JPH05202327A - 常温固体の記録媒体及びこの記録媒体を用いた噴射記録方法 - Google Patents

常温固体の記録媒体及びこの記録媒体を用いた噴射記録方法

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JPH05202327A
JPH05202327A JP20140692A JP20140692A JPH05202327A JP H05202327 A JPH05202327 A JP H05202327A JP 20140692 A JP20140692 A JP 20140692A JP 20140692 A JP20140692 A JP 20140692A JP H05202327 A JPH05202327 A JP H05202327A
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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 記録媒体を吐出口から吐出して記録を行う噴射記録方法
に使用する記録媒体で、−SO3 M又は−COOM(M
はアルカリ金属)を有する染料と、直鎖のアルキルアミ
ンとで塩を形成したものである染料化合物を、熱溶融性
固体物質中に含有する。 【効果】 画像の形成された記録紙を、長期間他の紙や
樹脂シート等に密着させても、他の紙や樹脂シートに画
像が転写することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常温固体の記録媒体
で、特に噴射記録方法に使用する常温固体の記録媒体、
及びこの記録媒体を用いた噴射記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】噴射記録方法は、記録媒体(インク)の
小滴を飛翔させ、紙などの被記録材に付着させて記録を
行うものである。噴射記録方法の中でも特に、本出願人
が特公昭61−59911号公報、特公昭61−599
12号公報、特公昭61−59914号公報において開
示した、常温で液体のインクを用い、熱エネルギーをこ
のインクに作用させてインク内に泡を発生させ、インク
内に発生した泡により液滴を吐出口(オリフィス)から
吐出させる方法によれば、記録ヘッドの高密度マルチオ
リフィス化が容易に実現でき、高解像度、高品質の画像
を高速で記録できる。
【0003】一方、噴射記録方法に用いられるインクに
は、被記録材上では速やかに乾燥定着するのに対し、ノ
ズル内での乾燥しにくくノズル詰まりを起こしにくい、
という矛盾した特性が要求される。
【0004】この要求に対し、従来の常温液体のインク
は一般に水を主成分とし、これに乾燥防止、目詰まり防
止などの目的でグリコールなどの水溶性高沸点溶剤を含
有したものが一般的で、このようなインクを用いて普通
紙に記録を行った場合、インクが速やかに乾燥定着せ
ず、印字直後の文字を手で触れるとインクが手についた
り、文字が擦れて印字品位が低下するなどの問題があっ
た。
【0005】また、記録紙の種類によって、インクの浸
透性が大きく異なるため、従来の水を主成分としたイン
クを使用する場合、特定の記録紙しか使用できないとい
う問題があった。特に近年は、オフィスで多く使用され
ているコピー用紙、レポート用紙、ノート、便箋等のい
わゆる普通紙に対しても良好な記録を行えることが要求
されている。
【0006】この要求に対して、米国特許5,006,
170号、特開昭58−108271号公報、特開昭6
1−83268号公報、特開昭61−159470号公
報、特開昭62−48774号公報あるいは特開昭55
−54368号公報には、常温で固体状のホットメルト
型インクを加熱溶融して飛翔される噴射記録方法が開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】常温で固体のホットメ
ルト型インクを用いることにより、画像のにじみ及び定
着性に関する問題は解決できるが、ブリード現象と呼ば
れる別の問題がしばしば発生した。ブリード現象とは、
記録紙に形成された画像を、長期間他の紙や樹脂シート
等に密着させておくと、画像中の色材が昇華して紙や樹
脂シートを着色させることをいう。ブリード現象は記録
媒体中に含有する色材として油溶性染料を使用した場
合、記録紙上で画像が盛り上がって形成されている場合
に発生し易い。
【0008】一方、記録媒体中の色材に、このようなブ
リード現象の少ない顔料を用いるとブリード現象の発生
を回避することができるが、この様な顔料は記録媒体中
の固体溶媒との親和性が少ないため、特別な分散安定化
の技術が不可欠であるが、まだ完全にこのような技術が
確立しているとは言え難い状況である。特に、この様な
顔料を用いた記録媒体を、加熱溶融・冷却固化のサイク
ルを繰り返して行う噴射記録方法に用いると記録媒体が
ノズル内で目詰まりする危険性があった。
【0009】本発明の目的は、上記のような色材のブリ
ード現象がなく、長期間の保存安定性も良好で、更に目
詰まりもない、信頼性に優れた常温で固体記録媒体、及
びそれを用いた噴射記録方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の常温固体の記録
媒体は、熱エネルギーを付与することにより、記録媒体
を吐出口から吐出して記録を行う噴射記録方法に使用す
る記録媒体で、−SO3 M又は−COOM(Mはアルカ
リ金属)を有する染料と、直鎖のアルキルアミンとで塩
を形成したものである染料化合物を熱溶融性固体物質中
に含有したものである。
【0011】また、本発明の噴射記録方法は、上記の記
録媒体を加熱溶融して記録信号に応じた熱エネルギーを
付与することにより前記記録媒体内に泡を発生させ、前
記泡により前記記録媒体を吐出口から吐出させて記録を
行うものである。
【0012】更に、本発明の噴射記録方法は、上記の記
録媒体を加熱溶融して記録信号に応じて変形するピエゾ
振動子により前記記録媒体を吐出口から吐出させて記録
を行うものである。
【0013】本発明の記録媒体は、常温(5℃〜35
℃)で固体のもので、噴射記録方法に使用する際は加熱
溶融して使用する。噴射記録方法は、後に詳述するよう
に、溶融した記録媒体に記録信号に応じた熱エネルギー
を付与することにより吐出口(オリフィス)から吐出さ
せて記録を行うものである。
【0014】本発明の常温固体の記録媒体は、熱溶融性
固体物質中に特定の染料化合物を含有するものである。
【0015】更に本発明の記録媒体には、必要に応じて
物性を調整するための添加剤あるいはアルコール等の常
温で液体の有機溶剤等を含有してもよい。
【0016】本発明の記録媒体は、その融点が36℃〜
200℃の範囲にあるものが望ましい。36℃を下回る
場合には、室温の変化によっては記録媒体が溶けて手な
どを汚すおそれがあり、200℃を越える場合には、記
録媒体を液化するために大きなエネルギーが必要とな
る。より好ましくは、その融点が36℃〜150℃の範
囲が望ましい。
【0017】本発明者等は、ブリード現像について、鋭
意検討した結果、一般の油溶性染料は極性が低いため染
料間の相互作用が小さく、そのため染料自身が昇華しや
すい傾向にあることを見いだした。この現象は、イエロ
ー、マゼンタ等の分子長が比較的短い油溶性染料におい
て特に顕著に認められる。そこで分子構造中に−SO3
M又は−COOM(Mはアルカリ金属)を有する染料
と、直鎖のアルキルアミンとで塩を形成した染料化合物
は、一般の油溶性染料と比較すると分子長が長く、その
ため染料の昇華性が低下することを確認した。また、直
鎖のアルキルアミンを使用することにより、熱溶融性固
体物質と相溶性の良い染料化合物とすることができる。
【0018】従って、この染料化合物を含有する本発明
の記録媒体は、長時間、紙やポリ塩化ビニル、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン等の樹脂シートと接した場合で
も、ブリードと呼ばれる色移り現象が無いことを見い出
した。更に、上記の染料化合物を含有する本発明の記録
媒体は、画像のにじみ、耐光性、耐水性においても非常
に優れている。
【0019】本発明の記録媒体に用いる染料化合物は、
通常の染料、すなわち分子内に−SO3 M又は−COO
Mを有する水溶性染料を出発物質としており、これに直
鎖のアルキルアミンを反応させて塩を形成することによ
り得られるものである。Mはナトリウム等のアルカリ金
属を示すものである。
【0020】本発明の記録媒体に使用する染料化合物
は、出発物質の染料を水に溶解し、適当な鉱酸を加えれ
ばアルカリ金属塩の形になっている酸性基は遊離酸に変
化する。このとき、染料分子は水に対する溶解度が小さ
くなって沈殿する。次に、該染料分子の沈殿をアルコー
ル等の適当な溶媒中に分散させ、直鎖のアルキルアミン
を加えると、目的とする染料化合物が溶媒に溶解した塩
として生成する。
【0021】上記の化学変化の概略を次の反応式に示
す。
【0022】但し、出発物質の染料分子をD−SO3
M、直鎖のアルキルアミンをR−NH2 で表わしてい
る。
【0023】
【外1】
【0024】出発物質として用いられる染料は、一般に
分子中にアルカリ金属塩の形をしたカルボキシル基或は
スルホン酸基等の酸性基を有する染料であればよい。染
料の個々の例については、カラーインデックスに詳記さ
れているが、以下にいくつかの具体例を示す。
【0025】C.I.ダイレクトブラック17,19,
32,51,71,154,168;C.I.ダイレク
トブルー 6,22,25,71,86,90,10
6,199;C.I.ダイレクトレッド 1,4,1
7,28,83;C.I.ダイレクトイエロー 12,
24,26,86,98;C.I.ダイレクトオレンジ
34,39,44,46,60;C.I.ダイレクト
バイオレット 47,48;C.I.ダイレクトブラウ
ン 109;C.I.ダイレクトグリーン 59;C.
I.アシッドブラック 2,7,24,26,31,5
2,63,112,118;C.I.アシッドブルー
9,22,40,59,93,102,104,11
3,117,120,167,229,134;C.
I.アシッドレッド 1,6,32,35,37,5
1,52,80,85,87,92,94,115,1
80,256,317,315 C.I.アシッドイエロー 11,17,23,25,
29,42,61,71;C.I.アシッドオレンジ
7,19;C.I.アシッドバイオレット 49;C.
I.フードブラック 1,2;C.I.リアクティブレ
ッド 23等があげられる。
【0026】上記の染料の例は本発明における出発物質
として特に好ましいものであり、本発明の出発物質はこ
れらに限定されるものではない。
【0027】上記の染料に反応させる直鎖のアルキルア
ミンとして、特に好ましいものの具体的な例をあげれ
ば、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブ
チルアミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、シクロ
ヘキシルアミン、オクチルアミン、デシルアミン、ラウ
リルアミン、セチルアミン、ステアリルアミン、ジメチ
ルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジブチ
ルアミン、ジベンチルアミン、ジヘキシルアミン、ジシ
クロヘキシルアミン、トリメチルアミン、トリエチルア
ミン、トリプロピルアミン、メチルエチルアミン、エチ
ルプロピルアミン、エタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン等である。
【0028】また、染料化合物の性質は、主として造塩
した直鎖のアルキルアミン分子中の炭素数に依存して変
化する。即ち、造塩させるアルキルアミンの炭素数が長
いと、造塩した後の染料化合物の分子長も長くなるた
め、前述の色材自身の昇華性が抑えられる。その結果、
ブリード現象の発生を抑制することが出来る。又、造塩
させるアルキルアミンの炭素数が長いと熱溶融性固体物
質との相溶性も増加する傾向を示す。したがって、用い
るアルキルアミンの種類を選ぶことによって、色材の昇
華性、熱溶融性固体物質との相溶性を考慮し、最適状態
を選択することができる。
【0029】直鎖のアルキルアミンの炭素数は6〜3
0、更には8〜22が好ましい。
【0030】本発明の記録媒体中の染料化合物の濃度は
所望に応じて適宜決定されるが、0.1〜15重量%、
好適には0.5〜10重量%、さらに最適には1〜8重
量%とするのが望ましい。
【0031】本発明における記録媒体の主要成分である
熱溶融性固体物質は、常温以上に融点を有する固体の有
機化合物が用いられる。特に、脂肪酸及びその誘導体、
一価又は二価のアルコール、ケトン等のアルキル鎖を有
する有機化合物が、染料化合物との相溶性が良いため、
前述のブリード現象の防止に効果があり好ましい。
【0032】本発明の記録媒体に使用する熱溶融性固体
物質としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸
類、ラウリン酸アミド、ステアリン酸アミド等の脂肪酸
アミド類、p−ヒドロキシ安息香酸n−ブチル、ニトロ
安息香酸メチル、安息香酸フェニル等の脂肪酸エステル
類、1−テトラデカノール、1−ヘキサデカノール、1
−ステアリルアルコール、シクロドデカノール、1,6
−ヘキサンジオール、1,10−デカンジオール、1,
12−ドデカンジオール等の一価、二価アルコール類、
ジウンデシルケトン、ジヘプタシルサトン、シクロドデ
カノン等のケトン類等から適宜選ばれる。これらの熱溶
融性固体物質は単独で使用してもよいし、2種以上を混
合して使用しても良い。
【0033】上記の熱溶融性固体物質は、種類によって
吐出特性に特に優れたものや、保存性に特に優れたも
の、あるいは被記録材上でのにじみが極端に少ないもの
など色々と特徴がある。従って、使用目的に応じて上記
熱溶融性固体物質の中から適宜選択して記録媒体に使用
するとよい。
【0034】熱溶融性固体物質の融点をTm、沸点(1
気圧における沸点。以下同様)Tbとしたとき、前述の
熱溶融性固体物質のうち下記の式(A)および(B)を
いずれも満たす熱溶融性固体物質を用いると、記録像の
定着性に優れると共に熱エネルギーを吐出エネルギーへ
と効率よく変換できる常温固体の記録媒体が得られる。
【0035】36℃≦Tm≦150℃…(A) 150℃≦Tb≦370℃…(B) 沸点Tbは更に200℃≦Tb≦340℃であることが
好ましい。
【0036】本発明の記録媒体中に含有される熱溶融性
固体物質の含有量は、記録媒体に対して50〜99重量
%、好ましくは60〜99重量%の範囲が望ましい。5
0重量%未満では溶融状態(液体)から固体へと相変化
するのに時間がかかり、画像のにじみ、ブロッキング等
が発生するため好ましくない。熱溶融性固体物質のう
ち、上記式(A)及び(B)のいずれも満たす熱溶融性
固体物質は、記録媒体に対して30〜99重量%含有す
るのが好ましい。
【0037】また、記録媒体が常温(5〜35℃)にお
いて固体状態に保たれる範囲内で、アルコール等の常温
で液体の有機溶剤を添加してもよい。また、そのほか
に、酸化防止剤、分散剤、過冷却剤、防鎖剤等の各種添
加剤も本発明の目的の達成を妨げない範囲において必要
に応じて添加することが出来る。
【0038】次に、本発明の常温固体の記録媒体を用い
た噴射記録方法について説明する。図1は、本発明の噴
射記録方法を実施するための装置の一例を示す概略図で
ある。同図において、タンク1に収容された記録媒体
は、供給路2を通って記録ヘッド3に供給される。記録
ヘッド3は、図2に示す様な記録ヘッドが使用できる。
タンク1、供給路2及び記録ヘッド3には、加熱手段8
及び4の熱により装置内の記録媒体が液状に保たれる。
加熱手段8及び4は、温度制御手段6により、所定の温
度に設定される。記録ヘッド3には、駆動回路5より記
録信号が送られ、記録信号に応じて記録ヘッドの吐出エ
ネルギー発生手段(例えばヒーター)が駆動する。
【0039】記録ヘッド3は、図2に示すように、基板
21上に平行に並べられた壁28と、液室25を形成す
る壁29とが設けられている。更に、壁28、29の上
には透明な天板24が配置される。図2(a)では、記
録ヘッドの内部を見やすくするため、天板24を壁2
8、29から離して示してある。天板24にはインク供
給口27が形成され、インク供給口27より液室25に
溶融した記録媒体が流入する。壁28と壁29の間、壁
28と壁29の間は溶融した記録媒体が通るノズル22
となっており、各ノズル22の途中の基板21上には、
記録媒体に、記録信号に応じた熱エネルギーを付与する
ためのヒーター23が設けられている。ヒーター23か
らの熱エネルギーにより記録媒体に泡が発生し、記録媒
体がノズル22の吐出オリフィス15から吐出する。こ
うして、記録紙7に記録像が形成される。
【0040】本発明の噴射記録方法は、図3に示すよう
に、熱エネルギーの付与により記録媒体中に発生した泡
が、膨張して所定の大きさになったところで吐出口15
から突き抜け外気と連通するようにするとよい。
【0041】このようにすると、泡と吐出口15との間
にある記録媒体が実質的に全て吐出する。従って、吐出
する小滴の体積は常に一定となる。従来の噴射記録方法
では、通常、記録媒体中に生じた泡は外気と連通せず、
最大に成長した後は収縮して消滅する。従来のように、
記録媒体中に生じた泡が外気と連通しない場合、泡と吐
出口15との間にある記録媒体は全てが吐出せず部分的
に吐出するにすぎない。
【0042】図3を用いて、泡が吐出口15を突き抜け
外気と連通する噴射記録方法について説明する。
【0043】図3は記録ヘッド3に設けられた1本のノ
ズル22の断面で、図3(a)は発泡前の状態を示す。
まず、加熱手段4に電流を流し、記録ヘッド全体を加熱
し、固体インク13を溶解する。固体インク13を液化
した後、ヒーター23に瞬間的に電流を流しパルス的に
ヒータ23近傍のインク13を加熱すると、インク13
は急激な沸騰を起こし勢いよく泡16が発生し、膨張を
始める(図3(b)参照)。泡16は膨張を続け、特に
イナータンス(慣性)の小さいオリフィス15側へ成長
し、更にオリフィス15から突き抜け外気と連通する
(図3(c)参照)。泡16よりオリフィス15側のイ
ンクは、この瞬間までに泡16から与えられた運動量の
ために前方へ飛び出し、やがて独立な小滴17となって
紙などの被記録媒体へ飛翔する(図3(d)参照)。ノ
ズルの先端部に生じた空隙19には、後方のインクの表
面張力とノズル壁との濡れによって新たなインク13が
満たされ、吐出前の状態に戻る。
【0044】記録ヘッド3は従来の記録ヘッドに比べ、
ヒーター23の位置を吐出口15の方向に近づけた位置
に設けてある。これは泡を外気と連通させるために最も
簡便にとれる構成である。ヒーター23の発生する熱エ
ネルギー量、インク物性、記録ヘッド3の各部の大きさ
(吐出口15とヒーター23間の距離、吐出口15やノ
ズル22の幅及び高さ)などを所望に応じて選択するこ
とにより泡を外気と連通させることができる。
【0045】ヒーター23を吐出口15にどのくらい近
づけたら泡が外気と連通するかどうかについては一概に
は言えないが、ヒーター23の吐出口側の端から吐出口
15までの距離(後に説明する図4に示す記録ヘッドの
場合は、ヒーター23の表面から吐出口15までの距
離)が5μm以上80μm以下、更には10μm以上6
0μm以下であることが好ましい。
【0046】泡を外気と確実に連通させるために、吐出
口の高さH(図2(a)参照)をヒーターのところで測
定したノズルの幅Wと等しいか、より小さくすることが
好ましい。
【0047】また、泡を外気と連通させるためには、ヒ
ーター23の幅を、ノズルの幅の50%〜95%、更に
は70%〜90%とするのが好ましい。更には加熱手段
4によって溶融状態にあるインク粘度が100cps以
下であることが好ましい。また、泡が外気と連通しない
場合に達するであろう泡の最大体積もしくは泡の最大体
積の70%以上、より好ましくは80%以上の体積のと
きに泡が外気と連通する様にすることはこのましいもの
である。
【0048】また本発明では、ヒーター23により生起
された泡が吐出口15より外気と連通するときに、泡の
内圧が外気圧以下の条件で連通させるのが好ましい。
【0049】図5は、泡の内圧(グラフa)と泡の体積
(グラフb)の関係を示したグラフである。但し、図5
は泡が外気と連通しない場合のグラフである。図5にお
いて、時刻T=t0 で、ヒーター23にパルス電流を流
すと記録媒体中に泡が発生して泡の内圧が急激に上昇す
る。泡は発生と同時に膨張を開始する。
【0050】泡の膨張は、ヒーター23への電流印加が
終了してもすぐには終わらず、暫くの間続く。その結果
泡の内圧は急激に低下して時刻T=t1 で外気圧以下に
なる。泡はある程度膨張を続けた後、収縮し消滅する。
【0051】従って、図6に示すように、時刻T=t1
以降の時間、例えば時刻ta で泡を外気と連通させれ
ば、連通する直前の泡の内圧は外気圧以下となる。
【0052】泡の内圧が外気圧以下の条件で泡を外気と
連通させて小滴を吐出させると、記録に不要なミスト状
の記録媒体が飛散するのを防ぐことができ、被記録材や
装置内を汚すことがない。
【0053】従来から、噴射記録方法では記録を行う小
滴以外に、スプラッシュしたミスト状の記録媒体(以
下、スプラッシュあるいはミストという)がしばしば吐
出し、問題となっていた。本発明によれば、泡を外気と
連通する際に泡の内圧を外気圧よりも低くすることでス
プラッシュやミストを防ぐことができる。
【0054】泡の内圧と外気圧との大小関係は、泡の内
圧を直接測定するのは難しいため、以下のようにして判
定するとよい。
【0055】即ち、記録媒体が発泡を開始してから泡が
外気と連通するまでの時間における泡の体積Vb を測定
し、Vb の二次微分d2b /dt2 を求めることによ
って泡の内圧と外気圧との大小関係を知ることができ
る。d2b /dt2 >0であれば泡の内圧は外気圧よ
りも高く、d2b /dt2 ≦0であれば泡の内圧は外
気圧以下である。
【0056】図4は記録ヘッドの他の例を示すもので、
吐出口15がノズル22の横方向に設けられている。図
4の記録ヘッドを使用した場合も、図3の記録ヘッドと
同様に泡6は外気と連通する。即ち、図4(a)に示す
発泡前の状態から、加熱手段4により記録媒体13を溶
融した後、ヒーター23に通電するとヒーター23上に
泡16が発生する(図4(b))。その後、泡16は膨
張を続け(図4(c))、泡16と外気とが連通して小
滴17が吐出口15から飛び出す(図4(d))。
【0057】本発明の記録媒体は、熱により記録媒体中
に泡を発生させて記録を行う噴射記録方法ばかりでな
く、図7に示す様にピエゾ振動子31の変形を用いて記
録媒体の小滴38を飛翔させて記録を行う噴射記録方法
にも使用することができる。即ち、図7に示す様に、外
周に円筒状のピエゾ振動子31を設けたノズル33内
に、図示しない加熱手段により溶融状態に保持された記
録媒体13を充填する。その後、ピエゾ振動子31に記
録信号に応じた電子を与えることにより、記録媒体13
の小滴38をノズル33の吐出口34より吐出させる。
記録信号に応じた記録信号は信号処理手段37より発せ
られる。
【0058】以上説明したように、本発明の記録媒体及
び記録方法によれば、印字物を紙、樹脂シート等に密着
させたままの状態で放置しておいても、ブリード現象を
発生させることのない良好な印字物を得ることが可能と
なる。
【0059】
【実施例】次に、実施例および比較例を挙げて本発明を
更に詳細に説明する。
【0060】実施例1〜7 下記に示した熱溶融性固体物質をその融点以上で加熱液
化した後、溶融した熱溶融性固体物質に有機溶剤と染料
化合物とを混合して3時間攪拌し、フィルターを用いて
不溶分を取り除き本発明の記録媒体(実施例1〜7)を
得た。
【0061】実施例1 C.I.フードブラック2 ドデシルアミン塩 5重量
% エチレンカーボネート (融点39℃) 30重量% 1,12−ドデカンジオール(融点82℃) 65重量
% 実施例2 C.I.ダイレクトブラック168 n−オクチルアミ
ン塩 4重量% パルミチン酸(融点62℃) 96重量% 実施例3 C.I.アシッドレッド35 n−ステアリルアミン塩
6重量% パルミチン酸(融点62℃) 44重量% ステアリン酸(融点67℃) 50重量% 実施例4 C.I.ダイレクトブラック154 セチルアミン塩
5重量% セチルアルコール(融点50℃) 95重量% 実施例5 C.I.ダイレクトブラック38 シクロヘキシルアミ
ン塩 3重量% ステアロン(融点88℃) 44重量% ラウリン酸(融点45℃) 57重量% 実施例6 C.I.フードブラック2 n−ステアリルアミン塩
7重量% エチレンカーボネート (融点39℃) 41重量% 1,12−ドデカンジオール(融点82℃) 40重量
% 1,10デカンジオール(融点73℃) 12重量% 実施例7 C.I.ダイレクトブルー199 セチルアミン塩 6
重量% アセトアミド(融点82℃) 30重量% エチレンカーボネート (融点39℃) 15重量% 1,12−ドデカンジオール(融点82℃) 49重量
【0062】実施例1及び実施例6の記録媒体を用い
て、図2の記録ヘッドを設けた図1の記録装置により、
市販のコピー用紙3種(キヤノン NP−DRY、ゼロ
ックス4024、リコーPPC用紙6000)に記録を
行った。記録ヘッドのノズルの寸法は高さが27μm、
幅が40μm、ヒーターの寸法は幅32μm、長さ40
μm、ヒーターの位置はヒーターの最もオリフィス15
側の端からオリフィス15までの長さが20μmであっ
た。記録ヘッドのヒーターへの通電条件は印加電圧1
6.0V、パルス幅2.5μsec.、駆動周波数1K
Hzであった。記録画像は10cm×10cmのベタ画
像とし、各コピー用紙に形成されたベタ画像を、それぞ
れポリ塩化ビニール性シートに密着させて40℃の温度
で3ケ月放置した。その結果、いずれのポリ塩化ビニー
ル性シートにもブリード現象は見られなかった。
【0063】実施例2〜5の記録媒体を用いて、図7の
記録ヘッドを設けた図1の記録装置により、実施例1と
同様に3種類のコピー用紙に記録を行った。記録ヘッド
のオリフィス34は直径60μmの円形で、ノズル33
の内径は100μmであった。ピエゾ振動子31への印
加電圧は60Vで、駆動周波数は2KHzであった。記
録画像は10cm×10cmのベタ画像とし、各コピー
用紙に形成されたベタ画像を、それぞれ小林記録紙
(株)製厚紙に密着させて40℃の温度で3ケ月間放置
した。その結果、いずれの厚紙にもブリード現象はみら
れなかった。
【0064】実施例7の記録媒体を用いて、図4の記録
ヘッドを設けた図1の記録装置により、実施例1と同様
に3種類のコピー用紙に記録を行った。記録ヘッドのノ
ズルの寸法は高さが10μm、幅が40μmで、ヒータ
ーの寸法は幅、長さともに34μmであった。オリフィ
スは円形でヒーターの真上に設けてある。オリフィスの
直径は30μmで、ヒーター表面からオリフィスまでの
距離は20μmであった。ヒーターへの通電条件は、印
加電圧15.0V、パルス幅2.5μsec,駆動周波
数1KHzであった。記録画像は10cm×10cmの
ベタ画像とし、各コピー用紙に形成されたベタ画像を、
それぞれ小林記録紙(株)製厚紙に密着させて40℃の
温度で3ケ月間放置した。その結果、いずれの厚紙にも
ブリード現象はみられなかった。
【0065】比較例1 実施例1の記録媒体中に含有する色材C.I.フードブ
ラック2 ドデシルアミン塩をC.I.ソルベントイエ
ロー16に置換し、その他は実施例1と同様にして記録
媒体を得た。
【0066】こうして得た記録媒体について、実施例1
と同様にして記録を行い、実施例1と同様の条件で3ケ
月間放置した。その結果、ポリ塩化ビニール性シートへ
の著しいブリード現象が認められた。
【0067】比較例2 実施例3の記録媒体中に含有する色材C.I.アシッド
レッド35 n−ステアリルアミン塩をC.I.ソルベ
ントイブルー111に置換し、その他は実施例1と同様
にして記録媒体を得た。
【0068】こうして得た記録媒体について、実施例3
と同様にして記録を行い、実施例3と同様の条件で3ケ
月間放置した。その結果、厚紙への著しいブリード現象
が認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体を使用する記録装置の一例を
示す概略図である。
【図2】図1の記録装置で使用する記録ヘッドの概略図
を示し、図2(a)は熱エネルギーを吐出エネルギーと
して使用する記録ヘッドの斜視図、図2(b)は図2
(a)の記録ヘッドの平面図である。
【図3】本発明の記録方法の吐出状態の一例を示す模式
図である。
【図4】記録方法の吐出状態の他の例を示す模式図であ
る。
【図5】泡が外気と連通しない場合の、泡の内圧変化と
泡の体積変化の例を示したグラフである。
【図6】泡が外気と連通する場合の、泡の内圧変化と泡
の体積変化の例を示したグラフである。
【図7】図1の記録装置で使用する記録ヘッドの他の例
を示す概略図である。
【符号の説明】
1 タンク 2 供給路 3 記録ヘッド 4,8 加熱手段 5 駆動回路 6 温度制御手段 7 記録紙 13 インク 15 吐出口 16 泡 17 小滴 21 基板 22 ノズル 23 ヒーター 24 天板 25 液室 27 インク供給口 31 ピエゾ振動子 33 ノズル 34 吐出口 37 信号処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 11/02 PTF 7415−4J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を吐出口から吐出して記録を行
    う噴射記録方法に使用する記録媒体で、−SO3 M又
    は、−COOM(Mはアルカリ金属)を有する染料と、
    直鎖のアルキルアミンとで塩を形成したものである染料
    化合物を熱溶融性固体物質中に含有することを特徴とす
    る常温固体の記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録媒体を加熱溶融し、
    更に記録信号に応じた熱エネルギーを付与することによ
    り前記記録媒体内に泡を発生させ、前記泡により前記記
    録媒体を吐出口から吐出させて記録を行うことを特徴と
    する噴射記録方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の記録媒体を加熱溶融し、
    更に記録信号に応じた熱エネルギーを付与することによ
    り前記記録媒体内に泡を発生させ、前記泡により前記記
    録媒体を吐出口から吐出させて記録を行う際に、前記泡
    が外気と連通することを特徴とする噴射記録方法。
  4. 【請求項4】 前記泡の内圧が外気圧以下であるとき、
    前記泡が外気と連通する請求項3記載の噴射記録方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の記録媒体を加熱溶融し、
    更に記録信号に応じて変形するピエゾ振動子により、前
    記記録媒体を吐出口から吐出させて記録を行うことを特
    徴とする噴射記録方法。
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JP2008189924A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Xerox Corp 相変化インク組成物

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