JPH05197569A - リアルタイム情報処理方法 - Google Patents

リアルタイム情報処理方法

Info

Publication number
JPH05197569A
JPH05197569A JP689392A JP689392A JPH05197569A JP H05197569 A JPH05197569 A JP H05197569A JP 689392 A JP689392 A JP 689392A JP 689392 A JP689392 A JP 689392A JP H05197569 A JPH05197569 A JP H05197569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
time information
main
interrupt
event
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP689392A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritoshi Wakabayashi
文紀 若林
Sadatoshi Hidaka
貞利 日高
Eiji Yamashita
栄次 山下
Hiroaki Sasaki
宏明 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP689392A priority Critical patent/JPH05197569A/ja
Publication of JPH05197569A publication Critical patent/JPH05197569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが簡単にリアルタイム処理を実現でき
るようにすること。 【構成】 コンピュータ・システムにてオペレーティン
グ・システムに管理され、リアルタイム情報処理を実現
するリアルタイム情報処理方法において、(a)初期化
処理及び割込み処理ルーチンの宣言をするとともに、非
同期事象の待ち処理を行うメイン処理部と、非同期事象
の種類に応じた少なくとも一つ以上の割込み処理ルーチ
ンより構成される割込み処理部とを定義し、(b)メイ
ン処理部は非同期事象の発生を検出するとその事象を読
み出し、予めユーザにより定められた割込み処理ルーチ
ン群の中から対応する処理ルーチンを起動し、割込み処
理ルーチンが完了するとメイン処理部の待ち処理に戻す
ことを特徴とするリアルタイム情報処理方法。 【効果】 OS固有の複雑な動作及び知識をユーザ側で
理解しなくてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクトリー・
オートメーション分野に用いられるFAコンピュータ等
のアプリケーション・プログラムのインターフェイス仕
様において、リアルタイム情報処理機能の実現に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】FAコンピュータ等のコンピュータ・シ
ステムにおいてリアルタイム情報処理を実現しようとす
る場合、使用するコンピュータのOS(オペレーティン
グ・システム)、使用するプログラミング言語等によっ
てその実現方式が異なるため、その都度、そのコンピュ
ータのシステム構成を熟知する必要がある。即ち、リア
ルタイム情報処理はOSによって異なるため、システム
に設定されるOSに対する深い知識が必要となってくる
とともに、その機能範囲もOSの種類によって様々であ
る。例えば、UNIX(登録商標)ではリアルタイム情
報処理に不可欠な非同期事象処理機能としてシグナルと
呼ばれる処理機能が設定されているが、このシグナルが
扱える事象はほとんどハードウェアを含めたシステムの
例外事象であり、その機能は十分でなく、きわめて難解
なものである。更に、リアルタイム情報処理機能を有す
るプログラミング言語は現在、無いに等しく、標準化さ
れているものはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、リアルタイ
ム情報処理で特に重要である非同期事象処理について、
その処理を実現するインターフェイス仕様と処理手順と
をユーザにOSを意識させずに、分かりやすく、自然な
形式で提供することを課題とし、ユーザが簡単にリアル
タイム情報処理を実現できるようにすることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、コンピュータ・システムにてオペレーティ
ング・システムに管理され、リアルタイム情報処理を実
現するリアルタイム情報処理方法において、(a)初期
化処理及び割込み処理ルーチンの宣言をするとともに、
非同期事象の待ち処理を行うメイン処理部と、前記非同
期事象の種類に応じた少なくとも一つ以上の割込み処理
ルーチンより構成される割込み処理部とを定義し、
(b)前記メイン処理部は前記非同期事象の発生を検出
するとその事象を読み出し、予めユーザにより定められ
た前記割込み処理ルーチン群の中から対応する処理ルー
チンを起動し、前記割込み処理ルーチンが完了すると前
記メイン処理部の前記待ち処理に戻すことを特徴とする
リアルタイム情報処理方法。である。
【0005】
【作用】本発明のリアルタイム情報処理方法は、オペレ
ーティング・システムで管理され、メイン処理部で非同
期事象の発生を待ち、非同期事象発生を検知すると割込
み処理部を起動し、対応する割込み処理ルーチンを実行
することにより、該当するリアルタイム情報処理を実現
する。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明のリアルタイム情報処理方法の構成概
念を表わす図である。この図の例で、メイン処理部MAIN
は、C言語で作成されたプログラムのエントリである”
main”と、その中で直接的に呼び出される部分の処理の
ことであり、主に初期化処理を記述するブロックであ
る。また、割込み処理部ISRは、メイン処理部MAINにて
非同期事象発生を受理した際に呼び出される部分であ
り、割込み捕獲関数(割込み処理ルーチン)と呼ぶ、事
象毎に独立したユーザ定義関数の集まりである。この割
込み処理部ISRはメイン処理部MAINより高い実行レベル
を持ち、事象待ち状態から実行されるだけでなく、メイ
ン処理部MAINの処理中にもソフトウェア的に割込むこと
ができる。ここで、対象とする非同期事象を(事象の種
類,捕獲関数宣言(y_onxxx( ))の形式で表すと、(I
/O非同期割込み,y_onint( )),(I/O完了割込
み,y_oneot( )),(タイマイベント(時間間隔割込
み,時刻割込み),y_ontimer()),(シグナル受信,y
_onsignal( )),(システム割込み,y_onsysevt
( )),(シーケンサ割込み,y_onseqevt( ))となる。
【0007】そして、メイン処理部MAINの処理(1)
は、一般的な初期化処理(例えば、バッファの初期化、
I/O,ファイルの使用宣言等)と、そのプログラムが
処理したい非同期事象毎に、割込み捕獲関数の宣言(y_
onxxx( ))を行う処理である。メイン処理部MAINの処理
(2)は、事象待ち要求を(y_wtevt( ))を実行する部
分である。非同期事象が発生すると、メイン処理部MAIN
はこれを取り込み、割込み処理部ISRに設定される割込
み捕獲関数(3)を呼び出す。即ち、このような処理を
フローチャートに表すと、図2のようになる。この図
で、メイン処理部MAINが起動すると、初期化処理を実行
し、割込み捕獲関数の宣言を行って非同期事象待ち状態
となる。非同期事象が発生すると、割込み処理部ISRが
起動し、発生した事象に応じた割込み処理ルーチンを実
行してメイン処理部MAINに戻り、再び事象発生待ちとな
る。
【0008】次に、このような処理をする本発明の方法
を図3の詳細フローチャートを用いて説明する。この図
は、FAコンピュータにおいて、C言語環境で実現した
例である。この図において、点線で囲んだブロック
(A)は、C言語で記述したプログラム(以下、Cタス
クという)であり、実線で囲んだOSサポート部(B)
とともにユーザ側からは全く見えず、OSとのアダプタ
部としての機能を果たす。従って、ユーザは、メイン処
理部MAINでの各割込み処理ルーチンの定義と事象待ち、
そして割込み処理部ISRにおける実際の割込み処理ルー
チンA,B,Cのみ(図でユーザ定義部(C)として表
す)を記述すればよい。即ち、本発明にかかるCタスク
(A)がOS側(B)とユーザ側(C)とのアダプタ部
として機能し、ユーザ定義部(C)にあってはOSを意
識することはない。さて、はじめに、タスク起動時は、
メイン処理部MAINが起動し、非同期事象を受信するた
め、メッセージ・キューの確保と割込み処理ISRの設定
を行う。非同期事象が発生すると、OSは割込み処理部
ISRを直ちに起動する。起動された割込み処理部ISRは、
非同期事象キューから発生事象にかかる情報を読み出
す。この情報は、発生する事象毎に異なっており、複雑
なデータ構造を有している。割込み処理部ISRはこの複
雑な情報を整理し、ユーザに分かり易い形式で定義した
割込み処理ルーチン(A,B,C)を呼び出す。そし
て、ユーザ定義の割込み処理ルーチンが終了してリター
ンすると、再びメイン処理部MAINにて非同期事象待ち状
態となる。このように、事象が発生する毎にユーザ定義
の割込み処理ルーチンを呼び出す動作を繰り返してリア
ルタイム情報処理を実現する。
【0009】以上の実施例にあっては、FAコンピュー
タのOS及びC言語で作成したプログラムの例について
の説明であるが、本発明の方法は、OSの種類、言語の
種類に依存することはない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリアルタ
イム情報処理方法によれば、OS固有の複雑な動作及び
知識をユーザ側で理解しなくてもよく、ユーザ側は、メ
イン処理部の割込み処理ルーチンの定義と事象待ち処理
と、割込み処理部にかかる各々の割込み処理ルーチンを
記述すればよいので、ソフトウェア専門家でなくても非
同期事象に係わるリアルタイム情報処理を自然な形で簡
単に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したリアルタイム情報処理方法の
概念を表す図である。
【図2】本発明の方法を表すフローチャートである。
【図3】本発明方法の詳細を表すフローチャートであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 宏明 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ・システムにてオペレーティ
    ング・システムに管理され、リアルタイム情報処理を実
    現するリアルタイム情報処理方法において、(a)初期
    化処理及び割込み処理ルーチンの宣言をするとともに、
    非同期事象の待ち処理を行うメイン処理部と、前記非同
    期事象の種類に応じた少なくとも一つ以上の割込み処理
    ルーチンより構成される割込み処理部とを定義し、
    (b)前記メイン処理部は前記非同期事象の発生を検出
    するとその事象を読み出し、予めユーザにより定められ
    た前記割込み処理ルーチン群の中から対応する処理ルー
    チンを起動し、前記割込み処理ルーチンが完了すると前
    記メイン処理部の前記待ち処理に戻すことを特徴とする
    リアルタイム情報処理方法。
JP689392A 1992-01-17 1992-01-17 リアルタイム情報処理方法 Pending JPH05197569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP689392A JPH05197569A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 リアルタイム情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP689392A JPH05197569A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 リアルタイム情報処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05197569A true JPH05197569A (ja) 1993-08-06

Family

ID=11650909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP689392A Pending JPH05197569A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 リアルタイム情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05197569A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4972368A (en) Intelligent serial I/O subsystem
US5630049A (en) Method and apparatus for testing software on a computer network
JP2692609B2 (ja) マルチタスクのプログラムデバッグ方法とその装置
KR930000592B1 (ko) 타스크 추적장치
US5056057A (en) Keyboard interface for use in computers incorporating terminate-and-stay-resident programs
JPH06222931A (ja) パーソナルコンピュータのための制御プログラム及びプログラム間連絡提供方法
JPH05508037A (ja) 端末装置とユーザプログラムとの間のデータ通信を実現するための装置および方法
US5724585A (en) Method for processing an application termination initiated from a pre-initialized computer language execution environment
JPH05197569A (ja) リアルタイム情報処理方法
US8359602B2 (en) Method and system for task switching with inline execution
JP6656485B1 (ja) 割込み処理方法、コンピュータシステムおよびプログラム
US7320044B1 (en) System, method, and computer program product for interrupt scheduling in processing communication
JP2846904B2 (ja) 付加演算装置制御方式
KR100310307B1 (ko) 내장형시스템의운영체제개발을위한쉘기능제공방법
JP2680842B2 (ja) データ処理装置
JPH02184935A (ja) デバッガの入出力支援方法
JPH0764802A (ja) リアルタイムシステムのシミュレーション装置
JPH03262049A (ja) 割り込みによるデバイスドライバデバッギングシステム
JPH0421892B2 (ja)
JPS62196755A (ja) デ−タ処理方法
JPS61121153A (ja) プロセツサ間通信制御方式
JPH04293146A (ja) 文字入出力制御方式
JPS62282355A (ja) バツクグラウンド・ジヨブの起動方式
JPH02118726A (ja) ジョブ実行制御方式
JPH0795296B2 (ja) データ処理システムにおける情報共有処理方式