JPH05195916A - ロータリーソレノイドバルブ - Google Patents

ロータリーソレノイドバルブ

Info

Publication number
JPH05195916A
JPH05195916A JP4034174A JP3417492A JPH05195916A JP H05195916 A JPH05195916 A JP H05195916A JP 4034174 A JP4034174 A JP 4034174A JP 3417492 A JP3417492 A JP 3417492A JP H05195916 A JPH05195916 A JP H05195916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
housing
shaft
assembly
rotary solenoid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4034174A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Tsujino
睦 辻野
Sunao Kitamura
直 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP4034174A priority Critical patent/JPH05195916A/ja
Publication of JPH05195916A publication Critical patent/JPH05195916A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレートによる密封構造を廃止することによ
り、コストの低減を図るとともにエア洩れを解消する。 【構成】 流体通路を有するハウジング1に、バルブ3
をもつバルブサブアッシィ14のシャフト2が回転可能
に設けられる。シャフト2の一方端部にマグネット6が
設けられる。ハウジング1のシャフト2突出側の壁面に
ソレノイド16を有するコイルアッシィ10のケース1
5が取り付けられる。ハウジング1には前記シャフト2
突出側の壁面に開口11aする袋状の取付凹部11が形
成される。この取付凹部11にバルブサブアッシィ14
のバルブ部分が挿入されることで組付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用内燃機
関のアイドリング運転状態における吸入空気流量を可変
制御するためのアイドリング回転数制御装置として用い
られるロータリーソレノイドバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリーソレノイドバルブとし
ては、例えば特開平3−156140号公報に開示され
たものがある。この公報のものは、図3に断面図で示さ
れるように、流体の流れる流体通路113を有するハウ
ジング101内に、シャフト102が回転可能に支持さ
れている。シャフト102には、その回転によって前記
流体通路113の通路面積を増減させるバルブ103が
固定されている。なお、このシャフト102及びバルブ
103を主体としてバルブサブアッシィ114(アッセ
ンブリともいう)が構成されている。また、前記ハウジ
ング101の外部へ突出する前記シャフト102の一方
端部に、マグネット106が固定されている。また、前
記ハウジング101のシャフト突出側の壁面にはコイル
アッシィ110のケース115が取り付けられている。
このケース115には、前記マグネット106を介して
前記バルブサブアッシィ114に回転駆動を与えるソレ
ノイド116が収容されている。なお、このケース11
5及びソレノイド116を主体としてコイルアッシィ1
10が構成されている。
【0003】さらに前記バルブサブアッシィ114は、
ハウジング101に次のようにして組付けられている。
すなわち、前記ハウジング101には前記シャフト10
2の軸方向に貫通する貫通穴112が形成され、この貫
通穴112に対し前記バルブサブアッシィ114が反ケ
ース取付側の開口112aからコイルアッシィ110側
に向けて(図示左から右方に向けて)挿入されることで
組み付けられている。このことは、図3で見ると貫通穴
112の反ケース取付側(左側)の開口112aがケー
ス取付側の(右側)の開口112bよりも大きいことか
ら容易に推測される。また前記バルブサブアッシィ11
4を挿入した後、反ケース取付側の開口112aはエア
洩れを防止するプレート222をハウジング101に取
り付けることによって密封されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術による
と、ハウジング101に貫通穴112を形成しているた
めに、反ケース取付側の開口112aをプレート222
によって密封する必要がある。また、このようなプレー
ト222による密封構造には、通常、プレート222の
他、ガスケットシールやプレート固定用スクリュ等の部
品が必要となる。したがって、部品点数が多くなるため
コストが高くつくことになる。また部品の組付不良ある
いはガスケットシールの経年変化等によりエア洩れが生
じるおそれがあり、ひいてはバルブ103としての信頼
性に不満が残る。
【0005】そこで本発明は、前記した問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的はプレートによ
る密封構造を廃止することにより、コストの低減を図る
とともにエア洩れを解消することのできるロータリーソ
レノイドバルブを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明のロータリーソレノイドバルブは、流体の流れる流体
通路を有するハウジングと、このハウジングに回転可能
に設けられるシャフト及び該シャフトに固定されたバル
ブを有するバルブサブアッシィと、前記ハウジングの外
部へ突出する前記シャフトの一方端部に設けられたマグ
ネットと、前記ハウジングのシャフト突出側の壁面に取
り付けられるケース及び前記マグネットを介して前記バ
ルブサブアッシィに回転駆動を与えるソレノイドを有す
るコイルアッシィと、を備えるロータリーソレノイドバ
ルブにおいて、前記ハウジングには前記シャフト突出側
の壁面に開口する袋状の取付凹部が形成され、この取付
凹部に対し前記バルブサブアッシィのバルブ部分が挿入
されることで組付けられている。
【0007】
【作用】前記手段によれば、バルブサブアッシィのバル
ブ部分をハウジングの袋状の取付凹部に挿入させてその
組付けを行うことで、その取付凹部の底面部が開口され
ずに済み、その開口を密封するための密封構造が不要に
なる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面にしたがって説明す
る。ロータリーソレノイドバルブの断面図が示された図
1において、ハウジング1には、流体の流入口13a及
び流出口13bをもつ流体通路13が形成されている。
なお流入口13aは1ヶ所、また流出口13bは2ヶ所
(図示は一方のみ)設けられている。また流出口13b
は1ヶ所だけの場合もある。前記ハウジング1には、シ
ャフト2が左右のボールベアリング5,4を介して回転
可能に支持されている。このシャフト2には、前記両ベ
アリング4,5の間に位置してバルブ3が固定されてい
る。このバルブ3は、シャフト2の回転によって前記流
体通路13の通路面積を増減させる。なおシャフト2及
びバルブ3を主体としてバルブサブアッシィ14が構成
されている。前記シャフト2の一方端部(図1の左端
部)は、前記ハウジング1の当該壁面の開口11aより
そのハウジング1の外部に突出されている。この突出端
部には、マグネット6がSEリング7により固定されて
いる。なおマグネット6は、一対の磁極(N,S極)が
シャフト2を挟んで対向する姿勢で配置されている。
【0009】前記ハウジング1のシャフト突出側の壁面
には、コイルアッシィ10のケース15がその壁面の開
口11aを覆うように取り付けられている。このケース
15の取り付けにあたって、前記ベアリング5とケース
側の開口における段差部分との間には、ウェーブワッシ
ャ8及びブッシュ9が装入されている。このウェーブワ
ッシャ8は、前記ベアリング5の外輪を前記開口11a
における段差部分に押圧している。またブッシュ9は、
ハウジング1及びケース15の両開口に跨がってインロ
ー係合をもって嵌合し、ハウジング1とケース15とを
シャフト2の軸線と同一線上に位置合わせしている。
【0010】前記コイルアッシィ10は、前記マグネッ
ト6を介して前記バルブサブアッシィ14に回転駆動を
与えるソレノイド16を備えている。このソレノイド1
6は、図1の他、図1のB−B線断面図が示された図2
に示されているように、略U字形状をした第2コア18
と、このコア18の対向する両端片の間にわたって固定
された第1コア17と、第1コア17に互いに相反する
方向に巻かれた第1コイル19及び第2コイル20とか
ら構成されており、前記ケース15内に密封状態で収容
されている。前記第2コア18は、前記マグネット6を
挿通可能な開口孔21を有しており、その開口孔21の
内周に一対のディテント溝21aが形成されている。ま
た第1コア17は、第2コア18と相俟って閉磁気回路
を形成する。
【0011】さらに前記ハウジング1には、図1に示さ
れるように、前記ケース15によって塞がれる開口11
aをもつ袋状の取付凹部11が形成されている。この取
付凹部11に対し、前記バルブサブアッシィ14のバル
ブ部分が装入されることで組付けられている。
【0012】前記ロータリーソレノイドバルブの組付手
順を述べる。 (1) ハウジング1の取付凹部11に、その奥部にベアリ
ング4の外輪を圧入する。 (2) またバルブ3をシャフト2に固定し、バルブサブア
ッシィ14とする。 (3) 前記バルブサブアッシィ14のシャフト2に他方の
ベアリング5の内輪を圧入する。 (4) 前記バルブサブアッシィ14のシャフト2にマグネ
ット6を挿入し、SEリング7によって固定する。 (5) ハウジング1の取付凹部11に前記バルブサブアッ
シィ14のバルブ部分を挿入する。 (6) 前記取付凹部11の開口11aにウェーブワッシャ
8及びブッシュ9を挿入した後、そのハウジング1にコ
イルアッシィ10のケース15を嵌め付けかつスクリュ
(図示しない)にて締め付け固定する。
【0013】前記ロータリーソレノイドバルブにおい
て、第1コイル19及び第2コイル20のいずれにも電
流が流れていない状態、あるいは両コイル19,20に
同一電流が流れて磁束が打ち消され合う状態では、開口
孔21に磁極が発生せず、マグネット6の両磁極がそれ
に近接する開口孔21の各壁面と対向した位置で安定す
る。またどちらかの一方のコイル19,20に通電して
開口孔21のディテント溝21aの壁面に磁極が形成さ
れるようにするとマグネット6がその影響を受けて回転
する。ここで各コア17,18に流れる磁束の向きを切
換えることでマグネット6、ひいてはバルブ3の回転方
向を制御することができ、さらに磁束密度を調整するこ
とによりバルブ3の回転角を調整することができる。
【0014】前記ロータリーソレノイドバルブによる
と、バルブサブアッシィ14のバルブ部分をハウジング
1の袋状の取付凹部11に挿入させてその組付けを行う
ことで、その取付凹部11の底面部が開口されずに済
み、その開口を密封するための密封構造が不要になる。
したがって、従来のものに比べて密封構造に要する部品
点数を削減できることによりコスト低減が図れるととも
に、エア洩れが解消されひいてはバルブの信頼性を向上
することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、従来必要とした密封構
造を廃止し、これによりコストを低減することができ、
またエア洩れが解消されひいてはバルブの信頼性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリーソレノイドバルブの断面図である。
【図2】図1のB−B線断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 シャフト 3 バルブ 6 マグネット 10 コイルアッシィ 11 取付凹部 14 バルブサブアッシィ 15 ケース 16 ソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流れる流体通路を有するハウジン
    グと、 このハウジングに回転可能に設けられるシャフト及び該
    シャフトに固定されたバルブを有するバルブサブアッシ
    ィと、 前記ハウジングの外部へ突出する前記シャフトの一方端
    部に設けられたマグネットと、 前記ハウジングのシャフト突出側の壁面に取り付けられ
    るケース及び前記マグネットを介して前記バルブサブア
    ッシィに回転駆動を与えるソレノイドを有するコイルア
    ッシィと、を備えるロータリーソレノイドバルブにおい
    て、 前記ハウジングには前記シャフト突出側の壁面に開口す
    る袋状の取付凹部が形成され、この取付凹部に対し前記
    バルブサブアッシィのバルブ部分が挿入されることで組
    付けられたロータリーソレノイドバルブ。
JP4034174A 1992-01-24 1992-01-24 ロータリーソレノイドバルブ Pending JPH05195916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4034174A JPH05195916A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 ロータリーソレノイドバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4034174A JPH05195916A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 ロータリーソレノイドバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05195916A true JPH05195916A (ja) 1993-08-06

Family

ID=12406846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4034174A Pending JPH05195916A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 ロータリーソレノイドバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05195916A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0375749B2 (ja)
JPS59133883A (ja) 電磁弁
JP2002349360A (ja) 排気ガス再循環バルブ
JPH05195916A (ja) ロータリーソレノイドバルブ
JPH0255842A (ja) 冷却式スロツトルアクチュエータ
JPH0313575Y2 (ja)
JP3752838B2 (ja) 流量制御弁
JP2002227663A (ja) 気体流量制御装置
US5890699A (en) Fluid flow control rotary valve
JP2555571B2 (ja) ロ−タリソレノイド式アクチユエ−タ
JP2582254Y2 (ja) アイドルスピード制御弁
JPH0723573Y2 (ja) 内燃機関の補助空気制御弁
JPH0231646Y2 (ja)
JPH11166466A (ja) ロータリ式流量制御電磁弁
JPH0786340B2 (ja) 内燃機関のアイドルスピード制御弁
WO1999045627A1 (fr) Actionneur
JPH04507174A (ja) 電気式回転アクチュエータ
JP2001173465A (ja) スロットル装置
JPH0942511A (ja) 流量制御弁及びその流量調整方法
JPS59140982A (ja) 電磁式流量制御弁装置
JP2002349725A (ja) 流量制御弁
JPS5919786A (ja) 流体流量制御弁
JPH0736127Y2 (ja) アイドル制御弁
JP3677910B2 (ja) 電磁弁
JP2003097394A (ja) 補助空気制御弁