JPH05197036A - 原稿カセット - Google Patents

原稿カセット

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JPH05197036A
JPH05197036A JP866492A JP866492A JPH05197036A JP H05197036 A JPH05197036 A JP H05197036A JP 866492 A JP866492 A JP 866492A JP 866492 A JP866492 A JP 866492A JP H05197036 A JPH05197036 A JP H05197036A
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JP
Japan
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cassette
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Pending
Application number
JP866492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ichikawa
信一 市川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】読取原稿の種類等を自動的にかつ確実に識別す
ることができるとともに、原稿カセットを共通化して多
種類の読取原稿が使用される際にも容易に対応可能な原
稿カセットを提供することを目的とする。 【構成】原稿カセット10の枠体12に形成された切欠
部28に、読取原稿Sを貼付した台紙22の突片46を
挿入する。前記突片46には、バーコード18が印刷も
しくは貼付されており、該バーコード18が前記切欠部
28に露呈する。このように構成される原稿カセット1
0は、画像読取装置において、バーコード18が走査さ
れ、原稿カセット10の番号、読取原稿Sの種類および
数が正確に識別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報が担持された
種々の読取原稿を、画像読取装置に装填するために用い
られる原稿カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷、製版等の分野において、作業工程
の合理化、画像品質の向上等を目的として、原稿に担持
された画像情報を電気的に処理し、フイルム原版を作成
する画像走査読取再生システムが採用されている。
【0003】この画像走査読取再生システムを構成する
画像読取装置では、たとえば、現像処理済みのフイルム
などの原稿が、原稿カセットを介して副走査方向に搬送
されながら照明光を主走査方向に照射され、これにより
この原稿に担持されている画像情報が二次元的に読み取
られる。
【0004】この場合、原稿カセットは、少なくとも一
方が透明な材料により形成された一組の支持部材を有
し、この透明な支持部材を介して原稿から反射、または
透過された光が、読取部に設けられたCCD等の光/電
気変換素子により光電変換されることで画像情報の読み
取りが行われる。
【0005】ところで、原稿カセットに収容されている
読取原稿の種類およびこの原稿カセットの個別番号等を
自動的に確認するため、例えば、原稿カセットに前記読
取原稿の種類およびこの原稿カセットの個別番号等に対
応したコードを白黒の組み合わせ、あるいは、透過部お
よび非透過部の組み合せ等で設定し、これを受光素子ア
レイ、複数のフォトカプラ等のセンサで検出するものが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記反
射型コード等は、原稿カセットに取り付けられているた
め、この原稿カセットが読取原稿の種類毎に専用化され
てしまう。従って、特に多種類の読取原稿が使用される
際に、各読取原稿に対応して多数の原稿カセットを用意
しなければならないという問題がある。
【0007】また、コードの読み取り作業は、カセット
搬送中に行われるが、搬送中に原稿カセットの位置がず
れることがある。この場合、前記コードを受光素子アレ
イ、複数のフォトカプラ等で検出すると、原稿カセット
の位置ずれによってコードを誤検出してしまうおそれが
ある。
【0008】本発明はこの種の問題を解決するためにな
されたものであって、読取原稿の種類等を自動的にかつ
確実に識別することができるとともに、原稿カセットを
共通化して多種類の読取原稿が使用される際にも容易に
対応可能な原稿カセットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、シート状の原稿を狭持する少なくとも
一方が透明な一組の支持部材と、前記一の支持部材上に
載置されて一若しくはそれ以上の原稿を保持するととも
に、一方の面に当該原稿に係る情報を担持した台紙と、
を備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る原稿カセットでは、読取原稿を保
持する台紙毎にそれぞれ所定のバーコードが形成されて
おり、このバーコードを読み取ることによって前記読取
原稿の種類等を自動的に、且つ確実に確認することがで
きる。
【0011】
【実施例】本発明に係る原稿カセットについて、好適な
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
【0012】図1において、参照符号10は、本実施例
に係る原稿カセットを示す。この原稿カセット10は、
略矩形状に形成された枠体12と、シート状の読取原稿
Sを挟持する少なくとも一方が透明な一組の支持部材で
ある支持ガラス板14およびカバーガラス板16と、こ
の支持ガラス板14に載置されて一若しくはそれ以上の
読取原稿Sを保持するとともに、バーコード18が印刷
もしくは貼付された台紙22とを備える。
【0013】枠体12の両側部には、搬送方向(矢印X
方向)に沿って延在するV字状溝部24a、24bが形
成されるとともに、カバーガラス板16が支持される一
端側にカセット識別部26が設けられる。このカセット
識別部26には、図2に示すように、原稿カセット10
に装着される台紙22のバーコード18が枠体12の上
面部に露呈可能な切欠部28が設けられている。
【0014】枠体12の他端側には、溝部34a、34
bが設けられ、この溝部34a、34bに近接して二本
のレジスタピン36a、36bが形成されるとともに、
溝部34a、34bの間に進退自在なストッパ部材38
が配設され、このストッパ部材38がカバーガラス板1
6に固定された係止部40に係合する。
【0015】台紙22は、ステンレス板、紙、あるいは
フイルムベース等のシート状体であり、例えば、135
(35mm) フイルムの読取原稿Sを同一の原稿カセット
10内に六枚セットすべく角孔42a乃至42fが形成
され、この角孔42a乃至42fの角部にそれぞれ読取
原稿Sの位置合わせ用マーク44a乃至44fが設けら
れている。
【0016】この台紙22の一端部には、突片46が形
成され、この突片46にバーコード18が設けられる。
この突片46は、切欠部28の形状に対応するととも
に、該切欠部28に進入することにより、バーコード1
8が上部から視認可能になる。これにより、読取原稿S
の種類(例えば、135フイルム)と原稿カセット10
の番号(例えば、No.1)が設定される。
【0017】台紙22の他端部には、作業者がこの台紙
22を取り扱うための一組の突片48a、48bが形成
され、この突片48a、48bにレジスタピン36a、
36bを挿入させるための孔部50a、50bが設けら
れる。
【0018】読取原稿Sは、その乳剤面が支持ガラス板
14と対向して角孔42a乃至42fの内側に粘着テー
プ52により位置決め固定される。
【0019】図3に、原稿カセット10が装填される画
像読取装置60が示されている。この画像読取装置60
は、カセット着脱部62と、読取原稿Sの種類の識別等
を行うバーコード走査機構64と、原稿カセット10を
搬送する搬送機構66と、読取原稿Sを副走査するため
の副走査機構68と、読取原稿Sをトリミングするため
に所定の方向に進退動作するトリミング機構70と、原
稿カセット10の位置決め固定を行うための位置決め機
構72と、読取原稿Sに記録された画像情報を読み取る
画像読取部74とを主体として構成されている。
【0020】バーコード走査機構64は、識別機構駆動
用センサ76の出力信号に応答して駆動される。このバ
ーコード走査機構64は、原稿カセット10のカセット
識別部26に挿入される台紙22のバーコード18をレ
ーザー光線により走査し、反射光を読み取るように構成
されている。あるいは、台紙22を透過部材で構成し、
透過光を読み取るように構成してもよい。
【0021】搬送機構66は、原稿カセット10に形成
されたV字状溝部24a、24bの内壁面に点接触によ
り係合するガイドローラ82と、回転駆動源84の作用
下にこの原稿カセット10を矢印X方向に搬送する複数
の搬送ローラ86とを備える。
【0022】副走査機構68は、回転駆動源88および
ボールねじ90を介して矢印X方向(副走査方向)に変
位可能な原稿台92を備え、この原稿台92にトリミン
グ機構70が設けられる。このトリミング機構70は、
原稿台92に取り付けられた回転駆動源94を有し、こ
の回転駆動源94の回転動作はボールねじ96を介して
トリム台98に伝達され、その結果、トリム台98がト
リミング方向(副走査方向と直交する方向)に進退移動
する。
【0023】位置決め機構72は、トリム台98の下面
位置に固定された回転駆動源100を有し、この回転駆
動源100の回転軸に係着されたカム板102を介して
回動される係止板104により原稿カセット10が回転
テーブル106に位置決め固定される。
【0024】画像読取部74は、矢印X方向(副走査方
向)に対し略直交する主走査方向に延在する光源108
と、回転駆動源110の駆動作用下に光軸方向に対し進
退自在な結像レンズ112と、回転駆動源114の駆動
作用下に前記結像レンズ112に対して進退自在な光電
変換部116とを備える。光電変換部116では、読取
原稿Sに記録されたカラー画像情報がR、G、Bの各色
に対応した画像情報として読み取られる。
【0025】次に、以上のように構成される原稿カセッ
ト10および画像読取装置60の動作について説明す
る。
【0026】先ず、所望の読取原稿Sが、この読取原稿
Sおよび原稿カセット10に対応したバーコード18を
有した台紙22の角孔42a乃至42fの内側に、粘着
テープ52により位置決め固定される。その際、各角孔
42a乃至42fの角部に読取原稿Sの位置合わせ用マ
ーク44a乃至44fが設けられており、この位置合わ
せ用マーク44a乃至44fにより読取原稿Sが正確に
位置決めされる。
【0027】台紙22は孔部50a、50bをレジスタ
ピン36a、36bに挿入して支持ガラス板14上に載
置されるとともに、この台紙22の突片46が枠体12
の切欠部28に配設される。このため、枠体12に設け
られているカセット識別部26に、読取原稿Sの種類お
よび原稿カセット10の番号を記したバーコード18が
露呈されるに至る。
【0028】すなわち、本実施例では、読取原稿Sの種
類および原稿カセット10の番号を画像読取装置60に
認識させるべく、台紙22にこれらに対応するバーコー
ド18が形成されている。したがって、読取原稿Sの種
類に対応してそれぞれ専用の原稿カセットを用意する必
要がなく、種々の異なる読取原稿Sに対し同一の原稿カ
セット10を使用することができるという効果が得られ
る。これにより、専用の原稿カセットを用いる際のよう
に、管理作業の煩雑さや製造コストの高騰を回避するこ
とが可能になる。
【0029】次に、画像読取装置60の動作を概略的に
説明すると、原稿カセット10が、カセット着脱部62
から画像読取装置60内に挿入され、回転駆動源84の
駆動作用下に搬送ローラ86による原稿カセット10の
搬入が開始される。
【0030】原稿カセット10の先端部がバーコード走
査機構64を通過して識別機構駆動用センサ76に到達
すると、前記バーコード走査機構64による原稿カセッ
ト10の識別動作が開始される。
【0031】すなわち、バーコード走査機構64から原
稿カセット10の切欠部28にレーザー光線が照射され
る。前記バーコード走査機構64は、切欠部28に露呈
しているバーコード18を走査し、その反射光を読み取
り、読取原稿Sの種類確認および原稿カセット10の番
号確認を行う。この場合、搬送途上にある原稿カセット
10が振動により主走査方向に変位したとしても、レー
ザー光線による読み取りは瞬時に行われるため、前記変
位により情報が誤って読み取られるおそれはない。 次
に、搬送機構66を介して回転テーブル106まで搬送
された原稿カセット10は、位置決め機構72によりこ
の回転テーブル106に固定されるとともに、必要に応
じて回転およびトリミングが行われる。
【0032】そして、副走査機構68が駆動され、原稿
台92が副走査方向(矢印X方向)に搬送されるととも
に、光源108が付勢され、読取原稿Sに担持されてい
たカラー画像情報が光信号として取り出されて光電変換
部116により全て読み取られることになる。
【0033】読取原稿Sの読取作業が終了した後、原稿
カセット10は、カセット着脱部62から外方へと導出
される。
【0034】ところで、読取原稿Sが120(ブロー
ニ)フイルムの場合、図4に示されるように、台紙22
aが使用される。この台紙22aは、二つの角孔120
a、120bを有し、かつこの角孔120a、120b
の角部に位置合わせ用マーク122aおよび122bが
設けられている。この台紙22aの突片46aには、読
取原稿Sの種類確認および原稿カセット10の番号確認
ができるようにバーコード124が印刷もしくは貼付さ
れる。ここで、図1に示す位置合わせ用マーク44a乃
至44fおよび図4に示す位置合わせ用マーク122
a、122bは、角孔42a乃至42f、120a、1
20bの角部に設けるだけでなく、例えば、角孔42a
乃至42f、120a、120bを囲繞するように位置
合わせ用線を設けてもよい。また、台紙22の角孔42
a乃至42f、120a、120bの一辺に原稿を押し
当てて読取原稿Sを位置決めしてもよい。
【0035】なお、本実施例では、カセット識別部26
に切欠部28を形成したが、図5に示すように、枠体1
2に台紙22の突片46が挿入可能な孔部126と、バ
ーコード18が視認可能な孔部128を形成したもので
あってもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る原稿カセットによれば、以
下の効果が得られる。
【0037】読取原稿を保持する台紙毎にそれぞれ所定
のバーコードが設けられており、この台紙を装填した原
稿カセットを光学的に走査することで、バーコードの情
報が識別され、これによって前記読取原稿の種類等を自
動的に且つ確実に確認することができる。したがって、
種類の異なる読取原稿が用いられる際にも、台紙を変更
するだけで対応でき、同一の原稿カセットを有効に活用
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿カセットの一実施例の斜視説
明図である。
【図2】本発明に係る原稿カセットの一実施例の要部断
面説明図である。
【図3】本発明に係る原稿カセットが装填される画像読
取装置の全体概略説明図である。
【図4】本発明に係る原稿カセットの台紙の他の実施例
の平面説明図である。
【図5】本発明に係る原稿カセットの他の実施例の要部
断面説明図である。
【符号の説明】
10…原稿カセット 12…枠体 18、124…バーコード 22、22a…台紙 26…カセット識別部 42a〜42f、120a、120b…角孔 44a〜44f、122a、122b…位置合わせ用マ
ーク 60…画像読取装置 64…バーコード走査機構 66…搬送機構 68…副走査機構 74…画像読取部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状の原稿を狭持する少なくとも一方
    が透明な一組の支持部材と、 前記一の支持部材上に載置されて一若しくはそれ以上の
    原稿を保持するとともに、一方の面に当該原稿に係る情
    報を担持した台紙と、 を備えることを特徴とする原稿カセット。
  2. 【請求項2】請求項1記載の原稿カセットにおいて、原
    稿に係る情報はバーコードであることを特徴とする原稿
    カセット。
JP866492A 1992-01-21 1992-01-21 原稿カセット Pending JPH05197036A (ja)

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JP866492A JPH05197036A (ja) 1992-01-21 1992-01-21 原稿カセット

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