JPH05198098A - ディジタル式ピーク検知器及びピーク位置予測方法 - Google Patents

ディジタル式ピーク検知器及びピーク位置予測方法

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JPH05198098A
JPH05198098A JP4222905A JP22290592A JPH05198098A JP H05198098 A JPH05198098 A JP H05198098A JP 4222905 A JP4222905 A JP 4222905A JP 22290592 A JP22290592 A JP 22290592A JP H05198098 A JPH05198098 A JP H05198098A
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threshold
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Mohit K Prasad
モヒット・キショア・プラサド
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は不用なノイズ成分を導入せず、信号
の左右非対称を修正し、ピークの位置を突き止める2点
感知の非差動のディジタル式ピーク検知器を提供する。 【構成】 2つの連続するサンプルの連続する2組のそ
れぞれが識別される。第1の組は、信号の立上がりエッ
ジのスレッショルド電圧vt の両側に降下するサンプル
を有する。第2の組は、信号の立下がりエッジのスレッ
ショルド電圧vt の両側に降下するサンプルを有する。
信号が、実質的にしきい値に等しい2組のサンプルのそ
れぞれのポイントt1及びt2は、補間によって見つけら
れる。左右対称の信号の2つのスレッショルド・ポイン
トは、そのピークから降下する等距離にあるので、ピー
クは、2つのスレッショルド・ポイントと等距離である
として簡単に位置を突き止められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にピーク検知器の
分野に関し、特に補間によって2つのスレッショルド電
圧の交差ポイントを求め、これらからピークの位置を予
測するディジタル式ピーク検知器に関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理システムは、データ処理及び
アプリケーションの実行を要求された場合、記憶された
情報を基にして実行する。記憶されている情報には、例
えば、データをどのように扱うかをデータ処理システム
に対して指示する応用プログラム又はその情報がデータ
そのものである応用プログラムが含まれる。何れにして
も、非常に小さい応用例は別として、ほとんどの応用例
では、処理を実行する前に情報を記憶媒体からデータ処
理システムの内部メモリに取り込むことが、一般に必要
である。データ処理システムの必要性において、情報を
記録するのに多くの異なる形態の記憶媒体が存在する。
【0003】これらの記憶媒体には3種類、すなわち、
磁気ディスク、光ディスク及び磁気テープがある。磁気
ディスク記憶媒体の一般の形態は、直接アクセス記憶装
置(DASD)である。DASDは、記憶情報に対して
比較的に速いアクセスを提供する一方で、高記憶容量を
提供する。光ディスクは、DASDよりも、多量の情報
を記録できるが、そのアクセスは、長い時間を必要とす
る。磁気テープは、現在、最も多量の情報を記録できる
が、そのアクセスは、DASD又は光ディスクよりも長
い時間が必要である。磁気テープの高記憶容量、遅いア
クセス速度、及び低コストの組合せは、情報のバックア
ップの目的に良く適している。
【0004】使用される記憶媒体の種類に関わらず、記
憶情報はその記憶媒体から読出され、データ処理システ
ムが認識する形態に変換されなければならない。DAS
D及び光記憶媒体の場合、情報は、所定の速度で回転す
る硬質のディスク上に記録され、一方、読取りヘッドが
記憶媒体の真上に位置し、記憶情報を構成するビットの
1及び0を認識して電気信号に変換する。磁気テープ
は、一般にリール又はカートリッジに格納され、テープ
は、所定の速度でテープ読取りヘッド上を横切って通過
させられ、一方、テープ読取りヘッドが、そのヘッドを
通るテープに記録された情報を検出する。非常に大きい
情報量の検索を記憶媒体に対し要求する場合、その情報
をアクセスする所要時間は、重要な要素である。アクセ
ス時間は、その記憶媒体が、読取りヘッドを通過する速
度に比例する。しかし、一般に、記憶媒体の速度を増や
すことは、結果として読取り誤差の増加となる。
【0005】タイミングの失敗の結果、普遍の読取り誤
差の問題が起こる。記憶媒体から読出された情報の各ビ
ットは、指定されたタイム・ウィンドウの範囲内で生じ
なければならない。任意のビットに対して記憶媒体の位
置が、予想されたタイム・ウィンドウの範囲外であれ
ば、データ処理システムは誤りの情報を受ける。それ
故、記憶媒体がデータ・クロックに同期させられること
が不可欠である。同期は、記憶媒体から読出された情報
のビットとデータ・クロックとの間の位相誤差を予測す
ることによって、データ・クロックをしばしば調節させ
る。位相誤差推定が、データ・クロックを調節するため
に使用される。
【0006】タイミングの問題は、記憶媒体から回復さ
せられたデータは、2進数の1及び0にさらに区分する
処理を必要とするアナログ信号であるので、さらに深刻
である。例えば、正、或いは負のパルス(予め設定され
たスレッショルド電圧を越える)は、2進数の1を表
し、及びパルスが無い(スレッショルド電圧を下回る)
場合は、2進の0を表す。好都合なことに、パルスのピ
ークが、タイミング情報を回復させるために使用できる
ことである。記憶媒体から回復した各2進数の1は、位
相誤差を訂正する機会を提供する。連続時間信号(アナ
ログ信号)のピークの位置は、信号の導関数のゼロ・ク
ロッシング・ポイントである。
【0007】信号の導関数は、比較器に入力され、そし
て大地信号(ゼロ電位)と比較される。従って、信号の
導関数がゼロの場合、比較器はそのことを示す。しか
し、導関数を得る場合、結果としてクロック・ジッタと
なる誤差を引き起こす少くとも2つの問題がある。第1
に、導関数の取得は、特に低信号レベルで顕著である余
計なノイズを導く。第2に、信号がゼロ電位に接近する
場合、そのノイズが、多くのゼロ・クロッシングを引き
起こす。
【0008】Garrett に付与された米国特許第3727
079号は、微分によって、導入されたノイズを減らす
回路を記載する。Garrett は、微分された信号が、結果
としてノイズによる多くの誤差ゼロ・クロッシングとな
ることを確認した。Garrettが述べるのは、ゼロ・クロ
ッシングを識別するための差動比較器であり、及び連続
するゼロ・クロッシングを無視する一方、単一のゼロ・
クロッシングを選択するための連結されたラッチ回路で
ある。Cloke に付与された米国特許第4697098号
は、また、誤差を減らす検知回路を記載する。Cloke の
教示は、信号を得るために2つのスレッショルド比較器
を用いる(第1の比較器が遅延信号を受信し、第2の比
較器が微分された信号を受信する)。微分された信号
は、また、ゼロ・クロッシング検知器に入力される。妥
当性検査ロジックは、2つの比較器及びゼロ・クロッシ
ング検知器から正しいゼロ・クロッシング信号を求め
る。上述の方法の明らかな欠点は、複雑性が増すこと
と、及びそのために高コストになることである。
【0009】システムのコストと信頼性は、従来のアナ
ログ回路をディジタル・システムで実現することによっ
て改善できる。ディジタル・システムは、LSI(大規
模集積化)又はVLSI(超LSI)回路で作ることが
できる。離散時間、すなわち、ディジタル・システムで
は、連続時間信号は、連続するディジタル・サンプルに
よって表される。各ディジタル・サンプルは、例えば、
4ビットの予め設定されたビット数から成り、ここにお
いてビットは、各サンプルが抽出される瞬間における連
続時間信号の大きさの2進数で表される。ディジタル・
サンプルが、ピークの位置で発生するとは限らないの
で、ピークの位置は、そのピークの前後で得るディジタ
ル・サンプルから予測しなければならない。一般のピー
クの位置を予測する方法は、2つの連続するサンプルの
差のゼロ・クロッシング・ポイントを求める。しかし、
この差を求める演算は、ノイズを誘発し、ピークの非対
称の修正を妨害する。また、鋭角でないピークは、その
位置を突き止めるのが難しい。
【0010】
【発明が解決しようとする技術課題】従って、必要とさ
れるのは、信号が非対称、或いはピークが比較的に平坦
であってもノイズを誘発しない、ピークの位置を正確に
予測できるディジタル式ピーク検知器である。
【0011】本発明の目的は、改善されたディジタル式
ピーク検知器を提供することにある。
【0012】本発明の目的は、微分を用いずにピークの
位置を予測するディジタル式ピーク検知器を提供するこ
とにある。
【0013】本発明の目的は、信号の非対称を修正する
一方で、ノイズ成分を誘発しないピークの位置を予測す
るディジタル式ピーク検知器を提供することにある。
【0014】本発明の目的は、ピークの両側のサンプル
を識別し、信号が予め設定されたスレッショルド電圧に
等しいポイントを突き止めるために補間して、それらの
中間のピークの位置を突き止めることによって信号のピ
ークの位置を突き止めるディジタル式ピーク検知器を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的
は、得られたサンプルに基づくパルス信号の中央点を求
める2点感知ディジタル式ピーク検知器によって達成さ
れる。2点感知ディジタル式検知器は、2つの連続する
事象を識別するために第1及び第2の比較回路を有す
る。第1の事象は、2つの連続するサンプルを有する。
第1の連続するサンプルは、しきい値より小さい絶対値
を有し、第2の連続するサンプルは、しきい値より大き
い絶対値を有する。第2の事象も又、2つの連続するサ
ンプルを有する。第1の連続するサンプルは、しきい値
より大きい絶対値を有し、第2の連続するサンプルは、
しきい値より小さい絶対値を有する。しきい値より大き
い絶対値を有する第1の事象のサンプルは、しきい値よ
り大きい絶対値を有する第2の事象のサンプルと同じサ
ンプルである。このことは、第1及び第2の事象が検知
されるには、少なくとも3つのサンプルが必要であるこ
とを意味する。
【0016】第1及び第2の比較回路に結合された補間
回路は、信号パルスがしきい値と実質的に等しい、第1
の事象の2つのサンプル間に位置する第1のポイントを
補間によって求める。補間回路は、また、信号が再びし
きい値と実質的に等しい第2の事象の2つのサンプル間
に位置する第2のポイントを補間によって求める。信号
が、しきい値と等しい第1及び第2のポイントが求めら
れると、それらの間で等距離であるポイントを見つける
ことによってピークが予測できる。
【0017】ディジタル式ピーク検知器は、信号の導関
数に依存せず(又は連続するサンプル間の差)、及びそ
の処理によってノイズを導かない。比較的、平坦なピー
クであっても問題を生じさせない。これはスレッショル
ド・ポイントが一旦見つかると、理想とするピークが2
つのサンプル間の中央に位置するからである。さらに、
非対称の信号誤差は、適切にスレッショルドを選ぶこと
によって最小にできる。正確な予測はパルスが左右対称
の際、作られる。
【0018】
【実施例】図1は、2進数の1を表す連続時間信号のパ
ルス、u(t)を示す。2進数の1が表されるかどうか
のテストは、単にそのパルスが予め設定されたスレッシ
ョルド電圧vt を越えるかどうかである。重要なことに
タイミング情報が、パルスと関わっているので、パルス
は正しくシステム・クロックと一致させなければならな
い。特に、パルスのピークは、クロックに合わせて発生
させなければならない。ピークが、クロックの前後に離
れて発生する場合、パルスは他のデータのビットを誤っ
て取得し、誤差が引き続き生じる。パルスは、次式によ
って左右対称の信号のために定義される時間tc で起こ
る。
【0019】 tC=0.5・(t1+t2) [1]
【0020】u(t)のピークの位置は、非対称のため
に、必ずしも正確にtc とは一致しない。しかし、非対
称はチャネルの歪みによって生じるので、tc は、ピー
クが歪みがない場合に発生する位置の近くに存在する。
アナログ・システムでは、tc は、連続時間信号の導関
数を得ることによって見つけられる。連続時間信号のデ
ィジタル・サンプルの取得及びサンプルをディジタル的
に処理することは、しばしば利点をもたらす。信号のデ
ィジタル処理は、より正確で且つ信号成分の変動とは無
関係である。
【0021】図2は、連続時間信号u(t)から取り出
された複数のディジタル・サンプルu[n]を示す。こ
こにおいてnは、n回のディジタル化された読出しパル
スの整数を表し、そしてTs は、サンプリング周期であ
る。各ディジタル・サンプルは、複数のビット、すなわ
ち8ビットによって表され、ビット数がサンプルの分解
能を決める。一般に、サンプルは、t1又はt2、すなわ
ち、u(t)がvt に等しい場合には生じない。従っ
て、t1及びt2は、vt の前後のディジタル・サンプル
から計算されなければならない。好ましい実施例では、
1及びt2は、線形補間によって得られる。
【0022】 t1=(n0+r)TS [2a]
【0023】 t2=(n0+k−1+s)TS [2b]
【0024】ここにおいてn0は、そのパルスの立上が
りエッジのvtの直前のディジタル・サンプルのインデ
ックスである。kは、n0以降とu[n]が再びvtを下
回るまでの取得したディジタル・サンプル数を表す整数
である。そしてr及びsは、小数値である。
【0025】線形補間を使用することによって、r及び
sの値を求めることが可能となる。
【0026】r=(vt−u[n0])/(u[n0
1]−u[n0]) [3a]
【0027】s=(vt−u[n0+k−1])/(u
[n0+k]−u[n0+k−1])[3b]
【0028】tCがt1及びt2 の間の等距離に位置する
と仮定する。この仮定は、次の場合に有効である。パル
スが、左右対称であるか、又はパルスの非対称が、多く
の場合に光学装置、DASD及びテープによる歪みによ
って生じ、スレッショルド電圧、vtが、非対称の影響
を最小にするために選ばれた場合である。tcがt1
びt2の間の等距離に位置すると仮定して、tCは、数式
[1]、数式[2a]、数式[2b]及び数式[3
a]、数式[3b]から計算できる。
【0029】tC=(n0+(k−1)/2+(r+s)
/2)・TS [4a]
【0030】数式[4a]は、n0 を0に等しくするこ
とによって特性の損失なしで概略化できる。
【0031】 tC=(k−1+r+s)/2 [4b]
【0032】数式[4b]におけるr及びsは、実際の
ディジタル・システムが、クロック周期TS の小数を表
す離散値として実行しなければならない連続変数であ
る。このような小数値は、ゲート遅延TG によって次の
ように都合よく表される。
【0033】TS=M・TG [5]
【0034】ここにおいてMは、正の整数である。小数
値r/2及びs/2は、次に、負でない整数のPr及び
sにそれぞれ置換される。ここにおいて、
【0035】 Pr=[r・M/2] [6a]
【0036】 PS=[s・M/2] [6b]
【0037】ここにおいて、[.]内は、引数の整数部
を示す。ピークの位置、tcは、ここで次のように定義
される。
【0038】tC=[(k−1+r+s)/2]・TS
r・TG+PS・TG [7]
【0039】ここで図3を参照するに、2点感知ピーク
検知器1が示されており、その構成は、事象検知器2、
ピーク予測器3、一定遅延器4、整数遅延器5及び小数
遅延器6である。事象検知器2は、例えば、記憶媒体か
ら読出されたデータ信号のようなデータ信号のディジタ
ル化したサンプル・データを受信する。事象検知器2
は、いつ、第1の及び第2の事象を発生させるかを決め
る。第1の事象、X1 は、2つの連続するサンプルがそ
れぞれ、スレッショルド電圧vt よりも小さいか、及び
それ以上の場合に発生する。同様に、第2の事象X2
は、2つの他の連続するサンプルがそれぞれ、スレッシ
ョルド電圧vt 以上か、及びそれよりも小さい場合に発
生する。事象X1 は、一定遅延器4に入力する。一定遅
延器4は、予め設定された長さの遅延を提供し、その遅
延は事象X1 によってトリガされる。この遅延は、ピー
ク予測器3によって予測されるピークに対して十分な時
間を与える。
【0040】ピーク予測器3は、ディジタル化されたサ
ンプル・データと事象信号X1 及びX2 を受信する。ピ
ーク予測器3は、連続するサンプルに対して、いつ、パ
ルスが識別されたか、ピークがどこに位置するかを求め
る。ピーク位置は、整数及び小数要素を有するX1から
適切な遅延を求めることによってピークが位置するX1
に対して基準付けられる。整数要素、ICは、計算され
た整数要素に実質的に等しい遅延を供給する整数遅延器
5に入力される。小数要素、FCは、計算された小数要
素と実質的に等しい遅延値を供給する小数遅延器6に入
力される。一定遅延器4は、接続されている整数遅延器
5に対して予め設定された一定遅延値FDを出力する。
整数遅延器5は、接続されている小数遅延器6の入力に
出力する。その整数値及び小数遅延値は、一定遅延値F
Dに加えられ、小数遅延器6の出力は、ピーク時間に一
定遅延値を加算した時間に生じるデータ・パルスとな
る。
【0041】図4は、事象検知器2、ピーク予測器3及
び一定遅延器4の概略図である。事象検知器2は、2つ
の連続するサンプル・データの大きさを同時にvt と比
較するために比較器11、比較器12及びレジスタ13
を有する。2つの連続するサンプルが、事象X1 を生じ
させるのに必要な要求事項に合致するならば、論理ゲー
ト14及び15は、信号X^1を"高"にする。同様に、他
の2つの連続するサンプルが、事象X2 が生じるのに必
要な要求事項に合致するならば、論理ゲート16及び1
7は、信号X^2を"高"にする。比較器11及び12のそ
れぞれは、A入力に印加されるvt を有し、及び比較器
11は、B入力に印加されたサンプル・データを有す
る。レジスタ13は、また、入力に印加されたサンプル
・データを有し、そして比較器12のB入力に接続され
る出力を有する。クロック信号は、また、サンプル・デ
ータが各クロック・サイクルでロードできるようにレジ
スタ13に接続されている。比較器11及び12のそれ
ぞれは、クロック信号に接続されて同期して動作する。
従って、比較器11が、現在のサンプル・データ、例え
ば、u[n0 +1]を比較する一方で、比較器12は、
前のサンプル・データ、例えば、u[n0 ]を比較す
る。本発明の実施例では、各サンプル・データは、8つ
のデータ・ビットmで構成する。従って、レジスタ13
は、8つの記憶素子を有し、比較器11及び12のそれ
ぞれの入力A及びBは、8ビットの幅を有する。
【0042】比較器11は、ORゲート14の入力に接
続されているA<B出力とA=B出力を有し、及び比較
器12は、ORゲート16の入力に接続されているA<
B出力とA=B出力を有する。各ORゲート14及び1
6の出力は、各ANDゲート15及び17の入力にそれ
ぞれ接続されている。また、各比較器11及び12のA
>B出力は、各ANDゲート17及び15のそれぞれの
もう1つの入力に接続されている。ANDゲート15
は、出力でX^1の信号を供給し、そしてANDゲート1
7は、出力でX^2の信号を供給する。ANDゲート15
及び17の出力は、レジスタ18及び19の入力にそれ
ぞれ接続されている。レジスタ18及び19は、単一の
ビットのレジスタで、RS1信号に接続されている/R
S1入力(能動"低"リセット)を有し、そしてクロック
信号に接続されているクロック入力を有する。事象信号
1及びX2は、それぞれレジスタ18及び19の出力で
使用可能にされる。
【0043】以下の例は、事象X1及びX2がどのように
検知されるかを説明する。再びここで図2を参照する
に、時間n0においてサンプル・データu[n0]は、比
較器11で使用可能で、及びサンプル・データu[n0
−1]は、既にレジスタ13にロードされている。比較
器11及び12によって比較が行われ、比較器11及び
12の両方の結果のA<B及びA=B出力は、"低"とな
る。これは、u[n0 −1]及びu[n0]の両方の大
きさは、vtの大きさよりも小さいからである。ORゲ
ート14及び16の出力も又、"低"となり、これによっ
てANDゲート15及び17がそれぞれ使用禁止にな
る。それ故、事象X1又はX2は、検知されない。時間n
0+1で、サンプル・データu[n0]は、レジスタ13
に格納され、及び比較器12のB入力で使用可能とさ
れ、サンプル・データu[n0 +1]は、比較器11の
B入力で使用可能にされる。今度は、比較器11のA<
B出力は、"高"となり、一方、比較器12のA<B及び
A=B出力は、"低"のままである(vtは、u[n0]よ
りも大きく、及びA>B出力は"高"である)。ORゲー
ト14の出力は、"高"であり、ANDゲート15の出力
X^1を"高"にさせる。X^1は、レジスタ18にロードさ
れ、及びX1は、1クロック・サイクル後、事象X1が生
じたことを確認してから使用可能となる。
【0044】事象X2の検知も同様で、サンプル・デー
タu[n0+k]が比較器11で使用可能とされ、及び
サンプル・データu[n0+k−1]は、時間n0+kで
比較器12で使用可能となる。今度は、比較器11のA
>B出力が、"高"(vt は、u[n0+k]より大き
い)となり、そして比較器12のA<B出力は、"高"
(vtは、u[n0 +k−1]より小さい)となる。O
Rゲート16の出力は、"高"となり、そしてANDゲー
ト17の出力X^2は、また、"高"となる。X^2は、レジ
スタ19にロードされ、そしてX2は、1クロック・サ
イクル後に事象X2の発生の確認をしてから使用可能と
なる。
【0045】一定遅延器4は、レジスタ21、22、2
3及び24で構成し、各レジスタは、クロック信号に接
続されているクロック入力を有する。レジスタ21は、
レジスタ18(X1) の出力に接続されている入力を有
し、及びレジスタ21、22、23及び24は、直列に
接続されている。好ましい実施例では、一定遅延器は、
15クロック・サイクルなので、レジスタ23と24の
間に11個のレジスタが追加できる。事象X1が検知さ
れると、"1" がレジスタ21、22、23及び24を
通して伝播され、15クロック・サイクル後、レジスタ
24の出力におけるFD信号が、"高"となる。X1 は、
従って、追加の計算された遅延が、ピークの位置を突き
止めるために加えられる基準である。
【0046】ピーク予測器3は、それぞれ3クロック・
サイクル及び2クロック・サイクル遅れた連続するサン
プル・データをレジスタ27と28、及び29と31そ
れぞれから得る。レジスタ27は、レジスタ13の出力
に接続されている入力を有し、及びレジスタ29は、直
接にサンプル・データを受けるために接続された入力を
有する。レジスタ28は、レジスタ27の出力に接続す
る入力を有し、及びレジスタ31は、レジスタ29の出
力に接続する入力を有する。レジスタ27、28、29
及び31の各々は、それぞれがクロック信号に接続され
ているm個の記憶素子を有する。レジスタ31の出力に
現れる抽出されたデータは、2クロック・サイクルだけ
遅れ、及びレジスタ28の出力に現れるデータは、3ク
ロック・サイクルだけ遅れている。レジスタ28の出力
は、加算器32及び33の負の入力に接続されている。
スレッショルド電圧vt は、加算機32の正の入力に印
加され、そしてレジスタ31の出力は、加算機33の正
の入力に接続されている。各加算機32及び33は、ク
ロック信号に接続されている。
【0047】加算器33は、連続したサンプル・データ
間の差を求める。同時に、加算器32は、各サンプル・
データとvt 間の差を求める。加算器32の出力は、除
算器34のA入力に入力される。同様に、加算器33の
出力は、除算器34のB入力に入力される。クロック信
号に接続されている除算器34は、各クロック・サイク
ル上でA入力をB入力で割る。nビットから成る除算器
34の出力は、レジスタ35及び36の入力に接続され
ている。レジスタ35の負荷入力/LDは、レジスタ2
2の出力に接続されている。そのため、事象X1 が生じ
た後に、レジスタ35は、除算器34による除算結果を
ロードする(事象X1 の除算は、2クロック・サイクル
後に行われるので、レジスタ35のロードは、2クロッ
ク・サイクル遅れることになる)。設計によって、加算
器32及び33の出力は、常に同符号であり且つ0には
ならない。従って、事象X1、又はX2が検知される場
合、ゼロによる除算又は異なる符号の2つの引数での除
算に関わる問題は決して起こらない。さらに、除算器3
4の出力は、常に正である。2つのレジスタ25及び2
6は、事象X2 の信号を受信するためにレジスタ19の
出力に直列に接続される。レジスタ26の出力は、レジ
スタ36の負荷入力/LDに接続される。それ故、レジ
スタ36は、事象X2 が検知された後だけ、除算器34
によって実行された除算の結果を格納する。レジスタ3
5及び36のそれぞれは、各々がクロック信号に接続さ
れたn個の記憶素子で構成する。
【0048】上記の例を続けると、事象X1が検知され
た後、サンプル・データu[n0]は、加算器32及び
33の負の入力で使用可能にされる。また、サンプル・
データu[n0 +1]は、加算器33の正の入力で使用
可能にされる。このように加算器32は、vt−u
[n0]を計算し、そして加算器33は、u[n0
1]−u[n0] を計算する。次のクロック・サイクル
で除算器34は、A入力をB入力によって除算、すなわ
ち、式[3a]のr=(vt−u[n0])/(u[n0
+1]−u[n0]) を計算する。1クロック・サイク
ル後、結果のrは、レジスタ35にロードされる。好ま
しい実施例では、rは、4ビットのnによって表され
る。しかしながら当業者は、ビット数nが要求された正
確度に基づいて変えられることがわかる。
【0049】sを求めることは、rを求めるのと同一方
法である。事象X2 が検知された後、サンプル・データ
u[n0 +k−1]は、加算器32及び33の負の入力
で使用可能にされる。また、サンプル・データu[n0
+k]は、加算器33の正の入力で使用可能にされる。
このように加算器32は、vt−u[n0+k−1]を計
算し、そして加算器33は、u[n0+k]−u[n0
k−1]を計算する。次のクロック・サイクルで除算器
34は、A入力をB入力で除算、すなわち、式[3b]
のs=(vt−u[n0+k−1])/(u[n0+k]
−u[n0+k−1])を計算する。1クロック・サイ
クル後、結果のsは、レジスタ36にロードされる。
【0050】nビットを有するレジスタ35の出力は、
加算器37の入力に接続されている。nビットを有する
レジスタ36の出力も又、加算器37のもう1つの入力
に接続されている。クロック信号が、加算器37に接続
され、そして論理"1"は、入力CINの桁上げに接続され
ている。加算器35及び36のそれぞれの出力r及びs
は、加算器37に加えられる。カウンタ38は、X"
1が、1クロック・サイクルだけ遅れたX^1に等しいイ
ネーブル入力ENに接続されている信号X"1を有する。
信号X"1及びX"2は、X1及びX2とはそれぞれ異なる。
それはX^1が"低"の間、X^2が"高"になるまでX"1及び
X"2は、"高"のままである。もう1つの信号X"2は、カ
ウンタ38の保持入力HLDに接続されている。ここに
おいて、X"2は、1クロック・サイクルだけ遅れたX^2
に等しい。カウンタ38は、クロック信号に接続された
クロック入力を有し、そしてリセット信号に接続された
もう1つの入力/RSTを有する。カウンタ38は、事
象X1と事象X2又はk−1との間で得られたサンプル・
データの数を数える。
【0051】nビットを有するカウンタ38の出力は、
加算器39の入力に接続されている。加算器39の第2
の入力は、サンプル・データ計数がサンプル・データを
加えることによって変わらないように論理"0000"に
接続されている。加算器37の桁上げ出力COUTは、加
算器39のCIN 入力に接続されている。加算器37の
出力の3つの最上位のビット(MSB)及び加算器39
の出力の最下位のビット(LSB)は、レジスタ41の
入力に接続されている。レジスタ41の出力は、小数遅
延器6に信号FCを供給する。加算器39の出力の3つ
のMSB、及び加算器39のCOUT は、レジスタ42の
入力に接続されている。レジスタ42の出力ICは、整
数遅延器5に接続されている。カウンタ37と39及び
レジスタ41と42は、両方ともクロック信号に接続さ
れている。各レジスタ41と42は、RS2信号に接続
されている/LD入力を有する。
【0052】右への桁送りオペレーションは、カウンタ
37の3つのMSB及びカウンタ39のLSBをレジス
タ41に接続することによって効果的に実行される。右
へのシフトの結果は、加算器37及び39の結果を2で
割ることである。従ってレジスタ41への入力は、(k
−1+r+s)/2の小数部である。すなわち、小数遅
延は、数式[4b]から求められる。同様に、加算器3
9の3つのMSB及びCOUTのレジスタ42への接続
は、(k−1+r+s)/2の整数部を供給する。すな
わち、整数遅延は、数式[4b]から求められる。数式
[4b]は、レジスタ41及び42にそれぞれ分けられ
て入力された小数部及び整数部でピーク予測器3によっ
て効果的に計算される。小数及び整数の遅延は、それぞ
れ小数遅延器6及び整数遅延器5によって電気的に実現
される。
【0053】図4で示される複数のレジスタのリセット
は、特定のリセット回路によって実行される。NAND
ゲート43は、その入力に/X^1信号及びX^2信号を有
し、その出力でRS1信号を供給する。NANDゲート
44は、その入力にX"1及びX"2信号を有し、そしてそ
の出力でRS2信号を供給する。ANDゲート45は、
2つの入力に接続されているRS1及びRS2信号を有
し及びもう1つの入力に接続されているハード・リセッ
ト信号をさらに有する。リセット信号は、ANDゲート
45の出力で供給される。
【0054】ここで図5を参照するに、整数遅延器5及
び小数遅延器6が、より詳細に示されている。整数遅延
器5は、各々がクロック信号に接続され、それぞれ直列
に接続されている複数のレジスタ51、52、53及び
54を有する。各レジスタ51、52、53及び54
は、1つの遅延値を提供する(サンプル・データは、各
クロック・サイクル毎に得られ、及び各レジスタは、各
クロック・サイクル毎にクロックされる)。マルチプレ
クサ55は、また、図4の16の多重入力を有し、第1
の入力はFD信号に接続され、残りの入力はそれぞれレ
ジスタ51、52、53及び54の出力に接続される。
好ましい実施例では、15個のレジスタが備えられ、こ
のうち整数遅延器用に使用されるレジスタの数は、4ビ
ットから成るIC信号によって求められる。IC信号
は、マルチプレクサ55の選択入力SELに接続されて
いる。クロック信号は、また、マルチプレクサ55にも
接続されている。
【0055】FD信号は、また、レジスタ51の入力に
接続されている。そのため事象X1の信号が、一定遅延
器4を通して伝播後、FDが、ICによるクロック信号
の追加の数だけ遅れる(追加の遅延が加わらない場合、
ICはゼロに等しい)。マルチプレクサ55の出力は、
マルチプレクサ61の第1の入力に接続され、さらにバ
ッファ56の入力に接続されている。追加のバッファ5
7、58及び59は、各々がマルチプレクサ61の入力
に接続されているそれぞれの出力と直列に接続されてい
る。各バッファ56、57、58及び59は、数式
[5]、[6a]及び[6b]で示されるように単一の
整数遅延部の小数を供給する。FC信号は、マルチプレ
クサ61の選択入力SELに接続されている。好ましい
実施例では、OP1信号は、小数遅延部を作成するため
に用意されている選択無しか又は図3、図4の1〜15
のバッファを選択するための4ビットである。マルチプ
レクサ55がクロックされて同期させられるのに対し
て、マルチプレクサ56は、クロックされないので非同
期である。
【0056】マルチプレクサ61の出力は、一定遅延値
と整数遅延部と小数遅延部を加えた遅延値を表すデータ
・パルスを供給する。このようにピークは、整数遅延部
及び小数遅延部を事象X1 に加えることによって位置が
突き止められる。一定遅延値は、遅延の整数部及び小数
部の計算を実行するために導入された。全てのピークの
位置は一定遅延値に等しい定数だけシフトされるので、
そのピークの相対位置は、不変のままである。それ故、
一定遅延値の追加は、ピークの位置に影響を及ぼさな
い。このようにピークの位置は、パルスの導関数を必要
とせずに及び余計なノイズ誤差を導かないで求めること
ができる。
【0057】小さい誤差が、小数遅延部を発生させるバ
ッファの限られた個数から生じる可能性がある。この誤
差は、バッファの適切な個数を選ぶことによって最小に
できる(選ばれるバッファの個数は、当然、小数遅延部
を決めるのに用いられるビット数nによって制限され
る)。マルチプレクサ61は、また、非常に小さい誤差
を導くことになる。これは、異なる遅延を有するマルチ
プレクサ61内での異なるデータ経路による。このよう
な差は、最も集積された回路では小さく、通常無視でき
る。
【0058】本発明は、例として正のパルスを使用して
説明されたが、当業者は本発明の応用は同様に負のパル
スを使用しても実行できることがわかる。本発明は、デ
ータの転送機能以外にもさらに適用できる。例えば、本
発明は画像処理に適用でき、グレー・レベルの情報が信
号エッジで運ばれ、及びそのエッジの位置をその導関数
のピークの位置から求むことができる。
【0059】
【発明の効果】本発明のディジタル式ピーク検知によれ
ば、信号が非対称、或いはピークが比較的に平坦であっ
てもノイズを導かずに、ピークの位置を正確に予測し、
検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明はパルスがスレッショルドをクロスす
る、ピークを有するアナログ信号を示す図である。
【図2】本発明は図1のアナログ信号のパルスから得た
複数のディジタル・サンプルを示す信号の図である。
【図3】本発明はディジタル式ピーク検知器のブロック
図である。
【図4】本発明は図3で示されるブロック2、3及び4
の概略図である。
【図5】本発明は図3で示されるブロック5及び6の概
略図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号パルスから得たサンプルに基づく信号
    パルスの中央点を求めるための2点感知のディジタル式
    ピーク検知器であって、 第1のサンプルが、しきい値より小さい絶対値を有し、
    第2のサンプルが、しきい値より大きい絶対値を有す
    る、2つの連続するサンプルを有する第1の事象を識別
    するため、並びに他の第1のサンプルが、しきい値より
    大きい絶対値を有し、他の第2のサンプルが、しきい値
    より小さい絶対値を有する、他の2つの連続するサンプ
    ルを有する第2の事象を識別するための第1の手段と、 信号の大きさが、実質的にしきい値に等しい2つのサン
    プル間に位置する第1のポイントを求めるため、並びに
    他の信号の大きさが、実質的にしきい値に等しい他の2
    つのサンプル間に位置する第2のポイントを求めるため
    の第2の手段と、 第1及び第2のポイントに関して信号のピークの位置を
    求めるために第1及び第2の手段に結合された第3の手
    段とを有するディジタル式ピーク検知器。
  2. 【請求項2】第1及び第2のポイントが、2つのサンプ
    ル間及び他の2つのサンプル間にそれぞれ補間すること
    によって求められることを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタル式ピーク検知器。
  3. 【請求項3】第3の手段が第1及び第2のポイント間の
    等距離であるピークの位置を求めることを特徴とする請
    求項2記載のディジタル式ピーク検知器。
  4. 【請求項4】第3の手段が、2つのサンプルの第1のサ
    ンプルからピークの位置までの時間と実質的に等しい遅
    延を計算することを特徴とする請求項3記載のディジタ
    ル式ピーク検知器。
  5. 【請求項5】各々が予め設定されたビット数によって表
    され、予め設定された期間で作られるディジタル・サン
    プルの連続する信号の一部分であるパルスのピークの位
    置を予測する方法であって、 上記しきい値より小さい値の第1のサンプルとしきい値
    より大きい値の第2のサンプルとで構成する第1の連続
    するサンプルを有する第1の事象を識別するステップ
    と、 上記しきい値より大きい値の第3のサンプルとしきい値
    より小さい値の第4のサンプルとで構成する第2の連続
    するサンプルを有する第2の事象を識別するステップ
    と、 連続する信号がしきい値に実質的に等しく、且つ第1の
    サンプルに関連し、ピークに到達する前の時間である第
    1のタイム・ポイントrを求めるステップと、 連続する信号がしきい値に実質的に等しく、且つ第3の
    サンプルに関連し、ピークの後の時間である第2のタイ
    ム・ポイントsを求めるステップと、 該ポイントr及びsに対して等距離であるタイム・ポイ
    ントcを求めるステップと、 ピークの位置を予測するために時間cを第1のサンプル
    の時間に加えるステップとを有する、パルスのピークの
    位置を予測する方法。
  6. 【請求項6】記憶媒体から読出された連続する信号のデ
    ィジタル・サンプルを処理し、ディジタル・サンプルの
    連続する信号のピークの位置を突き止めるディジタル式
    ピーク検知器であって、 第1のディジタル・サンプルの値が第1のしきい値より
    小さく、且つ第2のディジタル・サンプルの値が第1の
    しきい値より大きい場合に、第1のフラグをセットし、
    第3のディジタル・サンプルの値が、第2のしきい値よ
    り大きく、且つ第4のディジタル・サンプルの値が第2
    のしきい値より小さい場合に第2のフラグをセットする
    ために、ディジタル・サンプルを受信するよう結合され
    た比較手段と、 連続する信号の値が、第1のフラグに関連して記録され
    た第1のしきい値rと実質的に等しい、第1及び第2の
    ディジタル・サンプル間のポイントであるrを見つけ、
    且つ連続する信号の大きさが、第2のフラグに関連して
    記録された第2のしきい値sと実質的に等しい、第3及
    び第4のサンプル間のポイントであるsを見つけて補間
    を行なうため上記比較手段に結合された補間手段と、 第1のディジタル・サンプルに関する連続する信号のピ
    ークの位置を突き止めるために、ポイントr及びsに関
    連して決められた小数要素と、得られたディジタル・サ
    ンプルの数に関連して決められた整数要素とを有する遅
    延を計算するために、上記補間手段に結合されたピーク
    予測手段と、 計算された遅延を与えるために上記ピークの予測手段に
    結合された遅延手段とを有するディジタル式ピーク検知
    器。
JP4222905A 1991-10-15 1992-08-21 ディジタル式ピーク検知器及びピーク位置予測方法 Ceased JPH05198098A (ja)

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