JPH05196384A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JPH05196384A
JPH05196384A JP908492A JP908492A JPH05196384A JP H05196384 A JPH05196384 A JP H05196384A JP 908492 A JP908492 A JP 908492A JP 908492 A JP908492 A JP 908492A JP H05196384 A JPH05196384 A JP H05196384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
heat exchanger
heat
fin
pitch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP908492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomasa Takeshita
倫正 竹下
Yoshiaki Tanimura
佳昭 谷村
Takayuki Yoshida
孝行 吉田
Tetsuji Nanatane
哲二 七種
Hitoshi Iijima
等 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP908492A priority Critical patent/JPH05196384A/ja
Publication of JPH05196384A publication Critical patent/JPH05196384A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィン効率を約95%以上に保ち、高い総括
熱伝達率を得るとともに、圧力損失の増加を抑えつつ、
出入口管間の熱交換を防止し、熱交換器を有効に使用し
得ることで高性能化を図ることを目的とする。 【構成】 本発明による熱交換器は、フィン3に伝熱管
1を垂直に貫通し嵌合させて構成した列を備え、前記伝
熱管1の外径doを3.5〜4.5mmとするとともに
前記伝熱管1列当たりのフィン幅LPを6〜8mm、段
ピッチDP(空気流と垂直方向の伝熱管ピッチ)を10
〜15mmとし、前記フィン3に前記伝熱管1間に複数
の切り起こし4を設けた熱交換器において、前記列間に
ミシン目状の切断面を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空調・冷凍用に使用
され、冷媒と空気等の流体間で熱の授受を行う熱交換器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平2−166394号
公報に示された従来のフィン付き熱交換器の平面図、図
8は前記熱交換器の斜視図である。図において1は板状
フィンで、2、2a、2b、2cは板状フィン1に挿入
されて密着された伝熱管で、内部を冷媒が流動する。尚
伝熱管2は管外径D≦8.5mmで、列ピッチPrと段
ピッチPhの比Pr/Ph≦0.7である。
【0003】次に動作について説明する。板状フィン1
は列間で、温度の異なる伝熱管2同士の熱移動を防ぐ目
的または、製造工程において作りやすくする目的で、列
間で直線状に切断されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱交換器は以上
の様に構成されていたため、図9のように空気流入側の
フィン1aと空気流出側のフィン1bが重なり合い、圧
力損失が増大し風量が低下するという問題点があった。
また、熱交換器1台を生産するために、熱交換器2台を
作り結合させるため生産性は低下しコストアップになる
という問題点もあった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、圧力損失の増大を防止しつつ熱
伝導による熱交換量の低下を抑え、かつ、生産性を向上
させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱交換器
は、伝熱管の外径doを3.5〜4.5mmとするとと
もに、前記伝熱管1列当たりのフィン幅LPを6〜10
mm、段ピッチDP(空気流と垂直方向の伝熱管ピッ
チ)を10〜15mmとし、前記フィンに前記伝熱管間
に複数の切り起こしを設けた熱交換器において、出入口
伝熱管の列間にミシン目状の切断面を設けたものであ
る。
【0007】
【作用】この発明における熱交換器は、圧力損失の増加
を防止しつつ出入口管間の熱交換を防止する手段を設け
たため、風量の現象を抑え、かつ、サブクール(SC)
を一定量とるために必要な伝熱管長さを短くすることが
可能となり、有効伝熱面積が増加したため、空気への放
熱量が増加する。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下この発明の一実施例の図1〜2について
説明する。図1は本発明の一実施例の熱交換器の平面
図、図2はその断面図である。図において、1は銅管
で、その周囲にバーリング加工されたフィンカラー2が
嵌合されている。3はフィンであり、4は橋状の切り起
こしである。銅管1の内部は冷媒が流動しており、凝縮
時は銅管1a、1c、1e、1g(パス数分)より高温
高圧のガス冷媒が流入し、銅管1b、1d、1f、1h
(パス数分)より流出する。ここで、その冷媒の有する
熱は、銅管1、フィンカラー2、フィン3、及び切り起
こし4へと順次伝えられる。ここで、熱交換器が複数列
の場合には列間にミシン目状の切断面を具備し、出入口
管間の熱交換を防止している。一方矢印方向から流動す
る空気流5は、フィン間を通過する際に、冷媒から伝え
られた熱と、空気の接する面を介して間接的に交換す
る。伝熱管の外径doは3.5〜4.5mm以下であ
り、また前記伝熱管1列当たりのフィン幅LPを6〜1
0mm、段ピッチDP(空気流と垂直方向の伝熱管ピッ
チ)を10〜15mmとしたために、フィン効率はほぼ
0.95以上となる。
【0009】次に動作について説明する。図6は伝熱管
径を3.5〜4.5mmとするとともに、前記伝熱管1
列当たりのフィン幅LPを6〜8mm、段ピッチ(空気
流と垂直方向の伝熱管ピッチ)DPを10〜15mmと
し、前記伝熱管間に複数の切り起こしを設けた熱交換器
において、出入口伝熱管間の熱交換を防止する手段を具
備した場合の冷媒の温度分布(凝縮時)を示したもので
ある。図においてTriは熱交換器入口の冷媒温度であり
(高温高圧の冷媒ガス)、この部分の冷媒側熱伝達率は
かなり低いが、前記高温高圧ガス部の熱交換器全体に占
める割合もかなり小さいため、伝熱性能の低下の主要因
にはなっていない。また、Trcは凝縮温度であり(冷媒
2相)、この部分の冷媒側熱伝達率は高く熱交換器性能
を向上させるためには前記冷媒2相部の熱交換器全体に
占める割合を増加させることが必要となる。Troは熱交
換器出口の冷媒温度であり(中温高圧の冷媒過冷却
液)、この部分の冷媒側熱伝達率はかなり低いが、熱交
換器の高性能化のためにはサブクール(SC=Trc−T
ro)を一定量つけ、熱交換器出入口間の冷媒エンタルピ
差を大きくとることが必要である。この結果によれば、
冷媒出入口管間における熱交換(高温高圧ガスと過冷却
液にて熱交換)を防止することが可能となり、2相部の
熱交換器全体に占める割合を増加させることが出来、ま
たサブクール(SC=Trc−Tro)を一定量つけるため
に必要な伝熱管長さを短く出来る(過冷却液部の熱交換
器全体に占める割合を小さく出来る。)。また、従来は
この場合、圧力損失が増加し、風量が低下し熱交換性能
が低下して、熱伝導の遮断効果が出なかった。本発明に
よれば、ミシン目状の切断面としたため、圧力損失の増
加が抑えられ、風量を確保可能としたため、熱伝導の遮
断効果を引き出すことが出来るようになった。
【0010】実施例2.図3は列間にミシン目状の切断
面を設けるとともに、空気流5と平行にフィン3にミシ
ン目状の切断面を設けたものである。これによりさらに
高性能・小型・低コスト化が可能となる。
【0011】実施例3.上記実施例では、パイプの列数
が2列のものを示したが、この列数は1列及び3列以上
となっても同様の効果を奏する。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、伝熱
管の外径doを3.5〜4.5mmとするとともに、前
記伝熱管1列当たりのフィン幅LPを6〜10mm、段
ピッチ(空気流と垂直方向の伝熱管ピッチ)DPを10
〜15mmとし、前記伝熱管間に複数の起こしを設けた
熱交換器において、出入口伝熱管間にミシン目状の切断
面を設けたため高性能、小型、低コストの熱交換器が実
現できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による熱交換器を示す平面
図である。
【図2】この発明の実施例1による熱交換器を示す断面
図である。
【図3】この発明の実施例2による熱交換器を示す平面
図である。
【図4】この発明の実施例3による熱交換器を示す平面
図である。
【図5】この発明の実施例3による熱交換器を示す断面
図である。
【図6】この発明の実施例による熱交換器の冷媒温度分
布を示す線図である。
【図7】従来の熱交換器を示す平面図である。
【図8】従来の熱交換器を示す斜視図である。
【図9】従来の熱交換器を示す上面図である。
【符号の説明】
1 銅管 2 フィンカラー 3 フィン 4 切り起こし
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 七種 哲二 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 飯島 等 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィンに伝熱管を垂直に貫通し嵌合させ
    て構成した列を備え、前記伝熱管の外径doを3.5〜
    4.5mmとするとともに、前記伝熱管1列当たりのフ
    ィン幅LPを6〜8mm、段ピッチ(空気流と垂直方向
    の伝熱管ピッチ)DPを10〜15mmとし、前記フィ
    ンに前記伝熱管間に複数の切り起こしを設けた熱交換器
    において、前記列間にミシン目状の切断面を設けたこと
    を特徴とする熱交換器。
JP908492A 1992-01-22 1992-01-22 熱交換器 Pending JPH05196384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP908492A JPH05196384A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP908492A JPH05196384A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05196384A true JPH05196384A (ja) 1993-08-06

Family

ID=11710756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP908492A Pending JPH05196384A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 熱交換器

Country Status (1)

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JP (1) JPH05196384A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100512113B1 (ko) * 2001-12-28 2005-09-02 엘지전자 주식회사 세경관 열교환기
JP2012093073A (ja) * 2010-09-28 2012-05-17 Hitachi Appliances Inc フィンチューブ熱交換器及びこれを備えた空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100512113B1 (ko) * 2001-12-28 2005-09-02 엘지전자 주식회사 세경관 열교환기
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