JPH05198783A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH05198783A
JPH05198783A JP981092A JP981092A JPH05198783A JP H05198783 A JPH05198783 A JP H05198783A JP 981092 A JP981092 A JP 981092A JP 981092 A JP981092 A JP 981092A JP H05198783 A JPH05198783 A JP H05198783A
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macro cell
wafer
groove
integrated circuit
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JP981092A
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Mitsuo Usami
光雄 宇佐美
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SOI(Silicon On Insulator)構造の半導
体ウエハのチップ領域内に敷き詰め配置された複数のマ
クロセルのうち、不良マクロセルを取り出し、代わりに
良マクロセルを配置することにより、半導体チップを救
済する半導体集積回路装置の製造方法において、裏面側
分割溝部分で発生する応力に起因して半導体集積回路素
子形成用の半導体層等にクラックが発生する現象を抑制
する。 【構成】 チップ領域内に敷き詰め配置された複数のマ
クロセル7のうち、不良マクロセル7aを取り出し、代
わりに良マクロセルを配置する不良マクロセル交換工程
を有し、それによって半導体チップを救済する半導体集
積回路装置の製造方法において、不良マクロセル7aを
取り出すために、ウエハ5の裏面から裏面側U溝29を
形成する際に、裏面側U溝29の底部外周にテーパ部3
0が形成されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置の
製造技術に関し、特に、半導体集積回路装置の製造工程
におけるチップ救済技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の製造工程における
チップ救済技術については、例えば特願平2−3326
04号に記載があり、その概要は次のとおりである。
【0003】まず、第一次配線工程において、SOI
(Silicon On Insulator)構造の半導体ウエハ(以下、
単にウエハということがある)のチップ領域内に同一回
路機能を有する複数のマクロセルを敷き詰めて配置す
る。
【0004】マクロセルは、チップ領域内に半導体集積
回路を形成する基本的な回路要素であり、この段階で
は、個々のマクロセル同士は電気的に分離されている。
【0005】また、マクロセルの周囲には、SOI構造
のウエハの埋め込み絶縁層に達する、あるいは若干埋め
込み絶縁層よりも深い位置にまで達する主面側分割溝が
形成されており、その溝の内部には二酸化ケイ素(Si
2)からなる絶縁膜が埋め込まれている。
【0006】続いて、チップ領域内の各マクロセルの回
路機能および電気的特性を検査する。その後、その検査
によって不良と判定されたマクロセルの周囲の主面側分
割溝内の絶縁膜を除去した後、SOI構造のウエハの裏
面において、不良のマクロセルの周囲に当たる位置に、
主面側分割溝に達する裏面側分割溝を形成し、不良マク
ロセルを取り出す。
【0007】次いで、不良マクロセルと同様の方法によ
って、例えば他のウエハから取り出した良マクロセル
を、不良マクロセルを取り出した位置にはめ込む。この
時、従来は、裏面側分割溝の側面と底面との成す角が、
ほぼ直角になっている。
【0008】その後、裏面側分割溝内にポリイミド等の
ような合成樹脂を埋め込むことにより、良マクロセルを
固定した後、第二次配線工程において、チップ領域内の
マクロセル間を配線によって電気的に接続し、チップ領
域内に所定の半導体集積回路を形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術においては、以下の問題があることを本発明者は見
い出した。
【0010】すなわち、従来は、裏面側分割溝の側面と
底面との成す角がほぼ直角となっていたので、裏面側分
割溝内の埋め込み材料の残留応力、または、良マクロセ
ル固定工程後の所定の熱処理中に裏面側分割溝部分で発
生する埋め込み材料に起因する応力等が、裏面側分割溝
の底部角に集中する結果、その底部角を起点として、S
OI構造のウエハを構成する埋め込み絶縁層および半導
体集積回路素子形成用の半導体層等にクラックが入り、
半導体集積回路装置の信頼性および歩留りが低下する問
題があった。
【0011】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であり、その目的は、裏面側分割溝部分で発生する応力
に起因して半導体集積回路素子形成用の半導体層等にク
ラックが発生する現象を抑制することのできる技術を提
供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0014】すなわち、請求項1記載の発明は、半導体
基板上の埋め込み絶縁層上に半導体集積回路素子形成用
の半導体層を設けたSOI構造の半導体ウエハのチップ
領域に、同一回路機能を有する複数のマクロセルを配置
する第一次配線工程と、マクロセルの良否を検査する工
程と、前記半導体ウエハの主面において、前記マクロセ
ルの良否検査によって判定された不良マクロセルの周囲
に、前記埋め込み絶縁層よりも深い位置に達する主面側
分割溝を形成する主面側分割溝形成工程と、前記半導体
ウエハの裏面において、前記不良マクロセルの周囲にあ
たる位置に、前記埋め込み絶縁層に達する裏面側分割溝
を形成する裏面側分割溝形成工程と、前記主面側分割溝
形成工程および裏面側分割溝形成工程後に不良マクロセ
ルを取り出す工程と、前記不良マクロセルの位置に良マ
クロセルを嵌入した後、その良マクロセルを固定する工
程と、前記不良マクロセルの交換工程後のチップ領域内
のマクロセル間を接続して所定の半導体集積回路装置を
形成する第二次配線工程とを有する半導体集積回路装置
の製造方法であって、前記裏面側分割溝の底部外周にテ
ーパが形成されるように裏面側分割溝を掘る半導体集積
回路装置の製造方法とするものである。
【0015】請求項2記載の発明は、前記良マクロセル
を固定する工程に際して、前記裏面側分割溝内に、光C
VD法によって無機物を埋め込み、前記良マクロセルを
固定する半導体集積回路装置の製造方法とするものであ
る。
【0016】請求項3記載の発明は、前記良マクロセル
を固定する工程に際して、前記裏面側分割溝内に、テト
ラエトキシシランを用いたCVD法によって無機物を埋
め込み、前記良マクロセルを固定する半導体集積回路装
置の製造方法とするものである。
【0017】
【作用】上記した請求項1記載の発明によれば、裏面側
分割溝の底部外周にテーパを形成したことにより、従
来、裏面側分割溝の底部の直角部分に集中して加わって
いた応力が分散されるので、その直角部分を起点として
半導体集積回路素子形成用の半導体層等にクラックが発
生する現象を抑制することが可能となる。
【0018】また、一般的に、ガラス転移点が高く、融
点が高く、また、熱膨張係数が低い等の性質を有する無
機物を、裏面側分割溝内に埋め込む上記請求項2または
3記載の発明によれば、埋め込み材料に起因する応力発
生を抑制できるので、さらに、上記クラックの発生を抑
制することが可能となる。
【0019】
【実施例1】図1は本発明の一実施例である半導体集積
回路装置の製造方法を説明するための工程図、図2は第
一次配線工程終了直後のウエハの全体平面図、図3は図
2のウエハに形成されたチップ領域の拡大平面図、図4
は図3のチップ領域内に形成されたマクロセルの拡大平
面図、図5は図4のマクロセル内に形成されたシフトレ
ジスタ回路部を示す回路図、図6はシフトレジスタ回路
部の同期を取るためのクロック信号のタイミングチャー
ト、図7はシフトレジスタ回路部の動作時における制御
線の信号レベルを示す図、図8は入力用シフトレジスタ
の記号図、図9は図8に示した入力用シフトレジスタの
内部回路図、図10は出力用シフトレジスタの記号図、
図11は図10に示した出力用シフトレジスタの内部回
路図、図12は第一次配線工程終了直後のウエハの要部
断面図、図13はマクロセル検査工程中におけるウエハ
の要部断面図、図14および図15はウエハ裏面側分割
溝形成工程を説明するためのウエハの要部断面図、図1
6はウエハ主面側分割溝形成工程を説明するためのウエ
ハの要部断面図、図17は図16に示したウエハの平面
図、図18は良マクロセル固定工程を説明するためのウ
エハの要部断面図、図19はウエハ主面側溝埋め込み工
程を説明するためのウエハの要部断面図、図20はウエ
ハ主面側平坦化工程終了直後のウエハの要部断面図であ
る。
【0020】本実施例1においては、例えば論理LSI
チップを製造する方法について説明する。ただし、製造
の対象とする半導体集積回路は、論理LSIに限定され
るものではなく種々変更可能である。
【0021】図1に本実施例1の半導体集積回路装置の
製造工程を示す。本実施例1の半導体集積回路装置の製
造工程は、例えば次の4つの工程を有している。すなわ
ち、第一次配線工程1、マクロセル検査工程2、不良マ
クロセル交換工程3および第二次配線工程4である。そ
して、不良マクロセル交換工程3は、さらに、例えば後
述する7つの工程を有している。
【0022】まず、第一次配線工程1が終了した直後の
ウエハの平面図を図2に示す。ウエハ5は、例えばシリ
コン(Si)単結晶からなり、その直径は、例えば6イ
ンチ程度である。ウエハ5の主面上には、例えば32個
のチップ領域6が配置されている。各チップ領域6の大
きさは、例えば20mm×20mm程度である。
【0023】そのチップ領域6の拡大平面図を図3に示
す。各チップ領域6内には、例えば400個のマクロセ
ル7が敷き詰めて配置されている。各マクロセル7の大
きさは、例えば1mm×1mm程度である。
【0024】各マクロセル7には、同一回路機能を有す
るセル内回路が形成されている。ただし、この段階にお
いては、各マクロセル7間は配線接続されていない。す
なわち、各マクロセル7内のセル内回路は、それぞれ回
路的に独立した状態になっている。
【0025】そのマクロセル7の拡大平面図を図4に示
す。マクロセル7の中央には、例えばセル内回路領域8
が配置されている。セル内回路領域8には、例えば3K
ゲート程度のゲートアレイ等のようなセル内回路が形成
されている。
【0026】ただし、セル内回路はゲートアレイに限定
されるものではなく種々変更可能であり、例えば16K
b〜64Kb程度のSRAM(Static RAM)やアナログ回
路でも良い。
【0027】セル内回路領域8の外周には複数の入出力
回路領域9が配置されている。各入出力回路領域9に
は、入出力バッファ等のような所定の入出力回路が形成
されている。
【0028】また、各入出力回路領域9には、パッド1
0が配置されている。パッド10は、第二次配線工程4
において、マクロセル7間を接続するためのパッドであ
る。
【0029】パッド10の数Nは、ゲート数をGとする
とレンツ則から、例えばN=1.9G0.6 となる。すなわ
ち、例えばG=3000ゲートの場合、パッド数N=2
32個である。したがって、各マクロセル7には、少な
くとも232個のパッド10が形成されている。
【0030】ところで、本実施例1においては、後述す
るようにマクロセル検査工程2において各マクロセル7
の電気的特性をプローバ等により検査する。しかし、1
mm角という微細なマクルセル7内の232個のパッド1
0に対してプローブ針を接触させるのは不可能である。
EB(Electron Beam)テスタを用いても同様である。
【0031】そこで、本実施例1においては、スキャン
テスト法を応用することによってその問題を解決してい
る。一般的なスキャンテスト法については、例えばリア
ライズ社(REALIZE ・ INC.) 、昭和59年2月29日発
行、「カスタムLSI応用設計ハンドブック」P150
〜P154や特開昭57−69349号公報に記載があ
るのでここでは省略する。
【0032】本実施例1においては、マクロセル7の主
面上に形成された小数個のテストパッド11にプローブ
針を接触させて、セル内回路の電気的特性を検査するこ
とが可能となっている。
【0033】各テストパッド11は、例えば各マクロセ
ル7のセル内回路領域8上に配置されている。テストパ
ッド11の数は、例えば5〜11個程度である。この程
度のパッド数であれば、1mm角のマクロセル7であって
も、プローブ針を接触させるのに充分な大きさのテスト
パッド11を形成できる。各テストパッド11の大きさ
は、例えば50μm×50μm程度である。
【0034】また、テストパッド11は、マクロセル7
上に規則的に配置されている。すなわち、本実施例1で
は、マクロセル7およびテストパッド11が規則的に配
置されているため、マクロセル7の検査に際し、各マク
ロセル7のテストパッド11に対してプローブ針を規則
的に接触させることが可能になっている。したがって、
全マクロセル7の検査を速やかに、かつ能率的に行える
ようになっている。
【0035】テストパッド11は、例えば図4に示した
入出力回路部領域9の外周に配置された後述するシフト
レジスタ回路部を介してセル内回路と電気的に接続され
ている。シフトレジスタ回路部を図5に示す。
【0036】シフトレジスタ回路部12は、複数のシフ
トレジスタ13が配線Dによって直列に接続され構成さ
れている。
【0037】配線CK0,CK1は、図6に示すような
クロック信号を各シフトレジスタ13に伝送するための
配線である。また、配線TM,OSは、シフトレジスタ
回路部12の動作を制御する制御線である。配線TMに
は、シフトレジスタ回路部12をテストモードに変換す
る信号が伝送される。配線OSには、セル内回路からの
検出データをシフトレジスタ13にセットする信号が伝
送される。なお、シフトレジスタ回路部12の動作時に
おける制御線の信号レベルを図7に示す。
【0038】シフトレジスタ13には、後述する入力用
シフトレジスタと、出力用シフトレジスタとがある。図
8に入力用シフトレジスタ13aの記号を示す。配線S
Iはシフトイン配線、配線SOはシフトアウト配線であ
る。これら配線SI,SOは、図5に示した配線Dにあ
たる。配線GOはセル内回路と接続されている。
【0039】図9に入力用シフトレジスタ13aの内部
回路を示す。配線CK1,CK0は、それぞれAND1
4a,14bの入力に接続されている。また、配線OS
もAND14a,14bの他の入力に接続されている。
【0040】AND14a,14bの出力は、それぞれ
AND15a,15bの入力に接続されている。配線S
IはAND15aを介してフリップフロップ(以下、F
/Fと略す)16aに接続されている。
【0041】F/F16aの出力はAND15bを介し
てF/F16bに接続されている。
【0042】F/F16bの出力は、AND17の入力
および配線SOに接続されている。配線TMはAND1
7およびAND18の入力に接続されている。AND1
7,18の出力はOR19を介して配線GOに接続され
ている。
【0043】すなわち、次のようになっている。配線O
Sに“L”信号が入力されると、AND14a,14b
が動作してAND15a,15bにクロック信号が伝送
される。
【0044】そして、配線SIから入力された検査デー
タは、そのクロック信号に同期してF/F16a,16
bにシフトインされる。この際、配線TMに“H”信号
が入力されると、AND17が動作してセル内回路に検
査データが入力される。
【0045】一方、配線OSに“H”信号が入力される
と、AND14a,14bは非動作となり、検査データ
はシフトされないようになっている。
【0046】また、図10に出力用シフトレジスタ13
bの記号を示す。配線GIはセル内回路に接続されてい
る。図11に出力用シフトレジスタ13bの内部回路を
示す。
【0047】配線SIはAND20の入力に接続されて
いる。配線OSはAND20およびAND21の入力に
接続されている。AND20,21の出力はOR22を
介してAND23aの入力に接続されている。AND2
3aの他の入力には配線CK1が接続されている。
【0048】AND23aの出力はF/F16aを介し
てAND23bの入力に接続されている。AND23b
の他の入力には配線CK0が接続されている。AND2
3bの出力はF/F16bを介して配線SOに接続され
ている。セル内回路に接続された配線GIは、バッファ
24を介してAND21の入力およびパッド10に接続
されている。
【0049】すなわち、次のようになっている。配線O
Sに“L”信号が入力されるとAND20が動作し、配
線SIから入力された検出データがクロック信号に同期
してF/F16a,16bにシフトインされる。
【0050】一方、配線OSに“H”信号が入力される
とAND20は非動作となり、代わりにAND21が動
作して配線GIに伝送されたセル内回路からの検出デー
タがクロック信号に同期してF/F16a,16bにシ
フトインされる。
【0051】この段階で、再び、配線OSに“L”信号
が入力されると、検出データが出力用シフトレジスタ1
3bから配線SOに出力されるようになっている。な
お、配線TM,OSの信号レベルがともに“L”レベル
の際には、シフトレジスタ回路部12は動作しないよう
になっている。
【0052】このように本実施例1においては、テスト
パッド11および配線Dを通じて直列入力された検査デ
ータをシフトレジスタ回路部12を介して並列信号に変
換してセル内回路に伝送することが可能になっている。
【0053】また、セル内回路から並列出力された検出
データをシフトレジスタ回路部12を介して直列信号に
変換し、その信号をテストパッド11から取り出すこと
が可能になっている。したがって、例えば5〜11個程
度の少数個のテストパッド11を通じてセル内回路の検
査を行うことが可能になっている。
【0054】次に、第一次配線工程1が終了した直後の
ウエハ5の要部断面図を図12に示す。ウエハ5は、例
えばSOI構造を有している。半導体層(半導体基板)
5aは、例えばSi単結晶からなり、その上層には、埋
め込み絶縁層5bが形成されている。埋め込み絶縁層5
bは、例えばSiO2 からなり、その厚さは、例えば0.
5μm程度である。
【0055】埋め込み絶縁層5b上には、半導体層5c
が形成されている。半導体層5cは、例えばSi単結晶
からなり、その厚さは、例えば2〜3μm程度である。
半導体層5cには、半導体集積回路素子(図示せず)が
形成されている。
【0056】また、半導体層5cには、各マクロセル7
を取り囲むように、マクロセル間素子分離用の絶縁体2
5が形成されている。絶縁体25は、例えばSiO2
らなる。絶縁体25の幅は、例えば0.5μm程度であ
り、絶縁体25の深さは、埋め込み絶縁層5bよりも僅
かに深い位置にまで達している。
【0057】半導体層5c上には、多層配線層5dが形
成されている。多層配線層5dの厚さは、例えば3〜5
μm程度である。多層配線層5dには、セル内配線26
が形成されている。セル内配線26の幅は、例えば2μ
m程度、厚さは、例えば0.5μm程度、配線ピッチは、
例えば2.5μm程度である。
【0058】なお、多層配線層5dを含めたウエハ5の
厚さは、例えば500μm程度である。また、図12の
破線はマクロセル7の境界を示している。
【0059】マクロセル検査工程2においては、図13
に示すように、各マクロセル7のテストパッド11にプ
ローブ針27を接触させて、マクロセル7の良否を判定
する。
【0060】なお、検査項目は、例えばDCファンクシ
ョンテスト、入出力端子のDCパラメータテスト、AC
スイッチングテスト等である。
【0061】次いで、不良マクロセル交換工程3におい
ては、図1に示す工程3a〜3gに従って不良マクロセ
ル7aを、後述の良マクロセルに交換する。
【0062】ウエハ裏面側分割溝形成工程3aにおいて
は、次の処理を行う。まず、図14に示すように、ウエ
ハ5を逆さまにした状態で載置台28上に載置した後、
ダイシング(図示せず)の歯によって、埋め込み絶縁層
5bに達しない程度の深さのU溝29aをウエハ5の裏
面側から掘る。この時、ダイシングの歯の先端の形状
は、U溝29aの底部外周に、図14に示すようなテー
パ部30aが形成されるような形状とする。
【0063】続いて、ウエハ5の裏面に形成したレジス
トパターン(図示せず)をマスクとして、U溝29aの
底部の半導体層5a部分を等方性のドライエッチング法
等によって除去する。この際、U溝29aの底部外周の
テーパ部30aを残したままエッチングが進行するよう
にエッチング条件を設定する。
【0064】また、Siのみが選択的にエッチングされ
るようにエッチング条件を設定する。これにより、その
ドライエッチングの際に、埋め込み絶縁層5bおよび絶
縁体25がエッチングストッパとして作用するので、取
り出すマクロセル7およびその周囲のマクロセル7の半
導体集積回路素子に損傷を与えることもない。
【0065】このようにして、図15に示すように、ウ
エハ5の裏面に、その底部にテーパ部30を有する裏面
側U溝(裏面側分割溝)29を形成する。
【0066】次いで、ウエハ主面側分割溝形成工程3b
においては、次の処理を行う。すなわち、SiO2 のみ
を選択的にエッチングするように条件設定したドライエ
ッチング法等によって、図16に示すように、裏面側U
溝29の底部の埋め込み絶縁層5b、絶縁体25(図1
5参照)および絶縁体25の下方における多層配線層5
dのSiO2 部分を除去し、主面側U溝(主面側分割
溝)31を自己整合的に形成する。
【0067】このようにして不良マクロセル7aをウエ
ハ5から分離する。この際、SiO2 のみを選択的にエ
ッチングするように条件設定されているので、分離され
た不良マクロセル7aおよびその周囲のマクロセル7に
おける半導体層5cの側壁の形状が大幅に変形したり、
主面側U溝31の加工寸法が大幅に変動することもな
い。
【0068】このため、交換用の良マクロセルの位置合
せや組込みの優位性が損なわれることもない。また、こ
のマクロセル7の取り出し方法を、そのまま交換用の良
マクロセル7の製造方法とすることができる。なお、こ
の処理後のウエハ5の主面の平面図を図17に示す。
【0069】次いで、不良マクロセル除去工程3cにお
いて、不良マクロセル7aを取り除いた後、続く、良マ
クロセル組込み工程3dにおいては、不良マクロセル7
aの除去領域に良マクロセルを配置する。なお、この場
合の良マクロセルは、例えば上述の不良マクロセル7a
の取り出し方法と同様にして他のSOI構造のウエハか
ら取り出したものである。
【0070】その後、良マクロセル固定工程3eにおい
ては、図18に示すように、裏面側U溝29内に、例え
ばポリイミド樹脂あるいはエポキシ樹脂等を流し込み、
埋め込み膜32aを形成し、良マクロセル7を固定す
る。
【0071】ところで、本実施例1においては、裏面側
U溝29の底部外周にテーパ部30が形成されているた
め、従来、裏面側U溝の底部の直角部分に集中して加わ
っていた応力が分散されるので、その直角部分を起点と
して半導体層5c等にクラックが入る現象を抑制するこ
とが可能となっている。
【0072】次いで、主面側分割溝埋め込み工程3fに
おいては、図19に示すように、例えばSiO2 等から
なる絶縁膜33をウエハ5の主面上にCVD法等により
堆積して主面側U溝31を埋め込む。
【0073】続く、ウエハ主面側平坦化工程3gにおい
ては、例えば次の処理を行う。まず、図19に示すよう
に、絶縁膜33上に平坦化絶縁膜34を堆積する。この
際、平坦化絶縁膜34をその上面が略平坦になる程度に
堆積する。その後、例えばRIE法により平坦化絶縁膜
34をエッチバックし、図20に示すように、絶縁膜3
3の上面を平坦化する。
【0074】次いで、第二次配線工程4においては、各
マクロセル7間をセル間配線(図示せず)によって接続
し、チップ領域6内に所定の論理LSIを形成する。セ
ル間配線の幅は、例えば4μm程度、厚さは、例えば1
μm程度、配線ピッチは、例えば5μm程度である。
【0075】続いて、ウエハテストを行って、各チップ
領域6毎に論理LSIの電気的特性を検査し、各チップ
領域6の良否を判定した後、ウエハスクライブ処理によ
ってウエハ5からチップ領域6を分割し、チップ製造を
終了する。
【0076】このように本実施例1によれば、裏面側U
溝29の底部外周にテーパ部30を形成したことによ
り、従来、裏面側U溝の底部の直角部分に集中して加わ
っていた応力が分散されるので、その直角部分を起点と
して半導体集積回路素子形成用の半導体層5c等にクラ
ックが発生する現象を抑制することが可能となる。この
結果、半導体集積回路装置の信頼性および歩留りを向上
させることが可能となる。
【0077】
【実施例2】図21は本発明の他の実施例である半導体
集積回路装置の製造工程中におけるウエハの要部断面図
である。
【0078】本実施例2においては、前記良マクロセル
固定工程において、底部外周にテーパ部の形成された裏
面側U溝を、例えば光CVD法によって形成された無機
物を埋め込む場合について図21により説明する。
【0079】まず、ウエハ5を逆さにした状態で、光C
VD装置(図示せず)の処理室内のサセプタ35上に載
置した後、その処理室内に、例えばシラン系の反応ガス
等を導入する。
【0080】続いて、裏面側U溝29に、例えばエキシ
マレーザ等のような光ビーム36を照射して裏面側U溝
29内に、例えばポリシリコンからなる埋め込み膜32
bを形成する。
【0081】ただし、この場合の埋め込み膜32bは、
ポリシリコンに限定されるものではなく種々変更可能で
あり、例えばSiO2 でも良い。なお、このようにして
裏面側U溝29を埋め込みした後の工程は、前記実施例
1と同様である。
【0082】このように本実施例2によれば、一般的
に、ガラス転移点が高く、融点が高く、また、熱膨張係
数が低い等の性質を有する無機物を、裏面側U溝29内
に埋め込むことにより、埋め込み材料に起因する応力発
生を抑制できるので、さらに、前記クラックの発生を抑
制することが可能となる。
【0083】また、無機物は、一般的に水分を通し難い
ので、裏面側U溝29部分を通じて半導体チップの主面
側に水分が侵入する現象を抑制することが可能となる。
【0084】これらの結果、半導体集積回路装置の信頼
性および歩留りを向上させることが可能となる。
【0085】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0086】例えば前記実施例2においては、裏面側U
溝内に光CVD法により形成された無機物を埋め込む場
合について説明したが、これに限定されるものではなく
種々変更可能であり、例えば裏面側U溝内にテトラエト
キシシラン(以下、TEOSという)を用いたCVD法
によりSiO2 等を埋め込むようにしても良い。
【0087】この場合のCVD法としては、例えば低圧
下でTEOSとオゾン(O3 )とを反応させるO3 −T
EOS低圧CVD法、常圧下でTEOSとO3 とを反応
させるO3 −TEOS常圧CVD法またはプラズマ中で
TEOSを反応させるプラズマTEOS法がある。
【0088】図22に、この処理工程後のウエハ5の要
部断面図を示す。この場合、前記実施例2で得られた効
果の他に、埋め込み膜32cを比較的低温(例えば40
0〜450度)で形成できる効果が得られる。
【0089】また、裏面側U溝を埋め込む他の方法とし
て、例えばゾル状またはゲル状の無機物をウエハの裏面
に塗布する方法もある。このは、例えば次のようにす
る。
【0090】すなわち、シラノールを主成分とする塗布
剤をウエハの裏面にスピンコート法等によって塗布した
後、そのウエハに対して所定温度で熱処理を施し、塗布
剤中の溶媒を蒸発させ、さらに重合反応を進行させて、
ウエハの裏面側にSOG(Spin On Glass)膜を形成す
る。
【0091】図23に、この処理工程後のウエハ5の要
部断面図を示す。この場合、埋め込み膜32dの形成工
程が容易である、埋め込み膜32dの形成処理能力が大
きいのでスループットを向上できる等のような効果が得
られる。
【0092】また、不良マクロセルの取り出しに際して
裏面側U溝を形成する方法として、例えば次のようにし
ても良い。まず、図24に示すように、ウエハ5の裏面
において不良マクロセル7aの外周に、ダイシングの歯
によってU溝29bを形成する。この際のU溝29b
は、埋め込み絶縁層5bに達しない。
【0093】続いて、図25に示すように、U溝29b
の中央にU溝29bよりも小幅のU溝29cを、図24
で説明したダイシングの歯よりも小幅のダイシングの歯
を用いて形成する。この際のU溝29cも埋め込み絶縁
層5bに達しない。
【0094】その後、Siのみを選択的にエッチングす
るように条件設定した等方性ドライエッチング法等によ
って、ウエハ5の裏面に形成したレジストパターン(図
示せず)をマスクとして、U溝29b,29c内のSi
部分をエッチング除去し、図26に示すように、底部外
周にラウンド状のテーパ部30が形成された裏面側U溝
29を形成する。
【0095】また、裏面側U溝を、リソグラフィ技術に
よって形成することも可能である。
【0096】この場合は、まず、例えばウエハの裏面に
図24に示したU溝29bを形成するためのレジストパ
ターンを形成しエッチング処理をした後、そのレジスト
パターンを除去して、今度は、ウエハの裏面に、図25
に示したU溝29cを形成するためのレジストパターン
を形成し、エッチング処理を行うようにすれば良い。
【0097】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0098】すなわち、前記した請求項1記載の発明に
よれば、裏面側分割溝の底部外周にテーパを形成したこ
とにより、従来、裏面側分割溝の底部の直角部分に集中
して加わっていた応力が分散されるので、その直角部分
を起点として半導体集積回路素子形成用の半導体層等に
クラックが発生する現象を抑制することが可能となる。
この結果、半導体集積回路装置の信頼性および歩留りを
向上させることが可能となる。
【0099】また、一般的に、ガラス転移点が高く、融
点が高く、また、熱膨張係数が低い等の性質を有する無
機物を、裏面側分割溝内に埋め込む前記請求項2または
3記載の発明によれば、埋め込み材料に起因する応力発
生を抑制できるので、さらに、上記クラックの発生を抑
制することが可能となる。この結果、半導体集積回路装
置の信頼性および歩留りを向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造方法を説明するための工程図である。
【図2】第一次配線工程終了直後のウエハの全体平面図
である。
【図3】図2のウエハに形成されたチップ領域の拡大平
面図である。
【図4】図3のチップ領域内に形成されたマクロセルの
拡大平面図である。
【図5】図4のマクロセル内に形成されたシフトレジス
タ回路部を示す回路図である。
【図6】シフトレジスタ回路部の同期を取るためのクロ
ック信号のタイミングチャートである。
【図7】シフトレジスタ回路部の動作時における制御線
の信号レベルを示す図である。
【図8】入力用シフトレジスタの記号図である。
【図9】図8に示した入力用シフトレジスタの内部回路
図である。
【図10】出力用シフトレジスタの記号図である。
【図11】図10に示した出力用シフトレジスタの内部
回路図である。
【図12】第一次配線工程終了直後のウエハの要部断面
図である。
【図13】マクロセル検査工程中におけるウエハの要部
断面図である。
【図14】ウエハ裏面側分割溝形成工程を説明するため
のウエハの要部断面図である。
【図15】ウエハ裏面側分割溝形成工程を説明するため
のウエハの要部断面図である。
【図16】ウエハ主面側分割溝形成工程を説明するため
のウエハの要部断面図である。
【図17】図16に示したウエハの平面図である。
【図18】良マクロセル固定工程を説明するためのウエ
ハの要部断面図である。
【図19】ウエハ主面側溝埋め込み工程を説明するため
のウエハの要部断面図である。
【図20】ウエハ主面側平坦化工程終了直後のウエハの
要部断面図である。
【図21】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程中における良マクロセル固定工程を説明す
るためのウエハの要部断面図である。
【図22】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程中における良マクロセル固定工程を説明す
るためのウエハの要部断面図である。
【図23】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程中における良マクロセル固定工程を説明す
るためのウエハの要部断面図である。
【図24】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程である裏面側分割溝形成工程を説明するた
めのウエハの要部断面図である。
【図25】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程である裏面側分割溝形成工程を説明するた
めのウエハの要部断面図である。
【図26】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程である裏面側分割溝形成工程を説明するた
めのウエハの要部断面図である。
【符号の説明】
1 第一次配線工程 2 マクロセル検査工程 3 不良マクロセル交換工程 3a ウエハ裏面側分割溝形成工程 3b ウエハ主面側分割溝形成工程 3c 不良マクロセル除去工程 3d 良マクロセル組込み工程 3e 良マクロセル固定工程 3f ウエハ主面側分割溝埋め込み工程 3g ウエハ主面側平坦化工程 4 第二次配線工程 5 半導体ウエハ 5a 半導体層 5b 埋め込み絶縁層 5c 半導体層 5d 多層配線層 6 チップ領域 7 マクロセル 7a 不良マクロセル 8 セル内回路領域 9 入出力回路領域 10 パッド 11 テストパッド 12 シフトレジスタ回路部 13 シフトレジスタ 13a 入力用シフトレジスタ 13b 出力用シフトレジスタ 14a AND 14b AND 15a AND 15b AND 16a F/F 16b F/F 17 AND 18 AND 19 OR 20 AND 21 AND 22 OR 23a AND 23b AND 24 バッファ 25 絶縁体 26 セル内配線 27 プローブ針 28 載置台 29 裏面側U溝(裏面側分割溝) 29a U溝 29b U溝 29c U溝 30 テーパ部 30a テーパ部 31 主面側U溝(主面側分割溝) 32a 埋め込み膜 32b 埋め込み膜 32c 埋め込み膜 32d 埋め込み膜 33 絶縁膜 34 平坦化絶縁膜 35 サセプタ 36 光ビーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の埋め込み絶縁層上に半導
    体集積回路素子形成用の半導体層を設けたSOI構造の
    半導体ウエハのチップ領域に、同一回路機能を有する複
    数のマクロセルを配置する第一次配線工程と、前記マク
    ロセルの良否を検査する工程と、前記半導体ウエハの主
    面において、前記マクロセルの良否検査によって判定さ
    れた不良マクロセルの周囲に、前記埋め込み絶縁層より
    も深い位置に達する主面側分割溝を形成する主面側分割
    溝形成工程と、前記半導体ウエハの裏面において、前記
    不良マクロセルの周囲にあたる位置に、前記埋め込み絶
    縁層に達する裏面側分割溝を形成する裏面側分割溝形成
    工程と、前記主面側分割溝形成工程および裏面側分割溝
    形成工程後に不良マクロセルを取り出す工程と、前記不
    良マクロセルの位置に良マクロセルを嵌入した後、その
    良マクロセルを固定する工程と、前記不良マクロセルの
    交換工程後のチップ領域内のマクロセル間を接続して所
    定の半導体集積回路装置を形成する第二次配線工程とを
    有する半導体集積回路装置の製造方法であって、前記裏
    面側分割溝の底部外周にテーパが形成されるように裏面
    側分割溝を掘ることを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記良マクロセルを固定する工程に際し
    て、前記裏面側分割溝内に、光CVD法によって無機物
    を埋め込み、前記良マクロセルを固定することを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記良マクロセルを固定する工程に際し
    て、前記裏面側分割溝内に、テトラエトキシシランを用
    いたCVD法によって無機物を埋め込み、前記良マクロ
    セルを固定することを特徴とする請求項1記載の半導体
    集積回路装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100231711B1 (ko) * 1996-12-20 1999-11-15 양승택 마이크로 자이로스코프의 제작방법
WO2005062357A1 (en) * 2003-12-05 2005-07-07 Advanced Micro Devices, Inc. Strained semiconductor substrate and processes therefor
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