JPH05205209A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH05205209A JPH05205209A JP3126192A JP3126192A JPH05205209A JP H05205209 A JPH05205209 A JP H05205209A JP 3126192 A JP3126192 A JP 3126192A JP 3126192 A JP3126192 A JP 3126192A JP H05205209 A JPH05205209 A JP H05205209A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- recording medium
- groove
- magnetic
- recording
- Prior art date
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
Landscapes
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】記録媒体指向面のギャップ5に対し、記録媒体
進行方向(矢Aで示される方向)の上流側に溝4を有
し、前記進行方向における前記指向面の断面は、曲率半
径15mmの円周の一部を成し、前記指向面におけるギ
ャップ層端から溝までの長さが400μmである磁気ヘ
ッド。 【効果】前記溝は、記録媒体の削り屑を捕捉し蓄積し、
ギャップ層端面への削り屑の付着及び蓄積を防止する。
従って、この磁気ヘッドは、記録再生出力の劣化を防止
し、記録再生時の誤動作をなくし、システムの信頼性を
向上させることができる。
進行方向(矢Aで示される方向)の上流側に溝4を有
し、前記進行方向における前記指向面の断面は、曲率半
径15mmの円周の一部を成し、前記指向面におけるギ
ャップ層端から溝までの長さが400μmである磁気ヘ
ッド。 【効果】前記溝は、記録媒体の削り屑を捕捉し蓄積し、
ギャップ層端面への削り屑の付着及び蓄積を防止する。
従って、この磁気ヘッドは、記録再生出力の劣化を防止
し、記録再生時の誤動作をなくし、システムの信頼性を
向上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドに関し、特
に、撮影画像を光学的に記録する感光層と、撮影時のデ
ータ等を磁気的に記録する磁性層を備えた写真フィルム
に対し、情報を磁気的に記録再生する磁気ヘッドに関す
る。
に、撮影画像を光学的に記録する感光層と、撮影時のデ
ータ等を磁気的に記録する磁性層を備えた写真フィルム
に対し、情報を磁気的に記録再生する磁気ヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】フイルム情報や撮影画像情報等の情報
を、透明な磁性層を有する写真フイルムに対し、例えば
カメラ等に備えた磁気ヘッドにより記録再生する旨が国
際公開されている(国際公開番号WO90/04214
及びWO90/04253)。
を、透明な磁性層を有する写真フイルムに対し、例えば
カメラ等に備えた磁気ヘッドにより記録再生する旨が国
際公開されている(国際公開番号WO90/04214
及びWO90/04253)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】透明な磁性層を有する
写真フイルムは、その厚さが100μm程度であり、一
般に使用されている磁気テープとは比較にならないほど
に厚い。そのため、磁気ヘッドと前記写真フイルムとの
安定した接触が確保し難いという問題がある。
写真フイルムは、その厚さが100μm程度であり、一
般に使用されている磁気テープとは比較にならないほど
に厚い。そのため、磁気ヘッドと前記写真フイルムとの
安定した接触が確保し難いという問題がある。
【0004】本発明の基本的目的は、前記第1の問題点
を解消する磁気ヘッドを提供することである。
を解消する磁気ヘッドを提供することである。
【0005】本発明者らは、上記問題を解決するため鋭
意研究開発を行ない、磁気ヘッドで情報を記録再生する
場合には、前記写真フイルムを磁気ヘッドの磁気ギャッ
プ部にローラー等により押付けて圧接走行させる必要が
ある、ということを見い出した。
意研究開発を行ない、磁気ヘッドで情報を記録再生する
場合には、前記写真フイルムを磁気ヘッドの磁気ギャッ
プ部にローラー等により押付けて圧接走行させる必要が
ある、ということを見い出した。
【0006】ところが、この場合には、次第に良好な記
録再生が困難になる、ということも知見するに至った。
良好な記録再生が困難になる原因は、以下のとおりであ
る。
録再生が困難になる、ということも知見するに至った。
良好な記録再生が困難になる原因は、以下のとおりであ
る。
【0007】磁気ヘッドの前記写真フイルム圧接走行面
に存在する数千オングストローム程度の微小な段差によ
って、透明な磁性層を有する写真フイルムにおける磁性
層を保護する保護層ないし磁性層の一部は削り取られて
しまう。このようにして削り取られた削り屑は、磁気ヘ
ッドのギャップないしその近傍に付着し、写真フイルム
の上記圧接走行の繰り返しによりギャップ層端面ないし
その付近に蓄積する。このため、良好な記録再生が困難
になるのである。
に存在する数千オングストローム程度の微小な段差によ
って、透明な磁性層を有する写真フイルムにおける磁性
層を保護する保護層ないし磁性層の一部は削り取られて
しまう。このようにして削り取られた削り屑は、磁気ヘ
ッドのギャップないしその近傍に付着し、写真フイルム
の上記圧接走行の繰り返しによりギャップ層端面ないし
その付近に蓄積する。このため、良好な記録再生が困難
になるのである。
【0008】本発明は、前記第1の問題点を解決する磁
気ヘッドが有する上記欠点を解消する磁気ヘッドを提供
することをも目的とする。
気ヘッドが有する上記欠点を解消する磁気ヘッドを提供
することをも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、次の磁気ヘッドにより上記目的を達成することがで
きる。
ば、次の磁気ヘッドにより上記目的を達成することがで
きる。
【0010】記録媒体指向面のギャップ層端面に対し、
少なくとも、記録媒体進行方向の上流側に溝を有する磁
気ヘッドであって、前記進行方向に切った前記指向面の
断面は、曲率半径Rの円周の一部を成し、前記指向面の
断面におけるギャップ層端から溝までの長さlは、0<
l/R<0.04であることを特徴とする磁気ヘッド。
少なくとも、記録媒体進行方向の上流側に溝を有する磁
気ヘッドであって、前記進行方向に切った前記指向面の
断面は、曲率半径Rの円周の一部を成し、前記指向面の
断面におけるギャップ層端から溝までの長さlは、0<
l/R<0.04であることを特徴とする磁気ヘッド。
【0011】上記磁気ヘッドは、好ましくは、記録媒体
を記録媒体指向面に圧接させ走行させる圧接手段を備え
て成る。
を記録媒体指向面に圧接させ走行させる圧接手段を備え
て成る。
【0012】前記溝は、磁気ヘッドとの摺動走行により
記録媒体から削り取られた記録媒体の削り屑を捕捉し蓄
積し、ギャップ層端面への前記削り屑の付着及び蓄積を
防止する。
記録媒体から削り取られた記録媒体の削り屑を捕捉し蓄
積し、ギャップ層端面への前記削り屑の付着及び蓄積を
防止する。
【0013】
【好適な実施態様】本発明の磁気ヘッドは、記録媒体指
向面の磁気ギャップ層端面に対して、少なくとも記録媒
体が進行する方向の上流側に少なくとも1本の溝を有す
る。溝は、その長手方向が、好ましくは、記録媒体の進
行方向に対して直角ないし略直角(80°以上)になる
ように設ける。
向面の磁気ギャップ層端面に対して、少なくとも記録媒
体が進行する方向の上流側に少なくとも1本の溝を有す
る。溝は、その長手方向が、好ましくは、記録媒体の進
行方向に対して直角ないし略直角(80°以上)になる
ように設ける。
【0014】また、溝は、前記上流側のみならず下流側
にも少なくとも1本設けることができる。下流側にも溝
を設けることにより、記録媒体の進行方向にかかわりな
く、その作用を発揮することができる。
にも少なくとも1本設けることができる。下流側にも溝
を設けることにより、記録媒体の進行方向にかかわりな
く、その作用を発揮することができる。
【0015】ギャップ層端から溝の端までの長さlの最
小値は、好ましくは、ギャップ層を挟むコアの作用に悪
影響を与えない長さにする。より好ましくは、l/R≧
0.0066にする。
小値は、好ましくは、ギャップ層を挟むコアの作用に悪
影響を与えない長さにする。より好ましくは、l/R≧
0.0066にする。
【0016】溝の幅は、長手方向において必ずしも一定
である必要はない。溝の幅Wは、好ましくは0<W/R
<0.03であり、溝の深さDは、好ましくは0<D/
R≦0.02である。なお、Dは300μm以下にす
る。
である必要はない。溝の幅Wは、好ましくは0<W/R
<0.03であり、溝の深さDは、好ましくは0<D/
R≦0.02である。なお、Dは300μm以下にす
る。
【0017】溝は、記録媒体進行方向に対して直角方向
において、好ましくは、磁気ギャップ層端面の幅を越え
て設ける。
において、好ましくは、磁気ギャップ層端面の幅を越え
て設ける。
【0018】本発明の磁気ヘッドは、記録媒体として、
略透明な磁性層を有する写真フイルムを使用したとき
に、特に顕著な効果を奏するが、これ以外の記録媒体を
使用することもできる。
略透明な磁性層を有する写真フイルムを使用したとき
に、特に顕著な効果を奏するが、これ以外の記録媒体を
使用することもできる。
【0019】記録媒体指向面に記録媒体を圧接させ走行
させる手段としては、例えば、ローラーがあり、着脱自
在にして設けることができる。ローラーは、好ましくは
回転軸を有し、その材質はゴム(例えば、ゴムショア硬
度60程度)または金属製のローラーにすることができ
る。
させる手段としては、例えば、ローラーがあり、着脱自
在にして設けることができる。ローラーは、好ましくは
回転軸を有し、その材質はゴム(例えば、ゴムショア硬
度60程度)または金属製のローラーにすることができ
る。
【0020】
【実施例】図面により本発明の磁気ヘッドの実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0021】(実施例1)図1は、本発明の磁気ヘッド
の一実施例の斜視図である。磁気ヘッド1は、磁気ギャ
ップ層が一対の磁気コア間に設けられ、記録媒体の2つ
の磁気トラックに対応し記録再生でき、記録媒体指向面
Sにギャップ5及びコア2が露出している。また、端子
3により電流が流れる。
の一実施例の斜視図である。磁気ヘッド1は、磁気ギャ
ップ層が一対の磁気コア間に設けられ、記録媒体の2つ
の磁気トラックに対応し記録再生でき、記録媒体指向面
Sにギャップ5及びコア2が露出している。また、端子
3により電流が流れる。
【0022】溝4は、磁気ギャップ5に対して、記録媒
体進行方向(矢Aで示される方向)の上流側に存在し、
溝の長手方向は、前記進行方向に対して直角である。溝
4の長手方向の長さは100μmであり、ギャップ層端
面の長さより長く、深さは50μmである。
体進行方向(矢Aで示される方向)の上流側に存在し、
溝の長手方向は、前記進行方向に対して直角である。溝
4の長手方向の長さは100μmであり、ギャップ層端
面の長さより長く、深さは50μmである。
【0023】記録媒体進行方向における指向面Sの断面
は、所定の曲率半径Rを有する円周の一部を成してお
り、前記指向面Sの断面におけるギャップ層端(溝4側
の端)から溝4の端(ギャップ層側の端)までの、指向
面Sに沿った長さlは400μmであり、前記曲率半径
Rは15mmであり、l/Rは0.027である。
は、所定の曲率半径Rを有する円周の一部を成してお
り、前記指向面Sの断面におけるギャップ層端(溝4側
の端)から溝4の端(ギャップ層側の端)までの、指向
面Sに沿った長さlは400μmであり、前記曲率半径
Rは15mmであり、l/Rは0.027である。
【0024】(実施例2)図2は、図1の磁気ヘッド1
にさらに溝4′を設けて成る磁気ヘッドを示す。即ち、
溝4′は、ギャップ5に対し、記録媒体の進行方向(矢
Bで示される方向)の上流側の記録媒体指向面Sに設け
られている。そして、前記進行方向における指向面Sの
断面における、ギャップから溝4′の端までの、摺動面
Sに沿った長さl′は400μmである。
にさらに溝4′を設けて成る磁気ヘッドを示す。即ち、
溝4′は、ギャップ5に対し、記録媒体の進行方向(矢
Bで示される方向)の上流側の記録媒体指向面Sに設け
られている。そして、前記進行方向における指向面Sの
断面における、ギャップから溝4′の端までの、摺動面
Sに沿った長さl′は400μmである。
【0025】図2に示された磁気ヘッドによれば、記録
媒体が往復運動する場合であっても、記録媒体の削り屑
を捕捉し蓄積し、ギャップへの削り屑の付着及び蓄積を
防止することができる。
媒体が往復運動する場合であっても、記録媒体の削り屑
を捕捉し蓄積し、ギャップへの削り屑の付着及び蓄積を
防止することができる。
【0026】図3は、本発明の磁気ヘッドの記録媒体と
して使用する、略透明な磁性層を有する写真フイルムを
示す。
して使用する、略透明な磁性層を有する写真フイルムを
示す。
【0027】写真フイルム10は、その一方の表面側1
0Sにおいて、最も外側に保護層を有する略透明な磁性
層を有して成る。また、写真フイルム10は、撮影画像
記録領域10Aと、フイルムの一方側の外縁分10Bに
2本の磁気記録領域(磁気トラック)S1及びS2を有
し、他方側の外縁部10B′にパーフォレーション11
及び13を有し、パトローネ20に収納される。写真フ
イルム10は、2本の磁気記録領域S1及びS2を、実施
例1又は2の磁気ヘッドの、2つの磁気トラックに対応
するコア部に対応させて使用することができる。
0Sにおいて、最も外側に保護層を有する略透明な磁性
層を有して成る。また、写真フイルム10は、撮影画像
記録領域10Aと、フイルムの一方側の外縁分10Bに
2本の磁気記録領域(磁気トラック)S1及びS2を有
し、他方側の外縁部10B′にパーフォレーション11
及び13を有し、パトローネ20に収納される。写真フ
イルム10は、2本の磁気記録領域S1及びS2を、実施
例1又は2の磁気ヘッドの、2つの磁気トラックに対応
するコア部に対応させて使用することができる。
【0028】図4は、図3の写真フイルム10の走行方
向(長手方向)における、本発明の磁気ヘッド1と、フ
イルム10を磁気ヘッド1の記録媒体対向面に圧接走行
させる手段たるゴムローラー6とを図示した、図3の写
真フィルム10の断面図(図3のIV−IV線矢視断面
図)である。ゴムローラー6は、自転軸7を有し、写真
フイルムを磁気ヘッドの記録媒体指向面に圧接して走行
させる。磁気ヘッド1は、溝4及び4′を有し、磁気ギ
ャップ層55が記録媒体指向面に露出し、写真フイルム
10の透明な磁性層及びその保護層を有する表面側10
Sに指向している。
向(長手方向)における、本発明の磁気ヘッド1と、フ
イルム10を磁気ヘッド1の記録媒体対向面に圧接走行
させる手段たるゴムローラー6とを図示した、図3の写
真フィルム10の断面図(図3のIV−IV線矢視断面
図)である。ゴムローラー6は、自転軸7を有し、写真
フイルムを磁気ヘッドの記録媒体指向面に圧接して走行
させる。磁気ヘッド1は、溝4及び4′を有し、磁気ギ
ャップ層55が記録媒体指向面に露出し、写真フイルム
10の透明な磁性層及びその保護層を有する表面側10
Sに指向している。
【0029】(再生出力による評価)本発明の磁気ヘッ
ドと、溝を有しない従来の磁気ヘッド(比較例)を用い
て、図4に示すように、ゴムローラー(半径15mm、
ゴムショア硬度60)の押し付け荷重を80gにして、
略透明な磁性層を有する写真フイルム(24枚撮りフイ
ルム:約1.2m)を走行速度300mm/sで走行さ
せ、これを1パスとし、その走行パス数に対する再生出
力を測定した。その結果を図5に示す。なお、前記押し
付け荷重が50g未満の場合には、押し付け効果はな
く、記録再生を行なうことはできない。
ドと、溝を有しない従来の磁気ヘッド(比較例)を用い
て、図4に示すように、ゴムローラー(半径15mm、
ゴムショア硬度60)の押し付け荷重を80gにして、
略透明な磁性層を有する写真フイルム(24枚撮りフイ
ルム:約1.2m)を走行速度300mm/sで走行さ
せ、これを1パスとし、その走行パス数に対する再生出
力を測定した。その結果を図5に示す。なお、前記押し
付け荷重が50g未満の場合には、押し付け効果はな
く、記録再生を行なうことはできない。
【0030】図5によれば、溝を有しない従来の磁気ヘ
ッドは、500パス走行までに再生出力が約3dBも劣
化した。これに対し本発明の磁気ヘッドは、1000パ
ス走行させても再生出力の低下は約1dB以内であり
(許容できる再生出力の低下は約2dB)、フイルムの
削り屑の付着に対して著しい効果があるということがわ
かる。
ッドは、500パス走行までに再生出力が約3dBも劣
化した。これに対し本発明の磁気ヘッドは、1000パ
ス走行させても再生出力の低下は約1dB以内であり
(許容できる再生出力の低下は約2dB)、フイルムの
削り屑の付着に対して著しい効果があるということがわ
かる。
【0031】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドは、記録媒体指向面
のギャップ層端面に対し、少なくとも、記録媒体進行方
向の上流側に溝を有する磁気ヘッドであって、前記進行
方向に切った前記指向面の断面は、曲率半径Rの円周の
一部を成し、前記指向面の断面におけるギャップ層端か
ら溝までの長さlは、0<l/R<0.04であるので、前
記溝は、磁気ヘッドとの摺動走行により記録媒体から削
り取られた記録媒体の削り屑あるいはこれ以外のヘッド
への付着物を捕捉し蓄積し、ギャップ層端面への前記削
り屑等の付着及び蓄積を防止することができる。
のギャップ層端面に対し、少なくとも、記録媒体進行方
向の上流側に溝を有する磁気ヘッドであって、前記進行
方向に切った前記指向面の断面は、曲率半径Rの円周の
一部を成し、前記指向面の断面におけるギャップ層端か
ら溝までの長さlは、0<l/R<0.04であるので、前
記溝は、磁気ヘッドとの摺動走行により記録媒体から削
り取られた記録媒体の削り屑あるいはこれ以外のヘッド
への付着物を捕捉し蓄積し、ギャップ層端面への前記削
り屑等の付着及び蓄積を防止することができる。
【0032】従って、本発明の磁気ヘッドによれば、記
録再生出力の劣化を防止し、透明な磁性層を有する写真
フイルム上に記録再生しても誤動作はなくなり、システ
ムの信頼性を向上させることができる。
録再生出力の劣化を防止し、透明な磁性層を有する写真
フイルム上に記録再生しても誤動作はなくなり、システ
ムの信頼性を向上させることができる。
【図1】本発明の磁気ヘッドの一実施例の斜視図
【図2】本発明の磁気ヘッドの他の実施例の斜視図
【図3】略透明な磁性層を有する写真フイルムの正面図
【図4】本発明の磁気ヘッドと、写真フイルムと、ゴム
ローラーの断面図
ローラーの断面図
【図5】フイルム走行パス数に対する再生出力の劣化を
示すグラフ
示すグラフ
Claims (2)
- 【請求項1】記録媒体指向面のギャップ層端面に対し、
少なくとも、記録媒体進行方向の上流側に溝を有する磁
気ヘッドであって、 前記進行方向に切った前記指向面の断面は、曲率半径R
の円周の一部を成し、 前記指向面の断面におけるギャップから溝までの長さl
は、0<l/R<0.04であることを特徴とする磁気ヘッ
ド。 - 【請求項2】記録媒体を前記記録媒体指向面に圧接させ
走行させる圧接手段を備えて成ることを特徴とする請求
項1記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3126192A JPH05205209A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3126192A JPH05205209A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05205209A true JPH05205209A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12326409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3126192A Withdrawn JPH05205209A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05205209A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0597541A2 (en) * | 1992-11-13 | 1994-05-18 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Magnetic head and method of manufacturing the magnetic head |
US5867352A (en) * | 1992-11-13 | 1999-02-02 | U.S. Philips Corporation | Magnetic tape apparatus having a magnetic head with at least one cleaning groove thereon |
KR19990061740A (ko) * | 1997-12-31 | 1999-07-26 | 윤종용 | 하드디스크 드라이브용 자기헤드 |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP3126192A patent/JPH05205209A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0597541A2 (en) * | 1992-11-13 | 1994-05-18 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Magnetic head and method of manufacturing the magnetic head |
EP0597541A3 (en) * | 1992-11-13 | 1994-10-05 | Koninkl Philips Electronics Nv | Magnetic head and its manufacturing process. |
US5867352A (en) * | 1992-11-13 | 1999-02-02 | U.S. Philips Corporation | Magnetic tape apparatus having a magnetic head with at least one cleaning groove thereon |
KR19990061740A (ko) * | 1997-12-31 | 1999-07-26 | 윤종용 | 하드디스크 드라이브용 자기헤드 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |