JPH05202509A - 車両用クラッシュバリア - Google Patents

車両用クラッシュバリア

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JPH05202509A
JPH05202509A JP4188543A JP18854392A JPH05202509A JP H05202509 A JPH05202509 A JP H05202509A JP 4188543 A JP4188543 A JP 4188543A JP 18854392 A JP18854392 A JP 18854392A JP H05202509 A JPH05202509 A JP H05202509A
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JP
Japan
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column
energy absorbing
absorbing element
crash barrier
vehicle
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Application number
JP4188543A
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English (en)
Inventor
John F Laturner
エフ ラターナー ジョン
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Energy Absorption Systems Inc
Original Assignee
Energy Absorption Systems Inc
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F15/00Safety arrangements for slowing, redirecting or stopping errant vehicles, e.g. guard posts or bollards; Arrangements for reducing damage to roadside structures due to vehicular impact
    • E01F15/14Safety arrangements for slowing, redirecting or stopping errant vehicles, e.g. guard posts or bollards; Arrangements for reducing damage to roadside structures due to vehicular impact specially adapted for local protection, e.g. for bridge piers, for traffic islands
    • E01F15/145Means for vehicle stopping using impact energy absorbers
    • E01F15/146Means for vehicle stopping using impact energy absorbers fixed arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 支持骨組みの必要性を減じあるいは無くすよ
うに改善されたコラム安定性を備え,剛性構成部品の大
部分を大きく歪ませることによって改善された効率が得
られ,軸方向に衝突した車両を減速させることは勿論そ
の方向を変向させることができ,更にコンパクトで限ら
れた空間が,クラッシュバリアに利用できるような状況
で使用するのに適した軽量,低コストなクラッシュバリ
アを提供する。 【構成】 複数のエネルギー吸収要素を有し各要素は、
発泡体で内部が支えられた円筒状コラムとして形成した
エキスパンド金属シートを含む。複数の金属コラムを備
え、一方が他の内部に偏心して位置されている。エキス
パンド金属コラムは、バリアの主なるエネルギー吸収要
素を与え、また偏心して位置されたコラムは、軸方向に
衝突する車両を好ましい曲げ方向へ変向させる。個々の
要素は、前部分が後部分の前に潰れるように軸方向に剛
性が変えられ、これにより段階的な潰れを与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝突車両を一定の仕方
で減速するために走行路の傍らに位置決めされるように
設計されたタイプのクラッシュバリアに関する。
【0002】
【従来の技術】上記タイプのクラッシュバリアは、一般
的に、種類のエネルギー吸収材を利用して設計されてい
る。例えば、米国特許第4,452,431号及び第
3,503,600号は、水を満した容器を使用するエ
ネルギー吸収装置を開示する。米国特許第4,352,
484号に開示の上記装置はハニカム材を使用してい
る。ハニカム材には発泡体が充填され、そして発泡体を
圧縮し、またハニカム材の隣接した層を互いに切断させ
ることにより、ハニカム材によるエネルギー吸収作用が
行われる。米国特許第4,399,980号には、ダイ
ヤフラム間に配置された曲げ可能な管を使用した他の装
置が開示されている。米国特許第4,635,981号
には発泡体で補強した金属コラムが開示されている。ま
た米国特許第4,711,481号には、座屈を小さく
するためにプレートあるいはストリップで交差状に支え
られた金属コラムが開示されている。
【0003】メインツア(Meinzer)、米国特許
第4,321,989号には、隔室の列を備えたクラッ
シュバリアが開示され、該隔室は、エネルギー吸収発泡
体で満たされた1つの要素を収容する(図4、図5)。
この発泡体要素の内側には、金網バスケットが配置さ
れ、該バスケット内に上記発泡体が収容されて、上記発
泡体要素が破損するときに、発泡体の一部が逃げ出さな
いようにしている、幾分類似するものとして、アイビイ
(IVY)の米国特許第4,909,661号には、お
しつぶし可能な材料で上部分を形成したクラッシュバリ
アが開示され、おしつぶし可能な材料の内部に図18、
図19に示す形式の金網補強材が埋設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した各特許に記載
の発明には数々の欠点が見られる。多くの場合、エネル
ギー吸収要素のコラム安定性が低い。衝突の際に、クラ
ッシュバリアが望ましくない仕方で座屈するのを防止す
には、一般的に高価で、時には嵩張る骨組が要求され
る。上記装置のいくつかは、主に、エネルギー吸収のた
めの圧縮可能な発泡体に依存すると思われる。特に、メ
インツア特許及びアイビイ特許に示された補強用バスケ
ットに言及すると、該バスケットは薄い材料のもののよ
うで十分な剛体ではないため、材料の変形がエネルギー
吸収要素のエネルギー吸収能力のかなりの部分を閉める
ほど剛性ではない。このことは、衝突の際、上記発泡体
を保持するために、また主なるエネルギー吸収要素とし
て作用するために、驚くことではない。他の一般的な欠
点は、米国特許第4,635,981号に開示されてい
る金属製コラムが、しばしば、座屈モードで破損する傾
向があり、該座屈モードでは、上記金属製コラムの比較
的小さい割合がしばしば比較的に小さい程度まで歪まさ
れる。このことは、上記エネルギー吸収要素での上記金
属の効果的ではない使用を意味するものであり、その結
果、このような効率の割るさでは、金属のより大きな割
合がより大きく歪まされたときに可能であるよりもエネ
ルギー吸収能力が低くなる。
【0005】従って、本発明の目的は、支持骨組みの必
要性を減じあるいは無くすように改善されたコラム安定
性を備え、剛性構成部品の大部分を大きく歪ませること
によって改善された効率が得られ、軸方向に衝突した車
両を減速させることは勿論その方向を変向させるように
なった進歩的な設計に容易に適用でき、更に比較的にコ
ンパクトで限られた空間が、クラッシュバリアに利用で
きるような状況で使用するのに大変適した軽量、低コス
トな形態で実施可能なクラッシュバリアを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面によ
れば、衝突する車両を減速するようになった車両用クラ
ッシュバリアは、1つのコラムと、該コラム内に配置さ
れた発泡体とを有する少なくとも1つのエネルギー吸収
要素を備えている。コラムは、このコラムに沿い且つそ
のまわりに延びる孔列を備えたシート材からなる。コラ
ムは長手方向軸線を有し、且つ初期運動エネルギーを有
する衝突車両がエネルギー吸収要素に衝突して前記コラ
ムを前記長手方向軸線に沿ってつぶすときに、前記発泡
体が前記コラムを座屈しないように支え、該コラムの変
形が、前記発泡体の変形によるよりも前記初期運動エネ
ルギーをより多く吸収するような十分な剛性を有する。
【0007】孔明きシートをコラムに使用することによ
り、軸方向のつぶれの際に、シートの比較的大きな部分
を比較的大きく歪めることができ、これによりシートの
単位重量当たりのエネルギー吸収能力を高める。発泡体
は、コラムを支え、長いコラムつまりオイラー座屈(E
uler buckling)に対してコラムの安定性
を改善し、これにより外部骨組みの必要性を減少させ
る。
【0008】本発明の第2の観点によれば、車両用クラ
ッシュバリアは、少なくとも1つのエネルギー吸収要素
を有し、該エネルギー吸収要素は、コラムと、該コラム
内に配設された発泡体とからなる。上述したように、コ
ラムは、該コラムに沿い且つその回りに延びる孔の列を
有している。このエネルギー吸収要素とコラムは、夫
々、長手方向中心軸を有し、これらの軸は、コラムが横
軸線に沿ってエネルギー吸収要素の第1の側に向って偏
心するように、互いに片寄せられている。コラムは、エ
ネルギー吸収要素に対して好ましい曲げ方向を定めるに
十分な剛性を有する。そして、好ましい曲げ方向は横軸
線とほぼ整列し、エネルギー吸収要素の軸方向のつぶれ
の際に、前記横軸線に変向力が軸方向に衝突する車両に
加えられる。
【0009】エネルギー吸収要素内にコラムを偏心して
位置決めすることによって、エネルギー吸収要素は、軸
方向の衝突の際に、衝突する車両の向きを変向させる能
力を備え、これにより車両がエネルギー吸収要素の完全
な潰れ前に止まらなかった場合に車両の乗員を保護す
る。
【0010】本発明の第3の観点によれば、車両用クラ
ッシュバリアは、前端から後端まで長手方向軸線に沿っ
て配列された複数のエネルギー吸収要素を有している。
複数のエネルギー吸収要素のうち、少なくとも第1、第
2の各要素は、ほぼ長手方向軸線に沿って配列された少
なくとも1つのコラムと、該コラム内に配設された発泡
体と、を有している。各コラムは、該コラムに沿い且つ
その回りに延びる複数の孔の列を備えたシート材からな
る。第1エネルギー吸収要素は、第2エネルギー吸収要
素よりも前端に近づくように配置され、そして、前記コ
ラムは、前記第1エネルギー吸収要素に与える軸方向の
剛性よりも大きい軸方向の剛性を第2エネルギー吸収要
素に与える形態とされ、第1エネルギー吸収要素は、前
記クラッシュバリアの前端に車両が衝突したときに、第
2エネルギー吸収要素よりも前に第1エネルギー吸収要
素が軸方向に潰れ始めるようにされている。
【0011】複数のエネルギー吸収コラムの剛さを前記
クラッシュバリアの長さ方向に沿って適切に選択するこ
とにより、前方のエネルギー吸収コラムが後方のコラム
よりも先につぶれ始めるという段階的なつぶれが達成さ
れる。このことにより、クラッシュバリアのコラムの安
定性を増大させることができ、またバリアのつぶれの際
に、大きな変向力を衝突する車両に加えることがでる。
【0012】
【実施例】今、図面を参照すると、図1は、本発明の好
ましい実施例を具体化するクラッシュバリア10の斜視
図を示す。図1において、クラッシュバリア10は、レ
ースとらっくRを、ピット(図示せず)へ進入するライ
ンLから分離する壁Wの一端Eに取付けられている。端
Eは、堅固な箇所であり、またレーストラックR上のド
ライバにとって極めて危険な所である。壁Wは、典型的
には、幅18乃至24インチにすぎず、また高さ約3フ
ィート以下である。更に、レースカーは、約13インチ
あるいはそれ以下の異常に低い重心を有している。これ
らの寸法は厳しい制約を表し、クラッシュバリア10
は、壁Wの断面寸法を越えないように、また一定の長さ
で且つ外部支えが全くない状態で作動するように設計さ
れている。
【0013】図2に示すように、この実施例のクラッシ
ュバリア10は、3つの別々のエネルギー吸収要素、す
なわち前部分12と、中間部分14と、後部分16とで
構成されている。これら部分12、14、16の構造を
後で詳細に説明する。しかしその概要を説明すると、部
分12、14、16各々は、エキスパンド金属のような
孔明き金属シートで作られた少なくとも1つの筒状のコ
ラムを有し、該コラムは、ポリウレタンフォームのよう
な低密度の発泡体で満たされている。発泡体は、上記エ
キスパンド金属製コラムを、長尺コラムの望ましくない
座屈に抗して、支え、そしてエキスパンド金属製コラム
の金属の大部分を比較的高い程度まで歪み状態にする一
定の軸線方向つぶれを促進する。
【0014】図3、図4、図5は、夫々、部分12、1
4、16の断面図である。図3、図4、図5は、夫々の
エキスパンド金属製コラムを点線で示し、また部分1
2、14、16が異なる数の入れ子式コラムを備えてい
ることを明示している。この特徴は、前から後にクラッ
シュバリア10の続いて起こるつぶれを促進するもので
ある。加えて、コラムの幾つかは、バリア10の中心線
に関して片寄せられ、軸方向に衝突する車両を前記壁W
の端Eから変向させるクラッシュバリアの能力を高める
配置とされている。
【0015】部分12、14、16は、それ自体、自立
するのに十分剛性であり、隣接した部分12、14、1
6は互いに堅固に固定されて、後部分16の後端が壁W
に適所に固定されたときには、クラッシュバリア10全
体は、部分12、14、16を補助支え、すなわち骨組
みなしに走行路と平行な位置でそれより上の位置に保持
するために、片持ちビームとして作用する。部分12、
14、16の各々の構造の詳細を以下に説明する。
【0016】図6は、外被を取り除いた前部分12の側
面図を示す。前部分12は、コラム18と、エンドキャ
ップ34、36と、を有している。図9により詳細に示
すように、コラム18は、この実施例では、エキスパン
ド金属のシート30で形成されている。エキスパンド金
属は孔24の列を構成し、各孔24は、この実施例で
は、菱形形状とされ、長軸26と短軸28とを有してい
る。エキスパンド金属シート30は、好ましくは、図1
0と図11とに示すように、節の中心に沿って切断さ
れ、そして、図10に示すように、エキスパンド金属シ
ート30の隣接した縁部が各接触点で互いに溶接され
て、管状の円筒体を形成する。
【0017】コラム18が形成されると、コラム18内
にリテーナ32が配置される。リテーナ32は、図8に
示すような初期形状を有し、図6に示すように折り曲げ
た形態を有している。次いで、コラム18の2つの端部
は、エンドキャップ34、36に、例えば、溶接により
固定される。図12及び図13に示すように、エンドキ
ャップ34は、金属シート38で形成され、その4つの
側部全てに折り曲げたフランジ40が設けられている。
各フランジ40には取付け孔42が形成され、またエン
ドキャップ34は斜めブレーズ44によって補強され、
これらのブレーズ44は、エンドキャップ34を強化す
るために、好ましくは適所に溶接される。エンドキャッ
プ36は、エンドキャップ34と等しいが、ブレーズ4
4は取り除かれている。好ましくは、コラム18の端部
はエンドキャップ34、36に各接触箇所で溶接され、
またリテーナ32は、例えば捩じれワイヤあるいは溶接
によりコラムに固定されている。
【0018】図6および図7に示すように、前部分12
は前後軸46を備え、コラム18の長手方向中心軸線と
一致する長手方向軸線46を有する。エンドキャップ3
4には、後述するようにコラム18の内部への発泡材料
の注入を容易にする、開口48が設けられている。
【0019】図14は、隣接した部分12、14、16
を相互に固定するのに用いられる連結帯50の平面図で
ある。連結帯50は、対をなす開口52を有し、これら
開口52は、隣接した部分12、14、16を互いに固
定する緊締具を受け入れる大きさとされている。
【0020】図15は外被パネルの斜視図であり、該外
被パネルは、完成したクラッシュバリア10の外観を良
くするために、エンドキャップ34、36間に固定され
る。部分12、14、16の各々は2つの外被パネル5
4を有し、これらの外被パネル54は、軸方向に延びる
縁部56に沿って互いに固定され、端部58でエンドキ
ャップ34、36に固定される。
【0021】図16は中間部14の平面図である。中間
部分14は、上述した前部分12と多くの点で同一であ
り、したがって、対応する部材には同一の参照符号を使
用する。
【0022】前部分12とは異なり、中間部分14は、
2つの孔明き金属コラム60、62を有している。コラ
ム62は図19、図20、図21に示すように形成さ
れ、コラム60は図9、図10、図11に示すように形
成される。前述のように、エキスパンド金属シートを節
の中心に沿って切断し、次いで長手方向の継ぎ目が形成
される。隣接した接触箇所の各々を互いに接合すること
によって、コラム18と違ってコラム62の孔24の各
々の長軸26は軸方向に配向され、孔24の各々の短軸
28は円周方向に配向される。以下で説明するように、
孔24の向きは、車両が衝突したときに、個々の部分1
2、14、16の潰れる仕方に重要な影響を及ぼすこと
が分かった。
【0023】組立て中、上述したように、内側コラム6
2をエンドキャップ34と36との間に固定する。次い
で、前記外側コラム60を、内側コラム62の回りに位
置決めし、図9に示す円筒形状に溶接する。次いで、外
側コラム60の端部を、エンドキャップ34、36に溶
接する。図16に示すように、外側コラム60の長手方
向軸線64は、中間部分14の長手方向軸線と一致す
る。内側コラム62の長手方向軸線66は、長手方向軸
線64と平行であるが、長手方向軸線64から横方向に
片寄せられ、従って内側コラム62は外側コラム60に
対して偏心して位置決めされる。このことは、以下に説
明するように、クラッシュバリア10に対して好ましい
曲げ方向を与えるものである。
【0024】加えて、補強板68、70が例えば外側コ
ラム60とエンドキャップ34に溶接することにより、
外側コラム60に固定される。補強板68が補強板70
よりも短く、短い補強板68が、図17に示すように、
内側コラム62と反対側に位置決めされていることに気
付いてもらいたい。補強板68、70は、外側コラム6
0を曲げたり、隣接したキャップ34から分離しないよ
うに、強化するように設計され、補強板68、70は、
それらの非対称な位置決めによって、後述する好ましい
曲げ方向を増大される。エンドキャップ34は、後述す
るように発泡材料の注入用の3つの開口48を有してい
る。
【0025】図22、図23、図24は後部分16を詳
細に示すものであり、後部分16は、3つの孔明き金属
コラム72、74、76を有している。コラム76は、
図19、図20、図21に示すように、孔24の各々の
長軸26を軸方向に向けて形成される。コラム72、7
4は、図9、図10、図11に示すように形成されてい
る。これらコラム70、72、74は、夫々、長手方向
軸線78、80、82を有し、そして図23に示すよう
に、これら軸線78、80、82の各々は、横方向に片
寄せられている。内側コラム72及び中間コラム74
は、内側コラム62と同じ側に片寄せられ、従って中間
部分14及び後部分16は両方とも同じ好ましい曲げ方
向を与える。後部分16は補強板84、86を有してい
る。上述したように、短い補強板84は内側コラム72
と反対側に位置決めされ、従って補強板84、86の非
対称な配置は、後部分16が所定の方向(図23で右
へ)に曲がる傾向を増大する。これら補強板84、86
は、中間部14と比べて、後部分16の曲げ剛性を増す
ために、補強板68、70よりも長い。
【0026】部分12、14、16の金属部分を上述し
たように作ったら、部分12、14、16の各々を、開
口48を上にして位置決めする。次いで、外側コラム1
8、60、76の下部を適当なテープで覆い、外側コラ
ム18、60、76の表面を適当な合成樹脂フィルムで
覆い、繊維補強テープで適所に保持する。次いで、適当
な発泡材料を開口48に注入して外側コラムの内の領域
全体に低密度発泡体を満たす。
【0027】発泡体が発泡して硬化したら、外被パネル
54を装着し、次いで部分12、14、16を一緒に組
みたてることができる。この組み立ては、エンドキャッ
プ34の斜めブレーズ44が隣接するエンドキャップ3
6内に嵌まるように、隣接した部分12、14、16を
整列させ、かつ互いに押し付けたら、連結帯50と共に
緊締具を用いて部分12、14、16を互いに固定す
る。部分14、16を正しい向きに組み立てるために、
キャップ34に適当なキー(図示せず)を設けることが
好ましい。所望ならば、エラストマーあるいは金属の折
り曲げシートで作られた適当なノーズ88を、前記キャ
ップ34とほぼ等しいフロントキャップ90によって、
前部分12の前方端に固定するのがよい。組み立て中、
部分12、14、16は、(偏心して設けられたコラム
62、72、74がオフセットしている側にある)クラ
ッシュバリア10の同じ側に位置された長い補強板7
0、86で、(図2に示すように)適当に位置決めされ
る。
【0028】クラッシュバリア10は取付け用固定具9
2により壁Wの端Eに取付けられる。この取付け用固定
具92は、一対の間隔を隔てた平行な取付け用ブラケッ
ト94を有し、このブラケット94は壁Wの端Eに固設
されている。取付け用ブラケット94には、バックアッ
プキャップ96がボルト止めされ、後部分16のエンド
キャップ34をバックアップキャップ96に上述したタ
イプの連結帯50によって固定することができる。
【0029】取付け用ブラケット94に対するバックア
ップキャップ96の2つの位置の例を、図25、図26
は示す。両図25、図26のおいて、クラッシュバリア
10全体は、走行路とほぼ平行に片持ちされ、後部分1
6の後側エンドキャップ34だけで保持される。図25
に示す位置では、クラッシュバリア10の中心線が走行
路に相当に近接し、低重心を持つ車両を止めるのに都合
良く位置決めされている。図26に示す他の位置では、
クラッシュバリア10の中心線は、より一般的な車両に
適するように、実質的に高く位置決めされている。
【0030】図27乃至図29は、クラッシュバリア1
0を壁Wに取り付けるための3つの取付け装置100、
100’、100”の平面図を示す。3つの取付け装置
100、100’、100”は、全て、水平平面内での
クラッシュバリア10の回転を容易にする垂直ピボット
軸線を備えている。クラッシュバリアの好ましい曲げ方
向は、また、水平平面内に向けられ、取付け装置10
0、100’、100”はクラッシュバリア10の変向
能力を高めるものである。
【0031】取付け装置100はヒンジ102を有し、
ヒンジ102は、バリア10の長手方向軸線46に対
し、偏心して位置決めされたコラム62、72、74の
偏心軸線66、78、80と同じ側に位置決めされてい
る。
【0032】取付け装置100’には、押しつぶし可能
なチューブ104を、バリア10と壁Wとの間に介在さ
せている。チューブ104は、垂直方向に向けられ、バ
リアの前部分かなりの程度までつぶれた後までつぶれ始
めない程十分硬い。より大きな負荷がチューブ104
(多くは偏心軸線66、78、80に近い側のチューブ
104)に加わったときには、該チューブ104はつぶ
れ始め、これによりバリアはその後方端の回転を可能に
する。このようにして、取付け装置100’は、初期に
は、バリアをしっかりと接し、そして この取付け装置
100’の回転を生じさせるきっかけとなる衝突の間、
軸方向の力が生じている。
【0033】取付け装置100”は装置100’と同様
であるが、以下の点で異なっている。すなわち、偏心軸
線66、78、80から遠い方のチューブ104がヒン
ジ106で置き代えられて、図29に仮想線で示すよう
に、回転が時計方向に確実になるようにする。
【0034】作動中、バリア10は、軸方向に衝突する
車両を減速し、壁Wの端Eの一方の側に車両を変向させ
る。前部分12は、中間部分14よりも軸方向に硬くな
く、中間部分14は、後部分16よりも軸方向に硬くな
い。前述したタイプのエキスパンド金属シートでは、コ
ラムの硬さは、短軸28がコラムの長手方向軸線と平行
に位置決めされているときには、長軸26がコラムの長
手方向軸線と平行に位置決めされているときよりも小さ
い。上述したジオメトリーは、中間部分14あるいは後
部分16がつぶれ始める前に前部分12がつぶれるとい
う段階的なつぶれを行うことがわかった。
【0035】その上、中間部分14及び後部分16がつ
ぶれると、内側コラム62の偏心位置決め及び内側、中
間コラム72、74の偏心位置決めは、補強板68、7
0、84、86の非対象的な位置決めと、共に、本実施
例では、水平な横軸線に沿って、長い補強板70、86
と反対の側の部分14、16の側に向けられている好ま
しい曲げ方向を定める。バリアは、弱い側よりもつぶれ
にくい強い部分を有し、そしてバリア10は弱い側に向
かってつぶれる傾向を有し、これにより、軸方向に衝突
する車両を壁Wから変向させる。クラッシュバリア10
が、後部分16の後端に連結されたバックアップキャッ
プ96のところだけで支持されているから、いかなる種
類の支持骨組が全くない状態で、上記のようなあらゆる
利点が得られる。
【0036】本発明の範囲を制限することなく単なる例
示として、以下の材料及び寸法が装置10の一つのバー
ジョンに適することがわかった。コラム18、60、6
2、72、74、76及びリテーナ32用のエキスパン
ド金属、長さが3/4インチ(1.91cm)の短軸
(金属の隣接した節の中心から測定して)を有する「ラ
イクス(Ryex)9ゲージ」のエキスパンド金属(偏
平にした)としてライアーソン(Ryerson)から
市販されているタイプのものがよい。コラムは、44イ
ンチ(112cm)の長さと、22、15、11インチ
(55.9cm、37.5cm、27.9cm)の直径
を有する。コラム62、74は、「2と1/2」インチ
(6.35cm)だけ横方向に片寄せられ、コラム72
は外側コラム60、76に対して「3と1/2」インチ
(8.89cm)だけ片寄せられている。キャップ3
4、36、ブレース44、連結帯50並びに補強板6
8、70、84、86は、全て、10ゲージスチール
(ASTM A569)で形成され、また外被パネル5
4は、0.032アルミニューム(5052−H32)
で形成されている。外側コラム18、60、76、内の
領域を充填する発泡体は、例えばPDL 205−2
(ポリマ デベロプメント ラボラトリ アイエヌシ
ー。(Polymer Development La
boratories Inc.)、オレンジ(Ora
nge)、カルフォニア(CA))のようなポリウレタ
ンフォームであるのがよく、これは1立方フィート(2
7000cm)当たり約2ポンドの密度で発泡され
る。
【0037】上述した好ましい実施例を、実寸(フルス
ケール)衝突試験でテストし、数多くの重要な利点を提
供することがわかった。第1に、発泡体と孔明き金属内
筒体とが、協働して、その各々が他のものの作用を高め
る。発泡体は、金属内筒体を内部で支持して、望ましく
ない座屈や折れ曲がりを防止し、したがって金属の比較
的大きな体積を比較的に高い程度まで歪ませる。このこ
とは、高いエネルギー吸収能力を提供する。同様に、金
属性コラムが発泡体を収容し、衝突の際に、発泡体の広
範囲への拡散をなくし、望ましくないスプリングバック
を減少させあるいは除去する。完全な要素のエネルギー
吸収能力は、個々の構成要素のエネルギー吸収能力の総
和よりも大きい。
【0038】発泡体によって提供される初期の支持は、
コラムに驚くほど高い安定性を与える。好ましい実施例
では、長さ対直径の比が『4対1』よりも大きいとき
に、コラムの安定性が見られることがわかった。好まし
い実施例では、長さ対直径の比がほぼ『6対1』であ
り、いかなる種類の外部支持骨格をもたないで片持ちビ
ームとして機能する。勿論、長さ対直径の比が『4対
1』より小さくてもよく、『6対1』より大きいもので
あってもよい。
【0039】更に、上述した好ましい実施例では、希望
通り、段階的につぶれることがわった。前コラムが、こ
れよりも後コラムよりも容易につぶれる(孔の向き及び
後方のエネルギー吸収要素が前方のエネルギー吸収要素
に比べてコラムの数が多いことにより)ので、バリア
は、順次つぎつぎにつぶれる。
【0040】更に、上述した非対称の補強板及びコラム
の偏心位置決めによって、軸方向に衝突する車両が変向
させることが分かった。かくして、バリアによって完全
に止められない過度の運動エネルギーの車両を、バリア
の一方側あるいはその上方へ変向させ、上記車両の乗員
が感じる最大の減速度を小さくする。
【0041】比較的に安価で、軽量で、コンパクトで、
しかも温度のような環境の状態に鈍感なバリヤによっ
て、これらの利点が全て得られる。既に指摘したよう
に、この実施例は、低重心車両との衝突や狭い危険な適
用での使用に大変良く適し、また外部支持フレームを必
要としないため、バリアの高さを容易に調整することが
できる。
【0042】勿論、上記の好ましい実施例に、広い範囲
の変更あるいは変形をなすことができる。コラムを、例
えばアルミニュウムあるいは非金属の剛性シートのよう
な他の材料で形成してもよい。構成要素を互いに溶接し
たり、既存のシートに孔を穿設することによって孔を形
成してもよい。複数のコラムの軸方向の端部が実質的に
重なり合い、これにより軸方向の溶接の必要性を除去し
てもよい。孔の大きさ、形状、向き、コラム形成用のシ
ートの厚さ、コラムの大きさと形状、コラムを作る材
料、コラムの数、コラムの直径と高さは、全て、所望の
エネルギー吸収特性が得られるように調整することがで
きる。加えて、ポリスチレンのような他の発泡体並びに
充填材又は気孔をもつ発泡体を使用してもよい。より低
密度の発泡体は、適当な作動特性を提供するとともに、
バリヤの重量及びコストを更に減少することができる。
発泡体は、コラムに嵌まる形状の所定の大きさのブロッ
クで形成されてもよいし、プリフォームされた小さな発
泡体要素同士をコラム内で接着つまり結合させるもので
あってもよい。
【0043】上述した詳細な説明は、限定することなく
例示として把握されることを意図したものであり、また
本発明の範囲を規定するものは特許請求の範囲であり、
また全ての均等物を包含するものとして理解されるべき
ことを意図したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーストラックの適所に設置された本発明のク
ラッシュバリアの好ましい実施例を示す斜視図。
【図2】図1のクラッシュバリアの一部を分解して示す
平面図。
【図3】図2のIII−III線における断面図。
【図4】図2のIV−IV線における断面図。
【図5】図2のV−V線における断面図。
【図6】図2の前部エネルギー吸収要素の側面図。
【図7】図6のVII−VII線に沿って後方から見た
図。
【図8】図6の要素に含まれるリテーナの折り曲げる前
の平面図。
【図9】図6の要素に含まれるエキスパンド金属製コラ
ムの斜視図。
【図10】図9の円で囲まれた領域X10の拡大図。
【図11】図9の円で囲まれた領域X11の拡大図。
【図12】図6の要素のキャップの一つを後方から見た
図。
【図13】図12のX13−X13線に沿って見た側面
図。
【図14】図2の隣接するエネルギー吸収要素同士を連
結するのに用いられる連結帯の平面図。
【図15】図2に示す実施例に含まれる外被パネルの部
分の斜視図。
【図16】図2の中央エネルギー吸収要素の平面図。
【図17】図16のX17−X17線における断面図。
【図18】図16のX18−X18線に沿って後方から
見た立面図
【図19】図16の中央エネルギー吸収要素に含まれる
エキスパンド金属製コラムの斜視図。
【図20】図19の円で囲まれた領域X20の拡大図。
【図21】図19の円で囲まれた領域X21の拡大図。
【図22】図2の後部エネルギー吸収要素の平面図。
【図23】図22のX23−X23線における断面図。
【図24】図22のX24−X24線に沿って見た図。
【図25】第1位置における図2のクラッシュバリアの
取り付けを示す側面図。
【図26】第2位置における図2のクラッシュバリアの
取り付けを示す側面図。
【図27】図2のクラッシュバリアの取付け構造の断片
的な平面図。
【図28】図2のクラッシュバリアの取付け構造の断片
的な平面図。
【図29】図2のクラッシュバリアの取付け構造の断片
的な平面図。
【符号の説明】
10 クラッシュバリア 12 エネルギー吸収要素の前部分 14 エネルギー吸収要素の中間部分 16 エネルギー吸収要素の後部分 18 コラム 24 孔 26 長軸 28 短軸 30 エキスパンド金属製シート 32 リテーナ 34 エンドキャップ 36 エンドキャップ 46 エネルギー吸収要素の前部分の長手方向軸線 60 外側コラム 62 内側コラム 68 短い補強板 70 長い補強板 72 内側コラム 74 中間コラム 76 外側コラム 78 内側コラムの長手方向軸線 80 中間コラムの長手方向軸線 82 外側コラムの長手方向軸線 84 短い補強板 86 長い補強板 94 ブラケット

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1のコラムと、該コラム内に
    配置された発泡体とを有する少なくとも1つのエネルギ
    ー吸収要素からなり、 前記少なくとも1つのコラムは、該コラムに沿い且つそ
    のまわりに延びる孔の列を備えたシート材からなり、 前記少なくとも1つのコラムは、長手方向軸線を有し、
    且つ初期運動エネルギーを有する衝突車両がエネルギー
    吸収要素に衝突して前記少なくとも1つのコラムを長手
    方向軸線に沿ってつぶすときに、前記発泡体が前記少な
    くとも1つのコラムを座屈しないように支え、少なくと
    も1つのコラムの変形が、前記発泡体の変形によるより
    も、前記初期運動エネルギーをより多く吸収するような
    十分な剛性を有する、衝突車両を減速するようになった
    車両用クラッシュバリア。
  2. 【請求項2】 シート材がエキス金属メタルシートから
    なる、請求項1に記載の車両用クラッシュバリア。
  3. 【請求項3】 前記コラムが一対のエンドキャップを有
    し、各エンドキャップは前記シート材の夫々の端部に固
    定されている、請求項1に記載の車両用クラッシュバリ
    ア。
  4. 【請求項4】 前記エンドキャップの一方に隣接して前
    記コラム内に配置されたリテーナを更に有し、該リテー
    ナは、衝突の際に前記コラムがつぶれるときに、前記隣
    接したエンドキャップが前記コラムから分離される場合
    に前記コラム内に前記発泡体を保持するために、前記シ
    ート材に固定される請求項3に記載の車両用クラッシュ
    バリア。
  5. 【請求項5】 前記エネルギー吸収要素は、更に、前記
    第1コラム内に入れ子にされ且つ第1コラムとほぼ平行
    に向けられた第2コラムを有し、該第2コラムは、第2
    コラムに沿い且つそのまわりに延びる第2の列の孔を備
    えた第2シート材からなる、請求項1に記載の車両用ク
    ラッシュバリア。
  6. 【請求項6】 前記入れ子にされたコラムは、前記エネ
    ルギー吸収要素に対して好ましい曲げ方向を定めるため
    に、互いに偏心して位置決めされている、請求項5に記
    載の車両用クラッシュバリア。
  7. 【請求項7】 前記コラムは、前記コラムの一部を選択
    的に補強するために前記コラムの前記シート材に固定さ
    れた少なくとも1つの軸方向に向い補強板を有する請求
    項1に記載の車両用クラッシュバリア。
  8. 【請求項8】 前記エネルギー吸収要素を好ましい方向
    に移動し易くするために、前記エネルギー吸収要素を硬
    い箇所に回転可能に取り付ける手段を更に有する、請求
    項1に記載の車両用クラッシュバリア。
  9. 【請求項9】 前記取付け手段は、前記エネルギー吸収
    要素が軸方向のつぶれの初期の段階で、取付け手段を剛
    性にする手段を有している、請求項8に記載の車両用ク
    ラッシュバリア。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも1つのエネルギー吸収
    要素は、1つのビームを形成するために、互いにしっか
    りと連結された複数のエネルギー吸収要素からなり、ビ
    ームを道路より上にほぼ水平方向に片持ちするために、
    前記複数のエネルギー吸収要素のうちの後端に固定され
    た取り付け用ブラケットを有している、請求項1に記載
    の車両用クラッシュバリア。
  11. 【請求項11】 前記ビームは、直径と長さの比が
    『4:1』よりも大きい長さ及び直径を有する請求項1
    0に記載の車両用クラッシュバリア。
  12. 【請求項12】 前記比が、少なくとも約『6:1』で
    ある、請求項11に記載の車両用クラッシュバリア。
  13. 【請求項13】コラムと、該コラム内に配置された発泡
    体とを有する少なくとも1つのエネルギー吸収要素から
    なり、 前記コラムは、該コラムに沿い且つそのまわりに延びる
    孔の列を備えたシート材からなり、 前記エネルギー吸収要素と前記コラムは、各々、夫々の
    長手方向中心軸線を有し、 前記軸線は、前記コラムが前記エネルギー吸収要素内に
    横軸線に沿うエネルギー吸収要素の第1の側に向って偏
    心的に位置決めされるように、互いに片寄せられ、 前記コラムは、前記エネルギー吸収要素に対して好まし
    い曲げ方向を定めるのに十分な剛性を有し、 前記好ましい曲げ方向は、横軸線とほぼ整列し、前記横
    軸線と整列した変向力が前記エネルギー吸収要素の軸方
    向のつぶれの際に、軸方向に衝突する車両に加えられる
    ようにした、衝突する車両を減速するようになった車両
    用クラッシュバリア。
  14. 【請求項14】 前記エネルギー吸収要素が、複数の入
    れ子式に配置されたコラムを有し、各コラムは、夫々、
    各コラムに沿い且つそのまわりに延びる孔の列を備えた
    シート材からなり、前記コラムの長手方向軸線は平行で
    あり且つ前記横軸線に沿って互いに間隔を隔てている、
    請求項13に記載の車両用クラッシュバリア。
  15. 【請求項15】 前記複数の入れ子式コラムが3つの入
    れ子式コラムからなる、請求項14に記載の車両用クラ
    ッシュバリア。
  16. 【請求項16】 請求項14において、 前記入れ子式コラムの少なくとも1つのコラムは、複数
    の軸方向に延びた補強板を有し、該補強板は少なくとも
    1つの第1補強板を有し、該第1補強板は、前記コラム
    を第2補強板よりも大きく、前記横方向に曲がらないよ
    うに支え、第1補強板は、前記変向力を増すために、前
    記中心軸に対して前記第1の側に片寄せられている、請
    求項14に記載の車両用クラッシュバリア。
  17. 【請求項17】 請求項14において、 前記入れ子式コラムの少なくとも1つが、少なくとも1
    つの軸方向に延びた補強板を有し、該少なくとも1つの
    補強板は、前記孔明きコラムの剛さを増して前記変向力
    を大きくするために、前記中心軸に対して非対称に配置
    される、請求項14に記載の車両用クラッシュバリア。
  18. 【請求項18】 シート材は、管に形成されたエキスパ
    ンド金属シートからなる請求項13に記載の車両用クラ
    ッシュバリア。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも1つのエネルギー吸収
    要素の前記少なくとも1つのコラムが、十分な剛性を備
    える形態とされ、エネルギー吸収要素に衝突して前記少
    なくとも1つのコラムを前記長手方向軸線に沿ってつぶ
    すときに、前記発泡体が前記少なくとも1つのコラムを
    座屈しないように支え、少なくとも1つのコラムの変形
    が、前記発泡体の変形によるよりも、前記初期運動エネ
    ルギーをより多く吸収するような十分な剛性を有する、
    請求項13に記載の車両用クラッシュバリア。
  20. 【請求項20】 前記エネルギー吸収要素を好ましい方
    向に移動し易くするために、前記エネルギー吸収要素を
    硬い箇所に回転可能に取り付ける手段を更に有する、請
    求項13に記載の車両用クラッシュバリア。
  21. 【請求項21】 前記取付け手段は、前記エネルギー吸
    収要素が軸方向のつぶれの初期の段階で、取付け手段を
    剛性にする手段を有している、請求項13に記載の車両
    用クラッシュバリア。
  22. 【請求項22】 前記少なくとも1つのエネルギー吸収
    要素は、1つのビームを形成するために、互いにしっか
    りと連結された複数のエネルギー吸収要素からなり、ビ
    ームを道路より上にほぼ水平方向に片持ちするために、
    前記複数のエネルギー吸収要素のうちの後端に固定され
    た取り付け用ブラケットを有している、請求項13に記
    載の車両用クラッシュバリア。
  23. 【請求項23】 前記ビームは、直径と長さの比が
    『4:1』よりも大きい長さ及び直径を有する請求項2
    2に記載の車両用クラッシュバリア。
  24. 【請求項24】 前記比が、少なくとも約『6:1』で
    ある、請求項23に記載の車両用クラッシュバリア。
  25. 【請求項25】前端から後端まで長手方向軸線配列され
    た複数のエネルギー吸収要素を有する車両用クラッシュ
    バリアであって、エネルギー吸収要素のうち、少なくと
    も第1、第2の要素が各々、前記長手方向軸線とほぼ整
    列された少なくとも1つのコラムと、該コラム内に配置
    された発泡体と、を有し、前記各コラムは、該コラムに
    沿い且つそのまわりに延びる孔の列を備えたシート材か
    らなり、 前記第1エネルギー吸収要素は、前記第2エネルギー吸
    収要素よりも前記前端に近く、 前記コラムは、前記第1エネルギー吸収要素に与える軸
    方向の剛さよりも大きい軸方向の剛さを前記第2エネル
    ギー吸収要素に与える形態とされ、前記第1エネルギー
    吸収要素は、前記クラッシュバリアの前端に車両が衝突
    したときに、前記第2エネルギー吸収要素よりも前に前
    記第1エネルギー吸収要素が軸方向につぶれるようにさ
    れている、 衝突する車両を減速するようになった車両用クラッシュ
    バリア。
  26. 【請求項26】 前記第1エネルギー吸収要素が、前記
    第2エネルギー吸収要素よりも少ない数の前記コラムを
    有している、請求項25に記載の車両用クラッシュバリ
    ア。
  27. 【請求項27】 前記コラムのうち選択されたコラム
    が、夫々、複数の軸方向に向いた補強板を有し、 前記補強板は、前記第1エネルギー吸収要素に比べて大
    きい剛さを前記第2エネルギー吸収要素に与えるように
    配置されている、請求項25に記載の車両用クラッシュ
    バリア。
  28. 【請求項28】 前記エネルギー吸収要素のうちの少な
    くとも1つの補強板が、前記エネルギー吸収要素の前記
    第1の側を選択的に補強して、該エネルギー吸収要素に
    対して、好ましい曲げ方向を定めるためにエネルギー吸
    収要素の長手方向軸線に対して非対称に配置される、請
    求項27に記載の車両用クラッシュバリア。
  29. 【請求項29】 請求項25において、 前記コラムのシート材が、夫々、管状のエキスパンド金
    属シートからなる、請求項25に記載の車両用クラッシ
    ュバリア。
  30. 【請求項30】 前記エキスパンド金属シートの前記孔
    が、夫々、長軸と短軸とを備えている、請求項29に記
    載の車両用クラッシュバリア。
  31. 【請求項31】 前記第1エネルギー吸収要素の前記エ
    キスパンド金属シートの少なくとも1つは、前記孔の前
    記短軸が長手方向軸線と平行となるように向けられ、ま
    た前記第2エネルギー吸収要素の前記エキスパンド金属
    シートの少なくとも1つは、前記孔の前記長軸が長手方
    向軸線と平行となるように向けられている、請求項30
    に記載の車両用クラッシュバリア。
  32. 【請求項32】 少なくとも前記第2エネルギー吸収要
    素の少なくとも1つの孔明きコラムは、初期運動エネル
    ギーを有する衝突車両が前記クラッシュバリアに衝突し
    て前記第2エネルギー吸収要素を前記前後軸に沿ってつ
    ぶすときに、前記発泡体が少なくとも1つの孔明き金属
    製コラムを座屈しないように支え、少なくとも1つの孔
    明き金属製コラムの変形が、前記発泡体の変形によるよ
    りも、前記初期連動エネルギーをより多く吸収するよう
    な十分な剛性を有する、請求項25に記載の車両用クラ
    ッシュバリア。
  33. 【請求項33】 請求項25において、 少なくとも前記第2エネルギー吸収要素が、前記第1エ
    ネルギー吸収要素に対して、前記第2エネルギー吸収要
    素を選択的に補強するために、前記コラムの夫々の1つ
    に固定された、軸方向に向いた補強板を備えている、請
    求項25に記載の車両用クラッシュバリア。
  34. 【請求項34】 請求項25において、 更に、1つのビームを形成するため、前記エネルギー吸
    収要素の隣接したものをしっかりと固定するための手段
    と、 、前記ビームを道路より上にほぼ水平に片持ちするた
    め、前記エネルギー吸収要素の後端に固定された取り付
    けブラケットと、を有している、請求項25に記載の車
    両用クラッシュバリア。
  35. 【請求項35】 請求項34において、 前記ビームは、長さと直径との比が『4:1』よりも大
    きい長さ及び直径を有する、請求項34に車両用クラッ
    シュバリア。
  36. 【請求項36】 前記比が少なくとも約『6:1』であ
    る、請求項35に車両用クラッシュバリア。
  37. 【請求項37】 前記エネルギー吸収要素の後端を、硬
    い箇所に回転可能に取り付けるための手段を更に有す
    る、請求項25に記載の車両用クラッシュバリア。
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