JPH0519834A - Nc装置の操作方法 - Google Patents

Nc装置の操作方法

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JPH0519834A
JPH0519834A JP17693991A JP17693991A JPH0519834A JP H0519834 A JPH0519834 A JP H0519834A JP 17693991 A JP17693991 A JP 17693991A JP 17693991 A JP17693991 A JP 17693991A JP H0519834 A JPH0519834 A JP H0519834A
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JP17693991A
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Inventor
Kenji Miyake
健治 三宅
Hideyoshi Ishikawa
栄喜 石川
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Makino Milling Machine Co Ltd
Original Assignee
Makino Milling Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、対話式に指令入力やデータ
入力を行なうNC装置における制御機能の項目表示を予
め準備された多数のものから使用者が最も便宜とする項
目だけを抽出して、最適の対話が行えるようにするもの
である。 【構成】 本発明はNC装置の可視表示手段18の画面
に表示される予め準備された制御機能項目から入力手段
20により指定の指令入力、例えば入力『/』を設定す
ると、演算制御手段12が不要の制御機能項目は可視表
示しないようにして会話項目を削減させ、かつ、所望の
固定データ値をデータ記憶手段16に記憶することによ
り、常時、その固定データが呼び出され、NCプログラ
ムの自動作成の操作性を向上させる構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御工作機械に具
備された数値制御装置によるNCプログラムの自動作成
を、使用勝手に応じて容易化し、最適化するために有効
な数値制御装置の操作方法に関し、特に、数値制御装置
の操作盤の可視表示手段、つまり具体的にはCRTの画
面に表示される制御機能内容を示す複数の項目に所望と
するNCプログラムの作成に必要な入力データを対話方
式に順次に入力して自動プログラミングさせるに当た
り、その数値制御装置に予め準備されている多数の項目
から例えば、数値制御装置のユーザーが所望とするNC
加工品の形状、寸法等の傾向を基礎にした使用頻度の予
測に応じて不要な制御機能項目は予めマスキング処理し
て対話画面に表示されないようにし、また、常時、入力
データを固定可能な項目に関しても対話画面に都度、表
示することなく自動的に固定データが取り込まれるよう
に事前に取捨選択ないし抽出を遂行し、所望NC加工品
に対するNCプログラムの自動作成を予め容易、最適化
するための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、NC工作機械に具備される数値制
御装置(以下、NC装置と言う)にユーザーが対話方式
で入力したデータに基づいて所望の機械加工製品をNC
加工するためのNCプログラムをNC装置内で自動作成
して容易にNCプログラムを得られるようにする要望が
高まり、かつ、これを実現するNC装置が提供されつつ
ある。
【0003】このようなNC装置は、その汎用性を向上
させるべく、NC装置のメーカーでは、自動プログラミ
ングに必要な制御機能項目を予め可及的に多数準備し、
以て単純なNC加工製品の製造から複雑なNC加工製品
までの多用途に対応できるように機能拡大を図る傾向に
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述のよ
うに多数の制御機能項目が準備された場合には、ユーザ
ーが自動プログラミングによるNC加工用のNCプログ
ラムの作成を企図し、NC装置の可視表示手段と対話方
式で入力データを入力操作する段階で必然的に表示画面
上に出現する多数の制御機能項目と対話する必要が生
じ、故にNCプログラムの作成における操作性を低下さ
せる結果に成っている。依って、ユーザーが自分のNC
加工製品の形状や寸法の傾向から予測して通常は不要な
制御機能項目は、可視表示手段の画面上に表示されない
ようにして操作性を向上させる要請がされる。また、そ
の制御機能項目に関しては同一の入力データが適用され
る項目については、入力データを都度、入力することな
く、対話画面上に常に固定データを装填した状態で表示
されるようにすることが要請される。
【0005】依って、本発明の目的は、上述した要請に
応じ、NC装置の操作盤の可視表示手段の画面に対話項
目として表示される制御機能項目を抽出し、NC装置の
各使用者に対して最適の対話用表示画面を形成し得るよ
うにする方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、NC装置によ
るNCプログラムの自動作成に当たり、NC装置に予め
準備された多数の制御機能項目から所望の項目を抽出す
るための指示記号データを予め定め、事前にその指示記
号データが入力、付与された制御機能項目や固定データ
を入力された制御機能項目は可視表示手段に表示される
ことが無いようにするか、固定の入力データを充填され
た状態で表示されるようにし、NC装置の使用者にとっ
て最適な操作性を得られるようにするものである。 即
ち、本発明に依れば、NC装置の操作盤に具備された可
視表示手段に表示可能に予め準備されたNCプログラム
作成用の制御機能の多数の項目から必要、かつ最適な制
御機能の項目だけを抽出して、該抽出した必要な制御機
能の項目のみを前記可視表示手段に摘出、表示させて対
話的に各表示項目に就いて所望のNCプログラム作成用
のデータを書換え可能に入力できるようにするNC装置
の操作方法において、前記予め準備された制御機能の項
目のうち常時は前記可視表示手段に表示不要を指示する
記号入力を予め定め、前記可視表示手段に表示される前
記予め準備された制御機能項目から表示不要の項目を目
視的に選定して該不要項目毎に前記表示不要指示用の記
号入力を対話的に入力操作し、該入力操作された項目に
関して該表示不要指示用の記号入力と対応させてデータ
記憶手段に記憶させ、また、前記可視表示手段に表示さ
れる前記予め準備された制御機能項目に関して常時、固
定制御データに設定、表示させたい項目を目視的に選定
して該固定制御データを対話的に入力操作して前記デー
タ記憶手段に記憶させ、更に、前記可視表示手段に表示
される前記予め準備された制御機能項目に関して常時、
固定制御データに設定し、かつ表示は不要な項目を目視
的に選定して前記表示不要指示用記号入力と固定制御デ
ータとを一体的に入力操作して前記データ記憶手段に記
憶させ、常時は、前記表示不要指示の記号入力の有無を
判別して選定された所望の制御機能の項目だけが前記可
視表示手段に表示されるようにしたことを特徴とするN
C装置の操作方法が提供される。
【0007】
【作用】上述の構成において、可視表示手段に表示不要
を指示する記号入力を例えば、記号入力『/』と設定す
ると、NCプログラムの自動プログラミングの作成に当
たり、ユーザーがNC装置に対話方式で所望の入力デー
タを入力するとき、可視表示手段の画面に表示される制
御機能の項目は、NC装置が従前に『/』を入力されて
いる項目に就いては、表示不要な項目と判断して表示を
行なわないのである。また、固定入力データが入力され
ている項目は、その固定入力データを充填した状態で表
示する。更に『/』と固定入力データが同時に従前に入
力された項目は、可視表示手段の画面には表示されない
が、固定入力データは、記憶手段に記憶されているか
ら、自動プログラミングの生成手段へ、その固定入力デ
ータが供給される。以下、本発明を添付図面に示す実施
例に基づいて、更に詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に係る方法を適用するNC装
置の基本的構成を示したブロック図、図2は、本発明の
制御機能項目の抽出、最適化方法の必要性を説明する一
例の説明図、図3は、可視表示手段の画面の一つの頁に
予め準備された制御機能項目が表示されている状態を示
す図、図4は、初期設定により、同画面に不要項目の指
示記号データの一例である『/』記号を入力した状態を
示す図、図5は、項目抽出によって必要な制御機能項目
のみが表示された同画面の図、図6は、NC装置の内部
で実行される抽出過程のフローチャート、図7は、同N
C装置の内部で制御機能項目の入力データを取り込んで
NCプログラムの自動作成を行う演算、制御手段へ送出
する過程を説明するフローチャートである。
【0009】先ず、図1を参照すると、NC工作機械と
それに具備されるNC装置の構成を示しており、NC装
置10は、本発明に係る制御機能項目の抽出、最適化方
法の実行工程を制御すると共に対話式に入力された入力
データに基づいてNC加工用のNCプログラムを自動作
成する周知のCPUから成る演算制御手段12を中心要
素として、NCプログラムを自動作成するための基礎プ
ログラムを記憶し、かつ後述する可視表示手段の各頁の
画面のメニューや予め準備された多数の制御機能項目の
各内容等を直接、記憶するプログラム記憶手段14、本
発明に係る制御機能項目の抽出、最適化過程で入力され
るデータを記憶するデータ記憶手段16、CRTから成
る表示画面を有した可視表示手段18、作業者が指令や
データ等を入力するための入力手段20、自動作成され
たNCプログラムのうち、NC工作機械の軸送り情報と
それ以外の例えば、工具交換指令(ATC指令)、加工
液に関するクーラント指令、主軸の回転命令等や加工条
件等の情報とを振り分ける翻訳手段(インタープリタ)
22、補間演算手段24、NC工作機械30の軸送り駆
動手段に接続したサーボ手段26等を具備して構成さて
おり、上述した軸送り以外の情報はNC装置10と別に
設けられた機械制御装置(MTC)28に供給され、こ
こから更にNC工作機械30のNC加工における軸送り
以外の動作を制御するようになっている。
【0010】上述したNC装置10の構成において、本
発明に係る制御機能項目の抽出と最適化方法の実行に最
も寄与する手段は、演算制御手段12、データ記憶手段
16、可視表示手段18、入力手段20である。次に本
発明に係る制御機能項目の抽出、最適化方法が必要とさ
れる理由を簡単に一例で説明する。
【0011】図2の(a)は、1例として、NC装置に
予め準備された1つの制御機能として、格子状に配列さ
れた斜線ブロックの複数位置を加工位置として矢印の順
序で順次に位置決め移動しながら、例えば孔明け加工を
遂行可能な制御機能が同NC装置の製造段階では準備さ
れている状態を示している。然るに、このNC装置を使
用するユーザー段階で、例えば、或るユーザーでは複数
の加工位置に孔明け加工を施すような機能は必要でな
く、将来的にも孔明け加工に関しては、1つの加工位置
にNC加工する制御機能が有れば自社の製品条件から見
て十分であると言う状態は多々発生する。
【0012】このようなときには、ユーザーは予めメー
カー段階で準備された上述のような多数の加工位置にお
ける孔明け加工の遂行のために必要な条件データを対話
式に各制御機能項目毎に入力して行くことは極めて煩瑣
である。従って、始めに、自社の製品の計画に合わせて
制御項目をマスキングないし可視表示されないようにし
ておけば、各作業者は1つの孔明け加工位置が例えば製
品に設定した座標上の如何なる座標値であるかだけを夫
々の製品条件から対話式に入力し得るように抽出、選定
しておけば、ユーザーの現場作業を最適化し得ることと
なるのである。
【0013】依って、本発明は、このようなNC装置に
おける制御機能項目の抽出と最適化を遂行する方法を提
供せんとするものである。
【0014】さて、一例としてNC装置10の操作盤に
おける図1に示した可視表示手段18の1頁の画面とし
て特定の制御機能(モデル)の遂行に図3に示す項目1
から項目15までの制御機能項目が予め準備されている
ものとする。従って、この制御機能をフルに活用してN
C加工のためのNCプログラムを自動作成するには、各
項目毎に対話式に入力内容を作業者が入力、設定する必
要がある。
【0015】然るに、NC装置のユーザーがこのような
制御機能をフルに利用することが無い場合、自分に適合
した制御項目だけを抽出して、常時、必要とする制御機
能項目だけが可視表示手段18の画面に表示されるよう
にし、操作性を向上させて高能率でNC装置によるNC
プログラムを自動作成できるようにすることが望まし
い。
【0016】本発明においては、図1の入力手段20か
ら予め指令入力を入力操作することにより、必要制御項
目の抽出を実現できるのである。つまり、図4に示すよ
うに、可視表示手段18の画面で例えば、画面表示が常
時は不要な制御項目に就いては、NC装置10に指令と
して記号入力『/』を入力する。また、画面表示は不要
であるが、他方、NCプログラムの自動作成に当たって
は、常時、データを固定値に設定しておきたい項目もあ
る。つまり、例えば、自社のNC加工製品では、どの製
品に就いても共通的に同じデータが適用可能であるとき
には、その都度、データ値を入力することなく、予めそ
の固定データを嵌め込んでおけば、操作上の簡便性が得
られ、延いては、NCプログラムの自動作成能率の高能
率化が得られることになる。そのような場合には、図4
に同様に図示のごとく、『/数値データ』を入力してお
くのである。また、可視表示が必要な制御項目は、対話
的には何ら指示入力を与えなければ、自動的に、その項
目は都度、可視表示されるから、その都度、所望のNC
プログラムに応じたデータを嵌め込み可能となるのであ
る。
【0017】図4の例では、或る制御機能に関して、制
御機能項目1、6、7、9〜11、14は可視表示不要
な制御項目であり、また、項目3、12は常時は可視表
示が不要であるが、データは100、20に固定するこ
とを意味する。また、項目5、13は可視表示もされる
と共に固定データ50、10を嵌め込んだ項目で、都
度、データの確認を必要とするような項目であることを
示している。また、項目2、4、8、15は常時、可視
表示されると共に、都度データの入力を必要とする項目
であることを示している。なお、制御機能項目の抽出過
程で、必要に応じて図3に示す初期状態に設定する必要
が生じたときには、可視表示手段18の画面下に具備さ
れたソフトキーにおける初期設定用のキーF8を押動す
ると、図3に示す対話入力内容が未入力状態に設定でき
る。
【0018】図5は、上述した制御機能項目の抽出を行
なった結果、その制御機能に関して可視表示手段18の
画面に常に表示される制御機能項目の状態を示した図で
ある。さて、上述のようにして入力手段20により、可
視表示手段18の画面と対話して制御機能項目の抽出、
最適化のための指令入力を行なう場合に図1のNC装置
10における演算制御手段12によって遂行される抽
出、最適化の処理、つまり、抽出された制御機能項目だ
けを常時、可視表示手段18に表示するように処理する
過程を図3〜4を参照しつつ、図6に示すフローチャー
トで説明する。図6を参照すると、まず、図3に示す制
御機能に就いて、初期の設定がなされたとき(指定のソ
フトキーを押動して行なう)、このような画面と対話し
ながら、ユーザーの作業者が図4に示すように指令を入
力したものとする。
【0019】このとき、演算制御手段12では、制御機
能項目1から順次に制御機能項目15までを走査して指
令入力の有無や固定データ値の嵌め込みの有無をチェッ
クする(ステップ1)。そして、各項目毎に指令入力
『/』が有るか否かを検討する(ステップ2)。指令入
力『/』が入力されていない時は不要項目では無いから
初期設定通りに可視表示手段18へ表示すべき項目であ
るが、次に、この指令入力『/』は無いが、固定データ
値の嵌め込みの有無を検討し(ステップ3)、嵌め込み
データが存在するときは、その固定データ値をデータ記
憶手段16に記憶しておく(ステップ4)と同時に制御
機能項目と固定データは可視表示手段18へ表示する。
【0020】他方、指令入力『/』が入力されている項
目のときは、その指令入力『/』をデータ記憶手段16
へ項目番号と対応させて記憶する。次に指令入力『/』
の後に固定データの嵌め込みの有無をチェックする(ス
テップ5)。そして、固定データの嵌め込みが有るとき
は、次に行なわれる自動プログラミングのためにその固
定データ値も指令入力『/』と共にデータ記憶手段16
に記憶する(ステップ6)。指令入力『/』の後に固定
データ値の嵌め込みが無いときは、そのまま、次の項目
チェックに進む。
【0021】上述のようにして1つの制御機能に関して
項目1〜15までの全てをチェックすれば、以後の可視
表示手段18の画面には、表示不要とする制御機能項目
に就いては表示されることがないのである。上述の処理
により、本発明による方法の処理が終了する。なお、上
述の実施例では不要項目を指令する入力を『/』とした
が、他の指令記号または用語を用いて不要項目の指令を
行なうことも可能であることは言うまでもない。
【0022】なお、こうしてNC装置10が予め準備し
た全ての制御機能項目に関して夫々の複数の制御機能項
目に関し、抽出、最適化が完了した後に、NCプログラ
ムの自動作成がプログラム記憶手段14に予め登録され
ている自動プログラム作成用のプログラムに従って再び
演算制御手段12により遂行されるが、これに就いて、
図7のフローチャートを参照して簡単に説明する。
【0023】図7において、各制御機能に就いて再び、
各項目1〜15毎に指令入力の有無がチェックされる
(ステップ1はこれを示している)。このときには、ま
ず、指令入力が無く空のままで有るか否かがチェックさ
れる(ステップ2)。そして全く空のままで有れば、次
の項目チェックに進む。なお、指令入力『/』が無い、
つまり、入力「空」の場合にも、後の段階でNC加工製
品の仕様に応じて作業者が可視表示手段18の画面と対
話して所望のデータ値を非固定値として嵌め込まれてい
ることがある。その場合には、当然、その嵌め込まれた
データ値の取込みが行なわれる。更に、指令入力『/』
の後に固定データ値を有するものは、その固定データ値
をデータ記憶手段16から読み出して、取込みを行な
う。
【0024】従って、指令入力『/』の有無(ステップ
3)、固定データ値の有無(ステップ4)、非固定デー
タ値の有無(ステップ6)等を順次にチェックし、各制
御機能項目のデータを取込み(ステップ5、7)、最終
的に全項目に就いてのチェック完了後、演算制御手段1
2がプログラム記憶手段14に登録された自動プログラ
ム作成用のプログラムに従って自動プログラミングを行
う(ステップ8)。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、NC装置において、予め準備された制御機能
に関し、その制御機能を最大限に発揮させ得るように予
めメーカーで準備された制御機能項目から必要とする項
目だけをユーザーが予め抽出し、自社におけるNC装置
の利用に必要な制御機能項目だけに選択できるから、操
作盤の入力手段を駆使して、個々のNCプログラムを自
動作成する段階の操作性を著しく向上させることが可能
となるのである。しかも、ユーザーは自社で使用すると
き、或る特定の項目に就いては固定データ値を嵌め込み
設定しておくことも可能であり、都度、データ値を嵌め
込む煩瑣も解消される効果が得られる。
【0026】更に、メーカーが提供する制御機能の項目
を使用しないで、ユーザー独自の制御機能項目を新しく
生成して制御機能項目そのものを最適化することも可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方法を適用するNC装置の基本的
構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の制御機能抽出、最適化方法の必要性を
説明する一例の説明図である。
【図3】可視表示手段の画面の一つの頁に予め準備され
た制御機能項目が表示されている状態を示す図である。
【図4】初期設定により、同画面に不要項目の指示記号
データの一例である『/』記号を入力した状態を示す図
である。
【図5】項目抽出によって必要な制御機能項目のみが表
示された同画面の図である。
【図6】NC装置の内部で実行される抽出過程のフロー
チャートである。
【図7】同NC装置の内部で制御機能項目の入力データ
を取り込んでNCプログラムの自動プログラミングを行
う演算、制御手段へ送出する過程を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10…NC装置 12…演算制御装置 14…プログラム記憶手段 16…データ記憶手段 18…可視表示手段 20…入力手段 30…NC工作機械

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 NC装置の操作盤に具備された可視表示
    手段に表示可能に予め準備されたNCプログラム作成用
    の制御機能の多数の項目から必要、かつ最適な制御機能
    の項目だけを抽出して、該抽出した必要な制御機能の項
    目のみを前記可視表示手段に摘出、表示させて対話的に
    各表示項目に就いて所望のNCプログラム作成用のデー
    タを書換え可能に入力できるようにするNC装置の操作
    方法において、 前記予め準備された制御機能の項目のうち常時は前記可
    視表示手段に表示不要を指示する記号入力を予め定め、 前記可視表示手段に表示される前記予め準備された制御
    機能項目から表示不要の項目を目視的に選定して該不要
    項目毎に前記表示不要指示用の記号入力を対話的に入力
    操作し、 該入力操作された項目に関して該表示不要指示用の記号
    入力と対応させてデータ記憶手段に記憶させ、 また、前記可視表示手段に表示される前記予め準備され
    た制御機能項目に関して常時、固定制御データに設定、
    表示させたい項目を目視的に選定して該固定制御データ
    を対話的に入力操作して前記データ記憶手段に記憶さ
    せ、 更に、前記可視表示手段に表示される前記予め準備され
    た制御機能項目に関して常時、固定制御データに設定
    し、かつ表示は不要な項目を目視的に選定して前記表示
    不要指示用記号入力と固定制御データとを一体的に入力
    操作して前記データ記憶手段に記憶させ、 常時は、前記表示不要指示の記号入力の有無を判別して
    選定された所望の制御機能の項目だけが前記可視表示手
    段に表示されるようにしたことを特徴とするNC装置の
    操作方法。
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