JPH05199845A - 消化し易いグルコマンナン麺、並びに消化し易いグルコマンナン麺の製造方法 - Google Patents

消化し易いグルコマンナン麺、並びに消化し易いグルコマンナン麺の製造方法

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JPH05199845A
JPH05199845A JP4034496A JP3449692A JPH05199845A JP H05199845 A JPH05199845 A JP H05199845A JP 4034496 A JP4034496 A JP 4034496A JP 3449692 A JP3449692 A JP 3449692A JP H05199845 A JPH05199845 A JP H05199845A
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glucomannan
noodle
noodles
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dietary fiber
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Motoo Kira
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食した場合に、胃腸内で具に添加した酵素が
グルコマンナン麺に作用して分解し、難消化性のグルコ
マンナンの食物繊維を容易に消化し、溶解した流動状態
になして胃腸の負担となることなく、健康食品として優
れた消化し易いグルコマンナン麺、並びに消化し易いグ
ルコマンナン麺の製造方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 グルコマンナン粒と、増粘剤と、カルシュー
ムと、食物繊維とを原料とし、通常の糸コンニャクの製
造工程に従って製造したグルコマンナン麺と、グリコマ
ンナンを液化する酵素を添加させた具と、を組合わせ包
装して成る消化し易いグルコマンナン麺を主たる構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グルコマンナンを主原
料とした消化し易いグルコマンナン麺、並びに消化し易
いグルコマンナン麺の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食用コンニャクはコンニャク生
芋、または精製したコンニャク精粉を水と混合攪拌して
コンニャク糊を作り、このコンニャク糊に灰汁、石灰等
の凝固剤を練合せ、これを温水中で熱処理して板状や糸
状に固めたものであり、カロリーは殆どないが食物繊維
を多量に含み、食物繊維質不足、カローリの過剰摂取に
なりがちな現代の食生活の改善に有効であり、また食物
繊維が血液中のコレステロールの上昇抑制、成人病の予
防等もできるために健康食品として価値あるものとされ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、食用
コンニャクはグルコマンナンの食物繊維を多量に含むた
めに、食したときに消化吸収がされにくくて胃の負担と
なり易い等の問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、食したときの、消化吸収が
早くて胃の負担になることなく、健康食品として優れた
消化し易いグルコマンナン麺、並びに消化し易いグルコ
マンナン麺の製造方法を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、グルコマンナン粒と、増粘剤と、カル
シュームと、食物繊維とを原料とし、通常の糸コンニャ
クの製造工程に従って製造されたグルコマンナン麺と、
グルコマンナンを液化させる酵素を添加させた具と、を
組合わせ包装して成る消化し易いグルコマンナン麺から
構成される。次に、グルコマンナン粒と、増粘剤と、カ
ルシュームと、食物繊維とを原料とし、通常の糸コンニ
ャクの製造工程に従ってグルコマンナン麺を製造し、こ
のグルコマンナン麺と、グルコマンナンを液化する酵素
を添加させた具と、を組合わせ包装して成る消化し易い
グルコマンナン麺の製造方法から構成される。
【0006】
【作用】本発明の消化し易いグルコマンナン麺、並びに
グルコマンナン麺の製造方法においては、コンヤク生芋
から抽出したグルコマンナン成分と、増粘剤と、カルシ
ュームと、食物繊維とを原料とし、通常の糸コンニャク
の製造工程に従ってグルコマンナン麺を作る。このグル
コマンナン麺は、増粘剤とカルシュームと食物繊維との
作用で乳白色でソフトな麺様の独特の食感に仕上がる。
一方、乾燥野菜、油揚物、乾燥肉等の具材にグルコマン
ナンを液化する酵素を添加させて乾燥させた具と、前記
グルコマンナン麺とを組合わせ包装する。そして、グル
コマンナン麺を調理して食べるときに、グルコマンナン
を液化する酵素を添加させた具を振り掛けて食べるもの
で、胃腸内で具に添加した酵素がグルコマンナン麺に作
用して分解されるため、難消化性のグルコマンナンの食
物繊維を容易に消化して溶解した流動状態となして胃腸
の負担となることなく、水溶性食物繊維としての本来の
機能を持った健康食品として人の健康を増進できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を説明する。本
発明に係る消化し易いグルコマンナン麺は、グルコマン
ナン粒と、増粘剤と、焼成カルシュームと、セルローズ
の様な食物繊維とを原料とし、通常の糸コンニャクの製
造工程に従ってグルコマンナン麺を作る。また、グルコ
マンナンを液化する酵素を添加させた具を作り、この具
と前記グルコマンナン麺とを組合わせ包装して成るもの
である。従って、このグルコマンナン麺を調理して食べ
る時に、グルコマンナンを液化する酵素を添加させた具
を振掛けて食べるものであり、胃腸内で具に添加した酵
素がグルコマンナンに作用してこれを分解するもので、
凝固剤によって不溶性にゲル化されたグルコマンナン麺
は、これを食したときに具に含浸された酵素の働きで溶
解し、流動性の水溶性ゾルに戻り、その結果グルコマン
ナン本来の水溶性食物繊維として血中のコレステロール
上昇の抑制、成人病予防等の機能をもつこととなる。ま
た、消化が早くて胃の負担になることもない。
【0008】次に、本発明に係る消化し易いグルコマン
ナン麺の製造方法を詳細に説明する。重量比グルコマン
ナン粒100部と、ローカストビーンガムの様な増粘剤
0.04部と、焼成カルシューム0.4部と、食物繊維
2部とを原料とし、これに前記グルコマンナン粒の30
ないし40倍程度の水を加え混合攪拌してグルコマンナ
ム糊を作る。このグルコマンナンム糊を1.5時間程度
放置して膨潤させ、この膨潤したグルコマンナン糊に前
記グルコマンナン粒の重量比100部に対して4ないし
8部程度の炭酸カリウム等の凝固剤を練合せ、これを押
出し器の孔を透して糸状に押出し、この糸状体を熱湯中
を通過させて固化させるとグルコマンナン麺となる。こ
のグルコマンナン麺は、クエン酸、リンゴ酸の様な有機
酸より成る弱酸性液内を通過させて内部に残留した炭酸
カリウムを中和させることが好ましい。このグルコマン
ナン麺は、袋詰めして加熱殺菌する。
【0009】一方、乾燥野菜、油揚物、乾燥肉等をセル
ラーゼ、ペクチナーゼの様なグルコマンナンを液化する
酵素を溶解させた水溶液内に浸漬させ、その後で50℃
以下の温度で乾燥させると共にプルランの様な増粘材で
酵素を被覆させた具を袋詰めする。この袋詰めした具
と、前記袋詰めしたグルコマンナン麺と、袋詰めしたス
ープと、を組合わせ一体的に包装製品化させる。前記グ
ルコマンナン麺は、焼成カルシュームを含むために乳白
色で、増粘材や食物繊維の働きで表面が粗面となってう
どん麺の様なソフトな食感となる。食べ方としては、鍋
内にグルコマンナン麺とスープとを一緒に入れて温め、
食べる直前に酵素が含浸された具を振り掛けて食べる。
従って、グルコマンナン麺は、具に添加したグルコマン
ナンを液化する酵素が胃腸内においてグルコマンナン麺
に作用してこれを分解させるため、凝固剤によって不溶
性にゲル化されたグルコマンナン麺は、これを食したと
きに具に含浸された酵素の働きで溶解し、流動性の水溶
性ゾルに戻り、その結果グルコマンナン本来の水溶性食
物繊維として血中のコレステロール上昇の抑制、成人病
予防等の機能をもつこととなる。また、消化が早くて胃
の負担になることもない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る消
化し易いグルコマンナン麺によれば、グルコマンナン粒
と、増粘剤と、カルシュームと、食物繊維とを原料と
し、通常の糸コンニャクの製造工程に従って製造したグ
ルコマンナン麺と、グルコマンナンを液化させる酵素を
添加させた具と、を組合わせ包装して成ることにより、
グルコマンナン麺を食したときに食物繊維を容易に消化
して溶解した流動状態となして胃腸の負担となることな
く、水溶性食物繊維としての本来の機能を持った健康食
品として人の健康を増進できる。次に、請求項2に係る
消化し易いグルコマンナン麺の製造方法によれば、グル
コマンナン粒と、増粘剤と、カルシュームと、食物繊維
を原料とし、通常の糸コンニャクの製造工程に従ってグ
ルコマンナン麺を製造し、このグルコマンナン麺と、グ
ルコマンナンを液化する酵素を添加させた具と、を組合
わせ包装して成ることにより、グルコマンナン麺を食し
たときに食物繊維を容易に消化して溶解した流動状態と
なして胃腸の負担となることなく、水溶性食物繊維とし
ての本来の機能を持った健康食品として人の健康を増進
できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グルコマンナン粒と、増粘剤と、カルシ
    ュームと、食物繊維とを原料とし、通常の糸コンニャク
    の製造工程に従って製造したグルコマンナン麺と、グル
    コマンナンを液化する酵素を添加させた具と、を組合わ
    せ包装して成る消化し易いグルコマンナン麺。
  2. 【請求項2】 グルコマンナン粒と、増粘剤と、カルシ
    ュームと、食物繊維とを原料とし、通常の糸コンニャク
    の製造工程に従ってグルコマンナン麺を製造し、 このグルコマンナン麺と、グルコマンナンを液化する酵
    素を添加させた具と、を組合わせ包装して成る消化し易
    いグルコマンナン麺の製造方法。
JP4034496A 1992-01-25 1992-01-25 消化し易いグルコマンナン麺、並びに消化し易いグルコマンナン麺の製造方法 Expired - Fee Related JPH0691803B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016096791A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 森永製菓株式会社 麺様ゲル状食品用の麺線付着防止剤及び麺様ゲル状食品
JP2016158561A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 森永製菓株式会社 麺様ゲル状食品用の改良剤及び麺様ゲル状食品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016096791A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 森永製菓株式会社 麺様ゲル状食品用の麺線付着防止剤及び麺様ゲル状食品
JP2016158561A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 森永製菓株式会社 麺様ゲル状食品用の改良剤及び麺様ゲル状食品

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