JPH0519698U - 防振ゴム - Google Patents

防振ゴム

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Publication number
JPH0519698U
JPH0519698U JP6916291U JP6916291U JPH0519698U JP H0519698 U JPH0519698 U JP H0519698U JP 6916291 U JP6916291 U JP 6916291U JP 6916291 U JP6916291 U JP 6916291U JP H0519698 U JPH0519698 U JP H0519698U
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JP
Japan
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elastic body
rubber elastic
outer cylinder
cylinder
peripheral surface
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Withdrawn
Application number
JP6916291U
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English (en)
Inventor
克実 清水
雄次 森
誠之助 服部
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 製造簡単な防振ゴムを提供する。 【構成】 筒状のゴム弾性体10と、このゴム弾性体の
外周面および一端面の外縁部を覆う外筒11と、ゴム弾
性体の内周面に嵌入された内筒12とを備え、ゴム弾性
体10は外筒11には非接着状態で圧接され、内筒12
には加硫接着されている。ゴム弾性体10はその一端面
の外縁部が外筒11により支持されるが、同端面の、外
筒に支持されていない部分により軸方向にせん断応力が
作用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴム弾性体が軸方向(荷重受け方向)でせん断に作用する防振ゴ ムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の防振ゴムとしては例えば図2に示されるように円筒状のゴム 弾性体1を使用したものがある。すなわち図2において、円筒状のゴム弾性体1 を、その軸心が上下方向に向くように配置し、このゴム弾性体1の外周面に外筒 2を配設し、またゴム弾性体1の内周面に内筒3をそれぞれ配設しそれぞれ加硫 接着してなるものである。
【0003】 上記従来の防振ゴムは、図示しないが内筒3が機器に取付けられ、外筒2が支 持台等に取付けられる。そして同防振ゴムの使用時に円筒状のゴム弾性体1に軸 方向(荷重受け方向)にせん断応力が作用することから、軸方向には柔らかく、 軸と直角方向には硬いという防振特性がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造の防振ゴムは、ゴム弾性体1の内、外周面に それぞれ内筒3および外筒2を加硫接着する際、金型が使用されるが、このとき 内筒3の内孔に中子が挿入され、外筒2の外周面に金型内壁が接することから、 内筒3にはその外周面にのみ接着剤を塗布し、また外筒2にはその内周面のみに それぞれ接着剤を塗布しなければならない。特に外筒2の内周面のみに接着剤を 塗布する作業は煩雑であり相当の手間と時間がかかっていた。
【0005】 本考案は、このような従来の難点を解消すべくなされたもので、簡単かつ安価 に製造することができる防振ゴムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の防振ゴムは、筒状のゴム弾性体と、このゴム弾性体の外周面および 一端面の外縁部を覆う外筒と、前記ゴム弾性体の内周面に嵌入された内筒とを備 え、前記ゴム弾性体は外筒には非接着状態で圧接され、内筒には加硫接着されて いることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
使用時には、内筒の内周面にねじ溝を設けて適当な取付ボルトを螺合させ、 この取付ボルトにより機器等に取り付ける。ゴム弾性体はその一端面の外縁部が 外筒により支持されるが、同端面の、外筒に支持されていない部分により軸方向 (荷重受け方向)にせん断応力が作用して柔らかな防振特性を奏する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図示した実施例に従い説明する。図1は本考案の一実施例を 示す縦断面図である。
【0009】 図1において本考案の防振ゴムは、円筒状のゴム弾性体10と、このゴム弾性 体10の外周面および一端面の外縁部を覆う外筒11と、ゴム弾性体10の内周 面に嵌入された内筒12とを備えている。
【0010】 ゴム弾性体10は両端面にそれぞれ凹溝13、14を有しており、外筒11に は非接着状態で圧接され、内筒12には加硫接着されている。
【0011】 外筒11はゴム弾性体10の外周面を覆う側部11aと、ゴム弾性体の一端面 の外縁部を支持する段部11bと、この段部11bに連なる脚部11cとを有し ている。ゴム弾性体10はその外径が外筒の側部11aの内径より若干大きく成 形され、外筒11に接着されることなく圧入されている。
【0012】 内筒12の内周面にねじ溝12aが設けられ、中空の固定ボルト15が螺合さ れ、ストッパ板16が取付けられている。固定ボルト15の内孔にねじ溝15a が設けられている。
【0013】 上記構成の防振ゴムは、使用時に、固定ボルト15の内孔に適当なサイズの取 付ボルト(図示せず)を螺合させ、この取付ボルトにより機器等(図示せず)に 取り付けられる。ゴム弾性体はその一端面の外縁部が外筒の段部11bにより支 承されるが、同端面の、外筒に支持されていない部分により上下方向にせん断応 力が作用する。
【0014】 内筒12に過激な荷重が加わった場合は、ゴム弾性体10の内周面近傍が下降 しストッパ板16がゴム弾性体10の上方に突出した外縁部17に接するため衝 撃が緩和されると共に、一定以上の変動が防止される。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の防振ゴムは、ゴム弾性体が外筒には非接着状態 で圧接され、内筒には加硫接着され、製造時にきわめて煩雑な外筒の内周面のみ に接着剤を塗布する作業がないから簡単かつ安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図。
【図2】従来の防振ゴムを示す縦断面図
【符号の説明】
10………ゴム弾性体 11………外筒 12………内筒 15………固定ボルト 16………ストッパ板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のゴム弾性体と、このゴム弾性体の
    外周面および一端面の外縁部を覆う外筒と、前記ゴム弾
    性体の内周面に嵌入された内筒とを備え、前記ゴム弾性
    体は外筒には非接着状態で圧接され、内筒には加硫接着
    されていることを特徴とする防振ゴム。
JP6916291U 1991-08-29 1991-08-29 防振ゴム Withdrawn JPH0519698U (ja)

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JP6916291U JPH0519698U (ja) 1991-08-29 1991-08-29 防振ゴム

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JP6916291U JPH0519698U (ja) 1991-08-29 1991-08-29 防振ゴム

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JPH0519698U true JPH0519698U (ja) 1993-03-12

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951102