JPH05204424A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

Info

Publication number
JPH05204424A
JPH05204424A JP1208892A JP1208892A JPH05204424A JP H05204424 A JPH05204424 A JP H05204424A JP 1208892 A JP1208892 A JP 1208892A JP 1208892 A JP1208892 A JP 1208892A JP H05204424 A JPH05204424 A JP H05204424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining
program
time
working
sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1208892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2820823B2 (ja
Inventor
Yuji Kondo
祐二 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP1208892A priority Critical patent/JP2820823B2/ja
Publication of JPH05204424A publication Critical patent/JPH05204424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2820823B2 publication Critical patent/JP2820823B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工プログラムの途中から加工を開始する際
に、加工プログラムの先頭から加工を開始した場合と系
統間の時間的動作関係を一致させ得る数値制御装置を提
供する。 【構成】 プログラム内容から加工時間を算出する加工
時間算出部12、15、および算出結果を記憶する加工
時間メモリ13、16を設け、かつメモリ13、16の
内容と加工が開始されてからの実時間とから各系統の加
工開始信号を出力する加工開始制御部18を設けた。加
工開始制御部18は、メモリ13および16の内容を比
較し、メモリ13の内容が大であれば第2系統の加工開
始信号を出力し、加工開始から実加工時間算出を開始す
る。更に、加工開始制御部18は、メモリ13の内容か
ら16の内容を差し引いた値を第2系統の実加工時間と
比較し、第2系統の実加工時間がメモリ13の内容16
の内容を差し引いた値以上であれば第1系統の加工開始
信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、同時加工可能な複数
の系統を有し、各系統の加工プログラムの任意のシーケ
ンスを指定して加工プログラムの途中から加工を開始し
得る数値制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、複数の系統を有する数値制御旋
盤の一例を示す構成図であり、第1の系統は、ワークW
1を回転させる主軸S1と、X1軸方向とZ1軸方向に
移動制御される第1の刃物台T1とにより構成されお
り、第2系統は、ワークW1を回転させる主軸S1と、
X2軸方向とZ2軸方向に移動制御される第2の刃物台
T2とにより構成されている。
【0003】図5は、図4に示した2つの系統を有する
数値制御旋盤を制御する従来の数値制御装置の構成を示
すブロック図である。数値制御装置1は、第1系統の加
工プログラムを記憶する加工プログラムメモリ2と、第
2系統の加工プログラムを記憶する加工プログラムメモ
リ3とを備えており、加工プログラムメモリ2には、加
工プログラムメモリ2に格納されている加工プログラム
を読み出す第1系統の読出部4が接続されている。ま
た、加工プログラムメモリ3には、加工プログラムメモ
リ3に格納されている加工プログラムを読み出す第2系
統の読出部5が接続されており、第1系統の読出部4と
第2系統の読出部5とには、図示しないキーボード等よ
り指定される加工プログラム途中のシーケンスを第1系
統の読出部4または第2系統の読出部5により読み出す
ように指示するシーケンス指定部6が接続されている。
更に、第1系統の読出部4には、読み出された加工プロ
グラムを解釈し関数発生を行う第1系統のNC制御部7
が接続されており、第1系統のNC制御部7には、関数
発生結果により各軸モータを駆動する第1系統の駆動部
8が接続されている。
【0004】同様に、第2系統の読出部5には、読み出
された加工プログラムを解釈して関数発生を行う第2系
統のNC制御部9が接続されており、第2系統のNC制
御部9には、関数発生結果により各軸モータを駆動する
第2系統の駆動部10が接続されている。
【0005】次に動作について説明する。図示しないキ
ーボード等より加工プログラム途中のシーケンスが指定
されると、シーケンス指定部6は、図示しないキーボー
ド等より指定される加工プログラム途中のシーケンスを
第1系統の読出部4または第2系統の読出部5により読
み出すように指示する。そして、第1系統の読出部4ま
たは第2系統の読出部5は、図示しないキーボード等よ
り指定される加工プログラム途中のシーケンスを読み出
し、第1系統のNC制御部7および第2系統のNC制御
部9は読み出された加工プログラムを解釈し関数発生を
行う。それから、NC制御部7および9から出力される
関数発生結果により第1系統の駆動部8および第2系統
の駆動部10は各軸モータを駆動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の数値制御装置
は、以上のように構成されていたので、任意のシーケン
スを指定して、加工プログラムの途中から加工を開始す
る場合、各系統が同時に加工を開始するため、加工プロ
グラムの先頭から加工を開始した場合と各系統間の時間
的動作関係を一致させることが困難であるという問題点
があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたものであり、本発明の目的は、複数の系
統を有し、各系統の加工プログラムの任意のシーケンス
を指定して加工プログラムの途中から加工を開始する際
に、加工プログラムの先頭から加工を開始した場合と系
統間の時間的動作関係を一致させ得る数値制御装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、本発明に係る数値制御装置
は、加工プログラムの先頭から加工を開始する加工プロ
グラム途中のシーケンスまでの加工時間を各系統毎に算
出し記憶する加工時間算出記憶手段と、加工開始後の実
加工時間を算出する実加工時間算出手段と、前記加工時
間算出記憶手段に記憶した各系統毎の加工時間と前記実
加工時間算出手段が算出した実加工時間とに基づいて各
系統の加工開始を制御する加工開始制御手段とを備える
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上述構成に基づき、本発明における数値制御装
置は、各系統毎に算出記憶した加工プログラムの先頭か
ら加工を開始する加工プログラム途中のシーケンスまで
の加工時間と、加工開始後の実加工時間とにより各系統
の加工開始を制御し、加工プログラムの先頭から加工を
開始した場合と系統間の時間的動作関係を一致させる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。図1は、本発明に係る数値制御装置の構成を示す
ブロック図である。なお、前述した図5と同一構成部分
には同一符号を付して説明を省略する。前記読出部4に
は、シーケンス指定部6により指定される加工プログラ
ム途中までのプログラムを解釈する第1系統のプログラ
ム解釈部11が接続されており、第1系統のプログラム
解釈部11には、プログラム解釈部11により解釈され
たプログラム内容から加工時間を算出する第1系統の加
工時間算出部12が接続されており、加工時間算出部1
2には、出力された結果を記憶する第1系統の加工時間
メモリ13が接続されており、加工時間算出部12およ
び第1系統の加工時間メモリ13により加工時間算出記
憶手段が構成されている。
【0011】また、前記読出部5には、シーケンス指定
部6により指定される加工プログラム途中までのプログ
ラムを解釈する第2系統のプログラム解釈部14が接続
されており、第2系統のプログラム解釈部14には、プ
ログラム解釈部14により解釈されたプログラム内容か
ら加工時間を算出する第2系統の加工時間算出部15が
接続されている。更に、加工時間算出部15には、出力
された結果を記憶する第2系統の加工時間メモリ16が
接続されており、加工時間算出部15および第2系統の
加工時間メモリ16により加工時間算出記憶手段が構成
されている。
【0012】そして、第1系統の加工時間メモリ13お
よび第2系統の加工時間メモリ16には、各系統の加工
時間メモリの内容と実加工時間算出手段としての実時間
算出部17により算出される加工が開始されてからの実
時間から各系統の加工開始信号を出力する加工開始制御
手段としての加工開始制御部18が接続されており、加
工開始制御部18から出力される加工開始信号は第1系
統のNC制御部7と第2系統のNC制御部9に入力され
るようになっている。
【0013】次に、本実施例の作用を図2のフローチャ
ートに沿って説明する。シーケンス指定部6は、オペレ
ータが図示しないキーボード等により加工プログラム途
中からの加工開始シーケンスが指定されたか否かを判定
し(S1)、指定されていなければ処理を終了する。ま
た、加工開始シーケンスが指定されている場合、第1系
統の読出部4は第1系統の加工プログラムメモリ2より
第1系統の加工プログラムを1シーケンス分読み出し
(S2)、第1系統のプログラム解釈部11によりプロ
グラムを解釈する(S3)。そして、プログラム解釈部
11により解釈された指令内容により加工時間算出部1
2は加工時間を算出し(S4)、算出した結果を第1系
統の加工時間メモリ13に加算して記憶する(S5)。
それから、加工開始制御部18は、加工プログラムより
読み出したシーケンスとオペレータにより指定されたシ
ーケンスが一致したか否かを判定し(S6)、一致して
いなければ加工プログラムの読み出しポインタを次のシ
ーケンスに進め(S7)、前述ステップ2に戻り、ステ
ップ2以降の動作を繰り返す。また、加工プログラムよ
り読み出したシーケンスとオペレータにより指定された
シーケンスが一致した場合、第2系統の読出部5は第2
系統の加工プログラムより1シーケンス分だけ読み出し
(S8)、第2系統のプログラム解釈部14によりプロ
グラムを解釈する(S9)。そして、プログラム解釈部
14により解釈された指令内容により加工時間算出部1
5は加工時間を算出し(S10)、算出した結果を第2
系統の加工時間メモリ16に加算して記憶する(S1
1)。それから、加工開始制御部18は、加工プログラ
ムより読み出したシーケンスとオペレータにより指定さ
れたシーケンスとが一致したか否かを判定し(S1
2)、一致していなければ加工プログラムの読み出しポ
インタを次のシーケンスに進め(S13)、前述ステッ
プ8にもどりステップ8以降の動作を繰り返す。また、
加工プログラムより読み出したシーケンスとオペレータ
により指定されたシーケンスが一致した場合、オペレー
タがキーボード等により加工開始指令を指示したか否か
を判定し(S14)、指令がされた場合、加工開始制御
部18は、第1系統の加工時間メモリ13の内容と第2
系統の加工時間メモリ16の内容を比較し(S15)、
第1系統の加工時間メモリの内容が大であれば、第2系
統の加工開始信号を出力し(S16)、加工開始から実
加工時間算出を開始する(S17)。更に、加工開始制
御部18は、第1系統の加工時間メモリ13の内容から
第2系統の加工時間メモリ16の内容を差し引いた値を
加工開始からの第2系統の実加工時間と比較し(S1
8)、第2系統の実加工時間が第1系統の実加工時間メ
モリ13の内容から第2系統の加工時間メモリ16の内
容を差し引いた値以上であれば第1系統の加工開始信号
を出力して(S19)処理を終了する。
【0014】なお、前述ステップ15において、第2系
統の加工時間メモリ16の内容が大であれば、加工開始
制御部18は、第1系統の加工開始信号を出力し(S2
0)、加工開始から実加工時間算出を開始する(S2
1)。そして、第2系統の加工時間メモリ16の内容か
ら第1系統の加工時間メモリ13の内容を差し引いた値
を加工開始からの実加工時間と比較し(S22)、第1
系統の実加工時間が第2系統の加工時間メモリ16の内
容から第1系統の加工時間メモリ13の内容を差し引い
た値以上であれば第2系統の加工開始信号を出力して
(S23)処理を終了する。
【0015】図3は、各系統の各加工時間例を示すタイ
ムチャートである。プログラムの先頭からの加工時間
は、第1系統がシーケンス1(NA1)からシーケンス
6(NA6)まで90秒であり、第2系統がシーケンス
1(NB1)からシーケンス7(NB7)まで74秒で
ある。そして、オペレータより第1系統がシーケンス4
(NA4)、第2系統がシーケンス3(NB3)から加
工を開始するよう指定された場合、指定されたシーケン
スまでの算出加工時間は、第1系統がシーケンス1(N
A1)からシーケンス3(NA3)までは40秒であ
り、第2系統がシーケンス1(NB1)からシーケンス
2(NB2)までは20秒である。なお、オペレータよ
りシーケンス途中からの加工開始指令がされた場合の実
加工時間は、第1系統の算出加工時間が第2系統の算出
加工時間より長いので、最初に第2系統がシーケンス3
(NB3)より加工を開始し、シーケンス7(NB7)
まで54秒であり、第1系統は第1系統の指定されたシ
ーケンスでの算出加工時間から第2系統の指定されたシ
ーケンスまでの算出加工時間を差し引いた20秒後に加
工を開始するのでシーケンス4(NA4)からシーケン
ス6(NA6)まで50秒と合わせて70秒あり、系統
間の時間的動作関係は加工プログラムの先頭から動作さ
せた場合と一致する。
【0016】また、前述実施例においては、2系統を例
にとり説明したが、本発明は系統の数に限定されるもの
ではない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の数値制御
装置によれば、加工プログラムの先頭から、加工を開始
する加工プログラム途中のシーケンスまでの加工時間を
各系統毎に算出して記憶し、記憶した各系統毎の加工時
間と実加工時間とに基づいて各系統の加工開始を制御す
るように構成したので、加工プログラムの途中からの加
工を加工プログラムの先頭から加工を開始した場合と系
統間の時間的動作関係を一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る数値制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の各加工時間を示すタイムチャートであ
る。
【図4】複数の系統を有する数値制御旋盤を示す概略構
成図である。
【図5】従来の数値制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
W1 ワーク S1 主軸 T1,T2 刃物台 2,3 加工プログラムメモリ 4,5 読出部 6 シーケンス指定部 7,9 NC制御部 8,10 駆動部 11,14 プログラム解釈部 12,15 加工時間算出部 13,16 加工時間メモリ 17 実時間算出部 18 加工開始制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同時加工可能な複数の系統を有し、各系
    統の加工プログラムの任意のシーケンスを指定して加工
    プログラムの途中から加工を開始し得る数値制御装置に
    おいて、 加工プログラムの先頭から加工を開始する加工プログラ
    ム途中のシーケンスまでの加工時間を各系統毎に算出し
    記憶する加工時間算出記憶手段と、 加工開始後の実加工時間を算出する実加工時間算出手段
    と、 前記加工時間算出記憶手段に記憶した各系統毎の加工時
    間と前記実加工時間算出手段が算出した実加工時間とに
    基づいて各系統の加工開始を制御する加工開始制御手段
    と、 を備えることを特徴とする数値制御装置。
JP1208892A 1992-01-27 1992-01-27 数値制御装置 Expired - Fee Related JP2820823B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1208892A JP2820823B2 (ja) 1992-01-27 1992-01-27 数値制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1208892A JP2820823B2 (ja) 1992-01-27 1992-01-27 数値制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05204424A true JPH05204424A (ja) 1993-08-13
JP2820823B2 JP2820823B2 (ja) 1998-11-05

Family

ID=11795826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1208892A Expired - Fee Related JP2820823B2 (ja) 1992-01-27 1992-01-27 数値制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2820823B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2820823B2 (ja) 1998-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4209847A (en) Computerized numerical controller for a machine apparatus
JPS5822411A (ja) 工業用ロボツト制御方式
JP3451594B2 (ja) 数値制御装置における記憶手段アクセス制御方法および数値制御装置
KR920004080B1 (ko) 수치 제어 장치
US6397123B1 (en) Numerical control apparatus
US7139635B2 (en) Multi-system numerical control device
JPH05204424A (ja) 数値制御装置
JP2852986B2 (ja) 加工システム
JPH0653335B2 (ja) 数値制御プログラムの加工シミユレ−シヨン方式
US4982144A (en) Numerical control apparatus
JPS6147652B2 (ja)
JP3050991B2 (ja) 工具オフセット形状データ入力式数値制御方法とその装置
JP2584225B2 (ja) 数値制御装置
JP2992163B2 (ja) 数値制御方法及び装置
JPS60222904A (ja) 数値制御旋盤におけるワークの加工方法
JPH04324502A (ja) 多系統間のプログラム同期を制御する数値制御装置
JP2642451B2 (ja) 数値制御装置
JP3195646B2 (ja) モータ駆動制御装置
JP2603219B2 (ja) 加工プロセス制御部を有するncデータ作成装置
JP2875801B2 (ja) Dnc装置
JPH06314109A (ja) 数値制御装置
JPS59166449A (ja) 多工具工作機械の制御方法
JPH0677207B2 (ja) 数値制御装置における退避/再入経路の決定方法
JPH0634921Y2 (ja) 数値制御工作機械
JPH11212617A (ja) 複数の加工プログラムの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees