JPH05205825A - ノイズフィルタ付き電源タップ - Google Patents

ノイズフィルタ付き電源タップ

Info

Publication number
JPH05205825A
JPH05205825A JP4012543A JP1254392A JPH05205825A JP H05205825 A JPH05205825 A JP H05205825A JP 4012543 A JP4012543 A JP 4012543A JP 1254392 A JP1254392 A JP 1254392A JP H05205825 A JPH05205825 A JP H05205825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise filter
main load
power supply
load outlet
commercial power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4012543A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Hayafune
正実 早船
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4012543A priority Critical patent/JPH05205825A/ja
Publication of JPH05205825A publication Critical patent/JPH05205825A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】商用電源と従負荷用コンセントとの間に挿入し
た電磁リレーの接点によるチャタリングノイズが商用電
源に重畳されるのを防止する。 【構成】商用電源にノイズフィルタNFを介して主負荷
用コンセント1を接続する。ノイズフィルタNFと主負
荷用コンセント1との接続部に電磁リレーRyの接点r
を介して従負荷用コンセント2a,2bを接続する。ノ
イズフィルタNFと主負荷用コンセント1との間を流れ
る電流を変流器CTにより検出する。リレ駆動回路3
は、変流器CTにより検出した電流が所定値以上になる
と、接点rをオンにするように電磁リレーRyを駆動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主負荷に給電する主負
荷用コンセントと、主負荷への給電が行われている間に
のみ従負荷に給電する従負荷用コンセントとを備えたノ
イズフィルタ付き電源タップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、主負荷に給電する主負荷用コ
ンセントと、主負荷がオンになっているときにのみ従負
荷に給電する従負荷用コンセントとを備えた電源タップ
が提供されている。この種の電源タップは、コンピュー
タ、オーディオシステム、ビデオシステムなどのよう
に、主機器と、主機器に従属した周辺機器とにより構成
されたシステムに給電するような場合に用いられるもの
である。すなわち、主機器に給電されているときにのみ
周辺機器に給電されるようにして、主機器の電源の入切
を操作するだけで、システム全体の電源の入切ができる
ようにするものである。
【0003】この目的を達成するために、主負荷用コン
セントは商用電源に直接に接続され、従負荷用コンセン
トはスイッチ要素を介して商用電源に接続される。スイ
ッチ要素は、商用電源から主負荷用コンセントに到る通
電経路の電流を検出する変流器の出力に応じて開閉され
る。すなわち、主負荷がオンになって上記通電経路に所
定値以上の電流が流れるとスイッチ要素がオンになるの
である。ここで、スイッチ要素としては、ソリッドステ
ートリレー(以下、SSRと略称する)を用いることが
考えられている。SSRは、変流器の出力レベルで駆動
することができるから、変流器の出力を整流平滑化する
程度の簡単な駆動回路を用いて駆動することができると
いう利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従負荷
用コンセントの電流容量を大きくとるためには、大型の
SSRを用いる必要がある上に放熱板を取り付けなけれ
ばならないから、スイッチ要素の取付寸法が大きくなる
という問題が生じる。また、SSRを変流器の出力で直
接駆動するためには、変流器として比較的出力レベルの
大きなものを用いる必要があるから、変流器も大型化す
るという問題がある。すなわち、ノイズフィルタ付き電
源タップが大型化するという問題が生じるのである。し
かも、このような大型のSSRは高価であり、コスト増
につながるという問題もある。
【0005】このような問題を解決するものとして、本
件出願人はSSRに代えて電磁リレーを用いた電源タッ
プを先に提案した(特願平2−405483号)。すな
わち、従負荷用コンセントへの給電を入切するスイッチ
要素として電磁リレーを用いることによって、小型かつ
低価格化を図った電源タップを提案した。しかしなが
ら、電磁リレーを用いた場合には、接点のオン・オフの
際にチャタリングによるノイズが発生して、ノイズが商
用電源の電源ラインに重畳されるという問題が生じるこ
とがあり、また、電磁リレーを駆動するためのリレー駆
動回路が外来ノイズによって誤動作するという問題が生
じることがある。
【0006】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、電磁リレーを用いることによって小型かつ低
価格化できるとともに、電磁リレーの接点のオン・オフ
によるチャタリングノイズが商用電源の電源ラインに重
畳されたり、外来ノイズによってリレー駆動回路が誤動
作したりすることを防止したノイズフィルタ付き電源タ
ップを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、商用電源に接続された主負荷用コンセ
ントと、商用電源と主負荷コンセントとの間に挿入され
たノイズフィルタと、ノイズフィルタと主負荷用コンセ
ントとの接続部に電磁リレーの接点を介して接続された
従負荷用コンセントと、ノイズフィルタと主負荷用コン
セントとの間を流れる電流を検出する変流器と、変流器
により検出される電流が所定値以上になると接点をオン
にするように電磁リレーを駆動するリレー駆動回路とを
備えているのである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、商用電源と従負荷用コンセ
ントとの間に電磁リレーの接点を挿入することになるか
ら、SSRを用いる場合に比較すれば大幅にコストを低
減することができる。すなわち、電磁リレーは同一の定
格電流のSSRに比較すれば、価格が5〜8分の1であ
り、電磁リレーを駆動するためにリレー駆動回路が必要
になるものの、SSRを用いる場合に比較すれば、コス
トが低減されるのである。しかも、電磁リレーは、放熱
板を取り付ける必要がないから、SSRを用いる場合よ
りも小型化できるのである。また、変流器の出力を増幅
して電磁リレーを駆動するリレー駆動回路を設けている
から、変流器には出力レベルの小さいものを用いること
ができ、変流器も小型化することができる。すなわち、
リレー駆動回路が付加されるものの、主要な構成要素で
ある変流器や電磁リレーに小型のものを用いることがで
きるから、全体として小型化につながるのである。さら
に、商用電源と主負荷用コンセントとの間にノイズフィ
ルタを挿入し、ノイズフィルタと主負荷用コンセントと
の接続部と従負荷用コンセントとの間に電磁リレーの接
点を挿入しているので、電磁リレーのオン・オフに伴っ
て発生するチャタリングノイズは、ノイズフィルタによ
って阻止されて商用電源の電源ラインに送出されること
がなく、接点のチャタリングノイズによる電源ラインへ
の影響を防止できるのである。また、変流器は主負荷用
コンセントとノイズフィルタとの間の電流を検出するか
ら、外部から電源ラインを通して入力されるノイズはノ
イズフィルタによって阻止されて変流器で検出されるこ
とが防止されるのであって、結果的に外来ノイズによる
リレー駆動回路の誤動作が防止できるのである。しか
も、電磁リレーの接点がオンであるときにも、主負荷用
コンセントや従負荷用コンセントに接続された負荷機器
と商用電源の電源ラインとの間に挿入されたノイズフィ
ルタによってノイズが遮断されるから、負荷機器で発生
したノイズが商用電源の電源ラインに重畳されたり、電
源ラインを通る外来ノイズが負荷機器の動作に影響した
りすることを防止できるのである。
【0009】
【実施例】図1に示すように、商用電源に接続されるプ
ラグPに、ノイズフィルタNFが接続され、ノイズフィ
ルタNFを介してプラグPに主負荷用コンセント1が接
続される。また、ノイズフィルタNFには、並列接続さ
れた一対の従負荷用コンセント2a、2bが電磁リレー
Ryの接点rを介して接続される。ノイズフィルタNF
と主負荷用コンセント1との間の通電経路には、主負荷
用コンセント1への電流を検出する変流器CTが挿入さ
れる。主負荷用コンセント1、従負荷用コンセント2
a、2b、プラグPは接地極を備え、プラグPの両給電
極間にはダイオードブリッジDBが接続される。
【0010】ノイズフィルタNFは、図2に示すような
構成を有するものであって、商用電源の給電ラインの線
間に挿入されたサージ吸収素子ZNR、給電ラインの各
線路に挿入された巻線を有するチョークコイルCH、コ
ンデンサC1 〜C4 を備える。したがって、チョークコ
イルCHの巻線の巻き数やコンデンサC1 〜C4 の容量
に応じたノイズ減衰保証周波数帯の範囲のノイズの通過
を阻止することができるのである。このノイズフィルタ
NFはプリント基板よりなる回路基板7aに実装され
る。
【0011】変流器CTの出力は、リレー駆動回路3を
介して電磁リレーRyを駆動する。すなわち、リレー駆
動回路3では、変流器CTの出力を、増幅回路4で増幅
した後、積分回路5を通して平均化する。積分回路5の
出力は、コンパレータ6によって基準電圧と比較され、
積分回路5の出力レベルが基準電圧以上であると、電磁
リレーRyのコイルに直列接続されたサイリスタSCR
をオンにして、接点rをオンにするのである。コンパレ
ータ6の基準電圧は、上記ダイオードブリッジDBの出
力をコンデンサCで平滑化した後、ツェナーダイオード
ZDで安定化することにより得られる。変流器CT、リ
レー駆動回路3、電磁リレーRyは、図1に一点鎖線で
囲むようにプリント基板よりなる1枚の回路基板7bに
実装される。電磁リレーRyの接点rがオンになるのに
必要な負荷電流(商用電源と主負荷用コンセント1との
間に流れる電流)の大きさは、変流器CTの巻線比、増
幅回路4の増幅率、コンパレータ6の基準電圧などによ
って決定される。したがって、低感度に設定しておけ
ば、主負荷用コンセント1に接続される主負荷がオフ時
に微小な負荷電流を流し続けるような場合に対応でき、
高感度に設定しておけば、負荷電流が微小な主負荷に対
応できるのである。
【0012】上記構成の電源タップは、図3に示すよう
に、組立ねじ(図示せず)により結合されるボディ11
とカバー12とからなるケース10に納装される。主負
荷用コンセント1および従負荷用コンセント2a、2b
は、それぞれ独立したケースを備えている。主負荷用コ
ンセント1は主負荷のみに給電するのであるから、差し
込み口は1組であって、従負荷用コンセント2a、2b
はそれぞれ差し込み口を2組ずつ備えている。カバー1
2には主負荷用コンセント1および従負荷用コンセント
2a、2bの差し込み口を露出させるための開口窓15
が形成されている。主負荷用コンセント1および従負荷
用コンセント2a、2bはタッピンねじである取付ねじ
16を用いてカバー12の裏面に固定される。
【0013】一方、プラグPに接続された電源線8はノ
イズフィルタNFを実装した回路基板8に接続され、さ
らに、回路基板7aは主負荷用コンセント1、従負荷用
コンセント2a,2b、回路基板7bに接続される。回
路基板7bは、固定ねじ17によってカバー12の裏面
に固定される。ここで、結線を容易にするために、主負
荷用コンセント1および従負荷用コンセント2a,2b
の接続部としては、いわゆる速結端子を用いるのが望ま
しい。ボディ10には接地用のターミナル18がケース
10の外周面に露出するように配設される。穴20は絶
縁キャップ19で塞ぐ。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、商用電源と従負
荷用コンセントとの間に電磁リレーの接点を挿入するこ
とになるから、SSRを用いる場合に比較すれば大幅に
コストを低減することができるという利点を有する。ま
た、SSRを用いる場合よりも小型化できるという利点
がある。さらに、商用電源と主負荷用コンセントとの間
にノイズフィルタを挿入し、ノイズフィルタと主負荷用
コンセントとの接続部と従負荷用コンセントとの間に電
磁リレーの接点を挿入しているので、電磁リレーの接点
から発生するチャタリングノイズが商用電源の電源ライ
ンに送出されるのを防止することができ、また、電源ラ
インを通して入力される外来ノイズが変流器で検出され
てリレー駆動回路が誤動作することを防止できるという
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す回路図である。
【図2】実施例に用いるノイズフィルタを示す回路図で
ある。
【図3】実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】 1 主負荷用コンセント 2a 従負荷用コンセント 2b 従負荷用コンセント 3 リレー駆動回路 4 増幅回路 7 回路基板 CT 変流器 NF ノイズフィルタ r 接点 Ry 電磁リレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源に接続された主負荷用コンセン
    トと、商用電源と主負荷コンセントとの間に挿入された
    ノイズフィルタと、ノイズフィルタと主負荷用コンセン
    トとの接続部に電磁リレーの接点を介して接続された従
    負荷用コンセントと、ノイズフィルタと主負荷用コンセ
    ントとの間を流れる電流を検出する変流器と、変流器に
    より検出される電流が所定値以上になると接点をオンに
    するように電磁リレーを駆動するリレー駆動回路とを備
    えて成ることを特徴とするノイズフィルタ付き電源タッ
    プ。
JP4012543A 1992-01-28 1992-01-28 ノイズフィルタ付き電源タップ Pending JPH05205825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4012543A JPH05205825A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 ノイズフィルタ付き電源タップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4012543A JPH05205825A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 ノイズフィルタ付き電源タップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05205825A true JPH05205825A (ja) 1993-08-13

Family

ID=11808255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4012543A Pending JPH05205825A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 ノイズフィルタ付き電源タップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05205825A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008098945A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Emc Kk ノイズ浄化デバイス及びノイズ浄化素子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008098945A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Emc Kk ノイズ浄化デバイス及びノイズ浄化素子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5270576A (en) Electrical connector network
US5889660A (en) Isolated power supply for indicator light
US5530635A (en) Power supply
US5689180A (en) Isolated electrical power supply
MXPA00012698A (es) Sensor de corriente modular y fuente de energia.
WO1985002067A1 (en) Switch current sensing with snubber current suppression in a push-pull converter
US20070126366A1 (en) Power supply for 2-line dimmer
JP2600843B2 (ja) 電源制御回路
US20070109827A1 (en) Ac to dc converter circuit
JPH05205825A (ja) ノイズフィルタ付き電源タップ
JP2834890B2 (ja) コンセント装置
JP4265112B2 (ja) スイッチングコンバータ
JP2782212B2 (ja) スイッチング電源装置
JP3401413B2 (ja) ノイズ抑制装置
JPH062438Y2 (ja) 交流電源式公衆電話機の雷害防止回路
KR102522519B1 (ko) 아크 및 과부하에 의한 화재예방용 전원차단회로
JP6828839B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2513484Y2 (ja) スイッチング電源装置
JPS61269670A (ja) スイツチングレギユレ−タ
JP2001169552A (ja) 電子機器の電源装置
JPS6349935Y2 (ja)
WO1999027637A1 (en) Power supply device
JPH09285115A (ja) 電源装置
JPH035928Y2 (ja)
JPH08167822A (ja) 高調波電流抑制器

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021105