JPH05202878A - ロータリー圧縮機 - Google Patents
ロータリー圧縮機Info
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- JPH05202878A JPH05202878A JP4261928A JP26192892A JPH05202878A JP H05202878 A JPH05202878 A JP H05202878A JP 4261928 A JP4261928 A JP 4261928A JP 26192892 A JP26192892 A JP 26192892A JP H05202878 A JPH05202878 A JP H05202878A
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- Japan
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- main shaft
- roller
- cylinders
- rotary compressor
- compression chamber
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/001—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids of similar working principle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/30—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C18/34—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C18/344—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S417/00—Pumps
- Y10S417/902—Hermetically sealed motor pump unit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主軸の静かで均衡された回転を確保するとと
もに、モーターの磁気引力と空隙高調波と振動騒音を減
少することである。 【構成】 ロータリー圧縮機はモーターと、このモータ
ーにより回転されるように連結された主軸5と、同一平
面上に配列された4個のシリンダ30とを備えている。
各シリンダはローラ軸に偏心に設けられたローラ6と、
このローラと常に接するようにしてシリンダの本体内に
スライド可能に設けられたベーン32とを備えている。
ローラ軸は主軸とギアーで連結されており、主軸が回転
することによってローラ軸が同時に回転する。シリンダ
の圧縮室31はベーンにより吸入側圧縮室31Aと吐出
側圧縮室31Bに区画される。これらの圧縮室は、主軸
の中心に対して対称に配列され、他のシリンダにて発生
された振動力と相殺されてロータリー圧縮機を静粛で平
行に回転させる。
もに、モーターの磁気引力と空隙高調波と振動騒音を減
少することである。 【構成】 ロータリー圧縮機はモーターと、このモータ
ーにより回転されるように連結された主軸5と、同一平
面上に配列された4個のシリンダ30とを備えている。
各シリンダはローラ軸に偏心に設けられたローラ6と、
このローラと常に接するようにしてシリンダの本体内に
スライド可能に設けられたベーン32とを備えている。
ローラ軸は主軸とギアーで連結されており、主軸が回転
することによってローラ軸が同時に回転する。シリンダ
の圧縮室31はベーンにより吸入側圧縮室31Aと吐出
側圧縮室31Bに区画される。これらの圧縮室は、主軸
の中心に対して対称に配列され、他のシリンダにて発生
された振動力と相殺されてロータリー圧縮機を静粛で平
行に回転させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロータリー圧縮機に係
り、特にシリンダ内の圧縮室の吸入部と吐出部間の圧力
差によって惹起された振動発生力を相殺させることがで
きる同一平面上に設けて、シリンダにて発生した騒音を
減殺させて圧縮機の効率を高めるようにした多数のシリ
ンダを有するロータリー圧縮機に関する。
り、特にシリンダ内の圧縮室の吸入部と吐出部間の圧力
差によって惹起された振動発生力を相殺させることがで
きる同一平面上に設けて、シリンダにて発生した騒音を
減殺させて圧縮機の効率を高めるようにした多数のシリ
ンダを有するロータリー圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリー圧縮機の圧縮部43
は、図4のように上、下に設けられた一対のシリンダ4
30A,430Bを備えている。シリンダ430A,4
30Bは、それぞれその中心に圧縮室431A,431
Bを備えている。各圧縮室431A,431Bにはその
内の冷媒を圧縮するローラ46A,46Bを備えてい
る。
は、図4のように上、下に設けられた一対のシリンダ4
30A,430Bを備えている。シリンダ430A,4
30Bは、それぞれその中心に圧縮室431A,431
Bを備えている。各圧縮室431A,431Bにはその
内の冷媒を圧縮するローラ46A,46Bを備えてい
る。
【0003】これらのローラ46A,46Bは回転軸4
5の下端部に上、下に間隔をおいて配設される。これら
のローラ46A、46Bは回転軸45の軸芯に対して偏
心に互いに反対方向に設けられる。この軸45の上端は
図示しないモーターの回転軸に固定される。モーターに
電源が供給されると、軸45が回転すると共にローラ4
6A,46Bも回転して、圧縮室431A,431Bに
流入された冷媒を圧縮するようになる。
5の下端部に上、下に間隔をおいて配設される。これら
のローラ46A、46Bは回転軸45の軸芯に対して偏
心に互いに反対方向に設けられる。この軸45の上端は
図示しないモーターの回転軸に固定される。モーターに
電源が供給されると、軸45が回転すると共にローラ4
6A,46Bも回転して、圧縮室431A,431Bに
流入された冷媒を圧縮するようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4はローラ46Aが
吸入段階にあって、ローラ46Bが圧縮段階にある状態
を示している。シリンダ430Aの吸入部と吐出部間の
圧力差がシリンダ430Bの吸入部と吐出部間の圧力差
と相殺することができない。そのため、圧縮部43に振
動が発生しやすい。圧縮部43に発生された振動力は、
ローラ46A,46Bに伝達される。更に、ローラ46
A,46Bが主軸45に一体に形成されているために、
ローラ46A,46Bの振動力が主軸45に直接伝達さ
れて主軸45を偏心させるように回転させる。
吸入段階にあって、ローラ46Bが圧縮段階にある状態
を示している。シリンダ430Aの吸入部と吐出部間の
圧力差がシリンダ430Bの吸入部と吐出部間の圧力差
と相殺することができない。そのため、圧縮部43に振
動が発生しやすい。圧縮部43に発生された振動力は、
ローラ46A,46Bに伝達される。更に、ローラ46
A,46Bが主軸45に一体に形成されているために、
ローラ46A,46Bの振動力が主軸45に直接伝達さ
れて主軸45を偏心させるように回転させる。
【0005】回転子と固定子で構成されたモーターが主
軸45の上端にあるため、主軸45の偏心回転によって
回転子と固定子の間の不均一な間隙が発生される。これ
は、モーターの磁気引力の増加要因になり、振動によっ
て増加される騒音がモーターの効率を低減させる。
軸45の上端にあるため、主軸45の偏心回転によって
回転子と固定子の間の不均一な間隙が発生される。これ
は、モーターの磁気引力の増加要因になり、振動によっ
て増加される騒音がモーターの効率を低減させる。
【0006】本発明は上記の事情を考慮して為されたも
ので、シリンダの圧縮部上の吸入部と圧縮部の間にて発
生される圧力差による振動力を減殺させるため同一平面
上に多数のシリンダ等を備えたロータリー圧縮機を提供
してシリンダ上で発生された騒音を減殺させ圧縮機の効
率を増加させることをその目的にする。
ので、シリンダの圧縮部上の吸入部と圧縮部の間にて発
生される圧力差による振動力を減殺させるため同一平面
上に多数のシリンダ等を備えたロータリー圧縮機を提供
してシリンダ上で発生された騒音を減殺させ圧縮機の効
率を増加させることをその目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明はハウジングと、上記ハウジング内に設けら
れ主軸を作動させるモーターと、上記ハウジング内に上
記主軸が貫通するように設けられ、多数のシリンダを備
えている圧縮部と、上記各シリンダ内にて上記シリンダ
に形成された吸入口を通じて吸入された冷媒を圧縮する
ように回転可能に設けられ、上記主軸に並行に偏心ロー
ラ軸に形成されたローラと、上記各シリンダにて上記ロ
ーラに常に接するようになっているスライディングベー
ンと、上記主軸の回転力を上記偏心ローラ軸に伝える伝
達手段とを具備してなるロータリー圧縮機を提供する。
め、本発明はハウジングと、上記ハウジング内に設けら
れ主軸を作動させるモーターと、上記ハウジング内に上
記主軸が貫通するように設けられ、多数のシリンダを備
えている圧縮部と、上記各シリンダ内にて上記シリンダ
に形成された吸入口を通じて吸入された冷媒を圧縮する
ように回転可能に設けられ、上記主軸に並行に偏心ロー
ラ軸に形成されたローラと、上記各シリンダにて上記ロ
ーラに常に接するようになっているスライディングベー
ンと、上記主軸の回転力を上記偏心ローラ軸に伝える伝
達手段とを具備してなるロータリー圧縮機を提供する。
【0008】
【作用】このような構造のロータリー圧縮機にて主軸が
回転すると同時にローラ軸が回転する。シリンダ中の一
つにてシリンダの吸入側と吐出側の間で圧力差が発生さ
れる。この圧力差は、主軸の中心に対して対称に配列さ
れた他のシリンダの圧力差によって減殺されて静かで均
衡された運転が確保される。主軸の静粛で安定した回転
により、モーターの磁気引力と空隙高調波と振動騒音が
減少される。
回転すると同時にローラ軸が回転する。シリンダ中の一
つにてシリンダの吸入側と吐出側の間で圧力差が発生さ
れる。この圧力差は、主軸の中心に対して対称に配列さ
れた他のシリンダの圧力差によって減殺されて静かで均
衡された運転が確保される。主軸の静粛で安定した回転
により、モーターの磁気引力と空隙高調波と振動騒音が
減少される。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るロータリー圧縮機の一実
施例について添付図面を参照して説明する。
施例について添付図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明が適用された圧縮部を有す
るロータリー圧縮機を示す縦断面図である。このロータ
リー圧縮機は圧縮部3と、この圧縮部3を貫通する主軸
5と、上記主軸5の一端に連結されたモーター2と、主
軸の他端に形成されたオイル貯蔵部4と、これらをその
内部に収容するハウジング1とを備えている。このハウ
ジング1はその外部に吸入管1Sと吐出管1Dを備えて
いる。上記圧縮部3は、多数のシリンダ3Oを有し、各
シリンダ30はその内部に圧縮室31を有する。この圧
縮室31に回転自在にローラ6が配設される。このロー
ラ6は常にベーン32に接触している。
るロータリー圧縮機を示す縦断面図である。このロータ
リー圧縮機は圧縮部3と、この圧縮部3を貫通する主軸
5と、上記主軸5の一端に連結されたモーター2と、主
軸の他端に形成されたオイル貯蔵部4と、これらをその
内部に収容するハウジング1とを備えている。このハウ
ジング1はその外部に吸入管1Sと吐出管1Dを備えて
いる。上記圧縮部3は、多数のシリンダ3Oを有し、各
シリンダ30はその内部に圧縮室31を有する。この圧
縮室31に回転自在にローラ6が配設される。このロー
ラ6は常にベーン32に接触している。
【0011】モーター2を回転子21と回転自在に主軸
5の上端部に配設させる。オイル吸入管41の上端部を
主軸5の下端部と連結させて、オイル吸入管41の下端
部をオイル貯蔵部4のオイルに沈ませる。
5の上端部に配設させる。オイル吸入管41の上端部を
主軸5の下端部と連結させて、オイル吸入管41の下端
部をオイル貯蔵部4のオイルに沈ませる。
【0012】図2は圧縮部3を拡大して示す拡大縦断面
図であり、図3は図2における3−3線矢視断面図であ
る。圧縮部3は同一平面上に配列した4個のシリンダ3
Oを備えている。これらのシリンダ30は主軸5の中心
に対して同一間隔にて配列される。圧縮室31のローラ
6はローラ軸61に偏心して設けられる。上記ローラ軸
61の上,下端部各々は、上,下支持板7A,7Bにベ
アリングを介して支持される。主軸5の回転によってロ
ーラ6を同時に回転させるため、主軸5の相応部分に形
成された駆動ギアー51と連結される被動ギアー62が
下部ローラ軸61の下部延長部に形成される。
図であり、図3は図2における3−3線矢視断面図であ
る。圧縮部3は同一平面上に配列した4個のシリンダ3
Oを備えている。これらのシリンダ30は主軸5の中心
に対して同一間隔にて配列される。圧縮室31のローラ
6はローラ軸61に偏心して設けられる。上記ローラ軸
61の上,下端部各々は、上,下支持板7A,7Bにベ
アリングを介して支持される。主軸5の回転によってロ
ーラ6を同時に回転させるため、主軸5の相応部分に形
成された駆動ギアー51と連結される被動ギアー62が
下部ローラ軸61の下部延長部に形成される。
【0013】図3にて、ハウジング1の壁に隣接したシ
リンダ3Oの本体中にアキュミレーション(図示せず)
により供給を受けるための吸入口63と、ベ−ン32を
案内するためのガイドスロット64を形成させる。ベー
ン32をガイドスロット64内に備えられたスプリング
8で常にローラ6に当接するようにする。圧縮室31は
ベーン32により2つの圧縮室31A、31Bに区画さ
れている。ハウジング1の壁に隣接した上部支持板7A
(図2)には排出口65と排出バルブ66を形成させて
圧縮室31にて圧縮された冷媒を排出させる。圧縮室3
1Aは前記吸入口63と連通しており、圧縮室31Bは
前記排出口65と連通している。
リンダ3Oの本体中にアキュミレーション(図示せず)
により供給を受けるための吸入口63と、ベ−ン32を
案内するためのガイドスロット64を形成させる。ベー
ン32をガイドスロット64内に備えられたスプリング
8で常にローラ6に当接するようにする。圧縮室31は
ベーン32により2つの圧縮室31A、31Bに区画さ
れている。ハウジング1の壁に隣接した上部支持板7A
(図2)には排出口65と排出バルブ66を形成させて
圧縮室31にて圧縮された冷媒を排出させる。圧縮室3
1Aは前記吸入口63と連通しており、圧縮室31Bは
前記排出口65と連通している。
【0014】図3は、圧縮行程の中間の状態を示すもの
で、圧縮室31の体積中、ベーン32により区画された
半分の圧縮室31Aが吸入状態にあって、残りの半分の
圧縮室31Bが排出状態にあるものである。この状態で
は、各ローラ6の最大偏心部の全てが互いに最も短い距
離にあるように配列されている。圧縮室31の全ての体
積が圧縮状態になると上記各ローラ6の最大偏心部の全
てが互いに最も長い距離にあるようになる。
で、圧縮室31の体積中、ベーン32により区画された
半分の圧縮室31Aが吸入状態にあって、残りの半分の
圧縮室31Bが排出状態にあるものである。この状態で
は、各ローラ6の最大偏心部の全てが互いに最も短い距
離にあるように配列されている。圧縮室31の全ての体
積が圧縮状態になると上記各ローラ6の最大偏心部の全
てが互いに最も長い距離にあるようになる。
【0015】このように構成されたロータリー圧縮機の
作用について次に説明する。主軸5がモータ2により回
転されると、吐出管1Dとオイル吸入管41の間のガス
圧差でオイル貯蔵部4のオイルがポンビングされる。主
軸5によって吸入されたオイルは潤滑が必要な箇所に送
られる。また、主軸5が回転すると、各圧縮室31の各
ローラ6は、ギアー51,62を利用した動力伝達部を
介して回転される。
作用について次に説明する。主軸5がモータ2により回
転されると、吐出管1Dとオイル吸入管41の間のガス
圧差でオイル貯蔵部4のオイルがポンビングされる。主
軸5によって吸入されたオイルは潤滑が必要な箇所に送
られる。また、主軸5が回転すると、各圧縮室31の各
ローラ6は、ギアー51,62を利用した動力伝達部を
介して回転される。
【0016】この時、ガスは吸入口63を通じて圧縮部
3の吸入側圧縮室31Aに吸入される。ローラ6が回転
すると、吸入側圧縮室31A、即ちローラ6、ベーン3
2と吸入口63に隣接した壁の間が漸次膨脹する。反対
に、吐出側圧縮室31B、即ちローラ6、ベーン32と
吐出口65に隣接した壁の間が漸次圧縮するようにな
る。
3の吸入側圧縮室31Aに吸入される。ローラ6が回転
すると、吸入側圧縮室31A、即ちローラ6、ベーン3
2と吸入口63に隣接した壁の間が漸次膨脹する。反対
に、吐出側圧縮室31B、即ちローラ6、ベーン32と
吐出口65に隣接した壁の間が漸次圧縮するようにな
る。
【0017】上記作動中、一つのシリンダ30にて吸入
側圧縮室31Aの圧力と吐出側圧縮室31Bの圧力間の
差は圧縮部に振動力を発生させる。従って、これに18
0°で対面する処に相応されるシリンダ30を配置して
振動力を減殺させる。図3のように4個のシリンダをそ
れらの間に均一な間隔をおいて同一平面上に配列するこ
とにより、図において右側上のシリンダ30の振動力と
左側上のシリンダ30の振動力とが相殺されるととも
に、図において上部のシリンダ30の振動力と下部の振
動力とが相殺される。
側圧縮室31Aの圧力と吐出側圧縮室31Bの圧力間の
差は圧縮部に振動力を発生させる。従って、これに18
0°で対面する処に相応されるシリンダ30を配置して
振動力を減殺させる。図3のように4個のシリンダをそ
れらの間に均一な間隔をおいて同一平面上に配列するこ
とにより、図において右側上のシリンダ30の振動力と
左側上のシリンダ30の振動力とが相殺されるととも
に、図において上部のシリンダ30の振動力と下部の振
動力とが相殺される。
【0018】また、主軸5がローラ6と別体に形成され
るため、ローラ6の振動力が直接主軸5に伝達されるこ
とがない。これにより、モーター2の固定子と回転子間
に均一な空隙が安定的に確保され、その結果、磁気引力
と、空隙高調波と磁気騒音が少くなる。
るため、ローラ6の振動力が直接主軸5に伝達されるこ
とがない。これにより、モーター2の固定子と回転子間
に均一な空隙が安定的に確保され、その結果、磁気引力
と、空隙高調波と磁気騒音が少くなる。
【0019】なお、上記実施例においては、シリンダ4
個を設けた場合について説明したが、本発明はシリンダ
の数量を制限するものではなく、4個以上の偶数個のシ
リンダを設けてより良い振動の減殺効果を得ることもで
きる。
個を設けた場合について説明したが、本発明はシリンダ
の数量を制限するものではなく、4個以上の偶数個のシ
リンダを設けてより良い振動の減殺効果を得ることもで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はシリンダ
の圧縮部の吸入側と吐出側の間にて発生される圧力差に
よる振動力を減殺させるため、同一平面上に多数のシリ
ンダを配設したから、シリンダ上で発生された騒音を減
殺させ圧縮機の効率を増加させることができる。
の圧縮部の吸入側と吐出側の間にて発生される圧力差に
よる振動力を減殺させるため、同一平面上に多数のシリ
ンダを配設したから、シリンダ上で発生された騒音を減
殺させ圧縮機の効率を増加させることができる。
【図1】本発明に係るロータリー圧縮機の一実施例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】上記実施例の圧縮部を拡大して示す拡大縦断面
図である。
図である。
【図3】図2における3−3線矢視断面図である。
【図4】従来のロータリー圧縮機の圧縮部を示す縦断面
図である。
図である。
1 ハウジング 3 圧縮部 6 ローラ 8 スプリング 30 シリンダ 31 圧縮室 32 ベーン 51 駆動ギアー 61 ローラ軸 62 被動ギアー 64 ガイドスロット
Claims (5)
- 【請求項1】 ハウジングと、 上記ハウジング内に設けられ主軸を作動させるモーター
と、 上記ハウジング内に上記主軸が貫通するように設けら
れ、多数のシリンダを備えている圧縮部と、 上記各シリンダ内に上記シリンダに形成された吸入口を
通じて吸入された冷媒を圧縮するように回転可能に設け
られ、上記主軸に並行に偏心ローラ軸に形成されたロー
ラと、 上記各シリンダにて上記ローラに常に接するようになっ
ているスライディングベーンと、 上記主軸の回転力を上記偏心ローラ軸に伝える伝達手段
とを具備してなるロータリー圧縮機。 - 【請求項2】 上記圧縮部が上記主軸の円周に等間隔で
配列された4個以上の偶数のシリンダを備えていること
を特徴とする請求項1記載のロータリー圧縮機。 - 【請求項3】 上記シリンダが同じ平面上に配列された
ことを特徴とする請求項2記載のロータリー圧縮機。 - 【請求項4】 上記ローラ中の一つが上記主軸の遠距離
に位置するとき、残りのローラも上記主軸の遠距離に位
置し、上記ローラ中の一つが上記主軸の近距離に位置す
るとき、残りのローラも上記主軸の近距離に位置するこ
とを特徴とする請求項3記載のロータリー圧縮機。 - 【請求項5】 上記圧縮部は4個のシリンダを有するこ
とを特徴とする請求項2記載のロータリー圧縮機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019910017061A KR930008489B1 (ko) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 로터리 압축기 |
KR1991-17061 | 1991-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05202878A true JPH05202878A (ja) | 1993-08-10 |
JPH0735793B2 JPH0735793B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=19320539
Family Applications (1)
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