JPH05198870A - 半導体レーザ励起固体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ励起固体レーザ装置

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JPH05198870A
JPH05198870A JP22738692A JP22738692A JPH05198870A JP H05198870 A JPH05198870 A JP H05198870A JP 22738692 A JP22738692 A JP 22738692A JP 22738692 A JP22738692 A JP 22738692A JP H05198870 A JPH05198870 A JP H05198870A
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laser
solid
state laser
semiconductor laser
temperature
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JP22738692A
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Takeshi Amano
壮 天野
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Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により、レーザビーム特性を極め
て安定にでき、かつ、装置を小型コンパクトに形成でき
る半導体レーザ励起固体レーザ装置を提供する。 【構成】 励起用半導体レーザ装置1から射出された励
起用のレーザ光L0 を、レーザ共振器内に配置された固
体レーザ媒体2に入射し、該固体レーザ媒体2を励起し
て出力レーザ光L2 を得るようにするとともに、固体レ
ーザ媒体2及びレーザ共振器3,4並びに機能光学素子
5用いるときはこの機能光学素子5を同一の熱伝導性基
板7上に取り付けるとともに、この熱伝導性基板7の温
度を制御する温度制御装置7a,7bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体レーザ装置か
ら射出されたレーザ光を励起光として用いる半導体レー
ザ励起固体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の半導体レーザ励起固体レ
ーザ装置の構成を示す図である。
【0003】図7において、符号101は励起用半導体
レーザ装置、符号102は固体レーザ媒体(ロッド)、
符号103は固体レーザ媒体102の一方の端面(図中
左端面)に形成された選択反射膜、符号104は固体レ
ーザ媒体102の他方の側(図中右側)に該固体レーザ
媒体102と光軸を共通にして配置された出力ミラーで
ある。選択反射膜103と、出力ミラー104とはレー
ザ共振器を構成する。また、符号105は固体レーザ媒
体102と出力ミラー104との間に配置された機能光
学装置たる波長変換素子、符号106は励起用半導体レ
ーザ装置101から射出された励起用レーザ光をL0
集光して固体レーザ媒体102に入射させる集光レンズ
である。なお、固体レーザ媒体102及び機能光学装置
105はそれぞれペルチェ素子、ヒーター等の温度コン
トローラ102a及び105aによって温度コントロー
ルされている。
【0004】励起用半導体レーザ装置101から射出さ
れた励起用のレーザ光L0 は、集光レンズ106及び選
択反射膜103を通過して固体レーザ媒体102に入射
され、該固体レーザ媒体102を励起する。これによ
り、レーザ共振器内で固体レーザ媒体の発振基本波が生
じ、波長変換素子等の機能光学装置105の作用を受け
て波長変換されたレーザ光の出力レーザ光Lが得られる
(詳しくは、米国特許第4,809,291 号明細書参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の構成
の半導体レーザ励起固体レーザ装置においては、固体レ
ーザ媒体102と機能光学装置105とは、それぞれ温
度コントローラ102a及び105aによって温度コン
トロールされており、環境温度の変化があってもこれら
の温度は一定に維持され、これら単独での特性は変化し
ないように維持されて一定の性能を維持できるように構
成されている。
【0006】しかし、近年にいたり、半導体レーザ励起
固体レーザ装置の用途がますます拡がってきており、そ
れにつれて、出力レーザ光の強度、縦・横モード、ビー
ムポインティングその他のレーザビーム特性に対してよ
り厳しい安定性が要求される場合も少なからず生じてき
ているが、上述の従来の装置では、このような要求に対
しては必ずしも十分に応えることができないことが判明
した。
【0007】これは、従来の装置にあっては、固体レー
ザ媒体102や機能光学装置105の個々の特性は一定
に維持できるようになっているが、これらの相対位置関
係、あるいは、レーザ共振器内の他の発振条件等につい
ては、考慮されておらず、これらの条件が環境温度変化
等によって変化する結果、上述のレーザビーム特性の安
定性に限界を与えていたためである。
【0008】この発明は、上述の背景のもとでなされた
ものであり、比較的簡単な構成により、レーザビーム特
性を極めて安定にでき、かつ、消費電力が少ないととも
に装置を小型コンパクトに形成できる半導体レーザ励起
固体レーザ装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明は、(1) 励起用半導体レーザ装置から射
出された励起用のレーザ光を、レーザ共振器内に配置さ
れた固体レーザ媒体に入射し、該固体レーザ媒体を励起
して出力レーザ光を得るようにした半導体レーザ励起固
体レーザ装置において、前記固体レーザ媒体及びレーザ
共振器を同一の熱伝導性支持体に取り付けるとともに、
この熱伝導性支持体の温度を制御する温度制御装置を設
けたことを特徴とする構成とし、この構成1の態様とし
て、(2) 構成Iの半導体レーザ励起固体レーザ装置
において、前記熱伝導性支持体の形状を板状に形成する
とともに、この板状熱伝導性支持体上に前記固体レーザ
媒体及びレーザ共振器を固定したことを特徴とする構
成、(3) 構成1の半導体レーザ励起固体レーザ装置
において、前記熱伝導性支持体の形状を円筒状に形成す
るとともに、この円筒状熱伝導性支持体の円筒内に前記
固体レーザ媒体及びレーザ共振器を収納固定したことを
特徴とする構成、(4) 構成1の半導体レーザ励起固
体レーザ装置において、前記温度制御装置は、出力レー
ザ光の出力が安定になる温度を記憶する記憶手段を有
し、この記憶手段に記憶された温度になるように前記熱
伝導性支持体の温度を制御するものであることを特徴と
した構成、(5) 構成1の半導体レーザ励起固体レー
ザ装置において、前記温度制御装置は、前記熱伝導性支
持体に熱的に結合されたペルチェ素子を有するものであ
ることを特徴とした構成、(6) 構成1の半導体レー
ザ励起固体レーザ装置において、前記温度制御装置は、
前記熱伝導性支持体の温度を検出する温度検出手段を有
し、この温度検出手段の検出結果に基づいて前記熱伝導
性支持体の温度を制御するものであることを特徴とした
構成、レーザ励起固体レーザ装置。
【0010】及び、(7) 構成1の半導体レーザ励起
固体レーザ装置において、前記レーザ共振器内または外
における出力レーザ光の光路上に機能光学装置を設ける
とともに、この機能光学装置を前記熱伝導性支持体上に
取り付けたことを特徴とする構成としたものである。
【0011】
【作用】上述の構成1によれば、固体レーザ媒体及びレ
ーザ共振器を同一の熱伝導性支持体に取り付けるととも
に、この熱伝導性支持体の温度を制御する温度制御装置
を設けてこの熱伝導性支持体をレーザビーム特性が安定
になる最適な一定温度に保つことにより、環境温度の変
化があったとしてもこれらの影響を受けることなく、固
体レーザ媒体等の光学素子単独の安定性は勿論、共振器
長その他の発振条件をも一定に保つことができ、出力レ
ーザ光の強度、縦・横モード、ビームポインティングそ
の他のレーザビーム特性の安定性を著しく向上させるこ
とができる。 また、構成2によれば、熱伝導性支持体
の構造が単純であるので製作が容易な装置を構成でき、
構成3によれば、固体レーザ媒体及びレーザ共振器を外
部環境から遮断してその影響を受けるおそれをより軽減
でき、より精密に所定の温度に維持することを可能にす
る。さらに構成4によれば、一度出力レーザ光の出力が
安定する最適温度を求めてこれを記憶手段に記憶してお
けば、使用を開始する毎に最適温度を求めるという労力
を省くことができる。
【0012】構成5によれば、ペルチェ素子を用いたこ
とにより加熱及び冷却を自在にかつ精度よく行うことが
できるから所望の温度に制御することが極めて容易にな
る。構成6によれば、熱伝導性支持体の温度を監視しな
がら該温度を正確に所定の温度に制御することができ
る。
【0013】そして、構成7によれば、機能光学素子と
して例えば高調波発生器を用いれば、固体レーザ媒体で
発生されるレーザ光の高調波光を得ることができ、ま
た、Qスイッチ素子を用いれ、パルスレーザ光を得るこ
ともできる。
【0014】
【実施例】第1実施例 図1はこの発明の第1実施例にかかる半導体レーザ励起
固体レーザ装置の構成を示す図である。以下、図1を参
照にしながらこの発明の第1実施例を詳細に説明する。
【0015】図1において、符号1は励起用半導体レー
ザ装置、符号2は固体レーザ媒体(ロッド)、符号3は
固体レーザ媒体2の一方の端面(図中左端面)に形成さ
れた選択反射膜、符号4は固体レーザ媒体2の他方の側
(図中右側)に該固体レーザ媒体2と光軸を共通にして
配置された出力ミラーである。選択反射膜3と、出力ミ
ラー4とはレーザ共振器を構成する。また、符号5aは
固体レーザ媒体2と出力ミラー4との間に配置された機
能光学装置たる第2高調波発生器、符号5bはλ/4波
長板もしくはエタロン板、符号6は励起用半導体レーザ
装置1から射出された励起用レーザ光をL0 を集光して
固体レーザ媒体2に入射させる集光レンズ、符号7は熱
伝導性基板、符号7aは温度コントローラ、符号7bは
ペルチェ素子、符号7cはサーミスタ、符号8は断熱容
器、符号9はヒートシンクである。
【0016】半導体レーザ装置1は、発振波長が800
〜820nm、出力500mWのGaAs系の半導体レ
ーザ装置である。図示しないが、この実施例では、この
半導体レーザ装置1にはその温度を25°Cに保持する
温度制御装置が設けられており、発振波長が次に述べる
固体レーザ媒体2の吸収ピークに一致する807nmに
なるように設定されている。
【0017】固体レーザ媒体2は、波長1064nmの
レーザ光を発振するNd:YAGレーザロッドであっ
て、直径3mmφ、長さ5mmの寸法を有し、両端面は
平面研摩されている。この固体レーザ媒体2の光吸収ピ
ーク波長は807nmである。
【0018】この固体レーザ媒体2の光軸と交わる一方
の端面、すなわち、図中左端面には誘電体多層膜からな
る選択反射膜3が形成されている。この選択反射膜3
は、出力ミラー4とでレーザ共振器を構成するものであ
り、固体レーザ媒体2によって生ずる基本波長のレーザ
光(L1 =1064nm)に対しては99.9%以上の
高い反射率をもち、一方、励起用レーザ光(L0 =80
7nm)を90%以上透過する性質を有する。なお、固
体レーザ媒体2の他方の端面、すなわち、図中右端面に
は図示しないが、無反射コートが施されており、この端
面での基本波長のレーザ光L1 に対する反射率が0.5
%以下になるようになっている。
【0019】出力ミラー4は、凹面がレーザ媒体2側に
向くように配置された凹レンズ状をなしたガラス体の凹
面の表面に誘電体多層膜4aを形成し、基本波長のレー
ザ光L1 に対する反射率が99.9%以上になり、一
方、この基本波長のレーザ光L1 の第2高調波光L
2 (波長;0.53μm)に対する透過率が90%以上
になるようにしたもので、凹面の曲率半径を100mm
に設定することにより、上述の選択反射膜3とで共振器
長が25mmのレーザ共振器を構成している。
【0020】集光レンズ6は、励起用半導体レーザ装置
1から射出された励起用レーザ光L0 を集光して固体レ
ーザ媒体2の選択反射膜3が形成された端面から該固体
レーザ媒体2内に入射させて励起するものである。な
お、その集光度合いは、励起用レーザ光L0 のモード体
積と出力レーザ光L1 のモード体積との良い一致が得ら
れるように設定される。
【0021】第2高調波発生器5aは、長さ5mmのK
TP結晶である。このKTP結晶は、結晶カット面θ=
90.0°、φ=26°またはφ=23°になるように
カットされている。ここで、φは光軸が結晶Z軸となす
角度、θは光軸の結晶XY平面への射影がX軸となす角
度であり、室温で位相整合を満たす条件である。これに
より、固体レーザ媒体2で発生した波長1064nmの
レーザ光L1 を入射してその第2高調波である波長0.
53μmのグリーン光L2 を発生するものである。ま
た、λ/4波長板5bは、偏光モード間の競合を抑圧し
てこのグリーン光L2 のノイズをカットするためのもの
である。なお、このλ/4板5bの代わりにエタロン板
を用いてもよい。エタロン板は、縦モードを単一化する
ことにより、縦モード間競合を抑圧し、グリーン光L2
のノイズをカットする。
【0022】熱伝導性基板7は銅、真鍮、鉄、ステンレ
ス、アルミ、インバーその他の熱伝導性金属材料から構
成された板状体である。この熱伝導性基板7上には、固
体レーザ媒体2、第2高調波発生器5a、λ/4波長板
5b及び出力ミラー4が、互いに光軸を共通にし、所定
の配置関係で、かつ、熱接触のよい状態で取付けられて
いる。また、これら光学部品が取付けられた状態で、上
記熱伝導性基板7全体が断熱性材料で構成された断熱容
器8内に収容されている。
【0023】この断熱容器8の図中左右側面には、それ
ぞれ、励起用レーザ光L0 の入射窓8a、出力レーザ光
1 の出射窓8bが設けられ、底面には温度制御素子取
付孔8cが設けられている。そして、熱伝導性基板7の
底面には、温度制御素子取付孔8cを通じてペルチェ素
子7aが取り付けられており、その温度を所定の温度に
保持できるようになっている。なお、ペルチェ素子7a
は、温度コントローラ7bによって駆動されるようにな
っているとともに、底面がヒートシンク9と接触するよ
うに配置され、放熱されるようになっている。このヒー
トシンク9も、銅、真鍮、鉄、ステンレス、アルミ、イ
ンバーその他の熱伝導性金属材料から構成された板状体
であり、この上には、上述の断熱容器8、集光レンズ6
及び励起用半導体レーザ媒体1が所定の位置関係のもと
に固定されている。このヒートシンク9は半導体レーザ
装置1の放熱も兼ねている。また、ペルチェ素子7aを
温度コントローラ7bによって制御することにより、熱
伝導性基板7を15〜40°Cの間の所定の温度に0.
1°C以内の制御精度で一定に保持することができるよ
うになっている。
【0024】すなわち、熱伝導性基板7には温度検出手
段としてのサーミスタ7cが設けられており、このサー
ミスタ7cによって熱伝導性基板7の温度T1 が測定さ
れる。一方、温度コントローラ7bは記憶手段を内蔵し
ており、この記憶手段にレーザ光出力が安定になる最適
温度T0 が記憶されている。温度コントローラ7bは、
0 とT1 との差△T=|T0 −T1 |が0になるよう
にペルチェ素子7aを駆動して熱伝導性基板7の温度を
0 になるように制御する。この実施例ではT0 を25
°Cに設定した。そのときの消費電力は1W以下であっ
た。なお、上記ペルチェ素子7a、温度コントローラ7
b及びサーミスタ7cは本発明における温度制御装置を
構成するものである。
【0025】上述の構成において、励起用半導体レーザ
装置1から射出された励起用レーザ光L0 は集光レンズ
6によって集光されて固体レーザ媒体2内に入射され、
固体レーザ媒体2を励起する。そうすると、固体レーザ
媒体2から基本波長のレーザ光L1 が発生するが、この
基本波長のレーザ光L1 は選択反射膜3と出力ミラー4
とで構成されるレーザ共振器内に閉じこめられる。この
閉じこめられた基本波長のレーザ光L1 が第2高調波発
生器5aを通過し、第2高調波L2 を発生させる。こう
して発生した第2高調波L2 は、出力ミラー4を通過し
てグリーンレーザ光として外部に取り出される。
【0026】上述の第1実施例装置によってレーザ発振
実験を行なったところ、環境温度が変わっても発振出力
が15mW、出力安定性(ノイズ特性)がRMSで1%
未満、縦・横モードともに安定なグリーンレーザ光が得
られた。ちなみに、図7に示される構成を有する従来の
装置により、同様の発振実験を行ったところ、発振出力
が15mW、出力安定性(ノイズ特性)がRMSで1%
以上であり、また、縦・横モードともに上述の第1実施
例に比較すると不安定なものであった。
【0027】第2実施例 図2はこの発明の第2実施例にかかる半導体レーザ励起
固体レーザ装置の構成を示す図である。以下、図2を参
照しながら第2実施例を詳述する。なお、この実施例は
波長0.47μmのブルーレーザ光を得る例であり、構
成の多くは上述の第1実施例と共通するので、共通する
部分には同一の符号を付してその詳細は省略し、以下で
はこの実施例に特有な点を中心に説明する。
【0028】さて、この実施例では、上述の第1実施例
における固体レーザ媒体2の代わりに固体レーザ媒体2
2を用い、選択反射膜3の代わりに選択反射膜23を用
い、また、第2高調波発生器5aの代わりに第2高調波
発生器25を用い、さらに、出力ミラー4の代わりに出
力ミラー24を用いたものである。なお、この実施例で
は、第1実施例におけるλ/4板5bもしくはエタロン
板に相当するものは用いていないが用いてもよい。
【0029】固体レーザ媒体22は、波長0.94μm
のレーザ光を発振する長さ1mmのNd:YAGレーザ
ロッドであって、両端面は平面研摩されている。この固
体レーザ媒体2の光吸収ピーク波長は807nmであ
る。
【0030】選択反射膜23は、出力ミラー24とでレ
ーザ共振器を構成するものであり、固体レーザ媒体22
によって生ずる基本波長のレーザ光(L1 =0.94μ
m)に対しては99.9%以上の高い反射率をもち、一
方、励起用レーザ光(L0 =807nm)を90%以上
透過する性質を有する。
【0031】出力ミラー24は、凹面がレーザ媒体22
側に向くように配置された凹レンズ状をなしたガラス体
の凹面の表面に誘電体多層膜24aを形成し、基本波長
のレーザ光L1 に対する反射率が99.9%以上にな
り、一方、この基本波長のレーザ光L1 の第2高調波光
2 (波長;0.47μm)に対する透過率が90%以
上になるようにしたもので、凹面の曲率半径や共振器長
は第1実施例と同じである。
【0032】第2高調波発生器25は、長さ5mmのK
NbO3 結晶(結晶カット面が、θ=90.0°、φ=
60.4°、または、θ=30.4°、φ=90.0
°)であり、固体レーザ媒体22で発生した波長0.9
4μmのレーザ光をL1 を入射してその第2高調波であ
る波長0.47μmのブルー光L2 を発生するものであ
る。なお、この結晶はカット面が上述の方向にカットさ
れていることより室温で位相整合条件を満たすことがで
きる。
【0033】上述の一実施例装置によってレーザ発振実
験を行なったところ、環境温度が変わっても発振出力が
10mW、出力安定性(ノイズ特性)がRMSで1%未
満、縦・横モードともに安定なブルーレーザ光が得られ
た。ちなみに、図7に示される従来の装置により、同様
の発振実験を行ったところ、発振出力が10mW、出力
安定性(ノイズ特性)がRMSで1%以上であり、ま
た、縦・横モードともに上述の第2実施例に比較すると
不安定なものであった。
【0034】第3実施例 図3はこの発明の第3実施例にかかる半導体レーザ励起
固体レーザ装置の構成を示す図である。以下、図3を参
照しながら第3実施例を詳述する。なお、この実施例は
波長1.06μmのパルスレーザ光を得る例であり、こ
の場合も構成の多くは上述の第1実施例と共通するの
で、共通する部分には同一の符号を付してその詳細は省
略し、以下ではこの実施例に特有な点を中心に説明す
る。
【0035】さて、この実施例では、上述の第1実施例
における第2高調波発生器5aの代わりにQスイッチ素
子35を用い、さらに、出力ミラー4の代わりに出力ミ
ラー34を用い、λ/4波長板5bを除去したほかは第
1実施例と同一の構成を有する。
【0036】Qスイッチ素子35は、Teガラスからな
る音響光学素子である。なお、このQスイッチ素子35
としては、他にも、例えば、フリントガラス、石英ガラ
ス、SiO2 、TeO2 、LiNbO3 もしくはPbM
oO4 等のAO(音響光学)Qスイッチ素子もしくはE
O(電気光学)Qスイッチ素子を用いることができる。
【0037】出力ミラー34は、凹面がレーザ媒体22
側に向くように配置された凹レンズ状をなしたガラス体
の凹面の表面に誘電体多層膜34aを形成し、発振レー
ザ光L1 に対する反射率が97.0%にしたものであ
り、凹面の曲率半径や共振器長は第1実施例と同じであ
る。
【0038】この実施例では、環境温度が変わってもパ
ルスエネルギー20μJ、パルス安定度3%以内、ビー
ムポインティング安定度が15μrad以内で、かつ、
その縦・横モードともに安定なパルスレーザ光が得られ
た。ちなみに、図7に示される構成と同様の構成を有す
る従来の装置により、同様の発振実験を行ったところ、
パルスエネルギー20μJ、パルス安定度5%以内、ビ
ームポインティング安定度が15μrad以上で、か
つ、縦・横モードともに上述の第3実施例に比較すると
不安定なものであった。
【0039】第4実施例 図4はこの発明の第4実施例にかかる半導体レーザ励起
固体レーザ装置の構成を示す図である。以下、図4を参
照しながら第4実施例を詳述する。なお、この実施例
は、熱伝導性支持体を円筒状に形成するとともに、この
円筒状熱伝導性支持体の円筒内に固体レーザ媒体やレー
ザ共振器等を収納固定し、波長0.53μmの単一縦モ
ードグリーンレーザ光を得る例である。基本的構成は第
1実施例と共通するので、共通する部分には同一の符号
を付してその詳細は省略し、以下ではこの実施例に特有
な点を中心に説明する。
【0040】図4において、符号47は円筒状熱伝導性
支持体である。この円筒状熱伝導性支持体47は、銅、
真鍮、鉄、ステンレス、アルミ、インバーその他の熱伝
導性金属材料から構成された円筒状体であり、その円筒
内の一部、すなわち、図中左端部に近い部分が小径部4
7aとされ、この小径部47a内にNd:YAGロッド
からなる固体レーザ媒体2が嵌着されている。また、こ
の小径部47aの左方側には軸方向の長さが比較的短い
大径部47bが形成され、右方側には上記大径部47b
と同径を有し軸方向の長さが比較的長い大径部47cが
形成されている。さらに、大径部47bの左端部内には
機能光学装置たるλ/4波長板5cが嵌着保持され、ま
た、大径部47bの小径部47aの近傍にはλ/4波長
板5bが嵌着保持されている。そして、大径部47c内
におけるλ/4波長板5bの右方側には機能光学装置た
る第2高調波発生器5aが嵌着保持され、大径部47c
の右端部内には出力ミー4が嵌着保持されている。
【0041】上記円筒状熱伝導性支持体47は、その内
径及び軸方向の長さがともに該円筒状熱伝導性支持体4
7の外径及び軸方向の長さより大きい有底筒状のヒート
シンク49内に、その一端部が該ヒートシンク49の開
口端部に一致するようにして収納保持されている。この
場合、円筒状熱伝導性支持体47の両端部の外周面とヒ
ートシンク49の内周面の一部との間には2つの断熱筒
48が介在され、円筒状熱伝導性支持体47は、熱的に
絶縁されながらヒートシンク49内に固定されるように
なっている。そして、ヒートシンク49の底部49aに
は半導体レーザ装置1が固定され、この半導体レーザ装
置1と上記λ/4波長板5cとの間には集光レンズ6が
配置され、図示しない適宜の保持具によって固定されて
いる。
【0042】ここで、λ/4波長板5cの一方の端面
(図中左端面)には選択反射膜3が形成されていて、出
力ミラー4とレーザ共振器を構成するようになってい
る。また、固体レーザ媒体2を挾むようにして配置され
た2枚のλ/4波長板5b、5cは、空間的ホールバー
ニングを抑圧するように光学軸が互いに直交するように
配置されている。これにより、固体レーザ媒体2から出
力されるレーザ光L1 は単一縦モードのレーザ光とな
る。なお、半導体レーザ装置1、集光レンズ6、λ/4
波長板5c,5b、固体レーザ媒体2及び出力ミラー4
は、互いに光軸が共通するように配置されているととも
に、これらの所定の面には図示していないが1.06μ
mで反射率が0.5%以下になるよう無反射コートが施
されている。また、円筒状熱伝導性支持体47にはペル
チェ素子7a及びサーミスタ7cが取り付けられ、温度
コントローラ7bによって該円筒状熱伝導性支持体47
の温度が制御されるようになっている点は第1実施例と
同じである。また、ヒートシンク49の外表面部には適
宜放熱フィン49bが形成され、放熱効果の向上を図る
ことができるようになっている。
【0043】この実施例の装置でレーザ発振実験を行っ
たところ、環境温度が変わっても発振出力10mW、出
力安定性(ノイズ特性)がRMSで1%未満、縦・横モ
ードともに安定な単一モードグリーンレーザ光が得ら
れ、図7に示される構成を有する従来の装置に比較して
出力安定性(ノイズ特性)や縦・横モードともにすぐれ
たものであった。
【0044】第5実施例 図5はこの発明の第5実施例にかかる半導体レーザ励起
固体レーザ装置の構成を示す図である。以下、図5を参
照しながら第5実施例を詳述する。なお、この実施例も
波長0.53μmのグリーンレーザ光を得る例であり、
構成の多くは上述の第4実施例と共通するので、共通す
る部分には同一の符号を付してその詳細は省略し、以下
ではこの実施例に特有な点を中心に説明する。
【0045】第4実施例と比較すると、この実施例では
機能光学装置たるλ/4波長板5b、5cは用いない。
また、固体レーザ媒体として、本実施例では、その寸法
が一辺3mm角、厚さ1mmでその両端面が平行平面研
磨された板状のNd:YVO4 からなる固体レーザ媒体
52を用いている。そして、熱伝導性支持体としては、
単純な円筒状をなした円筒状熱伝導性支持体57を用
い、この円筒状熱伝導性支持体57の筒内の左端部に上
記固体レーザ媒体52を嵌着保持し、右端部に出力ミラ
ー4を嵌着保持するとともに、中央部に機能光学素子た
る第2高調波発生器5aを嵌着保持している。ここで、
固体レーザ媒体52の一方の端面(図中左端面)には選
択反射膜3が形成されていて、出力ミラー4とレーザ共
振器を構成するようになっている。また固体レーザ媒体
52の他方の面には図示していないが1.06μmで反
射率が0.5%以下になるよう無反射コートが施されて
いる。そのほかの構成は第4実施例と同じである。
【0046】この実施例装置でレーザ発振実験を行った
ところ、環境温度が変わっても発振出力10mW、出力
安定性(ノイズ特性)がRMSで1%未満、縦・横モー
ドともに安定な単一モードグリーンレーザ光が得られ、
図7に示される構成を有する従来の装置に比較して出力
安定性(ノイズ特性)や縦・横モードともにすぐれたも
のであった。
【0047】第6実施例 図6はこの発明の第6実施例にかかる半導体レーザ励起
固体レーザ装置の構成を示す図である。以下、図6を参
照しながら第6実施例を詳述する。なお、この実施例も
波長0.53μmのグリーンレーザ光を得る例であり、
構成の多くは上述の第5実施例と共通するので、共通す
る部分には同一の符号を付してその詳細は省略し、以下
ではこの実施例に特有な点を中心に説明する。
【0048】固体レーザ媒体として、本実施例では、N
YAB結晶のチップからなる固体レーザ媒体62であ
る。この結晶は自己高調波発生結晶であるため、基本波
長のレーザ光(L1 =1062nm)を発生すると共に
その第2高調波レーザ光(L2 =531nm)を同時に
発生する。すなわちこの実施例の固体レーザ媒体62
は、第5実施例における固体レーザ媒体52の機能と、
機能光学装置5aの機能とを兼ね備えたものである。し
たがって、この実施例では第5実施例における第2高調
波発生器5aに相当する部材を別個独立に設ける必要が
ない。固体レーザ媒体62の寸法は一辺3mm角、厚さ
0.5mmであり、その両端面は平行平面研磨されてい
る。この固体レーザ媒体62は、円筒状熱伝導性支持体
67の左端部に形成された小径部67aの左端部内に嵌
着保持されている。なお、円筒状熱伝導性支持体67の
上記小径部67aより右方側には大径部67bが形成さ
れ、この大径部67bの右端部に出力ミラー4が嵌着保
持されている。ここで、固体レーザ媒体62の一方の端
面(図中左端面)には選択反射膜3が形成されており、
出力ミラー64とレーザ共振器を構成するようになって
いる。また、固体レーザ媒体62の他の面には図示して
いないが1062nm、531nmの光に対して反射率
が0.5%以下になるよう無反射コートが施されてい
る。
【0049】また、出力ミラー64は基本波長のレーザ
光L1 に対しては99.9%以上の高い反射率をもち、
第2高調波レーザ光(L2 =531nm)に対しては7
5%の反射率をもつもので、曲率半径が100mmで、
上述の選択反射膜3とで共振器長が0.7mmのレーザ
共振器を構成している。
【0050】この実施例装置でレーザ発振実験を行った
ところ、環境温度が変わっても発振出力20mW、出力
安定性(ノイズ特性)がRMSで3%未満、縦・横モー
ドともに安定なグリーンレーザ光が得られ、図7に示さ
れる構成を有する従来の装置に比較して、出力安定性
(ノイズ特性)や縦・横モードともにすぐれたものであ
った。
【0051】なお、固体レーザ媒体としては、上述の各
実施例でかかげた例のほかに、例えば、Nd:YLF、
Nd:glass、Nd:GGG、Nd:YSGG、N
AB、NPP、LNP、Er:YAG、Er:YLF、
Er:glass等を用いてもよい。
【0052】さらに、機能光学装置として、波長変化素
子を用いる場合には、この波長変換素子として、KT
P、KNbO3 以外にも、例えば、LiNbO3 、BB
O、LBO等を用いることもできる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明にかかる半
導体レーザ励起固体レーザ装置は、励起用半導体レーザ
装置から射出された励起用のレーザ光を、レーザ共振器
内に配置された固体レーザ媒体に入射し、該固体レーザ
媒体を励起して出力レーザ光を得るようにするととも
に、固体レーザ媒体及びレーザ共振器並びに機能光学素
子を用いるときはこの機能光学素子を同一の熱伝導性支
持体に取り付けるとともに、この熱伝導性基板の温度を
制御する温度制御装置を設けたもので、これにより、レ
ーザ共振器長等の発振条件が環境温度変化等によって変
化しないようにし、レーザビーム特性を極めて安定にで
き、かつ、低消費電力で、小型コンパクトに形成できる
装置を得ているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例にかかる半導体レーザ励
起固体レーザ装置の構成を示す図である。
【図2】この発明の第2実施例にかかる半導体レーザ励
起固体レーザ装置の構成を示す図である。
【図3】この発明の第3実施例にかかる半導体レーザ励
起固体レーザ装置の構成を示す図である。
【図4】この発明の第4実施例にかかる半導体レーザ励
起固体レーザ装置の構成を示す図である。
【図5】この発明の第5実施例にかかる半導体レーザ励
起固体レーザ装置の構成を示す図である。
【図6】この発明の第6実施例にかかる半導体レーザ励
起固体レーザ装置の構成を示す図である。
【図7】従来例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…励起用半導体レーザ装置、2,22,52,62…
固体レーザ媒体、3,23…選択反射膜、4,24,3
4…出力ミラー、5a,25…機能光学装置を構成する
第2高調波発生器、5b,5c…機能光学装置を構成す
るλ/4波長板、7a,7b,7c…温度制御装置を構
成するペルチェ素子、温度コントローラ及びサーミス
タ、35…機能光学装置を構成するQスイッチ素子、6
…集光レンズ、7,47,57,67…熱伝導性支持
体、8…断熱容器、9,49…ヒートシンク。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励起用半導体レーザ装置から射出された
    励起用のレーザ光を、レーザ共振器内に配置された固体
    レーザ媒体に入射し、該固体レーザ媒体を励起して出力
    レーザ光を得るようにした半導体レーザ励起固体レーザ
    装置において、 前記固体レーザ媒体及びレーザ共振器を同一の熱伝導性
    支持体に取り付けるとともに、この熱伝導性支持体の温
    度を制御する温度制御装置を設けたことを特徴とする半
    導体レーザ励起固体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体レーザ励起固体
    レーザ装置において、 前記熱伝導性支持体の形状を板状に形成するとともに、
    この板状熱伝導性支持体上に前記固体レーザ媒体及びレ
    ーザ共振器を固定したことを特徴とする半導体レーザ励
    起固体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の半導体レーザ励起固体
    レーザ装置において、 前記熱伝導性支持体の形状を円筒状に形成するととも
    に、この円筒状熱伝導性支持体の円筒内に前記固体レー
    ザ媒体及びレーザ共振器を収納固定したことを特徴とす
    る半導体レーザ励起固体レーザ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の半導体レーザ励起固体
    レーザ装置において、 前記温度制御装置は、出力レーザ光の出力が安定になる
    温度を記憶する記憶手段を有し、この記憶手段に記憶さ
    れた温度になるように前記熱伝導性支持体の温度を制御
    するものであることを特徴とした半導体レーザ励起固体
    レーザ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の半導体レーザ励起固体
    レーザ装置において、 前記温度制御装置は、前記熱伝導性支持体に熱的に結合
    されたペルチェ素子を有するものであることを特徴とし
    た半導体レーザ励起固体レーザ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の半導体レーザ励起固体
    レーザ装置において、 前記温度制御装置は、前記熱伝導性支持体の温度を検出
    する温度検出手段を有し、この温度検出手段の検出結果
    に基づいて前記熱伝導性支持体の温度を制御するもので
    あることを特徴とした半導体レーザ励起固体レーザ装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の半導体レーザ励起固体
    レーザ装置において、 前記レーザ共振器内または外における出力レーザ光の光
    路上に機能光学装置を設けるとともに、この機能光学装
    置を前記熱伝導性支持体に取り付けたことを特徴とする
    半導体レーザ励起固体レーザ装置。
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