JPH05202889A - 電動ポンプ - Google Patents
電動ポンプInfo
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- JPH05202889A JPH05202889A JP4013659A JP1365992A JPH05202889A JP H05202889 A JPH05202889 A JP H05202889A JP 4013659 A JP4013659 A JP 4013659A JP 1365992 A JP1365992 A JP 1365992A JP H05202889 A JPH05202889 A JP H05202889A
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- Japan
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- motor
- brush
- pump
- casing
- electric pump
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D23/00—Other rotary non-positive-displacement pumps
- F04D23/008—Regenerative pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D25/08—Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation
- F04D25/082—Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation the unit having provision for cooling the motor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/58—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
- F04D29/5806—Cooling the drive system
Abstract
(57)【要約】
【目的】 寿命が長く、騒音の小さな電動ポンプを提供
する。 【構成】 ブラシモータ3のケーシング3aに吸入口1
5を、渦流式ポンプ1のケーシング1aに吐出口7をそ
れぞれ設けることにより、モータ3のケーシング3a内
に、ブラシ12の取付位置を通る空気流路17を形成し
た。これによりブラシ12を、空気流路17を流れる外
気によって冷却し、その摩擦による温度上昇を抑えるこ
とができる。その結果、ブラシ12の摩耗の度合いを小
さくして、モータ3の寿命つまり電動ポンプの寿命を延
ばすことができる。また、上記吸入口15へ外気を導く
吸入ダクト19と、上記吐出口7からの圧縮空気を通す
吐出ダクト20とを、モータ3のケーシング3aを覆っ
た状態に設けることにより、モータ3の外部へ漏れる騒
音を小さく抑えることができる。
する。 【構成】 ブラシモータ3のケーシング3aに吸入口1
5を、渦流式ポンプ1のケーシング1aに吐出口7をそ
れぞれ設けることにより、モータ3のケーシング3a内
に、ブラシ12の取付位置を通る空気流路17を形成し
た。これによりブラシ12を、空気流路17を流れる外
気によって冷却し、その摩擦による温度上昇を抑えるこ
とができる。その結果、ブラシ12の摩耗の度合いを小
さくして、モータ3の寿命つまり電動ポンプの寿命を延
ばすことができる。また、上記吸入口15へ外気を導く
吸入ダクト19と、上記吐出口7からの圧縮空気を通す
吐出ダクト20とを、モータ3のケーシング3aを覆っ
た状態に設けることにより、モータ3の外部へ漏れる騒
音を小さく抑えることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、渦流式ポンプと、その
ポンプの羽根車を回転させるブラシモータとを一体的に
組み合わせることによって構成され、車両用触媒コンバ
ータの二次空気供給用等として利用し得る電動ポンプを
提供する。
ポンプの羽根車を回転させるブラシモータとを一体的に
組み合わせることによって構成され、車両用触媒コンバ
ータの二次空気供給用等として利用し得る電動ポンプを
提供する。
【0002】
【従来の技術】図5は、この種の従来の電動ポンプの構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【0003】図のようにこの電動ポンプは、渦流式ポン
プ1(以下単にポンプ1と呼ぶ)と、そのポンプ1の羽
根車2を回転させるブラシモータ3(以下単にモータ3
と呼ぶ)とを一体的に組み合わせることによって構成さ
れており、そのポンプ1のケーシング1aとモータ3の
ケーシング3aとが互いに接合されている。そしてモー
タ3の軸4は、両端部が、ポンプ1のケーシング1aと
このモータ3のケーシング3aの後部キャップ3bとに
ベアリング5を介して支持され、ポンプ1側へ延ばされ
たその軸4の一端に羽根車2が取り付けられている。
プ1(以下単にポンプ1と呼ぶ)と、そのポンプ1の羽
根車2を回転させるブラシモータ3(以下単にモータ3
と呼ぶ)とを一体的に組み合わせることによって構成さ
れており、そのポンプ1のケーシング1aとモータ3の
ケーシング3aとが互いに接合されている。そしてモー
タ3の軸4は、両端部が、ポンプ1のケーシング1aと
このモータ3のケーシング3aの後部キャップ3bとに
ベアリング5を介して支持され、ポンプ1側へ延ばされ
たその軸4の一端に羽根車2が取り付けられている。
【0004】上記ポンプ1のケーシング1aには、外気
の吸入口6と圧縮空気の吐出口7とが設けられ、各口
6,7にはそれぞれニップル8,9が取り付けられてい
る。
の吸入口6と圧縮空気の吐出口7とが設けられ、各口
6,7にはそれぞれニップル8,9が取り付けられてい
る。
【0005】また、上記モータ3の軸4には、コンミテ
ータ10とアーマチュア11とが固定されており、その
コンミテータ10に対して、一対のブラシ12が、スプ
リング13によって押圧された状態で接触させられてい
る。更に上記アーマチュア11に対応して、マグネット
14が、このモータ3のケーシング3aの内壁面に取り
付けられている。
ータ10とアーマチュア11とが固定されており、その
コンミテータ10に対して、一対のブラシ12が、スプ
リング13によって押圧された状態で接触させられてい
る。更に上記アーマチュア11に対応して、マグネット
14が、このモータ3のケーシング3aの内壁面に取り
付けられている。
【0006】上記構成において、ブラシ12からコンミ
テータ10を介してアーマチュア11に通電すると、モ
ータ3の軸4が回転してポンプ1の羽根車2が回転す
る。これによりポンプ1は、吸入口6から吸入した空気
を圧縮して吐出口7から吐出する。
テータ10を介してアーマチュア11に通電すると、モ
ータ3の軸4が回転してポンプ1の羽根車2が回転す
る。これによりポンプ1は、吸入口6から吸入した空気
を圧縮して吐出口7から吐出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、ブラシ
モータ3を用いた電動ポンプでは、ブラシモータ3のブ
ラシ12が、回転するコンミテータ10との摩擦によっ
て摩耗するとともに発熱する。このブラシ12の摩耗
は、ブラシモータ3の寿命、つまり電動ポンプの寿命を
決定する主要因となるものであり、またその摩耗の度合
いは、摩擦熱による温度上昇に伴って増大する。特に上
記従来例における電動ポンプのように、ブラシモータ3
がケーシング3aによって密封されている場合には、当
然ブラシ12の温度上昇が大きくなる。
モータ3を用いた電動ポンプでは、ブラシモータ3のブ
ラシ12が、回転するコンミテータ10との摩擦によっ
て摩耗するとともに発熱する。このブラシ12の摩耗
は、ブラシモータ3の寿命、つまり電動ポンプの寿命を
決定する主要因となるものであり、またその摩耗の度合
いは、摩擦熱による温度上昇に伴って増大する。特に上
記従来例における電動ポンプのように、ブラシモータ3
がケーシング3aによって密封されている場合には、当
然ブラシ12の温度上昇が大きくなる。
【0008】このように、従来のブラシモータ3を用い
た電動ポンプでは、寿命が短いという問題があった。
た電動ポンプでは、寿命が短いという問題があった。
【0009】更に、ブラシ12と、回転するコンミテー
タ10との摩擦音のために騒音が大きいという問題もあ
った。
タ10との摩擦音のために騒音が大きいという問題もあ
った。
【0010】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたもので、ブラシモータのブラシの温度上昇を抑
えた寿命の長い電動ポンプ、および寿命が長くしかも騒
音の小さい電動ポンプを提供することを目的とする。
なされたもので、ブラシモータのブラシの温度上昇を抑
えた寿命の長い電動ポンプ、および寿命が長くしかも騒
音の小さい電動ポンプを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電動ポンプ
では、ブラシモータのブラシの温度上昇を抑えるため
に、ブラシモータのケーシングに外気の吸入口を、渦流
式ポンプのケーシングに圧縮空気の吐出口をそれぞれ設
けることにより、ブラシモータのケーシング内に、上記
吸入口からブラシの取付位置を通り渦流式ポンプへ通じ
る空気流路を形成した。
では、ブラシモータのブラシの温度上昇を抑えるため
に、ブラシモータのケーシングに外気の吸入口を、渦流
式ポンプのケーシングに圧縮空気の吐出口をそれぞれ設
けることにより、ブラシモータのケーシング内に、上記
吸入口からブラシの取付位置を通り渦流式ポンプへ通じ
る空気流路を形成した。
【0012】また、本発明に係る他の電動ポンプでは、
ブラシモータのブラシの温度上昇と騒音とを抑えるため
に、上記空気流路を形成するとともに、上記吸入口へ外
気を導く吸入ダクトと、上記吐出口からの圧縮空気を通
す吐出ダクトとを、ブラシモータのケーシングを覆った
状態に設けた。
ブラシモータのブラシの温度上昇と騒音とを抑えるため
に、上記空気流路を形成するとともに、上記吸入口へ外
気を導く吸入ダクトと、上記吐出口からの圧縮空気を通
す吐出ダクトとを、ブラシモータのケーシングを覆った
状態に設けた。
【0013】
【作用】上記ブラシの取付位置を通る空気流路を形成し
たことにより、ブラシモータを作動させて渦流式ポンプ
を働かせた際、ブラシモータのブラシは、空気流路を流
れる外気によって冷却される。これにより、ブラシの、
回転するコンミテータとの摩擦による温度上昇を抑える
ことができ、その結果、ブラシの摩耗の度合いを小さく
して、それだけブラシモータの寿命、つまり電動ポンプ
の寿命を延ばすことができる。
たことにより、ブラシモータを作動させて渦流式ポンプ
を働かせた際、ブラシモータのブラシは、空気流路を流
れる外気によって冷却される。これにより、ブラシの、
回転するコンミテータとの摩擦による温度上昇を抑える
ことができ、その結果、ブラシの摩耗の度合いを小さく
して、それだけブラシモータの寿命、つまり電動ポンプ
の寿命を延ばすことができる。
【0014】また、上記吸入ダクトと吐出ダクトとでブ
ラシモータのケーシングを覆うことにより、ブラシモー
タの外部へ漏れる騒音を抑えることができる。
ラシモータのケーシングを覆うことにより、ブラシモー
タの外部へ漏れる騒音を抑えることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の四つの実施例
を説明する。
を説明する。
【0016】尚、実施例の図面において、図5に示した
従来例の構成要素に相当する構成要素には同一の符号を
用い、また従来例と同様の構成要素については同一の符
号を付して説明を省略する。
従来例の構成要素に相当する構成要素には同一の符号を
用い、また従来例と同様の構成要素については同一の符
号を付して説明を省略する。
【0017】実施例1.図1は、実施例1における電動
ポンプの断面図である。
ポンプの断面図である。
【0018】図のようにこの電動ポンプでは、ブラシモ
ータ3(以下単にモータ3と呼ぶ)のブラシ12とコン
ミテータ10とがモータ3の後部、つまり渦流式ポンプ
1(以下単にポンプ1と呼ぶ)の反対側に配置されてお
り、そのブラシ12の取付位置に対応して、モータ3の
ケーシング3aの後部キャップ3bに、外気の吸入口1
5が設けられている。従ってポンプ1のケーシング1a
には、圧縮空気の吐出口7だけが設けられている。ま
た、上記吸入口15にはニップル16が取り付けられて
いる。
ータ3(以下単にモータ3と呼ぶ)のブラシ12とコン
ミテータ10とがモータ3の後部、つまり渦流式ポンプ
1(以下単にポンプ1と呼ぶ)の反対側に配置されてお
り、そのブラシ12の取付位置に対応して、モータ3の
ケーシング3aの後部キャップ3bに、外気の吸入口1
5が設けられている。従ってポンプ1のケーシング1a
には、圧縮空気の吐出口7だけが設けられている。ま
た、上記吸入口15にはニップル16が取り付けられて
いる。
【0019】そしてこのように、モータ3のケーシング
3aに吸入口15を、ポンプ1のケーシング1aに吐出
口7をそれぞれ設けることによって、モータ3のケーシ
ング3a内に、吸入口15からブラシ12の取付位置を
通りポンプ1へ通じる空気流路17が形成されている。
本実施例の場合、この空気流路17をポンプ1と通じさ
せるために、ポンプ1のケーシング1aに連通孔18が
形成されている。その他の構成は従来例と同様である。
3aに吸入口15を、ポンプ1のケーシング1aに吐出
口7をそれぞれ設けることによって、モータ3のケーシ
ング3a内に、吸入口15からブラシ12の取付位置を
通りポンプ1へ通じる空気流路17が形成されている。
本実施例の場合、この空気流路17をポンプ1と通じさ
せるために、ポンプ1のケーシング1aに連通孔18が
形成されている。その他の構成は従来例と同様である。
【0020】上記構成の電動ポンプでは、モータ3を作
動させてポンプ1の羽根車2を回転させると、ポンプ1
は、モータ3のケーシング3a内の空気流路17を通っ
て流入した外気を圧縮し、吐出口7から車両用触媒コン
バータ等へ供給する。その際、モータ3のブラシ12
は、空気流路17を流れる外気によって冷却される。こ
れにより、ブラシ12の、回転するコンミテータ10と
の摩擦による温度上昇を抑えることができ、その結果、
ブラシ12の摩耗の度合いを小さくして、それだけモー
タ3の寿命、つまり電動ポンプの寿命を延ばすことがで
きる。
動させてポンプ1の羽根車2を回転させると、ポンプ1
は、モータ3のケーシング3a内の空気流路17を通っ
て流入した外気を圧縮し、吐出口7から車両用触媒コン
バータ等へ供給する。その際、モータ3のブラシ12
は、空気流路17を流れる外気によって冷却される。こ
れにより、ブラシ12の、回転するコンミテータ10と
の摩擦による温度上昇を抑えることができ、その結果、
ブラシ12の摩耗の度合いを小さくして、それだけモー
タ3の寿命、つまり電動ポンプの寿命を延ばすことがで
きる。
【0021】実施例2.図2は、実施例2における電動
ポンプの断面図である。
ポンプの断面図である。
【0022】図のようにこの電動ポンプでは、モータ3
のブラシ12とコンミテータ10とがモータ3の前部、
つまりポンプ1寄りに配置されており、そのブラシ12
の取付位置に対応して、モータ3のケーシング3aに
は、上記ブラシ12の取付位置のやや後方に吸入口15
が設けられている。またポンプ1のケーシング1aに
は、吐出口7が、後方へ向けて開口した状態で設けられ
ている。これによりモータ3のケーシング3a内に、吸
入口15からブラシ12の取付位置を通りポンプ1へ通
じる空気流路17が形成されている。この空気流路17
をポンプ1と通じさせるために、上記実施例1の場合と
同様に、ポンプ1のケーシング1aに連通孔18が形成
されている。
のブラシ12とコンミテータ10とがモータ3の前部、
つまりポンプ1寄りに配置されており、そのブラシ12
の取付位置に対応して、モータ3のケーシング3aに
は、上記ブラシ12の取付位置のやや後方に吸入口15
が設けられている。またポンプ1のケーシング1aに
は、吐出口7が、後方へ向けて開口した状態で設けられ
ている。これによりモータ3のケーシング3a内に、吸
入口15からブラシ12の取付位置を通りポンプ1へ通
じる空気流路17が形成されている。この空気流路17
をポンプ1と通じさせるために、上記実施例1の場合と
同様に、ポンプ1のケーシング1aに連通孔18が形成
されている。
【0023】更に、本実施例における電動ポンプでは、
上記吸入口15へ外気を導く吸入ダクト19と、上記吐
出口7からの圧縮空気を通す吐出ダクト20とが、モー
タ3のケーシング3aを覆った状態で設けられている。
特に本実施例の場合、吐出ダクト20を構成する板材
が、モータ3のケーシング3aの後部キャップ3bまで
完全に覆った状態で、吸入ダクト19と一体化されてい
る。また上記各ダクト19,20の、後方へ向いた開口
部19a,20aにはそれぞれ、ニップル21,22が
取り付けられている。
上記吸入口15へ外気を導く吸入ダクト19と、上記吐
出口7からの圧縮空気を通す吐出ダクト20とが、モー
タ3のケーシング3aを覆った状態で設けられている。
特に本実施例の場合、吐出ダクト20を構成する板材
が、モータ3のケーシング3aの後部キャップ3bまで
完全に覆った状態で、吸入ダクト19と一体化されてい
る。また上記各ダクト19,20の、後方へ向いた開口
部19a,20aにはそれぞれ、ニップル21,22が
取り付けられている。
【0024】上述のようにモータ3のケーシング3a内
に空気流路17を形成したことにより、上記実施例1の
場合と同様に、モータ3を作動させてポンプ1を働かせ
た際、回転するコンミテータ10と摩擦するモータ3の
ブラシ12を冷却して、その温度上昇を抑えることがで
き、結果として電動ポンプの寿命を延ばすことができ
る。
に空気流路17を形成したことにより、上記実施例1の
場合と同様に、モータ3を作動させてポンプ1を働かせ
た際、回転するコンミテータ10と摩擦するモータ3の
ブラシ12を冷却して、その温度上昇を抑えることがで
き、結果として電動ポンプの寿命を延ばすことができ
る。
【0025】しかも本実施例の場合には、モータ3のケ
ーシング3aを吸入ダクト19と吐出ダクト20とで覆
ったことにより、ブラシ12と、回転するコンミテータ
10との摩擦音等の、モータ3の外部へ漏れる騒音を小
さく抑えることもできる。
ーシング3aを吸入ダクト19と吐出ダクト20とで覆
ったことにより、ブラシ12と、回転するコンミテータ
10との摩擦音等の、モータ3の外部へ漏れる騒音を小
さく抑えることもできる。
【0026】実施例3.図3は、実施例3における電動
ポンプの断面図である。
ポンプの断面図である。
【0027】図のようにこの電動ポンプでは、上記実施
例2における電動ポンプの構成に加えて、吸入ダクト1
9の内壁面に、吸音材23が取り付けられている。
例2における電動ポンプの構成に加えて、吸入ダクト1
9の内壁面に、吸音材23が取り付けられている。
【0028】このように、モータ3のケーシング3aを
吸入ダクト19と吐出ダクト20とで覆うとともに、そ
の吸入ダクト19内に吸音材23を取り付けたことによ
り、モータ3のケーシング3aの吸入口15から漏れ出
る騒音をその吸音材23で吸収し、上記実施例2におけ
る電動ポンプの場合より、騒音を一層小さく抑えること
ができる。
吸入ダクト19と吐出ダクト20とで覆うとともに、そ
の吸入ダクト19内に吸音材23を取り付けたことによ
り、モータ3のケーシング3aの吸入口15から漏れ出
る騒音をその吸音材23で吸収し、上記実施例2におけ
る電動ポンプの場合より、騒音を一層小さく抑えること
ができる。
【0029】尚、この電動ポンプの場合にも、上記実施
例2の場合と同様に、空気流路17による寿命延長の効
果が得られることは言うまでもない。
例2の場合と同様に、空気流路17による寿命延長の効
果が得られることは言うまでもない。
【0030】実施例4.図4(A)は、実施例4におけ
る電動ポンプの断面図、図4(B)は(A)の部分拡大
図である。
る電動ポンプの断面図、図4(B)は(A)の部分拡大
図である。
【0031】図のようにこの電動ポンプでは、上記吸音
材23の取り付けられた実施例3における電動ポンプの
構成に加えて、モータ3のケーシング3a内に、共鳴型
の消音器24が設けられている。
材23の取り付けられた実施例3における電動ポンプの
構成に加えて、モータ3のケーシング3a内に、共鳴型
の消音器24が設けられている。
【0032】この共鳴型の消音器24は、共鳴室24a
と、その共鳴室24a内へ音を取り入れる孔24bとに
よって構成されたもので、その共鳴室24aと孔24b
との大きさ,形状によって決まる周波数の音を消音させ
ることができる。本実施例の場合には、ポンプ1のケー
シング1aのモータ3側の面に、断面コ字状の孔開き部
材25を装着させることによって、共鳴型の消音器24
が形成されている。
と、その共鳴室24a内へ音を取り入れる孔24bとに
よって構成されたもので、その共鳴室24aと孔24b
との大きさ,形状によって決まる周波数の音を消音させ
ることができる。本実施例の場合には、ポンプ1のケー
シング1aのモータ3側の面に、断面コ字状の孔開き部
材25を装着させることによって、共鳴型の消音器24
が形成されている。
【0033】このような共鳴型の消音器24を設けた本
実施例における電動ポンプの場合には、モータ3の騒音
のうち、特に耳障りな高周波成分を選択的に低減させる
ことができるため、上記実施例3における電動ポンプの
場合より、騒音を更に小さく抑えることができる。
実施例における電動ポンプの場合には、モータ3の騒音
のうち、特に耳障りな高周波成分を選択的に低減させる
ことができるため、上記実施例3における電動ポンプの
場合より、騒音を更に小さく抑えることができる。
【0034】尚、この電動ポンプの場合にも、上記実施
例2あるいは実施例3の場合と同様に、空気流路17に
よる寿命延長の効果が得られることは言うまでもない。
例2あるいは実施例3の場合と同様に、空気流路17に
よる寿命延長の効果が得られることは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
ブラシモータのブラシの温度上昇を抑えた寿命の長い電
動ポンプ、および寿命が長くしかも騒音の小さい電動ポ
ンプを提供することができる。
ブラシモータのブラシの温度上昇を抑えた寿命の長い電
動ポンプ、および寿命が長くしかも騒音の小さい電動ポ
ンプを提供することができる。
【図1】本発明の実施例1における電動ポンプの断面図
である。
である。
【図2】本発明の実施例2における電動ポンプの断面図
である。
である。
【図3】本発明の実施例3における電動ポンプの断面図
である。
である。
【図4】(A)は本発明の実施例4における電動ポンプ
の断面図、(B)は(A)の部分拡大図である。
の断面図、(B)は(A)の部分拡大図である。
【図5】従来例における電動ポンプの断面図である。
1 渦流式ポンプ 1a ケーシング 2 羽根車 3 ブラシモータ 3a ケーシング 7 吐出口 12 ブラシ 15 吸入口 17 空気流路 19 吸入ダクト 20 吐出ダクト 23 吸音材 24 消音器
Claims (4)
- 【請求項1】 渦流式ポンプと、そのポンプの羽根車を
回転させるブラシモータとを一体的に組み合わせて構成
した電動ポンプにおいて、 上記ブラシモータのケーシングに外気の吸入口を、上記
渦流式ポンプのケーシングに圧縮空気の吐出口をそれぞ
れ設けることにより、上記ブラシモータのケーシング内
に、上記吸入口からブラシの取付位置を通り上記渦流式
ポンプへ通じる空気流路を形成したことを特徴とする電
動ポンプ。 - 【請求項2】 渦流式ポンプと、そのポンプの羽根車を
回転させるブラシモータとを一体的に組み合わせて構成
した電動ポンプにおいて、 上記ブラシモータのケーシングに外気の吸入口を、上記
渦流式ポンプのケーシングに圧縮空気の吐出口をそれぞ
れ設けることにより、上記ブラシモータのケーシング内
に、上記吸入口からブラシの取付位置を通り上記渦流式
ポンプへ通じる空気流路を形成し、 かつ上記吸入口へ外気を導く吸入ダクトと、上記吐出口
からの圧縮空気を通す吐出ダクトとを、上記ブラシモー
タのケーシングを覆った状態に設けたことを特徴とする
電動ポンプ。 - 【請求項3】 上記吸入ダクトの内壁面に、吸音材を取
り付けたことを特徴とする請求項第2項記載の電動ポン
プ。 - 【請求項4】 上記吸入ダクトの内壁面に吸音材を取り
付けるとともに、上記ブラシモータのケーシング内に、
共鳴型の消音器を設けたことを特徴とする請求項第2項
記載の電動ポンプ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4013659A JPH05202889A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 電動ポンプ |
DE4244458A DE4244458A1 (en) | 1991-12-27 | 1992-12-23 | Electric pump supplying by=pass air to vehicle catalytic converters - circulates air inside motor case for cooling of motor, and has noise absorbers in air suction port |
ITRM920927A IT1256815B (it) | 1991-12-27 | 1992-12-24 | Pompa a vortice. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4013659A JPH05202889A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 電動ポンプ |
Publications (1)
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JPH05202889A true JPH05202889A (ja) | 1993-08-10 |
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1992
- 1992-01-29 JP JP4013659A patent/JPH05202889A/ja active Pending
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