JPH0519836U - 窓用空気調和機 - Google Patents

窓用空気調和機

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JPH0519836U
JPH0519836U JP7688391U JP7688391U JPH0519836U JP H0519836 U JPH0519836 U JP H0519836U JP 7688391 U JP7688391 U JP 7688391U JP 7688391 U JP7688391 U JP 7688391U JP H0519836 U JPH0519836 U JP H0519836U
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sensor
heat exchange
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鐵衛 内田
力 内田
清次郎 高野
克己 高橋
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Corona Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱交センサ17と電流センサ26の値によって
窓開け忘れ時に運転を停止する。 【構成】室外熱交換器11の温度を検出する熱交センサ
17と圧縮機2の運転電流を検出する電流センサ26
と、本体の室内側に警報体24を設け、前記電流センサ
26の検出値が所定以下で且つ前記熱交センサ17が所
定以上の場合、前記警報体24を作動すると共に圧縮機
2を停止するようにしたので外気温や直射日光の影響を
受けにくく正確な窓閉め検知を行う事ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は窓にその背面を室外に出さずに設置され、設置された状態で前記窓 を開閉し得るようにした窓用空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
窓用空気調和機は近年背面を室外に出さず室内側に空気調和機全体を収納した 薄形背面吸排気タイプのものが数多く生産されている。 又、特公昭63−65858号公報に開示されるように使用者が誤って空気調 和機背面の窓を閉めた状態で運転をした場合に室外側の吸排気におけるショート サーキットを防止するため、室外側の吸込空気や、熱交の温度を検出して圧縮機 の運転を停止する窓検知装置を備えたものだった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の窓用空気調和機は冷房運転時の外気温や直射日光等により温度セン サが過熱され、空気調和機は正常な運転を行っているにもかかわらず窓検知装置 が誤作動して運転を停止してしまうという問題があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
この考案はこの点に着目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、窓に背面 を室外に出さずに設置され、設置された状態で前記窓を開閉し得るようにした窓 用空気調和機に於いて、室外熱交換器の温度を検出する熱交センサと、圧縮機の 運転電流を検出する電流センサと、本体の室内側に警報体を設け、前記電流セン サの検出値が所定以下で且つ前記熱交センサの検出値が所定以上の場合、前記警 報体を作動すると共に圧縮機を停止するようにしたものである。
【0005】
【作用】
窓を開け忘れて空気調和機を運転した場合、まず圧縮機2と室内ファン10、 室外ファン12が作動すると、室内熱交換器9は低温になり、室外熱交換器11 は高温となり、それぞれファン10・12によって送風され熱交換を始める。 この時ガラス戸20が閉じているために、室外吹出口14より排出された熱風 が直接室外吸込口13へ吸い込まれ、ショートサーキット現象となり、室外送風 経路16及び室外熱交換器11が高温になり圧縮機2自身に取り付いている過負 荷継電器27が作動して圧縮機2が停止したことを電流センサ26によって検出 すると共に室外熱交換器11の温度を検出して、この熱交換器11温度が70℃ 以上の場合には表示装置25に信号を送り警報体24であるランプを点灯させる と共に空気調和機全体を停止する。
【0006】 そして圧縮機2の温度が下がって過負荷継電器27が復帰するまで空気調和機 の再運転はできないものである。 又数分後に過負荷継電器27が復帰すればガラス戸20を開けて空気調和機の 再運転が行えるものである。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図面に基づいて説明すれば、1はベースでこのベース1 上に圧縮機2及び電装部3等を収納する機械室4が設けられている。 5は前面に室内吸込口6と室内吹出口7を備えた外枠で、この外枠5内の前記 機械室4上方は中央の隔壁8によって室内側と室外側に仕切られ、室内側には室 内熱交換器9、室内ファン10等が設けられ、室外側には室外熱交換器11、室 外ファン12等が設けられている。 前記室外熱交換器11の後方には室外吸込口13が、この室外吸込口13の隣 には室外吹出口14を備えている。
【0008】 前記室内吸込口6、室内熱交換器9、室内ファン10、室内吹出口7を連通し て室内送風経路15を、前記室外吸込口13、室外熱交換器11、室外ファン1 2、室外吹出口14を連通して室外送風経路16を形成している。 17は前記室外熱交換器11に取り付けられ、この熱交換器11の温度を検出 する熱交センサ。 18は空気調和機を窓枠19に取り付ける取付枠。 20はガラス戸である。 21は前記外枠5の前方に設けた操作部で、運転スイッチ22や室温設定装置 23、ランプ等による警報体24等の表示装置25を備えている。
【0009】 26は前記圧縮機2の運転電流を検出する電流センサ。 次にこの窓用空気調和機における窓閉め検知方式について説明する。 窓を開け忘れて空気調和機を運転した場合、まず圧縮機2と室内ファン10、 室外ファン12が作動すると、室内熱交換器9は低温になり、室外熱交換器11 は高温となり、それぞれファン10・12によって送風され熱交換を始める。 この時ガラス戸20が閉じているために、室外吹出口14より排出された熱風 が直接室外吸込口13へ吸い込まれ、ショートサーキット現象となり、室外送風 経路16及び室外熱交換器11が高温になり圧縮機2自身に取り付いている過負 荷継電器27が作動して圧縮機2が停止したことを電流センサ26によって検出 すると共に室外熱交換器11の温度を検出して、この熱交換器11温度が70℃ 以上の場合には表示装置25に信号を送り警報体24であるランプを点灯させる と共に空気調和機全体を停止する。
【0010】 そして圧縮機2の温度が下がって過負荷継電器27が復帰するまで空気調和機 の再運転はできないものである。 又数分後に過負荷継電器27が復帰すればガラス戸20を開けて空気調和機の 再運転が行えるものである。
【0011】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、窓に背面を室外に出さずに設置され、設置さ れた状態で前記窓を開閉し得るようにした窓用空気調和機に於いて、室外熱交換 器の温度を検出する熱交センサと、圧縮機の運転電流を検出する電流センサと、 本体の室内側に警報体を設け、前記電流センサの検出値が所定以下で且つ前記熱 交センサの検出値が所定以上の場合、前記警報体を作動すると共に圧縮機を停止 するようにしたので、外気温や直射日光の影響を受けにくく正確な窓閉め検知を 行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案一実施例における空気調和機の窓に取
り付けた状態の斜視図。
【図2】同要部の断面図。
【図3】同電気回路のブロック図。
【符号の説明】
2 圧縮機 5 外枠 8 隔壁 9 室内熱交換器 10 室内ファン 11 室外熱交換器 12 室外ファン 17 熱交センサ 24 警報体 26 電流センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高橋 克己 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社内 田製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓に背面を室外に出さずに設置され、設
    置された状態で前記窓を開閉し得るようにした窓用空気
    調和機に於いて、室外熱交換器11の温度を検出する熱
    交センサ17と、圧縮機2の運転電流を検出する電流セ
    ンサ26と、本体の室内側に警報体24を設け、前記電
    流センサ26の検出値が所定以下で且つ前記熱交センサ
    17の検出値が所定以上の場合、前記警報体24を作動
    すると共に圧縮機2を停止する事を特徴とする窓用空気
    調和機。
JP1991076883U 1991-08-29 1991-08-29 窓用空気調和機 Expired - Fee Related JP2564521Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262148U (ja) * 1986-07-25 1987-04-17
JPS6365858A (ja) * 1986-09-08 1988-03-24 株式会社アドバンス 創外固定器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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