JPH0519826U - 香り空調用の香料噴霧装置 - Google Patents

香り空調用の香料噴霧装置

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JPH0519826U
JPH0519826U JP7334091U JP7334091U JPH0519826U JP H0519826 U JPH0519826 U JP H0519826U JP 7334091 U JP7334091 U JP 7334091U JP 7334091 U JP7334091 U JP 7334091U JP H0519826 U JPH0519826 U JP H0519826U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体に無害な不活性ガスで香料タンクを加圧
することによって、香料の酸化を防止し香料タンク容量
を大きくすることを可能とするとともに、香料タンクの
加圧手段を簡素化して廉価な香り空調用の香料噴霧装置
を提供する点にある。 【構成】 香料供給手段の香料タンク内を加圧して空調
処理空気に香りを添加する香り空調において、香料供給
手段bの香料タンク14の加圧に人体に無害な不活性ガ
スを使用した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空調処理空気に香りを添加して室内に送風する香り空調用の香料噴 霧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、空調装置で処理した処理空気中に香りを添加する香料噴霧装置とし て、二流体ノズル方式や一流体ノズル方式の香料噴霧装置がある。 二流体ノズル方式の香料噴霧装置では、ノズルの噴射口の近くに香料の吸入口 が設けられていて圧縮空気タンクからノズルの噴射口に圧縮空気が送られると、 吸入口から香料を噴射口に吸込み、噴射口から空気とともに香料を噴射している 。そして香料をノズルの吸入口に供給するためには、香料タンク内に圧縮空気タ ンクから圧縮空気を送り込んでいる。 一流体ノズル方式の香料噴霧装置は、前記二流体式のようにノズルに圧縮空気 を供給する手段を使用することなく、一流体ノズルの噴射口と香料タンクとを管 路を介して連通し、その香料タンク内を圧縮空気タンクに封入した圧縮空気で4 kg/cm2 程度に加圧している。そして香料タンク内の香料を圧縮空気の圧力 によりノズルの噴射口に供給して霧状に噴霧させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の香り空調用の香料噴霧装置によれば、圧縮空気タンクの圧縮空気に より香料タンク内の香料を常時加圧して、その加圧力で香料をノズルに供給して いる。一流体ノズル方式では直接ノズルの噴射口から送風ダクト内の空調処理空 気中に霧状に噴霧し、二流体ノズル方式では圧縮空気供給手段で圧縮空気をノズ ルの噴射口より噴射してノズルの吸入孔に供給された香料を吸引して、ノズルの 噴射口から送風ダクト内の空調処理空気に霧状に噴霧している。このため、香料 タンク内の香料は絶えず圧縮空気に接触して圧縮空気中の酸素と化学反応で酸化 し香りが変質し易い。この変質を防ぐため、香料の取替えを頻繁に行い、その都 度残存香料を破棄するか、或は香料タンク容量を小さくし、香料タンク内に貯蔵 する香料を少量づつ補充して香料を酸化予防する必要があった。
【0004】 本考案は、前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案されたもので、その目的 とする処は、香料に接触して酸化せず、人体に無害な不活性ガスで香料タンクを 加圧することによって、香料の酸化を防止し、香料タンク容量を大きくすること を可能とするとともに、香料タンクの加圧手段を簡素化して、廉価な香料噴霧装 置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、香料タンク内を不活性ガスで加圧して、 その加圧力で香料をノズルに供給し、同ノズルの噴射口から送風ダクト内の空調 処理空気に霧状に噴霧して香りを添加するようにした。
【0006】
【作用】
本考案によれば、香料タンクの加圧に人体に無害な不活性ガス(例えば窒素ガ ス)で加圧して、その加圧力で香料をノズルに供給するので、香料タンク内は不 活性ガスが充満しており、香料は空気に接触することがないので酸化せず、従っ て酸化による香りの変質を防止する。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を図1に示す香り空調システム図で説明する。本空調システ ムは、空調機械室で処理した一次処理空気を一旦天井内dに吹出して、同天井内 dに設置した送風機で室内eに送風する方式を採用した。このように構成した送 風装置Aでは、一旦天井内dに吹出した一次処理空気を、吸入口30から途中に 複層のフィルター32を有する吸気ダクト31を介して送風機33で吸引し、同 送風機33で送風ダクト34を介して室内eに開放した吹出口36から室内eに 空調処理空気を送風する。空調処理空気中に香りを添加するときは、送風ダクト 34の香り噴射部35に二流体ノズル1を複数個配設して、同二流体ノズルに圧 縮空気供給手段aと香料供給手段bと自動制御手段cで構成した香料噴霧装置B により、香料を送風ダクト34の噴射部35の空調処理空気中に噴霧する。
【0008】 図2、3は本考案の二流体ノズル方式の香料噴霧装置Bの一実施例を示す系統 図と、二流体ノズルの概略断面図である。香料噴霧装置Bは、二流体ノズル1に 、その噴射口1aに連通する圧縮空気路1bが、途中に電磁式開閉弁3を有する 圧縮空気の供給管路2を介して、圧縮空気タンク4に連通される。圧縮空気タン ク4はコンプレッサー5により圧縮空気が供給され、その供給管路9にリリーフ 弁6及びエヤーフィルター7やエヤードライヤー8が設けられている。圧縮空気 路1bに通じる吸入孔11が、途中に電磁式開閉弁13を有する香料供給管路1 2を介して香料の残料を示す液面計15を付設した香料タンク14に連通され、 香料タンク14はガスボンベ17からガス管路16を介して不活性ガス(例えば 1kg/cm2 程度の窒素ガス)が供給されるようになっており、そのガス管路 16にリリーフ弁18が設けてある。圧縮空気タンク4からの供給管路に設けた 電磁式開閉弁3と、香料タンク14からの供給管路に設けた電磁式開閉弁13と 、空調処理空気を送風する前記送風機33とが、それぞれリード線23、24、 25を介して図1に示した操作盤21と制御盤22を装備したコントロールボッ クス20に接続されて、それぞれが自動制御されるようになっている。
【0009】 前記香料噴霧装置Bにより香りを添加するときは、送風ダクト34の香り噴射 部35に香料を吹込むために、圧縮空気供給手段aにより4kg/cm2 程度の 圧縮空気を噴射口1aに噴射する。このときノズル1の圧縮空気路1bに連通す る吸入孔11を介して香料供給手段bから不活性ガス(例えば窒素ガス)により 加圧された香料が吸入孔11に供給されているので、吸入孔11から香料が吸い 込まれ噴射口1aから霧状に噴出する。そしてこの霧状の香料が送風装置Aで処 理した空調処理空気中に香りを添加する。香料の適切な供給量は、送風機33や 圧縮空気供給管路2の電磁式開閉弁3や香料供給管路12の電磁式開閉弁13を 自動制御手段cにより自動的にコントロールする。
【0010】 上記実施例では二流体ノズル方式であったが、一流体ノズ形式の場合は、ノズ ルに圧縮空気を供給することなく、香料タンク内を管路を介して窒素などの不活 性ガスボンベに連通する。そして不活性ガスボンベ内を4kg/cm2 程度に加 圧しておき、その圧力を香料タンク内に作用させてノズルに香料を供給するとと もに、噴射口から噴霧させるようにする。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、香料タンク内の香料を人体に無害な不活性ガスで加圧して、 その加圧力で香料をノズルに供給するので、香料タンク内は不活性ガスが充満し て、香料は空気に接触することがないので酸化せず、従って酸化による香りの変 質を防止するとともに、香料が酸化しないので香料タンク容量を大きくして、香 料を多量に貯蔵することが可能となりメンテナンスを容易とする。 また不活性ガスを、ガスボンベ容器ごと交換することにより、香料タンクの加 圧手段を別個に装置する必要がなく簡素化出来るので、装置費用を廉価に提供す ることを可能とする。さらに不活性ガスを窒素ガスとすることで、比較的容易に 、かつ安価に入手することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す香り空調システム図で
ある。
【図2】本考案の二流体ノズル方式の香料噴霧装置の一
実施例を示す系統図である。
【図3】図2の二流体ノズルの概略断面図である。
【符号の説明】
A 送風装置 B 香料噴霧装置 a 圧縮空気供給手段 b 香料供給手段 c 自動制御手段 1 二流体ノズル 11 吸入孔 4 圧縮空気タンク 14 香料タンク 17 ガスボンベ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 香料タンクを加圧手段により加圧し、そ
    の加圧力で香料を管路を介してノズルに供給し、同ノズ
    ルの噴射口から香料を噴霧するようにした香料噴霧装置
    において、香料タンクと、窒素などの不活性ガスボンベ
    とを管路を介して連通し、不活性ガスが香料タンク内を
    加圧するようにしたことを特徴とする香り空調用の香料
    噴霧装置。
JP1991073340U 1991-08-20 1991-08-20 香り空調用の香料噴霧装置 Expired - Fee Related JP2557255Y2 (ja)

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JPH0519826U true JPH0519826U (ja) 1993-03-12
JP2557255Y2 JP2557255Y2 (ja) 1997-12-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0160127U (ja) * 1987-10-14 1989-04-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0160127U (ja) * 1987-10-14 1989-04-17

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