JPH05196301A - 電気加熱湯沸器 - Google Patents
電気加熱湯沸器Info
- Publication number
- JPH05196301A JPH05196301A JP845392A JP845392A JPH05196301A JP H05196301 A JPH05196301 A JP H05196301A JP 845392 A JP845392 A JP 845392A JP 845392 A JP845392 A JP 845392A JP H05196301 A JPH05196301 A JP H05196301A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water heater
- water
- power supply
- electric
- supply device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アークプラズマの発生熱を利用する電熱変換
器を備えた電気加熱湯沸器の前記アーク放電駆動用電源
装置を小形化し得ると共に、電熱変換効率を向上し得る
手段を提供する。 【構成】 このため、前記電源装置Ｅａの発熱を伴う電
気部品、例えば整流用ダイオード１３やＦＥＴ１４等
を、電気加熱湯沸器本体Ｈａへの入力水９路中に露出し
た複数の冷却フィンＢａを備えて水密的に配設された水
冷式取付板Ｂ上に取付けるよう構成した。
器を備えた電気加熱湯沸器の前記アーク放電駆動用電源
装置を小形化し得ると共に、電熱変換効率を向上し得る
手段を提供する。 【構成】 このため、前記電源装置Ｅａの発熱を伴う電
気部品、例えば整流用ダイオード１３やＦＥＴ１４等
を、電気加熱湯沸器本体Ｈａへの入力水９路中に露出し
た複数の冷却フィンＢａを備えて水密的に配設された水
冷式取付板Ｂ上に取付けるよう構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は電気加熱湯沸器、特に
アークプラズマの発生熱を利用する電熱変換器を備えた
電気加熱湯沸器に関するものである。
アークプラズマの発生熱を利用する電熱変換器を備えた
電気加熱湯沸器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば従来の電気式瞬間湯沸器等に用い
られる電熱変換器としては、電気抵抗体による発熱を利
用するものが大部分であるが、通常の家庭用等に利用す
るためには極めて大形となるため、貯湯形式とするのが
一般であった。これに対して、特開平１−９８８５４号
公報にこの種の瞬間湯沸器を大幅に小型化し得る特徴を
有するアークプラズマ発生熱を利用する新規の電気加熱
瞬間湯沸器が開示されている。
られる電熱変換器としては、電気抵抗体による発熱を利
用するものが大部分であるが、通常の家庭用等に利用す
るためには極めて大形となるため、貯湯形式とするのが
一般であった。これに対して、特開平１−９８８５４号
公報にこの種の瞬間湯沸器を大幅に小型化し得る特徴を
有するアークプラズマ発生熱を利用する新規の電気加熱
瞬間湯沸器が開示されている。
【０００３】図３に、その一例の概要構成の軸方向中心
断面図を示す。Ｈは電気加熱湯沸器本体を示し、同心的
に配設された銅製の内／外円筒部材１／２及びその外周
容器３より成り、両円筒部材１，２間に形成された円筒
状空間４は両軸端部を絶縁材料の環状蓋部材５により密
封されてＡｒ等の不活性ガスが封入され、一対の電極
６，７に直流電圧が印加されて両電極間にプラズマアー
ク８を発生させ、中央部空間に水９を導入して熱交換に
より湯１０を得るよう構成されている。１１は水９入力
側に設けられた弁、Ｅはプラズマアーク８の放電電流供
給用（駆動用）の直流電源装置で、本体Ｈとは別体構成
で適当な場所に別置きされ、電線１２により本体Ｈの各
電極６，７に接続されている。
断面図を示す。Ｈは電気加熱湯沸器本体を示し、同心的
に配設された銅製の内／外円筒部材１／２及びその外周
容器３より成り、両円筒部材１，２間に形成された円筒
状空間４は両軸端部を絶縁材料の環状蓋部材５により密
封されてＡｒ等の不活性ガスが封入され、一対の電極
６，７に直流電圧が印加されて両電極間にプラズマアー
ク８を発生させ、中央部空間に水９を導入して熱交換に
より湯１０を得るよう構成されている。１１は水９入力
側に設けられた弁、Ｅはプラズマアーク８の放電電流供
給用（駆動用）の直流電源装置で、本体Ｈとは別体構成
で適当な場所に別置きされ、電線１２により本体Ｈの各
電極６，７に接続されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の電気加熱湯沸器は、例えばプラズマアーク８を放電空
間の円周方向に回転させる等の手段により、高い熱交換
効率が得られるため、本体Ｈのサイズを極めて小形に構
成し得るが、その反面、前記駆動電源装置Ｅは、整流用
ダイオードやＦＥＴ（電界効果トランジスタ）等のパワ
ー素子等は発熱を伴うため、比較的大形の空冷フィンや
ヒートシンク手段を必要とし、全体としての総合的小形
化を達成することが困難であった。
の電気加熱湯沸器は、例えばプラズマアーク８を放電空
間の円周方向に回転させる等の手段により、高い熱交換
効率が得られるため、本体Ｈのサイズを極めて小形に構
成し得るが、その反面、前記駆動電源装置Ｅは、整流用
ダイオードやＦＥＴ（電界効果トランジスタ）等のパワ
ー素子等は発熱を伴うため、比較的大形の空冷フィンや
ヒートシンク手段を必要とし、全体としての総合的小形
化を達成することが困難であった。
【０００５】この発明は以上のような従来例の問題点に
かんがみてなされたもので、この種の電気加熱湯沸器の
駆動電源装置の主要発熱電気部品を湯沸器本体への入力
水による水冷式とすることにより、電源装置及び全体的
な小形化ならびに電熱変換効率の向上を達成しようとす
るものである。
かんがみてなされたもので、この種の電気加熱湯沸器の
駆動電源装置の主要発熱電気部品を湯沸器本体への入力
水による水冷式とすることにより、電源装置及び全体的
な小形化ならびに電熱変換効率の向上を達成しようとす
るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、プラズマアーク放電による発生熱を利用する電
熱変換器を備えた電気加熱湯沸器であって、その本体上
に前記アーク放電駆動電源として定電流制御式の直流電
源装置を備えると共に、この電源装置の発熱を伴う電気
部品を前記本体への入力水により冷却するための取付手
段を備えるよう構成することにより、前記目的を達成し
ようとするものである。
いては、プラズマアーク放電による発生熱を利用する電
熱変換器を備えた電気加熱湯沸器であって、その本体上
に前記アーク放電駆動電源として定電流制御式の直流電
源装置を備えると共に、この電源装置の発熱を伴う電気
部品を前記本体への入力水により冷却するための取付手
段を備えるよう構成することにより、前記目的を達成し
ようとするものである。
【０００７】
【作用】以上のような電源装置構成により、例えば整流
用ダイオードや電流制御素子等の電気部品の発生熱は、
直接その取付手段により湯沸器本体への入力水によって
冷却されるため、電源装置を比較的小形に構成し得ると
同時に、これらによる冷却熱は、湯沸器の被加熱水に加
えられるため電熱変換高効率の向上にも寄与することと
なる。
用ダイオードや電流制御素子等の電気部品の発生熱は、
直接その取付手段により湯沸器本体への入力水によって
冷却されるため、電源装置を比較的小形に構成し得ると
同時に、これらによる冷却熱は、湯沸器の被加熱水に加
えられるため電熱変換高効率の向上にも寄与することと
なる。
【０００８】
【実施例】以下に、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図１に、この発明に係る駆動電源装置を内蔵する。
この種の電気加熱湯沸器の一実施例の軸方向中心断面図
を示し、前記従来例図３との対比を明瞭にするため図３
におけると同一（相当）構成要素は同一または添字ａを
付した相当符号で表わし、基本的な重複説明は省略す
る。
る。図１に、この発明に係る駆動電源装置を内蔵する。
この種の電気加熱湯沸器の一実施例の軸方向中心断面図
を示し、前記従来例図３との対比を明瞭にするため図３
におけると同一（相当）構成要素は同一または添字ａを
付した相当符号で表わし、基本的な重複説明は省略す
る。
【０００９】電熱変換器を内蔵する外周容器３ａの上部
には、被加熱用の入力水９が導入されるよう構成され、
その導入水路９ａ上部には、駆動電源装置Ｅａ用の発熱
を伴う整流素子や電流制御素子、例えばダイオード１３
やＦＥＴ１４等の電気部品を取付けるための複数の冷却
フィンＢａを下面に有するアルミニュームまたはセラミ
ック製の水冷取付板Ｂが、これら各フィンＢａが前記導
入水路９ａ内に露出するよう水密的に配設されている。
１５は電気回路装置を示す。また、１２ａは各電極６，
７への配線用電線で、この電線の大部分も水冷形式とな
る。
には、被加熱用の入力水９が導入されるよう構成され、
その導入水路９ａ上部には、駆動電源装置Ｅａ用の発熱
を伴う整流素子や電流制御素子、例えばダイオード１３
やＦＥＴ１４等の電気部品を取付けるための複数の冷却
フィンＢａを下面に有するアルミニュームまたはセラミ
ック製の水冷取付板Ｂが、これら各フィンＢａが前記導
入水路９ａ内に露出するよう水密的に配設されている。
１５は電気回路装置を示す。また、１２ａは各電極６，
７への配線用電線で、この電線の大部分も水冷形式とな
る。
【００１０】図２に、水冷取付板Ｂの斜視図を示すよう
に、その上面には所定位置に複数の取付ねじ穴１７が設
けられ、例えば整流用のダイオード１３の取付用おねじ
１６を接着剤（兼シール剤）と共にねじ込み固定するよ
うにしたものである。これにより、発熱を伴う主要電気
部品は、冷却フィンＢａにより流水中で配線用電線１２
と共に直接冷却されるため、従来の空冷式のヒートシン
ク手段等に比較して大幅に小形化することができ、また
冷水中への放熱は全部水の加熱に利用されるので、その
分だけ電熱変換効率が向上することになる。
に、その上面には所定位置に複数の取付ねじ穴１７が設
けられ、例えば整流用のダイオード１３の取付用おねじ
１６を接着剤（兼シール剤）と共にねじ込み固定するよ
うにしたものである。これにより、発熱を伴う主要電気
部品は、冷却フィンＢａにより流水中で配線用電線１２
と共に直接冷却されるため、従来の空冷式のヒートシン
ク手段等に比較して大幅に小形化することができ、また
冷水中への放熱は全部水の加熱に利用されるので、その
分だけ電熱変換効率が向上することになる。
【００１１】従来例に対する以上の効果を比較するた
め、外径約６０mm、出力約３ｋｗのこの種の電熱変換器
を有する電気加熱湯沸器の試験モデルを作製して、その
電熱変換効率を測定したところ、電源装置別置の従来形
は電源部９０％Ｘヒータ部９６％≒８６％であるのに対
して、本実施例の水冷式電源内蔵形においては約９４％
の高率が実証された。
め、外径約６０mm、出力約３ｋｗのこの種の電熱変換器
を有する電気加熱湯沸器の試験モデルを作製して、その
電熱変換効率を測定したところ、電源装置別置の従来形
は電源部９０％Ｘヒータ部９６％≒８６％であるのに対
して、本実施例の水冷式電源内蔵形においては約９４％
の高率が実証された。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アーク放電駆動電源装置の発熱を伴う電気部品を、
電熱変換器への入力水による水冷式に構成したため、全
体装置を大幅に小形化し得ると共に、電熱変換効率を向
上することができた。
ば、アーク放電駆動電源装置の発熱を伴う電気部品を、
電熱変換器への入力水による水冷式に構成したため、全
体装置を大幅に小形化し得ると共に、電熱変換効率を向
上することができた。
【図１】 電気加熱湯沸器の一実施例の軸方向中心断面
図
図
【図２】 水冷取付板の斜視図
【図３】 従来の電気加熱湯沸器の一例の図１相当図
Ｈａ，Ｈ 電気加熱湯沸器本体 Ｅａ，Ｅ 駆動電源装置 Ｂ 水冷取付板 ８ プラズマアーク ９ 入力水 ９ａ 導入水路 １３ ダイオード（発熱を伴う電気部品） １４ ＦＥＴ（発熱を伴う電気部品）
Claims (1)
- 【請求項１】 プラズマアーク放電による発生熱を利用
する電熱変換器を備えた電気加熱湯沸器であって、その
本体上に前記アーク放電駆動電源として定電流制御式の
直流電源装置を備えると共に、この電源装置の発熱を伴
う電気部品を前記本体への入力水により冷却するための
取付手段を備えたことを特徴とする電気加熱湯沸器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP845392A JPH05196301A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 電気加熱湯沸器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP845392A JPH05196301A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 電気加熱湯沸器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05196301A true JPH05196301A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11693551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP845392A Pending JPH05196301A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 電気加熱湯沸器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05196301A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006011705A1 (en) * | 2004-07-28 | 2006-02-02 | Woory Industrial Company, Ltd. | A fet device for intermitting the blower motor of a car, and the mounting structure and mounting method of the device |
| KR101105208B1 (ko) * | 2009-07-20 | 2012-01-13 | (주)케이에프유 | 발광다이오드를 이용한 보일러 |
| CN105222327A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-01-06 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 热水器 |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP845392A patent/JPH05196301A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006011705A1 (en) * | 2004-07-28 | 2006-02-02 | Woory Industrial Company, Ltd. | A fet device for intermitting the blower motor of a car, and the mounting structure and mounting method of the device |
| KR101105208B1 (ko) * | 2009-07-20 | 2012-01-13 | (주)케이에프유 | 발광다이오드를 이용한 보일러 |
| CN105222327A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-01-06 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 热水器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000829 |