JPS6166734A - カルボキシル化ゴムのスコーチ禁止剤 - Google Patents

カルボキシル化ゴムのスコーチ禁止剤

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JPS6166734A
JPS6166734A JP60197526A JP19752685A JPS6166734A JP S6166734 A JPS6166734 A JP S6166734A JP 60197526 A JP60197526 A JP 60197526A JP 19752685 A JP19752685 A JP 19752685A JP S6166734 A JPS6166734 A JP S6166734A
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carboxylated
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L13/00Compositions of rubbers containing carboxyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • C08K5/098Metal salts of carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08CTREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • C08C19/30Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule
    • C08C19/34Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with oxygen or oxygen-containing groups
    • C08C19/36Addition of a reagent which reacts with a hetero atom or a group containing hetero atoms of the macromolecule reacting with oxygen or oxygen-containing groups with carboxy radicals

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野〕 本発明はカルボキシル化ゴムのスコーチJiJIJlc
fJするものであり、更に詳細には、スコーチ抵抗性が
改善されたカルボ中シル化組成物ならびにカルボキシル
化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改善する方法に関する
(従来の技術および発明が解決しようとする問題点) カルボキシル化ゴム(重合物鎖中にカルボキシル基を含
有するゴム)は多数の目的に対し有用である。例えば、
カルボ中タル化ニトリルゴム(XNBII)は、ブタジ
ェン、アクリフニトリルおよびメタクリル酸の三元共重
合物であって顕著な耐摩耗性を有する。カルボキシル化
ゴムの金属酸化物加硫物も、普通以上の引張り強さ、優
れた耐オゾン性ならびく高いモジエラス値を有する。
ゴムの代表的カルボキシル変性は、カルボキシルゴムを
合成する単量体仕込み組成物に、アクリル酸型の不飽和
カルボン酸を約0.75パーセント乃至15重量パーセ
ント添加することに係る。
これらのカルボキシル化ゴムは、未カルボキシル化ゴム
と同様に、硫黄硬化剤を用いて加硫することができる。
多価ラジカルと二価金属を加硫配合に加えると、重合物
鎖中のカルボキシル基は、この架橋反応にあずかること
ができる。この架橋反応は二価金属の存在下で急速であ
り、スコーチ問題に頻々遭遇する。端止されてない酸化
亜鉛の存在下では、カルボキシル化ゴムは室温下でも4
8時間以内に硬化するであろう。スコーチ(ゴムの早期
架橋)はゴムの加工性を完全に損うので、重合蜜鎖上の
カルボキシル基の間の架橋反応を防除する必要がある。
各種化合物が多種のゴムのスコーチ禁止剤として便用さ
れてきた。最も一般的にり用されるスコーチ禁止剤の一
つは、ステアリン酸である。米国特許第3,880,8
21号は、ハロゲン化ブチルゴムに便用するスコーチ禁
止剤として、リノール酸のオリゴマーとそのiグネシウ
ム、アルミニウム、カルクラムおよびバリウム塩の使用
を開示している。過酸化亜鉛は、カルボキシル化ゴムの
硬化活性剤として酸化亜鉛の代りに時々便用され、ゴム
のスコーチ安全性を高める。しかしながら、硬化剤に過
酸化亜鉛を便用するのは、酸化亜鉛の使用に比べて高価
である。と云うのは、過酸化亜鉛は酸化亜鉛よりも多量
に便用する必要があり、かつ酸化亜鉛よりもはるかに高
価だからである。
C問題点を解決するための手段) ある檀のこはく酸誘導体の塩は、カルボキシル化ゴムの
スコーチ禁止剤として使用可能である。
これらの塩はカルボキシル化ゴムのスコーチ禁止剤とし
て非常に有効であり、これらの塩の便用によりカルボキ
シル化ゴムを酸化亜鉛などの二価金属酸化物で硬化させ
、しかも卓越したスコーチ安全性をその間保つことがで
きる。スコーチ禁止剤としてり用町詑なζは〈酸誘導体
の塩は、下記構造式の無水こはく酸を反応させて調製さ
れる。
但し、式中、RFi8乃至25個の炭素原子を含有する
アルキルまたはアルケニル部分であり、次式のジカルボ
ン酸を含む。
It−CM−04H 但し式中、Rは8乃至25個の炭素原子な含有するアル
キルまたはアルケニル部分であり、金属塩またはアンモ
ニウム塩を含む。本発明の実施に際してスコーチ禁止剤
として便用されるこはく酸誘導体塩は、次の一般構造式
を有する。
但し式中、Mはプラス1価またはプラス211!iの陽
イオンである。大部分の場合、yは一価(第1族)金属
たとえばリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム
または七りクム;二価(第璽族〕金属たとえばベリリウ
ム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウムまたは
パリクム:またはアンモニウムもしくは置換アンモニウ
ム塩オ/である。
本発明は、下記のものからなるスコーチ抵抗性が改善さ
れたカルボキシル化ゴム組成物を更に詳細に開示する。
(1]  カルボキシル化ゴム、おヨヒ(2)  次の
構造式を有する少なくとも1種のこはく酸塩 但し式中、Rは8乃至25個の炭素原子を含有するアル
キルまたはアルケニル部分であり、yはプラス1価また
はプラス2価の陽イオ/であり、かつ路は1または2で
あってMがプラス1価ならば鴇は1.Mがプラス2価な
らばルは2である。このこはく酸塩は前記のカルボキシ
ル化ゴム組成物にくまなく分布され、ゴム組成物の硬化
速度に大して影響を与えずに前記ゴム組成物のスコーチ
安全性を改善する。
本発明は、下記構造式をMする少くとも1種のこはぐ醗
酵導体塩をカルボキシル化ゴムにくまなく分布畜せるこ
とからなるカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗を
改善する方法も開示する。
但し式中、Rは8乃至25個の炭素原子を含有するアル
キルまたはアルケニル部分であり、MFiプラス1価ま
たはプラス2価の陽イオンであり、かつルは1または2
であって、Mがプラス1価ならばルは1であり、Mが2
価ならばルは2であり、このこはく酸誘導体塩は前記の
ゴム組成物のスコーチ安全性を改善するものである。
本発明に係わるカルボキシル化ゴ云(ララストマー)は
、アクリル酸型の不飽和カルボン酸(不飽和カルボン酸
単量体)から誘導される連鎖結合を有する。アクリル酸
型の不飽和カルボン酸の代表例には、アクリル酸、メタ
クリル酸、ンルビン酸、β−アクリルオキシプロパン酸
、エタクリル酸、2−エチル−3−プロピルアクリル酸
、ビニルアクリル酸、桂皮酸、マレイン酸、フマル酸ヰ
どが含まれる。カルボキシル化ゴムは一般に、不飽和カ
ルボン酸単量体から誘導される連鎖結合(繰り返し単位
)を約Q、75パーセント乃至15′重量パーセント含
有する。
これらのカルボキシルゴムは、通常の重合法を用いて合
成することができる。カルボキフル化工ラストマーの乳
化重合が一般に好適であり、工業的生産にはほとんどそ
の方法が使用されている。
この型の合成では、一般に水、単量体、開始剤および乳
化剤(石鹸)からなる仕込み組成が用いられる。斯かる
重合は、0℃から100℃までの非常に広い温度範囲に
わたり実施9詣である。重合実施温度は約5℃乃至60
℃が更に好適である。
カルボキシル化ゴムに添入されるカルボン酸単量体(ア
クリルWImの不飽和カルボンal)の童は、広範囲に
わたり変えることができる。重合に便用されるカルボン
酸単量体と共単量体の単量体仕込み比も、広範囲にわた
り変えることができる。一般に、カルボキシル化ニトリ
ルゴムの合成(使用される仕込み組成は、全単電体仕込
み鷺基準でプクジエフ60%乃至75重ik%、アクリ
ロニトリル15%乃至35重量%およびメタクリル酸1
%乃至15重量%であろう。カルボキシル化ニトリルゴ
ムの代表的仕込み組成は、ブタジェノ65乃至69重量
パーセント、アクリロニトリル24乃至28fFtパー
セントおよびメタクリル酸5乃至9重量パーセントであ
ろう。
カルボン置単量体と共重合してカルボキシル化ゴムを形
成するその他の単量体には、スチレン;イソプレン;1
以上の末端CH,ぺC基を有するビニリデン単量体;β
−メチルスチレノ、臭化スチレ/、塩化スチレン、フッ
化スチレン、ビニルフェノール、3−ヒドロキシ−4−
メトキシスチレン、ビニルフェノール、β−ニトロソス
チレンなどのビニル芳香族化合物;エチレンなどのα−
オレフィン:臭化ビニル、塩化二テ/(塩化ビニル)、
7フ化ビニル、ヨウ化ビニル、1.2−ジブ0ムエテン
、1,1−ジクロルエチレン(塩化ビニリデン)、1.
2−ジクロルエチレンなどのハロゲン化ビニル;酢酸ビ
ニルなどのビニルエステル;メタクリミニトリルなどの
α、β−オレフィン不飽和性ニトリル:アクリルアミド
、N−メチルアクリルアミド、N−t−ブチルアクリル
アミド、N−シクロヘキシルアクリルアミド、ジアセト
/アクリルアミド、メタクリルアミド、N−エチルメタ
クリルアミドなどのα、β−オレフィン性不飽和ニトリ
ル:下記−膜構造式を有するα。
β−オレフィン不飽和性N−アルキロールアミド:但し
式中、Rは水素原子または1乃至4個の炭素原子を含有
するアルキル基であって、2は1乃至4の整数であり、
N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールアクリ
ルアミド、N−プロピオ−ルアクリルアミド、N−メチ
ロールメタクリルアミド、N−メチロールメタクリルア
ミドなどを含む;ビニルピリジン:メタクリル酸n−オ
クチル、メタクリル酸ドデシル、エタクリル酸メチルお
よびエタクリル酸エチル;アクリル酸塩化プロピルなど
のアクリル酸ハaアルキル:メタクリル酸エステル;ア
クリル酸ヒドロギシエテル:およびエチレングリコール
ジメタクリル酸エステル、ジエチレングリコールジアク
リル酸エステルジビニルベンゼン、メチレン−ビス−ア
クリルアミドなどの多官能性化合物ならびに類似物が含
まれる。N−(アニリノフェニル)−α−メルカプトア
セトアミドまたはN−(4アニリノフエニル)メタクリ
ルアミドなどの酸化防止剤を、カルボキシル化ゴムに共
重合あるいはその上にグラフト化することができる。
アクリル酸型の不fI!和カルボン酸と1m以上の前記
単量体との重合に際しては、競争反応または副反応が生
起することがある。従って、反応物、プロセス条件、反
厄物の添加順序などは、カルボキシル基を含有する有用
なゴムを製造するように選択しなければならない。重合
の仕込組成に使用される単量体および単量体比は、カル
ボキシル化エラストマーを製造するように選択しなけれ
ばならない。前記単量体の組合せのうち、多数のものが
非エラストマー重合物をもたらすことに注意しなければ
ならない。一般に好適なカルボキシル変性重合物には、
ブタジェン、アクリロニトリルおよびメタクリル酸の三
元共重合物であるカルボキクル化ニトリルゴム;メタク
リル酸、スチレンおよびブタジェンの三元共重合物;メ
タクリル酸とブタジェンの共重合物:メタクリル酸とイ
ソプレンの共重合物;アクリル酸、アクリロニトリルお
よびブタジェンの三元共重合物;ならびにメタクリル酸
、塩化ビニリデンおよびブタジェンの三元共重合物が含
まれる。
斯かる重合物の重合に使用する乳化剤は、重合の終期に
添加されるか、あるいは反応進行につれて増分的にもし
くは比例的に添加される。一般に陰イオン性乳化剤系が
良好な結果を与えるが、陰イオン、陽イオンまたは非イ
オン性乳化剤の一般タイブのいずれも本重合に使用でき
る。
乳化重合に使用可能な陰イオン性乳化剤には、カプリル
酸、カプリン酸、イラルゴン酸、ラウリン酸、ウンデシ
ル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ス
テアリン酸、アラキン酸などの脂肪酸およびそのアルカ
リ金属石鹸;アンモニア、モノ−およびジ−アルキルア
ミン、置換ヒドラジン、グアニジンおよび各種低分子量
シアノ/から形成される脂肪酸のアミン石鹸;脂肪酸の
連鎖置換誘導体、たとえばアルキル置換基をMするもの
:ナフタレン酸およびその石鹸ならびく類似物;硫酸エ
ステルおよびその塩、たとえばクロロアルコール硫酸塩
、ヤシ油アルコール硫酸塩、硫酸オレイルなどの脂肪族
アルコールの硫酸塩、硫酸ラウリルナトリウムならびに
類似物;硫酸ステロール;アルキルシクロヘキサノール
の硫酸エステル、C1゜乃至C7゜直鎖オレフィンおよ
びその他の炭化水素混合物のようなエチレンの低分子量
重合物の硫酸化生成物、エーテル、エステルまたはアミ
ド基などの中間結合を有する脂肪族および芳香族アルコ
ール、たとえばアルキルベンジル(ポリエチレンオキク
ツアルコールなどの硫酸エステル、硫酸トリデフルエー
テルのナトリウム塩:アルカンスルホネート、エステル
および塩、たとえば一般式R3O,CICRは1乃至2
0個の炭素原子を有するアルギル基である)のアルキル
クロロスルホネートおよび一般式RHO,−0H(Il
は1乃至20個の炭素原子を有するアルキル基)のアル
ギルスルホネート;エステルなどの中間結合を有するス
ルホネートおよびエステル結合したスルホネート、たと
えば化学式Rcoo−色so、gおよびROOC−CH
,−80,H(Rは1乃至20個の炭素原子を有するア
ルキル基である。)ジアルキルスルホスクシネートなど
: なる一般式を有するエステル塩(但し式中のRは、l乃
至20(INの炭素原子を有するアルキル基である。)
:アルキル基が好ましくは10乃至20g!Aの炭素原
子を含有するアルカリールスルホネート、たとえばドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリク為ナトノドデタルベン
ゼンスルホ/酸塩:スルホ/酸アル中ルフェノール:ス
ルホン酸およびその塩たとえば化学式JISO,Ha 
(Eはアルキル)で表わされるものおよび類似物:スル
ホンアミド:スルファミドメチレンスルホン酸:ロジン
酸およびその石鹸;ロジンおよびロジン油のスルホン化
誘導体;およびリグニンスルホネートならびに類似物が
ある。
カルボ中タル化エラストマーの合成に使用される初期仕
込組成に、ロジン酸石鹸を約90パーセントの濃度で使
用すると良好な結果が得られた。
ロジン酸は、約90パーセントがアビエチン酸であり、
残りのlθパーセントはデヒドロアビエチン酸とジヒド
ロアビエチン酸の混合物である。
これらのカルボキシル化ゴムの重合は、遊離基触媒、紫
外線または輻射線を用いて開始される。
重合速度、均一性を満足なものにし、重合を調節可能に
するためには、一般に遊離基開始剤の使用が良好な結果
をもたらす。一般に使用される遊離基開始剤には、各種
過酸化物たとえば過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム
、過酸化ベンゾイル、過酸化水素、過酸化ジ−3級ブチ
ル、過酸化ジクミル、過酸化2,4−ジクロルペ/ゾイ
ル、過酸化デカノイル、過酸化ラウロイル、クメンヒド
ロペルオキシド、p−メンタンLドロベルオギシド、3
級ブチルヒト、′eルオキシド、過酸化アセチルアセト
ン、過酸化メチルエチルケト/、過酸化こはく酸、ジセ
チルベルオキシジカーボネート、3級ブチルペルオキシ
アセテート、3級ブチルイルオキタマレイン酸、3級ブ
チルペルオキシベンゾエート、アセチルシクロへキシル
スルホニルイルオキシドおよび類似物:各種アゾ化合物
たとえば2−3級ブチルアゾ−2−シアノプロパン、ア
ゾジイン酪酸ジメチル、アゾジイソブチロニトリル、2
−3級ブチルアゾ−1−シアノシクロヘ−??ン、1−
3級アミルアゾ−1−7アノシクロヘキサンおよび類似
物:各種アルキルベルケタールたとえば2.2−ビス−
(3級−プチルイルオキシp°タン、3.3−ビス(3
gブチルペルオキシ)節酸エチル、1,1−ジー(3級
ブチルイルオキシ)シクロヘキサンおよび類似物が含ま
れる。カルボギシル化ニトリルゴムの重合には、クメン
ヒドロイルオキシドを開始剤として使用すると、非常に
良好な結果が得られる。
カルボキシル化ゴムの合成に使用される乳化重合系は、
ヒドロキノy等の停止剤で所望の重合率にすることがで
きる。代表的停止剤は、こはく酸誘導体塩のスコーチ禁
止作用を妨害しないであろう。代表的安定剤および標準
的酸化防止剤もカルボキシル化ゴムのエマルジョンに添
加することができ、こはくWl鰐導体塩のスコーチ禁止
作用を妨害しなi0本発明のカルボキシル化ゴム組成物
は、カルボキシル化ゴムおよびスコーチ禁止剤に加え、
その他の不飽和ゴムおよび通常の配合成分たとえばカー
ボンブラックその他の充填剤、油類、ワックス、酸化防
止剤ならびにその他の加工助剤をも含有することができ
る。
゛  ゴムの凝固後にこはく酸誘導体塩を添加する場合
には、カルボキシル化ゴムに関する大部分の通常凝固技
術を乳化重合完了後に使用することができる。ニトリル
ゴムに関する凝固技術の総説は、ホ7マy (Hofv
nann)、ウニルナ−(Wirner入「ニトリルゴ
ム」ラバーケミストリーアンドテクノロジー(Rmba
r Chernistrl and TacルnoLo
al)第37巻、第2号、第2部(1964/4−6月
)第94−96頁にあり、これを引用する。これら凝固
技術の多数は、カルボキシル化ニトリルゴムにも有用で
あろう。普通このようなラテックスは、エラストマーの
カルボキシル基を酸性部分として確実に保存するような
試薬で凝固する。酸fたは酸と塩の混合物による凝固が
、通常は非常に膚足できる方法である。例えば、硫酸、
塩酸、硫酸と塩化ナトリウムの混合物、メタノールと塩
酸の混合物は、カルボキシル化ゴムエマルジョンの凝固
剤として非常に効果的である。水酸化カルシウムを含ま
ぬ塩化カルシウム溶液も、凝固剤として非常に良好であ
る。
カルボキシル化ゴムから過剰の石鹸および/または電解
質を取り除くため、凝固後に洗浄する。
洗浄は、合成されたカルボキシル化エラスト? −のp
H調節にも頻々有用である。洗浄後、所望ならばエラス
トマーを脱水してもよい。また、所望ならば、脱水後に
通常技術を用いてカルボキシル化ゴムを乾燥しベールに
することもできる。
加硫品トリルゴムの物性は、その配合にどのような加硫
系を使用するかに大いに関連する。ニトリルゴムの加硫
系に関する要約は、ホフマ/、タブリエ−(Hofuル
ル、W、)  rニトリルゴム」、ラバーケミストリー
アンドテクノロジーCRubbH−Chamiatry
 and Tgehnolog’/ )第37巻、第2
号、IIE211S(1964年4−6月)lExss
−167頁、IIE184−187頁および第196−
197頁に記載されており、それを引用する。カルボキ
シル化ゴムは、カルボキシル基と反応する二価または多
価の試薬で架橋することができる。
例えば、亜鉛、ベリリウム、アルミニウム、ニッケル、
クロム、マンガン、錫および類似物など多価金属の酸化
物または水酸化物が使用可能である。
カルボキシル化ゴムを乾燥しベールにしたあと、それに
金属酸化物(酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化鋼、酸
化カルシウムまたは酸化ニッケル)、通常は酸化亜鉛を
混合する。通常、ゴム100部当り0.5乃至10部(
5rhr)の金属酸化物が使用される。約52hデの酸
化亜鉛を使用すると、優れた結果が得られる。酸化亜鉛
をゴムに混合するこの方法は、通常、バ/バリーミ牛す
−を用いて遂行される。しかしながら、酸化亜鉛をカル
ボキシル化ゴムに適当に混合するような方法ならば、い
ずれも使用可能である。一般(金属酸化物は、ゴムを硬
化(加硫)させるため、硫黄または硫黄化合物の加硫剤
と組み合せて用いられる。次に斯かる配合ゴム組成、物
を、通常は金型内で加熱して加硫する。
普通、酸化亜鉛を添加した時点とカルボキシル化ゴムを
加硫(架橋)ぜんとする時点間の時間をできるだけ短く
するのが有利である。この時間を最小にすると、カルボ
キシル基間に自発架橋が生起する時間長が最小となる。
望まぬ架橋(スコーチ)は、架橋が必要となる前に頻々
加工装置内で起るので(熱の蓄積に基<)、金属酸化物
の添加時点は、この問題に対する全面的解決とはならな
い。
こは(II!N導体塩をカルボキシル化ゴムにくまなく
分布させる(混合する)ことにより、早期架橋(スコー
チ)の問題が大幅に減少し、かつゴム組成物の硬化速度
に著るしい影響を与えぬスコーチ抵抗性のカルボ午シル
化ゴム組成物が製造される。これらのこはく酸誘導体塩
は、完全混合させるような何等かの方法を用いて、乾燥
ゴムに混合することもできる。乾燥状態で混合する際に
は、乾燥したカルボキシル化ゴムとこは〈酸誘導体塩を
バンバリーミキサ−またはラバーミルなどのゴム配合手
段にて、斯かるカルボキシル化ゴムを配合成分と混合す
るのに通常用いられる当技術分野に周知の条件下で混合
する。ζは〈酸誘導体は、配合過程中の分離された工程
としてカルボキシル化ゴムに混合することができるが、
その他の4合成分と一緒に混合してもよい。こはく酸誘
導体をカルボキシル化ゴムにくまなく分布させるこの方
法は、カルボキシル化ゴムの硬化物性を著るしくけ変え
ないスコーチ抵抗性のカルボキシル化ゴム組成物をもた
らす。バンバリーミキサーでこはく酸誘導体塩を乾燥カ
ルボキシル化ゴムに混合スルと、優れた結果を得ること
ができる。
本発明の実施に際してスコーチ禁止剤として使用される
こはぐ酸誘導体の塩は、下記の構造式を有する。
但し式中、Rは8乃至25個の炭素原子を含有するアル
キルま赳はアルケニル部分であり、Kはプラス1価また
はプラス2価の陽イオンであり、かつルは1または2で
あってMがプラス1価ならば路は1、J/がプラス2価
ならばルは2である。大低の場合、陽イオンMは一価金
属、二価金属、アンモニウムイオンおよび置換アンモニ
ウムイオンからなる鮮から選択される。−価金属の代表
例には、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジクネ
シウム、亜鉛、カルシウム、ストロンチウムおよびバリ
ウムは、二価金属の例である。Mがリチウム、ナトリウ
ム、カリウム、ルビジウム、セシウム、アンモニウムま
たは置換アンモニウムの場合には3は1となる0例えば
、Mがナトリウムならば、ζは〈酸誘導体のナトリウム
塩は下記構造式となる。
こはく酸誘導体の塩がベリリウム、マグネシウム、カル
シウム、亜鉛、ストクンチウムまたはバリウム塩ならば
、ルは2となる。例えば、Mがカルシウムならば、こは
く酸誘導体のカルシウム塩は下記の構造式となる。
こはく酸誘導体塩のアルキルまたはアルケニル基は、8
乃至25情の炭素IK子な含有し、通常は12乃至17
個の炭素原子を含有する。Rが12乃至17個の炭素原
子を含有するアルキルまたはアルケニル基である。こは
ぐ酸誘導体塩の混合物は、カルボキシル化ゴムのスコー
チ禁止剤として優れたものである。各種こはく酸誘導体
塩の混合物中には、アルキルまたはアルケニル置換基が
12乃至17個の範囲で種々の数の炭素原子を含有する
ζは〈酸誘導体塩が分布するであろう。
こはく酸誘導体のポリ4級アンモニウム塩はスコーチ禁
止剤として非常に良好である。この型の置換アンモニウ
ム塩は商業的に入手可能である。
例えばナルコケミカル社(Na1eo ChemiCa
lQ6mpan’/)がナルコCNa1Co  ) 1
08として販売しているポリ4級アンモニウム塩は下記
構造式を有すると思われる。
但し式中、2は約2乃至15の範囲で変化する整数であ
り、その分子量は約200乃至約2000の帰囲である
。この型の化合物は、エピクロルヒドリンとジメチルア
ミンを反応させて調製することができる。この型のポリ
4級アンモニウム塩には、通常2乃至15個の置換アン
モニウムイオンが存在する。斯かる置換アンモニウムイ
オンは、一般に下記構造式をMする。
に 但し式中、RおよびR′は同一もしくは相異なるもので
あって、水素原子またはl乃至8個の炭素原子を含有す
るアルキル基である。多数の場合、置換アンモニウムイ
オンは下記構造式を有する。
Hs 斯かるポリ4級アンモニウム塩は多数の置換アンモニウ
ムイオンを含有し得るので、各ポリ4級アンモニウムは
、本発明の実施に際してスコーチ禁止剤として使用され
るこはく酸誘導体の塩の一般構造式中で多数のM基を表
わすことができる。
大部分のカルボキシル化ゴムに対して良好なスコーチ安
全性を付与すべく使用されるこはく酸誘導体塩の量は、
一般にゴム100重量部当り0.05乃至5:!f部(
phr )の範囲となるであろう。これらのこはく酸t
lj導体の塩は、通常、ゴム100重量部当り約5重量
部(phr )の濃度で、カルボキシル化ゴムに秀れた
スコーチ安全性を付与するであろう。これより低い濃度
でも適正なスコーチ安全性を付与するので、通常はこれ
より少い量を便用するのが望ましい。大部分のカルボキ
シル化ゴムでは、約0.1乃至約1.5phrの濃度が
あれば、大部分の用途に対し非常に満足すべきスコーチ
抵抗性が付与されるものと考えられる。最適量は、処理
されるゴムのカルボキシル化度およびゴムを有用製品に
する際に究極的に使用される加工条件により変化するで
あろう。
本発明の実施に際してスコーチ禁止剤として使用される
こはく酸誘導体塩は、下記構造式の無水こはく酸 (但し式中、Rは8乃至25個の炭素原子を含有するア
ルキルまたはアルケニル部分である。)または下gil
造式のジカルボン酸 R−CM−C−OH CHl−C−OH 隻 (但し式や、Ru8乃至25個の炭素原子を含有するア
ルキルまたはアルケニル部分である。)を金属またはア
ンモニウム塩と反応させて調製することができる。この
反応は、当業者に周知の技術を用いて実施することがで
きる。例えば、斯かる酸無水物および酸は、金属水酸化
物水溶液などの塩基と容易に反応して、本発明実施の際
にスコーチ禁止剤として作用する塩を形成する。アルキ
ルもしくはアルケニルこはく酸は、水酸化カリウム、水
酸化ナトリウムまたは水酸化アンモニウム水溶液と反応
して斯かる塩を生成する。次にこの塩を他の塩基たとえ
ば塩化カルシウムと更に反応させると、アルキルもしく
はアルケニルこはく酸のカルシウム塩が生成する。
本発明を以下の代表的実施例にて説明するが、これらの
実施例は単に説明するためだけのものであって、本発明
の範囲または本発明を実施する方式を限定するものと解
されてはならない。特記無い限り、部数および1分率は
Ti量基準である。
実施例1 カルボキシル化ニトリルゴムは、イオン交換水200部
、水酸化カリウム0.42部、ドデシルベンゼンスルホ
/酸2.46部、酸性リン酸ナトリウム0.3部、エチ
レンジアミン四酢酸四ナトリウム0.1!、 メタクリ
ル酸7部、3級ドデシルメルカプタン0.45部、アク
リロニトリル27部、クメ/ヒトロイルオキシド0.0
3部、ブタシェフ66部、ホルムアルデヒドナトリウム
スルホキシラートo、o z部、およびキレート化され
た硫酸鉄(110,001部を混合することにより調製
できる。この仕込組成物の調製の際、水酸化カリウムお
よびドデシルベンゼンスルホン醗を196部のイオン又
換水と予備混合し、他の仕込組成成分を添加する前に1
5分間反応させてもよい。ホルムアルデヒドナトリウム
スルホキシラートとキレート化された硫酸鉄活性剤を、
主反応器に添加して仕込組成物のその他成分と混合する
前に、別の容器内で4部のイオン又換水と予備混合して
もよい。
本重合は、75.7j(20ガロン)の反応器内で2個
のIS、2w(6インチ)プルマジム(Brumagi
m )ミキサーを300 rprn(回転7分)に回転
させて撹拌しながら実施することができる。
本重合は21℃(70’F)の温度で実施可能である。
この温度に10時間維持されて、エマルジョンの固形分
含量は約28%となるであろう。この時点で反応率は約
80パーセントとなり、亜硝酸す) IJウム0.1部
を重合停止剤として添加する。
次にエマルジョンを脱気して、存在する未重合ブタジェ
ンを除去する。この脱気は、エマルジョンを約10時間
にわたり5068α(20インチ〕の減圧にすることに
より達成できる。
この重合部法を使用すると、約61.7匈(136ポン
ド)のラテックスが製造される。このラテックス33.
l穆(73ポンド)を、272に9(600ポンド)の
水に塩化ナトリウム18.2に4(40ポンド)と濃硫
酸7101!を1えた60℃(140下)の溶液に添加
する。この溶液を激しく撹拌すると、カルボキシル化ニ
トリルゴムが凝固する。
ゴムクラムをこの水溶液から取り出し、脱水スクリュー
で水分約10パーセントまで脱水する。
mKこのゴムをオーブンで湿分含量0.5バーセントま
で乾燥する。この方法により約7.7Jc9C17ポン
ド)の乾燥ゴムが製造される。
アルケニル無水こはく酸(以下ASAと称す)の混合物
を、固形分含量約55%のナルコTMios水溶液に加
えて混合すると、こはく酸誘導体の置換アンモニウム塩
が調製できる。AFIAは次の構造式を有する。
式中の1+露は12乃至17である。ASA#iアルケ
ニル酸無水物の混合物であり、扉および路の値が0乃監
7の範囲で変化し、m+ルの合計が12乃至17の範囲
のアルケニル無水こはく酸分子が分布している。AHA
は、大部分の有機溶剤たとえばアセトン、ベンゼンおよ
び石油エーテルには非常に良く溶け、水には不溶性の液
体である。
AHA中に存在する代表的個別化合物には、1−ドデセ
ニル無水こはく酸、1−へブタデ七ニル無水こはく酸、
l−メチル−1−ヘキサデセニル無水こはく酸、l−メ
チル−1−ウンデセニル無水CF’i<FRll−−e
フチルー1−へブテニル無水こはく酸、1−へブチル−
1−オクテニル無水こはく酸および1−ブチル−1−デ
セニル無水こはく酸が含まれる。
カルコTM 10Bは下記構造式を有すると思われる。
但し式中、2は2乃至15で変化する整数であり、カル
コTM 10Bの分子量は約200乃至約2000の範
囲である。
カルコ108には下記構造式の化合物も少量存在すると
思われる。
次にこのAHAとカルコ  108の溶液を蒸発・乾固
させると、乾燥したAHAのポリ4級ア/モニクム塩が
形成される。
ファVル社(Farral Corporation)
製のミジエットパンパリーミギサーCMidggt R
αル6tデyM(z gデ)を用いてゴムを配合する。
バンバリーミキサ−は約84デpy+aの速度で操作さ
れ、ゴムは約1分間の初期ブレークダウン期K(自身K
)混合される。この初期ブレークダウン期のあと、ゴム
100部当りカーボンブラック50部とAHAのポリ4
級アンモニウム塩3部を添加し、3分間にわたり混合す
る。この方法は、ゴム、カーボンブラックおよびスコー
チ禁止剤の非常に良好な混合物を与える。次にゴム10
0部当りテトラメチルチウラムジスルフィド2部、N−
オ中シジェチVノペンゾチアゾール−2−スルフィンア
ミド1部、酸化亜鉛5部および硫黄0.3部を、ローリ
ングバンクを用いて1分間にわたりゴムにミル混合し、
引続き該ミル混合機に更KIO回通す。
続いてこの配合ゴムの12.1tl:(250ア)での
ムーニースコーチ値を定めるため、ASTMDI077
法を用いて試験する。ムーニースコーチが5および10
ポイント上昇することで定められる値(夫々T−5およ
びT−10と記す)Fi卓越した値となる。T−5スコ
ーチ値娘、15分以上が一般に適正なスコーチ安全のた
めに必要と考えられ、本性を用いることにより容易に達
成することができる。
実施例2 本実験は対照実験であり、商業的に入手可能なカルボキ
シル化ニトリルゴムのフライナック(Kテynac) 
  221の100部を、バンバリーミキサ−内で7タ
ル酸ジプチル5部、ステアリン酸1部2部、カーボンブ
ラック40部、テトラメチルチウラムジスルフィド(チ
ウラムウルトラ促進剤)2部、N−オキシジエチレンベ
ンゾチア/ −ルー2−スルフェノアミド(スルフェン
アミド促進剤31部、酸化亜鉛5部および硫黄Q5部と
混合した。
vcKこの配合ゴムの原ムーニースコーチ厘の測定試験
を行なった。ムーニースコーチ値は、ASTMDI07
7法を用い、121C(250iF)の操作温度で5ポ
イント上昇[(7’−5と記す)を測定した。このカル
ボキシル化コムは、ステアリ/、WItのみでスコーチ
保護を行なったもので、その原ムーニースコーチT−5
値は7.5分間に過ぎなかった。
スコーチ問題は、高温・高湿の気候下ではその取扱いが
一層困難となる。実際、高温および高湿が重なる環境下
でカルボキシル化ゴムを貯蔵すると、ゴムは非常に短時
間で駄目になる。例えば、本実験で詞aされた配合ゴム
は、温度38℃(1ω下)および相対湿度92%で72
時間貯蔵すると駄目になった。実際、このゴムのこの湿
度経時試験におけるスコーチ値は大変高くて大部分の用
途に便用不可であり、最小ムーニースコーチは測定でき
ぬほど大であった。すなわち、このゴムのスコーチ安全
性は非常に不良だったので、ムーニースコーチT−5値
を測定することはできなかった。
実施例3 本実験は、ステアリン酸1部の代りにAHA 1部を使
用したことを除き、実施例2に記載の方法と同一の方法
を用iて行なった。すなわち、本配合ゴムは、ステアリ
ン酸1部と4SAI部をスコーチ禁止剤として含有した
。次に実施例2で説明した方法を用いて、このゴムの原
ムーニースコーチ値および湿度経時ムーニースコーチ値
を測定する試験を行なった。
本配合ゴムの原ムーニースコーチr−5値は24分であ
ると測定され、ステアリン酸のみでスコーチ保護を行な
った実施例2のゴムの測定値7.5分の厘に比べてはる
かに良好である。このカルボキシル化コムは、湿度経時
ムーニースコーチT−5値(38℃(100下)および
相対湿度92%で72時間後)の測定も行ない、4.7
分であった。
すなわち湿度経時処理は本ゴムのスコーチ安全性をかな
り低下させたが、それでもそのスコーチ安全性は、湿度
経時処理後ですら、実施例2のゴムの値よりはるかに良
好であった。
実施例4 本実験は、1.75部のナルフTM10Bをパンバリー
ミキサー内でその他の試薬と共にゴムに混合したことを
除き、実施例3に記載の方法と同じ方法を用いて実施し
た。本配合カルボキシル化ゴムを測定すると、原ムーニ
ースコーチT−5値は27分であり、湿度経時処理後の
ムーニースコーチデー5値は10分であった。すなわち
、このゴムの原ムーニースコーチ値は実施例3で試験し
たゴムよりも若干良好であり、湿度8時処理ムーニース
コーチ値ははるかに良好であった。
本実験は、実施例3に記載のASA含有ゴム組成物にカ
ルコ108を添加すると、高温・高温条件下でのムーニ
ースコーチ保護が大幅に改善されることを明らかに示し
ている。カルコ108を添加すると、それとASAが反
応してAHAの塩を形成し、それがカルボキシル化ゴム
のスコーチ保護を改善する。
本実験にて調製した配合ゴムは、163℃(325下)
におけるレオメータ硬化特性の試験も行なった。レオメ
ータ加硫特性の測定は、モンサント(Noルaanto
 )振動円板レオメータを用いて行なった。振動円板レ
オメータについては、ロバート、オー、パビットCRo
bgrt O,Babbit)編Vandarbilt
 Rsbbmr Handbook (バンダービルト
ゴムハンドブック:米国コネチカット州ノーウオークの
アール、ティーバンダービルト社(R,T。
Vandarbilt CoynpanLInc、、)
 1978年)第583−591頁に記載されている。
この硬化針の使用法および曲線からの標準化値の読み方
は、ASTM  D−2084に詳記されている。バン
グ−ビルトゴムハンドブックの木版@588頁に、振動
円板レオメータにて得られる代表的硬化曲線が示されて
いる。
この振動円板レオメータでは、配合ゴム試料が一定振幅
の振動剪断作用を受ける。被験ストーク(5talk)
に埋置された振動円板が加硫温度でローターを振動させ
るために要するトルクを測定するのである。この硬化試
験を用いて得られる値は、ゴムまたは配合処決の変化が
非常に容易に検出さ、れるが故に非常に重要である。硬
化速度が速いことが通常有利なることは明らかである。
163℃(325″F)加硫のカルボキシル化重合物で
は、T’09 GおよびT’C95値が20分以内なる
ことが通常好適である。
得られた硬化曲線は、最小トルクCML)、最大トルク
(MH)、トルク増大90%までの時間(分)(T’C
90)およびトルク増加95%までの時間ω) (T’
C95)を決定するために使用畜れた。
T’C90およびT’C95は夫々T′90およびT′
95と等価である。
本ゴムは、最小トルク(ML)8.1. 最大トルク(
MH) 91.4、T’C90が11.5分、T’C9
5が17.8分であった。ASAのカルコ108塩はカ
ルボキシル化ゴムのムーニースコーチ抵抗を大幅に改善
し、その硬化速度をあまり遅らせなかった。
カルコ108とAHAを組み合せると、当業者がスコー
チ禁止剤として非常に広範に使用しているステアリン酸
に比べて大へんな利点をもたらすことが明らかである。
本実施例から、高温・高湿の環境でゴムを便用する場合
には、AHA塩はAHAよりも良好なスコーチ禁止剤な
ることも明らかである。
実施例5 本実験で使用した方法は、パンバリーミ争す−に添加す
る前に、カルコ108とASAを、AHA:カルコ10
8■1:2の比で予備反応させたことを除き、実施例4
に詳記の方法と同一であった。
本実施例では、21hmの予備反応したAHA/ナルコ
カル8混合物をクライナックス21に添加した。本実施
例は、ゴムにステアリン酸を混合しなかった点でも実施
例4と異なる。
このゴムを測定した結果、原ムーニースマーチT−5[
は24.6分であり、IJi度d時処理ムーニースコー
チ値は10.5分であった。これらのムーニースコーチ
値は非常に良好であり、本実施例はASAをカルコ10
8と予備反応して塩となし、そのあとスコーチ禁止剤と
してカルボキシル化ゴムにくまなく分布させ得ることを
示す。
実施例6 本実験では、AHAのカルシウム塩2部をゴムに混合し
たことを除き、実施例5に詳記の方法を賀用した。この
ゴムは、原ムーニー値T−5値が16.4分であり、湿
度経時処理ムーニースコーチT−5値が6.6分であっ
た。本実施例は、こはく酸誘導体のカルシウム塩がスコ
ーチ禁止剤として使用可能なることを明らかに示してい
る。
実施例7 本実験では、ブタジェン約66%、アクリロニトリル2
7%、メタクリル酸7%を含有するカルボキシル化ニト
リルゴムを使用した。このゴムをバンバリーミキサ−内
でフタル酸ジプチル(可塑剤)5flls、ステアリン
酸1部、カーボンブラック40部、硫黄0.5部、テト
ラメチルチウラムジスルフィド(ウルトラ促進剤)2部
、N−オキシジエチレンヘンソチアソール−2−スルフ
ェンアミド(促進剤)1部、酸化亜鉛5部およびAS、
tの亜鉛塩2部と混合した。このゴムは、原ムーニース
コーチT−5値が31.6分であり、38℃(100下
)ならびに相対湿度92%で72時間貯蔵したあとの湿
度経時処理したムーニースコーチT−5値は20.6分
であった。本実施例は、こけく酸誘導体の亜鉛塩が、カ
ルボキシル化ゴムのスコーチ禁止剤として秀れた性質を
有することを示す。
幾つかの代表的実施態様および詳細を、本発明を説明す
る目的で示してきたが、当業者には、本発明の範囲から
逸脱することなく各種の変更ならびに修正が可能なるこ
とは明らかであろう。
(外4名)

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1)カルボキシル化ゴム、および
  2. (2)下記構造式を有するこはく酸誘導体塩の少くとも
    1種を含有し、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し式中、Rは8乃至25個の炭素原子を含有するア
    ルキルまたはアルケニル部分であり、Mはプラス1価ま
    たはプラス2価の陽イオンであり、かつnは1または2
    であって、Mがプラス1価ならばnは1であり、Mがプ
    ラス2価ならばnは2である。)、該こはく酸誘導体塩
    がカルボキシル化ゴム組成物にくまなく分布されて前記
    ゴム組成物のスコーチ安全性を改善することを特徴とす
    る、スコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム組
    成物。 (2)前記のRが、12乃至17個の炭素原子を含有す
    るアルケニル部分である特許請求の範囲第(1)項に記
    載のスコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム組
    成物。
  3. (3)Mが、リチウム、ナトリウムおよびカリウムから
    なる群から選択される一価金属である特許請求の範囲第
    (1)項に記載のスコーチ抵抗性が改善されたカルボキ
    シル化ゴム組成物。
  4. (4)前記のRが、 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる構造式を有する特許請求の範囲第(2)項に記載の
    スコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム組成物
  5. (5)Mが置換アンモニウムイオンである特許請求の範
    囲第(1)項に記載のスコーチ抵抗性が改善されたカル
    ボキシル化ゴム組成物。
  6. (6)Mがポリ4級アンモニウムイオンである特許請求
    の範囲第(5)項に記載のスコーチ抵抗性が改善された
    カルボキシル化ゴム組成物。
  7. (7)カルボキシル化ゴム組成物にくまなく分布される
    金属酸化物を更に含有する特許請求の範囲第(1)項に
    記載のスコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム
    組成物。
  8. (8)前記の金属酸化物が、酸化亜鉛、酸化マグネシウ
    ム、酸化銅、酸化カルシウムおよび酸化ニッケルからな
    る群から選択される特許請求の範囲第(7)項に記載の
    スコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム組成物
  9. (9)前記の金属酸化物が酸化亜鉛である特許請求の範
    囲第(8)項に記載のスコーチ抵抗性が改善されたカル
    ボキシル化ゴム組成物。
  10. (10)前記のカルボキシル化ゴムが、メタクリル酸、
    スチレンおよびブタジエンの三元共重合物;メタクリル
    酸、アクリロニトリルおよびブタジエンの三元共重合物
    ;アクリル酸、アクリロニトリルおよびブタジエンの三
    元共重合物;メタクリル酸、塩化ビニリデンおよびブタ
    ジエンの三元共重合物;メタクリル酸とブタジエンの共
    重合物;およびメタクリル酸とイソプレンの共重合物か
    らなる群から選択される特許請求の範囲第(1)項に記
    載のスコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム組
    成物。
  11. (11)前記のカルボキシル化ゴムが、メタクリル酸、
    アクリロニトリルおよびブタジエンの三元共重合物であ
    る特許請求の範囲第(10)項に記載のスコーチ抵抗性
    が改善されたカルボキシル化ゴム組成物。
  12. (12)前記のこはく酸誘導体塩の全濃度が、0.05
    乃至5重量phrである特許請求の範囲第(1)項に記
    載のスコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム組
    成物。
  13. (13)Mがポリ4級アンモニウムである特許請求の範
    囲第(4)項に記載のスコーチ抵抗性が改善されたカル
    ボキシル化ゴム組成物。
  14. (14)前記のこはく酸誘導体塩の全濃度が、0.05
    乃至5重量phrである特許請求の範囲第(13)項に
    記載のスコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム
    組成物。
  15. (15)カルボキシル化ゴム組成物にくまなく分布され
    る酸化亜鉛を更に含有する特許請求の範囲第(14)項
    に記載のスコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴ
    ム組成物。
  16. (16)前記のカルボキシル化ゴムが、カルボキシル化
    ニトリルゴムである特許請求の範囲第(15)項に記載
    のスコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム組成
    物。
  17. (17)前記のポリ4級アンモニウムが下記構造式を有
    する特許請求の範囲第(16)項に記載のスコーチ抵抗
    性が改善されたカルボキシル化ゴム組成物:▲数式、化
    学式、表等があります▼ 但し式中、xは2乃至15の整数である。
  18. (18)前記のこはく酸誘導体塩の全濃度が、0.1乃
    至15重量phrである特許請求の範囲第(17)項に
    記載のスコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム
    組成物。
  19. (19)Mが亜鉛である特許請求の範囲第(4)項に記
    載のスコーチ抵抗性が改善されたゴム組成物。
  20. (20)こはく酸誘導体の亜鉛塩の全濃度が、0.05
    乃至5重量phrである特許請求の範囲第(19)項に
    記載のスコーチ抵抗性が改善されたカルボキシル化ゴム
    組成物。
  21. (21)ゴム組成物のスコーチ安全性を改善するために
    、下記構造式を有する少くとも1種のこはく酸誘導体塩
    をカルボキシ化ゴムにくまなく分布させることを特徴と
    するカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改善
    する方法: ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中、Rは8乃至25個の炭素原子を含有するアル
    キルまたはアルケニル部分であり、Mは陽イオンであり
    、かつnは1または2であって、Mがプラス1価ならば
    nは1であり、Mがプラス2価ならばnは2である。
  22. (22)Rが12乃至17個の炭素原子を含有するアル
    ケニル部分である特許請求の範囲第(21)項に記載の
    カルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改善する
    方法。
  23. (23)Mがリチウム、ナトリウムおよびカリウムから
    なる群から選択される一価金属である特許請求の範囲第
    (21)項に記載のカルボキシル化ゴム組成物のスコー
    チ抵抗性を改善する方法。
  24. (24)Rが構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する特許請求の範囲第(22)項に記載のカルボキ
    シル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改善する方法。
  25. (25)Mが置換アンモニウムイオンである特許請求の
    範囲第(21)項に記載のカルボキシル化ゴム組成物の
    スコーチ抵抗性を改善する方法。
  26. (26)Mがポリ4級アンモニウムイオンである特許請
    求の範囲第(25)項に記載のカルボキシル化ゴム組成
    物のスコーチ抵抗性を改善する方法。
  27. (27)カルボキシル化ゴム組成物にくまなく分散され
    る金属酸化物を更に含有する特許請求の範囲第(21)
    項に記載のカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性
    を改善する方法。
  28. (28)前記の金属酸化物が酸化亜鉛、酸化マグネシウ
    ム、酸化銅、酸化カルシウムおよび酸化ニッケルからな
    る群から選択される特許請求の範囲第(27)項に記載
    のカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改善す
    る方法。
  29. (29)前記の金属酸化物が酸化亜鉛である特許請求の
    範囲第(28)項に記載のカルボキシル化ゴム組成物の
    スコーチ抵抗性を改善する方法。
  30. (30)前記のカルボキシル化ゴムが、メタクリル酸、
    スチレンおよびブタジエンの三元共重合物;メタクリル
    酸、アクリロニトリルおよびブタジエンの三元共重合物
    ;アクリル酸、アクリロニトリルおよびブタジエンの三
    元共重合物;メタクリル酸、塩化ビニリデンおよびブタ
    ジエンの三元共重合物;メタクリル酸とブタジエンの共
    重合物;およびメタクリル酸とイソプレンの共重合物か
    らなる群から選択される特許請求の範囲第(21)項に
    記載のカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改
    善する方法。
  31. (31)前記のカルボキシル化ゴムが、メタクリル酸、
    アクリロニトリルおよびブタジエンの三元共重合物であ
    る特許請求の範囲第(30)項に記載のカルボキシル化
    ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改善する方法。
  32. (32)前記のこはく酸誘導体塩の全濃度が0.05乃
    至5重量phrである特許請求の範囲第(21)項に記
    載のカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改善
    する方法。
  33. (33)Mがポリ4級アンモニウムである特許請求の範
    囲第(24)項に記載のカルボキシル化ゴム組成物のス
    コーチ抵抗性を改善する方法。
  34. (34)前記のこはく酸誘導体塩の全濃度が0.05乃
    至5重量phrである特許請求の範囲第(33)項に記
    載のカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改善
    する方法。
  35. (35)カルボキシル化ゴム組成物にくまなく分散され
    る酸化亜鉛を更に含有する特許請求の範囲第(34)項
    に記載のカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を
    改善する方法。
  36. (36)前記のカルボキシル化ゴムが、カルボキシル化
    ニトリルゴムである特許請求の範囲第(35)項に記載
    のカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改善す
    る方法。
  37. (37)前記のポリ4級アンモニウムが下記構造式を有
    する特許請求の範囲第(36)項に記載のカルボキシル
    化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改善する方法: ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中、xは2乃至15の整数である。
  38. (38)前記のこはく酸誘導体塩の全濃度が、0.1乃
    至1.5重量phrである特許請求の範囲第(37)項
    に記載のカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を
    改善する方法。
  39. (39)Mが亜鉛である特許請求の範囲第(24)項に
    記載のカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改
    善する方法。
  40. (40)こはく酸誘導体の亜鉛塩の全濃度が、0.05
    乃至5重量phrである特許請求の範囲第(39)項に
    記載のカルボキシル化ゴム組成物のスコーチ抵抗性を改
    善する方法。
JP60197526A 1984-09-07 1985-09-06 カルボキシル化ゴムのスコーチ禁止剤 Granted JPS6166734A (ja)

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