JPH05201851A - 化粧用洗浄剤 - Google Patents

化粧用洗浄剤

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Publication number
JPH05201851A
JPH05201851A JP4014787A JP1478792A JPH05201851A JP H05201851 A JPH05201851 A JP H05201851A JP 4014787 A JP4014787 A JP 4014787A JP 1478792 A JP1478792 A JP 1478792A JP H05201851 A JPH05201851 A JP H05201851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abstergent
skin
polymethylphenylsiloxane
cosmetic
water
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4014787A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Sato
吉幸 佐藤
Tomoko Hoshino
知子 星野
Toshiyuki Narita
年幸 成田
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Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Silicone Co Ltd filed Critical Toshiba Silicone Co Ltd
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記の成分(A)及び(B)を含む化粧用洗
浄剤。 (A)式(I) 【化3】 (式中、Pは3〜7の整数を表す)で示される環状ジメ
チルシロキサン (B)ポリメチルフェニルシロキサン 好ましい組成としては、成分(A)が50〜98重量
%、成分(B)が50〜2重量%である。 【効果】 皮膚に刺激及び障害を与えることなく、水洗
浄設備のない場所においても、簡単に皮膚の汚れや化粧
料を、良好な使用感をもって、除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚の汚れ又は化粧料
等を洗浄する化粧用洗浄剤に関し、詳しくは、入浴など
で体が洗えない場合の皮膚の洗浄、又は、口紅、ほお
紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラなどのメイ
ク化粧料を容易かつ安全に除去することのできる、好ま
しくは、実質的に水及び界面活性剤を含有しない非水系
の化粧用洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膚の汚れや顔に施した化粧料を
除去するには、乳化型の洗浄剤、例えば、石けん、洗顔
クリーム、クレンジングクリームなどが使用されてい
る。
【0003】しかしながら、これらの化粧用洗浄剤は、
使用後、更に、水、アルコール類又はベンジン類で洗い
落す必要がある。しかし水で洗浄する場合には、その設
備がある場所でないと使用できないという欠点があり、
またアルコール類などで洗浄すると、皮脂が一緒に除去
されて白くなったり、カサカサになったりする問題があ
る。これを解決するため、特開昭63−10710号公
報では、脂肪族炭化水素系油分及び揮発性シリコーンオ
イル又は低級アルコールを、また、特開平1−2115
13号公報では、揮発性イソパラフィン、揮発性鎖状ジ
メチルポリシロキサン及び化粧用油剤を用いて検討して
いるが、洗浄性、安全性及び感触などの面で、いまだ十
分でない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決し、洗浄性及び使用感が良好で、使用後、水等で
洗浄する必要がなく、かつ、皮膚への刺激性が少なく、
安全性の高い化粧用洗浄剤を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる問
題点を克服するため、鋭意検討を重ねた結果、環状シロ
キサンとポリメチルフェニルシロキサンとを基本成分と
する洗浄剤を用いれば、上記問題点を克服できることを
見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、下記の成分(A)及
び(B)を含むことを特徴とする化粧用洗浄剤である。 (A)式(I)
【化2】 (式中、Pは3〜7の整数を表す)で示される環状ジメ
チルシロキサン又はそれらの混合物 (B)ポリメチルフェニルシロキサン
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。一般式
(I)で示される環状ジメチルシロキサン(A)は、揮
発性を有する低粘度の液体又は固体である。
【0008】具体的には、ヘキサメチルシクロトリシロ
キサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメ
チルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキ
サシロキサンなどが例示されるが、適度の揮発性と入手
のしやすさなどから、オクタメチルシクロテトラシロキ
サン又はデカメチルシクロペンタシロキサン、あるい
は、それらの混合物が好ましい。
【0009】成分(B)のポリメチルフェニルシロキサ
ンは、成分(A)との併用により、本組成物の洗浄効果
を高めるものである。このポリメチルシロキサンにおけ
るフェニル基含有率はとくに限定されないが、その洗浄
効果の点からケイ素原子に結合するメチル基とフェニル
基の合計量の5〜50モル%であることが好ましい。ま
た、粘度も成分(A)との組成物が流動性を持つ範囲で
あれば特に限定されないが、洗浄効果、使用感とふきと
りやすさから、5〜500cSt のものが好ましい。
【0010】成分(A)及び(B)の組成比は、特に限
定されないが、洗浄効果と使用感の面から成分(A)5
0〜98重量%及び成分(B)50〜2重量%の範囲が
特に好ましい。
【0011】本発明の化粧用洗浄剤は、必要に応じて、
本組成物の機能を損なわない範囲で化粧用油剤、香料、
色素、酸化防止剤又は薬効剤などを含有することができ
る。
【0012】本発明の化粧用洗浄剤の使用法は、組成物
をティッシュペーパー、コットンなどの不織布などに少
量塗布又は噴霧するか、あるいは含浸させ、これで皮膚
上の汚れや化粧料をふき取る方法などによって行う。
【0013】
【発明の効果】本発明の化粧用洗浄剤を使用すれば、皮
膚に刺激及び障害を与えることなく、水洗浄設備のない
場所においても、簡単に皮膚の汚れや化粧料を、良好な
使用感をもって、除去することができる。
【0014】
【実施例】次に、実施例を挙げて、具体的に説明する。
以下、%はすべて重量%を意味し、動粘度は25℃にお
ける値である。
【0015】実施例1〜6及び比較例1〜4 成分(A)として、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン(A−1)及びデカメチルシクロペンタシロキサン
(A−2)を用い、比較のため、直鎖状オクタメチルテ
トラシロキサン(a−1)及び直鎖状デカメチルペンタ
シロキサン(a−2)を用いた。
【0016】成分(B)として、動粘度20cSt のケイ
素原子に結合する全有機基中、30モル%がフェニル基
であるポリメチルフェニルシロキサン(B−1)及び動
粘度80cSt のケイ素原子に結合する全有機基中、10
モル%がフェニル基であるポリメチルフェニルシロキサ
ン(B−2)を用い、比較のため、動粘度20cSt のポ
リジメチルシロキサン(b)を用いた。
【0017】以上、表1に示す配合重量比にて、それぞ
れ、実施例1〜6及び比較例1〜4の洗浄剤組成物を得
た。
【0018】
【表1】
【0019】以上の実施例1〜6及び比較例1〜4の化
粧用洗浄剤をスプレーボトルに充填し、ティッシュペー
パーに噴霧し、10人の手の甲に引いた口紅の除去率、
使用感及び皮膚への刺激性について、表2の評価基準に
従って調査した。皮膚への刺激性については、10人を
対象とした24時間閉鎖貼布により評価した。また、口
紅の除去性及び使用感については、10人の評価点の平
均値を算出し、いずれも表1に併記した。
【0020】
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の成分(A)及び(B)を含むこと
    を特徴とする化粧用洗浄剤。 (A)式(I) 【化1】 (式中、Pは3〜7の整数を表す)で示される環状ジメ
    チルシロキサン又はそれらの混合物 (B)ポリメチルフェニルシロキサン
JP4014787A 1992-01-30 1992-01-30 化粧用洗浄剤 Withdrawn JPH05201851A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0755675A1 (fr) * 1995-07-28 1997-01-29 L'oreal Composition dermatologique ou pharmaceutique, procédé de préparation et utilisation
WO1999001106A1 (en) * 1997-07-04 1999-01-14 Firmenich S.A. Perfuming of textiles and sanitary articles

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Effective date: 19990408