JPH052011U - 測長器 - Google Patents

測長器

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JPH052011U
JPH052011U JP4756991U JP4756991U JPH052011U JP H052011 U JPH052011 U JP H052011U JP 4756991 U JP4756991 U JP 4756991U JP 4756991 U JP4756991 U JP 4756991U JP H052011 U JPH052011 U JP H052011U
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housing
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length
operating
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Pending
Application number
JP4756991U
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English (en)
Inventor
雅夫 内田
Original Assignee
ソニーマグネスケール株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定圧を可変したいときにだけ、測定圧可変
機構の操作部を操作でき、それ以外の場合には操作部に
触れないようにする。 【構成】 測定圧可変用のばね31の長さを調節する長
さ調節機構10の操作部13を筐体2の内部に配置し、
この操作部13を操作するための開口部41を筐体2に
設け、さらに、この開口部41を蓋42によりおおいふ
さぐようにした。そして、測定圧を可変しようとする際
には、上記蓋42を開けた状態で筐体2の外部からドラ
イバ等で操作部13を操作し、測定圧の調節終了後に
は、蓋42を閉じておくようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、測定圧が可変にされたリニアゲージあるいはダイヤルゲージ等に適 用して好適な測長器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、測定圧が可変できるようにされている測長器が知られてる。測定圧 を可変にするのは、非測定面の変形等の影響を考慮して、測定上支障のない最小 値に設定するためである。 この種の測定圧を可変できるようにされた測長器の従来の技術として、実公平 1−29524号公報に開示された技術を挙げることができる。この技術を図5 に示す。
【0003】 図5において、スピンドル1は先端を外方(下方)に突き出されて筐体2に移 動自在に支持されている。移動量検出器20が筐体2内のスピンドル1に対して 設けられている。
【0004】 移動量検出器20は、保持体21とガイドバー3とスリット板22と固定スリ ット板(図示せず)と光源(図示せず)と受光素子23,24とから構成されて いる。
【0005】 この場合、スピンドル1の後端に保持体21が一体的に固定され、その保持体 21の側部は筐体2に固定されたガイドバー3と結合される。
【0006】 保持体21には長尺のスリット板22が固定され、そのスリット板22と対向 し、かつスリットが相互に所定の交角となる状態に筐体2に固定スリット板(図 示せず)が配置されている。
【0007】 これらの両スリット板を挟んで対向する状態に2対の光源(図示せず)と受光 素子23,24が筐体2に固定されている。
【0008】 保持体21の右側には突起が設けられ、そこにばね31の一端が固定されて下 方に伸ばされている。
【0009】 ばね31は、筐体2の内壁に回転自在に支持されたプーリ32を介して上向き に方向が変えられてその端部が、長さ調節機構10の移動体11と結合されてい る。
【0010】 長さ調節機構10は、筐体2の右壁から左方に突出された支持部14と筐体2 の頂壁に支持された送りねじ12と、その送りねじ12と螺合され、その右側部 が回転防止のために筐体壁に当接された移動体11および筐体2の頂部を貫通し て筐体外方に突出した送りねじ12の先端に固定された操作用つまみ13とから 構成されている。
【0011】 つまみ13の回転方向および回転量に応じて移動体11が上下の長さ1の範囲 内で移動させられ、それによりばね31の長さが1の範囲内で変えられて、押力 がkl(ただし、kはばね定数)の範囲内で増減させられる。
【0012】 上述のように構成される測長器においては、スピンドル1が移動するとその移 動量に応じてスリット板22と図示されていない固定スリット板により形成され るモアレじまの移動数が変化し、それと対向する位置に配置されている受光素子 23,24にはその移動数に対応した電圧出力が発生する。
【0013】 したがって、スピンドル1を基台(図示せず)に押付けた状態において、前記 電圧出力の測定器をゼロリセットし、次いで、スピンドル1を持上げ、その間に 被測定体を位置させた後、スピンドル1を被測定体上に押付け、そのときの測定 器の測定値を読取ることにより被測定体の長さ(高さ)が求められる。
【0014】 この場合、スピンドル1の押力は、つまみ13の回転量を変化させることによ り任意に調節可能であり、スピンドル1を上向きにして使用する際には、つまみ 13を回転して移動体11を上方に移動させ、スピンドル1を下向きにして使用 する場合に比べてそのばね反発力をスピンドル1の自重分だけ増加させるように 調節すればよい。
【0015】 このように上記従来の測長器においては、外部から簡単に測定圧を変更するこ とができるようにされている。
【0016】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の測長器では、測定圧を調節後に、実際に測定を しようとする際にあるいは測定中に、不注意により操作用つまみ13に触れてし まう場合が多々あった。この場合には、その触れることによって、容易に測定圧 が可変されてしまうので、測定圧を頻繁に再調節しなければならないという問題 があった。しかも、使用者が操作用つまみ13に触れたことに気づかないで測定 をしてしまった場合には、測定値に誤差が含まれてしまうという問題もあった。
【0017】 本考案はこのような課題に鑑みてなされたものであり、測定圧を可変したいと きにだけ、操作部を操作できるようにし、それ以外の場合には操作部が操作でき ないようにした測長器を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本考案測長器は、例えば、図1に示すように、筐体2に移動自在に支持され、 かつ一端が筐体2の外側に突き出されたスピンドル1と、このスピンドル1の移 動量を検出する移動量検出器20と、スピンドル1に一端が固定され、他端が長 さ調節機構10に結合されて、スピンドル1に常時突き出し方向への力を与える ばね31とを備える測長器において、筐体2の内部に配置される長さ調節機構1 0の操作部13と、筐体2に形成されて操作部13を操作するための開口部41 と、開口部41をおおいふさぐ蓋42とを有し、長さ調節機構10の操作部13 を操作する際に、蓋42を開けて筐体2の外部より操作するようにしたものであ る。
【0019】
【作用】
本考案によれば、測定圧可変用のばね31の長さを調節する長さ調節機構10 の操作部13が筐体2の内部に配置され、この操作部13を操作するための開口 部41が筐体に設けられ、さらに、この開口部41が蓋42によりおおいふさが れるようにした。そして、測定圧を可変しようとする際には、蓋42を開けた状 態で筐体2の外部から操作部13を操作し、測定圧の調節終了後には、蓋42を 閉じておくようにする。
【0020】
【実施例】
以下、本考案測長器の一実施例について図面を参照して説明する。なお、以下 に参照する図面において、上述の図5に対応するものには同一符号を付け、それ らの詳細な説明は省略する。
【0021】 図1において、1はスピンドルであり、このスピンドル1は筐体2に移動自在 に支持され、かつ先端が筐体2の外側に突き出されている。このスピンドル1の 後端1aは、移動量検出器20を構成する保持体21に固定されている。
【0022】 保持体21の一の側部は、図示しないブラケットに固定されたガイドバー3と 結合されて、保持体21とスリット板22(後述する)とが矢印A方向に一体的 に摺動するようにされている。保持体21の中央部には、長尺のスリット板22 が固定されている。このスリット板22と対向する位置に固定スリット板(図示 せず)が筐体2に配置されている。なお、この固定スリット板に形成されている スリットとスリット板22に形成されているスリットとは、所定の交角を有する ようにされている。さらに、スリット板22と固定スリット板とを挟んで対向す る状態に1個または2個の光源(図示せず)と受光素子23,24とが配置され ている。
【0023】 移動量検出器20は、保持体21とガイドバー3とスリット板22と固定スリ ット板と光源と受光素子23、24とから構成されている。
【0024】 そこで、スリット板22が矢印A方向に移動されることで、スリット板22に 形成されたスリットと固定スリット板に形成されたスリットとによって形成され るモアレ縞の移動数が変化する。この移動数を受光素子23,24によって検出 することで、スピンドル1の移動量、したがって、被測定体の長さ(高さ)を測 定することができる。
【0025】 なお、スリット板22および受光素子23,24等による光学読み取り方式に 代替して、磁気スケールと磁気ヘッドによる磁気読み取り方式あるいはスリット 板と容量検出ヘッドによる容量読み取り方式としてもよい。
【0026】 保持体21の他の側部には突起26が設けられ、この突起26に、ばね31の 一端部31aが掛けられて引っ張られる。ばね31の他端部31bは回転自在に されたプーリー32を通じて長さ調節機構10を構成する移動体11の突起27 に掛けられる。このばね31の作用により、スピンドル1に常時外部へ突き出す 方向への力が与えられる。移動体11の内壁にはねじ溝が形成されている。
【0027】 ばね31の長さ調節機構10は、移動体11と、支持部14と支持部15と、 これら支持部14と支持部15とによって支持されて移動体11と螺合する送り ねじ12と、この送りねじ12の操作部13とから構成されている。
【0028】 このように筐体2の内部に配置された長さ調節機構10の操作部13の上方に は、筐体2に形成された開口部41が臨んでいる。この開口部41は、着脱自在 のゴム製の蓋42によっておおいふさがれている。
【0029】 図2は図1に示す測長器の平面図を示している。なお、蓋42は、ゴム製の蓋 ではなく、開口部41の内壁にねじ溝を形成して、いわゆる飾りねじに代替して もよい。また、蓋42はプラスチック製の蓋に代替してもよい。
【0030】 上述にように構成される測長器におけるスピンドル1の測定圧を可変する際に は、蓋42を開けて筐体2の外部よりドライバ等を差入れて操作部13を矢印B 方向に回転操作すればよい。この操作部13の回転により移動体11が矢印C方 向に移動されて、ばね31の引っ張り力がkl(kはばね定数)の範囲で可変さ れ、スピンドル1の測定圧をklの範囲で可変することができる。
【0031】 測定圧を所定の圧力に設定した後には蓋42を再び閉めて置く。
【0032】 このように上述の実施例によれば、測定圧可変用のばね31の長さを調節する 長さ調節機構10の操作部13を筐体2の内部に配置し、この操作部13を操作 するための開口部41を筐体2に設け、さらに、この開口部41を蓋42により おおいふさぐようにしている。そして、測定圧を可変しようとする際には、蓋4 2を開けた状態で筐体2の外部からドライバ等により操作部13を矢印B方向に 回転する。測定圧の調節終了後には、蓋42を閉じておくようにする。このよう に使用することにより、測定圧を可変したいときにだけ、蓋42を開けて操作部 13を操作でき、それ以外の場合には蓋42を閉めて操作部13に触れないよう にすることができる。
【0033】 これによって、測定圧を調節後、実際に測定をしようとする際にあるいは測定 中に、不注意により操作部13により触れてしまうことが全くなく、したがって 、測定圧を頻繁に再調節しなければならないという問題が発生することがない。 しかも、使用者が操作部13に触れたことに気づかないで測定をしてしまうとい う状態も発生することがないので、知らない間に測定値に誤差が含まれてしまう という問題が解消される。
【0034】 図3および図4は本考案の他の実施例の構成を示すものである。図4は断面し ないときの図3例の右側面図を示している。なお、図3および図4において、上 述の図1に対応するものには同一の符号をつけその詳しい説明は省略する。また 、図3において図示しない部分の構成は、図1例に示した測長器と同一の構成で ある。
【0035】 図3および図4においては、送りねじ12に代替して支柱45を支持部14, 15に取り付けている。また、移動体11に代替して支柱45上を摺動する移動 体46を設け、この移動体46の突起27にばね31の他端部31bをかけてお く。また、移動体46には操作部としての止めねじ47が設けられている。この 移動体46(止めねじ47)の摺動範囲に対応して開口部48を設け、この開口 部48を蓋49によりおおいふさぐようにしている。
【0036】 測定圧を可変しようとする際には、蓋49を開けた状態で筐体2の外部からド ライバ等により止めねじ47をゆるめて移動体46を測定圧が所定圧となるまで 矢印C方向に移動した後、その位置で止めねじ47を締めて移動体46を固定す ればよい。測定圧の調節終了後には、蓋42を閉じておくようにする。したがっ て、図3,図4例においても、図1,図2例と同様に測定圧を可変したいときに だけ、蓋42を開けて操作部13を操作でき、それ以外の場合には蓋42を閉め て操作部13に触れないようにすることができる。
【0037】 なお、本考案は上述の実施例に限らず本考案の要旨を逸脱することなく種々の 構成を採り得ることはもちろんである。
【0038】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案測長器によれば、測定圧可変用のばねの長さを調 節する長さ調節機構の操作部を筐体の内部に配置し、この操作部を操作するため の開口部を筐体に設け、さらに、この開口部を蓋によりおおいふさぐようにして いる。そして、測定圧を可変しようとする際には、上記蓋を開けた状態で筐体の 外部から上記操作部を操作し、測定圧の調節終了後には、蓋を閉じておくように している。このため、測定圧を可変したいときにだけ、操作部を操作でき、それ 以外の場合には操作部に触れることがないので、気づかない間に測定圧が可変さ れてしまうことがないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による測長器の一実施例の構成を示す一
部断面図である。
【図2】図1例の平面図である。
【図3】本考案による測長器の他の実施例の構成を示す
一部断面図である。
【図4】図3例の右側面図である。
【図5】従来の技術による測長器の構成を示す一部断面
図である。
【符号の説明】
1 スピンドル 2 筐体 10 長さ調節機構 13 操作部 20 移動量検出器 41 開口部 42 蓋

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 筐体に移動自在に支持され、かつ一端が
    上記筐体の外側に突き出されたスピンドルと、このスピ
    ンドルの移動量を検出する移動量検出器と、上記スピン
    ドルに一端が固定され、他端が長さ調節機構に結合され
    て、上記スピンドルに常時突き出し方向への力を与える
    ばねとを備える測長器において、上記筐体の内部に配置
    される上記長さ調節機構の操作部と、上記筐体に形成さ
    れて上記操作部を操作するための開口部と、上記開口部
    をおおいふさぐ蓋とを有し、上記長さ調節機構の操作部
    を操作する際に、上記蓋を開けて上記筐体の外部より操
    作するようにしたことを特徴とする測長器。
JP4756991U 1991-06-24 1991-06-24 測長器 Pending JPH052011U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4756991U JPH052011U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 測長器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4756991U JPH052011U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 測長器

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JPH052011U true JPH052011U (ja) 1993-01-14

Family

ID=12778869

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JP4756991U Pending JPH052011U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 測長器

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JP (1) JPH052011U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220042863A1 (en) * 2020-08-05 2022-02-10 Mitutoyo Corporation Measuring device

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220042863A1 (en) * 2020-08-05 2022-02-10 Mitutoyo Corporation Measuring device
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