JPH05198632A - 半導体装置の試験方法 - Google Patents
半導体装置の試験方法Info
- Publication number
- JPH05198632A JPH05198632A JP792592A JP792592A JPH05198632A JP H05198632 A JPH05198632 A JP H05198632A JP 792592 A JP792592 A JP 792592A JP 792592 A JP792592 A JP 792592A JP H05198632 A JPH05198632 A JP H05198632A
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- test
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- chips
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体装置の試験方法、特に、プローブ試験
に関し、所要時間が短縮される試験方法の提供を目的と
する。 【構成】 ウエーハ1上の全チップ2分の触針6を配設
したプローブカード4Aを用い、全チップ2に同時に触
針6を当てて、その状態の下でチップ2の各々に対する
試験を行うように構成する。そして、チップ2の各々に
対する試験は、その試験の全項目の中の一部項目(DC
試験の電源回路の短絡有無とスタンバイ電流の適
否)を先行し、その一部項目が良の際にのみ残りの項目
を行うようにする。3はチップ2上のパッド、5は開
口、である。
に関し、所要時間が短縮される試験方法の提供を目的と
する。 【構成】 ウエーハ1上の全チップ2分の触針6を配設
したプローブカード4Aを用い、全チップ2に同時に触
針6を当てて、その状態の下でチップ2の各々に対する
試験を行うように構成する。そして、チップ2の各々に
対する試験は、その試験の全項目の中の一部項目(DC
試験の電源回路の短絡有無とスタンバイ電流の適
否)を先行し、その一部項目が良の際にのみ残りの項目
を行うようにする。3はチップ2上のパッド、5は開
口、である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の試験方法に
係り、特に、プローブ試験に関する。上記プローブ試験
は、半導体装置製造のウエーハプロセスを終了したウエ
ーハに並ぶ複数のチップの各々に対する試験であり、各
チップに触針を当てて試験機への接続を行うものであ
る。
係り、特に、プローブ試験に関する。上記プローブ試験
は、半導体装置製造のウエーハプロセスを終了したウエ
ーハに並ぶ複数のチップの各々に対する試験であり、各
チップに触針を当てて試験機への接続を行うものであ
る。
【0002】本発明はこのプローブ試験の時間短縮を図
ろうとするものである。
ろうとするものである。
【0003】
【従来の技術】プローブ試験では、触針を当てる先がチ
ップ上のパッドであって1個のチップに必要な触針の数
が複数であるため、所要の触針を所定の配列に配設した
プローブカードと称する接続用具を用い、そのプローブ
カードをウエーハに位置合わせして触針をチップに当て
る。
ップ上のパッドであって1個のチップに必要な触針の数
が複数であるため、所要の触針を所定の配列に配設した
プローブカードと称する接続用具を用い、そのプローブ
カードをウエーハに位置合わせして触針をチップに当て
る。
【0004】図2はその従来例を説明するための図で、
(a)はウエーハの平面図、(b)はプローブカードの
平面図、(c)は触針をチップに当てた状態の側面図で
ある。図中、1はウエーハ、2はチップ、3はパッド、
4はプローブカード、5は開口、6は触針、である。
(a)はウエーハの平面図、(b)はプローブカードの
平面図、(c)は触針をチップに当てた状態の側面図で
ある。図中、1はウエーハ、2はチップ、3はパッド、
4はプローブカード、5は開口、6は触針、である。
【0005】ウエーハ1は、図2(a)のように複数の
チップ2が並び、チップ2の表面に複数のパッド3が配
置されている。また、プローブカード4は、図2(b)
のように、板状の基体にチップ2に見合う大きさの1個
の開口5が設けられ、その周縁から開口5を突き抜けて
先端がパッド3の位置に整合するように配置された複数
の触針6が配設されている。
チップ2が並び、チップ2の表面に複数のパッド3が配
置されている。また、プローブカード4は、図2(b)
のように、板状の基体にチップ2に見合う大きさの1個
の開口5が設けられ、その周縁から開口5を突き抜けて
先端がパッド3の位置に整合するように配置された複数
の触針6が配設されている。
【0006】そして、プローブ試験の際には、図2
(c)のように、開口5が1個のチップ2の上にきて触
針6のそれぞれがそのチップ2のパッド3のそれぞれに
当たるように、プローブカード4をそのチップ2に位置
合わせして、そのチップ2の試験を行う、という操作を
各チップ2毎に繰り返す。
(c)のように、開口5が1個のチップ2の上にきて触
針6のそれぞれがそのチップ2のパッド3のそれぞれに
当たるように、プローブカード4をそのチップ2に位置
合わせして、そのチップ2の試験を行う、という操作を
各チップ2毎に繰り返す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来例では、
ウエーハ1に並ぶチップ2の数だけプローブカード4の
位置合わせを繰り返す必要があり、その繰り返しに要す
る時間が無駄時間となってプローブ試験の所要時間が長
くなる問題がある。
ウエーハ1に並ぶチップ2の数だけプローブカード4の
位置合わせを繰り返す必要があり、その繰り返しに要す
る時間が無駄時間となってプローブ試験の所要時間が長
くなる問題がある。
【0008】そこで本発明は、半導体装置の試験方法、
特に、プローブ試験に関し、所要時間が短縮される試験
方法の提供を目的とする。
特に、プローブ試験に関し、所要時間が短縮される試験
方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による試験方法は、半導体装置のプローブ試
験を行うに際して、ウエーハ上の全チップ分の触針を配
設したプローブカードを用い、前記全チップに同時に前
記触針を当てて、その状態の下で前記チップの各々に対
する試験を行うことを特徴としている。
に、本発明による試験方法は、半導体装置のプローブ試
験を行うに際して、ウエーハ上の全チップ分の触針を配
設したプローブカードを用い、前記全チップに同時に前
記触針を当てて、その状態の下で前記チップの各々に対
する試験を行うことを特徴としている。
【0010】そして、前記チップの各々に対する試験
は、該試験の全項目の中の一部項目を先行し、該一部項
目が良の際にのみ残りの項目を行うことが望ましく、そ
の際には、前記試験をDC特性に係るDC試験と機能特
性に係る機能試験に区分し、前記一部項目はDC試験の
項目であることが望ましい。
は、該試験の全項目の中の一部項目を先行し、該一部項
目が良の際にのみ残りの項目を行うことが望ましく、そ
の際には、前記試験をDC特性に係るDC試験と機能特
性に係る機能試験に区分し、前記一部項目はDC試験の
項目であることが望ましい。
【0011】
【作用】上記プローブカードを用いれば、一回の位置合
わせでウエーハ上の全チップに対して所要の触針を当て
ることができるので、プローブカードの位置合わせの従
来例のような繰り返しが不要となり、プローブ試験の所
要時間が短縮される。
わせでウエーハ上の全チップに対して所要の触針を当て
ることができるので、プローブカードの位置合わせの従
来例のような繰り返しが不要となり、プローブ試験の所
要時間が短縮される。
【0012】そして、上記一部項目の先行を行えば、そ
の項目で不良なチップは残りの項目を行うことなく不良
と判明してその残りの項目を省略することができるの
で、プローブ試験の所要時間が一層短縮される。その際
には、先行する一部項目として上記DC試験の項目を選
定すれば時間短縮により有効である。それは、一般に上
記DC試験の方が上記機能試験より所要時間が短いこと
による。
の項目で不良なチップは残りの項目を行うことなく不良
と判明してその残りの項目を省略することができるの
で、プローブ試験の所要時間が一層短縮される。その際
には、先行する一部項目として上記DC試験の項目を選
定すれば時間短縮により有効である。それは、一般に上
記DC試験の方が上記機能試験より所要時間が短いこと
による。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について図1を用いて説
明する。図1の(a)はウエーハの平面図、(b)はプ
ローブカードの平面図、(c)は触針をチップに当てた
状態の側面図であり、全図を通し同一符号は同一対象物
を示す。
明する。図1の(a)はウエーハの平面図、(b)はプ
ローブカードの平面図、(c)は触針をチップに当てた
状態の側面図であり、全図を通し同一符号は同一対象物
を示す。
【0014】図1(a)に示すウエーハ1は図2(a)
で説明したものである。そして実施例のプローブ試験で
は、従来例で用いたプローブカード4の代わりに図1
(b)に示すプローブカード4Aを用いる。プローブカ
ード4Aは、板状の基体にウエーハ1上のチップ2と同
数の開口5がチップ2の位置に整合させて設けられ、各
開口5毎に触針6が従来例と同様に配設されている。
で説明したものである。そして実施例のプローブ試験で
は、従来例で用いたプローブカード4の代わりに図1
(b)に示すプローブカード4Aを用いる。プローブカ
ード4Aは、板状の基体にウエーハ1上のチップ2と同
数の開口5がチップ2の位置に整合させて設けられ、各
開口5毎に触針6が従来例と同様に配設されている。
【0015】プローブ試験の際には、図1(c)のよう
に、全開口5のそれぞれが個別にチップ2の上にきて触
針6が全チップ2のパッド3に個別に当たるようにプロ
ーブカード4Aを位置合わせして、その状態の下でチッ
プ2の各々に対する試験を行う。このようにすることに
より、プローブカード4Aの位置合わせを最初に一回行
うのみで全チップ2に対する試験を終わらすことができ
て、プローブ試験の所要時間が従来例の場合より短縮さ
れる。
に、全開口5のそれぞれが個別にチップ2の上にきて触
針6が全チップ2のパッド3に個別に当たるようにプロ
ーブカード4Aを位置合わせして、その状態の下でチッ
プ2の各々に対する試験を行う。このようにすることに
より、プローブカード4Aの位置合わせを最初に一回行
うのみで全チップ2に対する試験を終わらすことができ
て、プローブ試験の所要時間が従来例の場合より短縮さ
れる。
【0016】ところで、チップ2に対する試験は、DC
特性に係るDC試験と機能特性に係る機能試験に区分す
ることができ、DC試験は、その項目が、電源回路の
短絡有無、スタンバイ電流の適否、などであり、機能
試験より短時間で行うことができる。
特性に係るDC試験と機能特性に係る機能試験に区分す
ることができ、DC試験は、その項目が、電源回路の
短絡有無、スタンバイ電流の適否、などであり、機能
試験より短時間で行うことができる。
【0017】そこで実施例では、上記チップ2の各々に
対する試験の際に、上記電源回路の短絡有無とスタ
ンバイ電流の適否を先行してその項目に関する良不良を
確認し、何れかの項目が不良であればチップ不良が判明
するので残りの項目を省略する。このようにすれば、プ
ローブ試験の所要時間が一層短縮される。なお、上記一
部項目の選定は、上記に限られずその他の適宜な項
目にしても良い。
対する試験の際に、上記電源回路の短絡有無とスタ
ンバイ電流の適否を先行してその項目に関する良不良を
確認し、何れかの項目が不良であればチップ不良が判明
するので残りの項目を省略する。このようにすれば、プ
ローブ試験の所要時間が一層短縮される。なお、上記一
部項目の選定は、上記に限られずその他の適宜な項
目にしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体装置の試験方法、特に、プローブ試験に関し、所要
時間が短縮される試験方法が提供されて、プローブ試験
のスループット向上を可能にさせる効果がある。
導体装置の試験方法、特に、プローブ試験に関し、所要
時間が短縮される試験方法が提供されて、プローブ試験
のスループット向上を可能にさせる効果がある。
【図1】 実施例を説明するための図で、(a)はウエ
ーハの平面図、(b)はプローブカードの平面図、
(c)は触針をチップに当てた状態の側面図
ーハの平面図、(b)はプローブカードの平面図、
(c)は触針をチップに当てた状態の側面図
【図2】 従来例を説明するための図で、(a)はウエ
ーハの平面図、(b)はプローブカードの平面図、
(c)は触針をチップに当てた状態の側面図
ーハの平面図、(b)はプローブカードの平面図、
(c)は触針をチップに当てた状態の側面図
1 ウエーハ 2 チップ 3 パッド 4,4A プローブカード 5 開口 6 触針
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体装置のプローブ試験を行うに際し
て、ウエーハ上の全チップ分の触針を配設したプローブ
カードを用い、前記全チップに同時に前記触針を当て
て、その状態の下で前記チップの各々に対する試験を行
うことを特徴とする半導体装置の試験方法。 - 【請求項2】 前記チップの各々に対する試験は、該試
験の全項目の中の一部項目を先行し、該一部項目が良の
際にのみ残りの項目を行うことを特徴とする請求項1記
載の半導体装置の試験方法。 - 【請求項3】 前記試験をDC特性に係るDC試験と機
能特性に係る機能試験に区分し、前記一部項目はDC試
験の項目であることを特徴とする請求項2記載の半導体
装置の試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP792592A JPH05198632A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 半導体装置の試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP792592A JPH05198632A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 半導体装置の試験方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05198632A true JPH05198632A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11679106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP792592A Withdrawn JPH05198632A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 半導体装置の試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05198632A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100712561B1 (ko) * | 2006-08-23 | 2007-05-02 | 삼성전자주식회사 | 웨이퍼 형태의 프로브 카드 및 그 제조방법과 웨이퍼형태의 프로브 카드를 구비한 반도체 검사장치 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP792592A patent/JPH05198632A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100712561B1 (ko) * | 2006-08-23 | 2007-05-02 | 삼성전자주식회사 | 웨이퍼 형태의 프로브 카드 및 그 제조방법과 웨이퍼형태의 프로브 카드를 구비한 반도체 검사장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |