JPH05202746A - 小型エンジンのマフラ - Google Patents
小型エンジンのマフラInfo
- Publication number
- JPH05202746A JPH05202746A JP3395692A JP3395692A JPH05202746A JP H05202746 A JPH05202746 A JP H05202746A JP 3395692 A JP3395692 A JP 3395692A JP 3395692 A JP3395692 A JP 3395692A JP H05202746 A JPH05202746 A JP H05202746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- expansion chamber
- welded
- muffler
- cylindrical plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 前部の膨脹室と後部の消音室を別々に製作
し、最終工程で膨脹室に消音室を挿入溶着することがで
きて、生産性が向上してコストダウンが図れる小型エン
ジンのマフラを得ること。 【構成】 前部の膨脹室1を左右の合せ板2で形成し、
後部の消音室9を円筒板7で形成し、消音室9から前方
に突出させたバッフルパイプ10の先端部を円筒板7の
前方突出部11にステー12を用いて溶着し、膨脹室1
の後端に消音室9の前端を挿入して溶着したこと。
し、最終工程で膨脹室に消音室を挿入溶着することがで
きて、生産性が向上してコストダウンが図れる小型エン
ジンのマフラを得ること。 【構成】 前部の膨脹室1を左右の合せ板2で形成し、
後部の消音室9を円筒板7で形成し、消音室9から前方
に突出させたバッフルパイプ10の先端部を円筒板7の
前方突出部11にステー12を用いて溶着し、膨脹室1
の後端に消音室9の前端を挿入して溶着したこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車などに用
いる小型エンジンのマフラに関する。
いる小型エンジンのマフラに関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車は、エンジンの排気管に筒状
のマフラを連結し、マフラを車体後部側面に取付けて、
マフラで消音するようにしている。マフラは、前部に膨
脹室を設け、後部に複数の消音室に仕切板で仕切った消
音室を形成し、複数の消音室をバッフルパイプで連通さ
せるようにしている。そして、前端のバッフルパイプ
は、膨脹室内に突出させてある。膨脹室内に突出したバ
ッフルパイプの先端は、ステーを用いて膨脹室の内壁に
溶着して振れ止めしている。
のマフラを連結し、マフラを車体後部側面に取付けて、
マフラで消音するようにしている。マフラは、前部に膨
脹室を設け、後部に複数の消音室に仕切板で仕切った消
音室を形成し、複数の消音室をバッフルパイプで連通さ
せるようにしている。そして、前端のバッフルパイプ
は、膨脹室内に突出させてある。膨脹室内に突出したバ
ッフルパイプの先端は、ステーを用いて膨脹室の内壁に
溶着して振れ止めしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バッフルパイプの前端
を膨脹室の内壁にステーで溶着するようにしてあると、
前部の膨脹室と後部の消音室を作業効率よく別々に作る
ことができないので、作業が複雑で、コスト高になる不
都合がある。
を膨脹室の内壁にステーで溶着するようにしてあると、
前部の膨脹室と後部の消音室を作業効率よく別々に作る
ことができないので、作業が複雑で、コスト高になる不
都合がある。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、前部の膨脹
室と後部の消音室を別々に製作し、最終工程で膨脹室に
消音室を挿入溶着することができて、生産性が向上して
コストダウンが図れる小型エンジンのマフラを得ること
を目的とする。
室と後部の消音室を別々に製作し、最終工程で膨脹室に
消音室を挿入溶着することができて、生産性が向上して
コストダウンが図れる小型エンジンのマフラを得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の小型エンジンのマフラは、前部の膨脹室
を左右の合せ板で形成し、後部の消音室を円筒板で形成
し、消音室から前方に突出させたバッフルパイプの先端
部を円筒板の前方突出部にステーを用いて溶着し、膨脹
室の後端に消音室の前端を挿入して溶着したことにあ
る。
に、この発明の小型エンジンのマフラは、前部の膨脹室
を左右の合せ板で形成し、後部の消音室を円筒板で形成
し、消音室から前方に突出させたバッフルパイプの先端
部を円筒板の前方突出部にステーを用いて溶着し、膨脹
室の後端に消音室の前端を挿入して溶着したことにあ
る。
【0006】
【作用】消音室から前方に突出する前端のバッフルパイ
プは、円筒板の前方突出部にステーで溶着するので、膨
脹室とは関係を断つことができて、膨脹室と消音室を別
々に製作することができる。そして最終工程で、膨脹室
の後端に消音室の前端を挿入して一体に溶着できる。こ
れによって、生産性を向上できてコストダウンを図るこ
とができる。
プは、円筒板の前方突出部にステーで溶着するので、膨
脹室とは関係を断つことができて、膨脹室と消音室を別
々に製作することができる。そして最終工程で、膨脹室
の後端に消音室の前端を挿入して一体に溶着できる。こ
れによって、生産性を向上できてコストダウンを図るこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1及び図2によっ
て説明する。マフラの前部には、大きい容積の膨脹室1
が設けてある。膨脹室1は、左右の合せ板2を最中状に
合せて溶着するようにしてあり、内側に多数の小孔3を
設けた内板4を設け、左右の合せ板2と内板4の間にグ
ラスウールなどの吸音材5が詰めてある。そして、入口
管6を膨脹室1内に深く挿入して固定してある。後部
は、内筒板7の内側を仕切板8で前後に仕切って、三つ
の消音室9が設けてあり、三つの消音室9をバッフルパ
イプ10で連通させてある。
て説明する。マフラの前部には、大きい容積の膨脹室1
が設けてある。膨脹室1は、左右の合せ板2を最中状に
合せて溶着するようにしてあり、内側に多数の小孔3を
設けた内板4を設け、左右の合せ板2と内板4の間にグ
ラスウールなどの吸音材5が詰めてある。そして、入口
管6を膨脹室1内に深く挿入して固定してある。後部
は、内筒板7の内側を仕切板8で前後に仕切って、三つ
の消音室9が設けてあり、三つの消音室9をバッフルパ
イプ10で連通させてある。
【0008】前端のバッフルパイプ10は、前方に突出
させて、膨脹室1内まで挿入してある。円筒板7は、下
側に部分的に前方突出部11を設けて、前端のバッフル
パイプ10の先端部をステー12を介して溶着連結して
振れ止めしてある。消音室9は、前端を膨脹室1の後端
に挿入して全周溶着して一体に形成する。
させて、膨脹室1内まで挿入してある。円筒板7は、下
側に部分的に前方突出部11を設けて、前端のバッフル
パイプ10の先端部をステー12を介して溶着連結して
振れ止めしてある。消音室9は、前端を膨脹室1の後端
に挿入して全周溶着して一体に形成する。
【0009】左右の合せ板2で形成する膨脹室1と、円
筒板7と仕切板8などで形成する消音室9は、別々に作
ることができる。そして、最終工程で、膨脹室1と消音
室9を組込んで一体に形成することができる。
筒板7と仕切板8などで形成する消音室9は、別々に作
ることができる。そして、最終工程で、膨脹室1と消音
室9を組込んで一体に形成することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、前端のバッフルパイプ10の先端
部を円筒板7の前方突出部11にステー12を介して溶
着したことによって、前部の膨脹室1と後部の消音室9
を切離して別々に生産することができて、生産性を高め
ることができ、コストダウンが図れる。そして、膨脹室
1と消音室9は、最終工程で組合せて溶着することがで
きる。
ように構成したので、前端のバッフルパイプ10の先端
部を円筒板7の前方突出部11にステー12を介して溶
着したことによって、前部の膨脹室1と後部の消音室9
を切離して別々に生産することができて、生産性を高め
ることができ、コストダウンが図れる。そして、膨脹室
1と消音室9は、最終工程で組合せて溶着することがで
きる。
【図1】本発明の実施例を示す縦断側面図である。
【図2】本発明の実施例を示す図1のA−A矢視断面拡
大図である。
大図である。
1 膨脹室 2 合せ板 7 円筒板 9 消音室 10 バッフルパイプ 11 前方突出部 12 ステー
Claims (1)
- 【請求項1】 前部の膨脹室を左右の合せ板で形成し、
後部の消音室を円筒板で形成し、消音室から前方に突出
させたバッフルパイプの先端部を円筒板の前方突出部に
ステーを用いて溶着し、膨脹室の後端に消音室の前端を
挿入して溶着したことを特徴とする小型エンジンのマフ
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4033956A JP2976674B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 小型エンジンのマフラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4033956A JP2976674B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 小型エンジンのマフラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05202746A true JPH05202746A (ja) | 1993-08-10 |
JP2976674B2 JP2976674B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=12400947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4033956A Expired - Lifetime JP2976674B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 小型エンジンのマフラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976674B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999041491A1 (en) * | 1998-02-13 | 1999-08-19 | Donaldson Company, Inc. | Mufflers for use with engine retarders; and methods |
US6082487A (en) * | 1998-02-13 | 2000-07-04 | Donaldson Company, Inc. | Mufflers for use with engine retarders; and methods |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP4033956A patent/JP2976674B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999041491A1 (en) * | 1998-02-13 | 1999-08-19 | Donaldson Company, Inc. | Mufflers for use with engine retarders; and methods |
US6082487A (en) * | 1998-02-13 | 2000-07-04 | Donaldson Company, Inc. | Mufflers for use with engine retarders; and methods |
US6354398B1 (en) | 1998-02-13 | 2002-03-12 | Donaldson Company, Inc. | Mufflers for use with engine retarders; and methods |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2976674B2 (ja) | 1999-11-10 |
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