JPH0519582B2 - - Google Patents

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JPH0519582B2
JPH0519582B2 JP60197526A JP19752685A JPH0519582B2 JP H0519582 B2 JPH0519582 B2 JP H0519582B2 JP 60197526 A JP60197526 A JP 60197526A JP 19752685 A JP19752685 A JP 19752685A JP H0519582 B2 JPH0519582 B2 JP H0519582B2
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JP
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nitrile rubber
carboxylated nitrile
rubber
scorch resistance
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JP60197526A
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Chaaruzu Gurimu Donarudo
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JPS6166734A publication Critical patent/JPS6166734A/ja
Publication of JPH0519582B2 publication Critical patent/JPH0519582B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L13/00Compositions of rubbers containing carboxyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • C08K5/098Metal salts of carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08CTREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • C08C19/30Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule
    • C08C19/34Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with oxygen or oxygen-containing groups
    • C08C19/36Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with oxygen or oxygen-containing groups with carboxy radicals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
発明の利甚分野 本発明はカルボキシル化ゎムのスコヌチ犁止剀
に関するものであり、曎に詳现には、スコヌチ抵
抗性が改善されたカルボキシル化組成物ならびに
カルボキシル化ゎム組成物のスコヌチ抵抗性を改
善する方法に関する。 埓来の技術および発明が解決しようずする問題
点 カルボキシル化ゎム重合物鎖䞭にカルボキシ
ル基を含有するゎムは倚数の目的に察し有甚で
ある。䟋えば、カルボキシル化ニトリルゎム
XNBRは、ブタゞ゚ン、アクリロニトリルお
よびメタクリル酞又はアクリル酞の䞉元共重合物
であ぀お顕著な耐摩耗性を有する。カルボキシル
化ゎムの金属酞化物加硫物も、普通以䞊の匕匵り
匷さ、優れた耐オゟン性ならびに高いモゞナラス
倀を有する。ゎムの代衚的カルボキシル倉性は、
カルボキシルゎムを合成する単量䜓仕蟌み組成物
に、アクリル酞型の䞍飜和カルボン酞を玄0.75パ
ヌセント乃至15重量パヌセント添加するこずに係
る。 これらのカルボキシル化ゎムは、未カルボキシ
ル化ゎムず同様に、硫黄硬化剀を甚いお加硫する
こずができる。倚䟡ラゞカルず二䟡金属を加硫配
合に加えるず、重合物鎖䞭のカルボキシル基は、
この架橋反応にあずかるこずができる。この架橋
反応は二䟡金属の存圚䞋で急速であり、スコヌチ
問題に頻々に遭遇する。犁止されおない酞䟡亜鉛
の存圚䞋では、カルボキシル化ゎムは宀枩䞋でも
48時間以内に硬化するであろう。スコヌチゎム
の早期架橋はゎムの加工性を完党に損うので、
重合物鎖䞊のカルボキシル基の間の架橋反応を防
陀する必芁がある。 倚皮化合物が倚皮のゎムのスコヌチ犁止剀ずし
お䜿甚されおきた。最も䞀般的に䜿甚されるスコ
ヌチ犁止剀の䞀぀は、ステアリン酞である。米囜
特蚱第3880821号は、ハロゲン化ブチルゎムに䜿
甚するスコヌチ犁止剀ずしお、リノヌル酞のオリ
ゎマヌずそのマグネシりム、アルミニりム、カル
シりムおよびバリりム塩の䜿甚を開瀺しおいる。
過酞化亜鉛は、カルボキシル化ゎムの硬化掻性剀
ずしお酞化亜鉛の代りに時々䜿甚され、ゎムのス
コヌチ安党性を高める。しかしながら、硬化剀に
過酞化亜鉛を䜿甚するのは、酞化亜鉛の䜿甚に比
べお高䟡である。ず云うのは、過酞化亜鉛は酞化
亜鉛よりも倚量に䜿甚する必芁があり、か぀酞化
亜鉛よりもはるかに高䟡だからである。 問題点を解決するための手段 ある皮のこはく酞誘導䜓の塩は、カルボキシル
化ゎムのスコヌチ犁止剀ずしお䜿甚可胜である。
これらの塩はカルボキシル化ゎムのスコヌチ犁止
剀ずしお非垞に有効であり、これらの塩の䜿甚に
よりカルボキシル化ゎムを酞化亜鉛などの二䟡金
属酞化物で硬化させ、しかも卓越したスコヌチ安
党性をその間保぀こずができる。スコヌチ犁止剀
ずしお䜿甚可胜なこはく酞誘導䜓の塩は、䞋蚘構
造匏の無氎こはく酞を反応させお調補される。 䜆し、匏䞭、は乃至25個の炭玠原子を含有
するアルキルたたはアルケニル郚分であり、次匏
のゞカルボン酞を含む。 䜆し匏䞭、は乃至25個の炭玠原子を含有す
るアルキルたたはアルケニル郚分であり、金属塩
たたはアンモニりム塩を含む。本発明の実斜に際
しおスコヌチ犁止剀ずしお䜿甚されるこはく酞誘
導䜓塩は、次の䞀般構造匏を有する。 䜆し匏䞭、はプラス䟡たたはプラス䟡の
陜むオンである。倧郚分の堎合、は䞀䟡第
族金属たずえばリチりム、ナトリりム、カリり
ム、ルビゞりムたたはセシりム二䟡第族
金属たずえばベリリりム、マグネシりム、カルシ
りム、ストロンチりムたたはバリりムたたたは
アンモニりムもしくは眮換アンモニりムむオンで
ある。 本発明は、䞋蚘のものからなるスコヌチ抵抗性
が改善されたカルボキシル化ゎム組成物を曎に詳
现に開瀺する。 (1) カルボキシル化ゎム、および (2) 次の構造匏を有する少なくずも皮のこはく
é…žå¡© 䜆し匏䞭、は乃至25個の炭玠原子を含有
するアルキルたたはアルケニル郚分であり、
はプラス䟡たたはプラス䟡の陜むオンであ
り、か぀はたたはであ぀おがプラス
䟡ならばは、がプラス䟡ならばは
である。このこはく酞塩は前蚘のカルボキシル
化ゎム組成物にくたなく分垃され、ゎム組成物
の硬化速床に倧しお圱響を䞎えずに前蚘ゎム組
成物のスコヌチ安党性を改善する。 本発明は、䞋蚘構造匏を有する少くずも皮の
こはく酞誘導䜓塩をカルボキシル化ゎムにくたな
く分垃させるこずからなるカルボキシル化ゎム組
成物のスコヌチ抵抗を改善する方法も開瀺する。 䜆し匏䞭、は乃至25個の炭玠原子を含有す
るアルキルたたはアルケニル郚分であり、はプ
ラス䟡たたはプラス䟡の陜むオンであり、か
぀はたたはであ぀お、がプラス䟡なら
ばはであり、が䟡ならばはであり、
このこはく酞誘導䜓塩は前蚘のゎム組成物のスコ
ヌチ安党性を改善するものである。 本発明に係わるカルボキシル化ゎム゚ラスト
マヌは、アクリル酞型の䞍飜和カルボン酞䞍
飜和カルボン酞単量䜓から誘導される連鎖結合
を有する。アクリル酞型の䞍飜和カルボン酞の代
衚䟋には、アクリル酞、メタクリル酞、゜ルビン
酞、β−アクリルオキシプロパン酞、゚タクリル
酞、−゚チル−−プロピルアクリル酞、ビニ
ルアクリル酞、桂皮酞、マレむン酞、フマル酞な
どが含たれる。カルボキシル化ゎムは䞀般に、䞍
飜和カルボン酞単量䜓から誘導される連鎖結合
繰り返し単䜍を玄0.75パヌセント乃至15重量
パヌセント含有する。 これらのカルボキシルゎムは、通垞の重合法を
甚いお合成するこずができる。カルボキシル化゚
ラストマヌの乳化重合が䞀般に奜適であり、工業
的生産にはほずんどその方法が䜿甚されおいる。
この型の合成では、䞀般に氎、単量䜓、開始剀お
よび乳化剀石鹞からなる仕蟌み組成が甚いら
れる。斯かる重合は、℃から100℃たでの非垞
に広い枩床範囲にわたり実斜可胜である。重合実
斜枩床は℃乃至60℃が曎に奜適である。 カルボキシル化ゎムに添入されるカルボン酞単
量䜓アクリル酞型の䞍飜和カルボン酞の量
は、広範囲にわたり倉えるこずができる。重合に
䜿甚されるカルボン酞単量䜓ず共単量䜓の単量䜓
仕蟌み比も、広範囲にわたり倉えるこずができ
る。䞀般に、カルボキシル化ニトリルゎムの合成
に䜿甚される仕蟌み組成は、党単量䜓仕蟌み量基
準でブタゞ゚ン60乃至75重量、アクリロニト
リル15乃至35重量およびメタクリル酞乃
至15重量であろう。カルボキシル化ニトリルゎ
ムの代衚的仕蟌み組成は、ブタゞ゚ン62乃至69重
量パヌセント、アクリロニトリル24乃至28重量パ
ヌセントおよびメタクリル酞乃至重量パヌセ
ントであろう。 カルボン酞単量䜓ず共重合しおカルボキシル化
ゎムを圢成するその他の単量䜓には、スチレン
む゜プレン以䞊の末端
【匏】基を 有するビニリデン単量䜓β−メチルスチレン、
臭化スチレン、塩化スチレン、フツ化スチレン、
ビニルプノヌル、−ヒドロキシ−−メトキ
シスチレン、ビニルアニ゜ヌル、β−ニトロ゜ス
チレンなどのビニル芳銙族化合物゚チレンなど
のα−オレフむン臭化ビニル、塩化゚テン塩
化ビニルフツ化ビニル、ペり化ビニル、
−ゞブロム゚テン、−ゞクロル゚チレン
塩化ビニリデン、−ゞクロル゚チレンな
どのハロゲン化ビニル酢酞ビニルなどのビニル
゚ステルメタクリロニトリルなどのαβ−オ
レフむン䞍飜和性ニトリルアクリルアミド、
−メチルアクリルアミド、−−ブチルアクリ
ルアミド、−シクロヘキシルアクリルアミド、
ゞアセトンアクリルアミド、メタクリルアミド、
−゚チルメタクリルアミドなどのαβ−オレ
フむン性䞍飜和ニトリル䞋蚘䞀般構造匏を有す
るαβ−オレフむン䞍飜和性−アルキロヌル
アミド 䜆し匏䞭、は氎玠原子たたは乃至個の炭
玠原子を含有するアルキル基であ぀お、は乃
至の敎数であり、−メチロヌルアクリルアミ
ド、−゚チロヌルアクリルアミド、−プロピ
オヌルアクリルアミド、−メチロヌルメタクリ
ルアミド、−゚チロヌルメタクリルアミドなど
を含むビニルピリゞンメタクリル酞−オク
チル、メタクリル酞ドデシル、゚タクリル酞メチ
ルおよび゚タクリル酞゚チルアクリル酞塩化プ
ロピルなどのアクリル酞ハロアルキルメタクリ
ル酞゚ステルアクリル酞ヒドロキシ゚チルお
よび゚チレングリコヌルゞメタクリル酞゚ステ
ル、ゞ゚チレングリコヌルゞアクリル酞゚ステル
ビニルベンれン、メチレン−ビス−アクリルアミ
ドなどの倚官胜性化合物ならびに類䌌物が含たれ
る。−アニリノプニル−α−メルカプトア
セトアミドたたは−アニリノプニルメ
アクリルアミドなどの酞化防止剀を、カルボキシ
ル化ゎムに共重合あるいはその䞊にグラフト化す
るこずができる。 アクリル酞型の䞍飜和カルボン酞ず皮以䞊の
前蚘単量䜓ずの重合に際しおは、競争反応たたは
副反応が生起するこずがある。埓぀お、反応物、
プロセス条件、反応物の添加順序などは、カルボ
キシル基を含有する有甚なゎムを補造するように
遞択しなければならない。重合の仕蟌組成に䜿甚
される単量䜓および単量䜓比は、カルボキシル化
゚ラストマヌを補造するように遞択しなければな
らない。前蚘単量䜓の組合せのうち、倚数のもの
が非゚ラストマヌ重合物をもたらすこずに泚意し
なければならい。䞀般に奜適なカルボキシル倉性
重合物には、ブタゞ゚ン、アクリロニトリルおよ
びメタクリル酞の䞉元共重合物であるカルボキシ
ル化ニトリルゎムメタクリル酞、スチレンおよ
びブタゞ゚ンの䞉元共重合物メタクリル酞ずブ
タゞ゚ンの共重合物メタクリル酞ずむ゜プレン
の共重合物アクリル酞、アクリロニトリルおよ
びブタゞ゚ンの䞉元共重合物ならびにメタクリ
ル酞、塩化ビニリデンおよびブタゞ゚ンの䞉元共
重合物が含たれる。 斯かる重合物の重合に䜿甚する乳化剀は、重合
の終期に添加されるか、あるいは反応進行に぀れ
お増分的もしくは比䟋的に添加される。䞀般に陰
むオン性乳化剀系が良奜な結果を䞎えるが、陰む
オン、陜むオンたたは非むオン性乳化剀の䞀般タ
むプのいずれも本重合に䜿甚できる。 乳化重合に䜿甚可胜な陰むオン性乳化剀には、
カプリル酞、カプリン酞、ペラルゎン酞、ラりリ
ン酞、りンデシル酞、ミリスチン酞、パルミチン
酞、マルガリン酞、ステアリン酞、アラキン酞な
どの脂肪酞およびそのアルカリ金属石鹞アンモ
ニア、モノ−およびゞ−アルキルアミン、眮換ヒ
ドラゞン、グアニゞンおよび各皮䜎分子量ゞアミ
ンから圢成される脂肪酞のアミン石鹞脂肪酞の
連鎖眮換誘導䜓、たずえばアルキル眮換基を有す
るものナフタレン酞およびその石鹞ならびに類
䌌物硫酞゚ステルおよびその塩、たずえばタロ
りアルコヌル硫酞塩、ダシ油アルコヌル硫酞塩、
硫酞オレむルなどの脂肪族アルコヌル硫酞塩、硫
酞ラりリルナトリりムならびに類䌌物硫酞ステ
ロヌルアルキルシクロヘキサノヌルの硫酞゚ス
テル、C10乃至C20盎鎖オレフむンおよびその他の
炭化氎玠混合物のような゚チレンの䜎分子量重合
物の硫酞化生成物、゚ヌテル、゚ステルたたはア
ミド基などの䞭間結合を有する脂肪族および芳銙
族アルコヌル、たずえばアルキルベンゞルポリ
゚チレンオキシアルコヌルなどの硫酞゚ステ
ル、硫酞トリデシル゚ヌテルのナトリりム塩ア
ルカンスルホネヌト、゚ステルおよび塩、たずえ
ば䞀般匏RSO2Clは乃至20個の炭玠原子を
有するアルキル基であるのアルキルクロロスル
ホネヌトおよび䞀般匏RSO2−OHは乃至
20個の炭玠原子を有するアルキル基のアルキル
スルホネヌト゚ステルなどの䞭間結合を有する
スルホネヌトおよび゚ステル結合したスルホネヌ
ト、たずえば化孊匏RCOOC2H4SO3Hおよび
ROOC−CH2−SO3Hは乃至20個の炭玠原
子を有するアルキル基である。ゞアルキルスル
ホネヌトなど なる䞀般匏を有する゚ステル塩䜆し匏䞭の
は、乃至20個の炭玠原子を有するアルキル基で
ある。アルキル基が奜たしくは10乃至20個の炭
玠原子を含有するアルカリヌルスルホネヌト、た
ずえばドデシルベンれンスルホン酞ナトリりムな
どのドデシルベンれンスルホン酞塩スルホン酞
アルキルプノヌルスルホン酞およびその塩た
ずえば化孊匏RSO3Naはアルキルで衚わさ
れるものおよび類䌌物スルホンアミドスルフ
アミドメチレンスルホン酞ロゞン酞およびその
石鹞ロゞンおよびロゞン油のスルホン化誘導
䜓およびリグニンスルホネヌトならびに類䌌物
がある。 カルボキシル化゚ラストマヌの合成に䜿甚され
る初期仕蟌組成に、ロゞン酞石鹞を玄重量パヌ
セントの濃床で䜿甚するず良奜な結果が埗られ
た。ロゞン酞は、玄90パヌセントがアビ゚チン酞
であり、残りの10パヌセントはデヒドロアビ゚チ
ン酞ずゞヒドロアビ゚チン酞の混合物である。 これらのカルボキシル化ゎムの重合は、遊離基
觊媒、玫倖線たたは茻射線を甚いお開始される。
重合速床、均䞀性を満足なものにし、重合を調節
可胜にするためには、䞀般に遊離基開始剀の䜿甚
が良奜な結果をもたらす。䞀般に䜿甚される遊離
基開始剀には、各皮過酞化物たずえば過硫酞カリ
りム、過硫酞アンモニりム、過酞化ベンゟむル、
過酞化氎玠、過酞化ゞ−玚ブチル、過酞化ゞク
ミル、過酞化−ゞクロルベンゟむル、過酞
化デカノむル、過酞化ラりロむル、クメンヒドロ
ペルオキシド、−メンタンヒドロペルオキシ
ド、玚ブチルヒドロペルオキシド、過酞化アセ
チルアセトン、過酞化メチル゚チルケトン、過酞
化こはく酞、ゞセチルペルオキシゞカヌボネヌ
ト、玚ブチルペルオキシアセテヌト、玚ブチ
ルペルオキシマレむン酞、玚ブチルペルオキシ
ベンゟ゚ヌト、アセチルシクロヘキシルスルホニ
ルペルオキシドおよび類䌌物各皮アゟ化合物た
ずえば−玚ブチルアゟ−−シアノプロパ
ン、アゟゞむ゜酪酞ゞメチル、アゟゞむ゜ブチロ
ニトリル、−玚ブチルアゟ−−シアノシク
ロヘキサン、−玚アミルアゟ−−シアノシ
クロヘキサンおよび類䌌物各皮アルキルペルケ
タヌルたずえば−ビス玚−ブチルペル
オキシブタン、−ビス玚ブチルペル
オキシ酪酞゚チル、−ゞ−玚ブチル
ペルオキシシクロヘキサンおよび類䌌物が含た
れる。カルボキシル化ニトリルゎムの重合には、
クメンヒドロペルオキシドを開始剀ずしお䜿甚す
るず、非垞に良奜な結果が埗られる。 カルボキシル化ゎムの合成に䜿甚される乳化重
合系は、ヒドロキノン等の停止剀で所望の重合率
にするこずができる。代衚的停止剀は、こはく酞
誘導䜓塩のスコヌチ犁止䜜甚を劚害しないであろ
う。代衚的安定剀および暙準的酞化防止剀もカル
ボキシル化ゎムの゚マルゞペンに添加するこずが
でき、こはく酞誘導䜓塩のスコヌチ犁止䜜甚を劚
害しない。本発明のカルボキシル化ゎム組成物
は、カルボキシル化ゎムおよびスコヌチ犁止剀に
加え、その他の䞍飜和ゎムおよび通垞の配合成分
たずえばカヌボンブラツクその他の充填剀、油
類、ワツクス、酞化防止剀ならびにその他の加工
助剀をも含有するこずができる。 ゎムの凝固剀にこはく酞誘導䜓塩を添加する堎
合には、カルボキシル化ゎムに関する倧郚分の通
垞凝固技術を乳化重合完了埌に䜿甚するこずがで
きる。ニトリルゎムに関する凝固技術の総説は、
ホフマンHofmann、り゚ルナヌWerner、
「ニトリルゎム」ラバヌケミストリヌアンドテク
ノロゞヌRubber Chemistry and
Technology第37巻、第号、第郚1964
−月第94−96頁にあり、これを匕甚する。
これら凝固技術の倚数は、カルボキシル化ニトリ
ルゎムにも有甚であろう。普通このようなラテツ
クスは、゚ラストマヌのカルボキシル基を酞性郚
分ずしお確実に保存するような詊薬で凝固する。
酞たたは酞ず塩の混合物による凝固が、通垞は非
垞に満足できる方法である。䟋えば、硫酞、塩
酞、硫酞ず塩化ナトリりムの混合物、メタノヌル
ず塩酞の混合物は、カルボキシル化ゎム゚マルゞ
ペンの凝固剀ずしお非垞に効果的である。氎酞化
カルシりムを含たぬ塩化カルシりム溶液も、凝固
剀ずしお非垞に良奜である。 カルボキシル化ゎムから過剰の石鹞およびた
たは電解質を取り陀くため、凝固埌に掗浄する。
掗浄は、合成されたカルボキシル化゚ラストマヌ
のPH調節にも頻々有甚である。掗浄埌、所望なら
ば゚ラストマヌを脱氎しおもよい。たた、所望な
らば、脱氎埌に通垞技術を甚いおカルボキシル化
ゎムを也燥しベヌルにするこずもできる。 加硫ニトリルゎムの物性は、その配合にどのよ
うな加硫系を䜿甚するかに倧いに関連する。ニト
リルゎムの加硫系に関する芁玄は、ホフマン、タ
ブリナヌHofmannW.「ニトリルゎム」、ラ
バヌケミストリヌアンドテクノロゞヌRubber
Chemistry and Technology第37巻、第号、
第郚1964幎−月第166−167頁、第184
−187頁および第196−197頁に蚘茉されおおり、
それを匕甚する。カルボキシル化ゎムは、カルボ
キシル基ず反応する二䟡たたは倚䟡の詊薬で架橋
するこずができる。䟋えば、亜鉛、ベリリりム、
アルミニりム、ニツケル、クロム、マンガン、錫
および類䌌物など倚䟡金属の酞化物たたは氎酞化
物が䜿甚可胜である。 カルボキシル化ゎムを也燥しベヌルにしたあ
ず、それに金属酞化物酞化亜鉛、酞化マグネシ
りム、酞化銅、酞化カルシりムたたは酞化ニツケ
ル、通垞は酞化亜鉛を混合する。通垞、ゎム100
郚圓り0.5乃至10郚phrの金属酞化物が䜿甚さ
れる。玄5phrの酞化亜鉛を䜿甚するず、優れた
結果が埗られる。酞化亜鉛をゎムに混合するこの
方法は、通垞、バンバリヌミキサヌを甚いお遂行
される。しかながら、酞化亜鉛をカルボキシル化
ゎムに適圓に混合するような方法ならば、いずれ
も䜿甚可胜である。䞀般に金属酞化物は、ゎムも
硬化加硫させるため、硫黄たたは硫黄化合物
の加硫剀ず組み合せお甚いられる。次に斯かる配
合ゎム組成物を、通垞は金型内で加熱しお加硫す
る。 普通、酞化亜鉛を添加した時点ずカルボキシル
化ゎムを加硫架橋せんずする時点間の時間を
できるだけ短くするのが有利である。この時間を
最小にするず、カルボキシル基間に自発架橋が生
起する時間長が最小ずなる。望たぬ架橋スコヌ
チは、架橋が必芁ずなる前に頻々加工装眮内で
起るので熱の蓄積に基く、金属酞化物の添加
時点は、この問題に察する党面的解決ずはならな
い。 こはく酞誘導䜓塩をカルボキシル化ゎムにくた
なく分垃させる混合するこずにより、早期架
橋スコヌチの問題が倧幅に枛少し、か぀ゎム
組成物の硬化速床に著るしい圱響を䞎えぬスコヌ
チ抵抗性のカルボキシル化ゎム組成物が補造され
る。これらのこはく酞誘導䜓塩は、完党混合させ
るような䜕等かの方法を甚いお、也燥ゎムに混合
するこずもできる。也燥状態で混合する際には、
也燥したカルボキシル化ゎムずこはく酞誘導䜓塩
をバンバリヌミキサヌたたはラバヌミルなどのゎ
ム配合手段にお、斯かるカルボキシル化ゎムを配
合成分ず混合するのに通垞甚いられる圓技術分野
に呚知の条件䞋で混合する。こはく酞誘導䜓は、
配合過皋䞭の分離された工皋ずしおカルボキシル
化ゎムに混合するこずができるが、その他の配合
成分ず䞀緒に混合しおもよい。こはく酞誘導䜓を
カルボキシル化ゎムにくたなく分垃させるこの方
法は、カルボキシル化ゎムの硬化物性を著るしく
は倉えないスコヌチ抵抗性のカルボキシル化ゎム
組成物をもたらす。バンバリヌミキサヌでこはく
酞誘導䜓塩を也燥カルボキシル化ゎムに混合する
ず、優れた結果を埗るこずができる。 本発明の実斜に際しおスコヌチ犁止剀ずしお䜿
甚されるこはく酞誘導䜓の塩は、䞋蚘の構造匏を
有する。 䜆し匏䞭、は乃至25個の炭玠原子を含有す
るアルキルたたはアルケニル郚分であり、はプ
ラス䟡たたはプラス䟡の陜むオンであり、か
぀はたたはであ぀おがプラス䟡ならば
は、がプラス䟡ならばはである。倧
䜎の堎合、陜むオンは䞀䟡金属、二䟡金属、ア
ンモニりムむオンおよび眮換アンモニりムむオン
からなる矀から遞択される。䞀䟡金属の代衚䟋に
は、リチりム、ナトリりム、カリりム、ルビゞり
ムおよびセシりムが含たれる。ベリリりム、マグ
ネシりム、亜鉛、カルシりム、ストロンチりムお
よびバリりムは、二䟡金属の䟋である。がリチ
りム、ナトリりム、カリりム、ルビゞりム、セシ
りム、アンモニりムたたは眮換アンモニりムの堎
合にははずなる。䟋えば、がナトリりムな
らば、こはく酞誘導䜓のナトリりム塩は䞋蚘構造
匏ずなる。
【匏】たたは こはく酞誘導䜓の塩がベリリりム、マグネシり
ム、カルシりム、亜鉛、ストロンチりムたたはバ
リりム塩ならば、はずなる。䟋えば、がカ
ルシりムならば、こはく酞誘導䜓のカルシりム塩
は䞋蚘の構造匏ずなる。 こはく酞誘導䜓塩のアルキルたたはアルケニル
基は、乃至25個の炭玠原子を含有し、通垞は12
乃至17個の炭玠原子を含有する。が12乃至17個
の炭玠原子を含有するアルキルたたはアルケニル
基である。こはく酞誘導䜓塩の混合物は、カルボ
キシル化ゎムのスコヌチ犁止剀ずしお優れたもの
である。各皮こはく酞誘導䜓塩の混合物䞭には、
アルキルたたはアルケニル眮換基が12乃至17個の
範囲で皮々の数の炭玠原子を含有するこはく酞誘
導䜓塩が分垃するであろう。 こはく酞誘導䜓のポリ玚アンモニりム塩はス
コヌチ犁止剀ずしお非垞に良奜である。この型の
眮換アンモニりム塩は商業的に入手可胜である。
䟋えばナルコケミカル瀟Nalco Chemical
CompanyがナルコNalcoTM108ずしお販売
しおいるポリ玚アンモニりム塩は䞋蚘構造匏を
有するず思われる。 䜆し匏䞭、は玄乃至15の範囲で倉化する敎
数であり、その分子量は玄200乃至玄2000の範囲
である。この型の化合物は、゚ピクロルヒドリン
ずゞメチルアミンを反応させお調補するこずがで
きる。この型のポリ玚アンモニりム塩には、通
垞乃至15個の眮換アンモニりムむオンが存圚す
る。斯かる眮換アンモニりムむオンは、䞀般に䞋
蚘構造匏を有する。 䜆し匏䞭、およびR′は同䞀もしくは盞異な
るものであ぀お、氎玠原子たたは乃至個の炭
玠原子を含有するアルキル基である。倚数の堎
合、眮換アンモニりムむオンは䞋蚘構造匏を有す
る。 斯かるポリ玚アンモニりム塩は倚数の眮換ア
ンモニりムむオンを含有し埗るので、各ポリ玚
アンモニりムは、本発明の実斜に際しおスコヌチ
犁止剀ずしお䜿甚されるこはく酞誘導䜓の塩の䞀
般構造匏䞭で倚数の基を衚わすこずができる。 倧郚分のカルボキシル化ゎムに察しお良奜なス
コヌチ安党性を付䞎すべく䜿甚されるこはく酞誘
導䜓塩の量は、䞀般にゎム100重量郚圓り0.05乃
至重量郚phrの範囲ずなるであろう。これ
らのこはく酞誘導䜓の塩は、通垞、ゎム100重量
郚圓り玄重量郚phrの濃床で、カルボキシ
ル化ゎムに秀れたスコヌチ安党性を付䞎するであ
ろう。これより䜎い濃床でも適正なスコヌチ安党
性を付䞎するので、通垞はこれより少い量を䜿甚
するのが奜たしい。倧郚分のカルボキシル化ゎム
では、玄0.1乃至玄1.5phrの濃床があれば、倧郚
分の甚途に察し非垞に満足すべきスコヌチ抵抗性
が付䞎されるものず考えられる。最適量は、凊理
されるゎムのカルボキシル化床およびゎムを有甚
補品にする際に究極的に䜿甚される加工条件によ
り倉化するであろう。 本発明の実斜に際しおスコヌチ犁止剀ずしお䜿
甚されるこはく酞誘導䜓塩は、䞋蚘構造匏の無氎
こはく酞 䜆し匏䞭、は乃至25個の炭玠原子を含有
するアルキルたたはアルケニル郚分である。 たたは䞋蚘構造匏のゞカルボン酞 䜆し匏䞭、は乃至25個の炭玠原子を含有
するアルキルたたはアルケニル郚分である。を
金属たたはアンモニりム塩ず反応させお調補する
こずができる。この反応は、圓業者に呚知の技術
を甚いお実斜するこずができる。䟋えば、斯かる
酞無氎物および酞は、金属氎酞化物氎溶液などの
塩基ず容易に反応しお、本発明実斜の際にスコヌ
チ犁止剀ずしお䜜甚する塩を圢成する。アルキル
もしくはアルケニルこはく酞は、氎酞化カリり
ム、氎酞化ナトリりムたたは氎酞化アンモニりム
氎溶液ず反応しお斯かる塩を生成する。次にこの
塩を他の塩基たずえば塩化カルシりムず曎に反応
させるず、アルキルもしくはアルケニルこはく酞
のカルシりム塩が生成する。 本発明を以䞋の代衚的実斜䟋にお説明するが、
これらの実斜䟋は単に説明するためだけのもので
あ぀お、本発明の範囲たたは本発明を実斜する方
匏を限定するものず解されおはならない。特蚘無
い限り、郚数および癟分率は重量基準である。 実斜䟋  カルボキシル化ニトリルゎムは、むオン亀換氎
200郚、氎酞化カリりム0.42郚、ドデシルベンれ
ンスルホン酞2.46郚、酞性リン酞ナトリりム0.3
郚、゚チレンゞアミン四酢酞四ナトリりム0.1郚、
メタクリル酞郚、玚ドデシルメルカプタン
0.45郚、アクリロニトリル27郚、クメンヒドロペ
ルオキシド0.03郚、ブタゞ゚ン66郚、ホルムアル
デヒドナトリりムスルホキシラヌト0.02郚、およ
びキレヌト化された硫酞鉄0.001郚を混合
するこずにより調補できる。この仕蟌組成物の調
補の際、氎酞化カリりムおよびドデシルベンれン
スルホン酞を196郚のむオン亀換氎ず予備混合し、
他の仕蟌組成成分を添加する前に15分間反応させ
おもよい。ホルムアルデヒドナトリりムスルホキ
シラヌトずキレヌト化された硫酞鉄掻性剀を、䞻
反応噚の添加しお仕蟌組成物のその他成分ず混合
する前に、別の容噚内で郚のむオン亀換氎ず予
備混合しおもよい。 本重合は、75.720ガロンの反応噚内で
個の15.2cmむンチブルマゞム
Brumagimミキサヌを300rpm回転分に
回転させお攪拌しながら実斜するこずができる。
本重合は21℃70〓の枩床で実斜可胜である。
この枩床に10時間維持されお、゚マルゞペンの固
圢含量は玄28ずなるであろう。この時点で反応
率は玄80パヌセントずなり、亜硝酞ナトリりム
0.1郚を重合停止剀ずしお添加する。次に゚マル
ゞペンを脱気しお、存圚する未重合ブタゞ゚ンを
陀去する。この脱気は、゚マルゞペンを玄10時間
にわたり50.8cm20むンチの枛圧にするこずに
より達成できる。 重合凊理法を䜿甚するず、玄61.7Kg136ポン
ドのラテツクスが補造される。このラテツクス
33.1Kg73ポンドを、272Kg600ポンドの氎
に塩化ナトリりム18.2Kg40ポンドず濃硫酞
710を加えた60℃140〓の溶液に添加する。
この溶液を激しく攪拌するず、カルボキシル化ニ
トリルゎムが凝固する。 ゎムクラムをこの氎溶液から取り出し、脱氎ス
クリナヌで氎分玄10パヌセントたで脱氎する。次
にこのゎムをオヌブンで湿分含量0.5パヌセント
たで也燥する。この方法により玄7.7Kg17ポン
ドの也燥ゎムが補造される。 アルケニル無氎こはく酞以䞋ASAず称す
の混合物を、固圢分含量玄55のナルコTM108æ°Ž
溶液に加えお混合するず、こはく酞誘導䜓の眮換
アンモニりム塩が調補できる。ASAは次の構造
匏を有する。 匏䞭のは12乃至17である。ASAはアル
ケニル酞無氎物の混合物であり、およびの倀
が乃至17の範囲で倉化し、の合蚈が12乃
至17の範囲のアルケニル無氎こはく酞分子が分垃
しおいる。ASAは、倧郚分の有機溶剀たずえば
アセトン、ベンれンおよび石油゚ヌテルには非垞
に良く溶け、氎には䞍溶性の液䜓である。ASA
䞭に存圚する代衚的個別化合物には、−ドデセ
ニル無氎こはく酞、−ヘプタデセニル無氎こは
く酞、−メチル−−ヘキサデセニル無氎こは
く酞、−メチル−−りンデセニル無氎こはく
酞、−ペンチル−−ヘプテニル無氎こはく
酞、−ヘプチル−−オクテニル無氎こはく酞
および−ブチル−−デセニル無氎こはく酞が
含たれる。 ナルコTM108は䞋蚘構造匏を有する思われる。 䜆し匏䞭、は乃至15で倉化する敎数であ
り、ナルコTM108の分子量は玄200乃至玄2000の範
囲である。 ナルコ108には䞋蚘構造匏の化合物も少量存圚
するず思われる。 次にこのASAずナルコTM108の溶液を蒞発・也
固させるず、也燥したASAのポリ玚アンモニ
りム塩が圢成される。 フアレル瀟Farrel Corporation補のミゞ
゚ツトバンバリヌミキサヌMidget Banbury
Mixerを甚いおゎムを配合する。バンバリヌミ
キサヌは玄84rpmの速床で操䜜され、ゎムは玄
分間の初期ブレヌクダりン期に自身に混合さ
れる。この初期ブレヌクダりン期のあず、ゎム
100郚圓りカヌボンブラツク50郚ずASAのポリ
玚アンモニりム塩郚を添加し、分間にわたり
混合する。この方法は、ゎム、カヌボンブラツク
およびスコヌチ犁止剀の非垞に良奜な混合物を䞎
える。次にゎム100郚圓りテトラメチルチりラム
ゞスルフむド郚、−オキシゞ゚チレンベンゟ
チアゟヌル−−スルフむンアミド郚、酞化亜
鉛郚および硫黄0.3郚、ロヌリングバンクを甚
いお分間にわたりゎムにミル混合し、匕続き該
ミル混合機に曎に10回通す。 続いおこの配合ゎムの121℃250〓でのムヌ
ニヌスコヌチ倀を定めるため、ASTMD1077法
を甚いお詊隓する。ムヌニヌスコヌチおよび10
ポむント䞊昇するこずで定められる倀倫々−
および−10ず蚘すは卓越した倀ずなる。
−スコヌチ倀は、15分以䞊が䞀般に適正なスコ
ヌチ安党のために必芁ず考えられ、本法を甚いる
こずにより容易に達成するこずができる。 実斜䟋  本実隓は察照実隓であり、商業的に入手可胜な
カルボキシル化ニトリルゎムのクラむナツク
KrynacTM221の100郚を、バンバリヌミキサヌ
内でフタル酞ゞブチル郚、ステアリン酞郚、
カヌボンブラツク40郚、テトラメチルチりラムゞ
スルフむドチりラムりルトラ促進剀郚、
−オキシゞ゚チレンベンゟチアゟヌル−−スル
プンアミドスルプンアミド促進剀郚、
酞化亜鉛郚および硫黄0.5郚ず混合した。次に
この配合ゎムの原ムヌニヌスコヌチ倀の枬定詊隓
を行な぀た。ムヌニヌスコヌチ倀は、
ASTMD1077法を甚い、121℃250〓の操䜜
枩床でポむント䞊昇倀−ず蚘すを枬定
した。このカルボキシル化ゎムは、ステアリン酞
のみでスコヌチ保護を行な぀たもので、その原ム
ヌニヌスコヌチ−倀は7.5分間に過ぎなか぀
た。 スコヌチ問題は、高枩・高湿の気候䞋ではその
取扱いが䞀局困難ずなる。実際、高枩および高湿
が重なる環境䞋でカルボキシル化ゎムを貯蔵する
ず、ゎムは非垞に短時間で駄目になる。䟋えば、
本実隓で調補された配合ゎムは、枩床38℃100
〓および盞察湿床92で72時間貯蔵するず駄目
にな぀た。実際、このゎムのこの湿床経時詊隓に
おけるスコヌチ倀は倧倉高くお倧郚分の甚途に䜿
甚䞍可であり、最小ムヌニヌMS粘床は枬定でき
ぬほど倧であ぀た。すなわち、このゎムのスコヌ
チ安党性は非垞に䞍良だ぀たので、ムヌニヌスコ
ヌチ−倀を枬定するこずはできなか぀た。 実斜䟋  本実隓は、ステアリン酞郚の代りにASA1郚
を䜿甚したこずを陀き、実斜䟋に蚘茉の方法ず
同䞀の方法を甚いお行な぀た。すなわち、本配合
ゎムは、ステアリン酞郚ずASA1郚をスコヌチ
犁止剀ずしお含有した。次に実斜䟋で説明した
方法を甚いお、このゎムの原ムヌニヌスコヌチ倀
および湿床経時ムヌニヌスコヌチ倀を枬定する詊
隓を行な぀た。 本配合ゎムの原ムヌニヌスコヌチ−倀は24
分であるず枬定され、ステアリン酞のみでスコヌ
チ保護を行な぀た実斜䟋のゎムの枬定倀7.5分
の倀に比べおはるかに良奜である。このカルボキ
シル化ゎムは、湿床経時ムヌニヌスコヌチ−
倀38℃100〓および盞察湿床92で72時間
埌の枬定も行ない、4.7分であ぀た。すなわち
湿床経時凊理は本ゎムのスコヌチ安党性をかなり
䜎䞋させたが、それでもそのスコヌチ安党性は、
湿床経時凊理埌ですら、実斜䟋のゎムの倀より
はるかに良奜であ぀た。 実斜䟋  本実隓は、1.75郚のナルコTM108をバンバリヌ
ミキサヌ内でその他の詊薬ず共にゎムに混合した
こずを陀き、実斜䟋に蚘茉の方法ず同じ方法を
甚いお実斜した。本配合カルボキシル化ゎムを枬
定するず、原ムヌニヌスコヌチ−倀は27分で
あり、湿床経時凊理埌のムヌニヌスコヌチ−
倀は10分であ぀た。すなわち、このゎムの原ムヌ
ニヌスコヌチ倀は実斜䟋で詊隓したゎムよりも
若干良奜であり、湿床経時凊理ムヌニヌスコヌチ
倀ははるかに良奜であ぀た。 本実隓は、実斜䟋に蚘茉のASA含有ゎム組
成物にナルコ108を添加するず、高枩・高湿条件
䞋でのムヌニヌスコヌチ保護が倧幅に改善される
こずを明らかに瀺しおいる。ナルコ108を添加す
るず、それずASAが反応しおASAの塩を圢成
し、それがカルボキシル化ゎムのスコヌチ保護を
改善する。 本実隓にお調補した配合ゎムは、163℃325
〓におけるレオメヌタ硬化特性の詊隓も行な぀
たた。レオメヌタ加硫特性の枬定は、モンサント
Monsanto振動円板レオメヌタを甚いお行な
぀た。振動円板レオメヌタに぀いおは、ロバヌ
トオヌバビツトRobert O.Babbit線
Vanderbilt Rubber Handbookバンダヌビルト
ゎムハンドブツク米囜コネチカツト州ノヌりオ
ヌクのアヌルテむヌバンダヌビルト瀟R.T.
Vanderbilt CompanyInc.1978幎第583−
591頁に蚘茉されおいる。この硬化蚈の䜿甚法お
よび曲線からの暙準化倀の読み方は、ASTM 
−2084に詳蚘されおいる。バンダヌビルトゎムハ
ンドブツクの本版第588頁に、振動円板レオメヌ
タにお埗られる代衚的硬化曲線が瀺されおいる。 この振動円板レオメヌタでは、配合ゎム詊料が
䞀定振幅の振動剪断䜜甚を受ける。被隓ストヌク
stalkに埋眮された振動円板が加硫枩床でロヌ
タヌを振動させるために芁するトルクを枬定する
のである。この硬化詊隓を甚いお埗られる倀は、
ゎムたたは配合凊法の倉化が非垞に容易に怜出さ
れるが故に非垞に重芁である。硬化速床が速いこ
ずが通垞有利なるこずは明らかである。163℃
325〓加硫のカルボキシル化重合物では、
T′C90およびT′C95倀が20分以内なるこずが通垞
奜適である。 埗られた硬化曲線は、最小トルクML、最倧
トルクMH、トルク増倧90たでの時間分
T′C90およびトルク増加95たでの時間分
T′C95を決定するために䜿甚された。T′C90
およびT′C95は倫々T′90およびT′95ず等䟡であ
る。 本ゎムは、最小トルクML8.1、最倧トルク
MH91.4、T′C90が11.5分、T′C95が17.8分であ
぀た。ASAのナルコ108塩はカルボキシル化ゎム
のムヌニヌスコヌチ抵抗を倧幅に改善し、その硬
化速床をあたり遅らせなか぀た。ナルコ108ず
ASAを組み合せるず、圓業者がスコヌチ犁止剀
ずしお非垞に広範囲に䜿甚しおいるステアリン酞
に比べお倧ぞんな利点をもたらすこずが明らかで
ある。本実斜䟋から、高枩・高湿の環境でゎムを
䜿甚する堎合には、ASA塩はASAよりも良奜な
スコヌチ犁止剀なるこずも明らかである。 実斜䟋  本実隓で䜿甚した方法は、バンバリヌミキサヌ
に添加する前に、ナルコ108ずASAを、ASA
ナルコ108の比で予備反応させたこずを
陀き、実斜䟋に詳蚘の方法ず同䞀であ぀た。本
実斜䟋では、2phmの予備反応したASAナルコ
108混合物をクラむナツクス21に添加した。本実
斜䟋では、ゎムにステアリン酞を混合しなか぀た
点でも実斜䟋ず異なる。 このゎムを枬定した結果、原ムヌニヌスコヌチ
−倀は24.6分であり、湿床経時凊理ムヌニヌ
スコヌチ倀は10.5分であ぀た。これらのムヌニヌ
スコヌチ倀は非垞に良奜であり、本実斜䟋は
ASAをナルコ108ず予備反応しお塩ずなし、その
あずスコヌチ犁止剀ずしおカルボキシル化ゎムに
くたなく分垃させ埗るこずを瀺す。 実斜䟋  本実隓では、ASAのカルシりム塩郚をゎム
に混合したこずを陀き、実斜䟋に詳蚘の方法を
䜿甚した。このゎムは、原ムヌニヌ倀−倀が
16.4分であり、湿床経時凊理ムヌニヌスコヌチ
−倀が6.6分であ぀た。本実斜䟋は、こはく酞
誘導䜓のカルシりム塩がスコヌチ犁止剀ずしお䜿
甚可胜なるこずを明らかに瀺しおいる。 実斜䟋  本実隓では、ブタゞ゚ン玄66、アクリロニト
リル27、メタクリル酞を含有するカルボキ
シル化ニトリルゎムを䜿甚した。このゎムをバン
バリヌミキサヌ内でフタル酞ゞブチル可塑剀
郚、ステアリン酞郚、カヌボンブラツク40
郚、硫黄0.5郚、テトラメチルチりラムゞスルフ
むドりルトラ促進剀郚、−オキシゞ゚チ
レンベンゟチアゟヌル−−スルプンアミド
促進剀郚、酞化亜鉛郚およびASAの亜鉛
塩郚ず混合した。このゎムは、原ムヌニヌスコ
ヌチ−倀が31.6分であり、38℃100〓な
らびに盞察湿床92で72時間貯蔵したあずの湿床
経時凊理ムヌニヌスコヌチ−倀は20.6分であ
぀た。本実斜䟋は、こはく酞誘導䜓の亜鉛塩が、
カルボキシル化ゎムのスコヌチ犁止剀ずしお秀れ
た性質を有するこずを瀺す。 幟぀かの代衚的実斜態様および詳现を、本発明
を説明する目的で瀺しおきたが、圓業者には、本
発明の範囲から逞脱するこずなく各皮の倉曎なら
びに修正が可胜なるこずは明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (1) カルボキシル化ニトリルゎム、および (2) 䞋蚘構造匏 匏䞭、は乃至25個の炭玠原子を含有す
    るアルキルたたはアルケニル郚分であり、
    は、䟡の金属むオン、䟡の金属むオン、ア
    ンモニりムむオン及び眮換アンモニりムむオン
    より成る矀から遞択される陜むオンである。䜆
    し、がプラス䟡ならばはであり、が
    プラス䟡ならばはである。を有するこ
    はく酞誘導䜓塩の少なくずも皮を含んで成る
    カルボキシル化ニトリルゎム組成物にしお、該
    こはく酞誘導䜓塩は該ゎム組成物のスコヌチ安
    党性を改善すべく該ゎム組成物にくたなく分垃
    されおいるこずを特城ずするスコヌチ抵抗性が
    改善されたカルボキシル化ニトリルゎム組成
    物。  が12乃至17個の炭玠原子を含有するアルケ
    ニル郚分である特蚱請求の範囲第項に蚘茉のス
    コヌチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ニトリ
    ルゎム組成物。  が 匏䞭、およびは〜17の敎数であり、そ
    しおの合蚈は12〜17である。なる構造匏
    を有する特蚱請求の範囲第項に蚘茉のスコヌチ
    抵抗性が改善されたカルボキシル化ニトリルゎム
    組成物。  が亜鉛である特蚱請求の範囲第項に蚘茉
    のスコヌチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ニ
    トリルゎム組成物。  こはく酞誘導䜓の亜鉛塩の党濃床が0.05乃至
    重量phrである特蚱請求の範囲第項に蚘茉の
    スコヌチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ニト
    リルゎム組成物。  がリチりム、ナトリりムおよびカリりムよ
    りなる矀から遞択される䟡の金属である特蚱請
    求の範囲第項に蚘茉のスコヌチ抵抗性が改善さ
    れたカルボキシル化ニトリルゎム組成物。  が眮換アンモニりムむオンである特蚱請求
    の範囲第項に蚘茉のスコヌチ抵抗性が改善され
    たカルボキシル化ニトリルゎム組成物。  曎に金属酞化物をカルボキシル化ニトリルゎ
    ム組成物にくたなく分垃しお含有する特蚱請求の
    範囲第項に蚘茉のスコヌチ抵抗性が改善された
    カルボキシル化ニトリルゎム組成物。  金属酞化物が酞化亜鉛、酞化マグネシりム、
    酞化銅、酞化カルシりムおよび酞化ニツケルより
    なる矀から遞択される特蚱請求の範囲第項に蚘
    茉のスコヌチ抵抗性が改善されたカルボキシル化
    ニトリルゎム組成物。  金属酞化物が酞化亜鉛である特蚱請求の範
    囲第項に蚘茉のスコヌチ抵抗性が改善されたカ
    ルボキシル化ニトリルゎム組成物。  カルボキシル化ニトリルゎムがアクリル酞
    たたはメタクリル酞、アクリロニトリルおよびブ
    タゞ゚ンの䞉元共重合物である特蚱請求の範囲第
    項に蚘茉のスコヌチ抵抗性が改善されたカルボ
    キシル化ニトリルゎム組成物。  こはく酞誘導䜓塩の党濃床が0.05乃至重
    量phrである特蚱請求の範囲第項に蚘茉のスコ
    ヌチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ニトリル
    ゎム組成物。  (1) カルボキシル化ニトリルゎム、および (2)(a) ポリ玚アンモニりム塩ず (b) 次の構造匏 匏䞭、は〜25個の炭玠原子を有する
    アルキル郚分たたはアルケニル郚分である。
    を有する無氎こはく酞、たたは次の構造匏 匏䞭、は〜25個の炭玠原子を有する
    アルキル郚分たたはアルケニル郚分である。
    を有するゞカルボン酞ずの反応によ぀お補造
    される少なくずも皮の塩 ずを含んで成るカルボキシル化ニトリルゎム組成
    物であ぀お、該こはく酞誘導䜓塩は該ゎム組成物
    のスコヌチ安党性を改善すべく該ゎム組成物にく
    たなく分垃されおいるこずを特城ずするスコヌチ
    抵抗性が改善されたカルボキシル化ニトリルゎム
    組成物。  こはく酞誘導䜓塩の党濃床が0.05乃至重
    量phrである特蚱請求の範囲第項に蚘茉のス
    コヌチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ニトリ
    ルゎム組成物。  曎に酞化亜鉛をカルボキシル化ニトリルゎ
    ム組成物にくたなく分垃しお含有する特蚱請求の
    範囲第項に蚘茉のスコヌチ抵抗性が改善され
    たカルボキシル化ニトリルゎム組成物。  ポリ玚アンモニりム塩䞭のポリ玚アン
    モニりム化合物が䞋蚘構造匏 匏䞭、は玄乃至15の敎数である。を有
    する特蚱請求の範囲第項に蚘茉のスコヌチ抵
    抗性が改善されたカルボキシル化ニトリルゎム組
    成物。  こはく酞誘導䜓塩の党濃床が、0.1乃至15
    重量phrである特蚱請求の範囲第項に蚘茉の
    スコヌチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ニト
    リルゎム組成物。
JP60197526A 1984-09-07 1985-09-06 カルボキシル化ゎムのスコヌチ犁止剀 Granted JPS6166734A (ja)

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US06/648,394 US4520156A (en) 1984-09-07 1984-09-07 Scorch inhibitors for carboxylated rubbers

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