JPH05199203A - スペクトラム拡散通信装置 - Google Patents

スペクトラム拡散通信装置

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JPH05199203A
JPH05199203A JP4007289A JP728992A JPH05199203A JP H05199203 A JPH05199203 A JP H05199203A JP 4007289 A JP4007289 A JP 4007289A JP 728992 A JP728992 A JP 728992A JP H05199203 A JPH05199203 A JP H05199203A
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JP
Japan
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spread spectrum
demodulation
unit
modulation
connection device
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Pending
Application number
JP4007289A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Harada
博司 原田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP4007289A priority Critical patent/JPH05199203A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御装置と複数の子機及び複数の接続装置を
備えた無線通信において接続装置の小型化とコストの低
減をすることができるスペクトラム拡散通信装置を提供
する。 【構成】 接続装置内にスペクトラム拡散二次変復調部
を設け、有線伝送路として光ファイバー等の高周波まで
通過させる広帯域伝送路を用い、制御装置内にスペクト
ラム拡散の二次変復調部と一次変復調部とを設けること
により子機と同数の変調部と復調部を用いて複数の子機
同時通信が1台の制御装置で集中処理することが可能な
ため装置の小型化とコスト低減が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトル拡散処理が
可能な制御装置と複数の子機及び複数の接続装置を備え
たスペクトラム拡散通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スペクトラム拡散通信装置は多元
接続性、秘話性、耐干渉性等に優れた通信方式を用いて
いるため、軍用通信だけでなく公共通信や一般の通信に
も利用されるようになってきた。
【0003】以下、図面を参照しながら構内コードレス
電話システム等に用いられる従来のスペクトラム拡散通
信装置について説明を行う。
【0004】図2は従来のスペクトラム拡散通信装置の
構成を示すブロック図であり、図2に於いて1は子機、
2は子機アンテナ、3は音声信号をスペクトラム拡散変
調するSS変調部、4はスペクトラム拡散復調して音声
信号を得るSS復調部、5は接続装置、6は接続装置ア
ンテナ、7は制御装置、8は制御装置7と接続装置5と
の間の音声信号を通信する有線伝送路、9は回線、10
は電話機、11は複数の接続装置9及び電話機10との
間で音声信号を送受信するように切り換え制御する制御
部である。
【0005】以上のように構成された従来のスペクトラ
ム拡散通信装置について、以下その動作を説明する。ま
ず、子機3はSS変調部3においてマイク等で入力され
た音声信号をスペクトラム拡散変調したのち、子機アン
テナ2で無線周波数帯域に変換し無線電波を送信する。
接続装置5は子機3からの無線電波を接続装置アンテナ
6で受信したのち子機1のSS変調部3でスペクトラム
拡散変調し、SS復調部4によりスペクトラム拡散復調
によって音声信号に復調し、音声信号が通過可能な有線
伝送路8を介して制御装置7に出力する。制御装置7で
は接続装置6から入力された音声信号に対して、制御部
11が子機1送信時に指定された別の子機1と通信可能
な接続装置6に接続された有線伝送路8に切り換え出力
する。あるいは子機1送信時に有線接続された電話機1
0が指定された場合には音声信号を回線9に切り換え出
力する。次に、制御装置7からの音声信号を有線伝送路
8を介して入力された接続装置6では、SS変調部3に
より子機1の場合と同様に音声信号をスペクトラム拡散
変調したのち、接続装置アンテナ6で無線周波数帯域に
変換し無線電波を送信する。指定された子機1は接続装
置5からの無線電波を子機アンテナ2で受信したのち接
続装置5が受信した場合と同様に周波数帯域を変換し、
SS復調部4によりスペクトラム拡散復調し、音声信号
に復調し、スピーカ等に出力する。以上の動作により複
数の子機1間あるいは子機1と電話機10間の音声通信
が可能となる。
【0006】ここで、子機1および接続装置5で送受信
される無線電波の到達距離は通常100m〜300m以
内の範囲であるため、人が持って移動する子機1に対し
て接続装置5は約100m間隔で複数台が建物の天井や
壁等に設置されており、子機の音声通信範囲を広げてい
る。また、接続装置5内のSS変調部3とSS復調部4
は1組で子機1台との通信が可能であるため、複数の子
機1と同時通信を可能とするシステムでは複数組のSS
変調部3とSS復調部4及び有線伝送路8が必要とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のスペクトラム拡散通信装置では、前記したよう
に子機1台当たりに接続装置内の変調部と復調部が1組
ずつ必要となり、同一の接続装置を利用して複数の子機
と同時通信するためには接続装置内に複数の変調部と復
調部を準備する必要があり、更にそれぞれの接続装置に
も同数の変調部と復調部及び有線伝送路が必要となる。
すなわち子機N台を接続装置M台を利用して通信しよう
とすると接続装置1台当たり変調部と復調部がN組必要
で、システム全体として変調部と復調部がN×M組必要
となるため、建物の天井や壁等に設置する接続装置が大
型でかつスペクトラム拡散通信装置全体のコストが高く
なるという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記課題を解決し、接続装置の回
路規模が小さく低コストのスペクトラム拡散通信装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、接続装置内に周波数変換部およびスペクト
ラム拡散変調部と復調部の代わりに、入力された信号を
更にスペクトラム拡散および逆拡散する二次変調部と二
次復調部とを設け、有線伝送路として光ファイバー等の
高周波まで通過させる広帯域伝送路を用い、制御装置内
に接続装置と同じスペクトラム拡散の二次変調部と二次
復調部および変調部と復調部とを設けたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、それぞれの接続
装置内には1組のスペクトラム拡散二次変調部と復調部
を設けるだけで複数子機と同時通信が可能となり、同時
通信する子機と同数のスペクトラム拡散変調部と復調部
は1台の制御装置にのみ準備するだけで良いため、小型
の制御装置とコストの低減を実現することができるもの
である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0012】図1は本実施例の構成を示すブロック図で
あり、12は子機、13は子機アンテナ、14は音声信
号をスペクトラム拡散変調するSS変調部、15はスペ
クトラム拡散復調して音声信号を得るSS復調部、16
は接続装置、17は接続装置アンテナ、18は子機12
と接続装置16との間で送受信する信号の周波数を変換
する周波数変換部、19は入力されたスペクトラム拡散
信号を更にスペクトラム拡散変調するSS二次変調部、
20は入力信号をスペクトラム拡散復調するSS二次復
調部、21は制御装置、22は接続装置16と制御装置
21との間の高周波のスペクトラム拡散信号を通信する
広帯域伝送路、23は回線、24は電話機、25は複数
の接続装置16及び電話機24との間で音声信号を送受
信するように切り換え制御する制御部である。
【0013】以上のように構成されたスペクトラム拡散
通信装置について、以下その動作を説明する。子機12
は従来例と同様な動作をし音声信号をスペクトラム拡散
変調して無線送信する。接続装置16は子機12からの
無線電波を接続装置アンテナ17で受信したのち、周波
数変換部18で無線周波数帯域よりも低い所定の周波数
帯域に変換する。ここにおける信号は既に子機12でス
ペクトラム拡散変調されているが、更にSS二次変調部
19により子機12でスペクトラム拡散した拡散符号よ
りも符号速度が速く、より広帯域に拡散する第2の拡散
符号によりスペクトラム拡散変調し、広帯域伝送路22
を介して制御装置21に出力する。なお、広帯域伝送路
22は複数の接続装置16に共通に接続しており、信号
の混信を防止し接続装置および制御装置確実に復調する
ため、それぞれの接続装置16で用いる前記第2の拡散
符号はそれぞれ異なる固有の符号を割り当てている。ま
た、広帯域伝送路上の信号はスペクトラム拡散変調され
た広帯域な高周波信号であるが、光ファイバー等を用い
ることで広帯域高周波伝送は実現可能である。
【0014】次に、制御装置21では広帯域伝送路22
から入力された2回スペクトラム拡散された信号をまず
SS二次復調部20により接続装置16で用いた第2の
拡散符号でスペクトラム拡散復調し、さらにSS復調部
15にてスペクトラム拡散復調し、音声信号に復調す
る。復調された音声信号に対して従来例と同様に制御部
25が、子機12送信時に指定された別の子機12と通
信可能な接続装置16と同じ拡散符号でスペクトラム拡
散変調するように制御し、SS変調部14に切り換え出
力する。あるいは子機12送信時に有線接続された電話
機24が指定された場合には、音声信号を回線23に切
り換え出力する。SS変調部14は入力された音声信号
をスペクトラム拡散変調してSS二次変調部19に出力
し、SS二次変調部19にて前記指定された拡散符号に
より更にスペクトラム拡散変調し、広帯域伝送路22を
介して接続装置16に出力する。接続装置16では、接
続装置アンテナ17から入力された信号をSS二次復調
部20にて前記拡散符号によりスペクトラム拡散復調
し、周波数変換部18で無線周波数に変換し、接続装置
アンテナ17を介して送信する。前記指定された子機1
2は従来例と全く同様の動作をし、接続装置16からの
無線電波を子機アンテナ13で受信したのち周波数帯域
を変換し、SS復調部15によりスペクトラム拡散復調
し音声信号に復調しスピーカ等に出力する。以上の動作
により複数の子機12間あるいは子機12と電話機24
間の音声通信が可能となる。
【0015】なお、接続装置16内のSS二次変調部1
9とSS二次復調部20は1組で複数の子機と同時通信
を可能で、制御装置21内には接続装置16と同数のS
S二次変調部19とSS次復調部20および子機1と同
数のSS変調部14とSS復調部15を設ければ複数子
機1との同時通信が可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、それぞれの接続
装置内には1組のスペクトラム拡散二次変調部と復調部
を設けるだけで複数子機と同時通信が可能となり、N台
の子機と同時通信するには1台の制御装置内に全体でN
組のスペクトラム拡散変調部と復調部およびM台の接続
装置と同数のM組のスペクトラム拡散二次変調部と二次
復調部を準備するだけで可能で、全体としてスペクトラ
ム拡散変調部と復調部がN+M組で良いため、制御装置
の小型化とコストの低減を実現したスペクトラム拡散通
信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に於けるスペクトラム拡散通
信装置の構成を示すブロック図
【図2】従来のスペクトラム拡散通信装置の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
12 子機 13 子機アンテナ 14 SS変調部 15 SS復調部 16 接続装置 17 接続装置アンテナ 18 周波数変換部 19 SS二次変調部 20 SS二次復調部 21 制御装置 22 広帯域伝送路 23 回線 24 電話機 25 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スペクトラム拡散通信方式を用いて無線信
    号を送受信する子機と、前記子機と無線通信が可能な接
    続装置と、前記子機内にあり、第1のスペクトラム拡散
    変調および復調を行う第1の変調部と復調部と、前記接
    続装置内にあり、第2のスペクトラム拡散変調および復
    調を行う第2の変調部と復調部と、広帯域周波数を伝送
    する伝送路と、前記伝送路に接続された制御装置内にお
    いて、前記第2の変調部と復調部と、前記第1の変調部
    と復調部と、前記第1の復調部から入力した信号を第1
    の変調部に出力するように切り換える制御部とを備え、
    子機と無線通信したスペクトラム拡散信号を接続装置内
    で更に第2のスペクトラム拡散変復調を行い、広帯域の
    伝送路を介して制御装置内で第2のスペクトラム拡散変
    復調と第1のスペクトラム拡散変復調を集中的に行うこ
    とを特徴としたスペクトラム拡散通信装置。
JP4007289A 1992-01-20 1992-01-20 スペクトラム拡散通信装置 Pending JPH05199203A (ja)

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