JPH0519976A - シーク方式 - Google Patents
シーク方式Info
- Publication number
- JPH0519976A JPH0519976A JP17643091A JP17643091A JPH0519976A JP H0519976 A JPH0519976 A JP H0519976A JP 17643091 A JP17643091 A JP 17643091A JP 17643091 A JP17643091 A JP 17643091A JP H0519976 A JPH0519976 A JP H0519976A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- access
- order
- processing
- seek
- access request
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクセス発生順によるシークのばらつきを改
善し、シーク時間を短縮する。 【構成】 アクセス順序調整手段5は現在未処理の他の
アクセス要求を現在アクセス中のアクセス位置に近い順
に処理順序を変更する。シーク手段6は先頭の処理順序
を有するアクセス要求のアクセス位置にシークする。ア
クセス手段7はディスク4にアクセスしデータを取得す
る。エラー手段8はアクセスでエラーが発生せず次のア
クセス要求が存在すればシーク手段6に処理を戻す。
善し、シーク時間を短縮する。 【構成】 アクセス順序調整手段5は現在未処理の他の
アクセス要求を現在アクセス中のアクセス位置に近い順
に処理順序を変更する。シーク手段6は先頭の処理順序
を有するアクセス要求のアクセス位置にシークする。ア
クセス手段7はディスク4にアクセスしデータを取得す
る。エラー手段8はアクセスでエラーが発生せず次のア
クセス要求が存在すればシーク手段6に処理を戻す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ記憶装置へのア
クセスを制御するシーク方式に関する。
クセスを制御するシーク方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ記憶装置を制御する電子
計算機システムでは、要求されたアクセスを発生順に行
っている。この時アクセスの度にちょうど隣合わせのデ
ータアクセスでなければ、シークを毎回、近い遠いに関
係無く行っている。
計算機システムでは、要求されたアクセスを発生順に行
っている。この時アクセスの度にちょうど隣合わせのデ
ータアクセスでなければ、シークを毎回、近い遠いに関
係無く行っている。
【0003】次に、シーク方式の従来処理について図3
と図4を用いて説明する。
と図4を用いて説明する。
【0004】図3は、従来技術の一例を示す情報処理シ
ステムの構成図であり、データ入力を制御する入力処理
手段1と、データを処理するデータ処理手段2と、デー
タ出力を行う出力処理手段3と、ディスク4で構成され
ている。
ステムの構成図であり、データ入力を制御する入力処理
手段1と、データを処理するデータ処理手段2と、デー
タ出力を行う出力処理手段3と、ディスク4で構成され
ている。
【0005】次に、図4により従来技術の処理の流れを
説明する。
説明する。
【0006】はじめに、入力処理手段1からアクセス要
求が発生するとすぐに、シーク手段6により要求位置に
シークする(ステップ20)。次にアクセス手段7によ
りディスク4に要求データアクセスを行う(ステップ2
1)。次にエラー手段8により当該アクセスでエラーが
発生したかを判断し(ステップ22)、エラーなら終
了。エラーでなければアクセス結果を出力処理手段3に
出力し(ステップ23)、次のアクセス要求が存在する
かを判断し(ステップ24)、なければ終了。あればス
テップ20から同様に処理を行う。
求が発生するとすぐに、シーク手段6により要求位置に
シークする(ステップ20)。次にアクセス手段7によ
りディスク4に要求データアクセスを行う(ステップ2
1)。次にエラー手段8により当該アクセスでエラーが
発生したかを判断し(ステップ22)、エラーなら終
了。エラーでなければアクセス結果を出力処理手段3に
出力し(ステップ23)、次のアクセス要求が存在する
かを判断し(ステップ24)、なければ終了。あればス
テップ20から同様に処理を行う。
【0007】ステップ20−22の間にアクセス要求が
発生した場合は、要求発生順に待ち行列につなげられ
る。
発生した場合は、要求発生順に待ち行列につなげられ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、アク
セス要求発生順にシーク及びアクセスを行っているた
め、シークに一貫性がなく、例えば10にシークして、
次に100にシークして、11にシークすることにな
る。このためシークに取られる時間が多いという問題点
がある。
セス要求発生順にシーク及びアクセスを行っているた
め、シークに一貫性がなく、例えば10にシークして、
次に100にシークして、11にシークすることにな
る。このためシークに取られる時間が多いという問題点
がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、情報処理
システムにおけるディスク装置にアクセスする場合のシ
ーク方式において、現在前記ディスク装置にアクセス中
のアドレスに最も近いアクセス要求を先処理とするよう
にアクセス待機中の前記アクセス要求の処理順序を調整
するアクセス順序調整手段を備えたことを特徴とする。
システムにおけるディスク装置にアクセスする場合のシ
ーク方式において、現在前記ディスク装置にアクセス中
のアドレスに最も近いアクセス要求を先処理とするよう
にアクセス待機中の前記アクセス要求の処理順序を調整
するアクセス順序調整手段を備えたことを特徴とする。
【0010】また、第2の発明は、前記アクセス待機中
のアクセス要求を受け付け順に予め決められた数毎にグ
ループを造り前記グループ毎に前記処理順序の調整を行
う前記アクセス順序調整手段を備えたことを特徴とす
る。
のアクセス要求を受け付け順に予め決められた数毎にグ
ループを造り前記グループ毎に前記処理順序の調整を行
う前記アクセス順序調整手段を備えたことを特徴とす
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。
説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の情報処理シス
テムを示す構成図である。本実施例のデータ処理手段2
は、アクセス順序調節手段5、シーク手段6、アクセス
手段7、エラー手段8とから構成されており、情報処理
システムの入力処理手段1と、出力処理手段3とディス
ク4に接続されている。
テムを示す構成図である。本実施例のデータ処理手段2
は、アクセス順序調節手段5、シーク手段6、アクセス
手段7、エラー手段8とから構成されており、情報処理
システムの入力処理手段1と、出力処理手段3とディス
ク4に接続されている。
【0013】本発明では、アクセス順序調節手段5が新
たに追加された部分である。
たに追加された部分である。
【0014】図1と図2により、本発明の処理の流れを
説明する。まず、アクセス要求が発生した場合、アクセ
ス順序調整手段5において現在未処理の他のアクセス要
求のアクセス位置と比較し、より現在位置に近い要求を
先処理とするように処理順序を変える(ステップ1
0)。この時、アクセス要求は、複数個を1塊として順
序付けを行い、それ以降のアクセス要求は、また新たな
塊としてアクセス順序を決定する。ここでは、アクセス
要求発生番号で1塊を管理し、要求数として決めた数を
越えた時、アクセス順序の塊が2つできる。その後、ア
クセス処理を実行中に次のアクセス要求がきた場合に
は、先程の2つ目の塊の1塊の数の範囲内でのアクセス
順序の変更だけにする。これにより、あるアクセス要求
だけ実行が遅くなることはない。次に、シーク手段6に
よりアクセス順序の先頭の要求位置にシークする(ステ
ップ11)。次に、アクセス手段7によりディスク4に
要求データアクセスを実行し(ステップ12)。次に、
エラー手段8で当該アクセスでエラーが発生したかを判
断し(ステップ13)、エラーなら終了。エラーでなけ
れば出力処理手段3にアクセス結果を出力し(ステップ
14)、次のアクセス要求が存在するかを判断し(ステ
ップ15)、なければ終了。あればステップ11から処
理を繰り返す。
説明する。まず、アクセス要求が発生した場合、アクセ
ス順序調整手段5において現在未処理の他のアクセス要
求のアクセス位置と比較し、より現在位置に近い要求を
先処理とするように処理順序を変える(ステップ1
0)。この時、アクセス要求は、複数個を1塊として順
序付けを行い、それ以降のアクセス要求は、また新たな
塊としてアクセス順序を決定する。ここでは、アクセス
要求発生番号で1塊を管理し、要求数として決めた数を
越えた時、アクセス順序の塊が2つできる。その後、ア
クセス処理を実行中に次のアクセス要求がきた場合に
は、先程の2つ目の塊の1塊の数の範囲内でのアクセス
順序の変更だけにする。これにより、あるアクセス要求
だけ実行が遅くなることはない。次に、シーク手段6に
よりアクセス順序の先頭の要求位置にシークする(ステ
ップ11)。次に、アクセス手段7によりディスク4に
要求データアクセスを実行し(ステップ12)。次に、
エラー手段8で当該アクセスでエラーが発生したかを判
断し(ステップ13)、エラーなら終了。エラーでなけ
れば出力処理手段3にアクセス結果を出力し(ステップ
14)、次のアクセス要求が存在するかを判断し(ステ
ップ15)、なければ終了。あればステップ11から処
理を繰り返す。
【0015】ステップ11−13の間にアクセス要求が
発生した場合は、ステップ10により待ち行列につなげ
られる。
発生した場合は、ステップ10により待ち行列につなげ
られる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明のシ
ーク方式によれば、アクセス発生順によるシークのばら
つきを解決し、シークに取られる時間を短縮できる。
ーク方式によれば、アクセス発生順によるシークのばら
つきを解決し、シークに取られる時間を短縮できる。
【図1】本発明の一実施例を示す情報処理システムのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本実施例におけるデータ処理手段の動作の一例
を示す流れ図である。
を示す流れ図である。
【図3】従来技術の一実施例を示す情報処理システムの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】従来技術におけるデータ処理手段の動作の一例
を示す流れ図である。
を示す流れ図である。
1 入力処理手段
2 データ処理手段
3 出力処理手段
4 ディスク
5 アクセス順序調整手段
6 シーク手段
7 アクセス手段
8 エラー手段
Claims (2)
- 【請求項1】 情報処理システムにおけるディスク装置
にアクセスする場合のシーク方式において、現在前記デ
ィスク装置にアクセス中のアドレスに最も近いアクセス
要求を先処理とするようにアクセス待機中の前記アクセ
ス要求の処理順序を調整するアクセス順序調整手段を備
えたことを特徴とするシーク方式。 - 【請求項2】 前記アクセス待機中のアクセス要求を受
け付け順に予め決められた数毎にグループを造り前記グ
ループ毎に前記処理順序の調整を行う前記アクセス順序
調整手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のシー
ク方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17643091A JPH0519976A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | シーク方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17643091A JPH0519976A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | シーク方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519976A true JPH0519976A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16013568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17643091A Pending JPH0519976A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | シーク方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519976A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07160635A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-06-23 | Nec Corp | オンライントランザクション処理システムにおけるファ イル入出力方式 |
JPH08115329A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-05-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 文字列検索装置及び方法 |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP17643091A patent/JPH0519976A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07160635A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-06-23 | Nec Corp | オンライントランザクション処理システムにおけるファ イル入出力方式 |
JPH08115329A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-05-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 文字列検索装置及び方法 |
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