JPH0520041U - カメラの保護ガラス取り付け装置 - Google Patents

カメラの保護ガラス取り付け装置

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Publication number
JPH0520041U
JPH0520041U JP7583791U JP7583791U JPH0520041U JP H0520041 U JPH0520041 U JP H0520041U JP 7583791 U JP7583791 U JP 7583791U JP 7583791 U JP7583791 U JP 7583791U JP H0520041 U JPH0520041 U JP H0520041U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective glass
camera
protective
cover
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7583791U
Other languages
English (en)
Inventor
信行 亀山
和雄 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP7583791U priority Critical patent/JPH0520041U/ja
Publication of JPH0520041U publication Critical patent/JPH0520041U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影窓をカバーする保護ガラスと、ファイン
ダー対物窓をカバーする保護カバーとの取り付け構造を
簡単にする。 【構成】 保持部材14は一体成形により作られ、開口
15,17を取り囲むように押さえ枠19,20が一体
化されている。保持部材14を前カバー4の裏面にビス
止めして、保護ガラス5と保護カバー10とを押さえ枠
19,20によって前カバー4との間に保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は撮影レンズ及びファインダの前面を覆う保護ガラスの取り付け装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
撮影レンズの表面に汚れが直接付着することを防ぎ、またこれらの周囲からカ メラ内部に埃や塵等が入り込むことがないように、撮影レンズ前方の撮影窓を透 明な保護ガラスでカバーすることが多い。同じような理由から、ファインダ対物 窓にもガラス製やプラスチック製の透明な保護カバーを設けることもよく行われ ている。従来、これらの保護ガラスや保護カバーは個別に取り付けられ、例えば 撮影レンズ用の保護ガラスは固定鏡筒の前面に押さえ環で取り付け、ファインダ 対物窓の保護カバーはファインダ光学系を収納したファインダ筒体の前面やカメ ラの前カバーに固定される別の枠体を用いて取り付けるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、撮影窓とファインダ対物窓とは、一般にカメラの前面の互いに近い位 置にあるのに、これらの窓を覆う保護ガラスと保護カバーとを各々個別に取り付 けるのでは、部品点数が増え、また組み立ての手間もかかって効率的でない。
【0004】 本考案はこのような従来技術の欠点を解消し、部品点数を減らし、組み立ても 容易にしてコストダウンを図ることができるようにしたカメラの保護ガラス取り 付け装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、撮影窓とファインダ対物窓とが互いに近い位置にあることに 着目し、これらの窓を覆う保護ガラスと保護カバーとを単一の保持部材により固 定するようにしたものである。このため、保持部材には各々のレンズに入射する 光束を通過させるための開口と、これらの開口を取り囲む押さえ枠とを一体成形 し、保持部材をカメラに固定することによって、各々の押さえ枠とカメラ側の取 り付け面との間に保護ガラス及び保護カバーが各々挟持されるようにしている。 また保護ガラスとこれを挟持する一方の押さえ枠との間に弾性体を設け、取り付 け面との間に保護ガラスを弾性保持することによって、耐衝撃性を向上させるこ ともできる。
【0006】
【実施例】
図3は、本考案を用いたカメラの外観を示す。カメラ本体2の前面には、横長 の撮影窓3を形成した前カバー4が取り付けられている。撮影窓3には横長矩形 の保護ガラス5が嵌め込まれており、カメラ本体2に固定された8個の撮影レン ズ6の前面を一体に覆っている。前カバー4の上部にはさらにファインダ対物窓 8が形成されている。このファインダ対物窓8にもプラスチック製の透明な保護 カバー10が嵌め込まれ、カメラ本体2に設けられているファインダ対物レンズ の前面を覆っている。このカメラは8コマ連写用のもので、シャッタボタン11 を1度押圧操作すると、各々の撮影レンズ6を通して順次に撮影が行われ、例え ば1秒の間に8コマの撮影が行われる。
【0007】 図1及び図2に示したように、前記保護ガラス5と保護カバー10は、前カバ ー4の裏面にビス止めされた単一の保持部材14によって固定されている。保持 部材14には撮影窓3からの光束を撮影レンズ6へと通過させる開口15と、フ ァインダ対物窓8からの光束をファインダ対物レンズ16へと通過させる開口1 7とが形成され、またこれらの開口15,17を取り囲むように、押さえ枠19 ,20が一体に形成されている。押さえ枠19の前面側には、ゴムあるいは弾性 に富む樹脂等からなる緩衝材21が嵌め込まれ、前カバー4の裏面に撮影窓3を 取り囲むように形成した取り付け面22との間に保護ガラス5を押圧保持する。 一方、押さえ枠20の前面は、前カバー4の裏面にファインダ対物窓8を取り囲 むように形成した取り付け面23との間に保護カバー10を挟持する。なお、押 さえ枠19はカメラ本体2に設けられた撮影レンズ6の保持枠24まで筒状に延 びており、その内面に細かいピッチで段差を形成することによりレンズフードと しても用いられている。
【0008】 前カバー4の裏面にはビス止め用のボス26が一体に形成され、保持部材14 はビス27により前カバー4の裏面に固定される。なお、ビス27を用いる代わ りに、保持部材14の前面と前カバー4の裏面に互いに係合し合う爪や嵌合部を 一体に形成しておき、これらの係合により保持部材14を固定することもできる 。また、前記緩衝材21は、保護ガラス5をガタのない状態で固定するとともに 、保護ガラス5に衝撃が加わった場合にこれを和らげ、保護ガラス5が破損する ことを防ぐ作用をする。このような作用は、前記緩衝材21として板バネを利用 することはもちろん、押さえ枠19の前面にリーフ状のバネ片を一体成形してお くことによっても得ることができる。
【0009】 組み立てに際しては、前カバー4の裏面側から各々の取り付け面22,23に 保護ガラス5と保護カバー10とを嵌め、その上に保持部材14を重ねてビス2 7で締め付け固定すればよい。なお、保持部材14の取り付け位置を決めるにあ たっては、図示のように前カバー4の裏面に突起28を設け、これを保持部材1 4の位置決め穴29に通すようにするとよい。このようにして保持部材14を固 定すると、保護ガラス5は緩衝材21を介して押さえ枠19により取り付け面2 2に圧着され、また保護カバー10は押さえ枠20により取り付け面23との間 に挟持される。なお、押さえ枠20はビス27の緊締により保護カバー10を前 方に押圧するように弾性変形するから、保護カバー10も取り付け面23との間 にガタなく保持される。
【0010】 上記実施例によれば、8個の撮影レンズ6を1枚の保護ガラス5で一度にカバ ーし、しかも単一の保持部材により前記保護ガラス5の他にファインダ用の保護 カバー10も同時に前カバー4に固定できるようになり、部品点数の省略及び組 み立て工数の低減ができ、製造コストを節約することができる。なお、上記実施 例は8連写カメラに本考案を用いたものであるが、通常の1コマ撮影を行うカメ ラにも本考案は適用可能であり、また保持部材14を前カバー4の前面側に固定 したり、あるいは前カバー4で覆われるカメラ本体2の前面に固定するようにし てもよい。さらに、押さえ枠19,20の形状としても必ずしも矩形状の枠でな くてもよく、例えば保護ガラス5や保護カバーの2辺ないし3辺を取り付け面と の間に挟持する形状にしたり、また押さえ枠19,20の前面に突起を並べて、 これらの突起で保護ガラスや保護カバーを取り付け面に押さえ付けるようにして もよい。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば単一の保持部材をカメラに固定し、この 保持部材に一体に形成された2つの押さえ枠によって、保護ガラスと保護カバー とをそれぞれの取り付け面との間に挟持して撮影窓,ファインダ対物窓をカバー するようにしたから、保護ガラスと保護カバーとの取り付けにあたって部品点数 を減らすとともに組み立ての手間を省き、カメラのコストダウンを図ることがで きる。また、押さえ枠と保護ガラスとの間に弾性体を設けることにより、保護ガ ラスを安定に保持するとともに衝撃からも守ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の要部断面図である。
【図3】本考案を用いたカメラの斜視図である。
【符号の説明】
2 カメラ本体 3 撮影窓 4 前カバー 5 保護ガラス 6 撮影レンズ 8 ファインダ対物窓 10 保護カバー 14 保持部材 19,20 押さえ枠 21 緩衝材 22,23 取り付け面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ前方の撮影窓を透明な保護ガ
    ラスで覆ったカメラにおいて、前記撮影窓及びファイン
    ダ対物窓に入射する光束を各々通過させる2つの開口と
    これらの開口を各々取り囲む押さえ枠とを一体に形成し
    た保持部材をカメラに固定し、前記押さえ枠の一方によ
    り前記保護ガラスをカメラ側の取り付け面との間に挟持
    させるとともに、他方の押さえ枠によって、前記ファイ
    ンダ対物窓を覆う透明な保護カバーをカメラ側の取り付
    け面との間に挟持させたことを特徴とするカメラの保護
    ガラス取り付け装置。
  2. 【請求項2】 前記一方の押さえ枠と保護ガラスとの間
    に弾性体を設け、取り付け面との間に保護ガラスを押圧
    挟持させたことを特徴とする請求項1記載のカメラの保
    護ガラス取り付け装置。
JP7583791U 1991-08-27 1991-08-27 カメラの保護ガラス取り付け装置 Pending JPH0520041U (ja)

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JP7583791U JPH0520041U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 カメラの保護ガラス取り付け装置

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JP7583791U JPH0520041U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 カメラの保護ガラス取り付け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520041U true JPH0520041U (ja) 1993-03-12

Family

ID=13587713

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JP7583791U Pending JPH0520041U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 カメラの保護ガラス取り付け装置

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JP (1) JPH0520041U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001517478A (ja) * 1997-09-25 2001-10-09 ミンラッド・インコーポレーテッド 保護カバー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001517478A (ja) * 1997-09-25 2001-10-09 ミンラッド・インコーポレーテッド 保護カバー

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