JPH0520203A - メモリアクセス制御装置 - Google Patents

メモリアクセス制御装置

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Publication number
JPH0520203A
JPH0520203A JP3175573A JP17557391A JPH0520203A JP H0520203 A JPH0520203 A JP H0520203A JP 3175573 A JP3175573 A JP 3175573A JP 17557391 A JP17557391 A JP 17557391A JP H0520203 A JPH0520203 A JP H0520203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
operation code
access
memory
illegal operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3175573A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Yamamoto
市郎 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP3175573A priority Critical patent/JPH0520203A/ja
Publication of JPH0520203A publication Critical patent/JPH0520203A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ側のアクセス時間の遅さが原因で処理
システムの停止が生じにくいメモリアスセス制御装置を
提供すること。 【構成】 制御装置側はCPU1とアクセスウェイト可
変回路2とを備え、ROM4より取り出したデータが違
法オぺコードであるならば(S110:YES)、アク
セスウェイト可変回路2を制御してアクセスウェイトを
追加して命令取り出し時間を延ばす(S130)。そし
て、ROM4内の違法オペコードをフェッチしたアドレ
スのデータを再度取り出す(S140)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリに対するアクセ
ス時の命令取り出し時間が可変であるメモリアクセス制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CPU(中央処理装置)がメ
モリに対してアクセスする際の命令取り出し時間が可変
であるメモリアクセス制御装置が知られている。そし
て、高速処理を実現するために、このメモリへのアクセ
スは、メモリ側のアクセス時間に対して仕様基準値ぎり
ぎりのタイミングとなるようなCPUの命令取り出し時
間を設定して行っていた。。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メモリ
側のアクセス時間は、例えばメモリ自体あるいは付随す
るバッファ、デコーダ等の製造誤差や、温度変化、電圧
変動による誤差等により仕様基準値からずれて遅くなっ
てしまう場合がある。そうした場合、仕様基準値ぎりぎ
りのタイミングでは、メモリから正しいデータを取り出
すことができず、取り出した値を違法オペコードとみな
し、処理システムの制御をその時点で停止させていた。
【0004】すると、作業者はシステムにリセットをか
けて最初から起動させ直す必要があり効率が悪い。そし
て、仕様基準値からずれて遅くなる原因を解消させない
限り取り出した値を違法オペコードとみなし、処理シス
テムの制御をその時点で停止させてしまうので、例え
ば、作業者がCPUの命令取り出し時間を遅くするよ
う、いわゆるウェイトをかける等の設定作業を行わなく
てはならない。そして、その作業をいちいち作業者が行
なうのは非常に面倒である。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とを目的とし、メモリ側のアクセス時間の遅さが原因で
処理システムの停止が生じにくいメモリアクセス制御装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、メモリに対するアクセス時の命令取り
出し時間が可変であるメモリアクセス制御装置におい
て、前記メモリから取り出したデータが違法オペコード
であるか否かを判断し、違法オペコードであった場合に
は、前記命令取り出し時間を延ばして再度前記データを
取り出させるリトライ制御手段を備えたことを特徴とす
るメモリアクセス制御装置の構成がそれである。
【0007】
【作用】上記構成を有する本発明のメモリアクセス制御
装置は、リトライ制御手段により、メモリから取り出し
たデータが違法オペコードであるか否かを判断し、違法
オペコードであった場合には、メモリに対するアクセス
時の命令取り出し時間を延ばして再度データを取り出さ
せることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は本実施例のメモリアクセス制御装置の電気系
統の構成を示すブロック図である。制御装置側はCPU
1とアクセスウェイト可変回路2とを備えており、CP
U1はメモリであるROM4とアドレスバス6及びデー
タバス8で互いに接続されている。データバス8の途中
にはデータバスバッファ10が介装されている。
【0009】また、アドレスバス6から分岐したチップ
イネーブル(chip enable)ライン12はデコーダ14
を介してROM4のチッピイネーブル入力ピンに接続さ
れている。そして、CPU1とROM4のアウトプット
イネーブル(output enable)入力ピンとは出力イネー
ブルライン16により接続されている。
【0010】こうして構成されるメモリ側のアクセス時
間について説明する。例えばROM4の仕様値が200
ns(ナノ秒)、データバスバッファ10の仕様値が1
0ns、デコーダ14の仕様値が10nsであるとする
と、その総計の220nsがアクセス時間の仕様値であ
る。
【0011】そして、制御装置側がメモリ側に対して命
令を送り、その命令を取り出し終わるまでの時間として
設定される命令取り出し時間は、CPU1の基準値に、
必要に応じてアクセスウェイト可変回路2によりアクセ
スウェイトを追加して設定される。本実施例では、通常
CPU1の基準値が220nsにされており、アクセス
ウェイトを1追加する毎に50nsづつ増加できるよう
に構成されている。
【0012】また、この命令取り出し時間は、高速処理
を実現するために、メモリ側のアクセス時間に対して仕
様基準値ぎりぎりのタイミングとなるよう設定されてい
る事が多く、本実施例でも、アクセスウェイトを0にし
てCPU1の基準値の220nsとし、メモリ側のアク
セス時間の仕様値と同じ220nsになるように設定さ
れている。
【0013】次に本実施例のメモリアクセス制御装置に
よりメモリ側のデータにアクセスする際のアクセス制御
処理を、図2のフローチャートに基づいて説明する。ま
ずCPU1がROM4よりデータを取り出す(ステップ
100、以下単にS100で表す。以下同様。)。この
際の命令取り出し時間は、上述したようにアクセスウェ
イトを0にした220nsである。
【0014】そして、取り出したデータが違法なオペコ
ードか否かを判断する(S110)。このオペコードと
はオペレーションコードを略したもので、この命令がど
の様な演算を要求しているかを示すためのディジタルコ
ードである。ROM4内に記憶されているオペコードは
予め決められており、それらの所定のオペコード以外の
データが取り出された時には、それを違法オペコードと
して判断する。
【0015】取り出したデータが違法オペコードでない
場合には(S110:NO)、そのリードデータに応じ
た一連の処理を実行し(S120)、次の処理に移行す
る。また、取り出したデータが違法オペコードであった
場合には(S110:YES)、S130の処理に移行
するのであるが。ここで、取り出したデータが違法オペ
コードとなる理由の一つを説明しておく。
【0016】メモリ側のアクセス時間の仕様値は、上述
したようにROM4が200ns、データバスバッファ
10が10ns、デコーダ14が10nsであるとする
と、その総計の220nsである。しかし、アクセス時
間の実力値は、例えばROM4自体あるいはバッファ1
0、デコーダ14の製造誤差や、温度変化、電圧変動に
よる誤差により仕様基準値からずれて遅くなってしまう
場合がある。
【0017】ROM4の仕様値は一般使用環境における
最大値を採用してあり、最も遅くなった場合の実力値が
200nsであったとしても、バッファ10、デコーダ
14の実力値が例えばそれぞれ15nsになった場合に
は、アクセス時間の実力値は230nsとなる。
【0018】そうした場合、仕様基準値ぎりぎりのタイ
ミングで設定した命令取り出し時間、例えば上述したよ
うにアクセスウェイトを0にした220nsでの命令取
り出し時間では、アクセス時間の実力値より短くなって
しまう。そのため、ROM4から正しいデータを取り出
すことができず、取り出した値を違法オペコードとみな
す事になるのである。
【0019】このような理由により、取り出したデータ
が違法オペコードであった場合には(S110:YE
S)、アクセスウェイト可変回路2を制御してアクセス
ウェイトを追加して命令取り出し時間を延ばす(S13
0)。本実施例では、このS130の処理でアクセスウ
ェイトを1だけ追加し、すなわちアクセスウェイトを0
から1にして、CPU1の基準値の220nsに1アク
セスウェイト分の50nsを加えて270nsとする。
【0020】次に、この270nsの命令取り出し時間
で、ROM4内の違法オペコードをフェッチしたアドレ
スのデータを再度取り出す(S140)。そして、再度
取り出したデータが違法なオペコードか否かを判断する
(S150)。違法オペコードでない場合には(S15
0:NO)、S130で追加したアクセスウェイトを削
除して、命令取り出し時間をアクセスウェイトを0であ
る元の220nsとする(S160)。そして、S14
0で取り出したリードデータに応じた一連の処理を実行
し(S120)、次の処理に移行する。
【0021】一方、270nsの命令取り出し時間で取
り出したデータが違法オペコードであった場合には(S
150:YES)、例えば図示しない表示装置にエラー
を表示して(S170)、制御処理を終了させる。な
お、本実施例では、S150において、違法オペコード
であると判断された場合には、すぐにエラー表示をして
制御処理を終了させるようにしてある。しかし、例え
ば、追加したアクセスウェイト数を判断するステップを
S170の直前に設け、アクセスウェイト数が所定数
(例えば3)以下の場合にはS130に戻って以下の処
理を繰り返すように構成してもよい。
【0022】この場合には、S130の処理を繰り返す
毎に命令取り出し時間が50nsづつ増加し、つまり、
1アクセスウェイト分の50nsを加えた270ns、
2アクセスウェイト分の100nsを加えた320n
s、3アクセスウェイト分の150nsを加えた370
nsの3種類の命令取り出し時間で3回リトライするこ
とができる。
【0023】メモリ側のアクセス時間が上述した通常の
原因による誤差の範囲で遅くなる分には、本実施例のよ
うに1アクセスウェイト分の50nsを加えた270n
sの命令取り出し時間でほぼ対処できると思われる。余
裕をもって370nsまでリトライすれば十分であろ
う。なお、S130での1アクセスウェイトを50ns
でなく、100ns、200ns等の値に変更して設定
しておいてもよい。
【0024】そして、370nsでのアクセスでも正し
い値が取り出せない場合は、その原因が単なる製造誤差
や、温度変化、電圧変動による誤差でなかったり、アク
セス時間の遅れではない場合も考えられるので、適当な
値の命令取り出し時間でのアクセスで見切りを付けるよ
うにしてある。
【0025】このように、取り出したデータが違法オペ
コードであった場合には、アクセスウェイトを追加して
命令取り出し時間を延ばし、再度データを取り出させる
ことができる。そのため、メモリ側のアクセス時間がR
OM4あるいは付随するバッファ10、デコーダ14の
製造誤差や、温度変化、電圧変動による誤差により仕様
基準値からずれて遅くなってしまい、取り出した値を違
法オペコードとみなしてしまった場合でも、再度のアク
セスで正しいオペコードを取り出すことができる。
【0026】従って、一度の違法オペコードのフェッチ
ですぐにシステムの制御を停止させてしまい、その毎に
作業者によりリセットがかけられて、起動させ直される
等の作業を待つといった不都合もなくなる。以上本発明
の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々なる態様で実施しえることは勿論であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のメモリアク
セス制御装置は、メモリから取り出したデータが違法オ
ペコードであった場合には、メモリに対するアクセス時
の命令取り出し時間を延ばして再度データを取り出させ
ることができるので、メモリ側のアクセス時間の遅さが
原因で処理システムの停止が生じにくいという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるメモリアクセス制御装
置の電気系統の構成を示す説明図である。
【図2】アクセス制御処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…CPU 2…アクセスウェ
イト可変回路 4…ROM 10…データバスバ
ッファ 14…デコーダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 メモリに対するアクセス時の命令取り出
    し時間が可変であるメモリアクセス制御装置において、 前記メモリから取り出したデータが違法オペコードであ
    るか否かを判断し、違法オペコードであった場合には、
    前記命令取り出し時間を延ばして再度前記データを取り
    出させるリトライ制御手段を備えたことを特徴とするメ
    モリアクセス制御装置。
JP3175573A 1991-07-16 1991-07-16 メモリアクセス制御装置 Pending JPH0520203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3175573A JPH0520203A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 メモリアクセス制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3175573A JPH0520203A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 メモリアクセス制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520203A true JPH0520203A (ja) 1993-01-29

Family

ID=15998446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3175573A Pending JPH0520203A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 メモリアクセス制御装置

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JP (1) JPH0520203A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19652786A1 (de) * 1996-12-19 1998-06-25 Thomson Brandt Gmbh Vorrichtung zur Abarbeitung einer Sequenz von Steuerungsbefehlen sowie Verfahren zur Erzeugung einer Sequenz von Steuerungsbefehlen und Speichermedium zur Abspeicherung von Steuerungsbefehlen
US6070236A (en) * 1996-12-19 2000-05-30 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Apparatus for processing a sequence of control commands as well as a method for generating a sequence of control commands, and storage medium for storing control commands

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19652786A1 (de) * 1996-12-19 1998-06-25 Thomson Brandt Gmbh Vorrichtung zur Abarbeitung einer Sequenz von Steuerungsbefehlen sowie Verfahren zur Erzeugung einer Sequenz von Steuerungsbefehlen und Speichermedium zur Abspeicherung von Steuerungsbefehlen
US6070236A (en) * 1996-12-19 2000-05-30 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Apparatus for processing a sequence of control commands as well as a method for generating a sequence of control commands, and storage medium for storing control commands

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