JPH0520566Y2 - - Google Patents

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JPH0520566Y2
JPH0520566Y2 JP12383886U JP12383886U JPH0520566Y2 JP H0520566 Y2 JPH0520566 Y2 JP H0520566Y2 JP 12383886 U JP12383886 U JP 12383886U JP 12383886 U JP12383886 U JP 12383886U JP H0520566 Y2 JPH0520566 Y2 JP H0520566Y2
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JP
Japan
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lamp
opening
vehicle
bracket
towing
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JP12383886U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、車両の牽引フツクの構造に関する
ものである。
[従来の技術] 従来より、車両の牽引フツクについては、その
取付箇所あるいは取付構造などに関して、いろい
ろな工夫がなされており、たとえば自動車におい
ては第6図に示すように、板状の牽引フツクB
を、車体のフロントサイドフレームとフロントフ
エンダエプロンとの間に挟んで固定し、車体前部
下方に突出させた取付構造を有するものが提案さ
れている(実開昭60−188006)。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の取付構造による牽引フツ
クでは、車両の牽引の障害となるような物を牽引
フツクの前方および周辺に設けることができない
ため、スペースの利用が制限されており、また牽
引フツクはそれ自体単独部品として製作されるた
め、その分だけ車体重量が増加するとともにコス
トアツプをもたらすことになり、さらに、第6図
に示す如く、車外から見えるため外観的にも好ま
しくないなどの欠点があつた。
[問題点を解決するための手段] このため、この考案は、フレーム部材の端末部
から所定距離を隔てた車体端面部にランプ用の開
口が形成され、該開口と上記フレーム部材端末部
との間に、該端末部に固定される固定部と、該固
定部から上記開口側に所定量突出した中央部と、
該中央部の両端部から上記開口側に向かつてそれ
ぞれ延びるランプ取付部とを備えたランプブラケ
ツトが配設されるとともに、上記開口には、上記
ランプブラケツトのランプ取付部に回動可能に保
持されたランプが収納され、該ランプは、通常時
にはランプ面が上記開口を閉じた状態で車体端面
に沿つて車外に対面する一方、車両牽引時には回
動されて上記開口が開かれるようになつており、
上記ランプブラケツトに車両牽引用のフツク孔が
形成されていることを特徴としたものである。
[考案の効果] 以上の説明より明らかなように、牽引フツクを
上記構造とすることにより、牽引フツクとランプ
ブラケツトが一体化されるため、車体重量および
原価を低減することができ、また牽引フツクを使
用しない通常時において、牽引フツクの前方スペ
ースの有効利用が可能となり、さらに、第5図に
示すように、通常時において牽引フツクは車外か
ら見えないようになり、外観上も改善される。
[実施例] 以下、本考案を例えば第5図に示す自動車のフ
オグランプ部Aに適用した実施例について、添付
図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本考案にかかる牽引フツクの取付部
の分解斜視図であり、1は車体の前後方向に伸び
るフロントサイドフレーム、2は所定位置にフツ
ク孔2cが設けられたランプブラケツト、また3
は、所定位置に所定の姿勢で、ランプ取付具4が
溶接固着されているランプを示している。上記ラ
ンプブラケツト2は、所定位置にブラケツト固定
用ボルト穴2dが穿設された矩形平板でありブラ
ケツト固定用ボルト6によりフロントサイドフレ
ーム1の端部に螺着固定される取付部2e、所定
位置にフツク孔2cを有する矩形平板であり上記
取付部2eから前方斜め下方に立下る中央部2
f、該中央部2fから斜め左右方向に分岐した2
つの分岐中間部2g,2g、および所定位置にラ
ンプ固定用ボルト穴2a,2bが穿設された平板
であり上記分岐中間部2g,2gに連なる互いに
平行な2つの側板部2h,2hから構成されてお
り、上記取付部2eにおいて、その一端をブラケ
ツト固定用ボルト6により、上記フロントサイド
フレーム1の端部に固定され、一方互いに平行な
2つの側板部2h,2hに分岐した他端におい
て、ランプ固定用ボルト5bおよび、ランプ取付
具4を介してランプ固定用ボルト5aにより、ラ
ンプ3を螺着保持できるようになつている。
第2図および第3図は、通常時における組立状
態を示す上平面図および側面図であり、これらの
図面で示されるように、通常時においてランプ3
は、車体に設けられた開口部内においてランプ前
面3aが車外へ対面するように保持されており、
従つて上記牽引用フツク孔2cは、この場合、上
記開口部内においてランプ背面後方に位置するの
で、車外からは見えないようになつている。
第4図は牽引フツク使用時における組立状態を
示す側面図であり、第3図に示した通常時の組立
状態から、ランプ固定用ボルト5aおよび5bを
一旦緩め、ブラケツト側板2hに直交するボルト
穴2bの軸線を中心にして、ランプ前面3aが上
方を向くようにランプ3を回動させた後、ランプ
固定用ボルト5aおよび5bを再度締付けて、牽
引用フツク孔2cの前方に牽引具7を取付けるス
ペースを設けた状態を示している。ここに上記ラ
ンプ取付具4は、その周縁に沿つて内部に設けら
れた溝4cの両端部付近の側面上において、ラン
プ固定用ボルト5aと螺合するナツト4aおよび
4a′が溶接固着されており、ナツト4aは通常時
に、またナツト4a′は牽引フツク使用時に、それ
ぞれランプ固定用ボルト5aとともに、ランプ取
付具4を介してランプ3を固定するために用いら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る牽引フツクの
取付部の分解斜視図、第2図および第3図は通常
時における組立状態を示す上平面図および側面
図、第4図は牽引フツク使用時における組立状態
を示す側面図、第5図は本考案の一実施例に係る
フオグランプを備えた車体の全体斜視図、また第
6図は従来の牽引フツクの取付例を示す車体の側
面図である。 1……フロントサイドフレーム、2……ランプ
ブラケツト、2a,2b……ランプ固定用ボルト
穴、2c……フツク孔、2d……ブラケツト固定
用ボルト穴、2e……ブラケツト取付部、2f…
…ブラケツト中央部、2g……ブラケツト分岐中
間部、2h……ブラケツト側板部、3……ラン
プ、3a……ランプ前面、4……ランプ取付具、
4a,4a′……ナツト、4c……溝、5a,5b
……ランプ固定用ボルト、6……ブラケツト固定
用ボルト、7……牽引具、A……本考案の一実施
例に係るフオグランプ、B……従来例における牽
引フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム部材の端末部から所定距離を隔てた車
    体端面部にランプ用の開口が形成され、該開口と
    上記フレーム部材端末部との間に、該端末部に固
    定される固定部と、該固定部から上記開口側に所
    定量突出した中央部と、該中央部の両端部から上
    記開口側に向かつてそれぞれ延びるランプ取付部
    とを備えたランプブラケツトが配設されるととも
    に、上記開口には、上記ランプブラケツトのラン
    プ取付部に回動可能に保持されたランプが収納さ
    れ、該ランプは、通常時にはランプ面が上記開口
    を閉じた状態で車体端面に沿つて車外に対面する
    一方、車両牽引時には回動されて上記開口が開か
    れるようになつており、上記ランプブラケツトに
    車両牽引用のフツク孔が形成されていることを特
    徴とする車両の牽引フツク構造。
JP12383886U 1986-08-11 1986-08-11 Expired - Lifetime JPH0520566Y2 (ja)

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JP12383886U JPH0520566Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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Publication Number Publication Date
JPS6328513U JPS6328513U (ja) 1988-02-25
JPH0520566Y2 true JPH0520566Y2 (ja) 1993-05-27

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