JP2919689B2 - 香料噴霧装置 - Google Patents
香料噴霧装置Info
- Publication number
- JP2919689B2 JP2919689B2 JP4351224A JP35122492A JP2919689B2 JP 2919689 B2 JP2919689 B2 JP 2919689B2 JP 4351224 A JP4351224 A JP 4351224A JP 35122492 A JP35122492 A JP 35122492A JP 2919689 B2 JP2919689 B2 JP 2919689B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fragrance
- nitrogen gas
- spraying
- perfume
- fluid nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空調処理空気に香りを
添加して室内に送風する香料噴霧装置に関する。
添加して室内に送風する香料噴霧装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の香料噴霧装置の一例を図２により
説明する。ダクト２１には二流体ノズル２２が配設され
ており、この二流体ノズル２２から香料を噴霧し、香り
の添加された空気を送風ファン２３により吹出口２４か
ら室内に送る。香料タンク２５内の香料は、窒素ガスボ
ンベ２６の窒素ガスにより加圧され管路２７ａを通って
二流体ノズル２２に供給される。一方、コンプレッサー
２８により圧縮された空気は管路２７ｂを通って二流体
ノズル２２に供給される。このようにして二流体ノズル
２２に供給された香料は、圧縮空気により二流体ノズル
２２の噴射口から霧状に噴射する。香料の供給量は、管
路２７ｂに設けられた電磁弁３０及び送風ファン２３を
制御ボックス２９によって制御することにより自動的に
調整される。
説明する。ダクト２１には二流体ノズル２２が配設され
ており、この二流体ノズル２２から香料を噴霧し、香り
の添加された空気を送風ファン２３により吹出口２４か
ら室内に送る。香料タンク２５内の香料は、窒素ガスボ
ンベ２６の窒素ガスにより加圧され管路２７ａを通って
二流体ノズル２２に供給される。一方、コンプレッサー
２８により圧縮された空気は管路２７ｂを通って二流体
ノズル２２に供給される。このようにして二流体ノズル
２２に供給された香料は、圧縮空気により二流体ノズル
２２の噴射口から霧状に噴射する。香料の供給量は、管
路２７ｂに設けられた電磁弁３０及び送風ファン２３を
制御ボックス２９によって制御することにより自動的に
調整される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の香料噴霧装
置によれば、二流体ノズルから香料を噴霧するための気
体として圧縮空気を用いているので、空気を圧縮するた
めの装置としてコンプレッサーが必要であった。しか
し、コンプレッサーを設置するには、それなりのスペー
スが必要であり、さらに、騒音、振動等が生じるなどの
問題があった。
置によれば、二流体ノズルから香料を噴霧するための気
体として圧縮空気を用いているので、空気を圧縮するた
めの装置としてコンプレッサーが必要であった。しか
し、コンプレッサーを設置するには、それなりのスペー
スが必要であり、さらに、騒音、振動等が生じるなどの
問題があった。
【０００４】本発明は、前記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、コン
プレッサーを必要としないで二流体ノズルから香料を噴
霧することにある。
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、コン
プレッサーを必要としないで二流体ノズルから香料を噴
霧することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の香料噴霧装置は、コンプレッサーからの圧
縮空気を香料の噴霧に使用しない香料噴霧装置であっ
て、噴射口から香料を噴霧する二流体ノズルと、窒素ガ
スボンベから噴霧用の窒素を前記二流体ノズルに供給す
る第１の管路と、前記窒素ガスボンベの窒素ガスにより
香料タンク内の香料を加圧して前記二流体ノズルに供給
する第２の管路と、前記窒素ガスボンベと前記香料タン
クとの間に設けられ、香料加圧用の圧力を設定する圧力
調整器と、前記第１の管路に設けられた電磁弁の開閉を
制御するコントローラーとを有し、前記香料タンク内の
香料を加圧するための前記窒素ガスボンベの窒素ガスを
使用して香料を噴霧することを特徴とする。
め、本発明の香料噴霧装置は、コンプレッサーからの圧
縮空気を香料の噴霧に使用しない香料噴霧装置であっ
て、噴射口から香料を噴霧する二流体ノズルと、窒素ガ
スボンベから噴霧用の窒素を前記二流体ノズルに供給す
る第１の管路と、前記窒素ガスボンベの窒素ガスにより
香料タンク内の香料を加圧して前記二流体ノズルに供給
する第２の管路と、前記窒素ガスボンベと前記香料タン
クとの間に設けられ、香料加圧用の圧力を設定する圧力
調整器と、前記第１の管路に設けられた電磁弁の開閉を
制御するコントローラーとを有し、前記香料タンク内の
香料を加圧するための前記窒素ガスボンベの窒素ガスを
使用して香料を噴霧することを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明では、香料を噴霧するための気体とし
て、香料タンク内の香料を加圧するための窒素ガスを利
用するようにした。この結果、従来のように、香料を噴
霧するために圧縮空気を使う必要がなくなり、コンプレ
ッサーを省略することができる。従って、コンプレッサ
ーを設置するための余分なスペースは不要となり、騒
音、振動等も生じることはない。
て、香料タンク内の香料を加圧するための窒素ガスを利
用するようにした。この結果、従来のように、香料を噴
霧するために圧縮空気を使う必要がなくなり、コンプレ
ッサーを省略することができる。従って、コンプレッサ
ーを設置するための余分なスペースは不要となり、騒
音、振動等も生じることはない。
【０００７】
【実施例】本発明の香料噴霧装置の一実施例を図１に示
す。ダクト１には複数個の二流体ノズル２が配設されて
いる。この二流体ノズル２は、第１の管路３ａを介して
窒素ガスボンベ４に接続されており、その噴射口から香
料を霧状に噴射する。窒素ガスボンベ４には、レギュレ
ーター（図示せず）が取り付けられており、このレギュ
レーターにより香料を噴霧するための圧力が設定され
る。加圧された窒素ガスは、香料の噴霧用として第１の
管路３ａを通って二流体ノズル２に供給される。
す。ダクト１には複数個の二流体ノズル２が配設されて
いる。この二流体ノズル２は、第１の管路３ａを介して
窒素ガスボンベ４に接続されており、その噴射口から香
料を霧状に噴射する。窒素ガスボンベ４には、レギュレ
ーター（図示せず）が取り付けられており、このレギュ
レーターにより香料を噴霧するための圧力が設定され
る。加圧された窒素ガスは、香料の噴霧用として第１の
管路３ａを通って二流体ノズル２に供給される。
【０００８】一方、窒素ガスボンベ４は圧力調整器５を
介して香料タンク６にも接続されている。この香料タン
ク６は、二流体ノズル２に対応して複数個設けられてい
る。圧力調整器５は、香料タンク６内の香料を加圧する
ための圧力（０．２〜０．５ｋｇ／ｃｍ2 ）を設定する
ものである。窒素ガスボンベ４の窒素ガスは圧力調整器
５により設定された圧力に加圧され、その加圧力で香料
タンク６内の香料を第２の管路３ｂを介して二流体ノズ
ル２に供給する。
介して香料タンク６にも接続されている。この香料タン
ク６は、二流体ノズル２に対応して複数個設けられてい
る。圧力調整器５は、香料タンク６内の香料を加圧する
ための圧力（０．２〜０．５ｋｇ／ｃｍ2 ）を設定する
ものである。窒素ガスボンベ４の窒素ガスは圧力調整器
５により設定された圧力に加圧され、その加圧力で香料
タンク６内の香料を第２の管路３ｂを介して二流体ノズ
ル２に供給する。
【０００９】ここで、窒素ガスにより香料タンク６内の
香料を加圧するのは、香料が酸化してしまうのを防止す
るためである（例えば、空気で加圧すると香料が酸化し
てしまう）。また、第１の管路３ａには電磁弁７が設け
られており、この電磁弁７はリード線８を介してコント
ローラー９に接続されている。コントローラー９は、電
磁弁の開閉を制御して香料の噴射量を調整する。さら
に、窒素ガスボンベ４の出口、圧力調整器５の両端、管
路３ａの一端にはそれぞれバルブ１０が設けられてい
る。
香料を加圧するのは、香料が酸化してしまうのを防止す
るためである（例えば、空気で加圧すると香料が酸化し
てしまう）。また、第１の管路３ａには電磁弁７が設け
られており、この電磁弁７はリード線８を介してコント
ローラー９に接続されている。コントローラー９は、電
磁弁の開閉を制御して香料の噴射量を調整する。さら
に、窒素ガスボンベ４の出口、圧力調整器５の両端、管
路３ａの一端にはそれぞれバルブ１０が設けられてい
る。
【００１０】このように二流体ノズル２には、第１の管
路３ａから噴霧用の気体である窒素ガスが、第２の管路
３ｂからは香料がそれぞれ供給される。そして、噴霧用
の気体である窒素ガスにより、香料が二流体ノズル２の
噴射口から霧状に噴射する。香料の添加された空気は、
ダクト１を通って室内に送られる。窒素ガスの消費量
は、二流体ノズルのタイプ、噴霧頻度により異なるが、
普通の会議室に一日に２回程度の噴霧するのであれば、
７ｍ3 の窒素ガスボンベで約６か月位使用可能である。
路３ａから噴霧用の気体である窒素ガスが、第２の管路
３ｂからは香料がそれぞれ供給される。そして、噴霧用
の気体である窒素ガスにより、香料が二流体ノズル２の
噴射口から霧状に噴射する。香料の添加された空気は、
ダクト１を通って室内に送られる。窒素ガスの消費量
は、二流体ノズルのタイプ、噴霧頻度により異なるが、
普通の会議室に一日に２回程度の噴霧するのであれば、
７ｍ3 の窒素ガスボンベで約６か月位使用可能である。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、香料を噴霧するための
気体として、香料を加圧するための窒素ガスを利用する
ようにしたので、空気を圧縮するためのコンプレッサー
を省略することができる。この結果、コンプレッサーを
設置するための余分なスペースは不要となり、騒音、振
動などの発生も防止できる。また、香料の加圧には圧縮
空気を使用せず窒素ガスを使用しているので、香料の酸
化を防止することができる。
気体として、香料を加圧するための窒素ガスを利用する
ようにしたので、空気を圧縮するためのコンプレッサー
を省略することができる。この結果、コンプレッサーを
設置するための余分なスペースは不要となり、騒音、振
動などの発生も防止できる。また、香料の加圧には圧縮
空気を使用せず窒素ガスを使用しているので、香料の酸
化を防止することができる。
【図１】本発明の香料噴霧装置の一実施例を示す図であ
る。
る。
【図２】従来の香料噴霧装置の一例を示す図である。
２ 二流体ノズル ３ 管路 ４ 窒素ガスボンベ ５ 圧力調整器 ６ 香料タンク ７ 電磁弁 ９ コントローラー
Claims (1)
- 【請求項１】 コンプレッサーからの圧縮空気を香料の
噴霧に使用しない香料噴霧装置であって、 噴射口から香料を噴霧する二流体ノズルと、 窒素ガスボンベから噴霧用の窒素を前記二流体ノズルに
供給する第１の管路と、前記 窒素ガスボンベの窒素ガスにより香料タンク内の香
料を加圧して前記二流体ノズルに供給する第２の管路
と、前記 窒素ガスボンベと前記香料タンクとの間に設けら
れ、香料加圧用の圧力を設定する圧力調整器と、前記 第１の管路に設けられた電磁弁の開閉を制御するコ
ントローラーとを有し、 前記香料タンク内の香料を加圧するための前記窒素ガス
ボンベの窒素ガスを使用して香料を噴霧 することを特徴
とする香料噴霧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4351224A JP2919689B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 香料噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4351224A JP2919689B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 香料噴霧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06174264A JPH06174264A (ja) | 1994-06-24 |
| JP2919689B2 true JP2919689B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=18415889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4351224A Expired - Fee Related JP2919689B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 香料噴霧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2919689B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2853123B1 (fr) * | 2003-03-28 | 2005-09-30 | Prolitec | Panneau publicitaire pour l'affichage d'un ou plusieurs messages publicitaires et pour la diffusion d'odeurs dont la nature est en relation avec le contenu du message affiche |
| US9393336B2 (en) | 2011-07-08 | 2016-07-19 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Insert for dispensing a compressed gas product, system with such an insert, and method of dispensing a compressed gas product |
| CN106907772B (zh) * | 2017-03-21 | 2017-12-05 | 温州繁新服饰有限公司 | 一种空气净化装置 |
-
1992
- 1992-12-07 JP JP4351224A patent/JP2919689B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06174264A (ja) | 1994-06-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2146159A1 (en) | Compressed air foam system | |
| US5074467A (en) | High volume low pressure spray painting system, method of operation and control system therefor | |
| CA2225013A1 (en) | Injection system for delivery of a gaseous substance | |
| JPS649468B2 (ja) | ||
| DE50110151D1 (de) | Additivzerstäubungsvorrichtung | |
| JP2919689B2 (ja) | 香料噴霧装置 | |
| ATE187903T1 (de) | Pulver-sprühbeschichtungsvorrichtung | |
| US4824022A (en) | Method of and apparatus for applying a sprayed concrete layer to a surface | |
| JP2557255Y2 (ja) | 香り空調用の香料噴霧装置 | |
| WO1998018502A3 (de) | Vorrichtung zum einsprühen von duftstoff und verfahren zur aromatisierung von raumluft | |
| JPH083857Y2 (ja) | 香り供給装置 | |
| JP2575555Y2 (ja) | 香り制御装置 | |
| JP2566892B2 (ja) | 湿気と香りの添加装置及び添加方法 | |
| JPH0626280Y2 (ja) | 芳香吹込装置 | |
| JP2538354Y2 (ja) | フィルター付きエアーシャワー用吹出しノズル | |
| CA2148192A1 (en) | Soap foam generator | |
| JP3533028B2 (ja) | 線材メッキ装置 | |
| JPH04261663A (ja) | 香り発生装置および香り空調装置 | |
| JPS6018075Y2 (ja) | 製麹装置 | |
| CA2064121A1 (en) | Output pressure control apparatus | |
| WO2003089778A1 (en) | Method and apparatus in a spraying apparatus | |
| JPH03282140A (ja) | 香り発生装置付空気調和装置 | |
| JPH01136870U (ja) | ||
| JPH02280863A (ja) | 自動塗装装置 | |
| RU2300057C1 (ru) | Система автоматического доувлажнения воздуха в помещении |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |