JPH05196593A - 高温高放射線の水性環境に用いるのに適した電極プローブ - Google Patents

高温高放射線の水性環境に用いるのに適した電極プローブ

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JPH05196593A
JPH05196593A JP4210577A JP21057792A JPH05196593A JP H05196593 A JPH05196593 A JP H05196593A JP 4210577 A JP4210577 A JP 4210577A JP 21057792 A JP21057792 A JP 21057792A JP H05196593 A JPH05196593 A JP H05196593A
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JP
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electrode probe
pedestal
alumina
sleeve
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JP4210577A
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Maurice E Indig
モーリス・エズラ・インディグ
William D Miller
ウィリアム・デイル・ミラー
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General Electric Co
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    • G01N17/02Electrochemical measuring systems for weathering, corrosion or corrosion-protection measurement
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原子炉の炉心のような水性の高圧高温の高放
射線場環境に、電気ポテンシャル参照電極として用いる
のに適した電極プローブを提供する。 【構成】 電極はセラミックおよび金属部品だけをろう
付けおよび溶接したアセンブリであり、具体的には、サ
ファイアのベース12をコバールまたはステンレス鋼の
ハウジング16にろう付けし、一方ハウジングを信号伝
送用の同軸ケーブルアセンブリ20に溶接する。ベース
に一体に形成したペデスタル30を設け、このペデスタ
ルに導体ワイヤ36を通し、またペデスタルの上に選択
的に被覆した円筒形封止リテイナ42をかぶせる。この
装置は、銀/塩化銀電極系に使用するのに特に適当であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は高温の水性環境に用いる参照
(基準)電極プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電産業は、長い間、原子炉をベ
ースとする発電システムを形成する材料と構成要素の耐
久性と信頼性の改良をめざして、膨大な調査、研究にた
ずさわってきた。このような研究の一つは、粒間応力腐
食割れ(IGSCC=intergrannular stress corrosio
n cracking)に関与している。IGSCCはこれまで主
として、原子力施設の放射線の強い炉心領域の外部の水
循環配管系統に出現している。代表的には、これらの外
部系統の配管構造はステンレス鋼材料から形成する。一
般に、これまでの研究から、3つの要因が同時に起こら
なければIGSCC促進状態が生まれないことが分かっ
ている。これらの3つの要因とは、(a)金属(ステン
レス鋼)の増感、たとえば材料の通常の加工の過程での
熱処理または溶接などの工程が原因で生じる粒界でのク
ロム欠乏に基づく増感、(b)材料中の引張応力の存
在、(c)沸とう水炉(BWR)に代表的に存在する酸
素酸化された標準水化学(NWC= normal water chem
istry )環境である。この最後の環境は、炉冷却材水中
の不純物に基づく種々の酸化種によって引き起こされ
る。これら3つの要因のいずれか1つを排除することに
より、IGSCC現象を本質的に回避する。このような
排除は特に、最後の酸素酸化環境要因に関して、電気化
学ポテンシャルのモニタリング方法を、関連した水素水
化学(HWC=hydrogen water chemistry)技術と組み
合わせて用いて、水性冷却材環境に水素を制御された態
様で添加または注入することによって、達成されてい
る。
【0003】電気化学ポテンシャルのモニタリングは、
再循環配管または再循環配管内の炉水から水源を得てい
る外部容器に装着した、対の電気化学的半電池プローブ
または電極を用いて行う。これらの電極への外部環境か
らのアクセスを、グランド(gland )型装着具などを通
してとる。この出願の場合のように、問題の電極系統が
金属腐食電極からの電位を包含する場合、金属−不溶性
塩対が化学的に安定であり、適当な熱力学的データがえ
られれば、参照電極を金属−不溶性塩電極とするのが好
都合である。したがって、このように装着されたプロー
ブのうち参照電極として形成したものを、たとえば、銀
/塩化銀半電池反応に基づくものとすることができる。
参照電極半電池を決めてしまえば、白金またはステンレ
ス鋼などの金属に基づく感知用電池部分で電池は完成す
る。参照電極および/または電極対の検定は、熱力学的
評価と適当なネルンストに基づく電気化学的計算とを、
既知の環境での実験室テストと組み合わせて、行う。
【0004】原子炉循環配管に用いるために開発された
半電池電極は、伝統的に、金属ハウジングと、耐熱セラ
ミックスと、商標名テフロンとして知られているポリテ
トラフルオロエチレンのようなポリマーシールとから構
成されている。これらの構造体は、再循環配管の比較的
温和な本質的に放射線のない環境では適正に作動してい
る。
【0005】近年、IGSCCはもちろん、照射促進応
力腐食割れ(IASSC=irradiation assisted stres
s corrosion cracking)を緩和する際の水素−水化学調
節の効果を研究する、つまり定量化する目的で、電気化
学ポテンシャル(ECP=electrochemical potential
)モニタリング方法を炉心自体の近くの流体の過酷な
環境にも拡張することが追求されている。炉心内に、モ
ニタリング電極を、炉心に使用できる局部出力領域モニ
タ(LPRM)などの移動式計測プローブ(TIP=tr
aveling instrumentation probe )とタンデムに、ある
いはそれを使用しないで、装着することができる。これ
らのモニタは過酷な、高温(550°F)の、高放射線
(代表的には、109 R(rad)/時のガンマ、10
13R/時の中性子)水環境に配置される。初期の設計の
プローブ構造は、材料の観点からも、炉容器の外の環境
への放射性物質の漏れを防ぐ必須の要件に関しても、こ
の炉心環境にはまったく不適格である。しかし、原子力
施設の炉心の過酷な環境に用いるのに適切な丈夫な構造
を有するプローブが、米国特許出願第345,740号
(1989年5月1日出願)に開示されている。このよ
うなプローブ設計の重要な特徴は、アルミナ(サファイ
ア)製ポストおよびポストキャップがベースの内側に配
置されていることである。スペースが制約されているの
で、金属化やろう付けのような、ベースの内側で行われ
る加工プロセスは、再現可能な、高品質の製品を保証す
るように制御することができない。この界面での不適切
な金属化やろう付けは、電極が最終試験時か炉での使用
中に早期に破損するまで、検出できないことが多い。
【0006】
【発明の概要】この発明の目的は、原子力施設の炉心の
過酷な環境内で使用するのに特に適当な頑丈な構造を有
する、電気化学ポテンシャルなどを評価するための参照
(基準)電極プローブを提供することにある。半電池電
極成分を単結晶アルミナ(サファイア)製リテイナ(re
tainer)またはベース内に配置する。ベースはアルミナ
ロッドおよびアルミナ端部キャップから形成する。アル
ミナロッドは外側に取付け表面領域が配置されたベース
領域を有する。ロッドはさらに、隣接するランド(lan
d)および側壁端部キャップ取付け表面領域と、ロッド
側壁から半径方向内方にそれから離間した関係で配置さ
れた一体形成のペデスタル(pedestal)とを有する。連
続なアクセスチャンネルが前記ベース領域およびペデス
タルに貫通している。アルミナ端部キャップがベースと
そこから開口まで延在する側壁とを有し、内部にキャビ
ティを画定する。前記アクセス開口をロッドのランドと
封止ろう付け連結にて配置し、前記アクセス開口に隣接
する端部キャップの側壁をロッド側壁と封止ろう付け連
結にて配置し、こうして端部キャップのキャビティがペ
デスタルを収容する。金属塩電気化学反応物質をキャビ
ティ内に配置する。キャビティに保持された反応物質へ
の電気的連絡は、アクセスチャンネル内に配置した導体
によって行う。半電池の金属成分、すなわち銀で被覆し
たキャップを有するシリンダをペデスタルの上にかぶ
せ、それに密に圧着し、封止するとともに、導体と電気
接触させて、高度の一体性を有する内部シールを形成す
る。熱膨張を適合させるために、封止リテイナを適当な
焼結皮膜を設けたコバール材料から形成する。副次的な
化学反応をなくすという利点を得るため、白金のリテイ
ナまたは白金とコバールの組み合わせを用いることもで
きる。サファイアロッドの先端で、コバール移行部材を
適当な銀ろう付けによりサファイアロッドに封着し、シ
ールを形成する。このコバールスリーブを、ステンレス
鋼移行部材を含む位置決め兼信号伝送手段で支持する。
一方、位置決め兼信号伝送手段をケーブルコネクタアセ
ンブリに封止する。
【0007】この発明の利点として、原子力施設の炉心
の過酷な環境内で使用するように設計された電極プロー
ブが得られる。別の利点として、この設計は、検査およ
び品質管理工程を重要な要素について、製造および試験
のすべての段階で実行することを許容する。他の利点と
して、各製造工程後にプローブ設計の重要な部分を視覚
的に調べるとともに、最終製品を調べることができ、電
極プローブの品質管理および性能が向上する。これらの
効果および他の効果が、以下の詳しい説明から当業者に
は明らかである。
【0008】
【詳しい説明】この発明の電極構造は、種々広範な工業
用モニタ機能に利用することができるが、特に、原子力
施設の炉心の過酷な環境下で用いるのに有用である。そ
の構造には、エラストマシールやポリマー要素がまった
く存在せず、最高の一体性の封止設計が採用されてい
る。後者の点で、セラミックおよび金属部品のみからな
るろう付けおよび溶接アセンブリが装置の構造を形成す
る。この電極は、金属−金属イオン対を含む電極システ
ムの参照成分としてもちいるのが好ましく、したがっ
て、この発明の電極をわずかに可溶性の金属塩電極とす
るのが好都合である。図示の実施例では、装置は可逆的
に機能する銀−塩化銀参照電極である。一般に、これら
の電極は塩化銀を有する銀金属からなり、塩素陰イオン
を含有する溶液に浸漬される。電極反応は次の通り。
【0009】 AgCl(s) + e- = Ag(s) + Cl- 25°Cで、このような電極の電気化学的化学電位は次
の通りに計算できる。 V(SHE)=0.2222−0.05915 log10Cl- ここでV(SHE)は標準水素電極に対する対象とする
電極の電圧を意味する。このことに関連したもっと詳し
い説明については、G. W. Castellan, PhysicalChemist
ry, Chapter 17, "Equilibria in Electrochemical Cel
ls", pp 344-382, Addison-Wesley Publishing Co., Re
ading, Mass. (1964)を参照されたい。
【0010】図1を参照すると、この発明の参照電極の
構造が断面にて10で総称して示されている。プローブ
10は、5つの主要要素からなるだいたい円筒形の構造
を有する。5つの主要要素は、円筒形セルリテイナまた
は基部12と、基部12にかぶせて形成された円筒形端
部キャップ14と、ベーススリーブ16、細長い円筒形
移行要素または部材18およびケーブルアセンブリまた
はコネクタ20を含む位置決め兼移送アレンジメントと
を含む。
【0011】リテイナまたはベース12は、放射線、高
温および圧力により加えられる過酷な条件に耐えるだけ
でなく、炉冷却水が電極を通して、最終的には外部環境
に侵入するのを避ける信頼性の高いシールを達成する構
造とされている。ベース12は、好適な実施例では、ア
ルミナの単結晶形態であるサファイアから形成する。サ
ファイア材料は、必要な電気絶縁をなし、化学的に不活
性であるだけでなく、その単結晶組織のおかげで、普遍
的な溶媒である水により攻撃される可能性のある結晶粒
界をもたない。したがって、一般的な腐食攻撃はある程
度あるものの、材料への粒間侵入は起こらない。したが
って、ベース12を形成する材料は炉心内環境に理想的
である。当業者には、たとえば高純度アルミナまたはル
ビーなどの他の材料も想起できるであろう。
【0012】ベース12は円筒形ベース領域22を有
し、ベース領域22がその上端で円筒形ランド24によ
り終端し、円筒形ランド24が円筒形側壁26に隣接し
ている。隣接するランド24および側壁26が端部キャ
ップ取付け表面領域を形成する。側壁26のランド24
とは反対側の端部に位置するランド29に、ペデスタル
30が隣接している。ペデスタル30はベース12と一
体的に形成されている。
【0013】図2も一緒に参照すると、ペデスタル30
がキャビティ28内でベース領域22から平坦なカップ
リング表面32まで延在することがわかる。円筒形ボア
または連続なアクセスチャンネル34がカップリング表
面32からベース領域22を貫通している。チャンネル
34は、コバール製とすることのできる導電性伝送ライ
ンまたは導体ワイヤ36のためのアクセスを与える役目
を果たし、ワイヤ36はその端部位置38でディスクま
たはネイルヘッド形状につぶされている。図面からわか
るように、ワイヤ36はチャンネル34に挿入されてお
り、そのディスク38の内側40がカップリング表面3
2と当接、接触関係にある。コバール材料は、ベース1
2のアルミナ材料の熱膨張特性と適合する熱膨張特性を
有する1群の合金である。代表的なコバール材料は、F
e53.8%、Ni29%、Co17%およびMn0.
2%からなる(Hackh´s Chemical Dictionary,Fourth
Edition, page 374, McGraw-Hill, Inc.,1969 )。従
来、この1群の合金は、ガラスへの結合が必要な電子管
やサーモスタットの作製に用いられた。コバール合金は
かなり以前から知られている。広義には、コバール合金
は17−18%のコバルト、28−29%のニッケルを
含有し、残部がほとんど鉄である。コバール合金は延性
で、加熱およびアニールを含む通常の使用条件下で脆化
しないので、ガラスの封止などに有用である。この点に
ついては、Kohlの著書Electron Tubes, p.448 以降に詳
しく説明されている。
【0014】電極10用の内部シールのうち第1のシー
ルは、ペデスタル30をやはりコバール製である封止リ
テイナまたはキャップ42と組み合わせて用いることに
より、ワイヤ36が与える必要な電気的連通に関して、
実現されている。リテイナ42は閉止端を有するシリン
ダとして形成され、その内径が、ペデスタル30の鉛直
表面44との連接部に外側に配置されたシールを構成す
る役目を果たす。キャップ42の凹状内面とペデスタル
30の外面との間に高度の一体性の封止された連接を達
成するには、適当な冶金的処理を行う。この場合、ペデ
スタル30の表面を金属化するには、それにタングステ
ン塗料を塗布し、ついで通常の方法を用いて、検査して
から、焼成する。この焼成表面をつぎに検査し、こうし
て金属化した領域をニッケルメッキし、その後、こうし
て金属化した領域をニッケルメッキし、焼結する。ある
いはまた、金属化表面に白金メッキを用い、ついで焼結
したり、白金メッキを用い、ついでニッケルメッキし、
焼結してもよい。焼結表面を最後に検査する。
【0015】コバールのキャップ42も、強い酸化剤で
ある塩化銀環境中に存在することを考えて、かなり精密
な表面処理を行う。なお、最終的なコーティングは銀で
あり、これが電極系の一部を形成する。この切削加工し
たカップ状部品を作製するには、まずクリーニングし、
検査し、その後ニッケルストライクを行う。カップ状構
造を焼結してメッキ結合を改良し、その後焼結部品を再
度検査する。あるいはまた、清浄にしたコバールのキャ
ップに直接白金メッキし、焼結するか、ニッケルストラ
イクまたはニッケルメッキの上に白金メッキすることも
可能である。白金メッキをロジウムメッキに代えてもよ
い。メッキまたは焼結工程のたび毎に、個別のメッキ層
の連続性を確かめるために検査が必要である。
【0016】つぎに、部品42を銀メッキし、銀メッキ
を焼結し、その後検査を行う。部品42をその処理の最
終工程として再び銀メッキする。キャップ42として図
4に示すような別の構成を採用してもよい。この別の構
成では、キャップ42を作製するのにコバールではなく
白金を使用する。しかし、図4に示すように、内環43
をシリンダ壁44に銀ろう付けにより接合する。まず、
コバールの環またはリング43を清浄にし、銀でメッキ
し、シリンダ壁44への接合に備える。白金のキャップ
42も清浄にし、銀でメッキし、焼結する。2回目の銀
メッキと焼結を行ってもよい。この封止構造のアセンブ
リでは、導体34のディスク部分38をキャップ42の
頂面の下側にスポット溶接またはろう付けする。さら
に、鉛直な界面44における銀ろう付けにより、キャッ
プ42をペデスタル30の表面に密着させる。ろう付け
中に余分な量の銀ろうを供給して、キャップ42上に厚
い銀皮膜を形成するとともに、ペデスタル30とシリン
ダ壁44との隙間を埋める。
【0017】図1に戻ると、ベース12のベース領域2
2の下側外側円筒表面部分は取付け表面領域であり、そ
の範囲を括弧46で示す。この領域も、電極構造におけ
る第2のシールを得るため、ペデスタル30の表面と同
様に金属化し、ニッケルメッキする。塩化銀のペレット
が端部キャップ14のキャビティ28およびリテイナ1
2内に入っている。塩化銀ペレットは図では線図的に4
8で示すように粒子形態にて、水性懸濁液として示して
ある。好適な構成では、塩化銀を溶融し、ロッドに形成
した後、その一部またはプラグをキャビティ28内に配
置する。
【0018】端部キャップ14もサファイア、すなわち
単結晶形態のアルミナから形成し、またたとえば、前述
したような代替材料から形成してもよい。キャップ14
はカップ状の形状で、だいたい円筒形の側壁50とベー
ス52とを含む。キャップ14は、ベース12のまわり
にそのランド24および側壁26で密着嵌合(締まりば
め)するような寸法とする。このはめ合いは、水または
物質の極めてわずかな運動または質量移動で、炉冷却水
の電解的連通を許容するものである。実際、キャップ1
4とランド24/側壁26間に拡散接合を形成する。こ
れに関与する形式のはめ合いの例として、アクセス開口
直径を、たとえば、わずか0.0005インチの隙間を
与えるように切削加工することができる。さらに、端部
キャップ14の保持は横方向長溝54、56(図3参
照)を介して行い、ステンレス鋼ワイヤ58(断面で示
す)を長溝54、56のまわりにハーネス状に渡し、装
置10の下部コネクタ20に取り付ける。あるいはま
た、適当な寸法のストラップを長溝54にはめ込み、コ
バールのスリーブ16に溶接してもよい。
【0019】装置10のベースまたはリテイナ12は、
まず、円筒形ベーススリーブ16で支持される。ベース
スリーブ16は、熱膨張係数の観点からサファイアベー
ス12と適合させるために、やはりコバールまたは42
合金から形成する。なお、スリーブ16の内径を、たと
えば端ぐり88により拡大(オフセット)して、ベース
12のベース領域22の取付け表面領域46を受け入
れ、それに取り付けるのに適当な受け入れ部分を設け、
そこに密なシールを形成できるようにする。スリーブ1
6用の最初に作製したコバールシリンダを調整するた
め、まず清浄にし、検査した後、機械加工後のアニール
工程を行う。このアニール工程後、部品をニッケルメッ
キし、ニッケルメッキの焼結工程をつぎに行い、その後
再び検査する。通常、こうして製造した部品を、使用す
るまで、密封したプラスチックパッケージに保存する。
ベース12の取付け表面領域46とスリーブ16の受け
入れ部分88との取付けと密着シールは、銀ろう付けに
よって達成する。この構成はこうして、原子炉の炉心領
域での使用を考えるとどうしても必要な、電極10用の
高度に確実な第2のシールを完成する。円筒形(環状)
スリーブ16の中空な内部60は、ワイヤまたは導管3
6が通る内部チャンネルを形成する。ワイヤ36をスリ
ーブ16の内面から確実に絶縁するために、アルミナ管
62をチャンネル60内に挿入する。環状セラミック管
62は、装置10の目的とする用途で遭遇する温度から
影響を受けずに、そのような絶縁を実現する。
【0020】一方、コバールのスリーブ16は円筒形移
行部材18への取付けにより支持されている。移行部材
18は、この実施例では、304型ステンレス鋼から形
成するのがよい。移行部材18は、スリーブ16と一致
する直径をもち、たとえば、チューブウエルダにより行
うタングステン不活性ガス(TIG)溶接を用いて、そ
の移行端64でスリーブの対応する取付け面66に取り
付けられている。移行管18の中空な内部68は、スリ
ーブ16のチャンネル60の延長となる内部チャンネル
を構成する。アルミナ管62がここにもそのまま延長し
ていることが分かる。移行管18の下端は段階的に絞ら
れて封止端70を構成する。移行管18の下端70は前
述したTIG溶接法により、ケーブルコネクタアセンブ
リ74の円筒形ステンレス鋼カラー72に溶接されてい
る。コネクタアセンブリ74のセラミック支持部材76
に無機物絶縁ケーブル78が通っている。ケーブル78
は、ステンレス鋼外側シェルの内側にアルミナのような
無機絶縁物を設け、その中心にケーブルの導電性リード
80を通したものとするのがよい。無機物絶縁ケーブル
78は外方へ、ここで対象としている用途では炉環境領
域から周囲環境まで延在する。リード80との接続を完
成する電気回路を設けるため、ニッケルまたはコバール
導体36を82でそれにスポット溶接する。この取付け
を容易にし、ニッケルまたはコバール導体36に僅かな
張力を与えるために、導体36にばね巻線部84を設け
る。ケーブルアセンブリ74は、たとえば、GE社の1
部門であるReuter-Stokes (米国オハイオ州ツインスバ
ーグ所在)から市販されている。
【0021】上述した装置には、この発明の要旨から逸
脱しない範囲で、種々の変更を加えることができ、本明
細書に記載し、図面に示した事項はすべて、限定的な意
味で解釈すべきではなく、この発明の例示と解釈すべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電極プローブの断面図である。
【図2】図1に示した封止リテイナ構造の部分的拡大断
面図である。
【図3】図1の電極プローブの端面図である。
【図4】この発明の電極プローブに用いる別の白金キャ
ップ構造例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 参照電極 12 ベース 14 端部キャップ 16 ベーススリーブ 18 移行部材 20 ケーブルアセンブリ 22 ベース領域 24 ランド 26 側壁 28 キャビティ 30 ペデスタル 32 カップリング表面 34 チャンネル 36 導体ワイヤ 38 ディスク 42 封止リテイナ(キャップ) 43 環 44 シリンダ壁 48 塩化銀ペレット 50 側壁 52 ベース 58 受け入れ部分 60 チャンネル 62 セラミック管 66 取付け表面 70 封止端 72 カラー 74 ケーブルコネクタアセンブリ 76 セラミック支持部材 78 ケーブル 80 リード

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)外側に取付け表面領域が配置され
    たベース領域と、隣接するランドおよび側壁端部キャッ
    プ取付け表面領域と、前記ベース側壁から半径方向内方
    にそれから離間した関係で配置された一体形成のペデス
    タルとを有し、連続なアクセスチャンネルが前記ベース
    領域およびペデスタルを貫通しているアルミナのベー
    ス、 (b)ベースとそこから開口まで延在する側壁とを有
    し、内部にキャビティを画定しているアルミナの端部キ
    ャップであって、前記アクセス開口が前記ベースと封止
    連結状態で配置され、かつ前記アクセス開口に隣接する
    当該端部キャップの側壁が前記ベース側壁と封止ろう付
    け連結状態で配置されて、当該端部キャップのキャビテ
    ィが前記ペデスタルを収容しているアルミナの端部キャ
    ップ、 (c)前記キャビティ内に配置された金属塩電気化学反
    応物質、 (d)前記アルミナのベースと適合する膨張係数を有す
    る金属から形成され、前記ベースのスリーブ取付け領域
    と封止係合にあるアルミナのリテイナ領域を有し、反対
    側に出口を有している第1環状金属スリーブ、 (e)前記キャップ電極と電気接続され、前記ベースの
    アクセスチャンネルおよび前記環状金属スリーブを通っ
    て前記スリーブ出口まで延在している第1絶縁電気導
    体、 (f)前記スリーブ出口と関連して設けられ、前記スリ
    ーブの支持を行うとともに、電気信号を前記導体から伝
    送する位置決め兼信号伝送アセンブリを有することを特
    徴とする電気化学ポテンシャルをモニタするのに用いる
    参照電極プローブ。
  2. 【請求項2】 前記位置決め兼信号伝送アセンブリ
    (f)が移行部材とケーブルコネクタ手段とを含み、前
    記移行部材は、選択された第2の金属から形成され、内
    部に第2内部チャンネルが封止端まで貫通し、前記スリ
    ーブに封止関係で連結され、前記第1導体が前記第2内
    部チャンネル中に延在し、前記ケーブルコネクタ手段
    は、前記移行部材の封止端に溶接により取り付けられ、
    封止されたカラーと、カラー内部に貫通して前記第1導
    体に接続する第2導体とを有する請求項1に記載の電極
    プローブ。
  3. 【請求項3】 前記アルミナのベースが単結晶サファイ
    アから形成された請求項1に記載の電極プローブ。
  4. 【請求項4】 封止キャップがコバールから形成され、
    その表面が前記電極金属の密着した皮膜である請求項1
    に記載の電極プローブ。
  5. 【請求項5】 前記第1導体が前記ペデスタル上に前記
    アクセスチャンネルにかぶさって位置する一体形成のデ
    ィスクまたはネイルヘッドを含み、このディスクが前記
    ベース内面に電気的に接続された請求項1に記載の電極
    プローブ。
  6. 【請求項6】 前記スリーブがコバールから形成された
    請求項1に記載の電極プローブ。
  7. 【請求項7】 前記移行部材がステンレス鋼から形成さ
    れ、前記スリーブに溶接されて前記第1および第2内部
    チャンネルから連続な内部チャンネルを形成する請求項
    2に記載の電極プローブ。
  8. 【請求項8】 細長い環状アルミナ絶縁体が前記連続な
    内部チャンネル内に配置されて前記第1導体を電気絶縁
    する請求項7に記載の電極プローブ。
  9. 【請求項9】 前記第1導体がコバールまたはニッケル
    ワイヤである請求項1に記載の電極プローブ。
  10. 【請求項10】 (a)外側に取付け表面領域が配置さ
    れたベース領域と、隣接するランドおよび側壁端部キャ
    ップ取付け表面領域と、前記ベース側壁から半径方向内
    方にそれから離間した関係で配置された一体形成のペデ
    スタルとを有し、連続なアクセスチャンネルが前記ベー
    ス領域およびペデスタルを貫通し、第1金属皮膜が前記
    ペデスタルの外側に位置する表面に密着し、第2金属皮
    膜が前記ベースの外側に位置する取付け表面領域に密着
    している円筒形のアルミナのベース、 (b)一端の閉止されたシリンダとして形成され、外側
    に銀皮膜が設けられ、内面が前記ペデスタルにぴったり
    かぶさる関係で配置され、かつペデスタルに封止関係で
    固定された封止リテイナ、 (c)ベースとそこから開口まで延在する側壁とを有
    し、内部にキャビティを画定するアルミナの端部キャッ
    プであって、前記アクセス開口が前記ベースと封止連結
    状態で配置され、かつ前記アクセス開口に隣接する当該
    端部キャップの側壁が前記ベース側壁と封止ろう付け連
    結状態で配置されて、当該端部キャップのキャビティが
    前記ペデスタルを収容しているアルミナの端部キャッ
    プ、 (d)前記キャビティ内に配置され、前記キャップの銀
    皮膜とともに金属−塩電極の成分を構成する塩化銀塩、 (e)前記ベースのスリーブ取付け領域と封止係合して
    いるアルミナベース領域を有し、反対側に出口を有して
    いるコバールの第1環状金属スリーブ、 (f)移行端から封止端まで延在する第2内部チャンネ
    ルを有し、前記移行端で前記スリーブ取付け表面と流体
    封止関係で溶接により連結されたステンレス鋼の環状円
    筒形移行部材、 (g)前記移行部材の封止端に溶接により取り付けら
    れ、そこに封止された金属カラーと、カラー内部に貫通
    して前記第2内部チャンネルへ連通する第1電気導体と
    を有するケーブルコネクタ、 (h)前記第1電気導体と接続され、前記第1チャンネ
    ル、第2チャンネルおよび連続なアクセスチャンネルを
    絶縁関係で貫通して前記封止ベース内面と電気接続する
    第2電気導体を有することを特徴とする電気化学ポテン
    シャルをモニタするのに用いる参照電極プローブ。
  11. 【請求項11】 前記アルミナのベースが単結晶サファ
    イアから形成された請求項10に記載の参照電極プロー
    ブ。
  12. 【請求項12】 前記封止リテイナがコバール金属から
    形成され、その表面が焼結ニッケルメッキ、焼結ロジウ
    ムまたは白金メッキおよび焼結銀メッキを含む一連の皮
    膜で被覆された請求項10に記載の参照電極プローブ。
  13. 【請求項13】 前記ペデスタルの第1金属皮膜が、焼
    成金属化表面を焼結ニッケルメッキで被覆し、そして所
    望に応じて焼結ロジウムメッキ、焼結白金メッキの1つ
    以上で被覆し、その後焼結銀メッキで被覆することによ
    り得られる一連の皮膜として設けられた請求項12に記
    載の参照電極プローブ。
  14. 【請求項14】 前記封止リテイナが前記ペデスタルに
    銀ろうで固着された請求項13に記載の参照電極プロー
    ブ。
  15. 【請求項15】 前記第2導体が前記ペデスタルの平坦
    なカップリング面上に前記アクセスチャンネルにかぶさ
    って位置する一体形成のディスクまたはネイルヘッドを
    含み、このディスクが前記封止リテイナ内面にろう付け
    で結合された請求項10に記載の参照電極プローブ。
  16. 【請求項16】 環状アルミナ管が、前記第2導体が延
    在する前記第1および第2チャンネル内に配置されて、
    前記第2導体の絶縁を行う請求項10に記載の参照電極
    プローブ。
  17. 【請求項17】 前記アルミナのベースの外側に配置さ
    れた取付け表面領域が前記スリーブ手段の受け入れ部分
    にはまり込み、そこに銀ろうでシールされた請求項10
    に記載の参照電極プローブ。
  18. 【請求項18】 前記アルミナのベースの外側に配置さ
    れた取付け領域の第2金属皮膜が、焼成金属化表面皮膜
    を焼結ニッケルメッキで被覆し、所望に応じてその上に
    焼結銀メッキを形成することにより得られる一連の皮膜
    として設けられた請求項10に記載の参照電極プロー
    ブ。
  19. 【請求項19】 前記スリーブ手段が焼結ニッケルメッ
    キ皮膜で被覆された請求項10に記載の参照電極プロー
    ブ。
  20. 【請求項20】 前記封止リテイナが白金のキャップ
    と、このキャップの内側に配置され、かつ銀メッキされ
    たコバールのリングとから形成され、このコバールのリ
    ングは、白金のキャップの焼結銀メッキが形成されてい
    る鉛直内面に接合されている請求項10に記載の参照電
    極プローブ。
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