JPH0519964U - プローブ用接触子 - Google Patents
プローブ用接触子Info
- Publication number
- JPH0519964U JPH0519964U JP6820091U JP6820091U JPH0519964U JP H0519964 U JPH0519964 U JP H0519964U JP 6820091 U JP6820091 U JP 6820091U JP 6820091 U JP6820091 U JP 6820091U JP H0519964 U JPH0519964 U JP H0519964U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- barrel
- contact
- partition
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 バレルの内部に中仕切りを設け、この中仕切
りの上部と下部とにそれぞれ独立したスプリングを装着
し、この二つのスプリングによってプランジャに対して
2段階の接触圧を与える。 【効果】 プランジャが基板に接触するときの圧力を小
さくし、測定を行うときの圧力を大きくすることができ
るため、プランジャの先端部が測定点において横方向に
滑るのを防止することができ、しかも測定のときの接触
圧を確保できる。
りの上部と下部とにそれぞれ独立したスプリングを装着
し、この二つのスプリングによってプランジャに対して
2段階の接触圧を与える。 【効果】 プランジャが基板に接触するときの圧力を小
さくし、測定を行うときの圧力を大きくすることができ
るため、プランジャの先端部が測定点において横方向に
滑るのを防止することができ、しかも測定のときの接触
圧を確保できる。
Description
【0001】
本考案は、電子機器の論理回路基板やアナログ回路基板を試験するための試験 装置に使用するプローブ用の接触子に関する。
【0002】
電子機器の論理回路基板やアナログ回路基板を試験するための試験装置に使用 する従来のプローブ用の接触子(プローブ用接触子)は、図3に示すように、天 井板と底面板とを有する中空の円筒形のバレル13と、バレル13の内部で上下 運動を行う頭部を有するプランジャ12と、バレル13の天井板とプランジャ1 2の頭部との間に装着したスプリング14とを有しており、スプリング14によ ってプランジャ12に対して一定の接触圧を与える構成となっている。
【0003】 このよう構成したプローブ用接触子を用いて論理回路基板やアナログ回路基板 を試験するときは、図4に示すように、基板11の測定点10にプランジャ12 の先端部16を接触させ、バレル13を下方(矢印B方向)に動かすことによっ てスプリング14を圧縮してプランジャ12に対して所定の接触圧を与えている 。
【0004】
上述したような従来のプローブ用接触子は、プランジャ12の基板11に対す る接触圧が、スプリング14によってのみ決定されるため、プランジャ12の先 端部16を基板11の測定点10に接触させたとき、先端部16が測定点10に おいて横方向(矢印C方向)に滑って正確な測定ができなくなることがあるとい う欠点を有している。これを回避するためスプリング14の圧力を弱くすると、 測定のときの接触圧が不足して接触不良を起すという問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案のプローブ用接触子は、内部の中央部に中仕切りを有するバレルと、前 記バレルの前記中仕切りおよび底面板とのそれぞれに対応した上部プランジャ部 および下部プランジャ部を有するプランジャと、前記上部プランジャ部と前記バ レルの天井板との間に装着した上部スプリングと、前記下部プランジャ部と前記 バレルの前記中仕切りとの間に装着した下部スプリングとを備え、前記上部スプ リングと前記下部スプリングとによって前記プランジャに対して2段階の接触圧 を与えるようにしたものである。
【0006】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0007】 図1は本考案の一実施例を示す断面図、図2は図1の実施例の動作状態を示す 断面図である。
【0008】 図1に示すプローブ用接触子は、内部の中央部に設けた中仕切り8と、天井板 2aと、底面板2bとを有する中空の円筒形のバレル2と、バレル2の中仕切り 8および底面板2bとのそれぞれに対応した上部プランジャ部5および下部プラ ンジャ部6を有するプランジャ1と、上部プランジャ部5とバレル2の天井板2 aとの間に装着した上部スプリング3と、下部プランジャ部6とバレル2の中仕 切り8との間に装着した下部スプリング4とを備えており、プランジャ1の先端 部7において測定対象の基板の接触点に接触する構成となっている。
【0009】 このように構成したプローブ用接触子を用いて論理回路基板やアナログ回路基 板を試験するときは、図2(a)に示すように、基板11の測定点10にプラン ジャ1の先端部7を接触させ、バレル2を下方(矢印B方向)に動かす。これに よって上部スプリング3が圧縮されてプランジャ1に対して第一段階の接触圧が 与えられる。このとき、下部スプリング4は、まだ中仕切り8と接触していない ため、自由の状態にある。この状態から引続いてバレル2を下方(矢印B方向) に動かすと、図2(b)に示すように、上部スプリング3が更に圧縮されて下部 スプリング4が中仕切り8と接触し、上部スプリング3と下部スプリング4が共 に圧縮されてプランジャ1に対して第二段階の接触圧が与えられる。
【0010】 このようにして、プランジャ1の先端部7を基板11の測定点10に接触させ るときと、測定を行うときとの圧力を異なる圧力とすることにより、プランジャ 1の先端部7を基板11の測定点10に接触させるときに、先端部7が測定点1 0において横方向に滑るのを防止することができる。
【0011】
以上説明したように、本考案のプローブ用接触子は、バレルの内部に中仕切り を設け、この中仕切りの上部と下部とにそれぞれ独立したスプリングを装着し、 この二つのスプリングによってプランジャに対して2段階の接触圧を与えること により、プランジャが基板に接触するときの圧力を小さくし、測定を行うときの 圧力を大きくすることができるため、プランジャの先端部が測定点において横方 向に滑るのを防止することができ、しかも測定のときの接触圧を確保できるとい う効果がある。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の実施例の動作状態を示す断面図である。
【図3】従来のプローブ用接触子の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】図3の例の動作状態を示す断面図である。
1 プランジャ 2 バレル 2a 天井板 2b 底面板 3 上部スプリング 4 下部スプリング 5 上部プランジャ部 6 下部プランジャ部 7 先端部 8 中仕切り 10 測定点 11 基板 12 プランジャ 13 バレル 14 スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 内部の中央部に中仕切りを有するバレル
と、前記バレルの前記中仕切りおよび底面板とのそれぞ
れに対応した上部プランジャ部および下部プランジャ部
を有するプランジャと、前記上部プランジャ部と前記バ
レルの天井板との間に装着した上部スプリングと、前記
下部プランジャ部と前記バレルの前記中仕切りとの間に
装着した下部スプリングとを備え、前記上部スプリング
と前記下部スプリングとによって前記プランジャに対し
て2段階の接触圧を与えるようにしたことを特徴とする
プローブ用接触子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6820091U JPH0519964U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | プローブ用接触子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6820091U JPH0519964U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | プローブ用接触子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519964U true JPH0519964U (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=13366919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6820091U Pending JPH0519964U (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | プローブ用接触子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519964U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006329992A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Tektronix Inc | 差動測定プローブ |
JP4745277B2 (ja) * | 2007-04-09 | 2011-08-10 | 日本電子材料株式会社 | 垂直型プローブ |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP6820091U patent/JPH0519964U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006329992A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Tektronix Inc | 差動測定プローブ |
JP4745277B2 (ja) * | 2007-04-09 | 2011-08-10 | 日本電子材料株式会社 | 垂直型プローブ |
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