台の昇降の慣性を小さくし、幼児に対しても安全なように制御していた。しかし 、上記の方式は、二段式の昇降ベッドには適用できないため、駆動装置が2台分 のベッドの揚重能力を備え、下段のベッドの利用者が上段のベッドの下面との間 に挾まれるようなときに、大きな力を受ける危険性が大きくなったことである。 二段のベッド架台を昇降させる力は、それらの重量の和に利用者の体重を含む安 定運転用の余力を加えたものであり、上段のベッド架台の利用者が天井との間に 挾まれるときに受ける力は、二段のベッド架台が吊り上げられていて、残りの余 力分から自己の体重が積載荷重となって差し引かれた力と考えてよいが、下段の ベッド架台の利用者が上段のベッド架台の下面の天井との間に挾まれるときに受 ける力は、上段のベッド架台が静止していて、これを揚重する駆動力が残ってお り、従って、前記の余力から利用者の体重が差し引かれても、さらに、上段のベ ッド架台の重量に対比されるような大きな揚重力が加えられたものに相当するこ とになる。
【0005】 そこで、下段のベッド架台を使用するときの利用者の危険度を、上段のベッド 架台の利用者の危険度と同等にするためには、上段のベッド架台の重量を天井と 同様に、下向きに作用しないものに考えられるように置き換える手段を設けるよ うにするか、または、上段のベッド架台の上昇駆動を、下段とは別個の駆動装置 によるようにすることが課題となる。
【0006】
本考案は、上記のような昇降式二段ベッドの利用状況に鑑み、下段のベッド架 台の上方の上段のベッド架台に関する問題を一掃すると共に、利用者の安全を促 進することができる昇降式二段ベッドを提供することを目的として創案されたも のであって、構造体に設けた案内レールに沿って昇降移動可能なベッド架台を2 台装備し、電動駆動装置の駆動による索体の巻取り、巻戻し作動で昇降させるよ うにした昇降式二段ベッドの安全機構において、電動駆動装置は2台のベッド架 台の昇降用に個別に装備してあり、案内レールの上方部分内には、磁性体の移動 に反応するセンサーを設置すると共に、下段のベッド架台が案内レールに係合す るアーム部材の先端には、上記センサーを反応させる磁性部材を起動部材として 装着してあり、下段のベッド架台が前記センサーの位置を通過するときの出力に よって、上段のベッド架台の駆動装置が作動するように構成してあることを特徴 とする昇降式二段ベッドの安全機構である。
【0007】 従って、本考案によれば、上段のベッド架台と下段のベッド架台とを昇降案内 する案内レールに、両ベッド架台の昇降を規制するストッパーを装備する通常の 制御、安全装置を設け、両ベッド架台を所定の操縦方式で運転すると共に、案内 レールの特定位置に、下段のベッド架台の上昇によって磁性部材を作動させ、そ の移動に反応するセンサーを装備しておき、センサーの出力によって上段のベッ ド架台を起動させる。従って、下段のベッド架台は1台分用の駆動装置だけで運 転して、余剰の力を持つ必要がなく、その上の利用者は駆動装置の余力の範囲内 にあって安全である。また、利用者がなく両ベッド架台を収納するときには、下 段のベッド架台が上段のベッド架台の下方に到達したときに、 前記センサーを 作動させ、その出力によって、 上段のベッド架台の別個の駆動装置を起動させ ることになり、駆動装置として両ベッド架台を同時に昇降させる能力を必要とせ ず、このため、利用者に作用する上昇慣性を、1台の駆動装置の作動余力の範囲 内に限定することができ、安全性を確保する目的が達成されるようになる。
【0008】
本考案の構成を図面に示す好適な実施例に基づいて詳細に説明する。図1は本 考案の安全機構が適用される昇降ベッドの基本的な構成を説明する図である。図 において、参照番号1は昇降ベッドの全体を示し、2はこの昇降ベッド1を設置 する居室の床であり、3は天井、4は代表的に建物の構造体を示す壁体、5は昇 降ベッド1の主体の構造体である。構造体5は、案内レールに適する水平断面を 有する4本の柱6と、柱6の頂部を連結する梁部材7とからなっており、柱6の 下部部材と梁部材7は、設置する室の高さ、内法に対応して調節可能になってい る。また、構造体5は建物の壁体4に沿って架構されてもよく、または独立の構 造体であってもよい。
【0009】 昇降ベッド1は構造体5のほかに、他の主体をなすベッド架台を有し、本実施 例では、昇降ベッド1は昇降式二段ベッドを構成して、上段のベッド架台10と 、下段のベッド架台20とが、柱としての案内レール6に沿って昇降可能に、上 下平行に装備してある。ベッド架台10は、その下部の枠体11、枠体11に固 定して周囲に立ち上がらせた側板12、枠体11から突出してベッド架台10を 案内レール6に係合させるアーム部材13とからなっている。アーム部材13は 枠体11を長手方向に延長して、各案内レール6の対向面に形成した溝6a内に 臨ませ、案内レール6の間隔に合わせて係合するようにした中空の部材で構成さ れている。 ベッド架台10の側板12の上面には、図の上部に示すように、手摺14を設 け、15は板材、スプリング等で枠体11上面間に張設される床であって、枠体 11の下面側には天井16が張設してある。枠体11は適宜の金属製または木製 材料によって周囲枠と内部梁材とによって枠組され、ベッド架台10の躯体を構 成している。
【0010】 次に、ベッド架台20は、上記ベッド架台10と同形式に構成されてよいもの であるが、本実施例では、手摺14を取付けていない点だけが相違しており、両 ベッド架台の利用面と昇降操作については、公知の上下限のリミッターを設け、 主として下段のベッド架台20が昇降する下方の作動域Aと、主として上段のベ ッド架台10が昇降する上方の作動域B、および作動域Bの上方で使用しない両 ベッド架台を収納する収納空間Cとを区分してある。 これらのベッド架台10および20は、構造体5の梁の一部に形成したケーシ ング8内にそれぞれの駆動装置M、Nを装備し、例えば、近傍の壁体4上または 案内レール6上に設置する押ボタンスイッチ9によって、制御、駆動される。1 7は上下のベッド架台を重ねて収納空間Cに収納するときに、両者の間隔を保持 する隔離脚であって、間隔脚17は下段のベッド架台20がベッド架台10の下 方に所要の空間を確保する高さに定めてある。
【0011】 次に、本考案の安全機構を詳細に説明する。図2ないし図4は安全機構のうち のセンサーの構成を説明する図であり、図2は要部の正面図、図3は水平断面図 、図4は垂直断面図である。 まず、安全機構30は、図1に示すように、ベッド架台10の上方使用位置の 作動域Bの下限より下方で、4本の案内レール6のうちの1本の内部に設置され たセンサー40と、下段のベッド架台20のアーム部材13の先端部に取付けら れ、ベッド架台20が前記のセンサー40の取付位置を通過する際に、センサー 40を作動させるように配置した、起動部材50とからなっている。
【0012】 センサー40は、磁気に対応する形式の公知の無接点スイッチの製品であり、 案内レール6における作動域A、Bの境界の近傍において、両ベッド架台の利用 形態に従って、所定の高さ位置に設置され、起動部材50の下方からの近接によ ってスイッチをオンさせ、逆に上方からの近接によってスイッチをオフにさせる 。センサー40は、図2ないし図4に示すように、非磁性体としてのラワン材を ブロック体に加工して本体部41を製作し、その中央に凹溝部42を切欠き形成 して、その内部に装着する。ついで、本体部41をガイド部材として頭部を形成 するように、センサー40の信号をケーシング8内に伝達する電気配線のリード 線43を取付け、案内レール6の中間壁61が形成する中空部62内に挿入して 装着し、案内レール6の背面壁63側から取付ねじ44によって固着する。リー ド線43の外端はケーシング8内の電気系統に連結される。 センサー40の取付けに際しては、案内レール6の中空部62内に挿入して装 着するようにしたが、このような実施例に限定されないことはもちろんであり、 中間壁61に開口部を形成して直接取付位置に取付けるようにしてもよい。
【0013】 次に、ベッド架台20側では、周囲下部の枠体11を案内レール6側に突出さ せて、ベッド架台20を案内レール6に係合させるアーム部材13が形成してあ り、アーム部材13は枠体11を長手方向に延長して、案内レール6の対向面に 形成した溝6a内に臨ませた中空の部材である。センサー40を設置した案内レ ール6に臨むアーム部材13の先端部には、図3に示すように、アームキャップ 70が被嵌されている。 アームキャップ70は、一般のアーム部材共通に製作されるもので、図5の各 図に3面図を示すように、本体部71は、アーム部材13の端面を覆う形に合致 させ、下端部で開放したフランジ72を有しており、本体部71には、アーム部 材13への取付孔73が形成してある。
【0014】 しかし、前記したように、センサー40を設置した案内レール6に臨むアーム 部材13の先端部に設けるアームキャップ70では、内面側に起動部材50とし ての永久磁石(マグネット)51が取付けてある。52は取付ボルト、53はナ ットであり、起動部材50としての永久磁石51は、ベッド架台20の昇降に伴 い、近接した位置で、磁力線によってセンサー40を作動させる。
【0015】
【作 用】 本考案の安全機構30の作用を、昇降ベッド1の使用方法に基づいて説明する 。 まず、昇降ベッド1の案内レール6のうちの1本では、その上方部分内、す なわち、前記の作動域AとBとの境界の下方にセンサー40が設置され、そのセ ンサー40は、その案内レール6に沿って駆動装置Nによって昇降するベッド架 台20のアーム部材13に装備された永久磁石51の磁力線を感知し、起動部材 50と共に安全機構を構成してその出力をケーシング8ならびに押しボタンスイ ッチ9に送る。ここで、下段のベッド架台20の作動域Aでの運転の末期に、図 示しない各種リレー類がオンされることによって、上段のベッド架台10用の駆 動装置Mが起動し(ブレーキは開放)、以後、駆動装置MとNとの力によって、 両ベッド架台は一体に上昇を続け、図1に二点鎖線で示すように、収納空間Cに 達して天井3の下面に重なって収納され、両ベッド架台の下方の空間が利用可能 になる。
【0016】 上段のベッド架台10の方に利用者がなく、収納空間C内にあるときには、下 段のベッド架台20だけが単独に駆動装置Nによって操作され、その力だけを受 けるベッド架台20の上の利用者は、上段のベッド架台10との間で挾まれるこ とがあっても、大きな力を受けることはない。また、上段、下段の両ベッド架台 10、20を利用する場合には、上段のベッド架台10と下段のベッド架台20 とが一体のまま降ろされ、下段のベッド架台20の起動部材50がセンサー40 の位置を上方から通過するときに、前記とは逆に作用して駆動装置Mを停止させ て、まず上段のベッド架台10が作動域Bの下端のストッパー上で停止する。下 段のベッド架台20は、引き続き下方の作動域A間で駆動装置Nによって下降し 、その下限位置で停止しする。ここで、利用者は個別にベッド架台を利用するこ とができ、上段では通常、梯子を使用し、下段では利用者はそのままの位置で利 用し、上昇移動する用はなく、駆動装置Nは、使用後にベッド架台20を収納空 間Cに移動させる以外には作動することがないから、駆動装置Nは積載荷重に利 用者の体重を加えて設計する必要がない。 このとき、上段のベッド架台10は起動部材50を装備していないから、セン サー40の存在には無関係である。また、その制御、運転には、通常の操作によ って駆動装置Mだけが作動するから、ここでも、その利用者が天井3との間に挾 まれても、大きな力を受ける危険度は小さくなっている。
【0017】 本考案の昇降式二段ベッドの安全機構は、上記の実施例に限定されないことは もちろんであり、対象となる昇降ベッドの基本的な構成は種々に変更することが できる。例えば、駆動装置は上下のベッド架台に個別に荷重が設定され、上段の ベッド架台10の駆動装置Mが児童の体重用に設定され、下段のベッド架台20 は下限の使用位置だけで使用され、成人の体重では上昇しないように定めること ができる。また、上段のベッド架台10を作動域Aにまで下降させて使用する方 式を取ってもよいことはもちろんである。
【0018】
本考案の昇降式二段ベッドの安全装置は、上述のように、構造体に設けた案内 レールに沿って昇降移動可能なベッド架台を2台装備し、電動駆動装置の駆動に よる索体の巻取り、巻戻し作動で昇降させるようにした昇降式二段ベッドの安全 機構において、電動駆動装置は2台のベッド架台の昇降用に個別に装備してあり 、案内レールの上方部分内には、磁性体の移動に反応するセンサーを設置すると 共に、下段のベッド架台が案内レールに係合するアーム部材の先端には、上記セ ンサーを反応させる磁性部材を起動部材として装着してあり、下段のベッド架台 が前記センサーの位置を通過するときの出力によって、上段のベッド架台の駆動 装置が作動するように構成してあるから、ベッド架台の操作に際して、下段のベ ッド架台と上段のベッド架台とに個別に駆動装置が装備され、ベッド架台と天井 または上方のベッド架台との間に挾まれる危険度を、どちらも一台用の駆動装置 の余力の範囲内に限定することができる。また、上段のベッド架台の上昇駆動を 下段とは別個の駆動装置によることにしてあるばかりでなく、とくにその安全機 構が、案内レール内とベッド架台自体とに設置されて構成されるために、通常の 昇降制御と同様に、極めて簡単でかつ有効であると共に、製作が容易で取扱いも 従来の安全装置の関連として簡便であるから、昇降式二段ベッドの将来とそれを 利用する生活に貢献するところが多大であり、極めて有用な画期的効果を奏する ものである。
【0019】
【図1】本考案の安全機構を適用する昇降ベッドの基本
的な構成を説明する正面図である。
的な構成を説明する正面図である。
【図2】案内レールの一部を切欠いて示す安全機構のセ
ンサーを説明する正面図である。
ンサーを説明する正面図である。
【図3】センサーの平面図である。
【図4】センサーの垂直断面図である。
【図5】アームキャップに装着した状態で示す起動部材
の内面正面図、垂直断面図、見上げ図からなる三面図で
ある。
の内面正面図、垂直断面図、見上げ図からなる三面図で
ある。
【0020】
【符号の説明】 1 昇降ベッド 5 構造体 6 柱、案内レール 8 ケーシング 9 押ボタンスイッチ 10 上段のベッド架台 13 アーム部材 14 手摺 16 天井 17 間隔脚 20 下段のベッド架台 30 安全機構 40 センサー 41 本体部 42 凹溝部 43 リード線 44 取付ねじ 50 起動部材 51 磁性部材、マグネット 52 取付ねじ 53 ナット 61 中間壁 62 中空部 63 背面壁 70 アームキャップ A 作動域 B 作動域 C 収納空間 M 駆動装置 N 駆動装置
Claims (2)
- 【請求項1】 構造体に設けた案内レールに沿って昇降
移動可能なベッド架台を2台装備し、電動駆動装置の駆
動による索体の巻取り、巻戻し作動で昇降させるように
した昇降式二段ベッドの安全機構において、電動駆動装
置は2台のベッド架台の昇降用に個別に装備してあり、
案内レールの上方部分内には、磁性体の移動に反応する
センサーを設置すると共に、下段のベッド架台が案内レ
ールに係合するアーム部材の先端には、上記センサーを
反応させる磁性部材を起動部材として装着してあり、下
段のベッド架台が前記センサーの位置を通過するときの
出力によって、上段のベッド架台の駆動装置が作動する
ように構成してあることを特徴とする昇降式二段ベッド
の安全機構。 - 【請求項2】 起動部材は、アーム部材の端部のキャッ
プ部材の内部に装備されたマグネット部材であることを
特徴とする請求項1に記載の昇降式二段ベッドの安全機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP077066U JPH0520660U (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 昇降式二段ベツドの安全機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP077066U JPH0520660U (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 昇降式二段ベツドの安全機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520660U true JPH0520660U (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=13623426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP077066U Pending JPH0520660U (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 昇降式二段ベツドの安全機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520660U (ja) |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP077066U patent/JPH0520660U/ja active Pending
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