JPH06311138A - スペクトラム拡散通信装置 - Google Patents

スペクトラム拡散通信装置

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JPH06311138A
JPH06311138A JP5099455A JP9945593A JPH06311138A JP H06311138 A JPH06311138 A JP H06311138A JP 5099455 A JP5099455 A JP 5099455A JP 9945593 A JP9945593 A JP 9945593A JP H06311138 A JPH06311138 A JP H06311138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spread spectrum
unit
demodulation
control device
slave
Prior art date
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Application number
JP5099455A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Ideta
伸彦 出田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御装置と複数の子機および複数の接続装置
を備えたスペクトラム拡散通信装置において、接続装置
の小型化とコストの低減を行う。 【構成】 複数の接続装置12内にSS復調部の代わりに
周波数変換部13を設け、制御装置15内に子機1と同数の
SS復調部4を設ける。そして、前記制御装置15のSS
復調部4でスペクトラム拡散信号の復調を行うことによ
り、複数の子機の同時通信が1台の制御装置15で集中処
理することが可能となり、接続装置の小型化とコスト低
減が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台の制御装置と複数
の子機および複数の制御装置を備えたスペクトラム拡散
通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スペクトラム拡散通信装置は、多
元接続性,秘話性,耐干渉性等に優れた通信方式を用い
ているため、軍用通信だけでなく公共通信やパーソナル
通信にも利用されるようになってきた。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のスペクト
ラム拡散通信装置について説明を行う。
【0004】図2は従来のスペクトラム拡散通信装置の
構成を示すブロック図であり、図2において、1は複数
(図例では3台)の子機、2は子機アンテナ、3は音声信
号をスペクトラム拡散変調するSS(Spectrum Sprend
ed)変調部、4はスペクトラム拡散復調して音声信号を
得るSS復調部、5は複数(図例では3台)の接続装置、
6は接続装置アンテナ、7は制御装置8と接続装置5と
の間の音声信号を伝送する有線伝送路、9は複数の接続
装置5および電話機11との間で音声信号を送受信するよ
うに切り換え制御する制御部、10は制御装置8と電話機
11を接続する電話回線である。
【0005】以上のように構成された従来のスペクトラ
ム拡散通信装置の動作を説明する。まず、子機1は、そ
の子機内のSS変調部3においてマイクロホン等で入力
された音声信号をスペクトラム拡散変調した後、子機ア
ンテナ2で無線周波数帯域に変換し無線電波を送信す
る。接続装置5は子機1からの無線電波を接続装置アン
テナ6で受信した後、子機1のSS変調部3で変調した
周波数帯域に変換し、SS復調部4によりスペクトラム
拡散復調し、音声信号が伝送可能な有線伝送路7を介し
て制御装置8に出力する。
【0006】この制御装置8では接続装置5から入力さ
れた音声信号に対して制御部9が、子機送信時に指定さ
れた別の子機1と通信可能な接続装置5に接続された有
線伝送路7に切り換え出力する。あるいは、子機送信時
に有線接続された電話機11が指定された場合には、音声
信号を電話回線10に切り換え出力する。
【0007】次に、制御装置8からの音声信号を有線伝
送路7を介して入力された接続装置5では、SS変調部
3により子機1の場合と同様に音声信号をスペクトラム
拡散変調した後、接続装置アンテナ6で無線周波数帯域
に変換し、無線電波を送信する。前記指定された子機1
は接続装置5からの無線電波を子機アンテナ2で受信し
た後、接続装置5が受信した場合と同様に周波数帯域を
交換し、SS復調部4によりスペクトラム拡散復調し、
音声信号に復調しスピーカ等に出力する。以上の動作に
より複数の子機1間、あるいは子機1と電話機11間の音
声通信が可能となる。
【0008】ここで、子機1および接続装置5で送受信
される無線電波の到達距離は、通常100〜300m以内の範
囲であるため、人が持って移動する子機1に対して接続
装置5は約100m間隔で複数台が建物の天井や壁等に設
置されており、子機の音声通信範囲を広げている。ま
た、接続装置5内のSS変調部3とSS復調部4は1組
で子機1台との通信が可能であるため、複数の機器と同
時通信を可能とするシステムでは、複数組のSS変調部
3とSS復調部4および有線伝送路7が必要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のスペクトラム拡散通信装置では、前記したよう
に、子機1台当たりに接続装置内のSS変調部とSS復
調部が1組ずつ必要となり、同一の接続装置を利用して
複数の子機と同時通信するためには、接続装置内に複数
のSS変調部とSS復調部を準備する必要があり、さら
にそれぞれの接続装置にも同数のSS変調部とSS復調
部が必要となる。
【0010】すなわち、子機N台を接続装置M台で利用
して通信しようとすると、接続装置1台当たりSS変調
部とSS復調部がN組必要で、システム全体としてSS
変調部とSS復調部がN×M組必要となり、この中でも
SS復調部はかなり回路規模が大きくなるので、建物の
天井や壁等に設置する接続装置が大型で、かつスペクト
ラム拡散通信装置全体のコストが高くなるという問題点
を有していた。
【0011】本発明は上記問題を解決し、接続装置の回
路規模が小さく低コストのスペクトラム拡散通信装置を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、接続装置内のSS復調部の代わりに、子機
から受信した周波数を有線伝送路を介して制御装置に送
信する周波数との間の周波数変換を行う周波数変換部を
設け、有線伝送路として高周波数まで通過させる広帯域
伝送路を用い、制御装置内に同時通信する子機と同数の
SS復調部を設けたものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、それぞれの接続装置内にはS
S変調部と周波数変換部を設けるだけで複数の子機と同
時通信が可能となり、同時通信する子機と同数のSS復
調部は1台の制御装置にのみ準備するだけでよいため、
小型の接続装置とコストの低減を実現することができる
ものである。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるスペクトラ
ム拡散通信装置の構成を示すブロック図であり、図1に
おいて、12は接続装置、13は周波数変換部、14は接続装
置12と制御装置15との間の音声信号およびスペクトラム
拡散信号を通信する広帯域伝送路、16は複数の接続装置
12および電話機11との間で信号を送受信するように切り
換え制御する制御部である。ここで、制御装置15内のS
S復調部4は同時通信する子機1と同数が準備される。
その他、前記図2と同じ機能のブロックや素子には同じ
符号を付し、その説明を省略する。
【0015】以上のように構成されたスペクトラム拡散
通信装置の動作を説明する。子機1は、従来例と同様に
SS変調部3においてマイクロホン等で入力された音声
信号をスペクトラム拡散変調した後、子機アンテナ2で
無線周波数帯域に変換し無線電波を送信する。接続装置
12は子機1からの無線電波を接続装置アンテナ6で受信
した後、周波数変換部13で無線周波数帯域よりも低い所
定の周波数帯域に変換し、広帯域伝送路14を介して制御
装置15に出力する。広帯域伝送路14上の信号は、スペク
トラム拡散変調された高帯域な高周波信号であるが、同
軸ケーブル等を用いることで広帯域高周波伝送は可能で
ある。
【0016】次に、制御装置15では広帯域伝送路14から
入力されたスペクトラム拡散信号を、SS復調部4によ
りスペクトラム拡散復調し音声信号に復調する。復調さ
れた音声信号に対して制御部16が、子機送信時に指定さ
れた別の子機1と通信可能な接続装置12に接続された広
帯域伝送路14に切り換え出力する。あるいは、子機送信
時に有線接続された電話機11が指定された場合には、音
声信号を電話回線10に切り換え出力する。
【0017】次に、制御装置15からの音声信号を広帯域
伝送路14を介して入力された接続装置12では、SS変調
部3により子機1の場合と同様に音声信号をスペクトラ
ム拡散変調した後、接続装置アンテナ6で無線周波数帯
域に変換し、無線電波を送信する。前記指定された子機
1は従来例と全く同様な動作をし、接続装置12からの無
線電波を子機アンテナ2で受信した後、SS復調部4に
よりスペクトラム拡散復調し、音声信号に復調しスピー
カ等に出力する。以上の動作により複数の子機1間、あ
るいは子機1と電話機11間の音声通信が可能となる。
【0018】なお、接続装置12内の周波数変換部13は、
1台で複数の子機と同時通信が可能で、制御装置15内に
は子機と同数のSS復調部4を設けることで、複数の子
機との同時通信が可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、それぞれ
の接続装置内のSS復調部の代わりに、1台の周波数変
換部を設けることにより複数の子機と同時通信が可能と
なり、N台の子機と同時通信をするには、1台の制御装
置内に全体でN個のSS復調部を設けるだけでよいた
め、制御装置の小型化とコストの低減を実現したスペク
トラム拡散通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるスペクトラム拡散通
信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】従来のスペクトラム拡散通信装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1…子機、 2…子機アンテナ、 3…SS変調部、
4…SS復調部、 5,12…接続装置、 6…接続装置
アンテナ、 7…有線伝送路、 8,15…制御装置、
9,16…制御部、 10…電話回線、 11…電話機、 13
…周波数変換部、14…広帯域伝送路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペクトラム拡散通信方式を用いて無線
    信号を送受信する複数の子機と、前記複数の子機と無線
    通信が可能な複数の接続装置と、前記複数の接続装置と
    音声信号およびスペクトラム拡散信号を伝送する広帯域
    伝送路に接続された1台の制御装置とを有し、前記子機
    内には、スペクトラム拡散変調および復調を行うSS変
    調部とSS復調部を有し、前記接続装置内には、前記子
    機から受信した周波数を前記広帯域伝送路を介して前記
    制御装置に送信する周波数との間の周波数変換を行う周
    波数変換部と前記制御装置からの音声信号をスペクトラ
    ム拡散変調するSS変調部を有し、前記制御装置内に
    は、前記接続装置からのスペクトラム拡散信号をスペク
    トラム拡散復調し、同時通信する子機と同数を具備する
    SS復調部と前記SS復調部から入力した信号を前記広
    帯域伝送路に出力するように切り換える制御部を有し、
    前記制御装置内のSS復調部でスペクトラム拡散復調を
    集中的に行うことを特徴とするスペクトラム拡散通信装
    置。
JP5099455A 1993-04-26 1993-04-26 スペクトラム拡散通信装置 Pending JPH06311138A (ja)

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