JPH0520612A - 磁気記録再生装置におけるfmダビング方法 - Google Patents

磁気記録再生装置におけるfmダビング方法

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JPH0520612A
JPH0520612A JP40465890A JP40465890A JPH0520612A JP H0520612 A JPH0520612 A JP H0520612A JP 40465890 A JP40465890 A JP 40465890A JP 40465890 A JP40465890 A JP 40465890A JP H0520612 A JPH0520612 A JP H0520612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
audio signal
recorded
video floppy
frequency
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP40465890A
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English (en)
Inventor
Akio Sato
秋男 佐藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 一方のビデオフロッピーに記録されているF
M音声信号を他方のビデオフロッピーにダビングする際
のS/Nの劣化を防ぐ。 〔構成〕 一方のビデオフロッピー1からFM音声信号
を再生し、再生したFM音声信号をアンプ15で増幅し
リミッタ40を通過させたから他方のビデオフロッピー
2に記録する。このようにダビングの途中で復調や変調
をすることなくFM音声信号のまま直接ダビング記録で
きるので、S/Nの劣化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置におけ
るFMダビング方法に関し、FM音声信号を復調や変調
することなく一つのフロッピーから他のフロッピーへダ
ビング記録するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオフロッピーと称される可撓
性を有する円盤状の磁気シートに、カラー映像信号をス
チル記録したり時間圧縮した音声信号を記録する技術が
知られている。このビデオフロッピーは直径約50mm
であり、トラックピッチ100μm 、トラック幅60μ
m で同心円状に50本の円弧状トラックが記録される。
回転速度は例えば3600rpm である。
【0003】音声信号は時間圧縮され、6MHz の中心キ
ャリア信号または5MHz の中心キャリア信号をFM変調
してFM音声信号になり、FM音声信号の状態でビデオ
フロッピーに記録される。このFM音声信号は映像信号
と同一のビデオフロッピーに記録されるが、音声信号の
トラックは映像信号のトラックとは別になっている。ビ
デオフロッピーに、映像信号に加えて音声信号を記録し
ておけば、音声情報を撮影時のメモリとして利用した
り、映像の再生時に音声を同時に再生して臨場感を出し
たり映像の説明を音声を聞いたりすることができる。
【0004】カラー映像信号を記録する場合、輝度信号
は同期信号を含めてキャリアをFM変調し、2.5MHz 以
上の高い周波数帯域で記録する。但し、FM変調として
は、図4に示すノーマルバンドモードの場合はシンクチ
ップレベルが6MHz 、デビエーションが1.5MHz であ
り、図5に示すハイバンドモードの場合はシンクチップ
レベルが7.7MHz、デビエーションが2MHz である。ま
た、クロマ信号は色差線順次方式でキャリアをFM変調
し、2.5MHz 以下の低い周波数帯域で記録する。但し、
R−Y信号はキャリアの中心周波数を1.2MHz 、B−Y
信号はキャリアの中心周波数を1.3MHz として、FM変
調を行っている。
【0005】なお、図4,図5には示していないが、1
3fH (fH は水平走査周波数)のキャリアを撮影年月
日などのデータでDPSK変調した信号(DPSK信
号)も、FM輝度信号及びFMクロマ信号と周波数多重
化して、ビデオフロッピーに記録される。
【0006】音声信号が磁気記録されたビデオフロッピ
ーをダビングする場合には、ビデオフロッピーから再生
したFM音声信号を一旦FM復調し、その後に記録側で
FM変調してFM音声信号にしてから他のビデオフロッ
ピーに記録していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで音声信号をダ
ビングする際にはFM復調及びFM変調を行うためS/
Nが劣化する。
【0008】本発明は、上記従来技術に鑑み、S/Nの
劣化を最小限にして音声信号をダビングすることのでき
るFMダビング方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、時間圧縮された音声信号をFM変調したFM音声
信号が記録されている円盤状磁気記録媒体から、前記F
M音声信号を再生し、再生されたFM音声信号を、増幅
してリミッタを通してから別の円盤状磁気記録媒体に記
録することを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3を参照し
て説明する。図1は本発明のFMダビング方法を適用し
た磁気記録再生装置の構成例を示す。同図において、1
00は再生側部分、200は記録側部分である。
【0011】再生側部分100において、ビデオフロッ
ピー1はパック3に収納された状態で、スピンドルモー
タ5の軸に装着されて回転する。このモータ5はサーボ
制御装置7により制御され、例えば3600rpm の定速
回転で、且つ所定の回転位相で回転する。磁気ヘッド9
はヘッド移送装置11によりビデオフロッピー1の任意
のトラック上に位置決めされる。13はシステムの制御
装置であり、CPU及びメモリを有しており、サーボ制
御装置7,8やヘッド移送装置11,12を制御する。
ここで、ビデオフロッピー1の映像トラックには図4ま
たは図5で示したフォーマットのFM輝度信号とFMク
ロマ信号に加え、データ用のDPSK信号がFMクロマ
信号よりも低い周波数帯域で、周波数多重により記録さ
れているものとする。またビデオフロッピーの音声トラ
ックにはFM音声信号が記録されている。
【0012】再生アンプ15は磁気ヘッド9の再生出力
を増幅し、イコライザ17、ローパスフィルタ(LP
F)25、バンドパスフィルタ(BPF)31及びリミ
ッタ40に与える。
【0013】ビデオフロッピー1からの再生信号がFM
音声信号であるときには、スイッチ41が接点41a側
に投入される。このため再生されたFM音声信号は再生
アンプ15で増幅された後、リミッタ40を通過してA
M成分が除去され、スイッチ41及び記録アンプ16を
通り、磁気ヘッド10によりビデオフロッピー2に記録
される。結局、FM音声信号は途中で復調や変調される
ことなく直接に他方のビデオフロッピー2に記録される
ので、ダビングによるS/Nの劣化を最小限にとどめる
ことができる。
【0014】一方、ビデオフロッピー1からの再生信号
が映像信号であるときには、スイッチ41が接点41b
側に投入される。そして再生信号が映像信号であるとき
には、イコライザ17は再生出力の高周波域を強調して
から再生出力をハイパスフィルタ18へ送る。ハイパス
フィルタ18は再生出力からFM輝度信号を抽出する。
【0015】ハイパスフィルタ18を通過してきたFM
輝度信号は、図2(a) に示すように、振幅が変化してお
り(AM成分を含んでいる)、このAM成分はクロマ成
分の残存により生起するものである。図3のA特性は、
輝度信号を約8MHz (FY )の単一周波数としクロマ信
号を約2MHz (FC )の単一周波数としたときに、ハイ
パスフィルタ18を通過してきたFM輝度信号の周波数
スペクトルを示す。図3のA特性に注目すると、2FY
−FC 及び2FY +FCの高周波域で多くのクロマ成分
か含まれていることがわかるが、高周波域の信号は磁気
記録できないので問題は生じない。また周波数がFC
領域でのクロマ成分は小さい。
【0016】リミッタ19は、ハイパスフィルタ18を
通過してきた輝度信号の振幅を一定にしてAM成分を除
去する。図2(b) はリミッタ19を通過してきた輝度信
号を示す。図3のB特性は、輝度信号を約8MHz
(FY )の単一周波数としクロマ信号を約2MHz
(FC )の単一周波数としたときに、リミッタ19を通
過してきたFM輝度信号の周波数スペクトルを示す。図
3のB特性に注目すると、周波数がFC のD領域で大き
なクロマ成分が生じていることがわかる。リミッタ19
は一種の掛算器であるので、小振幅のクロマ成分が入っ
てくると、ちょうどAM復調器として作用してD領域に
振幅の大きなクロマ成分を復調再現してしまうのであ
る。この部分のクロマ成分は、本来のFMクロマ信号と
位相がずれているので、位相ずれしたクロマ成分を含ん
だ輝度信号と、本来のFMクロマ信号とを合成してダビ
ング記録をすると、色反転やノイズが生じてしまう。
【0017】そこで本装置ではリミッタ19の後段に新
たにハイパスフィルタ20を備えている。このハイパス
フィルタ20はリミッタ19から送られてきたFM輝度
信号のうち高周波成分のみを通過させ低周波なD領域の
クロマ成分をカットする。したがって高周波域には色信
号成分を有するが(もっともこの周波域は磁気記録でき
ないので問題はない)、他の周波数域にはクロマ成分が
ほとんど無いFM輝度信号が合成器23に送られる。
【0018】一方、LPF25は再生出力からFMクロ
マ信号を抽出し、イコライザ26に与える。イコライザ
26の出力はリミッタ(LIM)27及びローパスフィ
ルタ28を通り、合成器23に入力される。また、BP
F31は再生出力から13fH (fH は水平走査周波
数)のDPSK信号を抽出し、DPSK復調器33に与
える。DPSK復調器33はその復調出力を制御装置1
3に与える。制御装置13はDPSKによるデータを表
示装置35に表示する他、必要に応じてキーボード37
から入力したデータを追加したり、又はこのデータで一
部又は全部を置き換えて、DPSK変調器39に与え
る。DPSK変調器39はその変調出力を合成器23に
与える。
【0019】かくして合成器23は、ハイパスフィルタ
20により低周波域のクロマ成分が除去されたFM輝度
信号に、FMクロマ信号とDPSK信号を加え、カラー
映像信号となってスイッチ41及び記録アンプ16を通
り、磁気ヘッド10に印加されてビデオフロッピー2に
記録される。
【0020】記録側部分200においても、ビデオフロ
ッピー2はパック4に収納された状態で、スピンドルモ
ータ6の軸に装着されて回転する。また、このモータ6
はサーボ制御回路8により制御され、定速回転で且つ所
定の回転位相で回転する。但し、再生側部分100のビ
デオフロッピー1と記録側部分200のビデオフロッピ
ー2とを同期回転させるようにしてある。そして磁気ヘ
ッド10はヘッド移送装置12により記録側のビデオフ
ロッピー2の任意のトラック上に位置決めされるが、再
生側のビデオフロッピー1のトラック位置と一致する必
要はない。
【0021】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに本発明によれば、一方の磁気記録媒体から再生した
FM音声信号を復調及び変調することなく直接に他方の
磁気記録媒体に記録するので、ダビングにおけるS/N
の劣化を最小限にとどめて良好な音声ダビング記録がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気記録再生装置を示す構成
図である。
【図2】FM輝度信号を示す波形図である。
【図3】FM輝度信号の周波数スペクトルを示す特性図
である。
【図4】ノーマルバンドモードの周波数アロケーション
を示す特性図である。
【図5】ハイバンドモードの周波数アロケーションを示
す特性図である。
【符号の説明】
1,2 ビデオフロッピー 5,6 モータ 9,10 磁気ヘッド 15 再生アンプ 16 記録アンプ 17,26 イコライザ 18,20 ハイパスフィルタ 19,27 リミッタ 23 合成器 40 リミッタ 41 スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 時間圧縮された音声信号をFM変調した
    FM音声信号が記録されている円盤状磁気記録媒体か
    ら、前記FM音声信号を再生し、再生されたFM音声信
    号を、増幅してリミッタを通してから別の円盤状磁気記
    録媒体に記録することを特徴とする磁気記録再生装置に
    おけるFMダビング方法。
JP40465890A 1990-12-05 1990-12-05 磁気記録再生装置におけるfmダビング方法 Withdrawn JPH0520612A (ja)

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Effective date: 19980312